JPS6139663A - デ−タ通信用結合装置 - Google Patents

デ−タ通信用結合装置

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JPS6139663A
JPS6139663A JP13977184A JP13977184A JPS6139663A JP S6139663 A JPS6139663 A JP S6139663A JP 13977184 A JP13977184 A JP 13977184A JP 13977184 A JP13977184 A JP 13977184A JP S6139663 A JPS6139663 A JP S6139663A
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coupling device
data communication
telephone line
wired telephone
signal
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JP13977184A
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Takahito Ooi
大井 卓人
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L13/00Details of the apparatus or circuits covered by groups H04L15/00 or H04L17/00

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、有線電話回線を利用してコンピュータにより
データ通信を行う場合に、コンピュータと有線電話回線
との間に接続され、コンピュータと有線電話回線とを結
合するデータ通信用結合装置に関するものである。
従来技術 有線電話回線を利用して、例えばコンピュータどうしで
データ通信を行うような場合、第1図に示すように、コ
ンピュータ1はデータ通信用のR3232C端子を備え
、R5232C端子を変復調器(以下、モデムという)
2および網制御装置(以下、NCUという)3を介して
有線電話回線4に接続している。
コンピュータ1のR5232(47M子より出力された
データ信号は、モデム2において音響信号(音声帯域の
信号)に変調され、NCU3により有線電話回線4に送
出され、あるいは有線電話回線4より送られてきた音響
信号をNCU3を介してモデム2で受信し、モデム2に
おいてデータ信号に復調して、コンピュータ1のR32
32C端子に送出している。
発明が解決しようとする問題点 このように有線電話回線を利用してコンピュータにより
データ信号を行うためには、コンピュータはR3232
Cに代表される通信用端子を備えたものでなければなら
ず、さらにはモデムおよびNCUをコンピュータと有線
電話回線との間に設けなければならず、システム全体と
してみた場合に、複雑で高価になるという欠点がある。
問題点を解決するための手段 本発明の目的は、上記問題点を解消したデータ通信用結
合装置を提供することにある。
このため本発明は、外部記憶装置としてオーディオレコ
ーダを接続することのできるオーディオインターフェー
スを内蔵するコンピュータの前記オーディオインターフ
ェースと、有線電話回線とを結合し、前記有線電話回線
を介してデータ通信を行うためのデータ通信用結合装置
であって、前記有線電話回線を直流的に保持する保持手
段と、前記有線電話回線と前記オーディオインターフェ
ースとの間で少なくとも電気信号の伝達を行う結合手段
と、前記有線電話回線と前記オーディオインターフェー
スとの間の電気的な性質を適合させる適合手段とを備え
ることを特徴とするものである。
作用 プログラムあるいはデータを格納する外部記憶装置とし
てオーディオレコーダを接続することのできるコンピュ
ータは、オーディオインターフェースを内蔵している。
R3232C端子を有さないような安価なマイクロコン
ビューり、パーソナルコンピュータであっても、一般に
、外部記憶装置としてオーディオレコーダを接続できる
ようになっている。したがって、大半の安価なコンピュ
ータはオーディオインターフェースを内蔵していると言
うことができる。
オーディオインターフェースは、コンピュータ内部の記
憶装置、演算装置、制御装置と、外部記憶装置としての
オーディオレコーダとの間の信号の授受に際し、データ
信号と音響信号との変換を行っている。
本発明は、以上の事実に着目し、R3232C端子を有
さないコンピュータであっても、モデムを用いずに有線
電話回線を利用してデータ通信を行うことができるよう
にするものである。オーディオインターフェースは、元
来、有線電話回線を利用したデータ通信を目的としたも
のではないから、これを利用してデータ通信を行おうと
すれば、有線電話回線を保持したり、有線電話回線とオ
ーディオインターフェースとの間のインピーダンス整合
、レベル整合などの電気的性質の適合等を図るために、
オーディオインターフェースと有線電話回線との間に接
続する特殊な結合装置が新たに必要となる。
本発明データ通信用結合装置によれば、有線電話回線を
保持する手段、オーディオインターフェースと有線電話
回線との間で少なくとも電気信号の伝達を行う手段、電
気的特性を適合させる手段を備えているので、コンピュ
ータのオーディオインターフェースを用い、有線電話回
線※こよるデータ通信が可能となる。したがって、コン
ピュータは、R5232C端子を有する必要はなく、さ
らにはモデムも不必要となる。
実施例 第2図は、本発明データ通信用結合装置の基本的構成を
説明するための図である。結合装置5は、コンピュータ
ーの内蔵するオーディオインターフェース6のオーディ
オ端子7と有線電話回線4との間に接続され、基本的に
は、保持手段8と結合手段9と適合手段10とから構成
されている。なお、本明細書において、有線電話回線と
は、−膜交換電話網、特定通信回線、専用回線、構内回
線、公衆通信回線、インターホン回線等の有線回線を含
むものとする。
保持手段8は、有線電話回線4を直流的に保持するため
