JPS6139209B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6139209B2 JPS6139209B2 JP2407681A JP2407681A JPS6139209B2 JP S6139209 B2 JPS6139209 B2 JP S6139209B2 JP 2407681 A JP2407681 A JP 2407681A JP 2407681 A JP2407681 A JP 2407681A JP S6139209 B2 JPS6139209 B2 JP S6139209B2
- Authority
- JP
- Japan
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- bag
- liquid
- pressure
- container
- pressure container
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 33
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000009461 vacuum packaging Methods 0.000 description 4
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Vacuum Packaging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、例えば食品を真空包装するために使
用する気密な真空ボツクス内に余分な空間を形成
しないために、該真空ボツクスへの収容物の大き
さに応じて、前記空間容積を調整し、容積ロスを
少なくする装置に関する。
用する気密な真空ボツクス内に余分な空間を形成
しないために、該真空ボツクスへの収容物の大き
さに応じて、前記空間容積を調整し、容積ロスを
少なくする装置に関する。
（従来の技術）
第２図に示すように真空包装は、気密な耐圧容
器２内に包装材料１で被つた食品などを設置し、
ホース５を介して真空ポンプにより容器２内の空
気を排除することによつて行なわれる。このよう
な真空包装の外にも物品を真空処理する産業分野
が幾つかあり、各産業分野とも耐圧容器内に被処
理物を収容し、耐圧容器内の空気を排除する点で
共通している。ところで多数の物品を耐圧容器で
反復処理する場合、能率面で最も問題になるのは
真空ポンプの吸引能力と、耐圧容器の容積率であ
る。前者は経済性な面から無闇に吸入量の大きい
真空ポンプを使用することはできないが、後者は
耐圧容器内の余分な空間をなくすことによつて効
率は向上する。そこで本出願者は、従来第２図に
示すように耐圧容器２内に可撓性材料によつて形
成した袋３を設置し、該袋３を通気孔４を介して
耐圧容器２の外部に連通したものを試みた。すな
わちホース５を介して真空ポンプで耐圧容器２内
の空気を吸引すると前記の袋３は膨張して耐圧容
器２内の余分な空間を小さくするので、それだけ
容器内が真空値に達するのが早く、反復作業上能
率が向上する訳である。
器２内に包装材料１で被つた食品などを設置し、
ホース５を介して真空ポンプにより容器２内の空
気を排除することによつて行なわれる。このよう
な真空包装の外にも物品を真空処理する産業分野
が幾つかあり、各産業分野とも耐圧容器内に被処
理物を収容し、耐圧容器内の空気を排除する点で
共通している。ところで多数の物品を耐圧容器で
反復処理する場合、能率面で最も問題になるのは
真空ポンプの吸引能力と、耐圧容器の容積率であ
る。前者は経済性な面から無闇に吸入量の大きい
真空ポンプを使用することはできないが、後者は
耐圧容器内の余分な空間をなくすことによつて効
率は向上する。そこで本出願者は、従来第２図に
示すように耐圧容器２内に可撓性材料によつて形
成した袋３を設置し、該袋３を通気孔４を介して
耐圧容器２の外部に連通したものを試みた。すな
わちホース５を介して真空ポンプで耐圧容器２内
の空気を吸引すると前記の袋３は膨張して耐圧容
器２内の余分な空間を小さくするので、それだけ
容器内が真空値に達するのが早く、反復作業上能
率が向上する訳である。
（発明が解決しようとする問題等）
しかし、かかる装置では袋３が膨張によつて包
装材料１を圧迫し、包装材料１内に空気が閉じ込
められかえつて真空処理能率が低下する欠点があ
つた。
装材料１を圧迫し、包装材料１内に空気が閉じ込
められかえつて真空処理能率が低下する欠点があ
つた。
本発明は上記の点に鑑み耐圧容器内で可撓性の
袋が被処理物を圧迫しないように容積調整を可能
にすることを目的とするものである。
袋が被処理物を圧迫しないように容積調整を可能
にすることを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は上記の目的を達成するために、内部に
