JP2009257468A - エアスピンドルおよびエアスピンドルの接地方法 - Google Patents

エアスピンドルおよびエアスピンドルの接地方法 Download PDF

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Abstract

【課題】振動や共振現象の発生を抑制し、長期間に亘って高い回転精度を維持することが可能なエアスピンドルおよびその接地方法を提供する。
【解決手段】エアスピンドルは、ハウジングと、静圧軸受により浮遊状態で回転自在にハウジングに支持された回転軸14と、回転軸を接地する接地機構40と、を備えている。接地機構は、導電性を有し回転軸の軸端に摺接したアースパッド42と、アースパッドを、回転軸の中心軸と平行な方向に沿って移動可能に支持した支持アーム44aと、アースパッドを回転軸の軸端に向けて付勢した付勢部材46と、を有している。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ディスクの製造、検査等に用いられるエアスピンドルに関し、特に、空気膜軸受により浮遊状態で回転自在に支持された回転軸を接地する接地機構を備えたエアスピンドル、およびエアスピンドルの接地方法に関する。
例えば、磁気ディスクの検査、製造時に、磁気ディスクを高精度に回転させるモータとして、エアスピンドルが用いられている。このエアスピンドルは、空気膜軸受、すなわち、静圧軸受により浮遊状態で回転自在に支持された回転軸を有し、この回転軸に磁気ディスクが取付けられ、高速で回転される。エアスピンドルでは、静圧軸受等の固定部と回転軸とが非接触であるため、回転軸に溜まった静電気を固定部へ逃がし回転軸の帯電を防止する接地機構が設けられている。
接地機構は、回転軸の端部に接触するように設けられた導電性のアースパッドと、アースパッドを移動可能に支持した一枚あるいは2枚の平行な板ばねと、を有し、この板ばねの付勢力によりアースパッドを回転軸の端部に押し付けることにより、回転軸に帯電した静電気をアースパッド、板ばねを介して固定部側へ逃がすようにしている(例えば、特許文献1および2)
特開2000−230553号公報 特開2001−217015号公報
上記のように構成された接地機構では、アースパッドを支持した板ばねを撓ませることにより付勢力を発生させ、アースパットに荷重を作用させている。しかしながら、このような構成の場合、長期間の使用によってアースパッドの磨耗が進むと、アースパッドは回転軸に対し平行移動はするものの、平行移動の方向、すなわち、付勢力の作用方向、が回転軸中心に対して角度を持つことになる。そのため、アースパッドの磨耗により、回転軸の中心とアースパッド中心とが徐々に一致しなくなり、やがて接触面の中心に対する摩擦力のバランスが崩れて、振動や共振現象を起し易くなる。その結果、摩擦音、回転体の回転精度の劣化を生じる。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、長期間の使用により、アースパッドの磨耗が進行しても、振動や共振現象の発生を抑制し、長期間に亘って高い回転精度を維持することが可能なエアスピンドルを提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の態様に係るエアスピンドルは、ハウジングと、静圧軸受により浮遊状態で回転自在に前記ハウジングに支持された回転軸と、前記回転軸を接地する接地機構と、を備え、前記接地機構は、導電性を有し前記回転軸の軸端に摺接したアースパッドと、前記アースパッドを、前記回転軸の中心軸と平行な方向に沿って移動可能に支持した支持アームと、前記アースパッドを前記回転軸の軸端に向けて付勢した付勢部材と、を備えている。
この発明の他の態様に係るエアスピンドルの接地方法は、ハウジングと、静圧軸受により浮遊状態で回転自在に前記ハウジングに支持された回転軸と、を備えたエアスピンドルの前記回転軸を接地する接地方法であって、導電性を有したアースパッドを前記回転軸の軸端に摺接させ、前記アースパッドを、支持部材によって前記回転軸の中心軸と平行な方向に沿って移動可能に支持し、前記アースパッドを付勢部材により前記回転軸の軸端に向けて付勢する接地方法である。