のものであり、例えば塞流線輪、中継線輪、抵抗等で構
成することができる。結合手段9は、有線電話回線とコ
ンピュータ1のオーディオインターフェース6との間で
少なくとも電気信号の伝達を行わせるためのものであり
、例えば結合コンデンサ、中継線輪等で構成することが
できる。
適合手段10は、有線電話回線とオーディオインターフ
ェース6との間の電気的な性質、例えばインピーダンス
、信号レベル、信号波形、帯域等を適合させるためのも
のであり、インピーダンス整合回路、レベル整合回路、
波形整合回路およびフィルタ回路のうち少なくとも1つ
の回路を有している。
例えば、一般に有線電話回線は、回線側よりみた場合、
交流的に600Ωのインピーダンスを要求している。R
5232C端子に代表されるデータ通信用端子を有する
コンピュータを用い、モデムとNCUを使用してデータ
通信を行う場合には、モデムとNCU側は通常は600
Ωのインピーダンスを有するように構成されているので
、コンピュータのデータ通信用端子をモデムに接続する
だ1.3でよく、インピーダンス整合の問題は生じない
。また、信号レベルもモデム側で適合させるようになっ
ている。しかし、本発明のようにコンピュータのオーデ
ィオインターフェースを用いてデータ通信を行う場合、
オーディオインターフェースは、本来、データ通信用に
構成されていないので、インピーダンス整合回路が必要
となることがある。また、コンビューク側の音響信号の
レベルと回線側の音響信号のレベルを適合させるために
、例えば増幅器や減衰器等のレベル整合回路が必要とな
る場合もある。さらには、コンピュータのオーディオイ
ンターフェースから出力される音響信号が歪んでいるよ
うなときには、波形整形回路を用いて波形整形を行った
後、有線電話回線に送出することか必要となることがあ
る。また、接続する有線電話回線が一般交換電話網の場
合には、通話帯域外の不要送出信号レベルを一定の基準
以下に抑える目的のために帯域フィルタ回路等を用いる
ことが必要となることがある。また、送出信号レベルの
最大値を制限する手段等も必要となる。
以下に本発明データ通信用結合装置の種々の実施例を詳
細に説明する。
第3図は、コンピュータから有線電話回線に音響信号を
送信する場合にのみ、あるいはを線電話回線からコンピ
ュータに音響信号を受信する場合にのみ用いることので
きる結合装置の実施例を示す。
第3図(A)は、主として送信用結合装置の実施例であ
り、保持手段として塞流線輪11を、結合手段として結
合コンデンサ12を、適合手段としてインピーダンス整
合用の抵抗13を用いたものである。塞流線輪11は、
交流的にはハイインピーダンスであるが、直流的には例
えば50Ωの抵抗を有しており、有線電話回線を直流的
に保持することができる。
結合コンデンサ12は、不所望な直流成分をカントする
と共に、有線電話回線からの音響信号をコンピュータの
オーディオインターフェースに涌過させる、すなわち有
線電話回線とオーディオインターフェースとを交流的に
結合させている。
インピーダンス整合用抵抗13は、オーディオインター
フェースの出力インピーダンスが一般に小さいから、イ
ンピーダンスを増大させるために回路に直列に挿入され
、回線インピーダンスとの整合を図っている。
以上のような構成の結合装置は、外部用端子14を備え
ており、この端子は出力線(図示せず)を経て、コンピ
ュータのオーディオ端子に接続される。
第3図(B)は、第3図(A)の実施例において、保持
手段として塞流線輪11の代わりに抵抗15を用いた場
合の実施例を示す。このように保持手段として抵抗を用
いることも可能であり、塞流線輪に比べて安価であるか
ら、結合装置のコストダウンを図るには特に好適である
第3図(C)は、第3図(A)および第3図(B)の実
施例において、保持手段と結合手段とを1個の中継線輪
16で構成した実施例を示す。中継線輪により、直流的
な保持と交流的な結合の両方の機能を図すことができる
第3図(D)は、第3図(A)、(B)、(C)の実施
例が主として送信用の結合装置であるのに対し、主とし
て受信用の結合装置の実施例を示す。この実施例は、第
3図(C)の実施例において、インピーダンス整合用抵
抗17を回路に並列に挿入したものである。並列に挿入
する理由は、オーディオインターフェースの入力インピ
ーダンスが一般に大きいから、回線インピーダンスとの
整合を図るためにはインピーダンスを小さくする必要が
あるからである。したがって、第3図(A)および(B
)の実施例においても、インピーダンス整合用抵抗を回
路に並列に挿入すれば、受信用結合装置となることがわ
かる。また、オーディオインターフェースの出力インピ
ーダンスが高い場合には、送信用結合装置としても用い
ることができる。同様の理由から、オーディオインター
フェースの入力インピーダンスが低い場合には、第3図
(A)、(B)、(C)の結合装置を受信用結合装置と
しても用いることができる。
第3図(E)は、保持手段、結合手段、適合手段を1個
の中継線輪18で構成した実施例を示す。
中継線輪は、有線電話回線4の直流的な保持および交流
的な結合が可能であるうえ、巻数比を変えることによっ
てインピーダンス・を変えることができるし、信号レベ
ルを変えることもできるので、インピーダンス整合の機
能およびレベル整合の機能をも果たすことができる。
第3図(F)および(G)は、適合手段として増幅器を
用いた実施例であり、それぞれ送信用および受信用の結
合装置を示している。一般に、増幅器の出力インピーダ
ンスは小さく、入力インピーダンスは大きいから、第3
図(F)の実施例では増幅器19の出力側にはインピー
ダンスを太き(するための整合用抵抗20を回路に直列
に挿入し、第3図(G)の実施例では増幅器21の入力
側にはインピーダンスを小さくするための整合用抵抗2
2を回路に並列に挿入している。保持手段および結合手
段は、第3図(C)および(D)の実施例と同様にそれ
ぞれ1個の中継線輪23.24で構成されている。
以上第3図において説明した実施例は、送信専用または
受信専用の結合装置であるが、送信および受信の両方に
用いることのできる結合装置を構成することもできる。
第4図は、送信および受信の両方に用いることのできる
結合装置の実施例を示す。第4図(A)の実施例は、第
