JPS613896A - 金色被膜形成用電気めつき浴 - Google Patents

金色被膜形成用電気めつき浴

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JPS613896A
JPS613896A JP12205584A JP12205584A JPS613896A JP S613896 A JPS613896 A JP S613896A JP 12205584 A JP12205584 A JP 12205584A JP 12205584 A JP12205584 A JP 12205584A JP S613896 A JPS613896 A JP S613896A
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copper
zinc
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hydroxyethane
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JP12205584A
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Katsuhiro Fukuoka
福岡 万博
Haruo Konishi
小西 陽夫
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KOSAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は金属面に金色の被覆を電気めっきによシ形成さ
せる電気めっき浴に関する。
〈従来の技術〉 金属の各種の日用品、装飾品に金色の被膜を形成させ、
それらの装飾的価値を増大させるため各種のめつき方法
が開発されている。
例えばもつとも一般的な方法としては青化物”を含むめ
っき浴を用いてめっきする方法がある。
この代表的な浴組成としては背比ソーダ50r/7〜1
50f/I!、背比第−銅30f/J〜75 t/l、
背比亜鉛11t/l 〜30 f/lおよび炭酸ソーダ
20 f/l〜15ψを主要成分として含むものがある
。このよう力青化物含有浴を用いるめっき方法は、有毒
な背比物を使用するため安全上の厳重な管理が必要でア
シ、とくに作業温度が50〜65℃と高温のため、猛毒
である青酸ガスを発生し、労働衛生上好ましくない。そ
して形成された被膜は色調、光沢において実際の金とは
大いに差があシ平均的々色調としては青味を有する真ち
ゅう色であシ、又温度の差、pHの変化、電流密度の変
化等によって帯白黄色から帯赤黄色まで色調が変る等の
欠点がある。
本発明者はさきに1,1−ハイドロキシエタン−1,1
第2リン酸エステルあるいは該エステルの塩を含有させ
た浴が電りめっき浴としておくれていることを知シ、昭
和51年特許願第25151号として該めっき浴に関し
て特許出願を行い、従来の方法に比してすぐれた金色の
被膜が安全に得られることを開示した。
〈発明が解決しようとする問題点〉 然しガからこれらの方法にもとづいて得られた金色めっ
き被膜は、真の金めつき被膜に比べると、色感、色調の
いずれの点においてもなお不充分な点があった。
本発明者はさらに研究の結果、グリコール酸を1,1−
ハイドロキシエタン−1,1第2リン酸エステル類およ
び又は有機アミンと共に存在させた浴を用い電気めっき
することにょシ従来みられなかつ苑色調と、光沢のある
金色めっき被膜が得られることを知シ本発明を完成した
〈問題点を解決するための手段〉 即ち、本発明はイ、酢酸銅、塩化鋼、酒石酸銅、クエン
酸銅および硫酸銅のいずれか少なくとも1種、口、酢酸
亜鉛、塩化亜鉛および硫酸亜鉛のいずれか少なくとも1
種、ハ、グリコール酸、二。
1.1−ハイドロキシエタン1.1−第21Jン酸エス
テル、1,1−ハイドロキシエタン1.1−第2’リン
酸エステル塩および有機アミンの少なくとも1種を主要
成分として水に溶解しためっき浴および前記めっき浴に
更にスズ化合物、インジウム化合物、ニッケル化合物お
よびコバルト化合物のいずれが少なくとも1種を溶解し
ためっき浴に関する。
〈実施例〉 次に本発明の電気めっき浴を製造する際に、溶解すべき
各物質について詳述する。
金色被膜形成用物質は、背比物以外の銅化合物、具体的
には酢酸銅、塩化銅、酒石酸銅、クエン酸銅および硫酸
銅、背比物以外の亜鉛化合物、具体的には酢酸亜鉛、塩
化亜鉛および硫酸亜鉛である。
又スズ化合物としては硫酸第二スズ、塩化第二スズ、ス
ズ酸ナトリウム等が好適であシ、又インジウム化合物、
