JPS6138898B2 - - Google Patents

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JPS6138898B2
JPS6138898B2 JP53160994A JP16099478A JPS6138898B2 JP S6138898 B2 JPS6138898 B2 JP S6138898B2 JP 53160994 A JP53160994 A JP 53160994A JP 16099478 A JP16099478 A JP 16099478A JP S6138898 B2 JPS6138898 B2 JP S6138898B2
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JP
Japan
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input
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JP53160994A
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JPS5590149A (en
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Takao Sagane
Kazuo Yamada
Takao Sakata
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KDDI Corp
Original Assignee
Kokusai Denshin Denwa KK
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Publication date
Application filed by Kokusai Denshin Denwa KK filed Critical Kokusai Denshin Denwa KK
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Publication of JPS5590149A publication Critical patent/JPS5590149A/ja
Publication of JPS6138898B2 publication Critical patent/JPS6138898B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパリテイ誤り検出が可能な入出力信号
を多重化する時分割多重方式におけるチヤンネル
制御方式に関し、特に時分割多重装置内で国際電
信電話諮問委員会(CCITT)勧告V.24/V.28に
準拠するモデム(MODEM)規格のインターフエ
ースを有する入出力ユニツト(IOU)において、
入出力ユニツトに接続する端末及びモデム等のス
テイタス(状態情報)を制御符号にビツト割当す
ると共にこの制御符号のパリテイビツトを文字等
を示す伝送符号に対し反転させることにより、接
続されるものが端末あるいはモデム等と機能が異
つてもこの機能の違いに拘らず関連する二つの入
出力ユニツト間が自動的に通信状態となるもの
で、キヤラクタ伝送形式の半二重や全二重の通信
方式に用いて有用である。
第1図に時分割多重方式の一般的な構成例を示
す。図中、IOU#0〜IOU#11は2つのポートP1
P2を有する入出力ユニツト、HSU#0及び
HSU#1は高速ユニツト、MDUはモデムユニツ
ト、TDMBは時分割多重バス、MDIBはモデムイ
ンターフエースバスである。そして入出力ユニツ
トIOU#0〜IOU#11は50〜2400ビツト/秒の低速
側の入出力信号の送受に関する処理を行ない、且
つ、時分割多重バスTDMBを介して高速ユニツ
トHSU#0,HSU#1との間でチヤンネル対応の
信号の転送を行なう。高速ユニツトHSU#0
HSU#1は前記入出力信号をキヤラクタあるいは
