JPS6136072Y2 - - Google Patents

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JPS6136072Y2
JPS6136072Y2 JP7516879U JP7516879U JPS6136072Y2 JP S6136072 Y2 JPS6136072 Y2 JP S6136072Y2 JP 7516879 U JP7516879 U JP 7516879U JP 7516879 U JP7516879 U JP 7516879U JP S6136072 Y2 JPS6136072 Y2 JP S6136072Y2
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JP
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high voltage
discharge gap
separation wall
integrally
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JP7516879U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は陰極線管特に陰極線管のネツク部が
細い陰極線管に用いる事ができる陰極線管ソケツ
トに関する。
陰極線管としてそのネツク部が細いものが開発
されてきており、これに伴なつてそのような陰極
線管に用いられるソケツトも小型化せざるを得な
い。しかし小型化されても陰極線管における印加
電圧が低くならず、特にホーカス電極に対しては
相変らず著しい高電圧が印加される。従つて陰極
線管用ソケツトにおいてこれを小型化すると高圧
用電極に対するコンタクトと他の電極に接続され
る低圧用コンタクトとが互に接近して来るため、
これ等間の絶縁を十分大にする必要がある。又こ
の高電圧用コンタクトに異常な高電圧が印加され
るとこれに接続された回路が破壊されるおそれが
ある。これを防止するため放電空隙を設けて保護
する事が行われる。高圧コンタクト用の放電空隙
に対して他の部分との絶縁性が問題となり、良好
な絶縁をしないと正しい保護作用を行う事ができ
なくなる。
この考案の目的は特に小型に構成し、しかも高
圧部との絶縁が良好な陰極線管ソケツトを提供す
る事にある。
この考案によればボデイを前面ボデイと中間ボ
デイと背面ボデイとの三つによつて構成し、中間
ボデイと前面ボデイとの間に低圧用のコンタクト
を保持し、中間ボデイに高圧収容突出部を一体に
形成し、その高圧収容突出部を前面ボデイに形成
した孔内に位置させ、この高圧収容部に高圧コン
タクトを収容してその背後を背面ボデイで塞ぐよ
うにされる。又高圧用放電空隙室が低圧コンタク
ト側とは複数の分離壁により隔てられて構成され
ている。
次にこの考案による陰極線管ソケツトの実施例
を図面に参照して説明しよう。この陰極線管ソケ
ツトのボデイ11はほぼデイスク状をしており前
面ボデイ12と、中間ボデイ13と、背面ボデイ
14とから構成されている。前面ボデイ12は第
1図乃至第6図に示すようにほぼデイスク状をし
ておりその軸心位置に中心孔15が開けられてい
る。前面ボデイ12には低圧用のコンタクト16
が収容される。このため中心孔16を中心として
ある角度範囲にわたつてほぼ等間隔にコンタクト
収容孔17が背面より前面に向つて形成される。
各コンタクト収容孔17内にコンタクト16それ
ぞれ挿入される。この実施例においては低圧用コ
ンタクト16に所定値以上の電圧が印加されると
その過電圧をアースに落す事ができるように低圧
用放電空隙18が設けられた場合である。
低圧用放電空隙18は例えば電極21,22の
対向端より構成され、電極21,22の他端部は
絶縁枠体23にモールド保持される。低圧用コン
タクト16のうち放電空隙18を必要とするもの
についてこれ等放電空隙8の前面側の電極21は