ニッケル化合物およびコバルト化合物はいずれも塩化物
、硫酸塩、醋酸塩等が好適で゛ある。
これらは金色被膜の生成にそれぞれ寄与するが、さらに
前記銅化合物はキレート剤を用いた浴に対してなじみが
良く、めっき浴の調整を容易にする効果があり、更に他
の被膜形成物質はいずれも溶解度が鳥いため、容易にと
けて均一なめつき浴組成物を調整しうる。
本発明のめっき浴中の被膜形成物質として、前記のよう
に銅化合物および亜鉛化合物を必須成分とするが、更に
必要にょシスズ化合物、インジウム化合物、ニッケル化
合物およびコバルト化合物を含有する浴をも本発明にふ
くまれる。
本発明の太き々特徴は浴組成中にグリコール酸ト1,1
−ハイドロキシエタン−111第21Jン酸エステル、
同エステル塩および有機アミンの少なくとも1種が含ま
れていることである。
グリコール酸の添加は必須であるが、1,1−ハイドロ
キシエタン−1,1i 2リン酸エステル、同エステル
塩、有機アミンはそれらの少なくとも1種を含ませれば
よい。
1.1−ハイドロキシエタン1,1−第2リン酸エステ
ルは で示される化合物であυ、同エステルがアルカリ金属、
アルカリ土類金属と反応して生成する塩もエステルと同
様に用りられる。
又有機アミン類としてはエチレンジアミン、プロパンジ
アミン、エチレンジアミンテトラ酢酸4ナトリウム及び
2ナトリウム等が好適である。
これらの存在によυ本発明のめつき浴を用いて得られた
被膜は実際の金化合物を用いて行った金めつき被膜に比
して色調、光沢のいずれもが劣ることはない。
これは次のような理由にもとづく。即ち有機アミン、前
記エステル、エステル塩と共存する金属がキレート化合
物を生成し、これからの金属の離脱が円滑に折力われ、
更に有機アミン等の素地金属に対する吸着作用により、
素地平面の凸部、即ち電気の集中する部分に対する電析
を抑止することによりめっき表面の平滑化が速やかに行
なわれるためである。
次に本発明のめつき浴1000cCを製造するにあたシ
、溶解すべき各成分の量についてのべる。
被膜形成成分としての銅化合物は金属銅として1,02
〜502、好ましくは2.01〜5.52、亜鉛化゛合
物は金属亜鉛として0.25 f〜1.5v、好ましく
は0.52〜0.9fである。
そしてスズ化合物、インジウム化合物、ニッケル化合物
およびコバルト化合物は、1種の場合は金属として、ス
ズ0.8t〜1.2私好ましくは0.52〜i 、o 
t’ 、インジウム0.22〜2−Ofz好ましくは0
.31〜1.52、ニッケル0.5v〜3.Ors  
好ましくは0.72〜2.0?、コバルト0.5f−3
,52、好ましくは0.7v〜2.0 t %そして前
記のスズ化合物、インジウム化合物、ニッケル化合物お
よびコバルト化合物が複数存在す、る場合は、合計で1
.02〜4.5り、好ましくは1.2t〜4.Of存在
することが必要である。
上記の量を超過した場合は、高電流密度の部分に灰白色
の条痕もしくは粗雑な電析物を生じ、又稍過剰の場合は
銅の電析が促進さ、れ、めっき被膜全体が帯桃黄色と々
る。又上記の量に達しない場合は銅のみが析出して黄色
を呈しない。
被膜形成用化合物の量は、目的とする形成被膜の色調に
よシ定める。
一般的には亜鉛は青白色を強調するが本発明では適量存
在の場合は黄色を、そして過剰の場合は桃色を強調する
。又スズは同様に適量の場合は黄色を、過剰の場合は帯
白黄色を強調することにガる。そしてインジウムは亜鉛
と、ニッケル、コバルトはスズと同様の挙動を示す。
ゲルコール酸は201〜602、好ましくは159〜4
52である。上限をこえると好ましい合金被膜をうろこ
とができず、銅のみ析出する。又下限に達しない場合は
、被膜生成金属の各種の析出物、例えば被膜生成金属が
銅、亜鉛、スズの場合は、亜鉛−銅、スズニ銅、もしく
はスズ−亜鉛−銅と各種の分離した析出物をうる。
1.1−ハイドロキシエタン−,1,’l第2リン酸エ
ステル又はその塩はエステルとして109〜301、好
ましくは18t〜25f1有機アミンは31〜12f1
好ましくは62〜102である。
なお本発明のめつき浴には通常のめつき浴に用いられる
公知の添加剤、例えば炭酸す) IJウム等の伝導剤等
を必要に応じて添加することができる。なおアンモニア
水は使用できない。
本発明の電気めっき浴を用いてめっきすべき対象金属は
、現在実施されている装飾めっきの対象金属と全く同様
である。又本発明を用いての電気めっきは、公知の方法
で行なうことができる。
次に本発明の実施例、比較例を示す。
実施例 第1表に実施例に用いた浴組成を、第2表にめっき条件
