JPH08121059A - 手動式重量シャッターの巻上げ方法及び巻上げ装置 - Google Patents
手動式重量シャッターの巻上げ方法及び巻上げ装置Info
- Publication number
- JPH08121059A JPH08121059A JP28441894A JP28441894A JPH08121059A JP H08121059 A JPH08121059 A JP H08121059A JP 28441894 A JP28441894 A JP 28441894A JP 28441894 A JP28441894 A JP 28441894A JP H08121059 A JPH08121059 A JP H08121059A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- shutter
- drive shaft
- electric drill
- manual
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 火災時にのみ、自重により下降させて開口部
を閉鎖する手動式重量シャッターを、下降させた閉鎖状
態から、作業者が床面に立ったまま簡単に上昇させるこ
とができるようにし、建物の多数個所に手動式重量シャ
ッターが設置してあっても、開放状態に復旧する作業を
容易に行えるようにする。 【構成】 建物の開口部2上方に設けた自重で下降する
手動式重量シャッター1の開閉機9を、開口部2下方側
に設けた操作ボックス17の駆動軸18に連動連結し、
上記駆動軸18に着脱自在に連結した携行用の電動ドリ
ルでシャッターカーテン4を下方から巻上げるようにし
た。
を閉鎖する手動式重量シャッターを、下降させた閉鎖状
態から、作業者が床面に立ったまま簡単に上昇させるこ
とができるようにし、建物の多数個所に手動式重量シャ
ッターが設置してあっても、開放状態に復旧する作業を
容易に行えるようにする。 【構成】 建物の開口部2上方に設けた自重で下降する
手動式重量シャッター1の開閉機9を、開口部2下方側
に設けた操作ボックス17の駆動軸18に連動連結し、
上記駆動軸18に着脱自在に連結した携行用の電動ドリ
ルでシャッターカーテン4を下方から巻上げるようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災時にのみ自重で下
降させる手動式重量シャッターの巻上げ方法および巻上
装置に係るものである。
降させる手動式重量シャッターの巻上げ方法および巻上
装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に窓や通路等の建物開口部には、火
災発生時の延焼を防止する防災手段として、開口部を閉
鎖密閉する重量シャッターを設けたものが知られている
が、このように火災時にのみ使用される重量シャッター
は、頻繁に昇降させる必要がないので、手動式の重量シ
ャッターが使用されている。この種の手動式重量シャッ
ターは、通常シャッターカーテンを開口部の上方に巻上
げて開放状態のまま制動保持しておき、火災の発生時に
制動を解除すれば、自重により下降するシャッターカー
テンが迅速に開口部を閉鎖し、その後開口部を開放状態
に復旧させる際には、手動によってシャッターカーテン
を確実に巻上げるようにしている。
災発生時の延焼を防止する防災手段として、開口部を閉
鎖密閉する重量シャッターを設けたものが知られている
が、このように火災時にのみ使用される重量シャッター
は、頻繁に昇降させる必要がないので、手動式の重量シ
ャッターが使用されている。この種の手動式重量シャッ
ターは、通常シャッターカーテンを開口部の上方に巻上
げて開放状態のまま制動保持しておき、火災の発生時に
制動を解除すれば、自重により下降するシャッターカー
テンが迅速に開口部を閉鎖し、その後開口部を開放状態
に復旧させる際には、手動によってシャッターカーテン
を確実に巻上げるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、手動によっ
てシャッターカーテンを巻上げるに当り、従来は、まず
脚立を運んで来て開口部の上方に登り、天井の改め口を
開いて開閉機の回動軸にハンドル、チエンホイール等を
セットし、ついで手動により開閉機を回転してシャッタ
ーカーテンを巻上げていた。このためシャッターカーテ
ンを巻上げるのにかなりの時間を要し、殊に建物の多数
個所に手動式重量シャッターが設置されている場合に
は、これらをすべて巻上げて復旧させる作業が容易でな