図に示してないが連結アームにより互に連結さ
れ、第6図に示すようにコンタクト収容孔17の
配列円の外側においてそのコンタクト16の配列
と同一間隔にわたつてリング状溝24が前面ボデ
イ12の背面に形成される。この溝24内に連結
された放電空隙18が収容される。コンタクト1
6は例えば連結された陰極線管の端子ピンが挿入
される円筒状をしており、その背面側より端子延
長部25が前面ボデイ12の背面に沿つて外側に
放斜方向に延長され、更にその端部は後方に折返
されて端子26とされる。その端子26に放電空
隙18の電極22の対応するものが延長されて互
に重ね合わされて接続される。前面ボデイ12の
背面の延長部25が通る位置に浅い放射状溝27
が形成される。コンタクト16の配列円とリング
状溝24との間において、これ等と同一角度にわ
たつて前面ボデイ12の前面に円弧状溝28が形
成されている。
更に後述するがホーカス電極用のコンタクトを
設けるため、前面ボデイ12に貫通孔29がコン
タクト収容孔17の配列円上において形成されて
いる。図においては中心孔15と連通して中心軸
と直角な面において扇形の貫通孔29が前面ボデ
イ12に形成されている。
前面ボデイ12の背面は中間ボデイ13で塞が
れる。前面ボデイ12の背面側は第6図に示すよ
うにその中心孔15及び貫通孔29の内周面に沿
つて軸方向に案内片31が一体に形成されてい
る。一方この案内片31と対応してその案内片3
1が嵌合挿入されるような凹部32が中間ボデイ
13の前面側に形成されている。その凹部32内
において貫通孔29と対応する部分の中心部に高
圧収容突出部33が一体に直方向に突出形成され
る。この突出部33内には収容孔34が軸心とほ
ぼ平行に形成されその収容孔34内に高圧用コン
タクト35が収容される。高圧用コンタクト35
は低圧用コンタクト16の配列円上に位置してい
る。
高圧用突出部33と貫通孔29の内周壁との間
には間隔が設けられている。中間ボデイ13の前
面には前面ボデイ12に形成された放射状溝27
と対向した放射状突条36が一体に形成され、こ
の突条36により低圧用コンタクトの延長部25
が放射状溝27内に抑えられる。この突条26の
隣接するものの間において中間ボデイ13に小孔
37が開けられ、これ等小孔37と対向して前面
ボデイ12の背面にピン38が一体に形成され
る。このピン38が小孔37内に挿入されその突
出した部分が熱で溶かされてかしめ付けられる。
中間ボデイ13の周面には案内溝39が軸心とほ
ぼ平行に形成されており、案内溝39にコンタク
ト端子26が案内されて後方に延長されている。
中間ボデイ13の背面に背面ボデイ14が配さ
れ、更に高圧用放電空隙室41が低圧用コンタク
ト16とは複数の分離壁により隔離されて設けら
れる。例えば前面ボデイ12の貫通孔29の外側
にほぼ直方体状のケース42が一体に形成されそ
のケース42の背面は開放とされる。一方背面ボ
デイ14はその前面ボデイ12の貫通孔29及び
中心孔15とほぼ対応する部分14aと、ケース
42の背面開口を塞ぐ部分14bとより構成され
る。中間ボデイ13の背面には凹部32と外周縁
部との間に凹陥部43が形成され、従つて中心孔
15及び貫通孔29と対向した部分はその凹陥部
43の底面に対して後方に突出しており、この突
出部分と嵌合するように背面ボデイ14の周縁部
に前方に突出した鍔部44が一体に形成されてい
る。
中間ボデイ13の高圧収容突出部33の中心孔
15に対して外側には凹部32の周壁の一部を構
成しながら軸心とほぼ平行に前方に延長した分離
壁46が一体に構成される。分離壁46は前面ボ
デイ12に形成された案内片31の外側において
これに沿い、かつ放電空隙収容室41内に位置し
ている。分離壁46の両側縁より高圧用放電空隙
室41内に延長する突片47,48が一体に形成
されている。
第11図に示すように放電空隙室41内におい
て背面ボデイ14の板部14bにはケース42の
