JPS6136271A - ピリダジニル尿素化合物 - Google Patents

ピリダジニル尿素化合物

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JPS6136271A
JPS6136271A JP15796885A JP15796885A JPS6136271A JP S6136271 A JPS6136271 A JP S6136271A JP 15796885 A JP15796885 A JP 15796885A JP 15796885 A JP15796885 A JP 15796885A JP S6136271 A JPS6136271 A JP S6136271A
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JP
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alkyl
alkoxy
pyridazinyl
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general formula
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JP15796885A
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English (en)
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リアツ・フアザル・アブドウーラ
ジヤツク・ジエノ・サマリトーニ
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Eli Lilly and Co
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Eli Lilly and Co
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having one or more single bonds to nitrogen atoms
    • A01N47/28Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N<
    • A01N47/36Ureas or thioureas containing the groups >N—CO—N< or >N—CS—N< containing the group >N—CO—N< directly attached to at least one heterocyclic ring; Thio analogues thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D237/00Heterocyclic compounds containing 1,2-diazine or hydrogenated 1,2-diazine rings
    • C07D237/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazine or hydrogenated 1,2-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D237/06Heterocyclic compounds containing 1,2-diazine or hydrogenated 1,2-diazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D237/10Heterocyclic compounds containing 1,2-diazine or hydrogenated 1,2-diazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D237/20Nitrogen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D237/22Nitrogen and oxygen atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は農芸化学の分野に属し、除草作用を有する化合
物、除草方法、およびその化合物を利用した除草製剤を
提供するものである。
本発明は、植物またはその植物が成長している土壌に、
一般式(II): 〔式中、R1ハハロゲン、トリフルオロメチル、C1−
C8アルキル、Ca C6シクロアルキル、(C1−ら
アルキル)C3−06シクロアルキル、(C1−03ア
ルコキシ)C1−08アルキノへ アダマンチル、フェ
ノキシ、フエニノへマたはハロゲン置換フェニルであり
る R2は水素、Cl−06アルキル、またはC2C6アル
ケニルでありる R3およびkは互いに独立して水素、Cl−C6アルキ
ル、cl−C6アルコキシ、C2C6アルケニル、(C
1−06アルコキシ) C1−C6アルキル、ジ(Cl
C4アルコキン) Ct C6アルキル、(ヒドロキシ
)C1−C6アルキル、フェニル、ベンジル、(カルボ
キン)C1−06アルキル、または(Ci C6アシル
オキン) Ct C6アルキルであるか、または窒素原
子と共に、ピペリジン環、モルフォリン環、またはピロ
リジン環のようなヘテロ5または6員環を形成していて
もよく、 mは0〜3の整数である〕 で示されるピリダジニル尿素化合物の除草有効量を接触
させることによる、不要な植物の成長阻害方法を提供す
るものである。
R3およびkが互いに独立してC1−C6アルキル、C
1−06アルコキシ、C2C6アルケニノペ (C1−
06アルコキシ) C1−C6アルキル、ジ(C1−C
4アルコキシ) ClC6アルキル、(ヒドロキシ) 
Ci C6ア′ルキル、フェニル、ベンジル、(カルボ
キン)C1−06アルキル、または(C1−06アンロ
キン)C1−%アルキルであるか、または窒素原子と共
番こピペリジン環、モルフォリン環、またはピロリジン
環を形成しており、 mが1〜3の整数である式け)の化合物(ただしに3お
よびkが同時にCI C6アルキルであることはない)
は新規であり、本発明はこれらの化合物を提供するもの
でもある。
さらに本発明は、式(TI)で示される新規なピリダジ
ニル尿素化合物および農学的に許容し得る担体から成る
除草製剤をも提供するものである。
式(II)で示される新規化合物に加えて、本発明は、 klかハロゲンまたはCi C4アルキルであり;R2
が水素であり; R3およびkが互いに独立してClC5アルキル、C1
−C5アルコキシ、C2C4アルケニル、ヒドロキシ(
Ci C4アルキル)または(C1−66アシロキシ)
 Ci C6アルキルでありコ mが1または2である式(II)の化合物(ただしR3
およびkが同時番こCt Caアルキルであることはな
い)を好ましい化合物群として提供するものである。
本発明の除草方法においては、 k1カハロゲンまたはC1−C4アルキルであり;に2
が水素であり; R3およびR4が互いに独立して水素、C1−63アル
キル、C1−C5アルコキシ、C2−C4アルケニル、
ヒドロキン(cl−C4アルキル)または(cl−C6
アルコキシ)C1−06アルキルであり; mが1または2である式([)の化合物群を使用するの
が好ましい。
式(II)で示される化合物群の内、好ましい化合物に
は、以下の化合物が含まれる。
N/−[6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル)−N、N−ジメチル尿素;N’ 
−[6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)−3
−ピリダジニル]−N−メトキン−N−メチル尿素; N−[2−(アセチルオキシ)エチル)−N’−〔6−
クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)−3−ピリダ