3図(C)および(D)の回路を組合せたものであり、
1個の中継線輪25に対し、送信側回路と受信側回路と
が並列に接続されている。これら送信側回路および受信
側回路は、それぞれ、送信用入力端子26および受信用
出力端子27に接続されており、これら送信用入力端子
26および受信用出力端子27は、それぞれ、出力線お
よび入力線を経てコンピュータのオーディオ端子に接続
される。
この実施例においては、送信側回路にはインピーダンス
整合用抵抗13が回路に直列に挿入されているが、受信
側回路には第3図(D)の場合のようにインピーダンス
整合用抵抗が回路に並列に挿入されていない。これは、
端子26.27がコンピュータのオーディオ端子に接続
された状態では、抵抗13が受信側回路に並列に存在す
るのと等価な状態となり、抵抗13が受信側回路のイン
ピーダンス整合用の抵抗として機能するからである。
第4図(B)は、送受信用の結合装置の他の実施例を示
す。この実施例は、第4図(A)の実施例の変形例であ
り、送信側回路および受信側回路を、中継線輪28の別
個の巻線に接続したものである。
第4図(C)は、送受信用の結合装置の他の実施例を示
す。この実施例は、第3図(F)および(G)の実施例
を組合せたものであり、1個の中継線輪29に対して、
増幅器19を含む送信側回路および増幅器21を含む受
信側回路を並列に接続したものである。本実施例におい
ても、第4図(A)の実施例において説明したと同じ理
由により、受信側回路にはインピーダンス整合用の抵抗
を設ける必要はない。
第4図(D)は、送受信用結合装置の他の実施例を示す
。この実施例は、第4図(C)の実施例の変形例であり
、送信側回路および受信側回路を、中継線輪28の別個
の巻線に接続したちである。
上述したような送信および受信の両方に用いることので
きる結合装置は、受信用出力端子27および送信用入力
端子26を有しており、これらはそれぞれ入力線および
出力線を経てコンピュータのオーディオ端子に接続され
る。このような場合、入力線と出力線とを流れる信号の
干渉がある場合に鳴音が発生するという問題が生じる。
第5図は、鳴音の発生を防止するための手段を設けた実
施例を示す。第5図(A)は、音声スイッチを用いた実
施例である。この実施例は、第4図(C)に示す結合装
置において、送信側増幅器19の入力側に音声スイッチ
30を設け、この音声スイッチ30の出力によって受信
側増幅器21の作動を制御するようにしたものである。
音声スイッチ30がコンピュータから出力される音響信
号を検出すると、受信側増幅器21に制御信号を送り、
受信側増幅器21を不作動にし、入力線に音響信号が出
力されないようにして、鳴音の発生を防止している。
第5図(B)は、鳴音の発生を防止するようにした他の
実施例を示す。この実施例は第4図(C)の結合装置に
おいて、2線4線分離回路を用いたものである。2線4
線分離回路は、ハイブリッドトランス、インピーダンス
ブリッジ等の種々の回路があるが、インピーダンスブリ
ッジのものを一例として示し、以下に説明する。インピ
ーダンスブリッジのA点とB点との間には送信側増幅器
19が接続され、0点とD点との間には受信側増幅器2
Iが接続され、B点とD点との間には中継線輪29が接
続される。ブリッジのインピーダンスをZl+22)Z
3 とし、B、D点より中継線輪側をみたインピーダン
スをZLとした場合、 z2   z。
Z3    ZL の関係が成立するように構成されている。したがって、
ブリッジは平衡し、0点とD点の電位はだいたい同じに
なる。受信側増幅器21が差動増幅器q である場合には、送信側増幅器19からの音響信号は受
信側増幅器21には入力されないので鳴音の発生が防止
される。
鳴音防止の方法は、以上説明した音声スイッチおよび2
線4線分離回路に限定されるものではなくいかなる種類
の鳴音防止手段とすることもできる。
以上は、鳴音の発生防止について説明したが、次に、例
えば2線よりなる有線電話回線の1線が大地に接地され
ているような場合、結合装置のグラウンド電位が大地電
位に等しくないときには、結合装置に絶縁中継手段を設
ける必要がある。第3図(C)〜(C)の実施例に示す
ように、中継線@16.18.23.24は、絶縁中継
手段として機能するから、第3図(C)〜(G)に示す
実施例は絶縁中継手段を有する結合装置でもある。絶縁
中継手段は、中継線輪に限られるものではなく、いかな
る種類の絶縁中継手段をも用いることもできる。
第6図は、絶縁中継手段としてホトカプラを用いた実施
例を示す。送信側増幅器19とダイオードブリッジ31
との間にホトカプラ32が、受信側増幅器21とダイオ
ードブリッジ31との間にホトカプラ33が設けられて
いる。これらホトカプラは、発光素子としてのホトダイ
オード34.35、受光素子としてのホトトランジスタ
36.37より構成されており、ホトカプラ内では電気
信号は光信号に変換されて伝送されるので絶縁中継手段
として機能することができる。なお、ダイオードブリッ
ジ31は図面右下に示すように4([1aのダイオード
のブリッジであり、接続される有線電話回線4の極性に
かかわらず、常に一定の極性を確保するためのものであ
る。
以上説明した種々の実施例において、適合手段に増幅器
を用いる場合には、増幅器への電源はそのための電源回
路より供給するのが一般的である。
しかし、有線電話回線には直流電圧が常時供給されてお
り、この直流電圧を増幅器の電源として利用するならば
、上記電源回路が不要になる、すなわち無電源にするこ
とができる。
O 第7図は、以上の考えに基づき増幅器を無電源とした場
合の実施例を示す。この結合装置においては、第6図に
おいて説明したダイオードブリッジ31の+側端子は、
抵抗38を経て平滑コンデンサ39の一端に、ダイオー
ドブリッジ31の一側端子は、平滑コンデンサ39の他
端に接続されている。そして、平滑コンデンサ39は、
送信側増幅器19の電源端子および入力側増幅器21の
電源端子にそれぞれ並列に接続されている。
有線電話回線4の直流電圧は、ダイオードブリッジ31
および抵抗38を経て平滑コンデンサ39を充電し、こ
のコンデンサの電圧が増幅器19および21へ電源とし
て供給されるので、電源回路は不要となる。なお、抵抗
38は上述したように有線電話回線4より増幅器に電源
を供給すると共に、インピータンス整合の機能をも果た
している。また、トランジスタ40は、送信側増幅器1
9と一緒になって電流駆動形増幅器を構成している。
以上説明した種々の実施例において、コンピュータのオ
ーディオインターフェースから有線電話回線に音響信号
を出力し、あるいは有線電話回線からオーディオインタ
ーフェースに音響信号を入力させるときには、有線電話
回線を保持し、音響信号の出力あるいは入力のないとき
には、有線電話回線を開放することが必要である。
第8図は、有線電話回線4の保持および開放を制御する
外部制御手段、例えば結合装置に接続されデータ通信に
利用しようとしているコンピュータ、あるいは別の制御
手段からの制御信号を受信する制御用端子4L 42を
有する実施例を示す。この実施例では、保持制御用端子
41と開放制御用端子42とを備えている。保持制御用
端子41は、フリップフロップ43のセット入力端子に
接続され、開放制御用端子42は、フリップフロップ4
3のリセット入力端子に接続されている。フリップフロ
ップ43のセント入力端子およびリセット入力端子は負
論理すなわちアクティブローの入力端子として構成され
ている。フリップフロップ43のQ出力端子はインバー
タ44を介して、リレー45のコイル46の一端に接続
され、コイル46の他端は十電源に接続されている。リ
レー45の接点47は、中継線輪29と有線電話回線4
との間の回路に直列に挿入されており、メータ接点すな
わちリレー45のコイル46に電流が流れると閉じる接
点である。
外部制御手段からの制御信号によって、保持制御用端子
41が接地されローになると、フリップフロップ43の
セット入力はアクティブとなり、フリップフロップ43
がセットされ、Q出力はハイとなる。したがってインハ
′−夕44の出力はローとなり、リレーコイル46に電
流が流れ、リレー接点47をオンして、有線電話回線4
を保持する。
一方、外部制御手段からの制御信号によって開放制御用
端子42が接地されローになると、フリップフロップ4
3のリセット入力はアクティブとなり、フリップフロッ
プ43がリセットされ、Q出力はローとなる。したがっ
て、インバータ44の出力はハイとなり、リレーコイル
46に電流が流れず、リレー接点47をオフし、有線電
話回線4を開放する。
本実施例では、保持制御用端子41および開放制御用端
子42の接地動作は、例えばオープンコレクA タトランジスタのコレクタを制御用端子に接続し、エミ
ッタを接地し、ベースに制御信号を供給して、コレクタ
ーエミッタ間を導通させることにより行うことができる
。以上の実施例では、有線電話回線の保持および開放の
両方を制御しているが、後述する手動のラインスイッチ
と組合せることによって、保持または開放のみを外部制
御手段により制御するようにしてもよい。
第9図は、制御用端子を有する他の実施例を示す。本実
施例によれば、1個の制御用端子48を備え、この制御
用端子を外部制御手段からの制御信号によって、電気的
に閉じることによって有線電話回線4を保持し、電気的
に開くことによって有線電話回線を開放することができ
る。制御用端子48の電気的開閉は、スイッチの接点、
リレーの接点あるいは半導体スイッチ等を接続すること
によって行うことができる。本実施例は、外部制御手段
からの制御信号によって有線電話回線の保持、開放を繰
り返すことにより、直流パルス形選択信号を有線電話回
線に送出し、自動発信を行わせる場合にも用いることが
できる。また、接続するコンピュータが、特に、オーデ
ィオ端子に接続するオーディオレコーダの動作のオン、
オフを行ういわゆるリモート端子を有するような場合に
は、そのリモート端子を制御用端子48に接続して用い
ることができる。
第10図は、制御用端子を有するさらに他の実施例を示
す。この実施例では保持制御および開放制御共用の制御
用端子49を備え、この制御用端子は、フリップフロッ
プ43のセント入力端子に、他方ではインバータ50を
経てリセット入力端子に接続されている。フリップフロ
ップ43のセント入力端子およびリセット入力端子は、
共にアクティブローの入力端子を構成している。フリッ
プフロップ43のQ出力端子は、インバータ44を介し
て、リレー45のコイル46の一端に接続され、コイル
46の他端は十電源に接続されている。リレー45の接
点47は、中継線輪29と有線電話回線4との間の回路
に直列に挿入されている。
外部制御手段からの制御信号によって、制御用端子49
が接地されローになると、フリツプフロップ43のセン
ト入力はアクティブとなり、フリップフロップ43がセ
ットされ、Q出力はハイとなる。
したがってインバータ44の出力はローとなり、リレー
コイル46に電流が流れ、リレー接点47をオンして、
有線電話回線4を保持する。
次に、外部制御手段からの制御信号によって制御用端子
49の接地が解除されハイになると、インバータ50の
出力はローとなり、フリップフロップ43のリセ・7ト
入力はアクティブとなり、フリップフロップ43リセン
トされ、Q出力はローとなる。
したがって、インバータ44の出力はハイとなり、リレ
ーコイル46に電流が流れず、リレー接点47をオフし
、有線電話回線4を開放する。
本実施例は、第9図の実施例と同様に、外部制御手段か
らの制御信号によって有線電話回線の保持、開放を繰り
返すことにより、直流パルス形選択信号を有線電話回線
に送出し、自動発信を行わせる場合にも用いることがで
きる。また、接続するコンピュータが、特に、オーディ
オ端子に接続するオーディオレコーダの動作のオン、オ
フを行ういわゆるリモート端子を有するような場合には
、そのリモート端子を制御用端子49に接続して用いる
ことができる。
以上、第8図、第9図および第10図の実施例では、有
線電話回線の保持、開放を外部制御手段からの制御信号
に基づいて行っているが、手動のラインスイッチを設け
て手動により行うこともできる。
第11図は、手動のラインスイッチを備える実施例を示
す。本実施例は、第8図に示す実施例において、保持制
御用端子41を保持用ラインスイッチ51に置き換え、
開放制御用端子42を開放用ラインスイッチ52に置き
換えた構造となっている。これらラインスイッチ51.