上記構成のエアスピンドルによれば、アースパッドは、支持アームにより支持され、これに別部品とした付勢部材により荷重を掛けることで、アースパッドの磨耗が進んでも、回転軸の中心とアースパッドの接触面中心が常に一致し、摩擦力のバランスの取れた状態を維持できる。これにより、長期間の使用により、アースパッドの磨耗が進行しても、振動や共振現象の発生を抑制し、長期間に亘って高い回転精度を維持することが可能なエアスピンドルおよびその接地方法が得られる。
以下図面を参照しながら、この発明の第1の実施形態に係るエアスピンドルについて詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係るエアスピンドルを一部破断して示している。図1に示すように、エアスピンドル10は、ほぼ円筒形状のハウジング12と、ハウジング内に、このハウジングと同軸的に支持された回転軸14と、を備えている。回転軸14の上端部および下端部は、それぞれハウジング12から突出している。回転軸14の中間部には、環状のフランジ部15が一体的に形成されている。回転軸14の軸方向2箇所は、ハウジング12に設けられた2つの静圧軸受16a、16bによりをラジアル方向に支持され、また、フランジ部15は、ハウジング12に設けられた2つの静圧軸受18a、18bによりスラスト方向に支持されている。ハウジング12には、静圧軸受16a、16b、18a、18bに圧縮空気を供給する吸気路20が形成され、この吸気路は、ハウジング12の端壁12aに形成された供給口21に連通している。
吸気路20を通して静圧軸受16a、16b、18a、18bに圧縮空気を供給することにより、回転軸14は、空気膜により浮遊状態、すなわち、非接触状態で、回転自在に支持される。
回転軸14の下部外周には、ロータ22が同軸的に固定されている。ハウジング12内にはステータ24が固定され、ロータ22の外側に同軸的に位置している。これらロータ22およびステータ24によりモータ25が構成されている。そして、モータ25を駆動することにより、回転軸14が回転される。
回転軸14の上端部にはクランプ機構取付け部26が形成され、この取付け部26にクランプ機構28が設けられている。クランプ機構28により、例えば、磁気ディスク30が回転軸に固定される。回転軸14の高精度回転により磁気ディスク30が高精度で回転され、検査やサーボ情報の書込みなどがなされる。
ハウジング12の下端には、回転軸14の回転位置を検出する回転位置検出器32が設けられ、回転軸14の周囲に位置している。回転軸14の下端部には、円盤状の位置検出用スケール34が固定され、回転位置検出器32と対向している。ハウジング12の端壁12aには、カップ状の筐体カバー36が固定され、回転位置検出器32および位置検出用スケール34を覆っている。筐体カバー36は、ハウジング12の一部を構成している。回転軸14の下端部(軸端部)14aは小径に形成され、筐体カバー36を貫通し下方に突出している。
エアスピンドル10は、回転軸14に溜まった静電気をハウジング12に逃がして回転軸の帯電を防止する接地機構40を備えている。図2、図3、図4、図5は、接地機構40をそれぞれ示している。これらの図に示すように、接地機構40は、回転軸14の下端に当接したアースパッド42、このアースパッドを支持した2本の支持アーム44a、44b、およびアースパッドを回転軸に向かって付勢した付勢部材としての板ばね46を有し、筐体カバー36に取付けられている。
詳細に述べると、図2および図3に示すように、回転軸14の下端部14aの先端は、ほぼ球面状に形成されている。アースパッド42は、導電性を有する材料によりほぼ円柱形状に形成され、回転軸14と同軸的に配設されている。アースパッド42の軸方向一端面は、回転軸14の中心軸と直交する方向に延びた平坦な摺接面42aとして形成され、回転軸14の下端に摺接している。アースパッド42の軸方向他端は、円錐形状の係合面42bを形成している。
図2ないし図5に示すように、2本の支持アーム44a、44bは、それぞれ細長い矩形状の薄い金属板で形成され、互いに隙間を置いて平行に対向している。各支持アーム44a、44bは、その両側縁の中央部にほぼ直角に折り曲げられた折曲げ部47を有し、中央部の剛性が上げられている。各支持アーム44a、44bの一端部、ここでは、先端部近傍には、弾性変形可能なヒンジ部45aが形成され、また、基端部近傍には、弾性変形可能なヒンジ部45bが形成されている。また、各支持アーム44a、44bの両端部には、それぞれ円形の透孔が形成されている。
