JPS6139265A

JPS6139265A - 磁気デイスク装置

Info

Publication number: JPS6139265A
Application number: JP15982884A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Minami; 南　茂雄
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1984-07-30
Filing date: 1984-07-30
Publication date: 1986-02-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、磁気ディスク装置に関し、特にアースパッド
を備える磁気ディスク装置に関する。

（従来技術）第３図（ａ）は従来のこの種の磁気ディスク装置におけ
るアースパッドとスピンドルとの接触部の構造を示す断
面図、同図（ｂ）は磨耗したアースパッドを示す断面図
である。スピンドル１５はディスク板と同軸に回転し、
アースパッド１６はディスク板等に発生した静電気をス
ピンドル１５から受は筐体に放出する。板バネ１７は、
アースパッド１６を矢印１８の方向に押し、アースパッ
ド１６とスピンドル１５との接触を維持する。

スピンドル１５とアースパッド１６との接触部が第３図
（ａ）の如き構造の従莱の磁気ディスク装置では、使用
につれアースパッド１６は磨耗し、本図（ｂ）に示す磨
耗跡１４ができる。スピンドル１５の先端部は下端から
上方に到るに従い序々に断面径が拡大する形であるから
、アースパッド１６の磨耗が進むにつれて磨耗跡１４は
深く広くなる。

すると、スピンドル１５とアースパッド１６との接触面
の珍状及び面積が変わり、両者の押し付は圧力も異なっ
てくる。板バネ１７のバネ定数は犬、きいから、磨耗跡
１４の深さが微少に変動しても、アースパッド１６をス
ピンドル１５に押し付ける圧力は相当量変わる。このよ
うに従来の磁気ディスク装置ではスピンドル１５とアー
スパッド１６との接触状態が使用につれて大きく変動し
、両者が円滑に接触する最適な接触状況から次第にずれ
るから、使用時間の増大につれスピンドル１５やアース
パッド１６の振動が大きくなり、遂には運不能に陥るこ
とがあった。

（発明の目的）本発明の目的は、スピンドルとアースパッドとの接触状
態が使用時間にかかわらず安定である磁気ディスク装置
の提供にある。

（発明の構成）本発明による磁気ディスク装置の構成は、ディスク板が
固定してありそのディスク板と同軸に回転するスピンド
ルと、このスピンドルの端部に接触するアースパッドと
、このアースパッドに固着してあり前記スピンドルと軸
を共通にする雄ねじと、この雄ねじに係合し筐体に固定
してある雌ねじと、前記雄ねじが前記軸に関し所定角度
から回転したとき回転角度に比例した復元力をその雄ね
じに与えるバネが備えてあり、前記雄ねじが前記スピン
ドルの回転方向に回転したとき前記スピンドルから前記
アースパッドを離なす方向の平行移動を前記雄ねじに起
こさせる向きにねじ山が前記雄ねじに設けてあることを
特徴とする。

（実施例）次に実施例を挙げ本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成図である。この実施例
には、ディスク板１と、ディスク板１を覆い保役する保
護カバー２と、ディスク板ＩＫ同軸に固定してありディ
スク板１を駆動するスピンドル３と、スピンドル３に固
着してあるプーリ４と、駆動ベルト５と、プーリ６と、
駆動モータ７と、スピンドル３と同軸の円柱状でありス
ピンドル３の下端に接触するアースパッド８と、アース
パッド８に固着してありスピンドル８と軸を共通にする
雄ねじ９と、雄ねじ９に、係合する雌ねじ１３がおり筐
体に固定してあるアース台１１と、一端、が雄ねじ９に
他端が筐体に固着してあるねじり渦巻バネ１０とが備え
である。ディスク板１は駆動子−夕７の回転力により回
転する。ディスク板１に発生した静電気は、スピンドル
３．アースパッド８．雄ねじ９及びアース台１１を介し
て、筐体のアース１２に放出される。

