JPS6139329Y2 - - Google Patents

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JPS6139329Y2
JPS6139329Y2 JP1978001830U JP183078U JPS6139329Y2 JP S6139329 Y2 JPS6139329 Y2 JP S6139329Y2 JP 1978001830 U JP1978001830 U JP 1978001830U JP 183078 U JP183078 U JP 183078U JP S6139329 Y2 JPS6139329 Y2 JP S6139329Y2
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JP
Japan
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container
urine
lid
test piece
color
Prior art date
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Expired
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JP1978001830U
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English (en)
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JPS54106089U (ja
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Publication date
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案の検体容器は学童の尿検診に用いる尿を
収納する容器に関するものである。
従来、学童の集団検診用の尿容器は早朝第1尿
の必要性からカツプ状の容器によつて採尿し、キ
ヤツプ付の軟質プラスチツク製の小瓶に移しかえ
て家庭から学校へ搬送し、さらに学校で集められ
検査センター等で検査が行われるが、検査員は小
瓶の首部を切断し、開口して尿を取り出し、自動
分析用の容器に移しかえて測定していた。測定項
目が多いと複数の容器への移しかえも必要であつ
た。
これらの検査はあまりに検体数が多いため、多
大の時間と労力を要する点で改善が望まれてい
た。
本考案は、学童が採尿し運搬した容器をそのま
ま分析用に利用できるようにしたもので、例えば
漏斗状の採尿部を有する、実開昭52−37891号公
報などに記載された採尿容器の採尿後の密閉不完
全性を改善し、さらに実開昭54−84989号公報な
どに記載された容器を利用して、分析装置による
定量分析でなく定性判定でよい項目の判定を、容
器の蓋をはずさない状態で可能ならしめるように
改善した検体容器を提供するものである。
以下図面の実施例に基づいて本考案を説明す
る。
第1図、第2図は本考案実施例の各部の斜視図
であり、第3図は容器の断面図であり、第4図は
他の実施例の平面図である。
本考案容器は、尿を収納し、かつ自動分析装置
にそのまま用いることが可能な容器1と、台紙付
のシール2と、透明なシート状の蓋3と、蓋3の
内側に設けられた1乃至複数個の試験片4と、容
器1に設けられた注入口5と、容器1の一部に設
けられたつまみ6とで構成されている。
容器1の一部であるつまみ6は溝7から折り曲
げて切断し、蓋3を容易に剥がすためのものであ
る。
蓋3は容器1および容器1の一部であるつまみ
6の上に熱圧着等の手段により設けてあり、さら
に試験片4は透明な粘着テープ等によつて蓋の内
側に設けられている。
この試験片4は尿と反応し所定の時間後に反応
が停止する機能を有するものであり、色判定の比
較的容易なPH等の試験片4が望ましい。
学童が早朝第1尿を採取し、スポイド等によつ
て注入口5から尿を注入し、しかる後に第2図に
示すシール2を台紙8から剥がし注入口5を塞ぐ
ようにはりつける。
尿の注入と同時に試験片4が尿中に浸漬し、発
色反応が生じ、所定の時間後に反応が停止する。
検査員はまず、試験片の定性分析結果を判定
し、さらにつまみ6を折り曲げて容器1から切断
し、つまみ6を持つて蓋3を容器1から剥がし、
そのまま自動分析装置にセツトすることができ
る。
自動分析装置では定量あるいは半定量の自動測
定が行われる。
第4図における実施例においては、例えばPHに
関する色見本を試験片4と同時に透明な蓋3の内
側に設けた場合を示し、着色した尿等において
も、色見本に尿が含浸され、色補正がそのままで
行われているので判定に誤差を生じない等の効果
がある。
また、一度に数百検体を処理する集団尿検診に
おいても、発色された色の基準との比較が容易で
あり、判定に熟練を要することなく、検査室の採
光や証明の状況にも影響されずに瞬時に判定が可
能であるなどの利点がある。
以上のように、PH等の定性分析だけで充分な測
定項目に関しては、すでに試験片で実施されてい
るために、再検や精密検査などの定量測定が必要
な重要な項目のみに分析装置の測定項目を限定す
ることができ装置の小型化が可能であり、また、
従来全ての項目について行つていた検査を限定で
きるために、ランニングコストを小さくすること
ができるなど非常に大きな効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案実施例の各部斜視図で
あり、第3図は断面図、第4図は他の実施例の平
面図である。 1……容器、2……シール、3……蓋、4……
試験片、5……注入口、6……つまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器1の開口端に熱圧着等の手段で固定され、
    前記容器1の開口を閉塞し、検査時あるいは自動
    分析装置へのセツト時には、剥離可能な透明なシ
    ート状の蓋3と、前記透明な蓋3の内側に設けら
    れ、注入後の尿と発色反応後所定の時間に反応が
    停止し、検査時に定性分析結果を判定せしめる1
    乃至複数個の試験片4と、前記試験片4に並べて
    前記透明な蓋3の内側に設けられた試験片の発色
    判定用の色見本と、採尿時に学童がスポイド等に
    よつて尿を注入する注入口5と、溝によつ切り離
    し可能な、前記蓋を剥奪するためのつまみ6と、
    尿の注入後に前記容器の注入口を塞ぐ台紙付のシ
    ールとで構成された検体容器。
JP1978001830U 1978-01-10 1978-01-10 Expired JPS6139329Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54106089U JPS54106089U (ja) 1979-07-26
JPS6139329Y2 true JPS6139329Y2 (ja) 1986-11-11

Family

ID=28804326

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727018U (ja) * 1971-03-02 1972-11-27
JPS4822718U (ja) * 1971-07-24 1973-03-15
JPS5135477B2 (ja) * 1972-02-16 1976-10-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135477U (ja) * 1974-09-06 1976-03-16

Patent Citations (3)

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JPS5135477B2 (ja) * 1972-02-16 1976-10-02

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JPS54106089U (ja) 1979-07-26

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