2本の支持アーム44a、44bの先端部は、透孔にアースパッド42が挿通された状態で、アースパッド42を両側から挟み込むようにアースパッドに接着固定されている。支持アーム44a、44bの基端部は、筐体カバー36に支持されている。
すなわち、2本の支持アーム44a、44bの基端部間に円筒形状のカラー48が挟み込まれ、このカラーおよび基端部の透孔に円筒状のスリーブ50が挿通されている。スリーブ50は、下端部外周に形成された環状のフランジ51と、上端部外周に形成されたねじ部52とを有している。スリーブ50の上端部に、環状のスペーサ54が装着され、更に、ねじ部52にナット55が螺合されている。このナット55を締め付けることにより、このナットとスリーブ50のフランジ51との間に、支持アーム44a、44b、カラー48、スペーサ54が挟み込まれて固定されている。これにより、2本の支持アーム44a、44b、アースパッド42を有するアッセンブリが形成され、2本の支持アーム44a、44bは、互いに平行に対向した状態で位置決めされている。
このアッセンブリは、スリーブ50に挿通された固定ねじ58により、筐体カバー36に固定されている。スリーブ50を含む支持構造部は、筐体カバー36に対して、回転軸14と平行に延びている。2本の支持アーム44a、44bは、筐体カバー36の底面とほぼ平行に、かつ、回転軸14の中心軸とほぼ直交する方向に沿って延びている。アースパッド42は、2本の支持アーム44a、44bにより、その中心軸が回転軸14の中心軸と平行、かつ、同軸的に位置した状態で支持されているとともに、回転軸の中心軸と平行な方向に沿って移動可能に支持されている。
一方、付勢部材として板ばね46は、細長い矩形状に形成され、その基端部には円形の透孔が形成されている。また、板ばね46の基端部近傍部分は、幅が狭く形成され、他の領域に比較して弾性変形し易い部分を形成している。この板ばね46は、支持アーム44bの下方に、この支持アームと対向して配置されている。
板ばね46の基端部は、透孔にスリーブ50が挿通された状態で、支持アーム44a、44bと共にスリーブ50に固定され、支持アーム44a、44bと共に筐体カバー36に支持されている。板ばね46の先端部は、アースパッド42の下端に当接し、円錐形状の係合面42bの頂部と点接触している。そして、板ばね46は、アースパッド42を下方から回転軸14に向けて付勢し、回転軸14の下端に所定の荷重で押し付けている。
なお、板ばね46は、2本の支持アーム44a、44b、アースパッド42、スリーブ50と共に1つのアッセンブリを構成している。接地機構40のアッセンブリを構成する部材の全て、あるいは、アースパッド42を含む何点かは、導電性材料で形成され、回転軸14とハウジング12の筐体カバー36とを電気的に接続している。エアスピンドル10の回転軸14に溜まった静電気は、接地機構40を介して、すなわち、アースパッド42、支持アーム44a、44b、板ばね46、スリーブ50、固定ねじ58、ナット55等を介して、ハウジング12に逃がされる。これにより、回転軸14の帯電が防止される。
以上のように構成された接地機構40を備えたエアスピンドルによれば、アースパッド42を支持している2本の支持アーム44a、44bは、アースパッドを回転軸の下端に押し当てるよう働く板ばねではなく、アースパッドが回転軸の中心軸と同方向に平行移動できるように支持している。アースパッド42を回転軸14の下端に押し当てる荷重は、支持アームとは異なる板ばね46によって付加している。
そのため、アースパッド42と回転軸14との長期間の摺接により、アースパッドの摺接面42aが摩耗した場合でも、アースパッド42は、摺接面42aを回転軸14の中心軸に対して常に垂直に保ったまま、しかも、回転軸の中心軸と平行な方向に変位することが可能となる。従って、アースパッド42の摺接面の摩耗が進行しても、アースパッドの摺接部の摩擦力は、回転軸14の軸端部の中心に対して全周均一となり、振動や共振現象を起こしにくい。このことから、長期に渡り回転精度が高く、摩擦音、回転音など起こしにくい、性能の安定したエアースピンドルが得られる。
また、アースパッド42の摩耗量を低減し、アースパッドの寿命、交換周期を長くすることができる。アースパッド42が摩耗しても振動や共振現象が発生しにくいため、制振材料を貼り付ける必要がなく、製造コストの低減を図ることが可能となる。アースパッド42に直接、板ばね46が接する構造であることから、確実な導通を確保することができ、アースパッドの支持アームへの接着方法や接着材の量の管理等が容易となる。
