JPS6139411A - 防蟻電線・ケ−ブル - Google Patents
防蟻電線・ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6139411A JPS6139411A JP16168584A JP16168584A JPS6139411A JP S6139411 A JPS6139411 A JP S6139411A JP 16168584 A JP16168584 A JP 16168584A JP 16168584 A JP16168584 A JP 16168584A JP S6139411 A JPS6139411 A JP S6139411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nylon
- cable
- resistance
- cables
- sheath
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- Granted
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は防蟻性を付与した電線・ケーブルに関するもの
である。
である。
[従来の技術]
白!1f2!息地の地下に埋設されたり、地中管路布設
されたりしたIIJ ill 、電力、通信等の電線・
ケーブルが白蟻による食害を受け、エネルギーや情報伝
送に大きな支障を来ず事故が起きるでいる。
されたりしたIIJ ill 、電力、通信等の電線・
ケーブルが白蟻による食害を受け、エネルギーや情報伝
送に大きな支障を来ず事故が起きるでいる。
かかる事故対策として、近年電線・ケーブルの最外層シ
ースにナイロンを設ける構造の防蟻・電線ケーブルが実
用されている。
ースにナイロンを設ける構造の防蟻・電線ケーブルが実
用されている。
、[発明が解決しようとする問題点]
ナイロンの防蟻性は、化学組成よりもその物理されてい
る。
る。
このように、ナイロンの防蟻性は確かであり、このナイ
ロンを電線・ケーブルの最外層シースとし。
ロンを電線・ケーブルの最外層シースとし。
て押出あるいはテープ巻等により施してしする。
ナイロンをポリエチレンやポリ塩化ビニル等力1らなる
シース−1−にl)lプた電線・ケーブルにおいては、
ナイロンが剛直なポリマであるため、表面にい欠陥部が
存fiilると、これが起点となって(Xわゆるノツチ
効果によって常湿はyIJ@、Oυし性反供を目的とす
るものである。
シース−1−にl)lプた電線・ケーブルにおいては、
ナイロンが剛直なポリマであるため、表面にい欠陥部が
存fiilると、これが起点となって(Xわゆるノツチ
効果によって常湿はyIJ@、Oυし性反供を目的とす
るものである。
F問題点を解決するだめの:f=段コ
本発明の電線・ケーブルは、ナイロン11又はナイロン
12にアミド成分とゴム成分との共重合体を添加してな
る組成物の押出被覆層を、プラスチックあるいはゴムシ
ースの外周に設けて構成したことを特徴とするものであ
る。
12にアミド成分とゴム成分との共重合体を添加してな
る組成物の押出被覆層を、プラスチックあるいはゴムシ
ースの外周に設けて構成したことを特徴とするものであ
る。
本発明において、ナイロン11はヒマシ油を原料として
1.1−アミノウンデカン酸から作られるもので、ナイ
ロン12はブタジェンを原料としてラウリンラクタムか
ら作られるものである。
1.1−アミノウンデカン酸から作られるもので、ナイ
ロン12はブタジェンを原料としてラウリンラクタムか
ら作られるものである。
ナイロンには6,66.610など多くの種類があるが
、その中でナイロン11と12に限定したのは、この2
つが押出加工性が他のものに比べて極めて優れ、厚肉で
しがも大サイズまでの加工が必要な電線・ケーブルへの
用途に最適であるためである。
、その中でナイロン11と12に限定したのは、この2
つが押出加工性が他のものに比べて極めて優れ、厚肉で
しがも大サイズまでの加工が必要な電線・ケーブルへの
用途に最適であるためである。
また、この2つは他のナイロンに比べて吸水性が苔しく
小さいことである。水はナイロンにおいて一種の軟化剤
として作用し、ケーブルにおいて人】の水を吸ったり透
過することは、その電気性能保持上問題になる。
小さいことである。水はナイロンにおいて一種の軟化剤
として作用し、ケーブルにおいて人】の水を吸ったり透
過することは、その電気性能保持上問題になる。
更に、ブイロン11.12は、他のナイロンに比べて蟻
酸に強い抵抗性を有している。白蟻は蟻酸を出して攻撃
物を食害していくが、これに強いことは何にもまし゛C
イ1利な点である。
酸に強い抵抗性を有している。白蟻は蟻酸を出して攻撃
物を食害していくが、これに強いことは何にもまし゛C
イ1利な点である。
更にまた、耐寒性に優れていることもナイロン11と1
2の特徴であり、いずれも−50℃以下の耐寒性を右し
てJ3す、耐衝撃性や伸びも大きく、電線・ケーブルの
シース材料として他のナイロンに比べていくつかの特徴
を有している。
2の特徴であり、いずれも−50℃以下の耐寒性を右し
てJ3す、耐衝撃性や伸びも大きく、電線・ケーブルの
