JPS6136466Y2 - - Google Patents

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JPS6136466Y2
JPS6136466Y2 JP1980041079U JP4107980U JPS6136466Y2 JP S6136466 Y2 JPS6136466 Y2 JP S6136466Y2 JP 1980041079 U JP1980041079 U JP 1980041079U JP 4107980 U JP4107980 U JP 4107980U JP S6136466 Y2 JPS6136466 Y2 JP S6136466Y2
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JP
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display
headlamp
motorcycle
shock absorber
forks
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JP1980041079U
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JPS56143183U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車の前照灯装置に関するもの
で、特にリンク式の前車輪懸架装置を用いた自動
二輪車の不動部材である左右のフロントフオーク
前面に表示プレートを、これの少くとも一側に前
照灯を配設し、これらを一体的にユニツトとして
左右のフロントフオーク間に架け渡し、表示と照
明を併せて合理的に、表示を見易く配設した前照
灯に関するものである。
自動二輪車の一般的な前車輪懸架装置は、左右
に油圧緩衝器を配設したテレスコーピツク式フロ
ントフオークで構成されているが、かかるタイプ
に代えて従来からリンク式のものが提案され、実
用に供されている。かかるリンク式のものにおい
て、フロントフオークと前車輪支持部材とを二本
のアームで連結し、側面四辺形リンクを形成し、
これをフロントフオーク上部前面間に配設した緩
衝器に連結した構造の前車輪懸架装置が提案され
る。
かかるタイプの前車輪懸架装置は、前車輪の上
下動ストロークを大きくとることが可能で、不整
地を走行する所謂エンデユーロレースやモトクロ
スレース用として好適し、車輪の路面に対する追
従性を向上せしめ得ること、前車輪の大きな上下
動ストロークに比較して緩衝器の伸縮量を小さく
することができ、緩衝器を小型化することができ
る等の利点を有する。
ところでこの種懸架装置を有する自動二輪車は
既述の如くエンデユーロレース用に好適し、これ
をエンデユーロレースに用いた場合にゼツケンプ
レートを付設する必要があり、ゼツケンプレート
を前面に設けた場合これと同位置に設けられる前
照灯の取り付けに問題が生じるとともに、ゼツケ
ンプレートも前照灯も定位置に確実に設ける必要
がある。
本考案者等はこの種自動二輪車にゼツケンプレ
ート、前照灯を設ける場合における以上の問題点
を解決すべく本考案をなしたもので、その目的と
する処は、主にリンク式の前車輪懸架装置を備え
る自動二輪車において、左右のフロントフオーク
間の上部にゼツケンプレート等の表示部及びこの
表示部と一体化した前照灯を架設し、前記前照灯
を前記左右のフロントフオーク間の外側に位置さ
せ、且つ前記表示部の背面側に前照灯のケースを
突出させて配設することにより、ゼツケンプレー
ト等の表示と照明とを一つの部品として簡単、確
実且つ周辺部材への干渉を起こすことなく配設し
得る如くし、表示と照明とを併せて合理的に、表
示を見易く配設した前照灯装置を提供するところ
にある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
第1図は自動二輪車の概略側面図で、フレーム
1のヘツドチユーブ1aの後方に燃料タンク2、
シート3が付設され、ダウンチユーブ1bと燃料
タンク2下方間にはエンジンユニツト4が搭載さ
れ、ダウンチユーブ1b後方の起立したステー1
c基部にはリヤフオーク5の前端部が枢着され、
リヤフオーク5の後端部で後車輪6を支持し、リ
ヤフオーク5とフレーム後部間にはリヤクツシヨ
ンユニツト7が介設されている。
ヘツドチユーブ1aには左右のフロントフオー
ク8が図示しない上下のブリツジで操向回動可能
に支持され、フロントフオーク8の上端部にはホ
ルダ9を介してハンドル10が付設されている。
フロントフオーク8は下方に延出され、これの下
端部8aにピン11を介して第1のアーム12の
上部12aを枢着し、第1のアーム12の下端部
12bを前車輪13の支持部材14の中間部14
aにピン15で枢着する。支持部材14は側面略
L型をなし、これの前端部14bで車輪16を支
持し、これの後端部14cをピン17を介して第
2のアーム18の下端部18aと枢着し、第2の
アーム18の上端部18bをフロントフオーク8
の中間後部に設けたブラケツト8bにピン19を
もつて枢着する。以上のアーム12,18、フロ
ントフオーク8及び支持部材14の辺で四辺形リ
ンク20を形成する。以上は前車輪13の左右に
配設される。
一方、フロントフオーク8の上部前面間には一
本の緩衝器21を配設し、これの下端部をフロン
トフオーク中間部前面に突設したブラケツト8c
に連結し、他端を同上部前面に突設したブラケツ
ト8dに基端をピン22で枢着した支持リンク2
3の前端部に連結し、該支持リンク23の前端部
をピン24を介して左右の連結ロツド25の上端
に連結する。ロツド25の各下端部は、第1のア
ーム12のフロントフオーク枢着部11より前方
に延出した延出端12cにピン26を介して枢着
する。
以上の懸架装置は、車軸16がハンドル10の
操向軸線と略々平行に上下動し、この上下動は四
辺形リンク20を構成する第1及び第2のアーム
12,18が不動部材であるフロントフオーク8
に対して各枢着部11,15,17,19を支点
として揺動し、支持部材14が各アーム部材の上
部枢点を瞬間中心として回動する如く移動するこ
とによつてなされ、車体に対する前車輪13の上
下動をハンドル操向軸線と平行に直線運動せしめ
る。そしてこの連動はロツド25を介して緩衝器
21に伝えられ、緩衝作用がなされる。
以上において、フロントフオーク8,8の上部
前面でフロントフエンダ27上には前照灯装置2
8をなすユニツト29が取り付けられる。
ユニツト29は第2図、第3図及び第5図で明
らかな如くで、横長のフレーム30の大半を占め
る表示部31を備え、表示部31は横長の板部材
で構成され、表面に数字等の表示要素32を表示
