JPS6138240A - 柱状体の渦励振防止方法 - Google Patents
柱状体の渦励振防止方法Info
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- JPS6138240A JPS6138240A JP16118484A JP16118484A JPS6138240A JP S6138240 A JPS6138240 A JP S6138240A JP 16118484 A JP16118484 A JP 16118484A JP 16118484 A JP16118484 A JP 16118484A JP S6138240 A JPS6138240 A JP S6138240A
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- vortex
- columnar
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- Pending
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B17/00—Artificial islands mounted on piles or like supports, e.g. platforms on raisable legs or offshore constructions; Construction methods therefor
- E02B17/0017—Means for protecting offshore constructions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、渦の発生によって、流体中に設けられた柱
状体が振動する現象を防止する渦励振防止方法に関する
ものである。
状体が振動する現象を防止する渦励振防止方法に関する
ものである。
この柱状体が振動する現象、即ち柱状構造物におけるカ
ルマン渦による渦励振の現象は、該構造物と、該構造物
表面の流れの剥離点より生ずる渦の放出振動数との関係
により生じるものである。
ルマン渦による渦励振の現象は、該構造物と、該構造物
表面の流れの剥離点より生ずる渦の放出振動数との関係
により生じるものである。
そこでこの対策として行なわれる渦励振防止方法は、従
来から、次に述べるものが一般に知られている。
来から、次に述べるものが一般に知られている。
■ 円形断−面柱状構造物1に板状付属物2を添わせ、
これにより柱状構造物まわりの流れを変えて、渦の発生
パターンを変化させるもの。
これにより柱状構造物まわりの流れを変えて、渦の発生
パターンを変化させるもの。
(第9図(a) (1))参照)
■ 付属物としてワイヤ−6・フィン4等を柱状構造物
1にまきつけまたは突設させ、柱状構造物1の軸方向に
剥離点を分散させると共に、渦の発達に寄与する後流内
のもどり流れ゛を抑制するもの。(第10図(a) (
b) ((り 、第11図参照) ■ 柱状構造物1に孔5を穿設し、その内部から流れを
噴出させ、柱状構造物表面の境界層を乱すもの。(第1
2図参照) ■ 柱状構造物1を正六角形断面に形成することにより
、第13図(a)に示すようにa点で流れを乱してb点
での渦の発生・発達を不規則にするもの。このことは、
■の第10図(c)に示した単円柱での剥離点よりも前
部−に剥離点を生じせしめるものと同様である。
1にまきつけまたは突設させ、柱状構造物1の軸方向に
剥離点を分散させると共に、渦の発達に寄与する後流内
のもどり流れ゛を抑制するもの。(第10図(a) (
b) ((り 、第11図参照) ■ 柱状構造物1に孔5を穿設し、その内部から流れを
噴出させ、柱状構造物表面の境界層を乱すもの。(第1
2図参照) ■ 柱状構造物1を正六角形断面に形成することにより
、第13図(a)に示すようにa点で流れを乱してb点
での渦の発生・発達を不規則にするもの。このことは、
■の第10図(c)に示した単円柱での剥離点よりも前
部−に剥離点を生じせしめるものと同様である。
しかし■〜■の場合は、板状のものやワイヤー・フィン
等の付属物を取付けなけれはならず、また孔5から噴出
させるようにする等構造が複雑になる傾向がある。その
ため渦励振を防止するものとしては、コストが高くなる
。
等の付属物を取付けなけれはならず、また孔5から噴出
させるようにする等構造が複雑になる傾向がある。その
ため渦励振を防止するものとしては、コストが高くなる
。
そして■の場合は、第1′3図(a)に示す流れの向き
に対しての渦励振については十分抑制できるが、第16
図(b)に示す流れの向きに対しての渦励振抑制効果は
ほとんどみられない。このように流れの方向に対して一
定面を向けなければならず、流れの方向が変わると振動
してしまう。
に対しての渦励振については十分抑制できるが、第16
図(b)に示す流れの向きに対しての渦励振抑制効果は
ほとんどみられない。このように流れの方向に対して一
定面を向けなければならず、流れの方向が変わると振動
してしまう。
このことは、第13図(b)で示した流れの向きに対し
て単円柱の場合と同様に、流れの剥離点の対象性があげ
られると共に、渦の発達を妨げるものが無いことがあげ
られる。
て単円柱の場合と同様に、流れの剥離点の対象性があげ
られると共に、渦の発達を妨げるものが無いことがあげ
られる。
この発明は、前述した事情に鑑みて創案されたもので、
その目的は渦の発生を不規則する付属物の取付は等構造
が複雑とならず、また流れの方向により振動を起すこと
のない柱状体を提供することにある。