シース材料として他のナイロンに比べていくつかの特徴
を有している。
このように、ノーイ[1ンの中では優れているナイロン
11.12でも、ノツチのある状態では、20℃でも2
つ折りにすると容易にワレが生じ、実用時の条i1J
!、qを考えると十分なものではない。
11.12でも、ノツチのある状態では、20℃でも2
つ折りにすると容易にワレが生じ、実用時の条i1J
!、qを考えると十分なものではない。
この特性(J !−i−のために用いるのがアミド成分
とゴム成分の共11合体特にブロック共重合体であり、
ポリエステルアミド共重合体、ポリエーテルアミド共重
合体、ポリエステルエーテルアミドル重合体等があげら
れ、具体的には、ダイアミドAPE(ダイセル社商品名
)、ポリアミドエラストマグリラックス(エムス者、犬
日本イン4::1.1.)、ダイアミドNシリーズ(宇
部興産社)の内部可塑化タイプ共重合ナイロン、ρ0ρ
aX (仏A丁!〕シミー社)があげられる。
とゴム成分の共11合体特にブロック共重合体であり、
ポリエステルアミド共重合体、ポリエーテルアミド共重
合体、ポリエステルエーテルアミドル重合体等があげら
れ、具体的には、ダイアミドAPE(ダイセル社商品名
)、ポリアミドエラストマグリラックス(エムス者、犬
日本イン4::1.1.)、ダイアミドNシリーズ(宇
部興産社)の内部可塑化タイプ共重合ナイロン、ρ0ρ
aX (仏A丁!〕シミー社)があげられる。
かかる共重合体の添加mは特に限定しないが、防蟻性で
は硬い程、ノツチ衝撃性等では軟らかい程良いので、そ
の微妙なバランスが必要である。
は硬い程、ノツチ衝撃性等では軟らかい程良いので、そ
の微妙なバランスが必要である。
防1i性では、ショアO高度が少なくとも65以上が好
ましいとされており、この範囲でできるだけ優れた耐ノ
ッヂ性、破壊特性を向上することが必要であり、実用上
はノ°イロン11又は12i100重口部に対して1〜
40重荀部が好ましい。
ましいとされており、この範囲でできるだけ優れた耐ノ
ッヂ性、破壊特性を向上することが必要であり、実用上
はノ°イロン11又は12i100重口部に対して1〜
40重荀部が好ましい。
かかる組成物は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、クロ
ロブレンゴム、エヂレンプロピレンゴム等のシース外周
に押出被覆されて防tili層を形成する。
ロブレンゴム、エヂレンプロピレンゴム等のシース外周
に押出被覆されて防tili層を形成する。
この〃さは、電線・ケーブルの構造、寸法によって異な
るが、一般的には1#l#l程度で、小サイズのものは
これより薄く、大サイズのものはこれより厚(なること
もある。
るが、一般的には1#l#l程度で、小サイズのものは
これより薄く、大サイズのものはこれより厚(なること
もある。
[実施例]
実IN!i例1
1000−のm導体に絶縁紙を巻き、#!lIR油を含
浸したコシ′の周、l:にフルミ被を施し、この外周に
ポリ塩化ビニルシースを7amの厚さで被覆したOFケ
ーブルを使用した。
浸したコシ′の周、l:にフルミ被を施し、この外周に
ポリ塩化ビニルシースを7amの厚さで被覆したOFケ
ーブルを使用した。
ポリ塩化ビニルシースの外周に、ナイロン12を100
mm訃、グイセル社ダイアミドA P E −X。
mm訃、グイセル社ダイアミドA P E −X。
−3178を20重量部含有する組成物を厚さ1.2R
に押出被覆した。
に押出被覆した。
実施例2
実施例1ど同じOFケーブルを使用した。
ポリ塩化ビニルシースの外周に、ナイロン11を100
重川部用二夏二ムス社グリラックスポリアミドエラスト
マA250を30重回部含有する組成物を厚さ1.2#
ll11に押出被覆した。
重川部用二夏二ムス社グリラックスポリアミドエラスト
マA250を30重回部含有する組成物を厚さ1.2#
ll11に押出被覆した。
比較fM1
実施例1どl1ilじOFケーブルを使用した。
ポリ塩化ビニルシースの外周に、ナイロン11を厚さ1
.2mrsにノIll出被覆した。
.2mrsにノIll出被覆した。
比較例2
実施例1と同じOFケーブルを使用した。
ポリ塩化ビニルシースの外周に、ナイ[1ン6を厚さ1
.2mで押出被覆した。
.2mで押出被覆した。
実施例及び比較例の各ケーブルについての評価結果は第
1表に承り通りである。
1表に承り通りである。
第1表
二I:1:150m/l押出礪で押出加工したと6の押
出加工性と表面外観を調べた。双方とも問題ないものを
01いずれか一方でも問題のあるものをXとした。
出加工性と表面外観を調べた。双方とも問題ないものを
01いずれか一方でも問題のあるものをXとした。
*2:試料ケーブルのナイロン層に深さ0.6m(〃さ
の1/2)のナイフ傷を1/4周入れ、20℃でケーブ
ル外径の15倍径で曲げたときのナイロン層の亀裂の有
無を調べた。
の1/2)のナイフ傷を1/4周入れ、20℃でケーブ
ル外径の15倍径で曲げたときのナイロン層の亀裂の有
無を調べた。
*3:温度を0℃とした以外は*2と同じ方法に従った
。
。
:I:4:各ケーブル試料を長さ1.5−に切所し、2
0℃で1000Kg/alの荷1 ヲ7りk ケル。
0℃で1000Kg/alの荷1 ヲ7りk ケル。
