JPS6139551Y2 - - Google Patents

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JPS6139551Y2
JPS6139551Y2 JP12430281U JP12430281U JPS6139551Y2 JP S6139551 Y2 JPS6139551 Y2 JP S6139551Y2 JP 12430281 U JP12430281 U JP 12430281U JP 12430281 U JP12430281 U JP 12430281U JP S6139551 Y2 JPS6139551 Y2 JP S6139551Y2
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JP
Japan
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mold
sensor
temperature sensor
temperature
jig
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JP12430281U
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JPS5829419U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は発泡成形用金型における温度センサー取
付構造に関し、更に詳しくはキヤビテイとコアに
て形成される型内に供給された原料ピースを加熱
膨脹融着して成形体を得るようにした金型装置に
おいて、型内温度を検知して発泡加熱条件を自動
制御可能となすべく温度センサーを本案独特の治
具を用いて容易かつ確実に取付け得るようにした
構造に関する。
発泡性熱可塑性樹脂(例えば発泡性ポリスチレ
ンピーズ等)の一般的な型内成形方法を第1図に
て説明すれば先端部内にピストン弁を備えた原料
フイーダー1によつて予じめ所定の倍率に予備発
泡された原料ビーズをキヤビテイ2とコア3にて
形成される型4内に送給し、キヤビテイ2とコア
3に蒸気室5と連通させて設けた小孔6…から蒸
気を通過させて型4内の原料ビーズを加熱して膨
脹、融着させて成形し、次いで冷却配管7のノズ
ル8からの冷却水噴出によつてキヤビテイ2、コ
ア3を直接冷却した後、金型を開いてエジエクト
ピン9によつて成形体をつき出し落下させるよう
になしている。しかしてこの場合型4内の温度を
正確に把握することは発泡効率その他の成形条件
制御のために極めて重要であるが、第1図の如き
従来構造においては有効な温度センサー取付構造
は開発されておらず。その可能性としてはキヤビ
テイ2又はコア3に形成した小孔6…を利用して
細径(約10φmm)の温度センサーを嵌挿して取付
けることが考えられるが、この場合蒸気室5から
の蒸気及びノズル8から噴出する冷却水の熱影響
をセンサー先端の感温部が受ける為に正確な型内
温度の測定が行えないという重大な欠点が残され
ており、又当該センサー及び小孔6が極めて細径
である為に小孔6へのセンサーの嵌挿取付け作業
が困難であるだけでなくセンサーの測定機器側連
結端をフレーム10,11に形成されたドレンロ
12から外部へ引出さねばならず結果的にセンサ
ーの着脱を困難かつ面倒にする等種々の問題点が
残されていた。
本案は上述のような現状に鑑みて考案したもの
でその要旨とするところは、温度センサーの挿通
を容易にすべく案内孔14を形成するとともに蒸
気室5内の蒸気及び冷却水による熱影響がセンサ
ー先端の感温部へ及ばないようになした本案独自
の治具15を用いて温度センサーの取付けを行う
ようにした点にあり、以下添附の実施図例にて詳
述すれば、15は治具を示し好ましくはキヤビテ
イ2又はコア3と同一素材にて形成され、内部に
案内孔14取付孔16を直線状に連続貫通させ
て、案内孔14によつて細径(約1.0φmm)の温
度センサー17を文字通り案内して型4内に連通
する取付孔16にてセンサー17を嵌挿保持する
ことによりセンサーの取付けを容易になすととも
に厚肉壁によつてセンサー17特に取付孔16内
に位置する先端感温部を保護して蒸気及び冷却水
から熱影響を受けないようになしており、当該治
具15の取付けは例えばその取付部18を螺軸と
なしてキヤビテイ2又はコアに形成した螺孔2′
に螺合締着するものであり、必要に応じて取付部
18′とキヤビテイ2外面との間にパツキング材
を介在させるものとする。而して案内孔の具体構
造は先端挿入部14′をラツパ状に拡開させると
ともに取付孔16との連続部14′を該取付孔に
近接するに従つて次第に縮径させており、取付孔
16はセンサー17の保持を確実にすべく所定の
長さ(少なくともキヤビテイ2の壁厚以上)とな
し、又治具15本体の長さも任意に決定すること
ができ材料コスト、バツクプレート13の支持部
19から挿入される温度センサー17の案内孔1
4への挿通の難易度等を考慮して決定するものと
する。一方バツクプレート13の支持部19は温
度センサー17の突出長さを任意に調整しつつ保
持するもので具体例としては第2図に示すように
バツクプレート13に螺合される基体20とこの
基体に螺合連結される袋ナツト21とによつて形
成される中空部内に温度センサー17を密嵌状態
で挿通保持する中間部材22とこの中間部材22
を上記基体20との間で挟圧するスツプ23を設
けて構成し、中間部材22から型方向への温度セ
ンサー17の突出長さを適当に調節した状態で袋
ナツトの螺合締着にて中間部材22を基体20と
スリーブ23によつて挟圧して温度センサー17
を確実に保持するものであり、又中間部材22は
温度センサー17を密嵌状態に貫通させており加
えて当該中間部材と基体20の当接面を曲面同士
の面接合状態となしていることによつて蒸気室5
内の蒸気洩れを確実に防止するのである。
以上のようになる本案の構成によれば温度セン
サー17によつて型内温度の測定を正確に行うこ
とができるので加熱発泡の自動制御化を容易に
し、しかも温度センサー17は案内孔14取付孔
16を連通形成した治具15を用いて取付けるも
のである為に案内孔14に案内されて取付孔16
から型4内に挿通することが容易かつ確実に行な
えるだけでなく温度センサー17の先端感温部は
治具15の厚肉壁によつて保護されるので蒸気室
5内の蒸気及びノズル8から噴出する冷却水の熱
影響を受けることなく正確な型内温度測定を行な
うことができるのである。加えて取付孔16を図
示の如く少なくともキヤビテイ2の壁厚以上の長
さとなしているので温度センサー17の保持を一
層確実となし得、又バツクプレート13の支持部
19において温度センサー17の突出長さを調節
して先端感温部の型4内への突出長さを適宜変化
させ若しくは取付孔16内の所定位置に位置させ
ることによつて所望部位の測温を行える等多大な
作用効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は発泡成形金型の断面図、第2図は本考
案の要部を示す拡大断面図である。 1:原料フイーダー、2:キヤビテイ、3:コ
ア、4:型、5:蒸気室、6:小孔、14:案内
孔、15:治具、16:取付孔、17:温度セン
サー、19:支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端挿入部をラツパ状の拡開した案内孔と、細
    径のセンサーを密に嵌挿して保持する取付孔を直
    線状に連続して貫通形成した治具を用いて型内温
    度測定用の温度センサーを取付けるようになした
    ことを特徴とする発泡成形用金型における温度セ
    ンサー取付構造。
JP12430281U 1981-08-22 1981-08-22 発泡成形用金型における温度センサ−取付構造 Granted JPS5829419U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12430281U JPS5829419U (ja) 1981-08-22 1981-08-22 発泡成形用金型における温度センサ−取付構造

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JP12430281U JPS5829419U (ja) 1981-08-22 1981-08-22 発泡成形用金型における温度センサ−取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5829419U JPS5829419U (ja) 1983-02-25
JPS6139551Y2 true JPS6139551Y2 (ja) 1986-11-13

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ID=29918175

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JP12430281U Granted JPS5829419U (ja) 1981-08-22 1981-08-22 発泡成形用金型における温度センサ−取付構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4536885B2 (ja) * 2000-08-22 2010-09-01 株式会社大塚製薬工場 温度センサー保持具
EP3808444A4 (en) * 2018-06-12 2022-02-23 IHI Corporation REACTION DEVICE

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JPS5829419U (ja) 1983-02-25

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