JPS6136971B2 - - Google Patents
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- JPS6136971B2 JPS6136971B2 JP53071079A JP7107978A JPS6136971B2 JP S6136971 B2 JPS6136971 B2 JP S6136971B2 JP 53071079 A JP53071079 A JP 53071079A JP 7107978 A JP7107978 A JP 7107978A JP S6136971 B2 JPS6136971 B2 JP S6136971B2
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- absorption liquid
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- circulation tank
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F25/00—Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
- B01F25/50—Circulation mixers, e.g. wherein at least part of the mixture is discharged from and reintroduced into a receptacle
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はスラリー撹拌装置に関し、さらに詳し
くは、スラリー貯留部内におけるスラリーの滞留
時間を充分長くとることができるスラリー撹拌装
置に関するものである。
くは、スラリー貯留部内におけるスラリーの滞留
時間を充分長くとることができるスラリー撹拌装
置に関するものである。
排煙脱硫装置において、イオウ酸化物を吸収す
る吸収装置に、吸収液として例えば、石灰石また
は消石灰等からなるスラリーを循環させるために
吸収液循環タンクが設けられている。
る吸収装置に、吸収液として例えば、石灰石また
は消石灰等からなるスラリーを循環させるために
吸収液循環タンクが設けられている。
従来の典型的な排煙脱硫装置の概略を第1図に
示す。図において、この装置は、排ガス1の導入
口および清浄ガス7の排出口をそれぞれ有する吸
収塔2と、吸収塔2内の下部に形成された吸収液
循環タンク3と、該タンク3内に設けられた撹拌
機10と、吸収塔2内の上部に設けられた吸収液
4の噴霧ノズル14およびデミスター6と、吸収
液循環タンク3から前記ノズル14へ吸収液4を
循環させるための循環ポンプ5から主として構成
される。
示す。図において、この装置は、排ガス1の導入
口および清浄ガス7の排出口をそれぞれ有する吸
収塔2と、吸収塔2内の下部に形成された吸収液
循環タンク3と、該タンク3内に設けられた撹拌
機10と、吸収塔2内の上部に設けられた吸収液
4の噴霧ノズル14およびデミスター6と、吸収
液循環タンク3から前記ノズル14へ吸収液4を
循環させるための循環ポンプ5から主として構成
される。
酸化イオウを含んだ被処理排ガス1は吸収塔2
に導入され、一方、吸収液循環タンク3内の吸収
液4は循環ポンプ5により吸収塔2の上部から噴
霧ノズル14によつて噴霧され、酸化イオウ濃度
の高い排ガスと気液接触し、酸化イオウは次の反
応式により反応し、吸収液4に吸収される。
に導入され、一方、吸収液循環タンク3内の吸収
液4は循環ポンプ5により吸収塔2の上部から噴
霧ノズル14によつて噴霧され、酸化イオウ濃度
の高い排ガスと気液接触し、酸化イオウは次の反
応式により反応し、吸収液4に吸収される。
SO2+H2O→H2SO3→2H++SO2− 3 ……(1)
CaCO3→Ca2++CO2− 3 ……(2)
Ca2++SO2− 3+1/2H2O→CaSO3・1/2H2O……(
3) (1)式に示すように酸化イオウを吸収した吸収液
4は、吸収液循環タンク3に回収され、ここで(3)
式の反応が進行するとともに、(2)式で示すように
吸収剤の溶解が進み、滞留時間が確保される。酸
化イオウが除去された排ガスはデミスタ6で飛散
ミストが除去され、吸収塔2の上部から清浄ガス
7として排出される。酸化イオウを吸収したスラ