このケーブルに、高さ300amの90°エツジになっ
ているコンクリートブロックを10−7分の速さで引い
たとぎ、ナイロン層の外傷の有無を調べた。
ているコンクリートブロックを10−7分の速さで引い
たとぎ、ナイロン層の外傷の有無を調べた。
*5:温度を40℃とした以外は*4と同じ方法に従っ
た。
た。
[発明の効果〕
以上説明してきた通り、本発明によればナイロン11お
よび12の右する防蟻性、耐吸水性、耐蟻酸性および加
工性等の特徴を損なうことなく、耐ノツチ衝?f’l、
Th寒性を署しく向上Vしめた電線・ケーブルを実現で
きることになる。
よび12の右する防蟻性、耐吸水性、耐蟻酸性および加
工性等の特徴を損なうことなく、耐ノツチ衝?f’l、
Th寒性を署しく向上Vしめた電線・ケーブルを実現で
きることになる。
Claims (1)
- (1)ナイロン11又はナイロン12にアミド成分とゴ
ム成分との共重合体を添加してなる組成物の押出被覆が
、プラスチックあるいはゴムシースの外周に設けられて
いることを特徴とする防蟻電線・ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16168584A JPS6139411A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 防蟻電線・ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16168584A JPS6139411A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 防蟻電線・ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6139411A true JPS6139411A (ja) | 1986-02-25 |
JPH0461444B2 JPH0461444B2 (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=15739899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16168584A Granted JPS6139411A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 防蟻電線・ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139411A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6474101A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Hanmar Caster Kk | Synthetic resin wheel |
JP2006144878A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | マリンホース |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57207644A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-20 | Toray Ind Inc | Resin composition |
JPS58218708A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-20 | 日立電線株式会社 | ナイロン被覆防蟻ケ−ブル |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16168584A patent/JPS6139411A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57207644A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-20 | Toray Ind Inc | Resin composition |
JPS58218708A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-20 | 日立電線株式会社 | ナイロン被覆防蟻ケ−ブル |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6474101A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-20 | Hanmar Caster Kk | Synthetic resin wheel |
JP2006144878A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | マリンホース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0461444B2 (ja) | 1992-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |