JPS6136388A - 固化を防止したゴム配合用粒状体及びその製造法 - Google Patents
固化を防止したゴム配合用粒状体及びその製造法Info
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- JPS6136388A JPS6136388A JP15686484A JP15686484A JPS6136388A JP S6136388 A JPS6136388 A JP S6136388A JP 15686484 A JP15686484 A JP 15686484A JP 15686484 A JP15686484 A JP 15686484A JP S6136388 A JPS6136388 A JP S6136388A
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- rubber
- granules
- rubber compounding
- wax
- solidification
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は固化を防1トしたゴム配合用粒状体及びその製
造法に関づるものである。
造法に関づるものである。
[従来の技術]
各種の合成ゴム製品或は天然ゴム製品には、ゴム製品の
表面の亀裂の発生を防止する等の目的で、例えばワック
スや該ワックスと酸化防止剤の混合物等のゴム配合用薬
品が使用されている。
表面の亀裂の発生を防止する等の目的で、例えばワック
スや該ワックスと酸化防止剤の混合物等のゴム配合用薬
品が使用されている。
これらのゴム配合用薬品は、計量、取扱い等の便宜から
球、長球等の粒状に成形され、袋、缶等に詰められて使
用に供されている。
球、長球等の粒状に成形され、袋、缶等に詰められて使
用に供されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、上記ゴム配合用粒状体は袋、缶等に詰めた状態
で放置しておくと、自重により粒状体が互いにくっ付い
て固化(ブロッキング)し、大きな塊りとなる。従って
、流動性が悪くなり、秤量の際の」y扱いが困ガどくK
る1゜この固化現象は温度のト4りる夏季にPrシ<又
、アミン系の耐化防f1剤の配合により軟らかくなった
ゴム配合用粒状体に起こり易い。
で放置しておくと、自重により粒状体が互いにくっ付い
て固化(ブロッキング)し、大きな塊りとなる。従って
、流動性が悪くなり、秤量の際の」y扱いが困ガどくK
る1゜この固化現象は温度のト4りる夏季にPrシ<又
、アミン系の耐化防f1剤の配合により軟らかくなった
ゴム配合用粒状体に起こり易い。
本発明は、ゴム配合用粒状体が固化し易く、又固化した
ものは容易に細粒化づることができず、秤量の際に自動
i1?i器を詰まらU、更にゴム製品に配合した場合の
分散性も悪く、均一な品質のゴム製品が得られない等の
問題点を解決しようとするものである。
ものは容易に細粒化づることができず、秤量の際に自動
i1?i器を詰まらU、更にゴム製品に配合した場合の
分散性も悪く、均一な品質のゴム製品が得られない等の
問題点を解決しようとするものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明者は上述の問題点を解決すべく、種々の研究を行
なった。
なった。
ワックス−p−フェニレンジアミン系酸化防止剤混合8
粒状体は造粒時においては、ワックス中に酸化防止剤が
現状m度20〜70%の間では溶解しているが、固化す
ると酸化防止剤は徐々に分離し結晶化が進行づる。その
結果第5図に示すように粒状体13の全体に酸化防止剤
14が微小結晶として均一に分散していると考えられる
。
粒状体は造粒時においては、ワックス中に酸化防止剤が
現状m度20〜70%の間では溶解しているが、固化す
ると酸化防止剤は徐々に分離し結晶化が進行づる。その
結果第5図に示すように粒状体13の全体に酸化防止剤
14が微小結晶として均一に分散していると考えられる
。
一方、ワックスは比較的小さい分子のものから大きい分
子のものまぐが正規分布している混合体と考えられ(い
る。
子のものまぐが正規分布している混合体と考えられ(い
る。
このように酸化防仕剤の均一分散体であるワックス粒子
と考えた場合、このものを成る温度に置くと、iiI!
麿が高くなるにつれて低分子量(油分)のものが表面に
拡散しはじめるとともに、表面に出で酸化防止剤を溶解
させる。これが囚化し易くなる原因の一つとなっている
。
と考えた場合、このものを成る温度に置くと、iiI!
