JPS6138648Y2 - - Google Patents

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JPS6138648Y2
JPS6138648Y2 JP18925481U JP18925481U JPS6138648Y2 JP S6138648 Y2 JPS6138648 Y2 JP S6138648Y2 JP 18925481 U JP18925481 U JP 18925481U JP 18925481 U JP18925481 U JP 18925481U JP S6138648 Y2 JPS6138648 Y2 JP S6138648Y2
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filter
pressure
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sensitive resistance
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JP18925481U
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JPS5895213U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフイルタの目詰まり検出装置に関す
る。
例えば空気圧縮機の空気吸込口にはフイルタが
設けられている。この空気圧縮機は、駆動源の動
力をクランク軸に伝達すると、このクランク軸が
回転し、これに伴いクランクケースの上部に設け
られたシリンダ内のピストンが往復動し、これに
より前記空気吸込口からフイルタを介してシリン
ダ内に外気を吸い込んでこれを圧縮して吐出口か
ら吐出するようになされている。
ところで、このような空気圧縮機においてはフ
イルタがしばしば目詰まりを起し、空気吸込側即
ちフイルタの背後の圧力が低下して負圧となり、
かつシリンダ部の温度が上昇し、性能が低下する
という欠点があつた。このため従来、フイルタが
目詰まりを起した場合、空気吸込側が負圧となつ
てフイルタの背後側へフイルタが撓むのを利用
し、このフイルタの背後側にリードスイツチを設
け、フイルタが目詰まりを起して前述のようにフ
イルタが撓んだとき、このリードスイツチが働い
てフイルタが目詰まり状態となつたことを検出す
ることができるようにしている。
しかしながら、従来のこのようなフイルタの目
詰まり検出手段にあつては、リードスイツチの接
点が磨耗し易く、耐久性、信頼性に乏しいばかり
か、リードスイツチの接点の磨耗した場合にはこ
のリードスイツチを交換しなければならないので
メインテナンスに問題があるという欠点があつ
た。
この考案は前記事情に鑑みてなされたもので、
フイルタの変形に応動して変形する感圧抵抗素子
をフイルタに接触させて設け、該感圧素子にフイ
ルタの目詰まりを検出する装置を接続することに
より、簡単な構造でありながら、信頼性が高く、
耐久性を有し、かつメインテナンスが容易で安価
なフイルタの目詰まり検出装置を提供することを
目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。第1図中1は空気圧縮機のクランクケー
ス(図示せず)の上部に設けられたシリンダであ
り、このシリンダ1内にはピストン2が上下摺動
自在に設けられている。シリンダ1の上部には、
吸込弁(図示せず)及び吐出弁(図示せず)が取
り付けられた弁座3を介してシリンダヘツド4が
取り付けられている。シリンダヘツド4には空気
吸込口5、空気吸込室6、空気吐出口7、空気吐
出室8が形成されている。空気吸込口5にはフイ
ルタケース9が取り付けられている。このフイル
タケース9にはフイルタ10及び感圧抵抗素子1
1が取り付けられている。この感圧抵抗素子11
は第2図に示すように環状の圧電ゴム12を環状
の電極13,13により挾み、さらにそれらの外
側に環状の絶縁材14,14を重ね合わせたもの
で、フイルタ10の背後側即ち空気吸込口5側に
おいてフイルタ10に重ね合わせられ接触させら
れて設けられている。なお、13a,13bはリ
ード線である。この感圧抵抗素子11は圧電ゴム
12に圧力が加えられるとその電気抵抗が変化す
るもので、感圧抵抗素子11には第5図に示す検
出装置が接続されている。即ち、感圧抵抗素子1
1にはブレーク接点スイツチ15、電源E、リレ
ー16、ランプ17が接続されている。なお、リ
レー16のメーク接点16aは感圧抵抗素子11
と並列に接続され、リレー16のブレーク接点1
6bは、モータMの電源(図示せず)に接続され
たメインスイツチ18及びモータMの制御を行な
うマグネツトスイツチ19に接続されている。マ
グネツトスイツチ19のメーク接点19a,19
b,19cはメインスイツチ18及びモータMに
接続されている。なお、20はモータMにより駆
動される空気圧縮機である。
しかして、フイルタ10が目詰まりを起してい
ない場合には、メインスイツチ18がONの状態
において、スイツチ15を操作すると、(スイツ
チ15はすぐ復帰する)リレー16に通電され
ず、メーク接点16aはOFF、ブレーク接点1
6bはONとなり、マグネツトスイツチ19に通
電されてメーク接点19a,19b,19cが
ONとなり、モータMが回り空気圧縮機20が作
動する。そして、ピストン2が下降して吸込行程
に入ると外部の空気がフイルタ10を通り、シリ
ンダヘツド4の空気吸込口5から空気吸込室6を
経てシリンダ1内に吸い込まれ、次いでピストン
2の上昇により圧縮され空気吐出室8を経て空気
吐出口7より吐出される。この時の吸込行程にお
いては、フイルタ10の前後、即ち空気の通過前
側部と空気の通過後側部とにおける空気圧力差は
比較的小さく、感圧抵抗素子11に作用する圧力
は非常に小さいので感圧抵抗素子11の電気抵抗
が非常に大きく、従つてリレー16に電流が流れ
ず、空気圧縮機は作動し続ける。
ところが、フイルタ10が目詰まりを起すと、
吸込行程におけるフイルタ前後における空気圧力
差は大きくなり、圧電ゴム12に作用する圧力が
大きくなる。圧電ゴム12には、その2種の圧電
ゴム、イ,ロの特性を第4図に示したように、あ
る圧力で抵抗値が大きく減少する性質があり、こ
の圧力前後でのスイツチ作用が可能となる。そこ
で、このスイツチ作用が可能な圧力を、フイルタ