次に、この発明の他の実施形態に係るエアスピンドルの接地機構について説明する。なお、以下の説明において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図6は第2の実施形態に係るエアスピンドルの接地機構を示している。第2の実施形態によれば、アースパッド42を回転軸14の下端14aに向けて付勢する板ばね46は、支持アーム44a、44bと異なる位置で筐体カバー36に支持されている。すなわち、板ばね46は支持アーム44a、44bと異なる方向に延出し、その先端部は、アースパッド42の係合面42bの頂部に下方から当接している。板ばね46の基端部は、筐体カバー36に立設された支持柱64、ワッシャ65とともに、固定ねじ66により筐体カバー36に固定されている。接地機構40の構成部品の全て、もしくはアースパッド42を含む何点かは導電性材料で形成され、回転軸14と筐体カバー36とを電気的に接続している。
図7は、第3の実施形態に係るエアスピンドルの接地機構を示している。第3の実施形態によれば、接地機構40のアースパッド42は、一本の支持アーム44aにより、回転軸14の中心軸と平行な方向に沿って移動可能に支持されている。接地機構40の他の構成は、前述した第1の実施形態と同一である。
図8は、第4の実施形態に係るエアスピンドルの接地機構を示している。第4の実施形態によれば、接地機構40は、アースパッド42が回転軸14の下端と一定の荷重で接触するように、アースパッドを回転軸に向けて付勢する付勢部材として、圧縮コイルばね60を備えている。また、接地機構40は、圧縮コイルばね60を支持した支持部材62を備えている。支持部材62は、支持アーム44bの下方にこれと平行に設けられ、その基端部がスリーブ50を介して筐体カバー36に固定されている。
圧縮コイルばね60は、その巻中心が回転軸14の中心軸と同軸的に延びた状態で、アースパッド42と支持部材の先端部との間に配設され、アースパッド42を回転軸14に向けて一定の荷重で付勢している。接地機構40の構成部品の全て、もしくはアースパッド42を含む何点かは導電性材料で形成され、回転軸14と筐体カバー36とを電気的に接続している。
図9は、第5の実施形態に係るエアスピンドルの接地機構を示している。第5の実施形態によれば、アースパッド42を回転軸14の下端14aに向けて付勢する付勢部材として圧縮コイルばね60が用いられている。この圧縮コイルばね60を支持する支持部材62は、支持アーム44a、44bと異なる位置で筐体カバー36に支持されている。
すなわち、支持部材62は支持アーム44a、44bと異なる方向に延出し、その先端部は、アースパッド42に対向し、他端部は、筐体カバー36に立設された支持柱64とともに、固定ねじ66により筐体カバー36に固定されている。圧縮コイルばね60は、その巻中心が回転軸14の中心軸と同軸的に延びた状態で、アースパッド42と支持部材の先端部との間に配設され、アースパッド42を回転軸14に向けて一定の荷重で付勢している。接地機構40の構成部品の全て、もしくはアースパッド42を含む何点かは導電性材料で形成され、回転軸14と筐体カバー36とを電気的に接続している。
図10は、第6の実施形態に係るエアスピンドルの接地機構を示している。第6の実施形態によれば、接地機構40は、アースパッド42を支持した2本の支持アーム44a、44bを有している。支持アーム44a、44bは、長手方向の中間部がアースパッド42に固定され、長手方向両端部がそれぞれハウジングの筐体カバー36に支持されている。すなわち、支持アーム44a、44bは、ハウジングに両持ち支持され、アースパッド42を回転軸14の中心軸と平行な方向に沿って移動可能に支持している。付勢部材として機能する板ばね46は、支持アーム44a、44bと直交する方向に延び、アースパッド42を回転軸14に向かって付勢している。
上述した第2ないし第6の実施形態において、他の構成は前述した第1の実施形態と同一であり、その詳細な説明を省略した。そして、第2ないし第6の実施形態に係る接地機構を備えたエアスピンドルにおいても、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