いという問題があった。
てシャッターカーテンを巻上げるに当り、従来は、まず
脚立を運んで来て開口部の上方に登り、天井の改め口を
開いて開閉機の回動軸にハンドル、チエンホイール等を
セットし、ついで手動により開閉機を回転してシャッタ
ーカーテンを巻上げていた。このためシャッターカーテ
ンを巻上げるのにかなりの時間を要し、殊に建物の多数
個所に手動式重量シャッターが設置されている場合に
は、これらをすべて巻上げて復旧させる作業が容易でな
いという問題があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解消すべ
く創作されたものであって、閉鎖状態の重量シャッター
を、作業者が床面に立ったまま下方から簡単に巻上げる
ことができて、多数個所に重量シャッターが設定されて
いても、開放状態への復旧作業を容易に行うことができ
る手動式重量シャッターの巻上げ方法、および巻上装置
を提供しようとするものである。
く創作されたものであって、閉鎖状態の重量シャッター
を、作業者が床面に立ったまま下方から簡単に巻上げる
ことができて、多数個所に重量シャッターが設定されて
いても、開放状態への復旧作業を容易に行うことができ
る手動式重量シャッターの巻上げ方法、および巻上装置
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、建物の開口部上方に
設けた自重で下降する手動式重量シャッターの開閉機
を、開口部下方側に設けた操作ボックスの駆動軸に連動
連結し、上記駆動軸に着脱自在に連結した携行用の電動
ドリルでシャッターカーテンを下方から巻上げることを
特徴とし、また建物の開口部上方に設けた自重で下降す
る手動式重量シャッターの開閉機と、開口部下方側に設
けた操作ボックスの駆動軸とを、連動機構を介して連動
連結すると共に、上記駆動軸には携行用の電動ドリルを
着脱自在に連結する連結部を設けて、連結した上記電動
ドリルでシャッターカーテンを下方から巻上げ可能とし
たことを特徴とし、さらにまた、建物の開口部上方に設
けた自重で下降する手動式重量シャッターの開閉機と、
開口部下方側に設けた操作ボックスの駆動軸とを連動機
構を介して連動連結し、上記駆動軸には携行用の電動ド
リルを着脱自在に連結する連結部を設けて、連結した上
記電動ドリルでシャッターカーテンを下方から巻上げ可
能に構成すると共に、上記操作ボックスに電動ドリルを
接続するコンセントを設け、かつ上記コンセントへの電
源回路には、上昇するシャッターカーテンの上限リミッ
トスイッチを設けたことを特徴とするものである。
め、本発明が講じた技術的手段は、建物の開口部上方に
設けた自重で下降する手動式重量シャッターの開閉機
を、開口部下方側に設けた操作ボックスの駆動軸に連動
連結し、上記駆動軸に着脱自在に連結した携行用の電動
ドリルでシャッターカーテンを下方から巻上げることを
特徴とし、また建物の開口部上方に設けた自重で下降す
る手動式重量シャッターの開閉機と、開口部下方側に設
けた操作ボックスの駆動軸とを、連動機構を介して連動
連結すると共に、上記駆動軸には携行用の電動ドリルを
着脱自在に連結する連結部を設けて、連結した上記電動
ドリルでシャッターカーテンを下方から巻上げ可能とし
たことを特徴とし、さらにまた、建物の開口部上方に設
けた自重で下降する手動式重量シャッターの開閉機と、
開口部下方側に設けた操作ボックスの駆動軸とを連動機
構を介して連動連結し、上記駆動軸には携行用の電動ド
リルを着脱自在に連結する連結部を設けて、連結した上
記電動ドリルでシャッターカーテンを下方から巻上げ可
能に構成すると共に、上記操作ボックスに電動ドリルを
接続するコンセントを設け、かつ上記コンセントへの電
源回路には、上昇するシャッターカーテンの上限リミッ
トスイッチを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】したがって本発明によれば、開口部下方側に設
けた操作ボックスの駆動軸に携行用の電動ドリルを連結
部で連結すれば、電動ドリルを回転させるのみで、駆動
軸に連動連結した開閉機が回転するので、シャッターカ
ーテンを下方から巻上げることができる。また操作ボッ
クスにコンセントが設けてあるので、携行用の電動ドリ
ルであっても簡単に電源と接続することができ、さらに
コンセントへの電源回路に上限リミットスイッチを設け
たものでは、シャッターカーテンを誤って無理に上昇さ
せ過ぎることはない。
けた操作ボックスの駆動軸に携行用の電動ドリルを連結