10の目詰まり許容限度時におけるフイルタ10
の空気通過側部の圧力に設定し、この圧力をフイ
ルタ10の目詰まり検出信号として扱う。従つ
て、フイルタ10に目詰まりが生じ、感圧抵抗素
子11の電気抵抗が大幅に小さくなると、ランプ
17、リレー16に電流が流れ、ランプ17は点
灯してフイルタ10が目詰まり状態にあることを
表示し、リレー16のメーク接点16aはONと
なり、ブレーク接点16bはOFFとなり、この
状態でリレー16は自己保持する。従つて、マグ
ネツトスイツチ19には電流が流れず、メーク接
点19a,19b,19cがOFFとなり、モー
タMが停止し、これにより空気圧縮機20も停止
する。ここで、メインスイツチ18をOFFと
し、この後、フイルタ10を洗浄するか、あるい
は交換してフイルタ10の目詰まり状態を解消
し、メインスイツチ18をONとし、スイツチ1
5を操作すると、リレー16の自己保持状態が解
かれ、メーク接点16aはOFFに、ブレーク接
点16bはONに元の状態に復帰するのでランプ
17は消え、リレー19に通電されてメーク接点
19a,19b,19cがONとなり、モータM
が回り、空気圧縮機20が再起動する。
なお、前記実施例においては、感圧抵抗素子1
1をフイルタ10の背後に設けたが、これに限ら
れることなく、例えば感圧抵抗素子11への熱の
影響を避けるため、この感圧抵抗素子11を2枚
のフイルタにより挾み込んでもよい。
また、前記実施例においては、感圧抵抗素子1
1は環状のものとしたが、これに限られることな
く、フイルタの変形に応動して変形するようにフ
イルタに接触して設けられ、フイルタの機能を妨
げないものであれば他の形状のものであつてもよ
い。
また、感圧抵抗素子11は圧電ゴム12を用い
たものに限られず、第6図に示すようにフイルタ
21の背後に、フイルタ21に接触させて取り付
けられた板部材22に貼付された歪ゲージ23で
あつてもよい。板部材22はフイルタ21の機能
を妨げず、フイルタ21の変形と共に変形するも
のであれば、形状に制約はない。また、歪ゲージ
23には第5図に示す前記実施例の検出装置と同
様のものが接続される。即ち、第5図における感
圧抵抗素子11として歪ゲージ23が用いられ、
フイルタ21が粉塵24等により目詰まりする
と、フイルタ21を通る流体の抵抗によりフイル
タ21及び板部材22が第8図に示すように湾曲
し、これにより歪ゲージ23の電気抵抗が変化す
るのでランプ17、リレー16、マグネツトスイ
ツチ19等が前記実施例同様に作用する。
また、前記実施例においては、この考案を空気
圧縮機に適用したが、これに限られることなく、
フイルタを使用する他の機器にも適用し得ること
はもちろんである。
以上説明したようにこの考案によれば、フイル
タの変形に応動して変形する感圧抵抗素子をフイ
ルタに接触させて設け、該感圧抵抗素子にフイル
タの目詰まりを検出する装置を接続した構成であ
るから、フイルタの目詰まりを電気的に表示した
り、フイルタが目詰まりしたときフイルタ使用機
器を自動的に停止させることが可能となり、機器
の空運転を防止することができ、前記感圧抵抗素
子は接点を有するスイツチではないから、接点が
磨耗することはなく確実に動作するので信頼性が
高く、耐久性を有し、空運転時の動力の浪費を防
止することができるので経済的であり、フイルタ
に接触させて感圧抵抗素子を設け、これに簡単な
検出装置を接続するだけでよいから構造が簡単で
メインテナンスが容易であり、安価であるなどの
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部省略断
面図、第2図はその感圧抵抗素子の断面図、第3
図は第2図の矢視図、第4図はその感圧抵抗素
子の特性図、第5図はその電気回路図、第6図は
この考案の他の実施例を示す断面図、第7図は第
6図の矢視図、第8図はそのフイルタ及び感圧
抵抗素子が変形した状態を示す断面図である。 10,21……フイルタ、11……感圧抵抗素
子、12……圧電ゴム、17……ランプ、23…
…歪ゲージ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルタの変形に応動して変形するように感圧
    抵抗素子をフイルタに接触して設け、該感圧抵抗
    素子にその電気抵抗の変化により前記フイルタの
    目詰まりを検出する検出装置を接続したことを特
    徴とするフイルタの目詰まり検出装置。
JP18925481U 1981-12-18 1981-12-18 フイルタの目詰まり検出装置 Granted JPS5895213U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18925481U JPS5895213U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 フイルタの目詰まり検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18925481U JPS5895213U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 フイルタの目詰まり検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5895213U JPS5895213U (ja) 1983-06-28
JPS6138648Y2 true JPS6138648Y2 (ja) 1986-11-07

Family

ID=30103213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18925481U Granted JPS5895213U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 フイルタの目詰まり検出装置

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JP (1) JPS5895213U (ja)

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JPS5895213U (ja) 1983-06-28

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