図1は、この発明の第1の実施形態に係るエアスピンドルを一部破断して示す側面図。 図2は、前記エアスピンドルの接地機構を示す断面図。 図3は、前記接地機構を異なる方向から見た側面図。 図4は、図2の線A−Aに沿った接地機構の断面図。 図5は、前記接地機構の底面図。 図6は、この発明の第2の実施形態にエアスピンドルの接地機構を示す断面図。 図7は、この発明の第3の実施形態にエアスピンドルの接地機構を示す断面図。 図8は、この発明の第4の実施形態にエアスピンドルの接地機構を示す断面図。 図9は、この発明の第5の実施形態にエアスピンドルの接地機構を示す断面図。 図10は、この発明の第6の実施形態にエアスピンドルの接地機構を示す断面図。
符号の説明
10…エアスピンドル、12…ハウジング、14…回転軸、
16a、16b、18a、18b…静圧軸受、36…筐体カバー、40…接地機構、
42…アースパッド、42a…摺接面、44a、44b…支持アーム、
46…板ばね、50…スリーブ、60…圧縮コイルばね、62…支持部材

Claims (12)

  1. ハウジングと、静圧軸受により浮遊状態で回転自在に前記ハウジングに支持された回転軸と、前記回転軸を接地する接地機構と、を備え、
    前記接地機構は、導電性を有し前記回転軸の軸端に摺接したアースパッドと、前記アースパッドを、前記回転軸の中心軸と平行な方向に沿って移動可能に支持した支持アームと、前記アースパッドを前記回転軸の軸端に向けて付勢した付勢部材と、を備えているエアスピンドル。
  2. 前記支持アームは、前記アースパッドに固定された一端部と、前記ハウジングに支持された他端部と、を有している請求項1に記載のエアスピンドル。
  3. 前記支持アームは、前記アースパッドに固定された中間部と、それぞれ前記ハウジングに支持された両端部と、を有している請求項1に記載のエアスピンドル。
  4. 前記接地機構は、それぞれ前記アースパッドに固定された一端部と、前記ハウジングに支持された他端部と、を有し、互いに平行に延びた2本の支持アームを備えている請求項1に記載のエアスピンドル。
  5. 前記付勢部材は、前記アースパッドに当接した一端部と、前記ハウジングに支持された他端部とを有する板ばねを備えている請求項1に記載のエアスピンドル。
  6. 前記板ばねは、前記支持アームと対向して配設され、前記他端部は、前記支持アームの端部と共に前記ハウジングに支持されている請求項5に記載のエアスピンドル。
  7. 前記板ばねは、前記支持アームと異なる方向に延出し、前記板ばねの他端部は、前記支持アームと異なる位置で前記ハウジングに支持されている請求項5に記載のエアスピンドル。
  8. 前記付勢部材はコイルばねを有し、前記接地機構は、前記コイルばねを支持した支持部材を有し、前記コイルばねは、その巻中心が前記回転軸の中心軸と同軸的に延びた状態で、前記アースパッドと支持部材との間に配設されている請求項1に記載のエアスピンドル。
  9. 前記支持部材は、前記支持アームと対向して配設され、前記支持アームの端部と共に前記ハウジングに支持された端部を有している請求項8に記載のエアスピンドル。
  10. 前記支持部材は、前記支持アームと異なる方向に延出し、前記支持アームと異なる位置で前記ハウジングに支持された端部を有している請求項8に記載のエアスピンドル。
  11. 前記回転軸の端部は球面状に形成され、前記アースパッドは、前記回転軸の中心軸と直交する方向に延びているとともに回転軸の端部に当接した平坦な当接面と、前記当接面に対して前記回転軸と反対側に位置し前記付勢部材に係合した係合部と、を有している請求項1ないし10のいずれか1項に記載のエアスピンドル。
  12. ハウジングと、静圧軸受により浮遊状態で回転自在に前記ハウジングに支持された回転軸と、を備えたエアスピンドルの前記回転軸を接地する接地方法であって、
    導電性を有したアースパッドを前記回転軸の軸端に摺接させ、
    前記アースパッドを、支持部材によって前記回転軸の中心軸と平行な方向に沿って移動可能に支持し、
    前記アースパッドを付勢部材により前記回転軸の軸端に向けて付勢するエアスピンドルの接地方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011099523A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Mitaka Koki Co Ltd ロータリエンコーダ制御式エアスピンドル

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