JPS6138955Y2 - - Google Patents

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JPS6138955Y2
JPS6138955Y2 JP17305784U JP17305784U JPS6138955Y2 JP S6138955 Y2 JPS6138955 Y2 JP S6138955Y2 JP 17305784 U JP17305784 U JP 17305784U JP 17305784 U JP17305784 U JP 17305784U JP S6138955 Y2 JPS6138955 Y2 JP S6138955Y2
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JP
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ring
spherical
fixed
shower pipe
outer periphery
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JP17305784U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は製紙工場における洗滌用シヤワーパ
イプ駆動装置に関する。
(従来の技術) この種シヤワーパイプは洗滌水を噴射しつゝ往
復動を繰返すが、駆動軸に対しシヤワーパイプの
偏心、彎曲、そして内部の水の動揺により往復動
に不整運動が加わることを避けられない。この不
整運動が駆動装置の各部材に繰返し応力による疲
労、寿命短縮を起こさせている。
シヤワーパイプは水平往復動しやすいよう、ロ
ーラその他で両端支持するか、一端だけ支持し、
他端を駆動装置の駆動端に接続している。駆動装
置は床上に固定されるが、特殊なものでは両側面
を軸支し、上下方向にだけ傾動できるようにした
ものもある。
(考案が解決しようとする問題点) この考案の目的は従来、一年もたたない駆動装
置の部材の寿命を、より長くすることにある。
研究の結果、シヤワーパイプの往復動に伴う不
整運動を押さえつゝ駆動していた従来の駆動装置
のあり方を改め、シヤワーパイプの不整運動を押
さえずに、これを往復駆動することが可能なら、
それが最も望ましい、という結論に達した。そし
て、この結論に沿う駆動装置の開発という事に目
標を絞つた。
(問題点を解決するための手段) 上の目的をほゞ達成したこの考案の概要は、本
体の一端に駆動モータを付け、他端から駆動軸を
つき出して洗滌用シヤワーパイプを往復駆動する
装置において、上記モータ付き本体の重心付近外
周にはめて固定した固定環と、この固定環外周を
全方向傾斜可能に係合支持した基台とを備え、上
記固定環は外周面が一球面の一部をなす球面環
と、これと一体で隣接した締付バンド部からな
り、上記基台は上記球面環外周に滑合する内周面
をもつ支持環部を有することを特徴とする製紙用
シヤワーパイプ駆動装置である。
(作用) この考案の駆動装置は、一端に駆動モータを付
け、他端から駆動軸をつき出した本体を主体とす
る。その駆動軸をつき出したり戻したりしてシヤ
ワーパイプを往復駆動する。従つてシヤワーパイ
プの不整運動は接続部を介して駆動軸を傾動させ
るように働く。
従来の駆動装置の駆動軸は所要の往復動以外の
動作不可能なものが大部分であり、一部に上下揺
動だけ可能なものがあつた。しかし、シヤワーパ
イプの不整運動は駆動軸に不定方向への傾動を要
求するもので、あらゆる方向への傾動のうち、純
すいに上下方向のものだけ受入れるようにして
も、不整運動を受入れる効果に乏しい。
この考案は、モータ付き本体の重心付近外周に
固定環をはめて固定し、この固定環を床に固定し
た基台により全方向傾斜可能に係合支持した。そ
の固定環は外周面が一球面の一部をなす球面環
と、これに隣接する締付バンド部からなるから、
適宜の位置に固定しやすく、球面環外周に滑合す
る支持環部をもつ基台により確実に全方向傾動可
能に係合支持されるのである。
(実施例) 第1,2図はこの考案の一実施例を示し、第3
図にその内容を、第4〜7図に基台による傾動可
能な支持機構を示す。前述の本体1、駆動モータ
2、駆動軸3、シヤワーパイプP、固定環4、基
台5、球面環4a、締付バンド部4b、支持環部
6等が現われている。その他、シヤワーパイプ支
持部7、駆動軸3とパイプPとの連結材8があ
り、第3図では支持部7内で自由に転動する本考
案者開発のローラ9も見えている。こゝでは本体
1は円筒形であり、ローラ9はポリウレタンその
他の樹脂類で成形してある。
この例ではモータ2がトラバース・スクリユー
10を回すと、ネジ溝に入込んだ係合部(ポイン
ト)11が軸方向へ往復動する。その係合部11
は駆動軸3の一端に付いているので、駆動軸3も
往復動する。駆動軸3は本体1端板につけた摺動
軸受12を通つて外へ出ている。通常、本体1内
部には潤滑剤が入つている。
固定環4と、これを支える基台5とを第4〜7
図の実施例で説明する。固定環4は前述のとおり
球面環4aとこれに一体になつた締付バンド部4
bとからなり、この実施例では、締付バンド部4
bはその上部の、第6図でaとした範囲の切込み
により隣接した球面環4aから切離されている。
これにより、締付バンド部4bの締付穴12に図
示しないボルトを通して締付けると、範囲aの部
分が内側へ撓んで本体1外周を締付けるようにな
る。
本体1に固定された固定環の球面環4a外周に
滑合する支持環部6の取付け方は第4,6,7図
で分るように、抱合わせ式である。即ち、基台5
に固定した下側支持環部に、分離可能な第7図の
支持環部6を数個のボルト穴13に通したボル
ト、ナツトでもつて抱合せる。抱合せ結合後、球
面環4a外周と、支持環部6内周とが円滑に摺動
し得る滑合状態となるような寸法精度が必要であ
る。
なお球面環4aと締付ボルト部4bとは、上記
実施例のように一体の素材から作るのでなく、
別々に作つて、両者を固定してもよいのである。
その他、上記実施例は、この考案の要旨を変え
ない範囲でも、実施条件に応じて、設計者の周知
技術により多様の変化、応用し得る。なお本体の
重心付近という限定は広く解釈する。
(考案の効果) この考案はシヤワーパイプの往復駆動装置の短
い寿命の対策として、シヤワーパイプの往復動に
伴う不整運動を押さえる方向でなく、極力自由に
する方向に発想を転換し、これを具体化する事に
成功した。
装置本体の重心付近に球面環を固定し、これに
傾動可能に滑合する支持環部を介して基台が本体
を係合支持することにしたから、最も簡素で有効
な傾動支持機構となつた。また球面環に締付バン
ド部を隣接固定したから、本体外周の任意の位置
に固定するのが極めて容易になつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの考案一実施例の立面図と平面
図、第3図は第2図の要部拡大断面図、第4,
5,6図は本体、固定環、基台の関係を示す立面
図、平面図及び側面図、第7図は支持環部の平面
図である。 1……本体、4……固定環、4a……球面環、
4b……締付バンド部、5……基台、6……支持
環部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体の一端に駆動モータを付け、他端から駆動
    軸をつき出して洗滌用シヤワーパイプを往復駆動
    する装置において、 上記モータ付き本体の重心付近外周にはめて固
    定した固定環と、この固定環外周を全方向傾斜可
    能に係合支持した基台とを備え、 上記固定環は外周面が一球面の一部をなす球面
    環と、これと一体で隣接した締付バンド部からな
    り、上記基台は上記球面環外周に滑合する内周面
    をもつ支持環部を有することを特徴とする製紙用
    シヤワーパイプ駆動装置。
JP17305784U 1984-11-16 1984-11-16 Expired JPS6138955Y2 (ja)

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JP17305784U JPS6138955Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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JP17305784U JPS6138955Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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Publication Number Publication Date
JPS6190898U JPS6190898U (ja) 1986-06-12
JPS6138955Y2 true JPS6138955Y2 (ja) 1986-11-08

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