JPS6138295Y2 - - Google Patents

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JPS6138295Y2
JPS6138295Y2 JP7080981U JP7080981U JPS6138295Y2 JP S6138295 Y2 JPS6138295 Y2 JP S6138295Y2 JP 7080981 U JP7080981 U JP 7080981U JP 7080981 U JP7080981 U JP 7080981U JP S6138295 Y2 JPS6138295 Y2 JP S6138295Y2
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output
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遠隔地にある端末装置を本装置より監
視制御するインターフエイス回路に関する。
本考案の特徴とするところは、前記インターフ
エイス回路を平衡型電流入力インターフエイス回
路とし、かつ本装置の受信回路中の2個のフオト
カプラを使用して外来からの誘導雑音電圧の浸入
の抑圧を計つたことにある。
従来の受信回路は1つのフオトカプラを使用
し、その発光ダイオード側に流れる電流のオン、
オフのインターフエイス回路である。
すなわち端末装置側である電流源から制御すべ
きもののオン、オフ電流が送出され、本装置側で
はこの電流をフオトカプラを使用して受信する。
この場合、フオトカプラにおいては、その発光ダ
イオード側に前記のオン、オフ電流が流れ、フオ
トトランジスタ側のコレクタ出力に前記のオン、
オフ電流の論理電圧が得られる。このようにする
ことにより、端末側制御の接点電流が直流電流と
なつて本装置側に送電され、本装置側に制御情報
が出力されることになる。
この場合、端末装置側と本装置側のインターフ
エイス回路を逆にすれば、本装置側からの監視情
報も端末装置側に取り込まれることになる。
従来の端末装置と本装置間が数百m程度まで隔
たつた距離の制御線は2線であるが、1線を大地
接地するか、または共通線としても不平衡線路構
成であるため、本線路に外来の電力線等からの誘
導電圧、または雷サージによる誘導雷電圧等がそ
のまま端末装置の受信部に入力され、これらが信
号を妨害する結果となり、誤制御等の要因とな
る。これらの対策としては、避雷器またはバリス
タ等である程度は抑圧されるが、受信回路として
のアースに対する縦電圧の抑圧効果は通常の動作
上からは期待できない。
この場合、線路の誘導電圧に対する絶縁度はフ
オトカプラ使用により実現されるが、信号の横方
向である伝送方向については誤動作につながる。
以上の欠点を除くために、本考案は、端末装置
側の電流インターフエイスを平衡型とすることに
より、本制御線間上に重畳される縦電圧方向の誘
導雷電圧を抑圧することを目的としたものであ
る。すなわち受信回路内部に前記の誘導電圧が移
行して発生することを防止することにより、制御
動作が安定して確実に行われることを計つたもの
である。
本考案の構成について述べると、本考案は、遠
隔地にある端末装置を本装置より監視制御するイ
ンターフエイス回路において、端末装置側に、一
端が共通に接地された逆極性の2つの電流源とそ
の各スイツチ接点とからなる平衡型電流源を有
し、本装置側に、各発光ダイオードの各アノード
が平衡型電流入力線路のそれぞれに接続たれ各カ
ソードが共通に接地されるとともに、各フオトト
ランジスタのコレクタがその出力端がオンオフ情
報出力の1つの出力端となる差動型演算増幅器の
各入力端に接続されエミツタが前記情報出力の他
の共通出力端となる2つのフオトカプラを有して
いる平衡型電流インターフエイス回路である。
以下本考案を実施例により図面を参照して説明
する。
第1図は従来の不平衡型のインターフエイス回
路の回路図を示す。第1図において、1は電流イ
ンターフエイス源であり、2はオン、オフ情報出
力のためのスイツチである。3はフオトカプラで
あり、単一の発光ダイオード入力型であり、その
フオトトランジスタのコレクタ出力を入力抵抗5
を経由して演算増幅器8に入力する。4はバイア
ス抵抗であり、5,6,7は演算増幅器8のバラ
ンス抵抗である。この第1図の回路によるとき
は、制御線に外来の誘導雑音電圧が誘起されたと
き、フオトカプラの出力が1出力であるため相殺
の効果が得られず、そのまま出力される結果とな
り、従つて誘導性雑音の影響を受けやすいことに
なる。
第2図は本考案の平衡型電流インターフエイス
回路の実施例の回路図である。第2図において、
9,10は逆極性の電流インターフエイス源でそ
の一端は共通に接地されている。11,12はオ
ン、オフ情報出力のためのスイツチである。1
3,14はフオトカプラであり、それらの各発光
ダイオード側のカソードは共通に接地され、アノ
ードはそれぞれの制御線に接続されている。また
各フオトトランジスタ側のアノードはそれぞれ抵
抗17,18を介して差動入力型の演算増幅器2
1の各入力に接続され、エミツタは共通に接続さ
れてオン、オフ情報出力の1つの出力端となつて
いる。また演算増幅器21の出力は前記情報出力
の他の出力端となつている。15,16はバイア
ス抵抗であり、19,20は演算増幅器21のバ
ランス抵抗である。
次にこの第2図の動作について説明すると、端
末装置側からインターフエイス電源9,10とオ
ン、オフ情報出力用スイツチ11,12とによ
り、オン、オフ情報がいずれかの制御線に入力さ
れると、13,14のいずれかのフオトカプラが
動作し、そのフオトトランジスタ側のコレクタに
オン、オフ情報が出力される。次いで差動入力型
の演算増幅器21の出力にそれぞれのフオトカプ
ラの動作に応じてオン、オフ情報が交互に得られ
る。
この場合、制御線間に同時に誘導電圧等の雑音
電圧が重畳されると、2つのフオトカプラ13,
14が同時に動作し、それぞれのコレクタ出力電
圧が差動入力型の演算増幅器21に入力され、そ
こで相殺され、演算増幅器21の出力側には出て
来ないことになる。
以上に述べたように、本考案によれば、インタ
ーフエイス回路を誘導雑音等を相殺消去できる平
衡型入力電流インターフエイス回路とすることに
より、縦電圧発生による信号方向への雑音の移行
を抑圧することができ、これにより制御機能の本
来の動作が確実となり、一層の信頼度を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の不平衡型電流インターフエイス
回路の一例の回路図、第2図は本考案の平衡型電
流インターフエイス回路の実施例の回路図であ
る。なお図面に使用した符号はそれぞれ以下のも
のを示す。 9,10……電流源、11,12……スイツ
チ、13,14……フオトカプラ、15〜20…
…抵抗、21……差動入力型演算増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遠隔地にある端末装置を本装置より監視制御す
    るインターフエイス回路において、端末装置側
    に、一端が共通に接地された逆極性の2つの電流
    源とその各スイツチ接点とからなる平衡型電流源
    を有し、本装置側に、各発光ダイオードの各アノ
    ードが平衡型電流入力線路のそれぞれに接続たれ
    各カソードが共通に接地されるとともに、各フオ
    トトランジスタのコレクタがその出力端がオンオ
    フ情報出力の1つの出力端となる差動型演算増幅
    器の各入力端に接続されエミツタが前記情報出力
    の他の共通出力端となる2つのフオトカプラを有
    していることを特徴とする平衡型電流インターフ
    エイス回路。
JP7080981U 1981-05-16 1981-05-16 Expired JPS6138295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7080981U JPS6138295Y2 (ja) 1981-05-16 1981-05-16

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JP7080981U JPS6138295Y2 (ja) 1981-05-16 1981-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57185040U JPS57185040U (ja) 1982-11-24
JPS6138295Y2 true JPS6138295Y2 (ja) 1986-11-05

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