リーは循環ポンプ5の出口の排出配管8から後処
理装置へ抜き出され、また吸収液循環タンク3に
は新たな吸収剤である石灰石スラリー9が供給さ
れる。
3) (1)式に示すように酸化イオウを吸収した吸収液
4は、吸収液循環タンク3に回収され、ここで(3)
式の反応が進行するとともに、(2)式で示すように
吸収剤の溶解が進み、滞留時間が確保される。酸
化イオウが除去された排ガスはデミスタ6で飛散
ミストが除去され、吸収塔2の上部から清浄ガス
7として排出される。酸化イオウを吸収したスラ
リーは循環ポンプ5の出口の排出配管8から後処
理装置へ抜き出され、また吸収液循環タンク3に
は新たな吸収剤である石灰石スラリー9が供給さ
れる。
上記タンク3は、吸収した酸化イオウと吸収液
4である石灰石スラリーとの反応、および吸収剤
である石灰石の溶解に必要な滞留時間を確保する
ため、通常、毎分当りの循環液量の5〜10倍分に
相当する容量を必要とする。また、タンク内には
吸収液である石灰石スラリーおよび反応生成物に
よる固形物の堆積等を防止するため、吸収液循環
タンク3の大きさに見合つた撹拌機10を設置す
る必要がある。このようにして吸収塔2内に噴霧
され、回収されたスラリーは、撹拌機10により
吸収液循環タンク3内で完全混合に近い状態で混
合流15が形成される。
4である石灰石スラリーとの反応、および吸収剤
である石灰石の溶解に必要な滞留時間を確保する
ため、通常、毎分当りの循環液量の5〜10倍分に
相当する容量を必要とする。また、タンク内には
吸収液である石灰石スラリーおよび反応生成物に
よる固形物の堆積等を防止するため、吸収液循環
タンク3の大きさに見合つた撹拌機10を設置す
る必要がある。このようにして吸収塔2内に噴霧
され、回収されたスラリーは、撹拌機10により
吸収液循環タンク3内で完全混合に近い状態で混
合流15が形成される。
上記従来の吸収液循環タンク3においては、回
収されたスラリーが循環ポンプ5へシヨートパス
するために吸収液循環タンク3内で反応に必要な
滞留時間がとれずに循環ポンプ5へ再循環される
欠点がある。このために滞留時間を充分に確保す
るためには、吸収液循環タンク3を大きくすれば
よいが、それに応じて撹拌機10も大きくしなけ
ればならず、設備コストが高くつく。
収されたスラリーが循環ポンプ5へシヨートパス
するために吸収液循環タンク3内で反応に必要な
滞留時間がとれずに循環ポンプ5へ再循環される
欠点がある。このために滞留時間を充分に確保す
るためには、吸収液循環タンク3を大きくすれば
よいが、それに応じて撹拌機10も大きくしなけ
ればならず、設備コストが高くつく。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解消
し、吸収液循環タンクにおける必要な吸収液の滞
留時間を確保し、スラリーの堆積を防止しつつ、
吸収剤の溶解および反応を充分行なうことができ
るスラリー撹拌装置を提供することにある。
し、吸収液循環タンクにおける必要な吸収液の滞
留時間を確保し、スラリーの堆積を防止しつつ、
吸収剤の溶解および反応を充分行なうことができ
るスラリー撹拌装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、スラリーが供給
されるスラリー貯留部に撹拌機を設け、該撹拌機
よりスラリーを撹拌するものにおいて、前記スラ
リー貯留部内の該撹拌機の上部であつてスラリー
供給部より下部に、スラリーが下降流として流下
できるようにするための板材を組合せて構成して
なる撹拌減少部材を設けたことを特徴とするもの
である。
されるスラリー貯留部に撹拌機を設け、該撹拌機
よりスラリーを撹拌するものにおいて、前記スラ
リー貯留部内の該撹拌機の上部であつてスラリー
供給部より下部に、スラリーが下降流として流下
できるようにするための板材を組合せて構成して
なる撹拌減少部材を設けたことを特徴とするもの
である。
スラリーがスラリー貯留部の撹拌減少部材の上
記より供給されると、撹拌減少部材の組合された
板材の間をスラリーが下降流として流下する。こ
の下降流は、撹拌機による混合流と混合される。
このようになるので、撹拌減少部材の上部では、
スラリー反応に必要な時間滞留し、その下部では
撹拌機により生じた混合流によつて、その下降流
がさらに混合されることになる。これにより、反
応滞留時間が充分に確保されることになる。
記より供給されると、撹拌減少部材の組合された