ジニル]−N−メチル尿素;およびN’−(5−クロロ
−5−(1,1−ジメチルエチル)−3−ピリダジニル
)−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル尿素。
明細書中に使用する種々の用語を以下に定義する。
「C1−C8アルキル」とは、炭素原子1〜8個の直鎖
状または分校状の脂肪族基をさし、エチル、プロピル、
イソプロピル(1−メチルエチル)、ブチル、メチル、
イソブチル(2−メチルプロピル)、5ec−ブチル(
1−メチルプロピル)、tert−ブチル(l、1−ジ
メチルエチル)、ペンチル、インペンチル(3−メチル
ブチル)、5ec−ペンチル(1−メチルブチル)、1
.1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、
ネオペンチル(2,2−ジメチルプロピル)、ヘキシル
、イソヘキシル(4−メチルペンチル)、5ec−ヘキ
シル(1−メチルペンチル)、2−メチルペンチル、3
−メチルペンチル、1.1−ジメチルブチル、2゜2−
ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1゜2−ジ
メチルブチル、1,3−ジメチルブチル、■。
2.2−トリメチルプロピル、1,1.2−トリメチル
プロピルなどを含む。[C1−06アルキル]、「C1
−C4アルキル」、r Ci C3アルキル」も、この
定義に含まれる。
r C1−C6アルコキシ」とは、メトキシ、エトキシ
、プロポキシ、ブトキシなどのような、酸素原子を介し
て分子の残基に結合する炭素数1〜6個の脂肪族基をさ
す。「C,−C4アルコキシ」および「C1−C5アル
コキシ」も、この定義に含まれる。
ハロゲンは、臭素、塩素、フッ素およびヨウ素を含む。
「C3−06シクロアルキル」とは、シクロプロピル、
ンクロブチル、シクロペンチル、およびシクロヘキシル
のような、炭素数3〜6個の飽和脂肪族環をさす。
「C2−06アルケニル」とは、炭素−炭素二重結合1
個を有する炭素数2〜6個の直鎖状または分枝状の脂肪
族基をさし、エチニル、プロペニル、ブテニル、ペンテ
ニル、ヘキセニルなどを含む。
「CI C6アシルオキシ」とは、アセチルオキシなど
のような、酸素原子を介して分子の残基に結合する炭素
数1〜6個のアシル基をさす。
「ハロゲン置換フェニル」トは、クロロフェニル、ジク
ロロフェニル、トリクロロフェニル、ブロモクロロフェ
ニルなどのヨウナ、ハロゲン1〜3個が置換したフェニ
ル基をさす。
ピリダジニル尿素の製法 式(II)で示されるピリダジニル尿素化合物の製法の
概略を以下に記載する。
製法1 フェニルクロロホルメート アミ/ピリダジン 酸受容体の存在下、アミノピリダジンをフェニルクロロ
ホルメートと反応させる。通例、受容体として無機また
は有機塩基を用い、ピリジンが好ましい。この反応によ
りカルバメートが生成する。
この反応は、要すればトルエンのような不活性有機溶媒
中で反応させてもよい。
得られたカルバメートをDMF、THF、ベンゼン、ト
ルエン、ピリジン、塩化メチレンなどのような不活性有
機溶媒(好ましくはベンゼン)に溶解する。次いで、一
般式HNR3R4またはHNR3R4・HClで示され
る置換アミンをDMF、THF。
ベンゼン、トルエン、ピリジン、塩化メチレンなどのよ
うな不活性有機溶媒(好ましくはベンゼンまたはトルエ
ン)に入れる。塩を用いる場合は、1.5−ジアザビシ
クロ[4,3,O,] ]ノンー5−エンDBN)や1
,5−ジアザビシクロl:4.3.o、)ウンデセン(
DBU)のような有機強塩基を加えてアミンを遊離させ
る。カルバメートを加え、内容物を約20〜約50℃の
温度で約5分間〜約24時間撹拌する。約25℃で約1
時間が好ましい反応条件である。
出発物質としてアミノ酸またはアミンエステル塩を用い
た場合、まず式(TI)で示される尿素が生成し、それ
が閉環してヒダントインになる。ヒダントインを水酸化
ナトリウム水溶液のような塩基で処理すると、再び開環
して所望の尿素が得られる。
反応完了後、減圧下で溶媒を除く。次いで得られた生成
物を、好ましくはシリカゲルクロマトグラフィーで分離
・精製する。
製法2 アミノピリダジン 本発明の化合物は、THF、ベンゼン、酢酸エチル、塩
化メチレンなどのような不活性有機溶媒中でのアミノピ
リダジンとインシアネートの反応によっても合成し得る
。約25〜約100℃の温度で約0.5〜約24時間反
応させる。
アミノピリダジン 塩化カルバモイルをジメチルスルホキシド(DMSO)
、ジメチルホルムアミド(DMF)などのような不活性
有機溶媒に溶解し、DMSOlDMFなどのような不活
性有機溶媒中のアミノピリダジン番こ加える。
反応混合物を約1〜約24時間、約20〜約100°C
(アミンのナトリウム塩を用いた場合は、好ましくは2
5〜35℃)に保つ。反応完了後、反応混合物を冷却し
、水と混合するかエーテル抽出する。濾過して生成物の
沈殿を得、乾燥する。
ベンゼン、ヘキサン、クロロホルム、エーテルなどのよ
うな一般的な溶媒または混合溶媒からの再結晶によって
、沈殿をさらに精製し得る。
製法4 アミノピリダジン化合物をホスゲンと反応させ、次いで
アミンと反応させることもできる。ピリダジン−ホスゲ
ン反応は、塩酸の存在下で行なう。
トルエンなどのような不活性有機溶媒中、約60〜11
0℃の高められた温度で反応させる。次いでアミンを(
要すればトルエン、クロロホルムなどのような不活性有
機溶媒に溶解して)加え、約50〜約100℃の温度で
反応させる。
ピリダジン1モル当たり3〜約4モルの割合でホスゲン
を過剰に用いるのが好ましい。反応中、反応混合物に窒
素のような不活性気体を吹き込んで過剰のホスゲンを除
去してもよい。
式(II)で示される化合物から、他の式(II)で示
される化合物を合成することもできる。例えば、式(n
)で示されるヒドロキシ尿素化合物をアシル化し得る。
さらに当業者は他の置換反応も実施し得る。
ベルオキシジサルフエートイオン、触媒量の銀イオン、
および無機酸(ただし、陰イオンが銀塩の沈殿を生じな
いもの)の存在下、水性溶媒系中、約40〜約80℃で
、置換基の少ないピリダジンをカルボン酸と反応させる
ことにより、ハロピリダジン中間体を合成し得る。
ピリダジンをカルボン酸と反応させる。銀(I)イオン
とベルオキシジサルフエートから生成する銀(II)イ
オンをカルボン酸の酸化的脱炭酸に用いる。この反応は
、約40〜約80℃の温度で、無機酸と共に水性溶媒系
中で行なう。
銀イオンは、硝酸銀、フッ化銀、三フッ化酢酸銀、過塩
素酸銀などのような水溶性銀(I)塩(好ましくは硝酸
銀)から得られる。この反応では銀(I)塩を触媒量用
いるが、実際に触媒として作用するのは生成する銀(T
I)イオンである。
通例使用するカルボン酸は、ピバリン酸(トリメチル酢
酸)、n−酪酸、イソ酪酸、プロピオン酸、酢酸、シク
ロブタンカルボン酸、ンクロプロパンカルボン酸、シク
ロペンタンカルボン酸、1−アダマンタンカルボン酸、
フェノキシ酢酸、グリコール酸などであり、ピバリン酸
が好ましい。
ベルオキシジサルフエート(過硫酸)イオンは、アンモ
ニウムペルオキシジサルフエートまたはアルカリ金属ベ
ルオキシジサルフエートから供給される。アンモニウム
ペルオキシジサルフエートが好ましい。
通例使用し得る水性溶媒系は、水、水−アセトニトリル
などであり、水が好ましい。使用し得る無機酸は、その
陰イオンが銀塩の沈殿を生じないものでなければならな
い。そのような無機酸は、過塩素酸、トリフルオロ酢酸
、硫酸などを含み、硫酸が好ましい。
反応はすみやか(こ進み、特に過剰な試薬は不要である
。通例、化学量論的な試薬量で十分である。
有機化学ではたいていそうであるが、より高価な試薬を
無駄なく消費させるために安価な試薬を過剰に使用する
方が経済的であろう。
個々の反応物質によって、使用される試薬の量は異なる
が、通例ピリダジンに対して銀イオン0.05〜1.0
当量、カルボン酸1.0〜5,0当量、無機酸1.0〜
3,0当量、およびベルオキシジサルフエートイオン1
.0〜2.0当量を用いる。好ましい使用量は、銀0.