、第5表にめっき結果を示す。
比較例 第4表に示すように、各実施例とめつき浴中の被膜形成
物組成は全く同じで、グリコール酸を含有せず、かつ1
.1−ハイドロキシエタン−第2リン酸エステルの含有
量の異っためっき液を作成し、めっきを行った。、第5
表にめっき結果を示す。なおめっき条件は実施例と比較
例と同一番号のものは同一条件である。
第  5  表 第3表、第5表の判定の基準を次に示す。
第1列の判定は、肉眼で観察して欠点がなく、美麗なも
のを○、条痕等の欠点のあるものを△、〜 光沢のない粗雑なものを×とした。
第2列は本発明の目的である被膜の金の色度に関するも
ので色差計(千代田光学製)を用いて判定した。
色度L1 α、bの三つの要素によシ定められる。それ
らの関係を図面に示す。
、Lは全体の明るさを示し、数値が100に近いほど白
色に、0に近いほど男色に近いことを示す。Cの値は(
+)の数値が大きいほど赤色、(−)の数値が大きいほ
ど緑色、又すの値は(+)の数値が大きい砥ど黄色、(
−)の数値が大きいほど青色を示することになる。
純金の場合 L : 70.2 、α:2.0、b :
 36.8真ちゅうの場合 L : 69.5、α: −0,1、b : 28.9
″以上よ’) L + a、r bのすべてが純金と真
ちゅうとの間の、ものを甲、bが28.0以下又はαが
−0,1以下のものを乙、αが2.5以上のものを丙と
した。
そして前記2つの判定よシ、第3列の綜合判定を行った
。即ち欠点のないものを○、色度は良いが条痕等の欠点
のおるものをΔ、肉眼観察も良く々く、色度の悪いもの
を×とした。
〈発明の効果〉 第3表、第5表よシあきらかな如く本発明のめつき浴を
用いた場合、生成せるめっき被膜は一見して金との差は
殆んどなく、実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図面は色度のり、α、bの関係を示す図面である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イ、酢酸銅、塩化銅、酒石酸銅、クエン酸銅およ
    び硫酸銅のいずれか少なくとも一種、 ロ、酢酸亜鉛、塩化亜鉛、および硫酸亜鉛のいずれか少
    なくとも一種、 ハ、グリコール酸、 ニ、1,1−ハイドロキシエタン1,1−第2リン酸エ
    ステル、1,1−ハイドロキシエタン1,1−第2リン
    酸エステル塩および有機アミンの少なくとも1種 を主要成分として水に溶解してなる金色被膜生成用電気
    めっき浴。
  2. (2)イ、酢酸銅、塩化銅、酒石酸銅、クエン酸銅およ
    び硫酸銅のいずれか少なくとも一種、 ロ、酢酸亜鉛、塩化亜鉛および硫酸亜鉛のいずれか少な
    くとも一種、 ハ、スズ化合物、インジウム化合物、ニッケル化合物お
    よびコバルト化合物のいずれか 少なくとも一種、 ニ、グリコール酸、 ホ、1,1−ハイドロキシエタン1,1−第2リン酸エ
    ステル、1,1−ハイドロキシエタン1,1−第2リン
    酸エステル塩および有機アミンの少なくとも一種 を主要成分として水に溶解してなる金色被膜生成用電気
    めっき浴。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62164888A (ja) * 1986-01-14 1987-07-21 Mitsubishi Chem Ind Ltd 銅−亜鉛−ニツケル合金電気メツキ浴組成物
US4769982A (en) * 1986-05-28 1988-09-13 Howa Machinery, Ltd. Apparatus for preventing unwinding of roving end applied to roving bobbin transporting system
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JP2011202245A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 銅合金微粒子の製造方法、及び該製造方法で得られる銅合金微粒子
CN105132973A (zh) * 2015-09-22 2015-12-09 太原工业学院 一种环保型无氰电镀铜锌合金溶液及其电镀铜锌合金工艺
CN105502947A (zh) * 2015-12-17 2016-04-20 安徽省含山民生瓷业有限责任公司 一种果绿釉及其制备方法

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