板材の間をスラリーが下降流として流下する。こ
の下降流は、撹拌機による混合流と混合される。
このようになるので、撹拌減少部材の上部では、
スラリー反応に必要な時間滞留し、その下部では
撹拌機により生じた混合流によつて、その下降流
がさらに混合されることになる。これにより、反
応滞留時間が充分に確保されることになる。
以下、本発明を図面に示す実施例により、さら
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
第2図は、本発明の一実施例を示す吸収液タン
クを備えた排煙脱硫装置の概略図、第3図は、そ
の−線に沿つた平面断面図である。第1図の
従来装置と異なる所は、吸収液循環タンク3内の
撹拌機10の上部に、第2図および第3図に示す
ように板材としての垂直板12Aを格子状に組合
せた撹拌減少部材11を設けたことである。図に
おいて、酸化イオウを含んだ被処理排ガス1は吸
収塔2に導入され、一方、吸収塔2の吸収液循環
タンク3(スラリー貯留部)内の吸収液4は循環
ポンプ5により吸収塔2の上部から噴霧ノズル1
4によつて塔内に噴霧され、酸化イオウ濃度の高
い排ガスと気液接触し、酸化イオウが除去され
る。酸化イオウの除去された排ガスはデミスター
6を通つて飛散ミストが除去され、清浄ガス7と
して吸収塔2の上方から排出される。酸化イオウ
を吸収したスラリーは循環ポンプ5の出口の排出
配管8から後処理装置へ抜き出され、一方、吸収
液循環タンク3には新たな吸収液である石灰石ス
ラリー9が供給される。吸収塔2で酸化イオウを
吸収した吸収液4は吸収塔2の底部のスラリー貯
留部(タンク3)に収容される。吸収液4は、液
中の酸化イオウと吸収剤である石灰石との反応に
必要な時間、吸収液循環タンク3内に滞留し、次
いで循環ポンプ5により吸収液循環タンク3の下
部から再循環される。吸収液循環タンク3内には
底部でのスラリーの堆積を防止するために前述の
ように撹拌機10が設けられているが、さらにそ
の上部に撹拌減少部材11が設置されている。上
記撹拌減少部材11は、垂直板12Aを格子状に
組合わせたもので、この垂直板12Aの外周はタ
ンク内壁13に固定される。このように垂直板1
2Aを設けることにより、排ガス中の酸化イオウ
を吸収し、上述の(2),(3)式に示す反応の完了して
いないスラリーの一部が、この垂直板12Aにそ
つた下降流となつて反応に必要な滞留時間が確保
され、循環ポンプ5へのシヨートパスは防止され
る。すなわち、撹拌機10による吸収液循環タン
ク3の上部での混合流15による撹拌を撹拌減少
部材11により減少させ、吸収液循環タンク3の
上部で回収された吸収液4が撹拌減少部材11の
垂直板12A間を流れる下降流16が形成され、
次いで下降流16は撹拌機10による混合流15
と混合されて、前記(2),(3)式の反応に充分な滞留
時間が確保され、未反応スラリーが循環ポンプ5
へのシヨートパスが防止される。
クを備えた排煙脱硫装置の概略図、第3図は、そ
の−線に沿つた平面断面図である。第1図の
従来装置と異なる所は、吸収液循環タンク3内の
撹拌機10の上部に、第2図および第3図に示す
ように板材としての垂直板12Aを格子状に組合
せた撹拌減少部材11を設けたことである。図に
おいて、酸化イオウを含んだ被処理排ガス1は吸
収塔2に導入され、一方、吸収塔2の吸収液循環
タンク3(スラリー貯留部)内の吸収液4は循環
ポンプ5により吸収塔2の上部から噴霧ノズル1
4によつて塔内に噴霧され、酸化イオウ濃度の高
い排ガスと気液接触し、酸化イオウが除去され
る。酸化イオウの除去された排ガスはデミスター
6を通つて飛散ミストが除去され、清浄ガス7と
して吸収塔2の上方から排出される。酸化イオウ
を吸収したスラリーは循環ポンプ5の出口の排出
配管8から後処理装置へ抜き出され、一方、吸収
液循環タンク3には新たな吸収液である石灰石ス
ラリー9が供給される。吸収塔2で酸化イオウを
吸収した吸収液4は吸収塔2の底部のスラリー貯
留部(タンク3)に収容される。吸収液4は、液
中の酸化イオウと吸収剤である石灰石との反応に
必要な時間、吸収液循環タンク3内に滞留し、次
いで循環ポンプ5により吸収液循環タンク3の下
部から再循環される。吸収液循環タンク3内には
底部でのスラリーの堆積を防止するために前述の
ように撹拌機10が設けられているが、さらにそ
の上部に撹拌減少部材11が設置されている。上
記撹拌減少部材11は、垂直板12Aを格子状に
