JPS6137170A - 注射針の差し込み方法 - Google Patents

注射針の差し込み方法

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JPS6137170A
JPS6137170A JP15900684A JP15900684A JPS6137170A JP S6137170 A JPS6137170 A JP S6137170A JP 15900684 A JP15900684 A JP 15900684A JP 15900684 A JP15900684 A JP 15900684A JP S6137170 A JPS6137170 A JP S6137170A
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JP
Japan
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needle
injection
tip
injection needle
horn
Prior art date
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Pending
Application number
JP15900684A
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English (en)
Inventor
隈部 淳一郎
隈部 まさる
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は注射針又は採液針等の針先を人体又は植物等に
差し込み、注液・採液する方法に関するものである。
(従来技術) 注射に際しては、まず第一に針先の切刃の切れ味をよく
して、皮膚、血管、歯肉あるいは骨さらには植物(木材
)に針先を差し込む際の差し込み力を軽減することが適
確な注射と患者に与える痛覚を軽減し、また術者の労力
を軽減するために重要である。第二には、注射筒内の注
射液を迅速に生体内あるいは植物に注入することである
。これは、ピストンと注射器筒内面との摩擦抵抗および
注射針内の管摩擦抵抗を軽減させることによって実現す
る。
従来は針径の大きい注射針の使用によって解決している
。第三には、体内あるいは植物に注射された注射液の浸
透、拡散を迅速にすることである。以上三つを全部満足
させたいところであるが、切れ味をよくしようとして、
針径を細くすると注射時間が長くなり、より大きなピス
トン加圧力を必要としてくる。注射時間を短縮し、ピス
トン加圧力を軽減しようとして針径を大きくすると、針
先の差し込み力が増大して疼痛を増大することになる。
一方、浸透、拡散にすぐれた注射器は今日までには全く
ない。したがって、1本の注射針でこの三つ全部を同時
に満足しうるような注射器は今日までには全く製作され
ていない。そこで術者は、切れ味のみに重点をおいて細
い針径の注射針を使用してこれを使い捨ての方法で対処
している現状である。
(目的) 本発明は注射針の差し込み力を従来の約に〜Hに軽減し
、差し込み時の患者の苦痛感、不快感を著しく軽減する
ことを目的としている。
(構成) 本発明は上記目的を達成するため注射針に超音波振動を
与え乍ら人体又は植物等の被注射体に差し込むことを特
徴としている。以下各実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は第1実施例である。注射筒2の先端に注射針3
を取り付け、アンプル内注射液をピストン1を上方に引
き上げて液を注射筒内に充満させる。そして、骨、木材
、歯肉、皮膚下あるいは心臓などの臓器や血管内に注射
針を差し込んでピストン1を押し下げて注射液を注入す
る。その際に、超音波振動子5の振幅を拡大する振幅拡
大用ホーン7の先端を、振動子の端子11.12を超音
波発振機に接続して矢印方向10に振動数fおよび振幅
αで超音波振動させ、そのホーン先端を保持具8をもっ
て注射針に接触させながら注射する。この操作によって
注射針3は矢印9の方向にホーンの振動数fおよび振幅
αに近い値をもって超音波曲げ振動する。
このようにして超音波振動する注射針3を被注射体4に
針先を差し込む。金属、非金属などの振動切削によって
、工具すくい面の摩擦係数が軽減することが究明されて
いる。肉や臓器および骨や木材の振動切削の場合でも同
様に切削時のすくい面摩擦係数は普通切削時の約%〜X
oに軽減する。また、この曲げ超音波振動する注射針の
針先の切削機構は、送シ分力方向振動切削機構あるいは
背分力方向振動切削機構となる。
したがって、注射針先の切れ味が著しく向上する。そし
て、チクリと感する疼痛を軽減し、血管に対しては注射
針の先端を滑らせることなく所定の位置に針先を差し込
める。この針先が差し込まれたのちに、注射液を注入す
ることになるが、このときも注射針3は超音波振動させ
ながら行う。このことによって、細い注射針管壁と注射
液との間の管摩擦抵抗を従来の約%〜イ。
程度に軽減できる。すなわち、注射筒内の一定量の注射
液の流出速度を従来の注射時と比較すると、本発明の実
施によって約3〜10倍早くなることが実験によって明
らかになった。
一般の注射液や麻酔注射の麻酔液は最適量を適切な箇所
に注入して迅速にその効果や麻酔効果を発揮させること
である。麻酔液の場合、差し込んだ針先付近の広範囲に
迅速に注射液を浸透させ、拡散させて麻酔効果を発揮さ
せる必要がある。本発明方法による注射針3の先端から
は注射液が噴霧状態となって噴出する現象が見られる。
この効果が毛細管組織内に迅速に注射液を浸透、拡散さ
せるため、従来の注射方法では針先から液が浸透し拡散
し易い粗大な組織に集中して注射液が流出するため、必
要以上に多量の注射液を使用していたことに対してごく
少量の注射液で済む。
第2図は第2実施例である。ホーン7の先端を注射針3
に接触させるときに、ややもするとホーン7先端と注射
針3との接触が不十分て注射針3を規則的に振動させる
ことが困難な場合が生ずる。このようなトラブルは第2
図のようにホーン7の先端に注射針3が入る程度のくぼ
みを設けることによって防ぐことができ、注射針3を矢
印10で示す振動数f、振幅aで規則的に超音振動させ