麿が高くなるにつれて低分子量(油分)のものが表面に
拡散しはじめるとともに、表面に出で酸化防止剤を溶解
させる。これが囚化し易くなる原因の一つとなっている
。
又、ワックス−酸化防止剤混合粒状体表面に存在づる酸
化防止剤の微細な結晶の量は酸化防止剤含有量に比例し
ており、且つワックスに対する固化防肚剤の割合が小さ
くなると固さが低下するためHaにより変形し易くなり
、固化し易くなる。
化防止剤の微細な結晶の量は酸化防止剤含有量に比例し
ており、且つワックスに対する固化防肚剤の割合が小さ
くなると固さが低下するためHaにより変形し易くなり
、固化し易くなる。
従って、粒状体中の低分子量物質の拡散による固化を防
止するためには固化防止剤の添加量を多くして粒状体の
硬度を高めなければ効果がない反面、添加量を′多くす
るとゴム製品のゴム性能を変化させる恐れがあり、好ま
しくない。
止するためには固化防止剤の添加量を多くして粒状体の
硬度を高めなければ効果がない反面、添加量を′多くす
るとゴム製品のゴム性能を変化させる恐れがあり、好ま
しくない。
他の方法としで、ワックス等の粒状体の表面を低分子量
のポリ1ヂレン1マルジづンでコーティング処理し、低
分子量物質が表面に拡散してきても、相互に固化しない
ようにする方法も検討した。
のポリ1ヂレン1マルジづンでコーティング処理し、低
分子量物質が表面に拡散してきても、相互に固化しない
ようにする方法も検討した。
すなわち、低分子量のポリエチレンをできるだ()少量
の界面活性剤で乳化処理し、粒状体表面に粒状体250
0kg当り60!散布づ−ると、粒状体表面に付着する
低分子ポリエチレン分は0.68(W/W)%、界面活
性割分は0.14<W/W)%で合計0.82(W/W
)%となる。
の界面活性剤で乳化処理し、粒状体表面に粒状体250
0kg当り60!散布づ−ると、粒状体表面に付着する
低分子ポリエチレン分は0.68(W/W)%、界面活
性割分は0.14<W/W)%で合計0.82(W/W
)%となる。
しかし、この方法ではコーティング処理した後は固化を
防止できるが、界面活性剤自体のねばりのため固化防止
効果の持続性が低いので、不充分である。
防止できるが、界面活性剤自体のねばりのため固化防止
効果の持続性が低いので、不充分である。
この他、粒状体を製造後使用時まで低温(例えば10℃
以下)で保存する方法も固化防止に有効であることを確
認したが、粒状体の保存が非常にめんどうになり実用性
に欠ける。
以下)で保存する方法も固化防止に有効であることを確
認したが、粒状体の保存が非常にめんどうになり実用性
に欠ける。
本発明者は更に検討を重ねた結果、粒状体の表面に微粉
の無機性粉末を付着させることにより、拡散により表面
に出て来る低分子量物質を吸着し、粒状体間の接着を防
什することにより固化防止できることを見出し、本発明
を完成した。
の無機性粉末を付着させることにより、拡散により表面
に出て来る低分子量物質を吸着し、粒状体間の接着を防
什することにより固化防止できることを見出し、本発明
を完成した。
すなわち本発明は、ゴム配合用粒状体の表面に、ゴム用
粉末薬品を付着してなることを特徴とする固化を防止し
たゴム配合用粒状体、及びゴム配合用粒状体とゴム用粉
末薬品とを混合し、未付着のゴム用粉末薬品を分離除去
することを特徴とづる固化を防止したゴム配合用粒状体
の製造法にかかるものである。
粉末薬品を付着してなることを特徴とする固化を防止し
たゴム配合用粒状体、及びゴム配合用粒状体とゴム用粉
末薬品とを混合し、未付着のゴム用粉末薬品を分離除去
することを特徴とづる固化を防止したゴム配合用粒状体
の製造法にかかるものである。
ここでゴム配合用粒状体としては、合成ゴム製品或は天
然ゴム製品に配合する物質、具体的にはワックス、ワッ
クスと酸化防止剤との混合物(例えばワックスとp−)
Jニレンジアミン等のアミン系酸化防止剤との混合物)
