JPS61366A - 防災用シヤツタ−の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、火災などの発生時に、そのことを感知するに
伴い、自動的に下降して閉じるように構成された防災用
シャッターの取付構造に関する。

〔従来技術〕

上記防災用シャッターとしては、それが正常に作動する
かどうか点検するために、防災訓練時など、年に一回や
二回ぐらい閉じられるだけで頻繁に開閉されるものでは
無く、従来一般に、天井壁の上部の収納部に、シャッタ
ーの巻上げ軸に連動された巻上げ用のチェーンを格納し
ておき、上述の点検時などにおいて、チェーンを引つ張
シ出し、手動操作によシ巻上げていた。

ところが、チェーンの取出しゃ格納ならびに巻上げ操作
に手間を要し、操作的に煩しいものとなっていた。

そこで、収納部に電動モータを設けるとともに、その電
動モータとシャッターの巻取軸とを連動連結し、電動に
よってシャッターを巻取るように構成したものもあるが
、多数箇所に設けられる防災用シャッター夫々に電動モ
ータを備えるために、上述の如く使用頻度が極めて低い
割にコスト高になる欠点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、上記の点に鑑み、点検時などにおけるシャッ
ターの巻上げ作業を能率良く行えるものであシながら安
価に構成できるようにしようとするものである。

Ｅ問題点を解決するための手段〕 本発明の防災用シャッターの取付構造は、上記問題点を
解決するために、天井壁の上部にシャッターの収納部を
設けるとともに、前記収納部のシャッター巻取軸に巻上
げ用操作軸を連動連結し、前記巻上げ用操作軸に、電動
モータに連動の駆動回転軸を一体回転自在に連結可能な
嵌合連結部を付設し、その嵌合連結部を前記天井壁また
はそれに近い箇所に配置するという手段を採用する。

〔作　用〕

つまシ、点検時など、シャッターを下降して閉じた場合
に、作業者が電動モータを持って行き、そのモータの駆
動回転軸を嵌合連結部に一体回転自在に連結し、モータ
を駆動してシャツ１　　　　　　′−１巻″６“＜ｏ１
６・〔効果〕 したがって、シャッターの巻上げ作業を電動によって能
率良くかつ楽に行えるようになった。

しかも、電動モータをシャッターの収納部夫々に付設せ
ず、収納部夫々において嵌合連結部を設けるだけで良く
、構成的に極めて簡単で安価にできるようになった。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を例示図に基いて詳述する。

第１図に示すように、建物の天井壁（１）の上部にシャ
ッター（２）の収納部（３）が設けられるとともに両側
壁夫々にガイドレール（４）　ｔ　（４）が設けられ、
かつ、シャッター（２）が自重によシ下降するように付
勢された状態で巻取軸（５）に巻かれるとともに、その
巻取軸（５）に、火災などの災害発生を感知して自動的
に固定を解除する安全装置（６−が付設され、防災用シ
ャッターが構成されている。

前記巻取軸（５）に、チェーン式伝動機構（７）とギア
式減速機構（８）とを介して入力軸（９）が連動連結さ
れ、入力軸（９）にコイル式の可撓性伝動軸（１０を介
して鉛直向きの巻上げ用の操作軸（ロ）が連動連結され
、この操作軸（ロ）が、第２図に示すように、天井壁（
１）に取付けられた筒状ホルダー（２）にベアリング（
２）を介して回転自在に取付けられ、前記操作軸（ロ）
の下端側が天井壁（１）の建物内側外面近くに位置され
るとともに、その端部にピンα尋を連接して嵌合連結部
（至）が構成されている。

電動モータα・に連動の駆動回転軸αηの先端に筒軸（
至）が連接されるとともに、その筒軸（ト）の端部に前
記ピン（ロ）を嵌入する一対の切欠部（１１、（１１が
形成されておυ、開口（ホ）を通じて筒軸（至）を挿入
するに伴い、筒軸（ト）が操作軸αηに外嵌されるとと
もに、両切欠部Ｑｌ　、α・にピン（ロ）が内嵌され、
電動モータσ呻と巻取軸（５）とが連動連結されるよう
に構成されている。

前記開口に）の局部はテーパ面ＣＦ）に形成され、前記
筒軸（ト）を操作軸（ロ）側に案内し、操作軸αηに外
嵌させやすいように構成されている。

前記安全装置（６）を構成するに、第３図に示すように
、多板式のディスクブレーキで構成され、かつ、そのブ
レーキ操作レバーＱカに圧縮コイルスプリング（２）が
付設され、通常時にはその付勢力により巻取軸（５）を
固定して収納状態を維持するように構成されている。前
記ブレーキ操作レバーに）の近くに、それを圧縮コイル
スプリング■の付勢力に抗して揺動操作するロッドに）
が付設されるとともに、このロッドに）にソレノイド（
ハ）が連係され、かつ、このソレノイド（ハ）が煙感知
センサに）によって通電するように構成されており、火
災発生に際し、センサ（ハ）によりブレーキが解除され
、シャッター（２）が自動的に閉じられるように構成さ
れている。

図中（ホ）は、シャッター（２）の巻上げ時にブレーキ
を人為的に解除するだめのスイッチである。

上記構成によシ、第４図に示す二うに、防災訓練などの
点検時に、人為的にセンサ（ハ）を作動してシャッター
（２）を閉じた場合、小型軽量の可搬式伝動モータｑＱ
を用い、それを操作軸（ロ）に連動連結し、シャッター
（２）を巻上げていくのである。

第５図は他の実施例を示し、巻取軸（５）にギア大減速
機構■を介して出力軸−が連動連結され、その出力軸（
ハ）と操作軸αυとがベベルギア式伝動機構四を介して
連動連結されている。

上記実施例では、電動モータαＱに連動の駆動回転軸α
ηに筒４１１（至）を一体内に連接しているが、本発明
としては、例えば駆動回転軸αηの途中箇所にフレキシ
ブル９ツドを介在させ、斜め下方からでも筒軸（至）を
操作軸αυに挿入しやすいようにするものでも良い。ま
た、駆動回転軸ａηの軸端にスプライン溝を形成すると
かビンを取付け、他方、操作軸αη側を筒軸に構成する
ようにしても良い。また、駆動回転軸αηを伸縮及び固
定自在に構成するものでも良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体概略斜視図、第２図は嵌合連結部を示す断
面図、第８図は安全装置を示す断面図、第４図は巻上げ
作業の説明図、第５図は巻（取軸と伝動軸との伝動構成
の他の実施例を示す斜視図である。 （１）・・・・・天井壁、（２）　　　シャッター、（
３）・・・・収納部、（５）・・・・・巻取軸、０υ・
・・・・・操作軸、（へ）・・・・・・嵌合連結部、Ｃ
ＩＱ・・・・・・電動モータ、（Ｉ７１・・・・・駆動
回転軸。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 天井壁（１）の上部にシャッター（２）の収納部（３）
   を設けるとともに、前記収納部（３）のシャッター巻取
   軸（５）に巻上げ用の操作軸（１１）を連動連結し、前
   記巻上げ用の操作軸（１１）に、電動モータ（１６）に
   連動の駆動回転軸（１７）を一体回転自在に連結可能な
   嵌合連結部（１５）を付設し、その嵌合連結部（１５）
   を前記天井壁（１）またはそれに近い箇所に配置してあ
   る防災用シャッターの取付構造。