部で連結すれば、電動ドリルを回転させるのみで、駆動
軸に連動連結した開閉機が回転するので、シャッターカ
ーテンを下方から巻上げることができる。また操作ボッ
クスにコンセントが設けてあるので、携行用の電動ドリ
ルであっても簡単に電源と接続することができ、さらに
コンセントへの電源回路に上限リミットスイッチを設け
たものでは、シャッターカーテンを誤って無理に上昇さ
せ過ぎることはない。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を添付した図面に基いて
詳細に説明する。まず図1において、1は建物の開口部
2に設けた火災時にのみ使用される手動式の重量シャッ
ターであって、複数の防火用スラット3を連結したシャ
ッターカーテン4が、開口部2の左右両側に設けたガイ
ドレール5に案内されて昇降自在となっている。6は開
口部2の上方に設けたシャッターカーテン4の巻取収納
部であって、該巻取収納部6の側板7,7間に巻取りシ
ャフト8が架設されている。
詳細に説明する。まず図1において、1は建物の開口部
2に設けた火災時にのみ使用される手動式の重量シャッ
ターであって、複数の防火用スラット3を連結したシャ
ッターカーテン4が、開口部2の左右両側に設けたガイ
ドレール5に案内されて昇降自在となっている。6は開
口部2の上方に設けたシャッターカーテン4の巻取収納
部であって、該巻取収納部6の側板7,7間に巻取りシ
ャフト8が架設されている。
【0008】9は上記側板7に固定された開閉機であっ
て、該開閉機9は、図2に示すように手動開放軸10
と、そのブレーキ11および減速機12とによって構成
されており、手動開放軸10の一端側に設けたスプロケ
ット13が前記巻取シャフト8に連動連結されていて、
手動開放軸10の回転に連動して巻取りシャフト8がシ
ャッターカーテン4を巻上げて開口部2を開放する。減
速機12は重いシャッターカーテン4を巻上げる荷重を
小さくするために手動開放軸10の回転を減速するもの
であり、またブレーキ11は手動開放軸10をシャッタ
ーカーテン4の下降側には回転しないように制動する
が、上昇側には自由に回転させるものである。そして手
動開放軸10の他端側には、後述する駆動軸との連動機
構を構成するフレキシブルシャフト14の上端が接続具
15を介して接続されている。なお従来は上記手動開放
軸10にハンドル等を差し込んで手動によりシャッター
カーテン4を巻上げていたものである。16は上昇する
シャッターカーテン4の上限位置で作動する上限リミッ
トスイッチである。
て、該開閉機9は、図2に示すように手動開放軸10
と、そのブレーキ11および減速機12とによって構成
されており、手動開放軸10の一端側に設けたスプロケ
ット13が前記巻取シャフト8に連動連結されていて、
手動開放軸10の回転に連動して巻取りシャフト8がシ
ャッターカーテン4を巻上げて開口部2を開放する。減
速機12は重いシャッターカーテン4を巻上げる荷重を
小さくするために手動開放軸10の回転を減速するもの
であり、またブレーキ11は手動開放軸10をシャッタ
ーカーテン4の下降側には回転しないように制動する
が、上昇側には自由に回転させるものである。そして手
動開放軸10の他端側には、後述する駆動軸との連動機
構を構成するフレキシブルシャフト14の上端が接続具
15を介して接続されている。なお従来は上記手動開放
軸10にハンドル等を差し込んで手動によりシャッター
カーテン4を巻上げていたものである。16は上昇する
シャッターカーテン4の上限位置で作動する上限リミッ
トスイッチである。
【0009】一方、開口部2の下方側の建物壁面には、
操作ボックス17が配設されている。上記操作ボックス
17には、図3、図4に示すように前後方向の駆動軸1
8がベアリング19を介して回動自在に軸支されてお
り、該駆動軸18の後端に前記フレキシブルシャフト1
4の下端を連結することにより、駆動軸18と手動開放
軸10とを連動連結する連動機構が構成されている。そ
して駆動軸18の前面には、図6に示した携行用の電動
ドリル20を着脱自在に連結する差込み式の連結部21
が形成されていて、連結した電動ドリル20により駆動
軸18を回転させればシャッターカーテン4が上昇する
ようになっている。また上記駆動軸18には、シャッタ
ーカーテン4の上昇方向にのみ回転させる一方向クラッ
チ22が設けられている。
操作ボックス17が配設されている。上記操作ボックス
17には、図3、図4に示すように前後方向の駆動軸1
8がベアリング19を介して回動自在に軸支されてお