を球、長球状或はラーメン状に成形したものが挙げられ
る。
然ゴム製品に配合する物質、具体的にはワックス、ワッ
クスと酸化防止剤との混合物(例えばワックスとp−)
Jニレンジアミン等のアミン系酸化防止剤との混合物)
を球、長球状或はラーメン状に成形したものが挙げられ
る。
又、ゴム用粉末薬品としては酸化ケイ素、軽質炭酸カル
シウム、タルク、ステアリン酸亜鉛、亜鉛華等が挙げら
れる。酸化ケイ素がゴム配合用粒状体への付着量が少な
い点から好ましい。
シウム、タルク、ステアリン酸亜鉛、亜鉛華等が挙げら
れる。酸化ケイ素がゴム配合用粒状体への付着量が少な
い点から好ましい。
酸化ケイ素はゴムに使用されるものであればよく、市販
品としてニブシールVN3 (商品名、日本シリカニ業
製)、トクシール(商品名、徳山曹達製)等が挙げられ
る。
品としてニブシールVN3 (商品名、日本シリカニ業
製)、トクシール(商品名、徳山曹達製)等が挙げられ
る。
ゴム配合用粒状体と該ゴム用粉末薬品に対し2 (W/
W)%以上のゴム用粉末薬品とを混合すれば、容易にゴ
ム配合用粒状体の表面にゴム用粉末薬品を付着させるこ
とができる。
W)%以上のゴム用粉末薬品とを混合すれば、容易にゴ
ム配合用粒状体の表面にゴム用粉末薬品を付着させるこ
とができる。
具体的には、ふるい上でゴム配合用粒状体とゴム用粉末
薬品とを混合すればゴム配合用粒状体にゴム用粉末薬品
が11着し、未付着のゴム用粉末薬品がふるいにより分
離除去される。
薬品とを混合すればゴム配合用粒状体にゴム用粉末薬品
が11着し、未付着のゴム用粉末薬品がふるいにより分
離除去される。
ゴム配合用粒状体へのゴム用粉末薬品の付着用はゴム用
粉末薬品の種類により異なるが酸化ケイ素の場合は0.
4〜0.9(W/W)%であり、軽質炭酸カルシウムで
は3.0(W/W)%、タルクでは2.5 (W /
W )%、ステアリン酸亜鉛ぐは2.4(W、/W)%
、亜鉛華では2.0<W/W)%である。
粉末薬品の種類により異なるが酸化ケイ素の場合は0.
4〜0.9(W/W)%であり、軽質炭酸カルシウムで
は3.0(W/W)%、タルクでは2.5 (W /
W )%、ステアリン酸亜鉛ぐは2.4(W、/W)%
、亜鉛華では2.0<W/W)%である。
又、ゴム配合用粒状体へのゴム用粉末薬品の付着量は付
着時の温度が轟くなると若干増加傾向を示すが、付着時
の品温は通常の工場稼動時の季節的変動範囲(10〜3
0℃)であればよい。
着時の温度が轟くなると若干増加傾向を示すが、付着時
の品温は通常の工場稼動時の季節的変動範囲(10〜3
0℃)であればよい。
ゴム配合用粒状体に対するゴム用粉末薬品の割合は、ゴ
ム用粉末薬品の割合が2〜50(W/W)%に増加して
も、付@量が若干増加するだけで大きく変動しないので
、酸化ケイ素の場合は、少な過ぎると付着斑が生じ付着
操作が面倒となるため2 (W/W)%以上であればよ
く、他のゴム用粉末薬品の場合は付着量が若干多いので
5 (W/W)%以上使用づる。ゴム用粉末薬品の割合
は多くても支障がないが、分離操作、経済性を考慮する
と少ない方がよい。
ム用粉末薬品の割合が2〜50(W/W)%に増加して
も、付@量が若干増加するだけで大きく変動しないので
、酸化ケイ素の場合は、少な過ぎると付着斑が生じ付着
操作が面倒となるため2 (W/W)%以上であればよ
く、他のゴム用粉末薬品の場合は付着量が若干多いので
5 (W/W)%以上使用づる。ゴム用粉末薬品の割合
は多くても支障がないが、分離操作、経済性を考慮する
と少ない方がよい。
本発明の固化を防止したゴム配合用粒状体は、ゴム用粉
末薬品としてニブシールVN−3を使用し!ご場合、粒
状体の粒度分布の中心を12〜14メツシユとすると直
径は1 、31111になり、表面積は5.31III
2、体積は1.15+u+’ (比重を1どすると0
.00115(1)となルノテ、表i1[Wiミラ、a
(W/W)%とづると0.0000046(1< 0.