ビツトに関して多重化してモデムインターフエー
スバスMDIBを介してモデムユニツトMDUに2400
〜9600ビツト/秒などの高速側の多重信号を転送
すると共に、モデムユニツトMDUからの多重信
号を入出力ユニツトIOU#0〜IOU#11に対応させ
て分配する。また、このモデムユニツトMDUは
多重信号を変調して線路SL,RLに対しアナログ
信号の送受を行なう。なお、2400ビツト/秒の場
合はモデムユニツトMDUはCCITT勧告V.26に準
拠し、9600ビツト/秒の場合はCCITT勧告V.29
に準拠する。
このような時分割多重方式を採用したデータ伝
送網の一例としてコンピユータ←→データ端末装置
間伝送を示すと、第2図に示す公衆電話網を用い
た一般的な伝送網と同様に、第3図の構成が採ら
れている。第2,3図中、N1及びN3は公衆電話
回線、N2は専用データ回線、TDM1及びTDM2
時分割多重装置、MDU1及びMDU2はモデムユニ
ツト、MFはコンピユータのメインフレーム、
CCUは通信制御装置、M1〜M6はモデム、DTE1
〜DTE3はデータ端末装置、NCU1〜NCU6は網制
御装置である。なお両図において、通信制御装置
CCUの代りに通信プロセツサCPが用いられるこ
とがある。
そこで時分割多重装置TDM1と通信制御装置
CCU(あるいは通信プロセツサCP)間や、時分
割多重装置TDM2とモデムM3,M5間のインター
フエースはCCITT勧告V.24/V.28に準拠してい
て、時分割多重装置TDM1,TDM2の入出力ユニ
ツトIOU#0〜IOU#11にはデータ端末装置
(DTEと略称される)とデータ通信装置(データ
回線終端装置とも呼ばれてDCEと略称される)
とのいずれもが接続され得る。なお前記データ端
末装置とは、紙テープリーダ・パンチや、キーボ
ードプリンタなどの所謂データ宅内端末機はもと
より、コンピユータまでをも含む広い意味でのデ
ータ伝送用の送受信装置を指す。また前記データ
通信装置とは、電話形回線の変復調装置であるモ
デムはもとより広い意味でのデータ通信装置を指
し、回線間の信号変換あるいは符号化を行なうと
共にデータ端末装置とのインターフエースを構成
し、回線の接続、保持及び開放に必要な機能を有
している。
したがつて、データ端末装置が接続された入出
力ユニツトはDCEモードで機能し、またデータ
通信装置が接続された入出力ユニツトはDTEモ
ードで機能することになる。
一方、ISO標準によれば、データ端末装置とデ
ータ通信装置との間では相互接続用のピン番号毎
に信号名及び信号方向が定められている。例えば
第4図aの如く25ピンのDTEケーブルW25で接続
されるデータ端末装置DTEとデータ通信装置
DCEとにあつては、その主要信号のピン割当及
び信号方向はISO2110−1972により第4図bの通
りである。即ち、ピンPIN#2−PIN#2間には送
信データSDが割当てられ、ピンPIN#3−PIN#3
間には受信データRDが割当てられ、矢印が信号
方向を示す。またステイタスに関しては、ピン
PIN#4−PIN#4間に送信要求RS、ピンPIN#5
PIN#5間に送信可CS、ピンPIN#6−PIN#6間に
データセツトレデイDR、ピンPIN#8−PIN#8
に受信キヤリア検出CD、ピンPIN#20−PIN#20
間にデータ端末レデイER、ピンPIN#22
PIN#22間に被呼表示CIが夫々割当てられ、矢印
が信号方向を示す。更に、CCITTでは認知され
てはいないが、所謂ビジーアウト(Bussy Out)
の反転表示であるレシーブレデイRRがピン
PIN#25−PIN#25間に矢印の信号方向で割当てら
れている。このようなピン割当があるため、デー
タ端末装置DTEどうし間や、データ通信装置
DCEどうし間の接続にあつては、第5図aやb
に示すように、ピン接続を変更せねばならなくな
る。
上述と同様なピン接続の変更なる不都合は、時
分割多重装置TDM1,TDM2間でも言えることで
ある。即ち、前述の如く入出力ユニツトにデータ
端末装置あるいはデータ通信装置が接続される都
度、これに対応して当該入出力ユニツトの機能が