1当量およびベルオキシジサルフエート1.0〜1.7
5当量である。所望のアルキル化量によっても反応物質
の使用量は異なる。ジアルキル化を行なう場合は、ベル
オキシジサルフエート、銀、およびカルボン酸の使用量
を増加させ得る。
通例、ピリダジン出発物質、銀塩、カルボン酸、および
無機酸をすべて水性溶媒系内で約40〜80°Cに加熱
する。この温度を保ちながら、ベルオキシジサルフエー
トの水溶液を流加する。反応物質をよく撹拌し、1〜2
時間加熱を続ける。混合物を氷水で冷却後、生成物の分
離を促進するために塩基性にする。
好ましくは反応物質を約50℃に加熱してからベルオキ
シジサルフエートを加える。ベルオキシジサルフエート
は、反応物質の発熱を調節する速度で加えなければなら
ない。ベルオキンジサルフエートの添加が完了するとす
ぐに、反応物質を70〜80℃の温度で約10分間〜1
時間撹拌または振とうする。生成物の収量を最大にする
ために、反応温度を80℃以下(こ保たなければならな
い。
反応混合物をよく撹拌し続けることも重要である。
従って、空気駆動撹拌およびモルトン(Morton 
)フラスコを使用することが得策である。
水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムなどのような塩基を用いて反応溶液を
塩基性にすることによって、この過程での生成物を最も
簡単に分離できる。次いで生成物を塩化メチレンなどの
ような不活性有機溶媒で抽出し、硫酸マグネシウム、硫
酸ナトリウムなどで乾燥する。次いで、濃縮した溶液を
、要すればシリカゲルクロマトグラフィーにかける(ヘ
キサンとエチルエーテルのようなアルカンとエーテルか
ら成る混合溶媒を溶出剤とする)。
3−ハロー6−アルキルピリダジンのような置換ピリダ
ジンは、確立された製法でr−ケト酸から合成し得る。
ケト酸をヒドラジンと共に溶媒中で加熱して反応させる
。反応の結果、環化して置換したジヒドロピリダジノン
が生成する。次いで酢酸のような溶媒中で臭素のような
試薬を用いてヒドロピリダジノン化合物を酸化し、ピリ
ダジノンとする。ピリダジノンのハロゲン化(例えばオ
キシ塩化リンを用いて行なう)により、所望の置換ピリ
ダジンを得る。
アルコキンまたはアリルオキシ置換体は、相当するアル
コールまたはフェノールのアルカリ金属Jfiト、3.
6−ジクロロピリダジンのようなピリダジンとの反応に
よって合成し得る。この反応は、相当するアルコール、
DMFSDMSOなど゛のような溶媒中で行なう。この
反応に用いる塩は、例えばアルコールと水素化ナトリウ
ムの反応によって前もって合成し得るか、または本反応
中に生成させ得る。通例、反応温度は室温から溶媒の還
流温度付近までである。
以下の実施例は、本発明を説明するものである。
しかし、この実施例は本発明を制限するものと解釈すべ
きではない。温度は摂氏温度で記載する。
実施例I N’−[6−1,1−ジメチルエチル)−3−ピリダジ
ニル)−N、N−ジメチル尿素 ベンゼン59m/に入れた塩酸ジメチルアミン2.70
g(0,0331モル)に、DBN4.12.F(0,
0331モル)を加えた。反応混合物を室温で約10分
間撹拌後、N−[6−(1,1−ジメチルエチル)−3
−ピリダジニル〕カルバミン酸フェニル3、Og(0,
011モル)を加えた。反応物質を室温で撹拌し、濾過
して濃縮した。混合物を溶解するためにクロロホルムを
用い、酢酸エチルヲ溶出剤としてシリカゲルクロマトグ
ラフィーを行なった。
生成物のフラクションを濃縮して、融点(m、p、)1
43〜147℃の灰色がかった白色結晶性物質1.4g
(57%)を得た。生成物の分子量(MW)は222.
28であり、核磁気共鳴(NMR)スペクトルおよび質
量スペクトルは所望の生成物の構造と一致した。
元素分析値(C1□H,8N4o): 理論値: C,59,44;I−1,’8.16 iN
、25.20 ;0、 7.20 実測値: C,59,58、H,8,22;N、24.
98 io、  7.43 実施例1の製法に従って、以下の実施例の化合物を合成
した。
実施例2 N、N−ジメチル−N′−〔′6−(トリフルオロメチ
ル)−3−ピリダジニル〕尿素 収量−0,93,9(100%) m、p、−153,5−155℃ NMRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の構造に
対応した。
MW= 234.’18 元素分析値(C8H9F3N40): 理論値: C,41,03,H,3,87iN、23.
92実測値: C,41,12;H,3,75;N、2
4.15実施例3 N’−(6−(1−エチル−1−メチルプロピル)−3
−ピリダジニル:l −N、N−ジメチル尿素収量−1
,5g(100%) m、p、−125−127,5°C NMRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の構造に
対応した。
MW= 250.34 元素分析値(C03H2゜N 40 )’ :理論値:
C,62,37逼H、8,86i N 、 22.38
実測値:C,62,61−H,8,92iJ22.53
次の実施例の化合物は、DBNのかわりにDBUを使用
したことを除いては実施例1の製法に従って合成した。
実施例4 N’−(5−クロロ−3−ピリダジニル) −N、N−
ジメチル尿素 収量−1,0,9’(62%) m、p、−166−169℃ NMR,赤外(IR’)および質量スペクトルは、所望
の生成物の構造に対応した。
MW=200.63 元素分析値(C7H9CIN40): 理論値: C,41,91iH,4,’52;N、27
:93;C1,17,67 実測値: C,41,91;H,4,25iN、27.
9s逼CI、17.63 以下の実施例の化合物は、溶媒としてベンセンに加えて
クロロホルムを使用したことを除いては実施例4の製法
に従って合成した。
実施例5 N’−[5−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル) −N、N−ジメチル尿素収量−
2,1,p(76%) m、p、−118−122℃ NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
MW=25 6.7 4 元素分析値(C,H,ClN40): 理論値: C,51,46、H,6,67;N、21.
82;0、 6.23 ;C1,13,81 実測値: C,51,23、H,6,68、N、21.
56 。
0、 6.43.CI、14.00 実施例6 N−〔6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)−
3−ピリダジニル) −N、N’、N’−トリメチル尿
素 収量−0,3g(18%) m、p、−77−80,5°C 質量スペクトルは、所望の生成物の構造に対応した。
MW= 270.76 元素分析値(C,H,9CIN40):理論値: C,
53,23、H,7,07;N、20.69実測値: 
C,53,12;H,6,83iN、20.45次の実
施例の化合物は、DBNのかわりにトリエチルアミンを
使用したことを除いては実施例1の製法に従って合成し
た。
実施例7 N’−(6−(1,1−ジメチルエチル)−3−ピリダ
ジニル)−N−メトキシ−N−メチル尿素収量−0,3
811(25%) m、p、−79−81℃ NMRl 1Rおよび質量スペクトルは、所望の生成物
の構造に対応した。
MW= 238.28 元素分析値(011H18N4°2):理論値: C,
55,45iH,7,61iN、23.51実測値: 
C,55,72iH,?、40 iN、23.27以下
の実施例の化合物は、DBNを使用せず、溶媒としてト
ルエンを用いたことを除いては実施例1の製法に従って
合成した。
実施例8 N’−(6−(1,1−ジメチルエチル)−3−ピリダ
ジニル)−N−[2,2−(ジメトキシ)エチル]−N
−メチル尿素 収量−3,4,p(82%) m、p、=112−114℃ NMRl IRおよび質量スペクトルは、所望の化合物
の構造に対応した。
MW=296.36 元素分析値(C14H24N403):理論値: C,
56,74iH,8,16iN、18.90−〇 、 
16.20 実測値: C,56,99;H,8,32iN、10.