0046mo )となる。該粉体のかさ比重を平均0.
27 (0,24〜0.30)とするど、付着層の厚さ
は0.0032m1l+(3,2ミクロン)になる。
末薬品としてニブシールVN−3を使用し!ご場合、粒
状体の粒度分布の中心を12〜14メツシユとすると直
径は1 、31111になり、表面積は5.31III
2、体積は1.15+u+’ (比重を1どすると0
.00115(1)となルノテ、表i1[Wiミラ、a
(W/W)%とづると0.0000046(1< 0.
0046mo )となる。該粉体のかさ比重を平均0.
27 (0,24〜0.30)とするど、付着層の厚さ
は0.0032m1l+(3,2ミクロン)になる。
[作 用]
このようにしく得られた本発明の固化を防止したゴム配
合用粒状体は、ゴム配合用粒状体の表面にゴム用粉末薬
品を付着させることにより、表面の滑性(サービス滑性
)が向トすると共に、ゴム配合用粒状体の内部far
+ら表面に拡散して出て来る低分子量物質をゴム用粉末
薬品により吸着し粒子間の接着を防1−するため、固化
が防止される。
合用粒状体は、ゴム配合用粒状体の表面にゴム用粉末薬
品を付着させることにより、表面の滑性(サービス滑性
)が向トすると共に、ゴム配合用粒状体の内部far
+ら表面に拡散して出て来る低分子量物質をゴム用粉末
薬品により吸着し粒子間の接着を防1−するため、固化
が防止される。
[実 施 例]
実施例1
ゴム配合用粒状体としてワックス、ワックスと酸化防止
剤(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’ −フェニ
ル−p−フェニレンジアミン2゜(W/W)%〕の混合
物A、及びワックスと酸化防■二剤(N−(1,3−ジ
メチルブチル)−N′ ノ【ニル−p フェニレンジ
アミン70(W/W)%〕の混合物Bを用い、ゴム用粉
末薬品どし−C酸化ケイ素を用いて種々の条件で付着さ
せ、固化試験を行なった。
剤(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’ −フェニ
ル−p−フェニレンジアミン2゜(W/W)%〕の混合
物A、及びワックスと酸化防■二剤(N−(1,3−ジ
メチルブチル)−N′ ノ【ニル−p フェニレンジ
アミン70(W/W)%〕の混合物Bを用い、ゴム用粉
末薬品どし−C酸化ケイ素を用いて種々の条件で付着さ
せ、固化試験を行なった。
付着時のゴム配合用粒状体の品温は10℃、20℃、2
5℃及び30℃とし、ゴム配合用粒状体に対づる酸化ケ
イ素の割合は2.10.30及び50(W/W)%とし
た。
5℃及び30℃とし、ゴム配合用粒状体に対づる酸化ケ
イ素の割合は2.10.30及び50(W/W)%とし
た。
各種のゴム配合用粒状体と酸化ケイ素とを各品温下台割
合ぐふるい上にて混合し、未付着の酸化ケイ素をふるい
により分離除去した。
合ぐふるい上にて混合し、未付着の酸化ケイ素をふるい
により分離除去した。
粉体処理時のゴム配合用粒状体の品温と酸化ケイ素量と
によるゴム配合用粒状体への粉体付いずれのゴム配合用
粒状体も品温の上昇により、酸化ケイ素の付着量が若干
増加する傾向が認められた。又、酸化ケイ素量を増加す
ると2(W/W)%に比べ10(W/W)%で若干増加
するが、10(W/W)%以上では増加量は僅かであっ
た。全体として見ても付着量は0.40〜0.88(W
/W)%と非常に少なく、ゴム製品の配合条件に影響を
5えることが殆どないため優れている。
によるゴム配合用粒状体への粉体付いずれのゴム配合用
粒状体も品温の上昇により、酸化ケイ素の付着量が若干
増加する傾向が認められた。又、酸化ケイ素量を増加す
ると2(W/W)%に比べ10(W/W)%で若干増加
するが、10(W/W)%以上では増加量は僅かであっ
た。全体として見ても付着量は0.40〜0.88(W
/W)%と非常に少なく、ゴム製品の配合条件に影響を
5えることが殆どないため優れている。