その目的は渦の発生を不規則する付属物の取付は等構造
が複雑とならず、また流れの方向により振動を起すこと
のない柱状体を提供することにある。
この発明によれば渦の発生点である剥離点発生を柱状構
造断面に対し非対称にする等温の発生を不規則なものと
することが可能であると共に、渦の発達に寄与する後流
内のもどり流れを抑制できるようにすることが可能であ
るように、柱状体の断面形状を奇数個角の多角形状にす
る。
造断面に対し非対称にする等温の発生を不規則なものと
することが可能であると共に、渦の発達に寄与する後流
内のもどり流れを抑制できるようにすることが可能であ
るように、柱状体の断面形状を奇数個角の多角形状にす
る。
また柱状体を断面多角形状にするき共に、柱軸まわりに
ねじって形成することにより、柱軸方向への渦の分散を
行なえてカルマン渦列となることを防いで柱状体に交互
に正負の揚力が生じて振動力が作用することを防止でき
るようにしたものである。
ねじって形成することにより、柱軸方向への渦の分散を
行なえてカルマン渦列となることを防いで柱状体に交互
に正負の揚力が生じて振動力が作用することを防止でき
るようにしたものである。
以下この発明を図示する実施例によって説明する。
第1図は、特許請求の範囲第1項に記載された奇数個角
の多角形状にするものの実施例で、柱状体6を断面正六
角形状に形成したものである。
の多角形状にするものの実施例で、柱状体6を断面正六
角形状に形成したものである。
この柱状体6を流れの中に設置した時に、まず流向Aに
対しては、流れの剥離点がa点またはd点となり、流れ
の軸に対して非対称となる。
対しては、流れの剥離点がa点またはd点となり、流れ
の軸に対して非対称となる。
そのため渦励振の原因であるカルマン渦列の発生を防止
できる。(第2図参照) 次に流向Bに対しては、流れの剥離点が流れの軸に対し
対称となる。しかし柱状体に影響を与える流速域では、
辺beの流下方向に対する角度θ1が小さいので、渦の
発達に寄与する後流内へのもどり流れが小さく渦の発生
を極力抑えることができる。(第6図参照) そして流向Cでは、剥離点が0点またはb点となり、ま
ず0点付近で剥離することによりb点での渦の発生を不
規則なものとすることができ、これもカルマン渦列の発
生を防止できる。
できる。(第2図参照) 次に流向Bに対しては、流れの剥離点が流れの軸に対し
対称となる。しかし柱状体に影響を与える流速域では、
辺beの流下方向に対する角度θ1が小さいので、渦の
発達に寄与する後流内へのもどり流れが小さく渦の発生
を極力抑えることができる。(第6図参照) そして流向Cでは、剥離点が0点またはb点となり、ま
ず0点付近で剥離することによりb点での渦の発生を不
規則なものとすることができ、これもカルマン渦列の発
生を防止できる。
(第4図参照)
このように柱状体6を正七角形にすることにより流れの
中に設置した時にあらゆる方向の流に対しても渦励振を
防止できる。
中に設置した時にあらゆる方向の流に対しても渦励振を
防止できる。
なお柱状体6の断面形状は、この実施例のように正七角
形に限らず奇数個角の多角形状ならばどのような形状で
もよい。即ち5角形・7角形・9角形・11角形でもよ
いが、5角形・11角形では効果が少なく、7角形・9
角形が望ましい。
形に限らず奇数個角の多角形状ならばどのような形状で
もよい。即ち5角形・7角形・9角形・11角形でもよ
いが、5角形・11角形では効果が少なく、7角形・9
角形が望ましい。
第5図は、特許請求の範囲第2項に記載された柱軸まわ
りにねしるものの実施例で、柱状体7を断面正六角形状
にすると共に、柱軸まわりにねじったものである。
りにねしるものの実施例で、柱状体7を断面正六角形状
にすると共に、柱軸まわりにねじったものである。
この柱状体7を流れの中に設置した時に、例えば流向B
に対して第6図に示す第5図のA−A線断面の場合と、
第7図に示す第5図のB−B線断面の場合とで流れの剥
離点が異なり渦の発生を分散できる。
に対して第6図に示す第5図のA−A線断面の場合と、
第7図に示す第5図のB−B線断面の場合とで流れの剥
離点が異なり渦の発生を分散できる。
このように柱状体7では、流れの剥離点を柱軸方向に分
散することが可能であるので、渦の分散ができてカルマ
ン渦列の発生を防止して渦励振を抑制できる。
散することが可能であるので、渦の分散ができてカルマ
ン渦列の発生を防止して渦励振を抑制できる。
なお柱状体7は、この実施例のように断面が正六角形状
のものに限らず、多角形状ならばどのようなものでもよ
い。
のものに限らず、多角形状ならばどのようなものでもよ
い。
またねじり角度は、長さ方向で6Dに対し見込角θ2の
1/2以上ねじっていることが望ましい。(第8図参照
) 〔発明の効果〕 この発明は1以上のような構成からなり、次に述べる効
果を有する。
1/2以上ねじっていることが望ましい。(第8図参照
) 〔発明の効果〕 この発明は1以上のような構成からなり、次に述べる効
果を有する。
後流内へのもどり流れを少なくし、渦発生を不規則にす
ることができるように、柱状体の断面形状を奇数個角の
多角形状にする。
ることができるように、柱状体の断面形状を奇数個角の
多角形状にする。
また流れの剥離点を分散して渦の分散が行なえるように
、柱状体の断面形状を多角形状にすると共に、柱軸まわ
りにねじって形成することすることができる。
、柱状体の断面形状を多角形状にすると共に、柱軸まわ
りにねじって形成することすることができる。
そのためアンテナ支柱・鉄塔・橋梁・電線等の柱状構造
物に本発明を用いた柱状体を使用すれば、渦励振を確実
に防止でき、安全な構造体とすることができる。