り、該駆動軸18の後端に前記フレキシブルシャフト1
4の下端を連結することにより、駆動軸18と手動開放
軸10とを連動連結する連動機構が構成されている。そ
して駆動軸18の前面には、図6に示した携行用の電動
ドリル20を着脱自在に連結する差込み式の連結部21
が形成されていて、連結した電動ドリル20により駆動
軸18を回転させればシャッターカーテン4が上昇する
ようになっている。また上記駆動軸18には、シャッタ
ーカーテン4の上昇方向にのみ回転させる一方向クラッ
チ22が設けられている。
【0010】23は電動ドリル20の電気コード24を
接続するコンセントであって、該コンセント23への電
源回路25には、図5に示すように前記上限リミットス
イッチ16が接続されている。26は交流電源、27は
ナイフスイッチである。また、操作ボックス17に隣接
して、開閉機9のブレーキ11を解除する開放装置28
が設けられている。29は操作ボックス17の前面を覆
う開閉カバーである。
接続するコンセントであって、該コンセント23への電
源回路25には、図5に示すように前記上限リミットス
イッチ16が接続されている。26は交流電源、27は
ナイフスイッチである。また、操作ボックス17に隣接
して、開閉機9のブレーキ11を解除する開放装置28
が設けられている。29は操作ボックス17の前面を覆
う開閉カバーである。
【0011】上記の如き構成において、火災の発生時に
は、開放装置28を操作して開閉機9のブレーキによる
制動を解除すれば、シャッターカーテン4が自重により
下降して開口部2を迅速に閉鎖し延焼を防止することが
できる。そしてシャッターカーテン4を上昇させて開放
状態に復旧する際には、携行用の電動ドリル20を持っ
た作業者が、開口部2の下方側に設けた操作ボックス1
7の所へ行き、電気コード24をコンセント23に接続
して、駆動軸18の連結部21に差込み連結した電動ド
リル20を回転させれば、これに連動して開閉機9の手
動開放軸10が回転するので、簡単にシャッターカーテ
ン4を上昇させることができる。このとき、駆動軸18
には一方向クラッチ22が設けてあるので、誤って駆動
軸18をシャッターカーテン4の下降側に回転させるこ
とはない。またコンセント23への電源回路には上限リ
ミットスイッチ16が設けられているので、シャッター
カーテン4を無理に上昇させ過ぎることはない。したが
って、携行用の電気ドリル20を持った作業者は、床面
に立ったままシャッターカーテン4を、誤操作を生ずる
ことなく下方から簡単に巻上げることができ、また建物
の多数個所に手動式重量シャッター1が設置されていて
も、携行用の電動ドリル20でつぎつぎにシャッターカ
ーテン4を巻き上げて容易に復旧作業を行うことができ
る。
は、開放装置28を操作して開閉機9のブレーキによる
制動を解除すれば、シャッターカーテン4が自重により
下降して開口部2を迅速に閉鎖し延焼を防止することが
できる。そしてシャッターカーテン4を上昇させて開放
状態に復旧する際には、携行用の電動ドリル20を持っ
た作業者が、開口部2の下方側に設けた操作ボックス1
7の所へ行き、電気コード24をコンセント23に接続
して、駆動軸18の連結部21に差込み連結した電動ド
リル20を回転させれば、これに連動して開閉機9の手
動開放軸10が回転するので、簡単にシャッターカーテ
ン4を上昇させることができる。このとき、駆動軸18
には一方向クラッチ22が設けてあるので、誤って駆動
軸18をシャッターカーテン4の下降側に回転させるこ
とはない。またコンセント23への電源回路には上限リ
ミットスイッチ16が設けられているので、シャッター
カーテン4を無理に上昇させ過ぎることはない。したが
って、携行用の電気ドリル20を持った作業者は、床面
に立ったままシャッターカーテン4を、誤操作を生ずる
ことなく下方から簡単に巻上げることができ、また建物
の多数個所に手動式重量シャッター1が設置されていて
も、携行用の電動ドリル20でつぎつぎにシャッターカ
ーテン4を巻き上げて容易に復旧作業を行うことができ
る。
【0012】
【発明の効果】これを要するに本発明は、建物の開口部
上方に設けた自重で下降する手動式重量シャッターの開
閉機を、開口部下方側に設けた操作ボックスの駆動軸に
連動連結し、上記駆動軸に着脱自在に連結した携行用の
電動ドリルでシャッターカーテンを下方から巻上げ、ま
た、建物の開口部上方に設けた自重で下降する手動式重
量シャッターの開閉機と、開口部下方側に設けた操作ボ
ックスの駆動軸とを、連動機構を介して連動連結すると
共に、上記駆動軸には携行用の電動ドリルを着脱自在に