DCEモードあるいはDTEモードに変わるため、
時分割多重装置TDM1,TDM2間にはDCEモード
とDTEモードとの対向(DCE←→DTEモード対
向)、DTEモードとDTEモードとの対向(DTE
←→DTEモード対向)、及びDCEモードとDCEモー
ドとの対向(DCE←→DCEモード対向)の3種類
が生ずる。
このように3種類もあるモード対向に起因する
混乱を制御するには従来、特定なビツトパターン
の符号をこの制御専用とする方式や、5単位符号
において2つのビツトを接続確認用のステイタス
に割当てると共に1つのビツトをデータ送信モー
ドの方向確認用のステイタス(即ち、受信キヤリ
ア検出と送信要求)に割当て、残りの2つのビツ
トを予め定めた特定パターンとしてある符号で制
御する方式などがある。この場合、前者の方式で
は通常のビツトシーケンス上には前記特定なビツ
トパターンを生じさせないようにパターン制約を
要し複雑な回路構成及び信号処理を招く。一方後
者の方式では、半二重の通信方式にしか適用でき
ず、また5単位ベースであるため他のステイタス
であるループバツク(Loop Back)、フオールバ
ツク(Fall Back)あるいは極性(Polality)の
伝送ができなかつた。
本発明は上記従来技術の欠点を解消するチヤン
ネル制御方式の提供を目的とし、新規な着想に基
づいて発明されたものである。
斯かる目的を達成するため本発明としては、パ
リテイ誤り検出が可能な入出力信号を多重化する
時分割多重方式において、時分割多重装置の入出
力ユニツトに接続されるデータ端末装置並びにデ
ータ通信装置のステイタスであるレシーブレデ
イ、データ端末レデイ及び送信要求、並びに被呼
表示、データセツトレデイ、送信可及び受信キヤ
リア検出に対応した情報ビツトからなる制御符号
を、文字等を表示する伝送符号とはパリテイビツ
トを反転して続けて2回以上送出すると共に、前
記各ステイタスの制御符号内でのビツト割当は、
レシーブレデイと被呼表示とを同一情報ビツト
に、データ端末レデイとデータセツトレデイとを
他の同一情報ビツトに、送信要求と送信可とを更
に他の同一情報ビツトに、並びに受信キヤリア検
出をまた更に他の情報ビツトに夫々割当て、前記
同一情報ビツト及び前記他の同一情報ビツトの少
なくとも1つのステイタスで接続確認を行なうと
共に前記更に他の同一情報ビツト及び前記また更
に他の情報ビツトの少なくとも1つのステイタス
で伝送方向確認を行ない、時分割多重でリンクさ
れた2つの入出力ユニツトそれぞれの伝送符号送
信モード及び制御符号送信モードを判定すること
を構成上の特徴とする。
以下、本発明を図面を参照しながら説明する。
ここで、第6図は本発明を適用した時分割多重装
置内の入出力ユニツトの一具体例を示す。なお、
入出力信号としてはキヤラクタ伝送形式であれば
調歩符号や同期符号のいずれでも良いが、第7図
aに示す国際電信アルフアベツト符号No.5(IA
No.5)を用いた10ビツト/ワードの調歩符号で
説明する。
まず前記調歩符号について説明する。第7図a
に示すように、この調歩符号は1つのスタートビ
ツトST、8つの情報ビツトIB#1〜IB#8及び1
つのストツプビツトSPで構成され、先行する7
つの情報ビツトIB#1〜IB#7が情報表示に用いら
れる一方残りの1情報ビツトIB#8がパリテイ誤
り検出に用いられる。パリテイ誤り検出には偶数
パリテイと奇数パリテイの2種類があるが、一般
的には偶数パリテイが用いられているのでここで
は調歩符号が文字等を表示する伝送符号の場合に
は、情報ビツトIB#8を偶数パリテイに形成して
おく。したがつて調歩符号がステイタスを表示す
る制御符号である場合には、前記情報ビツト
IB#8を奇数パリテイで形成し、このパリテイ反
転によつて伝送符号と制御符号とが区別(識別)
される。但し、奇数パリテイを付された制御符号
が偶数パリテイの伝送符号のエラーであると誤認
されるのを防ぐため、制御符号は全て2回以上の
所定回数だけ連続送出される。これを連続性チエ
ツクと称する。
つまり、パリテイビツトが反転している場合
は、一般にエラーとされる。しかし、エラーが何
