JPS6138773Y2 - - Google Patents

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JPS6138773Y2
JPS6138773Y2 JP1982030673U JP3067382U JPS6138773Y2 JP S6138773 Y2 JPS6138773 Y2 JP S6138773Y2 JP 1982030673 U JP1982030673 U JP 1982030673U JP 3067382 U JP3067382 U JP 3067382U JP S6138773 Y2 JPS6138773 Y2 JP S6138773Y2
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JP
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steel strip
steel
line
clamp pieces
laser
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鋼帯等の突き合わせレーザ溶接装置
に関するものである。
一般に、鋼帯の製造工程においては、生産性の
向上のため、冷延鋼帯等は順次に接合されて後続
工程に送られている。また、鋼帯の精整工程にお
いても、例えば冷延鋼帯の不合格部分が切り落さ
れ、合格部のみが接合されて需要家の要求するコ
イル単重にそろえることが行なわれている。
このような鋼帯の接合は通常、TIGまたはMIG
溶接によつて行なわれているが、これら溶接法で
はその溶接部、なかでも母材の熱影響や溶接金属
等の延性が劣化するとともに、これら各部の被圧
延時に特性が劣化し、そくに、薄板の場合は溶接
端に溶け落ちが発生するため、最近はレーザビー
ムによる突き合わせ溶接によつて接合されてい
る。
この溶接では、先行側の鋼帯と後行側の鋼帯
は、溶断若しくは切断によつて新たに開先面を形
成し、これら各鋼帯をそれぞれ独立にクランプし
て、その間に形成される開先線に沿つてレーザビ
ームを走行させて溶接ている。
しかし、このレーザビームによる突き合わせ溶
接機では、通常、第1図ならびに第2図に示す通
りのクランプ装置によつて先後行両側の各鋼帯が
それぞれ独立にクランプされているが、この装置
では位置合わせ後の開先線とクランプ先端との距
離に問題があり、開先線とクランプ先端との距離
が一定とならず、作業性及び溶接性に問題があつ
た。
第1図は従来例に係る溶接装置並びにクランプ
装置の正面図であり、第2図は第1図のA−A視
からの断面図であつて、第1図ならびに第2図に
示す如く、突き合わされるべき先行側ならびに後
行側の各鋼板1b,1aはそれぞれ各ワークテー
ブル5b,5a上に載置され、これらワークテー
ブルは摺動テーブル5と一体に構成されている。
両ワークテーブル5a,5bの間には、バツクバ
ー9が設けられ、バツクバー9の前後にそれぞれ
電磁チヤツク6a,6bが配置され、これら電磁
チヤツクによつて、鋼板1a,1bは固定され
る。また、摺動テーブル5は回転テーブル11上
において鋼帯のバス通路に沿つて摺動自在に構成
される一方、回転テーブル11は、テーブルベー
ス13上において回転軸15を中心として回転自
在に構成される。また、摺動テーブル5には第2
図に示す如く、油圧シリンダ8a,8bが取付け
られ、各油圧シリンダ8a,8bのシリンダロツ
ドには圧下兼押上ロツド8c,8dが接続され、
各対の圧下兼押上シリンダの間に、それぞれクラ
ンプ片7a,7bが取付けられている。なお、2
はレーザ等の溶接用ビーム走行装置、3はレーザ
トーチ、4a,4bは入出側のサイドガイド、1
2は摺動用ハンドル、13はテーブルベース、1
4は回転用ハンドルを示す。
従つて、この溶接装置によつて、溶接を開始す
るときには、はじめに先行側の鋼帯1bと後行側
の鋼帯1aとには溶断若しくは切断によつて新た
に開先面を形成し、その後、先後鋼の鋼帯1bは
サイドガイド4bに当接させながら、その開先線
をバツクバー9の中央に位置させ、フートスイツ
チにより、電磁チヤツク6bで固定する。しか
し、鋼帯1a,1b間の開先線は通常、レーザビ
ームの往復線とは一致しないため、摺動テーブル
5と回転テーブル11を動かして芯合わせをす