閉じ込まれた空気を排除するための真空ポンプを
接続しさらに内部に被処理物を供給するために開
放可能にした気密状の耐圧容器と、前記耐圧容器
内に配置した可撓性の密封状の袋と、前記耐圧容
器外に設けた液貯溜タンクとからなり、前記液貯
溜タンクと前記袋とを開閉弁を介設した液流通管
で連結し、前記袋の内部に保有される液体でもつ
て該袋の容積を変化させるように構成したもので
ある。
閉じ込まれた空気を排除するための真空ポンプを
接続しさらに内部に被処理物を供給するために開
放可能にした気密状の耐圧容器と、前記耐圧容器
内に配置した可撓性の密封状の袋と、前記耐圧容
器外に設けた液貯溜タンクとからなり、前記液貯
溜タンクと前記袋とを開閉弁を介設した液流通管
で連結し、前記袋の内部に保有される液体でもつ
て該袋の容積を変化させるように構成したもので
ある。
（作用）
液貯溜タンクと可撓性の袋とを連結する液流通
管の開閉弁を開くと、前記タンク内の液は可撓性
の袋へ流入し、反対に、可撓性の袋を外から押す
と該袋内の液体はタンクへ還元され、袋へ流入し
た液の量だけ耐圧容器の空間容積が小さくなる。
このため真空ポンプによつて耐圧容器内の空気を
吸引する場合、予め可撓性の袋内に密封した液体
の容積分だけ耐圧容器の容積が小さくなつている
から、該耐圧容器内の圧力が真空値に達するのが
それだけ早い。しかも袋内の液体は圧力差によつ
て気体のように膨張しないから、袋が耐圧容器内
の被処理物に干渉しない。
管の開閉弁を開くと、前記タンク内の液は可撓性
の袋へ流入し、反対に、可撓性の袋を外から押す
と該袋内の液体はタンクへ還元され、袋へ流入し
た液の量だけ耐圧容器の空間容積が小さくなる。
このため真空ポンプによつて耐圧容器内の空気を
吸引する場合、予め可撓性の袋内に密封した液体
の容積分だけ耐圧容器の容積が小さくなつている
から、該耐圧容器内の圧力が真空値に達するのが
それだけ早い。しかも袋内の液体は圧力差によつ
て気体のように膨張しないから、袋が耐圧容器内
の被処理物に干渉しない。
なお使用する液体について実験した結果、水は
大量の空気を含み、また760mmHgで沸騰するので
用途として望ましくなく、油や合成樹脂液のよう
な化学的粘性物の使用が望ましい。
大量の空気を含み、また760mmHgで沸騰するので
用途として望ましくなく、油や合成樹脂液のよう
な化学的粘性物の使用が望ましい。
（実施例）
第１図は真空包装機を実施例としており、耐圧
容器Ａは包装材料１０を乗せるベツド１１と箱形
の蓋体１２とによつて形成している。前記ベツド
１１の上面には包装材料１０の開口部分を支持す
る枕材１３を具備し、一方前記蓋体１２は前記枕
材１３と対向するように熱シールバー１４をアク
チユエータ１５に支持して設けている。また同蓋
体１２はホース１６を介して真空ポンプ１７に連
結している。さらに前記蓋体１２の内部上面に可
撓性材料によつて形成した袋１８を設け該袋の下
面に補強用のプレート１９を貼付けて固定してい
る。また前記袋１８の一部を蓋体１２の上面に開
口し、該開口部に開閉弁２０を設置すると共に、
該開閉弁２０と耐圧容器外に設けた液貯溜タンク
２１とを液流通管２２を介して連結している。
容器Ａは包装材料１０を乗せるベツド１１と箱形
の蓋体１２とによつて形成している。前記ベツド
１１の上面には包装材料１０の開口部分を支持す
る枕材１３を具備し、一方前記蓋体１２は前記枕
材１３と対向するように熱シールバー１４をアク
チユエータ１５に支持して設けている。また同蓋
体１２はホース１６を介して真空ポンプ１７に連
結している。さらに前記蓋体１２の内部上面に可
撓性材料によつて形成した袋１８を設け該袋の下
面に補強用のプレート１９を貼付けて固定してい
る。また前記袋１８の一部を蓋体１２の上面に開
口し、該開口部に開閉弁２０を設置すると共に、
該開閉弁２０と耐圧容器外に設けた液貯溜タンク
２１とを液流通管２２を介して連結している。
図示した液貯溜タンク２１は可撓性の袋で形成
しているが、液タンク２１は上面が開口した容器
でもよく、要はその内部に液体２３を貯溜してい
る。そこで開閉弁２０を開放すると前記タンク２
１内の液体２３は液流通管２２を介して可撓性の
袋１８内に流入し耐圧容器Ａ内の実質容積を変化
させる。袋１８の大きさを任意に設定したところ
で開閉弁２０を閉鎖して袋１８内に液体を密封す
る。
しているが、液タンク２１は上面が開口した容器
でもよく、要はその内部に液体２３を貯溜してい
る。そこで開閉弁２０を開放すると前記タンク２
１内の液体２３は液流通管２２を介して可撓性の
袋１８内に流入し耐圧容器Ａ内の実質容積を変化
させる。袋１８の大きさを任意に設定したところ
で開閉弁２０を閉鎖して袋１８内に液体を密封す
る。
一方耐圧容器Ａは蓋体１２の上下方向への移動
によつて開閉自由であるが、真空処理に当つては
密封する。そして先ず真空ポンプ１７の運転で耐