回も連続することはまず無いから、エラーが連続
する符号は、伝送符号でない特殊なもの、即ち制
御符号であると区別することができる。これに対
し、制御符号をパリテイビツトの反転なく単に連
続して送出する場合は、伝送符号も同じものが連
続することがあるから、制御符号と伝送符号との
区別のために、前述の如く制御符号のビツトパタ
ーンを特定の制御専用パターンにする必要があ
る。しかし、このようにすると、伝送符号のビツ
トパターンに制御専用パターンが生じないように
せねばならず、パターン制約の幣害が大きい。従
つて、制御信号をパリテイビツトを反転させて2
回以上連続送出することによる伝送符号との区別
は、伝送符号のビツトパターンには何の制約も加
えない点で、大きな利点を有する。
前記制御符号のビツト構成は次の通りである。
即ち、ステイタスとしてはデータ端末装置にはレ
シーブレデイRR、データ端末レデイER及び送信
要求RSを定め、データ通信装置には被呼表示
CI、データセツトレデイDR、送信可CS及び受信
キヤリア検出CDを定めてある。そしてこれらの
ステイタスのビツト割当は、第7図bに示すよう
に、第1情報ビツトIB#1に被呼表示CIとレシー
ブレデイRRとを、第2情報ビツトIB#2にデータ
セツトレデイDRとデータ端末レデイERとを、第
3情報ビツトIB#3に送信可CSと送信要求RSと
を、また第4情報ビツトIB#4に受信キヤリア検
出CDを夫々割当てることにしてある。また余つ
た情報ビツトIB#5〜IB#7には制御ステイタスで
あるループバツクLB及びフオールバツクFB並び
に伝送極性ステイタスであるポラリテイPOLを
夫々割当ててある。なお、被呼表示CI、レシー
ブレデイRR、データセツトレデイDR、データ端
末レデイER、送信可CS、送信要求RS及び受信
キヤリア検出CDの各ステイタスは必らず必要と
する。しかし、ループバツクLB、フオールバツ
クFB及びポラリテイPOLは必らずしも必要とさ
れることがないので、調歩信号のビツト長が短か
い場合などではシステムに適した優先順位を設け
て上記割当を適宜削除してよい。
一方、前述の如く被接続機器がデータ端末装置
であるかあるいはデータ通信装置であるかによつ
て入出力ユニツトはDCEモードあるいはDTEモ
ードとして機能するので、前記各ステイタスのう
ちレシーブレデイRR、データ端末レデイER及び
送信要求RSはDCEモードに属し、被呼表示CI、
データセツトレデイDR、送信可CS及び受信キヤ
リア検出CDはDTEモードに属す。そこでDTEモ
ード及びDCEモードにおける制御フローを夫々
第8図、第9図に示す。この場合、制御符号は連
続して2回づつ送信するものとする。
第8図はDTEモードの制御フローを示し、第
1情報ビツトIB#1及び第2情報ビツトIB#2がい
ずれも立たず被呼表示CI及びデータセツトレデ
イDRがともにOFFの場合にはパリテイが反転し
た制御符号送信モードで入出力ユニツトが動作す
る。また、被呼表示CIあるいはデータセツトレ
デイDRのいずれかがONとなつても、2回続けて
送信されていない時は入出力ユニツトは制御符号
送信モードで動作する。更に、被呼表示CIある
いはデータセツトレデイDRいずれかがONになつ
た後も、第3情報ビツトIB#3及び第4情報ビツ
トIB#4が立たず送信可CS及び受信キヤリア検出
CDがともにOFFの時、並びに送信可CS及び受信
キヤリア検出CDのいずれかがONでも1回だけの
送信の時は入出力ユニツトは制御符号送信モード
で動作する。そこで、送信可CSあるいは受信キ
ヤリア検出CDのいずれかが2回続けてONになつ
た後は、ループバツクLB及びフオールバツクFB
がともに変化しない場合に、入出力ユニツトは伝
送符号送信モード即ち正常のパリテイで動作す
る。ループバツクLBあるいはフオールバツクFB
のいずれかに変化がある場合でも制御符号の送信
が2回連続であれば伝送符号送信モードとなる。
この場合、連続送信でなければ通信のアイドル時
及び通信中でも伝送符号の終了時だけ入出力ユニ
ツトは制御符号送信モードで動作し、連続2回制