組合わせたもので、この垂直板12Aの外周はタ
ンク内壁13に固定される。このように垂直板1
2Aを設けることにより、排ガス中の酸化イオウ
を吸収し、上述の(2),(3)式に示す反応の完了して
いないスラリーの一部が、この垂直板12Aにそ
つた下降流となつて反応に必要な滞留時間が確保
され、循環ポンプ5へのシヨートパスは防止され
る。すなわち、撹拌機10による吸収液循環タン
ク3の上部での混合流15による撹拌を撹拌減少
部材11により減少させ、吸収液循環タンク3の
上部で回収された吸収液4が撹拌減少部材11の
垂直板12A間を流れる下降流16が形成され、
次いで下降流16は撹拌機10による混合流15
と混合されて、前記(2),(3)式の反応に充分な滞留
時間が確保され、未反応スラリーが循環ポンプ5
へのシヨートパスが防止される。
上記実施例において、垂直板12Aは、吸収液
循環タンク3の大きさに応じ、またバツフル効果
を上げるため、2段以上に、または異なつた格子
ピツチおよび大きさの板によつて構成してもよ
い。また吸収液循環タンク3は、第2図に示すよ
うに吸収塔2の底部をそのまま利用する場合の他
に、吸収塔2と別個にタンクを設けてもよい。
循環タンク3の大きさに応じ、またバツフル効果
を上げるため、2段以上に、または異なつた格子
ピツチおよび大きさの板によつて構成してもよ
い。また吸収液循環タンク3は、第2図に示すよ
うに吸収塔2の底部をそのまま利用する場合の他
に、吸収塔2と別個にタンクを設けてもよい。
吸収液循環タンク3を吸収塔2と別個に設けた
場合の実施例を第4図に示す。第4図および第5
図のものは撹拌減少部材11として、板材として
の傾斜板12Bを第4図、第5図に示すように組
合せて組込んだものである。この実施例では、撹
拌機10による吸収液循環タンク3の上層部での
液への撹拌の影響を傾斜板12Bにより減少させ
ることができる。
場合の実施例を第4図に示す。第4図および第5
図のものは撹拌減少部材11として、板材として
の傾斜板12Bを第4図、第5図に示すように組
合せて組込んだものである。この実施例では、撹
拌機10による吸収液循環タンク3の上層部での
液への撹拌の影響を傾斜板12Bにより減少させ
ることができる。
この様に、傾斜板12Bを設けることによつて
排ガス中の亜硫酸ガスを吸収した吸収液4を回収
する吸収液循環タンク3において、スラリー堆積
防止のための撹拌機10により撹拌を行ないなが
ら、このタンク3内の液を反応に有利な下降流1
6にし、下降流16が混合流15によつて、さら
に混合されるので、スラリー中の反応を充分に行
ない、未反応部分のシヨートパスを防止し、また
反応剤の溶解のための充分な滞留時間を与えるこ
とができる。従つて排煙脱硫装置全体の反応率が
向上し、同一反応率においてはタンク容量を従来
よりも小さくすることができる。
排ガス中の亜硫酸ガスを吸収した吸収液4を回収
する吸収液循環タンク3において、スラリー堆積
防止のための撹拌機10により撹拌を行ないなが
ら、このタンク3内の液を反応に有利な下降流1
6にし、下降流16が混合流15によつて、さら
に混合されるので、スラリー中の反応を充分に行
ない、未反応部分のシヨートパスを防止し、また
反応剤の溶解のための充分な滞留時間を与えるこ
とができる。従つて排煙脱硫装置全体の反応率が
向上し、同一反応率においてはタンク容量を従来
よりも小さくすることができる。
本発明は、排煙脱硫装置のみならず、他の同様
なスラリー撹拌装置にも適用することができる。
なスラリー撹拌装置にも適用することができる。
以上、本発明によれば、反応液の滞留時間を確
保し、スラリーの堆積を防止しつつ、反応剤の溶
解および反応を充分に行なわせることができる。
保し、スラリーの堆積を防止しつつ、反応剤の溶
解および反応を充分に行なわせることができる。
第1図は、従来の典型的な排煙脱硫装置の概略
図、第2図は、本発明の一実施例を示す吸収液タ
ンクを備えた排煙脱硫装置の概略図、第3図は、
第2図の−線に沿つた平面断面図、第4図
は、吸収液循環タンクを吸収塔と別個に設けた場
合の排煙脱硫装置の概略図、第5図は、第4図の
−線に沿つた平面断面図である。 1……排ガス、2……吸収塔、3……吸収液循
環タンク、4……吸収液、5……吸収液循環ポン
プ、7……清浄ガス、9……吸収剤スラリー、1
0……撹拌機、11……撹拌減少部材、12A…
…垂直板、12B……傾斜板、15……混合流、
16……下降流。
