JPS6136102A - 塩化水素中に含まれる弗化水素の除去法 - Google Patents

塩化水素中に含まれる弗化水素の除去法

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JPS6136102A
JPS6136102A JP59155462A JP15546284A JPS6136102A JP S6136102 A JPS6136102 A JP S6136102A JP 59155462 A JP59155462 A JP 59155462A JP 15546284 A JP15546284 A JP 15546284A JP S6136102 A JPS6136102 A JP S6136102A
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JP
Japan
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hydrogen fluoride
hydrogen
hydrogen chloride
hydroxyl group
fluoride contained
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Application number
JP59155462A
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English (en)
Inventor
Makoto Noshiro
能代 誠
Tomio Yarita
鑓田 富雄
Isao Otsuka
功 大塚
Takeo Nakano
建男 中野
Toshio Hashimoto
俊夫 橋本
Akira Enomoto
榎本 明
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ 本発明は、塩化水素ガス中に含まれる弗化水素の除去法
に関するものである。
フルオロ炭化水素のうち、フロン113()リクロロト
リフルオロエタン)を製造する際、副生ずる塩化水素を
無水塩酸として回収することが考えられる。しかしなが
ら、この塩化水素ガスの中には、フロン113製造プロ
セスより混入する微量の弗化水素ガスが不純物として存
在し、これを除去する必要がある。通常のフロン113
製造工程から混入する弗化水素ガスは20〜30ppm
程度あり、製品としての無水塩酸中に許容される2〜3
 ppm程度に弗化水素を除去することが必要となる。
このために、通常考えられる方法としては、適当な弗化
水素と反応性を有する無機化合物、例えば、塩化アルミ
ニウム、塩化カルシウムを懸濁させた飽和塩酸水溶液と
、弗化水素を含む塩化水素ガスを接触させることが考え
られる。
しかしながら、例えば、塩化アルミニウム懸濁塩酸水溶
液を用いる場合には、充分な鋭部化水素が行なわれない
そこで、本発明者等は、簡単な操作で、塩化水素中の弗
化水素を2〜3 ppm程度に迄減少しうる方法を目的
に検討を重ねた結果本発明を見出したものである。
[発明の構成] 木発明者等は、上記目的を達成する手段として、弗化水
素と反応する薬剤を用い、その反応生成物が塩化水素ガ
スと分離しやすいような薬剤を用いることにより、充分
目的を達しうるちのと考え種々検討した結果、アルミン
酸アルカリをその薬剤とする場合に本発明の目的が充分
に達成せられることを見出したものである。かくして、
本発明は弗化水素を含む塩化水素ガスを、非イオン性水
酸基含有化合物溶液にアルミン酸アルカリ粉体を懸濁さ
せた懸濁液と接触させることを特徴とする塩化水素ガス
中に含まれる弗化水素の除去法を要旨とするものである
本発明において重要なことは、アルミン酸アルカリのみ
でなく、非イオン性水酸基含有化合物をも同時に存在せ
しめることである。その理由は、アルミン酸アルカリは
非イオン性水酸基含有化合物の存在下で塩化水素と反応
させると非常に活性な化合物、例えばAlCl2 (0
)1)等が生成し、弗化水素との反応性が増大するため
であると考えられる。
このことは、後記する比較例からも分るごとく、非イオ
ン性水酸基含有化合物が不在の場合には弗化水素の除去
が不充分であることからも大切なことである。
本発明において、アルミン酸アルカリとしてはアルミン
酸ナトリウム(NaAlO2)が好ましい。
本発明において、アルミン酸アルカリはまづ、塩化水素
と反応して、塩化アルミニウムが生成し、この塩化アル
ミニウムが弗化水素と反応して弗化アルミニウムとして
沈殿除去されるものと推測される。しかしながら、弗化
水素と反応する媒体として塩化アルミニウムを用いる時
には、充分に目的が達せられず、アルミン酸アルカリを
反応媒体として用いる時のみ目的とする効果が充分に達
成されることは、その理由は未だ明確ならざるも驚くべ
きことである。
非イオン性水酸基含有化合物としては、炭素数1〜5の
1価ないし多価アルコールが好ましい。これらのアルコ
ールの例示としては、1価アルコールはメチルアルコー
ル、エチルアルコール、プロピルアルコール、2価アル
コールとしては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール等のグリコール、また、3価アルコールとしては
グリセリン等が挙げられる。
以上、説明した2種類の成分が存在すれば。
本発明の目的は充分に達成されるが、非イオン性水酸基
含有化合物が概して可燃性であるため、操作の安全上、
塩素化炭化水素1例えばクロロホルム、四塩化炭素等を
加えて可燃性を抑えることが好ましい。
アルミン酸アルカリの量的割合は、配合量全体に対して
0.03〜1.4wt%が好ましい。それは0.03 
wt%より少ないと、弗化水素の除去が充分でなくなり
、5 wt%を超すと懸濁状態がうまく調節できないか
らである。
また、非イオン性水酸基含有化合物の量的割合は9〜9
8wt%、更には9〜17wt%が好ましい。その理由
は、下限値より少ないと弗化水素の除去率が不充分であ
り、上限値より多くてもそれ以上の除去率が得られない
からである。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
[実施例] 250mJLガラス瓶に第1表に示す除去試薬を装入し
、これに弗化水素含有の塩化水素ガスを通気し、通気す
る前後の弗化水素の濃度を測定した。なお、弗化水素ガ
ス濃度の測定は、アリザリンコンブレキラン−溶媒抽出
吸光光度法によった。
その結果を第1表に併記する。
第1表

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弗化水素を含む塩化水素ガスを、非イオン性水酸
    基含有化合物溶液にアルミン酸アルカリ粉体を懸濁させ
    た懸濁液と接触させることを特徴とする塩化水素ガス中
    に含まれる弗化水素の除去法。
  2. (2)アルミン酸アルカリがアルミン酸ソーダである特
    許請求の範囲第(1)項の塩化水素中に含まれる弗化水
    素の除去法。
  3. (3)非イオン性水酸基含有化合物が炭素数1〜5の1
    価ないし多価アルコールである特許請求の範囲第(1)
    項の塩化水素中に含まれる弗化水素の除去法。
  4. (4)1価アルコールがメチルアルコール、エチルアル
    コール、プロピルアルコールから選ばれるものである特
    許請求の範囲第(4)項の塩化水素中に含まれる弗化水
    素の除去法。
  5. (5)多価アルコールがエチレングリコール、プロピレ
    ングリコール、グリセリンから選ばれるものである特許
    請求の範囲第(3)項の塩化水素中に含まれる弗化水素
    の除去法。
JP59155462A 1984-07-27 1984-07-27 塩化水素中に含まれる弗化水素の除去法 Pending JPS6136102A (ja)

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