連結する連結部を設けて、連結した上記電動ドリルでシ
ャッターカーテンを下方から巻上げ可能とし、さらにま
た、建物の開口部上方に設けた自重で下降する手動式重
量シャッターの開閉機と、開口部下方側に設けた操作ボ
ックスの駆動軸とを連動機構を介して連動連結し、上記
駆動軸には携行用の電動ドリルを着脱自在に連結する連
結部を設けて、連結した上記電動ドリルでシャッターカ
ーテンを下方から巻上げ可能に構成すると共に、上記操
作ボックスに電動ドリルを接続するコンセントを設け、
かつ上記コンセントへの電源回路には、上昇するシャッ
ターカーテンの上限リミットスイッチを設けたことか
ら、火災時にのみ自重により下降させる手動式の重量シ
ャッターであっても、下降した重量シャッターを巻上げ
るに当り、携帯用の電動ドリルを開口部下方側に設けた
操作ボックスの駆動軸に連結するのみで、簡単に巻上げ
ることができる。また操作ボックスにコンセントを設け
たものでは、電動ドリルの簡単に電源に接続することが
でき、さらにコンセントへの電源回路にシャッターカー
テンの上限リミットスイッチを設けたものでは、誤って
シャッターカーテンを巻上げ過ぎるのを確実に防止する
ことができる。したがって、作業者は床面に立ったまま
携行用の電動ドリルでシャッターカーテンを簡単に巻上
げることができるので、建物の多数個所に重量シャッタ
ーが設置されていても、移動しながらつぎつぎに巻上げ
ることができて、開口部を開放する復旧作業を容易に行
うことができる。
上方に設けた自重で下降する手動式重量シャッターの開
閉機を、開口部下方側に設けた操作ボックスの駆動軸に
連動連結し、上記駆動軸に着脱自在に連結した携行用の
電動ドリルでシャッターカーテンを下方から巻上げ、ま
た、建物の開口部上方に設けた自重で下降する手動式重
量シャッターの開閉機と、開口部下方側に設けた操作ボ
ックスの駆動軸とを、連動機構を介して連動連結すると
共に、上記駆動軸には携行用の電動ドリルを着脱自在に
連結する連結部を設けて、連結した上記電動ドリルでシ
ャッターカーテンを下方から巻上げ可能とし、さらにま
た、建物の開口部上方に設けた自重で下降する手動式重
量シャッターの開閉機と、開口部下方側に設けた操作ボ
ックスの駆動軸とを連動機構を介して連動連結し、上記
駆動軸には携行用の電動ドリルを着脱自在に連結する連
結部を設けて、連結した上記電動ドリルでシャッターカ
ーテンを下方から巻上げ可能に構成すると共に、上記操
作ボックスに電動ドリルを接続するコンセントを設け、
かつ上記コンセントへの電源回路には、上昇するシャッ
ターカーテンの上限リミットスイッチを設けたことか
ら、火災時にのみ自重により下降させる手動式の重量シ
ャッターであっても、下降した重量シャッターを巻上げ
るに当り、携帯用の電動ドリルを開口部下方側に設けた
操作ボックスの駆動軸に連結するのみで、簡単に巻上げ
ることができる。また操作ボックスにコンセントを設け
たものでは、電動ドリルの簡単に電源に接続することが
でき、さらにコンセントへの電源回路にシャッターカー
テンの上限リミットスイッチを設けたものでは、誤って
シャッターカーテンを巻上げ過ぎるのを確実に防止する
ことができる。したがって、作業者は床面に立ったまま
携行用の電動ドリルでシャッターカーテンを簡単に巻上
げることができるので、建物の多数個所に重量シャッタ
ーが設置されていても、移動しながらつぎつぎに巻上げ
ることができて、開口部を開放する復旧作業を容易に行
うことができる。
【図1】手動式重量シャッターの正面図である。
【図2】開閉機の拡大側面図である。
【図3】操作ボックスの拡大正面図である。
【図4】同上側面視断面図である。
【図5】電源回路図である。
【図6】各部の連結状態を示す説明図である。
1 手動式重量シャッター 2 開口部 3 スラット 4 シャッターカーテン 5 ガイドレール 6 巻取収納部 7 側板 8 巻取りシャフト 9 開閉機 10 手動開放軸 11 ブレーキ 12 減速機 13 スプロケット 14 フレキシブルシャフト 15 接続具 16 リミットスイッチ 17 操作ボックス 18 駆動軸 19 ベアリング 20 携行用電動ドリル 21 連結部 22 一方向クラッチ 23 コンセント 24 電気コード 25 電源回路 26 交流電源 27 ナイフスイッチ 28 開放装置 29 開閉カバー
Claims (3)
- 【請求項1】建物の開口部上方に設けた自重で下降する
手動式重量シャッターの開閉機を、開口部下方側に設け
た操作ボックスの駆動軸に連動連結し、上記駆動軸に着