御符号を送信する。伝送符号の送信中は当然なが
ら伝送符号送信モードで動作する。つまり、送信
可CSあるいは受信キヤリア検出CDが2回続けて
ONとなつた後は、割込みによる以外伝送符号送
信モードで入出力ユニツトは動作する。
第9図はDCEモードの制御フローを示し、こ
の場合も上述したDTEモードの制御フローと略
同様であり、第1情報ビツトIB#1及び第2情報
ビツトIB#2がいずれも立たずレシーブレデイRR
及びデータ端末レデイERがともにOFFの場合に
は制御符号送信モードで動作し、またレシーブレ
デイRRあるいはデータ端末レデイERのいずれか
がONとなつても2回続けて送信されなければ同
じく制御符号送信モードで動作する。更に、レシ
ーブレデイRRあるいはデータ端末レデイERのい
ずれかが2回続けてONとなつても第3情報ビツ
トIB#3の送信要求RSがOFFの時あるいは1回だ
けONの時は入出力ユニツトは制御符号送信モー
ドで動作する。そこで、送信要求RSが2回続け
てONになつた後は、ループバツクLB及びフオー
ルバツクFBがともに変化しない場合に、入出力
ユニツトは伝送符号送信モードで動作する。そし
て、ループバツクLBあるいはフオールバツクFB
の変化がいずれかにある場合でも制御符号の送信
が連続2回であれば伝送符号送信モードとなる。
この場合、連続送信でなければ通信のアイドル時
及び通信中でも伝送符号の終了時だけ入出力ユニ
ツトは制御符号送信モードで動作し、連続2回制
御符号を送信する。伝送符号の送信中は当然なが
ら伝送符号送信モードで動作する。つまり、
DTEモードと同様に、送信要求RSが2回続けて
ONとなつた後は、割込みによる以外入出力ユニ
ツトは伝送符号送信モードで動作する。
このようにDTEモード及びDCEモードの設定
により自動的に制御符号送信モードと伝送符号送
信モードとのモード判定がなされるが、時分割多
重の同期外れ(Loss of Syn;LOS)の場合には
全てのステイタスをOFFとすることで対処す
る。
次に、先にも述べた時分割多重装置どうしが対
向する3つのケースについて個々に説明する。
第1ケースは、1例として第10図aに示すよ
うに、一方の時分割多重装置TDM2にはデータ端
末装置DTEが接続され、他方の時分割多重装置
TDM1にはこの場合モデムMであるデータ通信装
置が接続されたもので、一方の時分割多重装置
TDM2の入出力ユニツトはDCEモードに、また他
方の時分割多重装置TDM1の入出力ユニツトは
DTEモードに機能する。そこで第10図bに手
順を示すように、ビジーアウトの逆、即ちレシー
ブレデイRRのONのもとに被呼表示CIのON、デ
ータ端末レデイーERのON及びデータセツトレデ
イDRのONのシーケンスが進み、その後は通常、
送信要求RSのON、送信可CSのON及び受信キヤ
リア検出CDのONでハンドシエイクが完了し、両
方とも伝送符号送信モード即ちデータモードにな
る。ところで、送信要求RSよりも先に受信キヤ
リア検出CDがONになつた場合は、他方の時分割
多重装置TDM1側がデータモードになり、その次
に送信要求RSがONとなつたならば送信可CSが
割込みで返送され一方の時分割多重装置TDM2
データモードとなる。
第2のケースは、1例として第11図aに示す
ように、いずれの時分割多重装置TDM1,TDM2
にもモデムMが接続されたもので両方の入出力ユ
ニツトはともにDTEモードに機能する。そこで
第11図bに手順を示すように、被呼表示CIの
ON及びデータセツトレデイDRのONが少なくと
もいずれかで進行し、その後は受信キヤリア検出
CDを先にONにした方の時分割多重装置(図では
TDM1)側がデータモードになる。また、残る時
分割多重装置(図ではTDM2)側は破線で示すよ
うに同じく受信キヤリア検出CDを割込みでONに
してからデータモードになる。
第3のケースは、1例として第12図aに示示
すように、一方の時分割多重装置TDM2にデータ
端末装置DTEが接続され、他方の時分割多重装
置TDM1にもコンピユータCPUであるデータ端末
装置が接続されたものであり、両方の入出力ユニ