52は押した瞬間だけ閉じるモーメンタリスイッチであ
る。本実施例の動作は、第8図の実施例の動作と同じで
あり、保持用ラインスイッチ51を押すと、有線電話回
線4が保持され、開放用ラインスイッチ52を押すと、
有線電話回線4が開放される。
第12図は、手動のラインスイッチを備える他の実施例
を示す。本実施例は、中継線輪29の有線電話回線側に
手動のラインスイッチ53を設けたものであり、図にお
いてラインスイッチ53を右にスライドさせるとスイッ
チが閉じて有線電話回線4を保持し、ラインスイッチ5
3を左にスライドさせるとスイッチが開いて有線電話回
線4が開放される。
以上説明した第11図および第12図の実施例では、手
動のラインスイッチにより保持および開放の両方を行っ
たが、保持および開放の一方を手動のラインスイッチに
より行い他方を第8図、第9図および第10図に示した
実施例のように外部制御用端子に設けて、外部制御手段
からの制御信号によって行わせることもできる。また、
第9図の実施例と第12図の実施例とを組合せて、手動
スイッチが、手動による保持、開放の切換え位置、およ
び外部制御手段により保持、開放を行う切換え位置を有
するようにしてもよい。
以上第8図〜第12図に示した実施例では、有線電話回
線が開放されているときには、リレー接点がオンし、あ
るいはラインスイッチが開いているので、有線電話回線
と中継線輪との間が遮断されている。したがって、有線
電話回線の開放状態では、仮に交流のベル信号等の着呼
信号が有線電話回線に来ていても着呼信号をコンピュー
タ側に送出し得ないので自動着信に用いることができな
い。
第13図は、自動着信を行う場合に用いることのできる
結合装置の実施例を示す。本実施例では例えば第8図、
第10図および第11図の実施例に示されているリレー
接点あるいは第12図の実施例に示されている手動ライ
ンスイッチ(図中、リレー接点および手動ラインスイッ
チを代表してスイッチ54で示す)に並列に、交流信号
を通過させる手段、例えばコンデンサ55と抵抗56と
からなる回路を設けている。したがって、スイッチ54
がオフしている、すなわち有線電話回線4が開放されて
いる場合にも、有線電話回線からの着呼信号は、コンデ
ンサ55、抵抗56、中継線輪29、入力側増幅器21
を経てコンピュータに送出される。コンピュータが着呼
信号を認識すると、第8図、第9図および第10図の実
施例において説明したように制御信号を送出して、有線
電話回線を保持させるようにすれば、自動着信を行うこ
とが可能となる。
第14図は、自動着信に用いることのできる他の実施例
を示す。本実施例によれば、有線電話回線4の両端を、
コンデンサ57.58および抵抗59.60を介して増
幅器61に接続し、増幅器61の出力端子を受信側増幅
器21の入力端子に接続している。スイッチ54がオフ
しており、したがって有線電話回線が開放されている場
合にも、着呼信号は交流信号を通過させる回路57.5
8.59.60を経て増幅器61に送られ、コンピュー
タに送出されることとなる。
回線を保持せず開放の状態においても着呼信号等の交流
信号をコンピュータ側に送出する回路は、第13図およ
び第14図に限定されるものではなく他のいかなる回路
をも用いることができる。
以上説明した第13図および第14図の実施例は、着呼
信号や音声信号等の音客信号をコンピュータに送出する
だけの機能しか有しておらず、結合袋置自体が着呼信号
を検出したり、着呼信号を検出すると有線電話回線を保
持したりするような機能を有していない。
第15図は、このような機能をも有する結合装置の実施
例を示す。本実施例は、第11図の実施例において、リ
レー接点47の有線電話回線側にコンデンサ57.58
および抵抗59.60よりなる交流信号通過回路を経て
、着呼信号検出回路62を接続し、この検出回路の出力
端子を、NPN)ランジスタよりなるオープンコレクタ
トランジスタ63のベースに接続し、オープンコレクタ
トランジスタのコレクタをフリップフロップ43のセン
ト入力端子に接続し、オープンコレクタトランジスタの
エミッタを接地したものである。
リレー接点47がオフしており、したがって有線電話回
線4が開放状態にあるとき、着呼信号が有線電話回線よ
り送出されて(ると、この着呼信号は交流信号通過回路
57.58.59.60を経て着呼信号検出回路62に
供給される。着呼信号検出回路62は、着呼信号を検出
すると、オープンコレクタトランジスタ63のベースに
信号を送り、オープンコレクタトランジスタ63をオン
し、コレクターエミッタ間を導通させる。その結果、フ
リップフロップ43がセントされて、リレー接点47が
オンし、有線電話回線4が保持される。
第16図は、着呼信号を検出して有線電話回線を保持で
きる機能を有する他の実施例を示す。この実施例は、第
11図の実施例において、リレー接点47に並列にコン
デンサ55および抵抗56よりなる交流信号通過回路を
接続し、着呼信号検出回路62の入力端子を受信側増幅
器21の出力端子に接続し、着呼信号検出回路62の出
力端子をオープンコレクタトランジスタ63のベースに
接続し、オープンコレクタトランジスタのコレクタをフ
リップフロップ43のセット入力端子に接続し、オープ
ンコレクタトランジスタのエミッタを接地したものであ
る。
リレー接点47がオフしており、したがって有線電話回
線4が開放状態にあるとき、着呼信号が有線電話回線よ
り送出されてくると、この着呼信号は、交流信号通過回
路55.56、中継線輪29、受信 z 側増幅器21を経て着呼信号検出回路62に供給される
。着呼信号検出回路62は、着呼信号を検出すると、オ
ープンコレクタトランジスタ63のベースに信号を送り
、オープンコレクタトランジスタ63をオンし、コレク
ターエミッタ間を導通させる。その結果、フリップフロ
ップ43がセットされて、リレー接点47がオンし、有