16i0 、16.26 実施例9 N’ −(6−クロロ−3−ピリダジニル)−N−[2
,2−(ジメトキシ)エチル)−N−メチル尿素 収量−1,22g(92dA) m、p、=110−111.5℃ NMRS IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物
の構造に対応した。
MW= 27 4.71 元素分析値(C1oH05CIN403):理論値: 
C,43,72;H,5,50;兇、 20.39電0
 、17.47 icl、 12.91実測値: C,
43,85;H,5,24;N、20.54 io、1
7.53iC1,13,07 実施例1O N’−(6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル)−N′−(2,2−’(ジメトキ
シ)エチル]−N−メチル尿素 収量−5,7,p(100%) m、p、=75−80℃ NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
MW= 330.81 元素分析値(C14H2a c l N 40 a )
 ’理論値: C,50,83;H,7,01;N、1
6.94;0.14.51 icl、10.72 実測値: C450,55iH,6,77iN、16.
67 io、14.68 icl、 10.45実施例
11 N/−(6−クロロ−5−(1,1−ジメチルブチル)
−3−ピリダジニル]−N−(2,2−(ジメトキシ)
エチル)−N−メチル尿素 収量=0.73.9(92%) NMRスペクトルは、所望の生成物の構造に対応した。
MW= 358.87 実施例12 N/−[、6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル
)−3−ピリダジニル)−N−メチル−N−(1−メチ
ル−2−プロペニル)尿素 収量−0,65,@(83%) m、p、−118−120℃ NMRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の構造に
対応した。
MW= 296.80 元素分析値(C□4H2□ClN40):理論値: C
,56,66iH,7,13iN、18.88実測値:
 C,56,88iH,6,94iN、18.84実施
例13 N’−[6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル]−N−メチル−N−(2−メチル
−2−プロペニル)尿素 収量−2,2g(86幅) NMRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の構造に
対応した。
MW=296.8 元素分析値(C工。H2□ClN40):理論値: C
,56,66;H,7,13iN、18.88実測値:
 C,56,93iI(,7,38iN、18.97実
施例14 N−〔6−クロロ−5−’(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル]−N’−(2−ヒドロキシエチル
)尿素 収量=1.20.p(67%) m、p、−170−172°C NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
MW= 27 2.74 元素分析値(C11H17CI N40□):理論値:
 C,48,44;H,6,28;N、20.54実測
値: C,48,50;H,6,45iN、20.50
実施例15 N’ −(5−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル
)−3−ピリダジニル)−N−(2−ヒドロキシエチル
)−N−メチル尿素 収量−1,58,9(41%) m、p、=160−160.5℃ NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
MW= 286.76 元素分析値(C02!(,9CIN402):理論値:
 C,50,26iH,6,68;N、19.54実測
値: C,50,54iH,6,48iN、19.71
実施例16 N’−[6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル)−N−メトキシ−N−2−プロペ
ニル尿素 収量−1,1,p(86%) NMRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の構造に
対応した。
MW= 298.77 元素分析値(C13H19CIN402):理論値: 
C,52,26iH,6,41iN、 18.75実測
値: C,52,70iH,6,22iN、18.13
実施例17 N/−(6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニルL=N−(2−プロペニル)−N−
フェニル尿素 収量=2.0fI(76%) NMRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の構造に
対応した。
MW= 344.84 元素分析値(C工8H2□ClN40):理論値: C
,62,69iH,6,14iN、16.25実測値:
 C,62,44iH,6,03iN、16.11実施
例18 N’−[6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル)−N−[(2,2−ジェトキシ)
エチル〕−N−フェニルメチル尿素収量−1,83,9
(73%) NMRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の構造に
対応した。
MW=434.96 元素分析値(C2゜H3□ClN403):理論値: 
C,60,8;8,7.2 ;N、12.9     
′実測値: C,59,5;t(,7,4iN、14.
8実施例19 N−〔6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチ/l/
 ) −3−ヒjl タ’)ニル) −N’−’2−フ
ロベニル尿素 収量=0.61g(63%) m、p、= 172.5−173.5℃NMRおよび質
量スペクトルは、所望の生成物の構造に対応した。
MW=268.75 元素分析値(C,)(、C1N40):理論値: C,
53,63;H,6,38;N、20.85実測値: 
C,53,66;H,6,55;N、20.91実施例
20 〔6−クロロ−5−(’1.1−ジメチルエチル)−3
−ピリダジニル〕尿素 収量−1,32g(88%) m、p、=241−242°C NMRlIRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
MW=228゜68 元素分析値(C9H□3CIN40):理論値: C,
47,27、H,5,73、N、24.50実測値: 
C,47,49iH,5,70iN、24.30実施例
21 N’−(6−(4−クロロフェニル)−3−ピリダジニ
ル〕−N−メチル−N−2−プロペニル尿素 収量−1,1,9(68%) m、p、−140−150℃ NMRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の構造に
対応した。
MW= 302.76 元素分析値(C05H□5CIN40):理論値: C
,59,51;H,4,99;N、18.50実測値:
 C,63,43,H,6,16,N、14.20実施
例22 N−〔6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル〕−
3−ピリダジニル〕−1−ピペリジンカルボキサミド 収量−1,63,p(84%) m、p、−176−178°C NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
MW= 296.80 元素分析値(C14H2□ClN40):理論値: C
,56,66iH,7,13;N、18.88実測値:
 C,56,78;H,7,25;N、18.74実施
例23 N−〔([6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル
)−3−ピリダジニル〕アミノ〕カルボニル]−N−メ
チルグリシン N−〔6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)−
3−ピリタシニル〕カルバミン酸フェニル1.9(0,
00327モル)と塩酸サルコシンエチルエステル0.
505.9(0,00329モル、1.00当量)を乾
燥トルエン150 mlに入れ、約2.5時間還流温度
に加熱した。冷却後、溶液をエーテル600 rrrl
で希釈し、0.25N水酸化ナトリウム(50+++1
Vx3回)で抽出した。次いで飽和食塩液50m1で洗
い、硫酸マ、グネシウムで乾燥した。
塩基性の水溶液を酸性とし、生成物を抽出した。
収量−0,54,9(55%) m、p、−169℃(分解) NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
元素分析値(C,H工、ClN403):、理論値:、
C,j7.93 i、I(、5,70i、N、 18.