る。しかし、上記の如く、摺動テーブル5には電
磁チヤツク6a,6bならびにクランプ片の昇降
用シリンダー8a,8bが共に取付けられている
ため、クランプ片7a,7bが摺動テーブル5と
共に摺動回転することによつて、レーザビームの
往復線から各クランプ片7a,7bまでの距離を
等しくすることが困難で、溶接時の放熱が先行側
鋼板ならびに後行側鋼板で不均等になり易い。
従つて、上記装置による場合は、クランプ片の
間隔は余裕をみなければならず、あまり小さくす
ることは不可能である。
更に詳しく説明すると、従来例の装置では摺動
回転により、通常、4〜5mm動かすことによつて
クラツプ片7a,7bの間隔は6〜7mmとなり、
レーザビームとクランプ片までの距離は前後で違
うことになる。
この点、レーザ溶接ではクランプ片7a,7b
で鋼板1の余熱を吸収するとともに、目違いを抑
える必要があつて、このためには、間隔が2〜3
mmで、しかも、ビーム往復線からの距離を均等に
する必要があることを考慮すると、上記のところ
は大きな問題である。
本考案は前記欠点の解決を目的として、具体的
には、先行側及び後行側の鋼帯等の開先線を位置
決めする際に、レーザビームの往復線に対し、摺
動テーブルや回転テーブルを調整することによ
り、鋼帯等の開先線を一致させてから、開先線に
対称にクランプ片でクランプできる鋼帯等の突き
合わせ溶接装置を提案する。
以下、第3図ならびに第4図を中心として本考
案の溶態様について説明する。
まず、第3図ならびに第4図は本考案の一つの
実施例に係る鋼帯等の突き合わせ溶接装置の正面
図とそのB−B視からの断面図であつて、第3図
ならびに第4図においても、従来例と同様に先行
側ならびに後行側の各鋼板1a,1bはそれぞれ
のワークテーブル5a,5b上に載置され、これ
らワークテーブル5a,5bは摺動テーブル5と
一体に構成されている。一対のワークテーブル5
a,5bの間には、バツクバー9がはさまれ、バ
ツクバー9の前後にはそれぞれ電磁チヤツク6
a,6bが配設されている。
また、摺動テーブル5は回転テーブル11上に
おいて鋼帯1a,1bの送給方向に沿つて摺動自
在に構成され、回転テーブル11はテーブルベー
ス13上において回転軸15を中心として回転自
在に構成されている。すなわち、レーザトーチ3
は鋼帯1a,1bの巾方向に往復動され、各ワー
クテーブル5a,5b上のサイドガイド4a,4
bの延長線とレーザトーチ3の往復線との交点と
位置するよう回転軸15はテーブルベース13に
取付けられ、この回転軸15を中心として回転で
きるよう回転テーブル11は支持されている。
なお、第3図ならびに第4図においても、第1
図ならびに第2図に示すところと同様に符号2は
レーザ等の溶接用ビーム走行装置、3はレーザト
ーチを示す。
次に、以上の通りの構成に係る突き合わせ溶接
装置において、テーブルベース13に対して一対
のブラケツト17を取付け、これらブラケツト1
7間に支持板17aを取付けると共に、支持板1
7a上に油圧シリンダ22a,22bの各シリン
ダーロツドには、それぞれ圧下兼押上ロツド20
a,21a,20b,21bを接続し、各圧下兼
押上ロツドの周囲にはロツドガイド18を設け
て、このロツドガイド18の中を圧下兼押上ロツ
ドが昇降する。これら圧下兼押上ロツド20a,
21a,20b,21bにおいて、互いに対向す
るもの、例えば、一対の圧下兼押上ロツド20
a,21aと一対の圧下兼押上ロツド20b,2
1bとに対し、その間にそれぞれクランプ片7
a,7bを配置する。すなわち、例えば第4図に
示す如く、一つのクランプ片7bの一端は一つの
圧下兼押上ロツド21bに回転自在に取付け、ク
ランプ片7bの他端は他の圧下兼押上ロツド20
bの先端に係合できるよう構成する。このように
構成すると、出入側クランプ片7a,7bは各鋼
帯通過時には、そのバス通路から遠ざかる位置ま
で回転させることができ、各鋼帯等のクランプ時
には前記バス通路まで回転し、この時には、各ク
ランプ片7a,7bの他端はそれぞれ圧下兼押上
ロツド20a,20bに係合され、各油圧シリン
ダ22a,22bによつて各クランプ片7a,7
bは昇降する。
従つて、この溶接装置であると、摺動テーブル
や回転テーブルを駆動して、トーチ往復線と開先
線を一致させる際にも、各クランプ片7a,7b
は全く移動せず、開先線は正確にクランプ片間に