線電話回線4が保持される。
以上説明した第15図および第16図の実施例において
、有線電話回線の保持およびまたは開放を、第8図の実
施例のように外部制御手段から行えるようにしてもよい
。この場合、外部制御手段がコンピュータであって、こ
のコンピュータが、特に、オーディオ端子に接続するオ
ーディオレコーダの動作のオン、オフを行ういわゆるリ
モート端子を有するような場合には、そのリモート端子
を制御用端子に接続して用いることができる。
第15図および第16図の実施例は、結合装置自体が自
動着信機能を有する場合であるが、結合装置自体が自動
発信機能を有するように構成することもできる。
第17図は、自動発信を行うことのできる結合装置の実
施例を示す。本実施例は、第11図の実施例において、
インバータ44をNANDゲート64に置き換え、さら
に、シーケンス回路65、パルス発生回路66およびク
ロックを発生する発振器67を設けたものである。フリ
ップフロップ43のセット入力端子はさらにシーケンス
回路65のトリガ入力端子に接続され、Q出力端子はN
ANDゲート64の一方の入力端子に接続されている。
シーケンス回路65のトリガ入力端子は、負論理の入力
端子として構成されている。シーケンス回路65は、ト
リガ信号が供給されると、ダイヤルすべき番号を表わす
信号を本実施例では4ビット信号ライン68を経て、お
よびパルス発生スタートを指示する命令信号を信号ライ
ン69を経て、パルス発生回路66に供給する。パルス
発生回路66は、1つの番号を表わすパルス形選択信号
を送出すると、信号ライン70を経て、次の信号の送出
を要求する命令信号をシーケンス回路65に送る。なお
、パルス発生回路の選択信号出力端子は負論理の端子で
構成されている。
第18図は、本実施例の動作の理解を助けるための波形
およびタイミング図である。第18図を参照しつつ、本
実施例の動作をさらに詳細に説明する。
保持用ラインスイッチ51を押すと〔第18図(a)〕
、フリップフロップ43がセットされ、Q出力はハイと
なり 〔第18図(b)〕、したがってNANDゲート
64の一方の入力はハイになる。同時にシーケンス回路
65のトリガ入力はアクティブとなってトリガされ、パ
ルス発生回路66を作動させる。
パルス発生回路66は、パルス選択信号を発生させるが
、パルス出力端子は負論理の端子であるから、第18図
(C)に示すようにローレベルのパルスとなる。このパ
ルス信号は、NANDゲート64の他方の入力端子に供
給される。NANDゲート64では、フリップフロップ
43のQ出力とのNANDがとられ、第18図(cl)
に示すような信号を出力する。
NANDゲートの出力信号がハイのときには、リレーコ
イル46には電流は流れず、したがってリレー接点47
はオフし、有線電話回線4は開放され、NANDゲート
64の出力信号がローのときには、リレーコイル46に
電流が流れ、したがってリレー接点47はオンし、有線
電話回線4は保持される。
このようにして有線電話回線は、第18図(e)に示す
ようなタイミングで保持、開放が繰り返される。このよ
うな保持、開放の繰り返しにより、パルス形選択信号が
有線電話回線に送出される。このように、本実施例によ
れば、保持用ラインスイッチ51の動作と連動させて自
動的に回線選択信号を送出することができる。
以上の実施例では、手動のラインスイッチ51゜52の
動作に連動させているが、第8図および第10図に示す
ような制御用端子への制御信号と連動させて自動発信を
行わせることもできる。
第19図は、自動発信を行うことのできる結合装置の他
の実施例を示す。本実施例は、第17図の実施例におい
て、NANDゲート64をインバータ71に、パルス発
生回路66をトーン発生回路72に置き換え、トーン発
生回路72の出力端子を出力側増幅器19の入力端子に
接続したものである。
保持用ラインスイッチ51を押すと、有線電話回線4が
保持され、トーン発生回路72から音響選択信号が発生
されて、送信側増幅器19に送られる。
そして、中継線輪29を経て有線電話回線4に送出され
、自動発信が行われる。
本実施例においても、第17図の実施例と同様に、第8
図および第10図に示すような制御用端子への制御信号
と連動させて自動発信を行うこともできる。この場合、
接続するコンピュータが、オーディオ端子に接続するオ
ーディオレコーダの動作のオン、オフを行ういわゆるリ
モート端子を有するような場合には、そのリモート端子
を制御用端子に接続して用いることができる。
以上、説明した第8図、第10図、第11図、第15図
、第16図、第17図および第19図に示す実施例にお
いて、リレー45は半導体スイッチを使用しても良いし
、インバータ44.71はトランジスタでも良い。また
、第15図および第16図に示す実施例において、トラ
ンジスタ63をインバータに置き換えその出力と保持用
ラインスイッチ51の出力とが負論理のORゲート(図
示せず)の入力に入りその出力がフリップフロップ43
の負論理セント入力に入るようにしても良い。
また、接続する有線電話回線が音響選択信号を使用する
ものである場合には、第8図、第9図、第10図の実施
例においては接続するコンピュータ側あるいは他の外部
機器において音響選択信号を作り、保持動作の後、送信
用入力端子26を経て音響選択信号を回線に送出するこ
とにより自動発信を行うことが可能である。その他の実
施例においても保持動作を手動あるいは他の方法によっ
て行った後、送信用入力端子26経由で音響選択信号を
回線に送出することにより自動ダイヤル動作を行うこと
ができることは明白である。
以上、本発明データ通信用結合装置の種々の実施例につ
いて説明したが、これら実施例を適宜組合せることによ
り種々の変形例あるいは変更例を構成できることは明ら
かである。さらに、当業者であれば本発明の範囲内で種
々の変形あるいは変更を行い得ることは勿論である。
