JPS6138373A - 可溶性の添加成分を分散含有する加工氷の製造法 - Google Patents

可溶性の添加成分を分散含有する加工氷の製造法

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JPS6138373A
JPS6138373A JP15867084A JP15867084A JPS6138373A JP S6138373 A JPS6138373 A JP S6138373A JP 15867084 A JP15867084 A JP 15867084A JP 15867084 A JP15867084 A JP 15867084A JP S6138373 A JPS6138373 A JP S6138373A
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JP
Japan
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ice
water
making
air
raw
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JP15867084A
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English (en)
Inventor
細川 英弘
飯田 義通
高橋 久次
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Nichirei Corp
Original Assignee
Nichirei Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/18Producing ice of a particular transparency or translucency, e.g. by injecting air

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可溶性の添加成分を分散含有する加工水の製
造法に関し、詳しくは、色素、香料、アルカリイオン、
旧昧刺、調味料または食塩なとの可溶性の添加成分を分
散含有し、それによって水の用途を拡大した加工水の製
造法に関する。
〔技術の背景および従来技術の説明〕
通常、角氷の形で市販される大型水においては水の透明
度が品質の判定上の極めて重要な因子になっている。と
いうのは、水が透明であることは不純物を含まない経験
十の目安であり、分析結果がそれを裏付けているからで
ある。
一方、\大型の角氷の製造は、飲用に適する製氷原水を
、大型の方形の結氷缶に入れ、その結氷缶を冷却ブライ
ン槽中に浸漬し、数日にわたって連続的に冷却を続け、
それによって、結氷缶の内壁から順次その内部へ結氷を
進行させ、そして最後に中心部まで結氷させることによ
って、行なわれている。この結氷において、何等の処1
1aをせず、自然りこ結氷を進行させると、製氷原水中
に溶存するガスや塩類が角氷中の氷結晶間に甜じ込めら
れるので、仕上がった氷塊は白水となり、角氷として流
通するには不適当なものになる。
そこて従来は、第1図に示すように、結氷缶6中に、製
氷原水5を撹拌するための空気を送るド ゛ロッジチュ
ーブ4を配置し、このドロップチューブ4の先端より空
気を常時製氷原水5中に送り込んで気泡を発生させ、そ
の気泡が製氷原水5中を浮上する際に生じる水の振動ま
たは対流作用を利用して、結氷層7の内面にガスの微粒
、溶解成分またはイオン類の付着固定するのを妨げ、そ
れらを未凍結氷8中に残留させるかまたは大気中に放散
するようにし、さらに結氷が進行して、未凍結の中心部
に不純物が集中、濃縮されてきたときに、この中心部の
水を新しい水と交換し、さらに結氷を続けて、結氷を完
成させ、それによって透明な大型の角氷が製造されてい
る。
この従来の透明水の製造において、可溶性の色素、香β
または1′A味料なとの可溶性の成分を透明水に分散含
有させるために、これらの可溶性の成分を製氷原水に添
加、溶解して、製氷作業を行なうと、これらの可溶性の