次に、このようにして調製した固化を防止したゴム配合
用粒状体の固化試験を行った。
用粒状体の固化試験を行った。
固化試験の方法は次のとおりである。第3図に示すよう
に直径32I−1高さ40鵬−の紙製の試験筒1の底部
にティッシュペーパー2をかぶせて紙製の止め帯3で止
めて底蓋4を形成し、該試験筒1内周に試験試料の取り
出しを容易にするため硫酸紙5を配置し、該試験筒1内
に試験試料8gを入れ、これに直径30111、高さ2
0mm、重さ100gの分銅6を1個又は2個乗せた状
態で恒温槽中にて48時間加加温る。
に直径32I−1高さ40鵬−の紙製の試験筒1の底部
にティッシュペーパー2をかぶせて紙製の止め帯3で止
めて底蓋4を形成し、該試験筒1内周に試験試料の取り
出しを容易にするため硫酸紙5を配置し、該試験筒1内
に試験試料8gを入れ、これに直径30111、高さ2
0mm、重さ100gの分銅6を1個又は2個乗せた状
態で恒温槽中にて48時間加加温る。
48時間の加温が終了したら、分銅6を外し、そのまま
20〜25℃の至澹に放縦した後、第4図に示す硬度計
7を用いて、試験181iから取り出した試M試料の崩
壊iiiを測定する。すなわち、硬度計7の皿8の上に
試験試料9を乗せ、指針10を目盛り板11のゼロに合
わせ、押し具12により試験試料9に荷重をかけてゆき
、該試験試料9が崩壊したときの荷重を崩壊荷重としく
読み取る。
20〜25℃の至澹に放縦した後、第4図に示す硬度計
7を用いて、試験181iから取り出した試M試料の崩
壊iiiを測定する。すなわち、硬度計7の皿8の上に
試験試料9を乗せ、指針10を目盛り板11のゼロに合
わせ、押し具12により試験試料9に荷重をかけてゆき
、該試験試料9が崩壊したときの荷重を崩壊荷重としく
読み取る。
試験試料は前期3種のゴム配合用粒状体を用い、品温2
5℃で10(W/W)%の酸化ケイ素により粉体処理し
たものと、対照として粉体未処理のものについて試験し
た。なお試験温度は30℃、35℃、40℃とし、試験
荷重はi oog、200Qとした。その結果を第2表
に示すと共に、第1図及び第2図に示した。なお試験は
各試験試料につき5個の測定を行ない、最低値と最高値
を捨て、中間の3個の平均値を崩壊荷重とした。
5℃で10(W/W)%の酸化ケイ素により粉体処理し
たものと、対照として粉体未処理のものについて試験し
た。なお試験温度は30℃、35℃、40℃とし、試験
荷重はi oog、200Qとした。その結果を第2表
に示すと共に、第1図及び第2図に示した。なお試験は
各試験試料につき5個の測定を行ない、最低値と最高値
を捨て、中間の3個の平均値を崩壊荷重とした。
試験荷重が100gの場合は、粉体未処理のものはいず
れも崩壊荷重が処理温度の上昇と共に著しく増大したの
に対し、粉体処理したものはいずれも崩壊萄唾はOgで
あり、固化は防止された。
れも崩壊荷重が処理温度の上昇と共に著しく増大したの
に対し、粉体処理したものはいずれも崩壊萄唾はOgで
あり、固化は防止された。
試験荷重が200gの場合、粉体未処理のものはいずれ
も更に崩壊荷重が著しく増大したが、粉体処理したもの
は46℃においてやや増加した程度に止まっており、固
化は明らかに防止された。
も更に崩壊荷重が著しく増大したが、粉体処理したもの
は46℃においてやや増加した程度に止まっており、固
化は明らかに防止された。
実施例2
ゴム用粉末薬品として軽質炭酸カルシウム、タルク、ス
テアリン酸亜鉛、亜鉛華を夫々10(W/W)%の割合
で使用し、実施例1と同様に品温25℃にて処理すると
共に固化試験を行った。
テアリン酸亜鉛、亜鉛華を夫々10(W/W)%の割合
で使用し、実施例1と同様に品温25℃にて処理すると
共に固化試験を行った。
その結果は第3表及び第4表に示す通りである。
付Imはワックス、ワックス−酸化防止剤混合物A、ワ
ックス−酸化防止剤混合物Bのゴム配合用粒状体に差が
殆ど認められなかった。