第20図は、本発明データ通信用結合装置を用い、有線
電話回線を介して実際にデータ通信を行う場合の態様を
示す。
第20図(A)は、共にオーディオインターフェースを
内蔵するコンピュータ1aと1bとの間で、コンピュー
タ1aからコンピュータ1bに音響信号を一方向に送る
場合である。送信側コンピュータ1aのオーディオ端子
は、送信用結合装置5aに接続され、結合装置5aは有
線電話回線4を経て受信用結合装置5bに接続されてい
る。受信用結合装置5bは、受信側コンピュータ1bの
オーディオ端子に接続されている。この場合には、コン
ピュータ1aからコンピュータ1bに有線電話回線4を
経て音響信号を送信することによりデータ通信を行うこ
とができる。
第20図(B)は、共にオーディオインターフェースを
内蔵するコンピュータ1aと1hとの間で双方向に通信
できる場合である。コンピュータ1aのオーディオ端子
は、入力線および出力線を経て送受信用結合装置5aに
接続され、結合装置5aは有線型−n 話回線4を経て送受信用結合装置5bに接続されている
。結合装置5bは、入力線および出力線を経てコンピュ
ータ1bのオーディオ端子に接続されている。この場合
には、コンピュータ1aと1bとの間で音響信号を双方
向に送受信し、双方向データ通信を行うことができる。
第20図(C)は、オーディオインターフェースを内蔵
するコンピュータ1とホストコンピュータ73との間で
双方向通信を行う場合である。結合装置5は、有線電話
回線4を経てホストコンピュータ側のNCU3に接続さ
れ、NCU3はモデム2を経てホストコンピュータ73
に接続されている。
この場合、コンピュータ1から送信された音響信号は、
モデム2においてデータ信号に復調され、ホストコンピ
ュータ73に受信される。逆にホストコンピュータ73
から送信されたデータ信号は、モデム2において音響信
号に変調され、有線電話回線4を経てコンピュータ1に
受信される。
効果 以上説明したように、本発明データ通信用結合装置によ
れば、R5232C端子に代表されるようなデータ通信
用端子を有さないコンピュータであっても、内蔵するオ
ーディオインターフェースを利用し、有線電話回線によ
るデータ通信を行うことが可能となる。しかも、モデム
が不要となるうえ、従来のモデムとも相互接続交信が可
能で、結合装置自体の構造が簡単である即ち安価である
から極めて経済的にデータ通信を行うことができる。
さらには、データ通信に用いるコンピュータの制御機能
と組合せて、自動発信、自動着信等を行わせることがで
きる。この場合、コンピュータが前述のリモート端子を
有する場合には、このリモート端子の信号を制御信号と
して用いるようにすれば、コンピュータに新たに制御用
端子を設ける必要はない。
また、有線電話回線を保持しないときにおいても、有線
電話回線上の信号をコンピュータに対して送出する手段
を有する場合には、保持前の回線が既に使用中かどうか
を音声信号等の音響信号をモニターすることにより、既
に使用中の回線を保持することを回避できるので、他回
線への混線を防止することも可能である。
また、自動発信、自動着信等の機能自体を結合装置に組
み入れることもできるので極めて利用1曲値並びに応用
範囲の広いデータ通信用結合装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のデータ通信方式を示す図、第2図は、
本発明データ通信用結合装置の基本的構成を示す図、 第3図は、受信または送信用の結合装置の実施例を示す
図、 第4図は、送受信用結合装置の実施例を示す図、第5図
は、鳴音の発生を防止することのできる結合装置の実施
例を示す図、 第6図は、絶縁中継手段としてホトカプラを用いた結合
装置の実施例を示す図、 第7図は、増幅器を無電源とすることのできる結合装置
の実施例を示す図、 第8図、第9図および第10図は、外部制御手段からの
制御信号を受信する制御用端子を有する結合装置の実施
例をそれぞれ示す図、 第11図および第12図は、手動のラインスイッチを備
える結合装置の実施例をそれぞれ示す図、第13図およ
び第14図は、自動着信を行う場合に用いることのでき
る結合装置の実施例をそれぞれ示す図、 第15図および第16図は、自ら自動着信を行うことの
できる結合装置の実施例を示す図、第17図は、自動発
信を行うことのできる結合装置の実施例を示す図、 第18図は、第17図の結合装置の動作を説明するため
の図、 第19図は、自動発信を行うことのできる結合装置の他
の実施例を示す図、 第20図は、本発明データ通信用結合装置を用い、有線
電話回線を介してデータ通信を行う場合の態様を示す図
である。 ■・・・・・コンピュータ 2・・・・・モデム 3 ・ ・ ・ ・ ・NCU 4・・・・・有線電話回線 5・・・・・データ通信用結合装置 6・・・・・オーディオインターフェース7・・・・・
オーディオ端子 8・・・・・保持手段 9・・・・・結合手段 10・・・・・適合手段 11・・・・・塞流線輪 12・・・・・結合コンデンサ 13、17,20.22  ・インピーダンス整合用抵
抗14・・・・・外部用端子 15・・・・・抵抗 16.18,23,24,25,28.29・中継線輪
19・・・・・送信側増幅器 21・・・・・受信側増幅器 26・・・・・送信用入力端子 27・・・・・受信用出力端子 30・・・・・音声スイッチ 31・・・・・ダイオードブリッジ 32)33 ・・・ホトカプラ 34 、35  ・・・発光ダイオード36.37  
・・・ホトトランジスタ38.56,59.60 ・抵
抗 39・・・・・平滑コンデンサ 40・・・・・トランジスタ 41.42.48.49 ・制御用端子43・・・・・