成分は、前述の不純物と同様に、はとんどのものが水か
ら排除されるので、これらの可溶性の成分を透明水に含
ませることは不i7I ffBてあった。
そこも木発明者らは、製造される水の透明度を大きくそ
こなわずに、その中に、前述の可溶性の成分を分散含有
させることを企図して、種々研究を行なったが、この研
究において、製氷原水中に送入する空気の圧力を小さく
して、気泡を有効に分散しうる限界状態において製氷を
行なうと、可溶性の成分が半透明な水に分散含有される
ことを見出し、さらに、それらの可溶性の成分を、製氷
過程の終了まで、化学変化による効力消失を起さないよ
うにすることを必要とすることを見出し、これらの知見
に基づいて、本発明に到達した。
〔発明の目的および発明の要約〕
本発明の目的は、可溶性の添加成分、たとえば、可溶性
の色素、香料、アルカリイオン、ミネラル、甘味料、食
塩または化学調味料などを分散含有する加工水の製造法
、特に半透明角氷の製造法を提供することにある。
本発明は、結氷缶内の製氷原水を、製氷原水撹拌用送風
手段によって通気撹拌しながら、冷却して結氷させるこ
とからなる加工水の製造法において、製氷原水に可溶性
の添加成分を加えて溶解すること、および通気撹拌が、
N氷原水中に気泡を分散するのに必要な送風圧力の最下
限に近い圧力の空気によって行なわれ、それによって製
造される水の透明度を大きくそこなうことなく、可溶性
の添加成分を水に分散含有させることを特徴とする可溶
性の添加成分を分散含有する加工水の製造法であるが、
その製氷作業において結氷缶と製氷原水撹拌用送風手段
の所要部分、すなわちドロップチューブの間を電気的に
絶縁状態にするか、または両者の間の金属間電位が同し
゛4位になる金属lJ’*;1. (すなわち、同一の
金属材料であることが好ましい)で両者を構成すること
によって、加工水を効率よく製造する方法である。
〔発明の詳細な説明〕
本発明において、可溶性の添加成分を分散含有する加工
水を製造する場合、第2図に示すとおりの製氷装置4を
使用するのが好ましい。
第2図において、圧縮空気タンク(図示なし)または空
気圧縮ポンプ(図示なし)から送られた空気Iは、空気
の洗浄タンク2で潤滑油、微粒子状のゴミなどを除いた
後、圧力調整弁9において、空気の圧力を製氷原水中に
気泡を分散させるのに必要な圧力の最低限度に近い圧力
に調整して、ドロップチューブ4および4 から製氷原
水5中に送入される。ドロップチューブ4および4 に
は、整流板10が取り付けられていて、製氷原水5中に
送入された気泡が、できるだけ結氷層7に近い位置にお
いて浮上するようになっている。
本発明において、可溶性の添加成分を含む加工水を製造
する場合、先ず原水に、可溶性の添加成分を加え、溶解
して、製氷原水とする。結氷缶6にこの製氷原水5を入
れ、さらに圧縮空気タンク(図示なし)または空気圧縮
ポンプ(図示なし)、空気の洗浄タンク2、圧力調整弁
9に通ずる送気〃 管3と連結したドロップチューブ4および4 を、結氷
缶6内の製氷原水5に挿入し、この結氷缶6を冷却ブラ
イン槽に入れ、圧縮空気タンク(図示なし)または空気
圧縮機(図示なし)からの空気1を、その圧力を圧力調
整弁9において、製氷原水5中に気泡を分散するのに必
要な送風圧力の最下限に近い圧力の0.18−0.2 
Kg/Cd (ゲージ)に調整して、ドロップチューブ
4および4 から製氷原水5中に送入して、製氷原水5
の通気撹拌をしながら、約2昼夜にわたって冷却を続け
て、製氷原水5を結氷させる。このM水において結氷層
7の生長に応じて、ドロップチューブ4および4 を徐
々に引き」二げ、最終的には、完全に引き上げて、結氷
を完了する。ドロップチューブ4および4 の先端には
、適当な大きさの整流板10が取り付けられていて、ド
ロップチューブ4および〃 4 の先y1.;から製水原水5中に送入される空気は
細かい気泡になって、生長している結氷層7に近い位1
4において−J−,力に浮」ニし、製氷原水5をきわめ
て静かに通気撹拌する。この通気撹拌であれば、生r)
Lする水結晶表1mに付着する塩類もある程度は除去す
ることができる。また結氷層7の表面に発生する結氷に
伴なう析出気泡のうち大きな気泡のみが除去される。僅