ることができる。
第3図は第3実施例である。振幅拡大用ホーンの中心軸
6を注射針3に対して傾斜角θを与えて押しあてている
。注射針3は振動数f、振幅α1で矢印13の方向に縦
振動し、さらに矢印14の方向に振動数f、振幅a2で
曲げ振動する。
曲げ振動効果は前述したところであるが、f。
alの縦振動によって主分力方向の振動切削機構によっ
てパルス切削力波形が作用して注射針3の差し込み力が
さらに激減する。従って、わずかの抵抗によっても動き
易い血管に針を差し込むときなどに適している。
第4図は第4実施例である。第1〜第3実施例の場合は
差し込み力が小さくてよい歯肉々どへ本発明を実施する
場合について説明したが、骨へ注射針を挿入して骨内の
採血をする場合などには大きな差し込み力を必要として
いる。このような場合にはホーン先端を注射針に接触さ
せて注射針を超音波振動させる方法ではその出力が不足
して針の振動が止り易い。本発明の完全なる実施ができ
ない。この場合にはそこで第4図に示すようにホーン7
の先端にねじを設けて注射針外筒15をねじ結合する。
そして、矢印16の方向に振動数f、振幅αで超音波振
動させて骨17に差し込み、所定の深さの位置まで本発
明によって差し込んだ後に、ホーン7を取シ外して、注
射針外筒15内に採血用注射器を挿入して採血を終了さ
せる。この結果従来、数十〜f必要であった差し込み力
がわずか5〜10に4f程度のわずかな差し込み力です
むようになった。
なお図示の各実施例では電わい超音波振動子を示して説
明したが、磁わい振動子を用いることもでき、さらには
空気式超音波振動駆動装置を用いることもできる。また
、針を直接超小型の超音波振動素子で駆動することもで
きる。
(効果) 本発明によると注射針に超音波振動を与え乍ら人体又は
植物等の被注射体に差し込むようになっているので注射
針の差し込み力を従来の約に〜にに軽減でき、差し込み
時の患者の苦痛窓。
不快感を著しく軽減できる。又歯牙の抜歯に際し従来の
方法では患歯周辺3箇所に麻酔注射しなければ麻酔効果
かえられなかったが、振動数60KH2,振幅8μm、
出力20Wで縦超音波振動するホーン先端を注射針のほ
ぼ中央に接触させて本発明を実施することによって、一
箇所に本発明方法で注射するだけで迅速に患歯周辺を一
様に白色に変色させるという麻酔効果が得られた。
一方、麻酔液の使用量が従来の約4〜イに減量し不必要
な部分への麻酔作用を防ぐことにもなり、回復も早くな
るという画期的効果かえられた。
又、木材へ防腐剤などを注入するに際しての本発明の実
施によってえられる具体的効果について説明する。
振動数28’KHz 、振幅104m 、出力20Wで
縦振動するホーンの先端を直径2閣、長さ40II++
+1の注射針のほぼ中央部に接触させて、本発明方法を
実施すると、慣用の方法では切れ味の低下や刃先の目づ
まりで注入することが全く不可能な場合でも木材内部深
くまで注入できるという画期的効果かえられた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例正面図、第2図は本発明の
第2実施例要部正面図、第3図は本発明の第3実施例正
面図、第4図は本発明の第4実施例正面図である。 3・・・注射針、5・・・超音波振動子、7・・・振幅
拡大用ホーン、15・・・注射針外筒。 特許出願人  隈  部  ま さる 第 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 注射針に超音波振動を与え乍ら人体又は植物等の被注射
    体に差し込むことを特徴とする注射針の差し込み方法。
JP15900684A 1984-07-31 1984-07-31 注射針の差し込み方法 Pending JPS6137170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15900684A JPS6137170A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 注射針の差し込み方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15900684A JPS6137170A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 注射針の差し込み方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6137170A true JPS6137170A (ja) 1986-02-22

Family

ID=15684176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15900684A Pending JPS6137170A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 注射針の差し込み方法

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JP (1) JPS6137170A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016531595A (ja) * 2013-09-27 2016-10-13 ハンソン・アイトヘーフェルス・ベー・フェー 植物のための物質導入方法及びそれによって得られた植物
WO2021251478A1 (ja) * 2020-06-11 2021-12-16 国立大学法人東北大学 振動針装置及び針の挿入方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610357U (ja) * 1979-07-04 1981-01-29

Patent Citations (1)

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WO2021251478A1 (ja) * 2020-06-11 2021-12-16 国立大学法人東北大学 振動針装置及び針の挿入方法

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