ツトはDCEモードに機能する。そこで第12図
bに手順を示すように、レシーブレデイRRがON
のもとにデータ端末レデイERのONが少なくとも
いずれで進行し、その後は送信要求RSがONにな
つた方の時分割多重装置(図ではTDM2)側が先
にデータモードになる。また残りの時分割多重装
置(図ではTDM1)側は破線で示すように同じく
送信要求RSを割込みでONにしてからデータモー
ドになる。
ところで、各ステイタスCI,RR,DR、ER、
CS、RS及びCDのビツト割当について述べる
と、符号内の絶対的な位置及び順番はシステムに
合わせて適宜定めて良く第7図bのビツト割当に
限定されるものではない。即ち、被呼表示CIと
レシーブレデイとを同一情報ビツトに、データセ
ツトレデイDRとデータ端末レデイERとを他の同
一情報ビツトに、送信可CSと送信要求RSとを更
に他の同一情報ビツトに、並びに受信キヤリア検
出CDをまた更に他の情報ビツトに夫々割当てれ
ば良い。
ここで入出力ユニツトの具体的なブロツク構成
の1例を第6図に基づいて説明する。図中、1は
調歩入力部、2は調歩出力部、3はインターフエ
ース制御部、4はチヤンネル制御部、5は設定制
御部、6は速度検出部、7はモード切替部、8は
CCITT勧告V.24/V.28のインターフエース部、
9はチヤンネル出力端子、10はチヤンネル入力
端子、LBSWはループバツクの設定スイツチ、
FBSWはフオールバツクの設定スイツチである。
そして各部間の関連動作は次の通りである。チヤ
ンネル入力端子10から調歩出力部2へ入つた受
信信号は情報路aを介してインターフエース制御
部3及びチヤンネル制御部4へ転送されて制御情
報の抽出・解読がなされる。チヤンネル制御部4
及びチヤンネル出力端子9へ送信信号を送る調歩
入力部1の夫々にはインターフエース制御部3か
ら情報路bを介して制御情報が転送される。また
前記調歩入力部1及びチヤンネル制御部4には情
報路cを介してループバツクLB及びフオールバ
ツクFBの設定情報が転送される。この時送信信
号の速度が速度検出部6で検出されて設定制御部
5に線路lを介して出力される。また設定制御部
5からは線路hを介してチヤンネル制御部4に設
定情報変化の有・無が出力される。一方、チヤン
ネル制御部4からは線路gを介して調歩入力部1
へパリテイの正・逆の指定が出力され、また線路
fを介して調歩出力部2へループバツクの指令が
出力される。なお、線路d,eはインターフエー
ス制御部3とチヤンネル制御部4間の制御用、線
路j,kは調歩入力部1と調歩出力部2間のルー
プバツク用である。また、モード切替部7内では
実線と破線とで示す如くDTEとDCEとのモード
切替がなされる。この場合、等価的にDCE←→
DTEモード対向に統一することが可能である。
以上詳細に且つ具体的に説明したように本発明
によれば、パリテイの偶奇の使い分けによるだけ
で伝送符号と制御符号とを区別でき、しかも反転
形パリテイの併用は2回以上の連続送信に基づく
連続性チエツクによりパリテイーエラとは識別さ
れるので誤動作はない。また、DTEモードと
DECモードにより自動的に伝送符号送信モード
と制御符号送信モードを判定できるからピン配列
のプログラムが不要となる。更に、接続確認用と
して被呼表示とレシーブレデイとを同一の情報ビ
ツトに、またデータセツトレデイとデータ端末レ
デイとを他の同一情報ビツトに割当てると共に、
データ伝送モード即ち方向確認用として送信可と
送信要求とが更に他の同一情報ビツトに、また受
信キヤリア検出をまた更に他の情報ビツトに割当
てて制御符号をビツト構成してあるので、キヤラ
クタ伝送形式であれば半二重はもとより全二重の
通信を簡単に実行でき、しかも送信要求と送信可
とのデイレー(Delay)の転送が可能である。ま
た更に、符号のビツト長に長短があつても制御符
号には被呼表示、レシーブレデイ、データセツト
レデイ、データ端末レデイ、送信可、送信要求及
び受信キヤリア検出の各ステイタスを確保でき、
そのうえループバツク、フオールバツク、ポラリ
テイ等のステイタスの伝送が可能であり、ハンド
シエイクは自動的に制御されて進行する。