圧容器Ａ内の空気を吸引する。その後、熱シール
バー１４を下動させて包装材料１０の開口部を溶
着したあと、切換弁２４の操作で耐圧容器Ａ内に
大気を導入することによつて真空処理は完了す
る。
によつて開閉自由であるが、真空処理に当つては
密封する。そして先ず真空ポンプ１７の運転で耐
圧容器Ａ内の空気を吸引する。その後、熱シール
バー１４を下動させて包装材料１０の開口部を溶
着したあと、切換弁２４の操作で耐圧容器Ａ内に
大気を導入することによつて真空処理は完了す
る。
（効果）
叙上の如く本発明は耐圧容器内に配置した可撓
性の袋と、前記耐圧容器外に設けた液貯溜タンク
とを液流通管を介して連結すると共に、前記液流
通管に開閉弁を介設したから、被真空処理物の大
きさに応じて前記袋内に貯溜する液体を調整し耐
圧容器の容積を任意に調整できるので、それだけ
真空処理能率が向上する。しかも液体は気体に比
べて圧力変化による膨張率が極めて小さいで被処
理物に対する袋の干渉を防止し被処理物における
空気の封じ込みをなくすことができるなどの効果
がある。
性の袋と、前記耐圧容器外に設けた液貯溜タンク
とを液流通管を介して連結すると共に、前記液流
通管に開閉弁を介設したから、被真空処理物の大
きさに応じて前記袋内に貯溜する液体を調整し耐
圧容器の容積を任意に調整できるので、それだけ
真空処理能率が向上する。しかも液体は気体に比
べて圧力変化による膨張率が極めて小さいで被処
理物に対する袋の干渉を防止し被処理物における
空気の封じ込みをなくすことができるなどの効果
がある。
第１図は本発明の実施例を示す側面断面図、第
２図は従来例の説明図である。 Ａ……耐圧容器、１０……包装材料、１７……
真空ポンプ、１８……袋、２０……開閉弁、２１
……液貯溜タンク、２２……液流通管、２３……
液体。
２図は従来例の説明図である。 Ａ……耐圧容器、１０……包装材料、１７……
真空ポンプ、１８……袋、２０……開閉弁、２１
……液貯溜タンク、２２……液流通管、２３……
液体。
Claims (1)
- １ 内部に閉じ込まれた空気を排除するための真
空ポンプを接続しさらに内部に被処理物を供給す
るために開放可能にした気密状の耐圧容器と、前
記耐圧容器内に配置した可撓性の密封状の袋と、
前記耐圧容器外に設けた液貯溜タンクとからな
り、前記液貯溜タンクと前記袋とを開閉弁を介設
した液流通管で連結し、前記袋の内部に保有され
る液体でもつて該袋の容積を変化させるようにし
た真空ボツクスの容積調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407681A JPS57142813A (en) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | Regulator for volume of vacuum box |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407681A JPS57142813A (en) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | Regulator for volume of vacuum box |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57142813A JPS57142813A (en) | 1982-09-03 |
| JPS6139209B2 true JPS6139209B2 (ja) | 1986-09-02 |
Family
ID=12128325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2407681A Granted JPS57142813A (en) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | Regulator for volume of vacuum box |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57142813A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0738087Y2 (ja) * | 1986-11-18 | 1995-08-30 | シーケーディ株式会社 | 包装機用シール装置 |
-
1981
- 1981-02-19 JP JP2407681A patent/JPS57142813A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57142813A (en) | 1982-09-03 |
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