かに残る小気泡は製氷原水に溶解する可溶性の添加成分
を水結晶間に含有させる小空間をつくるから、それによ
って、つくられた半透明な水は、可溶性の添加成分を分
散含有する。
製氷原水に加え、溶解する可溶性の添加成分としては、
水溶性の食用色素、水溶性の食品香料、食用しうるアル
カリイオン、水溶性の食用のミネラル−7に溶忰の廿I
ff 1ll−、L−合也主たは7に次牲のイヒ受調味
料であれば、いかなるものであっても、これらを使用す
ることができる。たとえば、可溶性の添加成分として、
水酸化カルシウム、食用色素または食品香料を使用する
のが好ましい。これらの可溶性の添加成分は、たとえば
、水酸化カルシウムにおいて61 / A ’、食用色
素のBWにおいて2.8 g/lおよび食品香料のシャ
ンペンサイダーエッセンスにおいて7.5 cc / 
1.の割合で製水原水に加えられるのが好ましい。
結氷+′f6は、その外側の冷却ブラインによって内側
の製氷原水5が冷却され結氷する点で、熱伝導性の良好
であることを要求されるので、通常、金属、たとえは、
亜鉛メッキの鉄またはステンレスなとでつくられる一方
、ドロップチューブ4お〃 よび4 も、金属、たとえば、アルミニウム、亜鉛メッ
キの鉄またはステラし・ス、あるいはプラスチックスか
らつくられるが、結氷缶6とドロップチー−ブ4′およ
び4 が異種の金属、!ことえば、亜鉛メッキの鉄とス
テンレス、または亜鉛メッキの鉄とアルミニウムなどで
つくられていると、製ノ1(作業中に、これらの異種金
属の間に分極電圧を生じて、製氷原水中にイオンの移動
を起すばかりでなく、また製氷原水中に添加された可溶
性の添加成分が化学的に変化する場合がある。このため
にドロップチューブ4および4”をプラスチックスの皮
膜で覆うか、またはドロップチューブ4および4〃をプ
ラスチックスで作って、ドロップチューブ4′および4
′′と結氷缶6の間を電気的に絶縁するか、あるいは、
ドロップチューブ4′および4“と結氷缶6を同種の金
属でつくって、両者の間に分極電圧を生じないようにす
るのが好ましい。
また場合によっては、結氷缶6に製氷原水5を入れ、そ
の結氷缶6にドロップチューブ4および4”を入れる前
に、その結氷缶6を冷却ブ、ライン槽に浸漬して、結氷
缶6の内壁に薄い結氷層7を形成した後に、ドロップチ
ューブ4および4 を未凍結の製氷原水5中に挿入して
、通気撹拌しながら、製氷作業を進めると、ドロップチ
ューブ4および4 と結氷缶6の間を結氷層7により電
気的に絶縁することもできる。
以下において本発明の実施の一例を説明するが、本発明
はこの実施例に限定されるものではない。
実施例 第2図の製氷装置において、口部が290 X 570
mm、底部が265 X 545 vanおよび深さが
1120mmであって、上部がやや広くなっている結氷
缶6、および(内径)×(長さ)が5 m+++X 6
00 順、ステンレス製であって、その外面をポリエチ
レンの皮膜で覆ったドロップチューブ4および4 を使
用した。
カルシウムイオン18.2 ppmを含み、そして電気
伝導度135μs/cmを有する水道水に0605g/
lの水酸化カルシウムを加えて、製氷原水とし、この製
氷原水1401!、を結氷缶6に入れ、この結氷缶6を
一9°Cに冷却した冷却ブライン液に浸漬し、ドロップ
チューブ4および4 を製氷原水中に下ろして、0゜1
8−0.2 K9 / crl (ゲージ)の圧力の下
に空気を送入しながら、2昼夜にわたって製氷作業を続
けて、完全に結氷した135Kgの角氷を得た。この角
氷は半透明であったが以下の比較例によってつくられた
従来法による角氷と比較し、商品価値は許容される程度
を保っていた。
比較例 第1図の製氷装置において、四部が290 X 570
mm、底部が265 X 545間および深さが112
0順であって、上部がやや広くなっている結氷缶6、お
よび(内径)×(長さ)が5 X 600 mmのステ
ンレス製のドロップチューブ4を使用した。
カルシウムイオン+8−2 ppmを含み、そして電気
伝導度135 (r s / crnを何する水道水を
製氷原水とし、この製水原水140 I!、を結氷缶6
に入れ、この結氷缶を一9°Cに冷却した冷却ブライン