【図面の簡単な説明】
第1図は時分割多重方式の一般的な構成例を示
すブロツク図、第2図は一般的な伝送網を示すブ
ロツク図、第3図は時分割多重方式を用いたデー
タ伝送網の1例を示すブロツク図、第4図はデー
タ端末装置とデータ通信装置間のインターフエー
スを示し、aはブロツク図でbは結線図、第5図
aはデータ端末装置どうし間のインターフエース
における結線図、第5図bはデータ通信装置どう
し間のインターフエースにおける結線図、第6図
は入出力ユニツトの具体的な構成を示すブロツク
図、第7図aは国際電信アルフアベツトNo.5を
用いたパリテイビツト付きの調歩符号を示す符号
構成図、第7図bはその調歩符号におけるステイ
タスのビツト割当の1例を示す制御符号構成図、
第8図はDTEモードの制御フローを示すフロー
チヤート、第9図はDCEモードの制御フローを
示すフローチヤート、第10図aはDCE←→DTE
モード対向を示すブロツク図であり第10図bは
その手順説明図、第11図aはDTE←→DTEモー
ド対向を示すブロツク図であり第11図bはその
手順説明図、第12図aはDCE←→DCEモード対
向を示すブロツク図であり第12図bはその手順
説明図である。 図面中、TDM1,TDM2は時分割多重装置、
IOU#0,IOU#1,……,IOU#11は入出力ユニ
ツト、DTE,DTE1,DTE2,DTE3はデータ端末
装置、M,M1,M2,M3,M4,M5,M6はモデ
ム、MDU,MDU1,MDU2はモデムユニツト、
DCEはデータ通信装置、1は調歩入力部、2は
調歩出力部、3はインターフエース制御部、4は
チヤンネル制御部、5は設定制御部、6は速度検
出部、7はモード切替部、CI,RR,DR,ER,
CS,RS,CD,LB,FB及びPOLはステイタス
で、夫々被呼表示、レシーブレデイ、データセツ
トレデイ、データ端末レデイ、送信可、送信要
求、受信キヤリア検出、ループバツク、フオール
バツク及びポラリテイである。またIB#1
IB#2,……,IB#8は情報ビツトで、は反転形
パリテイを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パリテイ誤り検出が可能な入出力信号を多重
    化する時分割多重方式において、時分割多重装置
    の入出力ユニツトに接続されるデータ端末装置並
    びにデータ通信装置のステイタスであるレシーブ
    レデイ、データ端末レデイ及び送信要求、並びに
    被呼表示、データセツトレデイ、送信可及び受信
    キヤリア検出に対応した情報ビツトからなる制御
    符号を、文字等を表示する伝送符号とはパリテイ
    ビツトを反転して続けて2回以上送出すると共
    に、前記各ステイタスの制御符号内でのビツト割
    当は、レシーブレデイと被呼表示とを同一情報ビ
    ツトに、データ端末レデイとデータセツトレデイ
    とを他の同一情報ビツトに、送信要求と送信可と
    を更に他の同一情報ビツトに、並びに受信キヤリ
    ア検出をまた更に他の情報ビツトに夫々割当て、
    前記同一情報ビツト及び前記他の同一情報ビツト
    の少なくとも1つのステイタスで接続確認を行な
    うと共に前記更に他の同一情報ビツト及び前記ま
    た更に他の情報ビツトの少なくとも1つのステイ
    タスで伝送方向確認を行ない、時分割多重でリン
    クされた2つの入出力ユニツトそれぞれの伝送符
    号送信モード及び制御符号送信モードを判定する
    ことを特徴とするチヤンネル制御方式。
JP16099478A 1978-12-28 1978-12-28 Channel control system Granted JPS5590149A (en)

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JPH0513072Y2 (ja) * 1987-04-08 1993-04-06

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