63実測値: C,48,08;H,5,92;N、1
8.45以下の実施例の化合物は、DBNを使用せず、
溶媒としてトルエンを使用したことを除いては実施例1
の製法に従って合成した。
実施例24 N’−[5−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル]−N−(1−メチルエチル)−N
−2−プロペニル尿素 収量−5,88!!(65%) m、p、−110−112℃ NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
MW=310.5 元素分析値(C05H□5CIN40):理論値: C
,57,96iH,7,46iN、18.02実測値:
C,57,74逼H,7,34iN、18.29実施例
25 N’−[5−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル]−N−エチル−N−2−プロペニ
ル尿素 収量−2,6g(87%) m、p、−75−77°C NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造lこ対応した。
MW=296.5 元素分析値(C工4H21CI N 40 ) :理論
値: C,56,66;H,7,13;N、18.88
iC1,11,94 実測値:C,56,71暮H,6,95iN、18.9
1iC1,11,67 実施例26 N−メチル−N’ −(5−フェノキシ−3−ピリダジ
ニル)−N−2−7’ロペニル尿素収量−0,6F(7
4%) m、p、−88−88,5℃ NMRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の構造に
対応した。
MW= 284.31 元素分析値(C05FI06N40゜):理論値: C
,63,37;H,5,67iN、19.71実測値:
 C,63,17iH,5,41iN、19.51実施
例27 N’−[6−クロロ−4,5−ジメチル−3−ピリダジ
ニル)−N−[2,2−(ジメトキシ)エチル〕−N−
メチル尿素 収量−1,0p(44%) m、p、=128.5−131°C NMRスペクトルは、所望の生成物の構造に対応した。
次の実施例の化合物は、溶媒としてベンゼンを用いたこ
とを除いては前記の製法に従って合成した。
実施例28 N/[6−クロロ−4−(1,1−ジメチルエチル)−
3−ピリダジニルl]−N−[2,2−(ジメトキシ)
エチル)−N−メチル尿素 収量−0,21,F(71%) NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
MW= 434.92 実施例29 N−〔6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)−
3−ピリダジニル) −N’−メチル尿素3−アミノ−
6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)ピリダジ
ン1.3g(0,007モル)と塩化メチレン6511
Il!の混合物に、トリエチルアミン1滴およびメチル
イソシアネートo、s、p(0,014モル、2.0当
量)を加えた。混合物を室温で約18時間撹拌した。さ
らにメチルイソシアネート0;8.p(0,014モル
、2.0当量)を加えて約3時間後、溶液を塩化メチレ
ンで希釈して400m1とした。溶液を1.ON塩酸(
4pm/X4回)および水50m1で洗い、次いで硫酸
マグネシウムで乾燥した。
濃縮後、白色粉末o、ss、p(32%)を得た。
m、p、−210−211°C MW= 242.71 NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
元素分析値(c、。H05CIN40):理論値: C
,49,49,H,6,23iN、23.08実測値:
 C,49,67iH,6,26iN、22.86次の
実施例の化合物は、実施例29の製法に従つて合成した
実施例3O N−〔6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)−
3−ピリダジニル) −N、N’−ジメチル尿素収量−
1,27,9(66%) m、p、=150−154.5℃ NMR,TRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
MW= 256.74 元素分析値(C,1H,ClN40):理論値: C,
51,46、H,6,67iN、21.82 ;C1,
13,81 実測値: C,51,63;H,6,78;N、22.
09;C1,13,69 実施例31 N/−(6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)
−3−ピリダジニル]−N−メトキシ−N−メチル尿素 3−アミノ−6−クロロ−5−(1;1−ジメチルエチ
ル)ピリダジン2−Og’(0,0108モル)の乾燥
ピリジン(40ml )溶液を0〜3℃に保った。
この溶液に、塩化N−メトキシ−N−メチルカルバミル
1.4077 (0,0113モル、1.05当量)を
流加した。溶液を室温で約2時間放置した後、減圧下、
40℃で濃縮して半固体とした。
半固体をヘキサン/酢酸エチル(−40/60)混合液
に入れて懸濁させた。濾液を水で洗い、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濃縮して油としてシリカゲルクロマトグラ
フィーを行なった(溶出剤として塩化メチレン/酢酸エ
チル(−90/10 )を用いた)。
収量−1,45,9(49%) MW= 272.74 NMR,IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物の
構造に対応した。
元素分析値(C□、HエフClN40゜):理論値: 
C,48,44iH,6,28iN、20.54i0.
11.73 icl、13.00 実測値: C,4B、15 i)(,5,31iN、2
0.34;0.11.95 ;C1,12,81 実施例32 N−[2−(アセチルオキシ)エチル:l’−N’−〔
6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)−3−ピ
リダジニル)−N−メチル尿素 N’−(5−クロロ−5,−(1,1−ジメチルエチル
)−3−ピリダジニル)−N−ヒドロキシエチル−N−
Jfル尿素1.0 、li! (0,00349モ/L
’ ) CD塩化メチレン(25a+J )溶液と、乾
燥ピリジン06276.9(0,00349モル)を混
合した。温度を15〜20℃に保ちながら、98%塩化
アセチル0.279.VCo、00349モル)を加え
た。内容物を室温で約16時間撹拌した。反応混合物を
濃縮して油とし、エーテルと水に分配した。各層を分離
し、有機層を水で洗って硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶液を濃縮して油とし、シリカゲルでクロマトグラフィ
ーを行なった(溶出剤として塩化メチレン/酢酸エチル
(−75/25)を用いた)。
収量−0,62g(54%) MW= 328.8 O NMRl IRおよび質量スペクトルは、所望の生成物
の構造に対応した。
元素分析値(C□4H2□ClN403):理論値: 
C,51,14iH,6,44−N、17.04実測値
: C,50,97’;H,6,55iN、17.16
本発明は、植物またはその植物が成長している土壌に一
般式(TI)で示される化合物の除草有効量を接触させ
ることによる、不要な植物の成長阻害方法をも提供する