フリップフロップ 44.50.71・・インバータ 45・・・・・リレー 46・・・・・リレーコイル 47・・・・・リレー接点 5L’52.53・・ラインスイッチ 54・・・・・スイッチ 55.57.58・・コンデンサ 61・・・・・増幅器 62・・・・・着呼信号検出回路 63・・・・・オープンコレクタトランジスタ64・・
・・・NANDゲート 65・・・・・シーケンス回路 66・・・・・パルス発生回路 67・・・・・クロック発振器 68・・・・・4ビット信号ライン 69・・・・・スタート信号ライン 70・・・・・送出要求信号ライン 72・・・・・トーン発生回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外部記憶装置としてオーディオレコーダを接続す
    ることのできるオーディオインターフェースを内蔵する
    コンピュータの前記オーディオインターフェースと、有
    線電話回線とを結合し、前記有線電話回線を介してデー
    タ通信を行うためのデータ通信用結合装置であって、前
    記有線電話回線を直流的に保持する保持手段と、前記有
    線電話回線と前記オーディオインターフェースとの間で
    少なくとも電気信号の伝達を行う結合手段と、前記有線
    電話回線と前記オーディオインターフェースとの間の電
    気的な性質を適合させる適合手段とを備えることを特徴
    とするデータ通信用結合装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載のデータ通信用結合
    装置において、前記適合手段が、インピーダンス整合回
    路、レベル整合回路、波形整合回路およびフィルタ回路
    のうち少なくとも1つの回路を有することを特徴とする
    データ通信用結合装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載のデー
    タ通信用結合装置において、前記保持手段、前記結合手
    段および前記適合手段のいずれかが、絶縁中継手段を有
    することを特徴とするデータ通信用結合装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項から第3項のいずれかに記
    載のデータ通信用結合装置において、前記適合手段とし
    て増幅器を用いることを特徴とするデータ通信用結合装
    置。
  5. (5)特許請求の範囲第4項に記載のデータ通信用結合
    装置において、前記増幅器が前記有線電話回線の電力を
    用いることを特徴とするデータ通信用結合装置。
  6. (6)特許請求の範囲第1項から第5項のいずれかに記
    載のデータ通信用結合装置において、前記適合手段が、
    前記オーディオインターフェースにそれぞれ接続される
    入力線および出力線を有し、前記入力線および出力線と
    の間の信号の干渉によって生じる鳴音の発生を防止する
    鳴音発生防止手段を有することを特徴とするデータ通信
    用結合装置。
  7. (7)特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記
    載のデータ通信用結合装置において、前記有線電話回線
    の保持および開放の少なくとも一方を制御する目的で外
    部制御手段からの制御信号を受信する制御用端子を有す
    ることを特徴とするデータ通信用結合装置。
  8. (8)特許請求の範囲第7項に記載のデータ通信用結合
    装置において、前記有線電話回線の保持、開放の繰り返
    しによりパルス形選択信号を送出するようにしたことを
    特徴とするデータ通信用結合装置。
  9. (9)特許請求の範囲第1項から第8項のいずれかに記
    載のデータ通信用結合装置において、前記保持手段が手
    動によるラインスイッチを有し、このラインスイッチに
    よって、前記有線電話回線の保持および開放の少なくと
    も一方を行うことを特徴とするデータ通信用結合装置。
  10. (10)特許請求の範囲第1項から第9項のいずれかに
    記載のデータ通信用結合装置において、前記有線電話回
    線を保持しないときにおいても前記有線電話回線上の信
    号を前記コンピュータに対して送出する手段を有し、着
    呼信号や音声信号等の音響信号を前記コンピュータに認
    識させることを特徴とするデータ通信用結合装置。
  11. (11)特許請求の範囲第1項から第10項のいずれか
    に記載のデータ通信用結合装置において、前記有線電話
    回線を保持する動作と連動して自動的に回線選択信号を
    前記有線電話回線に対して送出する手段を有することを
    特徴とするデータ通信用結合装置。
  12. (12)特許請求の範囲第1項から第11項のいずれか
    に記載のデータ通信用結合装置において、前記有線電話
    回線に着呼信号があるときに自動的に前記有線電話回線
    を保持する手段を有することを特徴とするデータ通信用
    結合装置。
  13. (13)特許請求の範囲第3項に記載のデータ通信用結
    合装置において、前記保持手段、前記結合手段および前
    記適合手段が前記絶縁中継手段を共有し、この絶縁中継
    手段を中継線輪としたことを特徴とするデータ通信用結
    合装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345957A (ja) * 1986-08-12 1988-02-26 Canon Inc 回線接続装置
JPH0253653U (ja) * 1988-10-11 1990-04-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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