JPS6138847Y2 - - Google Patents

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JPS6138847Y2
JPS6138847Y2 JP1500979U JP1500979U JPS6138847Y2 JP S6138847 Y2 JPS6138847 Y2 JP S6138847Y2 JP 1500979 U JP1500979 U JP 1500979U JP 1500979 U JP1500979 U JP 1500979U JP S6138847 Y2 JPS6138847 Y2 JP S6138847Y2
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JP
Japan
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valve member
pinion
housing
outer valve
rack
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JP1500979U
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JPS55114763U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラツクピニオン式動力舵取装置に関
し、特にハンドルに直接または間接に連結した入
力軸と、ラツクに噛み合うピニオンを具えたピニ
オン軸をトーシヨンバーで連結し、トーシヨンバ
ーに捩れによる外側弁部材と内側弁部材との回転
角度差によつてパワーシリンダへの油路を切り替
える回転弁型ラツクピニオン式動力舵取装置に係
る。
従来この型式の舵取装置では、ピニオン軸と外
側弁部材を一体に形成したものは特開昭49−
68421号公報等により公知であるが、ピニオン軸
を支承する軸受はピニオンの両側に位置してい
た。すなわち、外側弁部材側の軸受はピニオンと
外側弁部材の中間に位置し、かつ他方の軸受が小
形化のために針状ころ軸受であるので、スラスト
荷重を支承し得る型式の軸受でなければならず、
多くはスラスト玉軸受あるいはラジアル玉軸受が
使われている。従つて、軸受の外径が外側弁部材
の外径よりも大となるので、軸受附近でギヤハウ
ジングとバルブハウジングを分割し結合してい
る。
本考案は、ピニオン軸のほゞ中央にあつた玉軸
受を外側弁部材の端部に移し、ピニオン軸を両軸
端に備える2個の転がり軸受で支持し、よつてハ
ウジングの一体化と小形化を目的としたものであ
る。
これを図の実施例について説明すると、中空軸
に形成された入力軸1は内側弁部材を兼ねてお
り、外周面の1部はピニオン軸2と一体に形成さ
れた外側弁部材7およびシール部材8と油密に嵌
合し、ハウジング9にねじ込まれた後蓋10に嵌
合した玉軸受6により支承されている。また、入
力軸1の前端面は外側弁部材7の内奥部のピニオ
ン軸端面と衝合し、公知構造のトーシヨンバー捩
れ角制限装置をこゝに設けている。ピニオン軸2
は入力軸1に外嵌する筒体の外側弁部材7を一体
に形成しており、外側弁部材7に隣接させてオイ
ルシール14を嵌合し、前側の軸端21に針状こ
ろ軸受4を嵌合している。また、前記トーシヨン
バー捩れ角制限装置を設けた外側弁部材7の内奥
部のさらに奥に、トーシヨンバーの頭部31が圧
嵌固定している。外側弁部材7の後蓋10側端部
は外周面に玉軸受の外側軌道面を設け、ハウジン
グ9に嵌合した玉軸受5の内輪を形成し、玉軸受
5は後蓋10の先端によつてハウジング9の軸受
嵌合部の肩24に押し付けられるので、ピニオン
軸2は軸端の2個の転がり軸受4,5で支承され
かつ軸方向の位置をきめられる。トーシヨンバー
3は前記のように頭部31でピニオン軸2に圧嵌
固定し、他端の頭部32は入力軸1に位相調整を
行つたうえでピン13により固定されるが、圧嵌
した頭部31の外径はピン固定した頭部32の外
径より大きくなつていて、ピニオン軸2への圧入
が容易になつている。図中符号11はラツク軸、
15はハウジング9の後部を密封するオイルシー
ル、16はラツクサポート、17は調整ねじ、1
8はばね、19は止めナツト、20は後蓋10を
固定する止めナツト、22は油入口、23は油出
口である。
以上のように構成した本考案の舵取装置は、ピ
ニオン軸を外側弁部材と一体に形成すると共にピ
ニオン軸を軸端の2個の転がり軸受で支承したの
で、ハウジングの内周面は後蓋側から前方に順次
小径にすることが可能となり、ギヤハウジングと
バルブハウジングを一体に形成することができ、
ワンチヤツクで内周面の全加工ができるなどすこ
ぶる加工能率が向上する効果と小形化した効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すラツクピニオン式
動力舵取装置の入力軸についての縦断面図であ
る。 符号の説明、1:入力軸、2:ピニオン軸、
3:トーシヨンバー、4:針状ころ軸受、5,
6:玉軸受、7:外側弁部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ハンドルに連結した入力軸と、ラツクに噛み
    合うピニオンを具えたピニオン軸をトーシヨン
    バーで連結し、トーシヨンバーの捩れによる外
    側弁部材と内側弁部材との回転角度差によつて
    パワーシリンダへの油路を切り替えるラツクピ
    ニオン式動力舵取装置において、前記ピニオン
    軸は前記外側弁部材を一体に有し、両端部で転
    がり軸受を介してハウジングに支承され、該ハ
    ウジングはギヤハウジング部分とバルブハウジ
    ング部分とが一体に形成されたもので、内周面
    がバルブハウジング側からギヤハウジング側の
    方向に順次小径となることを特徴とするラツク
    ピニオン式動力舵取装置。 2 前記2個の転がり軸受は、外側弁部材側を玉
    軸受とし、他方を針状ころ軸受としたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ラツクピニオン式動力舵取装置。 3 前記外側弁部材側軸端を支持する転がり軸受
    は外側弁部材に外側軌道面を設けた玉軸受であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のラツクピニオン式動力舵取装置。
JP1500979U 1979-02-09 1979-02-09 Expired JPS6138847Y2 (ja)

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JP1500979U JPS6138847Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09

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JP1500979U JPS6138847Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55114763U JPS55114763U (ja) 1980-08-13
JPS6138847Y2 true JPS6138847Y2 (ja) 1986-11-08

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ID=28835950

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JP1500979U Expired JPS6138847Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69708626T2 (de) * 1997-09-23 2002-10-02 Bosch Braking Systems Co Zahnstangenservolenkung

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Publication number Publication date
JPS55114763U (ja) 1980-08-13

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