ックス−酸化防止剤混合物Bのゴム配合用粒状体に差が
殆ど認められなかった。
られた。
なお、本発明の固化を防止したゴム配合用粒状体及びそ
の製造法は上述の実施例のみに限定されるものではなく
、ワックス等のゴム配合用粒状体に限らず、他の固化し
易も1粒状体にも適用し得ること等、本発明の要旨を逸
脱しな(、s範囲内において種々”変更を加え得ること
番よ勿論である・ [発明の効果] 本発明の固化を防止したゴム配合用粒状体によれば、 (D ゴム配合用粒状体の表面にゴム用粉末薬品を付着
させたので、ゴム配合用粒状体の固化を温度、季節の変
化にかかわらず防止でさる、(II) ゴム配合用粒
状体はさらさらした流動性のよい粒状物として取扱える
ので、秤取作業が容易となり、又自動秤M器に用いた場
合でも詰まりを生ずることなく、確実で精度のよい計量
が成し得る、 ■ ゴム配合用粒状体は相互の接着がないので、ゴム等
に配合した場合、分散性がよく製品品質が均一化できる
、 [有] ゴム用粉末薬品の付@山は僅かであり、ゴム製
品の品質に影響を与えない1゜ 又、固化を防止したゴム配合用粒状体の製造法によれば
、 ■ 操作が簡単e、処理時間も短かくC済み、工業的製
造法として優れている、 (It) ゴム配合用粒状体へのゴム用粉末薬品の付
着量は、品温、ゴム用粉末薬品量にかかわらずほぼ一定
であり、しかも僅かである、等の種々の優れた効果を発
揮する。
の製造法は上述の実施例のみに限定されるものではなく
、ワックス等のゴム配合用粒状体に限らず、他の固化し
易も1粒状体にも適用し得ること等、本発明の要旨を逸
脱しな(、s範囲内において種々”変更を加え得ること
番よ勿論である・ [発明の効果] 本発明の固化を防止したゴム配合用粒状体によれば、 (D ゴム配合用粒状体の表面にゴム用粉末薬品を付着
させたので、ゴム配合用粒状体の固化を温度、季節の変
化にかかわらず防止でさる、(II) ゴム配合用粒
状体はさらさらした流動性のよい粒状物として取扱える
ので、秤取作業が容易となり、又自動秤M器に用いた場
合でも詰まりを生ずることなく、確実で精度のよい計量
が成し得る、 ■ ゴム配合用粒状体は相互の接着がないので、ゴム等
に配合した場合、分散性がよく製品品質が均一化できる
、 [有] ゴム用粉末薬品の付@山は僅かであり、ゴム製
品の品質に影響を与えない1゜ 又、固化を防止したゴム配合用粒状体の製造法によれば
、 ■ 操作が簡単e、処理時間も短かくC済み、工業的製
造法として優れている、 (It) ゴム配合用粒状体へのゴム用粉末薬品の付
着量は、品温、ゴム用粉末薬品量にかかわらずほぼ一定
であり、しかも僅かである、等の種々の優れた効果を発
揮する。
第1図及び第2図は酸化ケイ素処理した各種のゴム配合
用粒状体の固化試験の結果を示す線図であり、第1図は
試験荷重が1001;lの場合の処理温度と崩壊荷重と
の関係を示す図、第2図は試験荷重が200gの場合の
処理湿度と崩壊荷重との関係を示づ図、第3図は固化試
論器の説明図、第4図は硬度ム1の説明図、第5図はワ
ックス−酸化防止剤混合配合用粒状体の説明図である。 図中、1は試験筒、3は止め帯、4は底蓋、5は硫酸紙
、6は分銅、1は硬度計、13は粒状体、14は酸化防
止剤を示す。
用粒状体の固化試験の結果を示す線図であり、第1図は
試験荷重が1001;lの場合の処理温度と崩壊荷重と
の関係を示す図、第2図は試験荷重が200gの場合の
処理湿度と崩壊荷重との関係を示づ図、第3図は固化試
論器の説明図、第4図は硬度ム1の説明図、第5図はワ
ックス−酸化防止剤混合配合用粒状体の説明図である。 図中、1は試験筒、3は止め帯、4は底蓋、5は硫酸紙
、6は分銅、1は硬度計、13は粒状体、14は酸化防
止剤を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ゴム配合用粒状体の表面に、ゴム用粉末薬品を付着
してなることを特徴とする固化を防止したゴム配合用粒