物に本発明を用いた柱状体を使用すれば、渦励振を確実
に防止でき、安全な構造体とすることができる。
第1図は本発明第1項記載の方法を採用した柱状体を示
す斜視図、第2図〜第4図は各流向に対する渦発生状態
を示す正面図、第5図は本発明第2項記載の方法を採用
した柱状体を示す斜視図、第6図および第7図は第5図
のA−A線およびB−B線断面図、第8図は第5図の正
面図、第9図(a)、第10図(a)、第11図、第1
2図、第13図(a)は従来の渦励振防止方法を用いた
柱状体を示す斜視図、第9図(b)は第9図(a)のA
−AM断面図、第10図(b)および(C)は第10図
(a)のA−A線およびB−B線断面図、第13図(b
)は第16図(a)の別派方向における渦発生状態を示
す正面図である。 1・・柱状構造物、2・・板状付属物、6・・ワイヤー
、4・・フィン、5・・孔、 6,7・・柱状体。 第1図 第3図 第5図 第7図 第9 (a) 第6図 ′l 第8図 図 (b)
す斜視図、第2図〜第4図は各流向に対する渦発生状態
を示す正面図、第5図は本発明第2項記載の方法を採用
した柱状体を示す斜視図、第6図および第7図は第5図
のA−A線およびB−B線断面図、第8図は第5図の正
面図、第9図(a)、第10図(a)、第11図、第1
2図、第13図(a)は従来の渦励振防止方法を用いた
柱状体を示す斜視図、第9図(b)は第9図(a)のA
−AM断面図、第10図(b)および(C)は第10図
(a)のA−A線およびB−B線断面図、第13図(b
)は第16図(a)の別派方向における渦発生状態を示
す正面図である。 1・・柱状構造物、2・・板状付属物、6・・ワイヤー
、4・・フィン、5・・孔、 6,7・・柱状体。 第1図 第3図 第5図 第7図 第9 (a) 第6図 ′l 第8図 図 (b)
Claims (2)
- (1)柱状体の適宜面を流れに向けて流体中に配置した
時に、渦発達源である後流内へのもどり流れを少なくで
きて、かつ渦発生を不規則にすることができるように、
前記柱状体の断面形状を奇数個角の多角形状にすること
を特徴とする柱状体の渦励振防止方法。 - (2)柱状体の適宜面を流れに向けて流体中へ配置した
時に、流れの剥離点を分散して渦の分散が行なえるよう
に、前記柱状体を断面多角形状にすると共に、柱軸まわ
りにねじつて形成することを特徴とする柱状体の渦励振
防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16118484A JPS6138240A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 柱状体の渦励振防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16118484A JPS6138240A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 柱状体の渦励振防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6138240A true JPS6138240A (ja) | 1986-02-24 |
Family
ID=15730182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16118484A Pending JPS6138240A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 柱状体の渦励振防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138240A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992013211A1 (en) * | 1991-01-23 | 1992-08-06 | B.H.R. Group Limited | Vibration suppression |
WO1998022336A1 (en) * | 1996-11-15 | 1998-05-28 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Spar structure |
JP2005003206A (ja) * | 2004-08-30 | 2005-01-06 | Japan Aerospace Exploration Agency | 流体流れに置かれる鈍頭物体 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16118484A patent/JPS6138240A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992013211A1 (en) * | 1991-01-23 | 1992-08-06 | B.H.R. Group Limited | Vibration suppression |
WO1998022336A1 (en) * | 1996-11-15 | 1998-05-28 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Spar structure |
JP2005003206A (ja) * | 2004-08-30 | 2005-01-06 | Japan Aerospace Exploration Agency | 流体流れに置かれる鈍頭物体 |
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