して正面からこれを看取し得る如くし、ゼツケン
プレートを構成する。この表示部31はフレーム
30に着脱自在に構成し、ゼツケンプレートを交
換できるようにしても良い。フレーム30の表示
部31の一側には縦方向の長さをこれより小さく
した延出部30aを側方に延出し、この部分に前
照灯33の前面レンズ部33aを臨ませ、前照灯
33のランプ等を内装したケース33bを後方に
突出せしめ、即ち延出部30aに前照灯33を一
体的に組着する。このようなユニツト29は、先
端の間隙が前記フロントフオーク8−1,8−2
の間隙よりも少なくとも広くなるように末広がり
状とした一対のブラケツト34−1,34−2に
取り付けられる。詳しくは、フレーム30の前照
灯33を有しない側の側面を左右のフロントフオ
ーク8の一方8−1上部から前方に突設した一方
のブラケツト34−1に止着し、前照灯33のケ
ース33b外側をフロントフオーク8の他方8−
2上部から前方に突設した他方のブラケツト34
−2に止着する。かくしてユニツト29は左右の
フロントフオーク8−1,8−2のリヤフエンダ
27上方の前面間に止着され、正面から看取して
正面にゼツケンプレートをなす表示部31を、又
これの一側に前照灯33が一体的に組着された前
照灯装置28を構成することとなる。この状態で
前照灯33のケース33bは左右のフロントフオ
ーク8−1,8−2間の外側に位置しており、前
記ケース33bによつてフロントフオーク8−
1,8−2間に配設した緩衝器21等への配置的
な影響が生じることはない。
第4図は変更実施例を示し、ゼツケンプレート
をなす表示部131を中央部に有するフレーム1
30の左右に延出部130a,130aを設け、
この部分に前照灯133,133を配設し、表示
部131の左右に一対的にこれを中央にして挟む
如く二個の前照灯を配設したものである。本実施
例においては照明光量が大きくなるように左右を
同機能としても良く、或は一方をハイビーム用、
他方をロービーム用として機能せしめることもで
きる。
以上図示例ではリンク式の前車輪懸架装置を備
える自動二輪車に実施したが、フロントフオーク
上部が上動のテレスコーピツク式のそれに実施す
ることができる。
以上で明らかな如く本考案によれば、ゼツケン
プレートをなす表示部と前照灯を一体的にユニツ
ト化し、これを不動部材である左右のフロントフ
オーク間前面に配設し、取り付けるようにしたた
め、表示部が見易く、且つ前照灯も照明に必要な
前部に合理的に配設され、表示、照明上好都合で
あるとともに、以上はユニツト化されて一つの部
品として構成され、且つ左右のフロントフオーク
に近接して配置するるので、表示部専用の支持用
ブラケツトが不要又は短くすることができると共
に、小型軽量化及び部品数の減少を計ることがで
き、且つ組付上も一個の部品を組付けるだけで足
り、組立上も好都合である等多大の利点を有す
る。またヘツドライトを左右フロントフオークの
外側に設けるので、前記ヘツドライトの背面側突
出部が左右のフロントフオーク間に配設される部
材(緩衝器等)に配置的な影響を与えることがな
い。
尚前記した上部前方に緩衝器を有する式のフロ
ントフオークに使用すれば、先行車のはね上げた
飛び石その他の障害物に対し緩衝器を保護するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すももので、第1
図は自動二輪車の側面図、第2図は同要部の正面
図、第3図は前照灯装置の斜視図、第4図は変更
実施例の第2図と同様の正面図、第5図は前照灯
装置の支持構造を示す要部拡大図である。 尚図面中8はフロントフオーク、28は前照灯
装置、29はユニツト、31は表示部、33は前
照灯である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前車輪を懸架する緩衝器を左右のフロントフオ
    ーク間の上部前方に備えた自動二輪車の前照灯装
    置において、 前記緩衝器の前方で前記左右のフロントフオー
    ク間に架設されたゼツケンプレート等の表示部
    と、前記左右のフロントフオーク間の車幅方向外
    側の少なくとも一側方で前記表示部に一体化され
    た前照灯とから構成され、前記前照灯の後部に膨
    出されるケースが前記表示部の背面側に突出され
    たことを特徴とする自動二輪車の前照灯装置。
JP1980041079U 1980-03-28 1980-03-28 Expired JPS6136466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980041079U JPS6136466Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980041079U JPS6136466Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

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Publication Number Publication Date
JPS56143183U JPS56143183U (ja) 1981-10-28
JPS6136466Y2 true JPS6136466Y2 (ja) 1986-10-22

Family

ID=29636465

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JP1980041079U Expired JPS6136466Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60115190U (ja) * 1984-01-12 1985-08-03 本田技研工業株式会社 自動二輪車、自動三輪車等のヘツドライトケ−ス

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5217453B2 (ja) * 1974-05-31 1977-05-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541666Y2 (ja) * 1975-07-25 1980-09-29

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JPS5217453B2 (ja) * 1974-05-31 1977-05-16

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JPS56143183U (ja) 1981-10-28

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