図、第2図は、本発明の一実施例を示す吸収液タ
ンクを備えた排煙脱硫装置の概略図、第3図は、
第2図の−線に沿つた平面断面図、第4図
は、吸収液循環タンクを吸収塔と別個に設けた場
合の排煙脱硫装置の概略図、第5図は、第4図の
−線に沿つた平面断面図である。 1……排ガス、2……吸収塔、3……吸収液循
環タンク、4……吸収液、5……吸収液循環ポン
プ、7……清浄ガス、9……吸収剤スラリー、1
0……撹拌機、11……撹拌減少部材、12A…
…垂直板、12B……傾斜板、15……混合流、
16……下降流。
Claims (1)
- 1 スラリーが供給されるスラリー貯留部に撹拌
機を設け、該撹拌機よりスラリーを撹拌するもの
において、前記スラリー貯留部内の該撹拌機の上
部であつてスラリー供給部より下部に、スラリー
が下降流として流下できるようにするための板材
を組合せて構成してなる撹拌減少部材を設けたこ
とを特徴とするスラリーの撹拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7107978A JPS54162270A (en) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | Slurry agitating device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7107978A JPS54162270A (en) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | Slurry agitating device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54162270A JPS54162270A (en) | 1979-12-22 |
JPS6136971B2 true JPS6136971B2 (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=13450149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7107978A Granted JPS54162270A (en) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | Slurry agitating device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54162270A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63108178U (ja) * | 1986-12-29 | 1988-07-12 | ||
JPS63179529U (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-21 | ||
JPH0299449U (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-08 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5512072A (en) * | 1994-12-05 | 1996-04-30 | General Electric Environmental Services, Inc. | Flue gas scrubbing apparatus |
-
1978
- 1978-06-13 JP JP7107978A patent/JPS54162270A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63108178U (ja) * | 1986-12-29 | 1988-07-12 | ||
JPS63179529U (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-21 | ||
JPH0299449U (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54162270A (en) | 1979-12-22 |
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