状体。 2)ゴム配合用粒状体がワックス或はワックスと酸化防
止剤の混合物の粒状体であり、ゴム用粉末薬品が酸化ケ
イ素である特許請求の範囲第1)項記載の固化を防止し
たゴム配合用粒状体。 3)ゴム配合用粒状体とゴム用粉末薬品とを混合し、未
付着のゴム用粉末薬品を分離除去することを特徴とする
固化を防止したゴム配合用粒状体の製造法。 4)ワックス或はワックスと酸化防止剤の混合物に、ゴ
ム配合用粒状体に対し2(W/W)%以上の酸化ケイ素
を添加する方法である特許請求の範囲第3)項記載の固
化を防止したゴム配合用粒状体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15686484A JPS6136388A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 固化を防止したゴム配合用粒状体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15686484A JPS6136388A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 固化を防止したゴム配合用粒状体及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6136388A true JPS6136388A (ja) | 1986-02-21 |
Family
ID=15637056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15686484A Pending JPS6136388A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 固化を防止したゴム配合用粒状体及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6136388A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008538125A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-10-09 | シェブロン ユー.エス.エー. インコーポレイテッド | 顆粒状固体ワックス粒子 |
JP2010144139A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 粒状ポリマー安定剤の製造方法 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15686484A patent/JPS6136388A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008538125A (ja) * | 2005-03-31 | 2008-10-09 | シェブロン ユー.エス.エー. インコーポレイテッド | 顆粒状固体ワックス粒子 |
JP2012162746A (ja) * | 2005-03-31 | 2012-08-30 | Chevron Usa Inc | 顆粒状固体ワックス粒子 |
JP2012162745A (ja) * | 2005-03-31 | 2012-08-30 | Chevron Usa Inc | 顆粒状固体ワックス粒子 |
JP2010144139A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 粒状ポリマー安定剤の製造方法 |
JP4705672B2 (ja) * | 2008-12-22 | 2011-06-22 | 住友化学株式会社 | 粒状ポリマー安定剤の製造方法 |
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