液に浸にJ Ll ’1 ドロップチューブ4を製氷原
水に下ろして、0゜25〜o、3Kq/ca(ケージ)
の圧力の下に空気を送入しながら、2昼夜にわたって製
氷作業を続けて、完全に結氷した135Kgの角氷を得
た。
実施例において得られた角氷と比較例において得られた
角氷を溶融して得られた水は、第1表に示す性質を何し
ていて、実施例において得られた缶飛は一比紡創口ごお
いて混らね、た色永よりも多量のカルシウムイオンを含
むにも拘わらず、その透明度は商品として許容される範
囲であった。
〔発明の効果〕
本発明によると、可溶性の色紫、香石、アルカリイオン
、ミネラル、甘味料、食塩または化学調味料なとの添加
成分を分散含葡する水を効率的に製造することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来法による透明水をv音する装置の要部の
内部を示す側面図、そして第2図は、本発明に使用する
製氷装置の要部の内部を示す側面図である。 〔図面符号〕 1:空気の送入 2:空気の洗浄タンク ゛3:Jム気管 4ニトロツブチユーブ 4′ニドIjツブチユーブ 4′/ニド[、・ソプチ・−−ブ 5:製氷原水 6:結氷缶 7:糸占水IZ 8:未凍結氷 ():圧力調整弁 10:整流板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結氷缶内の製氷原水を、製氷原水撹拌用送風手段
    によって通気撹拌しながら、冷却して結氷させることか
    らなる加工水の製造法において、製氷原水に可溶性の添
    加成分を加えて溶解すること、および通気撹拌が、製氷
    原水中に気泡を分散するのに必要な送風圧力の最下限に
    近い圧力の空気によって行なわれ、それによって製造さ
    れる水の透明度を大きくそこなうことなく、可溶性の添
    加成分を水に分散含有させることを特徴とする可溶性の
    添加成分を分散含有する加工水の製造法。
  2. (2)結氷缶内の製氷原水を、製氷原水撹拌用送風手段
    によって通気撹拌しながら、冷却して結氷させることか
    らなる加工水の製造法において、結氷缶と製氷原水撹拌
    用送風手段の所要部分の間を電気的に絶縁状態にするか
    、または両者の金属間電位が同じ電位になる金属材料で
    両者を構成すること、製氷原水に可溶性の添加成分を加
    えて溶解すること、および通気撹拌が製氷原水中に気泡
    を分散するのに必要な送風圧力の最下限に近い圧力の空
    気によって行なわれ、それによって製造される水の透明
    度を大きくそこなうことなく、可溶性の添加成分を水に
    分散含有させることを特徴とする可溶性の添加成分を分
    散含有する加工水の製造法。
  3. (3)通気撹拌が、0.18〜0.2Kg/cm^2(
    ゲージ)の圧力の空気の送入によって行なわれることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    可溶性の添加成分を分散含有する加工水の製造法。
  4. (4)製氷原水撹拌用送風手段が、圧力調整弁をそなえ
    た製氷原水撹拌用送風系統に連結され、先端付近に気泡
    拡散用の整流板をそなえた少なくとも1個のドロップチ
    ューブからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第3項のいずれかに記載の可溶性の添加成分を分
    散含有する加工氷の製造法。
  5. (5)可溶性の添加成分が、色素、香料、アルカリイオ
    ン、ミネラル、甘味料、食塩、化学調味料およびそれら
    の混合物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第4項のいずれかに記載の可溶性の添加成分を分
    散含有する加工氷の製造法。
JP15867084A 1984-07-31 1984-07-31 可溶性の添加成分を分散含有する加工氷の製造法 Pending JPS6138373A (ja)

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