位置決めできると共に、各クランプ片はレーザビ
ーム往復線に対し、対称的に芯合わせできる。
すなわち、従来例に係る溶接装置では、先行側
の鋼帯をサイドガイドに当接させながら、位置決
めする際、その開先線をかなり正確にクランプ片
の間に位置決めする必要がある。しかし、本考案
に係る位置決め装置では、先行側の鋼帯は単にサ
イドガイドに当接させておけば十分であり、作業
性が向上する。また、クランプ片の先端が常にレ
ーザビーム往復線に対称的に芯合わせできるた
め、クランプ間隔は2〜3mmに設定でき、余熱を
吸収でき、目違いも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例に係る溶接装置並びにクランプ
装置の正面図、第2図は第1図のA−A視からの
断面図、第3図ならびに第4図は本考案の一つの
実施例に係る鋼帯等の突き合わせ溶接装置の正面
図とそのB−B視からの断面図である。 符号1a,1b……各鋼帯、2……溶接用ビー
ム走行装置、3……レーザトーチ、4a,4b…
…サイドガイド、5……摺動テーブル、5a,5
b……ワークテーブル、6a,6b……電磁チヤ
ツク、7a,7b……クランプ片、8a,8b…
…油圧シリンダ、9……バツクバー、11……回
転テーブル、12……摺動用ハンドル、13……
テーブルベース、14……回転ハンドル、15…
…回転軸、17……ブラケツト、17a……支持
板、18……ロツドガイド、20a,21a,2
0b,21b……圧下兼押上ロツド、22a,2
2b……各油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先行鋼帯等の後端部に後行鋼帯等の先端部を突
    き合わせ、この突き合わせ開先線に沿つてレーザ
    トーチを走行させて溶接する突き合わせ溶接装置
    において、各鋼帯の一側縁を当接させて位置決め
    するサイドガイドとその延長線と、前記レーザト
    ーチの走行往復線との交点を中心として、各鋼帯
    を回転させる回転テーブルとそのテーブル上にお
    いて各鋼帯を走行ラインと平行に各鋼帯等を摺動
    させる摺動テーブルを設ける一方、この摺動テー
    ブルならびに回転テーブルから独立して昇降機構
    を設け、この昇降機構にクランプ片を設け、これ
    らクランプ片により鋼帯等がクランプされるよう
    構成して成ることを特徴とする鋼帯等の突き合わ
    せレーザ溶接装置。
JP1982030673U 1982-03-04 1982-03-04 鋼帯等の突き合わせレ−ザ溶接装置 Granted JPS58134285U (ja)

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JP1982030673U JPS58134285U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 鋼帯等の突き合わせレ−ザ溶接装置

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JPS58134285U JPS58134285U (ja) 1983-09-09
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JPS62275591A (ja) * 1986-02-28 1987-11-30 Kawasaki Steel Corp レーザ溶接における鋼帯側縁のそろえ方法ならびにその装置
JPS62259684A (ja) * 1986-04-30 1987-11-12 Kawasaki Steel Corp レ−ザ溶接方法ならびにその装置
WO1994016838A1 (en) * 1993-01-28 1994-08-04 Nippon Steel Corporation Continuous hot rolling method and rolled material joining apparatus
JP4629216B2 (ja) * 2000-09-11 2011-02-09 サミットエフエーシステム株式会社 レーザ溶接における突き合わせ部の固定装置

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