脱自在に連結した携行用の電動ドリルでシャッターカー
テンを下方から巻上げることを特徴とする手動式重量シ
ャッターの巻上げ方法。 - 【請求項2】建物の開口部上方に設けた自重で下降する
手動式重量シャッターの開閉機と、開口部下方側に設け
た操作ボックスの駆動軸とを、連動機構を介して連動連
結すると共に、上記駆動軸には携行用の電動ドリルを着
脱自在に連結する連結部を設けて、連結した上記電動ド
リルでシャッターカーテンを下方から巻上げ可能とした
ことを特徴とする手動式重量シャッターの巻上げ装置。 - 【請求項3】建物の開口部上方に設けた自重で下降する
手動式重量シャッターの開閉機と、開口部下方側に設け
た操作ボックスの駆動軸とを連動機構を介して連動連結
し、上記駆動軸には携行用の電動ドリルを着脱自在に連
結する連結部を設けて、連結した上記電動ドリルでシャ
ッターカーテンを下方から巻上げ可能に構成すると共
に、上記操作ボックスに電動ドリルを接続するコンセン
トを設け、かつ上記コンセントへの電源回路には、上昇
するシャッターカーテンの上限リミットスイッチを設け
たことを特徴とする手動式重量シャッターの巻上げ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28441894A JPH08121059A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 手動式重量シャッターの巻上げ方法及び巻上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28441894A JPH08121059A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 手動式重量シャッターの巻上げ方法及び巻上げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08121059A true JPH08121059A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17678305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28441894A Pending JPH08121059A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 手動式重量シャッターの巻上げ方法及び巻上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08121059A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007217881A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Bunka Shutter Co Ltd | シャッタ装置 |
JP2008150797A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置 |
JP2008156923A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉体の開放装置 |
KR101254007B1 (ko) * | 2011-01-07 | 2013-04-15 | 주식회사 원테크 | 간이 방화 스크린 |
JP2020200723A (ja) * | 2019-06-13 | 2020-12-17 | 文化シヤッター株式会社 | シャッターカーテンの巻取装置 |
CN113648581A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-11-16 | 满毅 | 一种消防火场保护防火罩 |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP28441894A patent/JPH08121059A/ja active Pending
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
JP2007217881A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Bunka Shutter Co Ltd | シャッタ装置 |
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