ものである。本発明が提供するピリダジニル尿素は陸生
植物の除草活性を示し、故に不要な植物の成長の抑制お
よび除去に有用である。
本発明の除草剤は、発芽前でも発芽後でも陸生の多種の
草、広葉雑草およびスゲの除草に効果的である。通例、
本発明の除草剤で抑制する不要な陸生植物の種類は以下
のものを含む。
カラスムギ(野生)(アベナ・ファツア(Avenaf
atua ) ) iキャ゛ンチウイードベ゛ンドスト
ロー(ガリウム・アバリネ(Galium apari
ne ) ) ;イヌカミルレ(マトリカリア・イノド
ラ(Matricariainodora ) ) ;
ハルタデ(ポリゴヌム・ベルシカリア(Polygon
um persicaria ) ) ; ハmlべ(
ステラリア−メディア (5tellaria med
ia ) ) ;フラサバソウ(ベロニカ・ヘデラエフ
オリア(Veronicahederaefolia 
) ) ;ブラックグラス(アロペクルスーミオスロイ
デス(Alopecurus myosuroides
 ) );ノギク類(クリサンテムム種(Chrysa
nthemumspp、));スベリヒュ(ポルツラカ
・オレラセア(Portulaca oleracea
 ) −) ;サイダ類(サイダ種(5ida spp
、 ) ) ;ブリストリースターバー(アカントスペ
ルムム・ヒスピドム(Acanthospermumh
ispidum ) ) ;オヒシバ(エレウシネ・イ
ンデカ(Eleusine 1ndica ) ) ;
ホナガアオゲイトウ(アマランタスeヒブリドウス(A
maranthus hybridus));アレキサ
ンダーグラス(ブラキアリア・プランタギネア(Bra
chiaria plantaginea  ) ) 
; フルバアサガオ(イポメア・プルプレア(I po
moeapurpurea ) ) iシロザ(ケノポ
ジウム・アルブム(Chenopo街um album
  ) ) ;グリーンスマートウイード(ポリゴヌム
・スカブルム(Polygonumscabrum )
 ) ;エノコログサ(セタリア・ビリデx (5et
aria viridis) ) ;アオゲイトウ(ア
マランラス・レトロフレクスス(Amaranthus
 retro −flexus ) ) ;ソバカズラ
(ボリゴヌム・コンポルブルス(Polygonum 
convolvulus ) ) ;ブラジルキャラリ
リー(リカルジア・ブラジリエンシス(Richard
ia brasiliensis) ) ;ナタールグ
ラス(す7’r jl ドア1/ム−oイウム(Rhy
nchelytrum roseum));ライグラス
(ロリウム・リジドム(Lol iumrigidum
 ) ) Hケープウイード(クリプトステマ・力L/
7ドウラ(Cryptostemma calendu
la ) ) ;ニジミソハギ(リトルム・サリカリア
(Lythrumsalicaria) ) ;セイヨ
ウノダイコン(ラファヌス・ラファニストJL/ ム(
Raphanus raphanistrum ) )
;ミラヤナギ(ボリゴヌム・アビキュラレ(Poly−
gonum aviculare) ) ;ホトケノザ
(ラミラム・アムプレキシカウレ(Lamium am
plexicaule ) ) ;野生種カラシナ(ブ
ラシカ・カベル(Brassicakaber ) )
 iイヌビエ(エキツクロア・クルスガリ(Echin
ochloa crus−galli  ) ) ;ア
ワ(セタリア・イタリカ(5etaria 1tali
ca) ) ;イチビ(アブチロン・テオフラステイ(
Abutilon theophrasti));セイ
ヨウカラシナ(ブラシカ・シュンケア(Brassic
a juncea) ) ;オオイヌノフグリ(ベロニ
カ−ペルシカ(Veronica persica )
 ) ;カナダアザミ(シルシウム・アルペンセ(Ci
rsiumarvense  ) ) ;カミルレ(マ
トリカリア・カモミラ(Matricaria cha
momilla ) ) ; スズメノカタビラ(ボア
・アニュア(Poa annua ) ) 逼キンポウ
ゲ類(ラヌンクルス種(Ranunculus spp
、) ) ;自生種クワガタソウ(ベロニカ・アグレス
ティス(Veronica agrestis ) )
 ;自生種スミレ(ビオラ・アルペンシス(Viola
 arvensis ) ) ;グンバイナズナ(トラ
スビイ・アルペンセ(Thlaspi arVense
));野生種スミレ(ビオラ・トリコロル(Viola
tricolor ) ) ;ヒナゲシ(ババベル・ロ
エアス(P apaver rhoeas ) ) 纂
ナガヒナゲシ(ババベに一ドビウム(Papaver 
dubium ) ) ; 7−/l/l/スリー(ア
エツサ・キナピウム(Aethusa cynapiu
m ))i自生種ハコベ(ケラステイウム・アルペンセ
(Cerastium arvense) ) ;サウ
ザンサンドバー(ケンクルスーエキナー゛y ス(Ce
nchrus echinatus));メヒシバ(ジ
ギタリア・サンギナリス(Digitaria san
guinalis ) ) ;カラスノチャヒキ(ブロ
ムスーセカリヌス(Bromus 5ecalinus
 ) ) ;アサガオ類(イポメア種(Ipomea 
spp、 ) ) ;ブタフサ(アムブロシア・アルテ
ミシイフォリア(Ambrosia artemisi
ifolia) ) ;ミルクライード(アスクレピア
スーシリアー力(Asclepias 5yriaca
));アキノエノコログサ(セタリア・ファベリ(5e
taria faberi ) ) ; ml ツク/
l/バー(キサンチウム・ヘンシルハニクム(Xant
hium pensylvanicum));スパード
アノーダ(アノーダ、クリスタータ(Anoda cr
istata ) ) ; ’iクルボッド(カシア−
1ブ’7 ’i 7 、tす7 (Ca5sia ob
tusifolia ) ) ;イエローナツツニジ(
キペルス・エスクレンッス(Cyperus escu
lentus ) ) ; ヨウシュチョウセンアサガ
オ(ダンラ拳ストラモニウム(Daturastram
onium ) ) ;アメリカキンゴジヵ(シダ・ス
ピノーサ(5ida 5pinosa ) ) ; イ
ヌムラ? + (!Jトスペルムム・アルペンセ(Li
thospermumarvense  ) ) iキ
ンエノコロ(セタリア・グラウカ(5etaria g
lauca ) ) ;タンジ−マスタード(デスクラ
イニアeピンナータ(Descurainia pin
 −nata) ) iマメグンバイナズナ類(レピジ
ウム種(Lepidium spp、  ) ) ; 
スズメノチャヒキ類(ブロムス種(Bromus sp
p、) ) ; ンマ=シキソウ(エウホルビ7−ヒル
タ(Euphorbia hirta) ) ;クロー
フットグラス(ダクチロクテニウム・アエギプチウム(
Dactyloctenium aegyptium)
 ) ;フロリダベガーウイード(デスモジラム・トル
ツォスム(Desmodium tortuosum 
) ) ;オオニシキソウ(エウホルビ7−7クラータ
(Euphorbia maculata));オキナ
アサガオ(ジャクエモンチア・タムニフオリ7 (Ja
cquemontia tamnifolia  ) 
) ;ブラウントップミレット(パニクム・ラモースム
(Panicum ramosum ) ) ; コ−
ストライドルネック(アムシンキア・インテルメデア(
Amsinckiaintermedia ) ) ;
野生種カブラ(ブラシカ・カンヘストリス(Brass