第２図は第１図実施例における静電気放電系統をやや詳
細に示す構成図である。ねじり渦巻バネ１０は雄ねじ９
に常時回転力を与えている。雄ねじ９には、その回転力
によりアースパッド８をスピンドル３に押し付ける力が
生じる向きのねじ山が設けである。そこで、スピンドル
３が回転すると、スピンドル３が静止しているときに比
べ、スピンドル３とアースパッド８との摩擦力に比例し
た角度だけ雄ねじ９は回転する。スピンドル３とアース
パッド８との摩擦力が安定しているときは、雄ねじ９は
一定の角度だけ回転して安定している。

このときにアースパッド８がスピンドル３を押す力が、
アースパッド８とスピンドル３との接触を最適に保持す
る大きさになるように、ねじり渦巻バネ１ｏに予め応力
を生じさせてバネ１０と雄ねじ９とが固着してある。

いま、何んらかの原因でスピンドル３とアースパッド８
との間の摩擦力が増大すると、スピンドル３がアースパ
ッド８に与える回転力が大きくなるから、雄ねじ９はそ
の増大した摩擦力に比例した大きさだけ回転しようとす
る。ところが、この回転につれ雄ねじ９は軸方向に平行
移動する。その移動はアースパッド８ｔ−スピンドル３
から離そうとする向きだから、スピンドル３とアースノ
くラド８との摩擦力は減少する。そこで、雄ねじ９は、
スピンドル３とアースパッド８との摩擦力がねじり渦巻
バネ１０の復元力に均合う新たな回転角度で安定する。

もし、何んらかの原因でこの新たな安定状態にあるとき
にスピンド／Ｉ／３とア、−スノくラド８との摩擦力が
元の大きさまで減少すると、雄ねじ９はねじり渦巻バネ
１０の復元力により元の回転角度に戻り安定する。

このように、本実施例では、スピンドル３とアースパッ
ド８との摩擦力に応じて、雄ねじ９が上下し、摩擦力の
変動を減少する方向にアースパッド８を移動させる。そ
こで、本実施例においては、スピンドル３とアースパッ
ド８との接触状態が安定であり、アースパッド８の磨耗
などにより、アースパッド８やスピンドル３に異常音や
異常振動が起こり難い。

（発明の効果）本発明によれば、以上に詳しく説明したように、スピン
ドルとアースパッドとの接触状態が使用時間にかかわら
ず安定である磁気ディスク装置が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は第１図実
施例の静電気放電系統の構成図、第３図（ａ）は従来の
磁気ディスク装置におけるスピンドルとアースパッドと
の接触部の断面図、同図（ｂ）はその従来装置における
磨耗したアースパッドを示す断面図である。１・・・・・・ディスク板、２・・・・・・ディスク板
保護カバー、３．１５・・・・・・スピンドル、４・・
・・・・プーリ、５−・・・・・駆動ベルト、６・・・
・・・駆動プーリ、７・・・・・・駆動モータ、８．１
６・・−・・・アースパッド、９・・・・・・雄ねじ、
１０・・・・・・ねじり渦巻バネ、１１・・・・・・ア
ース台、１２・−・・・・アース、１３−・・・・・雌
ねじ、１４・・・・・・磨耗跡、１７・・−・・・板バ
ネ。

Claims

【特許請求の範囲】

ディスク板が固定してありそのディスク板と同軸に回転
するスピンドルと、このスピンドルの端部に接触するア
ースパッドと、このアースパッドに固着してあり前記ス
ピンドルと軸を共通にする雄ねじと、この雄ねじに係合
し筐体に固定してある雌ねじと、前記雄ねじが前記軸に
関し所定角度から回転したとき回転角度に比例した復元
力をその雄ねじに与えるバネとが備えてあり、前記雄ね
じが前記スピンドルの回転方向に回転したとき前記スピ
ンドルから前記アースパッドを離なす方向の平行移動を
前記雄ねじに起こさせる向きにねじ山が前記雄ねじに設
けてあることを特徴とする磁気ディスク装置。