ica campestrii ) ) ;クロガラシ
(ブラシカ・ニグラ(Brassica nigra 
) ) ;ナズナ(カブセラ・プルサーバストリス(C
apsellabursa−pastoris ) )
 ;イタリアンライグラス(ロリウム−L ルf 7 
o 1LtL (Lolium multifloru
m ));ロンドンロケット(シシムブリウム・イリオ
(Sisymbrium 1rio ) ) ;レッド
メイズロックバースレイン(カラントリニア・カウレツ
センス(Calandrinia caulescen
s ) ) Hノボロギク(セネシオ・ブルガリス(5
enecio vulgaris ) ) 纂アメリカ
アサガオ(イボモニア・ヘデラケア(Tpomoeah
ederacea ) ) ;オオクサキビ(バニクム
・ジコトミフロルム(Panicum dichoto
miflorum ) ) ;テキサスキビ(バニクム
・テキサヌム(Panicumtexanum ) )
 ;アメリカツノクサネム(セスバニア・エクサルター
タ(5esbania exalLata) ) ; 
ハルノノゲン(ジンクス・オレラセウス(!onchu
so1eraceus ) ) ;セイヨウヒルガオ(
コンポルブルス・アルペンンス(Convolvulu
s arvensis ) ) ;エレクトノットウイ
ード(ポリゴヌム・ニレクラム(Polygonum 
erectum  ) ) ;ギンセン力(ヒビスクス
・トリオヌム(Hibiscus trionum )
 ) ;ヒャクニチソウ(ジニア・ニレガフ x (Z
innia elegans));ホオズキ類(ソラヌ
ム種(Solanum spp、 ) )。
本発明化合物は、多くの望ましい植物種には安全である
ことがわかった。従って、本発明化合物は独特の選択能
力を示す。使用する活性成分の濃度および使用方法にも
よるが、比較的耐薬性の植物種の典型的な例を挙げると
以下の通りである。
トウモロコシ(ツエア・マイス(Zea mays )
 ) ;小麦(トリテクム・アエステイブム(Trit
icumaestivum ) ) ;大豆(グリキネ
・マックス(Glycine max ) ) ;稲(
オリザ・サテイバ(Oryza 5ativa ) )
 ;大麦(ホルテウム中ブルカーレ(Hordeum 
vulgare  ) ) ;棉(ゴシピウム・ヒルス
ーツム(Gossypium hirsutum ) 
) ; モo :lシ(ソルグム・プルガーレ・バラエ
ティ・サラカラーツム(Sorghum vulgar
e v、 saccharatum ) ) ;サトウ
キビ(サツカルム・オフイキナールム(Sacchar
um officinarum) ) ;落花生(アラ
キス・ヒポガエア(Aracbis hypogaea
 ) ) 暮アルファルファ ));キュウリ(ククミス・サテイバス( Cucu 
−mis sativus) ) ; ) 7ト(リコ
ヘルシコン・ニスフレ7 ツム( Lycopersi
con esculentum ) ) ;テンサイ(
ベタ・ブルガリス( Beta vulgaris )
 )。
除草効果を評価するための試験は、1ニーカー当たり1
5ポンド(]、ha当たり16.8/C!7)の化合物
を用いて行なった。この試験では、標準の砂/土混合物
(1:1)を殺菌し、複数の容器に入れ、トマト、ヒメ
シバ、およびスベリヒュの種子を列に並べて蒔いた。
試験化合物は、アセトン、エタノールのような溶媒、お
よび陰イオン性と非イオン性の界面活性剤混合液に溶解
することによって製剤として、使用した。溶媒/化合物
溶液を脱イオン水で希釈し、容器内のあるものには発芽
前に、その他のものには発芽後に散布した。発芽後処理
は種子を蒔いた後11〜13日後に行ない、発芽前処理
は種子を蒔いた1日後に行なった。
次いで、容器を温室に移し、必要ζこ応じて水をやった
。処置していない植物を対象として用い、日 処置10〜13後に観察した。除草活性の度合は、処置
した植物を1〜5の段階で評価することによって決定し
た。「1」は除草効果なし、「2」はわずかな除草効果
、「3」は中程度の除草効果、「4」は顕著な除草効果
、および「5」は、植物の枯死または発芽阻止をそれぞ
れ示す。
次の第1表は、15ポンド/ニーカー(1b/A)の化
合物の陸生植物に対する除草活性を表わす。
第1表 陸生植物の除草活性 種々の使用率(単位面積に用いる化合物の重量)で多く
の植物種に対して温室試験をすることによって、本発明
の化合物数種の除草活性をさらに評価した。試験化合物
の除草活性および選択性を決定するために、さらに数種
の雑草および農作物を用いた。前記の製剤を界面活性剤
と脱イオン水の混合液で連続希釈して、低濃度の試験化
合物を得た。すでに記述した方法に従って化合物を評価
した。結果を第2表に示す。
第2表では、以下のコードを使用した。
A−)ウモロコシ  J−イヌビよ り一棉       K−アカザ d−大豆      L−メヒシバ ロー小麦      M−カラシナ E−ムラサキウマ  N−オオビュ ゴヤシ     O−エノコログサ F−テンサイ    P−カラスムギ G−米       Q−イチビ H−キュウリ    k−チョウセンアサガオI−)マ
ド      S−アサガオ T−百日草 (注二8βb/A = 8.96 kQ/ヘクタール、
41b/A=4.48kq/ヘクタール、2βb/A=
2.24kq/ヘクタール、1’lb/ A = 1.
12 kQ/ヘクタール) 本発明の化合物数種について、前記の方法でさらに試験
した。前記の植物数種に加えて、さらに別の植物種に対
しても化合物を評価した。
第3表および第4表で用いた追加の植物種の略号は次の
通りである。
U=サトウモロコシ ■=エノコログサ・キビ W−ナス属植物 X−エビスグサ Y=ツバカズラ 観察によって植物阻害夏を、今度は0〜10の段階に評
価した(0は阻害なし、10は枯死を示す)。阻害度数
を10倍して阻害%を得た。
結果を第3表および第4表(こ示す。(発芽前試験では
、蒔く前に種子を化合物で処置する(PPI)か、また
は土壌表面に化合物を適用した(SA)。)本発明の除
草方法で用いる式(TI)で示されるピリダジニル尿素
の量は、不要な植物の成長を調節または阻害するのに効
果的な量である。このような除草有効量は、化合物の使
用法、製剤、土壌の細かさ、土壌の水分含量、所望の除
草程度、化合物と植物の接触度、除草したい面積などの
因子を含む多くの因子に依存するであろう。使用率は、
通例約0.01〜約10.0ポンド/ニーカー(好まし
くは約0.25〜約5.0ポンド/ニーカー)であろう
。この範囲は、それぞれ約0.011〜約11.2に9
/ha、および約0.28〜約5.6 kq / ha
 Iコ相当する。
陸生植物用除草製剤 本発明化合物は、農学的に許容し得る適当な担体と共に
製剤とすることもできる。このような製剤は、所望によ
り活性成分を約12〜約95.0重量%含有する。噴霧
できる製剤は、速く経済約1こ使用でき、かつ、噴霧し
た製剤が除草しない場所に例えば粉剤の場合のように吹
き飛ばないので好ましい。
最も好都合な製剤は濃縮した製剤であり、化合物を約0
,1〜約10%含有する水性懸濁液または乳剤としてス
プレーすることによって使用する。
水で懸濁できる、または乳化できる製剤は、水和剤とし
て通常知られている固体であるか、または乳剤として通
常知られている液体であってよい。
通例、水和剤は、本発明化合物、不活性担体および界面
活性剤をよく混合したものから成る。活性成分の濃度は
、通例約25〜約90重量%である。不活性担体は通例
、アタパルジャイト土、モンモリロナイト土、珪藻上ま
たは精製した珪酸塩の中から選択する。水和剤に約0.
5〜約10重量%含まれる効果的な界面活性剤は、スル
ホン化したリグニン、縮合ナフタレンスルホネート、お
よびアルキル硫酸の中から選択する。
通例、乳剤は、有機溶媒と乳化剤の混合物に溶解した本
発明化合物(液体1ガロン当たり約1〜約6ポンド)か
ら成る。有機溶媒は、その溶解力および費用を考慮して
選択する。有用な溶媒は、芳香族化合物(好ましくはキ
シレンおよび芳香族ヘビーナツタ)を含む。ンクロヘキ
サノンとインフオロンのような親水性の混合溶媒でもよ
い。テルペン類および灯油のような他の有機溶媒をも使
用し得る。乳化可能な濃縮液用の適当な乳化剤は、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、
およびポリオキシエチレンのアルキルフェノール付加物
のような非イオン性界面活性剤の中から選択し、湿潤可
能な粉末と同じ%で用いる。
本発明化合物は、流動性製剤または水性懸濁液製剤とな
し得る。通例、流動性製剤は、活性成分約12〜約75
重量%、水和剤製剤に使用する型の湿潤・懸濁剤である
界面活性剤1〜10%、エチレンまたはプロピレングリ
コールのような不凍液約5〜10%、およびバルキング
剤またはシックニング剤を含む。これらのシックナーは
水溶性天然ゴム、ゲル化特性のある土、セルロース類な
どであってよく、製剤の約0.5〜5%使用する。
その他の製剤中の成分は水である。ボールミルまたはサ
ンドミル中でスラリーを粉砕して所望の大きさの粒子に
することによって製剤を調製する。
製剤の発泡を制御するために、抑泡剤(通常、シリコン
型のもの)0.05〜1%を添加してもよい。
固形、顆粒製剤は、土壌に本発明化合物を使用するのに
好都合であり、これらは活性成分を約O11〜約20重
量%含有する。顆粒剤は、粒子径が約0.1〜3 mm
の、粗粉砕したクレイの様な、不活性担体粒子lこ本発
明化合物を噴霧したものから成る。
化合物をクレイに付着させるには、化合物を安価な溶媒
lこ溶解し、その溶液を適当な固体混合器内で、粒子径
をそろえたクレイに噴霧するのが最も好都合である。
製剤化した化合物を、農芸化学分野で一般的な方法によ
って植物に適用する。噴霧可能な製剤は、当分野で入手
可能な多種の噴霧器のいずれを用いても容易に使用でき
る。目盛付噴霧ノズルから水性懸濁製剤を噴霧する、自
動推進式、トラクター塔載式または牽引式噴霧装置が入
手可能であり効果的である。正確に測定した量の顆粒剤
を土壌に撒くことができる計量散布器もまた入手可能で
ある。噴霧(または散布)器具の操縦者は、器具を調節
して、1ニーカー当たりの水性懸濁液製剤(または顆粒
剤)の量を所望の化合物使用率に相当させ、除草したい
植物に均一に噴霧(または散布)するよう管理する必要
があるだけである。
以下、製剤の詳細な実施例で、本発明の好ましい面を説
明する。
顆粒 実施例15の化合物        5.0粒状の土 
           95.0100.0 化合物をアセトンまたは類似の溶媒に本質的には溶解し
、その有機溶液を粒状の土に噴霧する。
次いで混合物を十分混合し乾燥する。
水和剤 実施例15の化合物       75.0フラー土 
           19.0スルホン化したリグニ
ン      3.5ラウリル硫酸ナトリウム    
  2.5100.0 上記の成分を混合して均質にし、ノ1ンマーミルまたは
エアーミルで粉砕する。それを再び混合して均質な流動
性粉末とする。粉末を水に懸濁させ、除草したい場所に
噴霧する。
乳剤(IEC) 成分                重量%実施例1
5の化合物         13.0゜スポフト N
5QQB(Sponto N500B)  12.0(
乳化剤)、ライトコ・ケミカル社( Witco Chemical Corp、)製ダワ/
−ルPM(Dowanol PM )    25.0
(プロピレングリコール七ツメチル エーテル)、 ダウ・ケミカル社(Dow ChemicalCOl)
製 キシレン              50,0100
.0 上記の成分を混合し、濃縮液とする。次いで濃縮液を希
釈し、除草したい場所に噴霧する。
実施例31の化合物         51.5セロゲ
7  HR(Sellogen HR)      5
.0(湿潤剤)、 ダイヤモンド・シャムロツタ・ ケミカル社(Diamond ShamrockChe
mical Co、 )製 ポリフォア  0 (Po1yfon O)     
 5.0(懸滌化剤)、 ウエストバコ社(WesLvacOCorp、 )製ゼ
オレックy、  F (Zeolex F )    
  s、b(水和した珪酸塩)、 ジエイ壷エム拳ヒユーバー社 (J、M、Huber Corp、 )製バーデン土(
Barden clay ) (土)、  33,5ジ
エイ・エム・ヒユーバー社 (JoM、 Huber Corp、 )製100.0 上記の成分を混合して均質番こし、粉砕する。それを再
び混合して均質な流動性粉末とし、水に懸濁させる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、植物またはその植物が成長している土壌に、除草有
    効量の一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^1はハロゲン、トリフルオロメチル、C_
    1−C_8アルキル、C_3−C_6シクロアルキル、
    (C_1−C_3アルキル)C_3−C_6シクロアル
    キル、(C_1−C_3アルコキシ)C_1−C_8ア
    ルキル、アダマンチル、フェノキシ、フェニル、または
    ハロゲン置換フェニルであり; R^2は水素、C_1−C_6アルキル、またはC_2
    −C_6アルケニルであり; R^3およびR^4は互いに独立して水素、C_1−C
    _6アルキル、C_1−C_6アルコキシ、C_2−C
    _6アルケニル、(C_1−C_6アルコキシ)C_1
    −C_6アルキル、ジ(C_1−C_4アルコキシ)C
    _1−C_6アルキル、(ヒドロキシ)C_1−C_6
    アルキル、フエニル、ベンジル、(カルボキシ)C_1
    −C_6アルキル、または(C_1−C_6アシルオキ
    シ)C_1−C_6アルキルであるか、または窒素原子
    と共にヘテロ5または6員環を形成していてもよく、m
    は0〜3の整数である〕 で示される化合物を接触させることからなる不要な植物
    の成長阻害方法。 2、式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R^1はハロゲン、トリフルオロメチル、C_
    1−C_8アルキル、C_3−C_6シクロアルキル、
    (C_1−C_3アルキル)C_3−C_6シクロアル
    キル、(C_1−C_3アルコキシ)C_1−C_8ア
    ルキル、アダマンチル、フェノキシ、フェニル、または
    ハロゲン置換フェニルであり; R^2は水素、C_1−C_6アルキル、またはC_2
    −C_6アルケニルであり; R^3およびR^4は互いに独立してC_1−C_6ア
    ルキル、C_1−C_6アルコキシ、C_2−C_6ア
    ルケニル、(C_1−C_6アルコキシ)C_1−C_
    6アルキル、ジ(C_1−C_4アルコ2)−’20キ
    シ)C_1−C_6アルキル、(ヒドロキシ)C_1−
    C_6アルキル、フェニル、ベンジル、(カルボキシ)
    C_1−C_6アルキル、または(C_1−C_6アシ
    ルオキシ)C_1−C_6アルキルであるか、または窒
    素原子と共にピペリジン環、モルフオリン環、またはピ
    ロリジン環を形成していてもよく、 mは1〜3の整数である。ただし、R^3およびR^4
    が同時にC_1−C_6アルキルであることはない〕で
    示される化合物。 3、R^1がハロゲンまたはC_1−C_4アルキルで
    あり;R^2が水素であり:R^3およびR^4が互い
    に独立してC_1−C_3アルキル、C_1−C_3ア
    ルコキシ、C_2−C_4アルケニル、ヒドロキシ(C
    _1−C_4アルキル)または(C_1−C_6アシロ
    キシ)C_1−C_6アルキルであり;mが1または2
    である第2項に記載の化合物。 4、N′−〔6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチ
    ル)−3−ピリダジニル〕−N−メトキシ−N−メチル
    尿素。 5、N−〔2−(アセチルオキシ)エチル〕−N′−〔
    6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチル)−3−ピ
    リダジニル〕−N−メチル尿素。 6、N′−〔6−クロロ−5−(1,1−ジメチルエチ
    ル)−3−ピリダジニル〕−N−(2−ヒドロキシエチ
    ル)−N−メチル尿素。 7、第2〜6項のいずれかに記載の化合物を活性成分と
    し、一種またはそれ以上の植物無毒性担体を含む除草製
    剤。 8、 (A)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるカルバメートと一般式HNR^3R^4で示
    されるアミンとを反応させるか、 (B)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるアミノピリダジンと、一般式R^4NCOで
    示されるイソシアネートまたは一般式R^3R^4NC
    OClで示される塩化カルバモイルとを反応させるか、
    または (C)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物と一般式NHR^3R^4で示される
    アミンとを反応させることから成る、第2〜6項に記載
    の式(II)で示される化合物の製法。
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