内周面に沿い、かつ分離壁46と共に一つの囲い
を構成するようにU字状分離壁49が前方に向つ
て一体に形成される。このU字状分離壁49の内
側において前後方向に延長する軸心を持つ円筒状
分離壁51が背面ボデイ14に一体に形成され
る。円筒分離壁51内に金属円板の中心部に半球
状突部を前方に押出した電極52が背面ボデイの
板部14bに接して取付けられる。この電極52
は高圧用コンタクト35と接続される。このため
高圧用コンタクト35は低圧用コンタクト16と
同様に筒状にされ、その後方一端の一部は後方に
延長され背面ボデイ14に対接し、その背面ボデ
イ14に沿つて放電空隙収容室41側に延長され
放電空隙室41内において前方に折返されて電極
52と連結される。電極52より一体に端子53
が外部に延長される。電極52、端子53、コン
タクト35は一体に形成される。電極52の両端
部において形成された小孔に背面ボデイ14に形
成された小突起54を挿入して熱かしめにより電
極52をボデイ14に付けることができる。電極
52よりコンタクト35側及び端子53を導出す
るため円筒状分離壁51にその軸心を通る一対の
スリツト54,55を形成し、又端子53を通す
ためにスリツト55と対向してU字状分離壁49
にスリツト56を形成する。
一方U字状分離壁49のU字の両脚部の外側に
一対の支柱57,58を軸心と平行に立てこの支
柱57,58の端部間に電極59を渡して取付け
る。電極59は線状体の中間部分がU字状に折曲
げられ、電極52の突部と対向するように構成さ
れる。これ等電極52,59間に高圧用放電空隙
室が構成される。支柱57,58の各上端にその
長手方向に沿つた孔61,62が端面より形成さ
れその一方61は貫通され線状電極59の一端部
は孔62に挿入され、他端は孔61を通されて背
面ボデイ14より突出されて端子63とされる。
孔61,62の互に対向する内側の部分は切落さ
れて挿着された電極59に対し柱57,58の突
出した部分を溶かして固定することができる。
第6図に示すように前面ボデイ12のケース部
42の背面の4角にピン64が一体に突出形成さ
れ、このピンはこれと対向して形成された背面ボ
デイ14の小孔65(第10図)に挿通されて突
出端が熱かしめされて背面ボデイ14は前面ボデ
イ12に固定される。背面ボデイ14の前面には
高圧用コンタクトの折曲げ部の通路の両側に浅い
溝66がその通路を囲うようにU字状に形成さ
れ、これと対向して中間ボデイ13の背面に同様
にU字状溝67に形成される。更に高圧用コンタ
クト収容部34より高圧用放電空隙室41側に向
つて中間ボデイ13の背面には案内溝68が形成
される。中間ボデイ13の分離壁46の両側に形
成された突片47,48はその中間ボデイ13の
背面まで延長され、かつこの突片と対応して背面
ボデイ14にその後方端部が挿入されるくぼみ7
1,72が形成されている。
以上述べたようにこの考案による陰極線管ソケ
ツトによればコンタクトの配列円は小さく互に接
近しており低圧用コンタクト16は前面ボデイ1
2と中間ボデイ13との間より外部に導出され、
一方高圧用コンタクト35は中間ボデイ13と背
面ボデイ14との間よりこの例では高圧用放電空
隙室41を通じて外部に導出されている。その中
間ボデイ13に形成された高圧収容突出部33に
高圧コンタクト35が収容されており、この突出
部33は前面ボデイ12に対して空間的に離れ、
従つて高圧用コンタクト35と低圧用コンタクト
16は中間ボデイ13の前面側と背面側とに分離
され、これら間の絶縁性が頗る良い。しかも例え
ば中間ボデイと背面ボデイとの嵌合部において中
間ボデイに凹陥部43を形成し、背面ボデイに鍔
44を形成しておりこのためその高圧用コンタク
トと低圧用コンタクトの沿面距離が長くなる。更
に前面ボデイの案内部31が分離壁として作用
し、これと分離壁46とによつて高圧用放電空隙
と低圧用コンタクト16との間の沿面距離が著し
く大とされている。ケース42の内側においてU
字状分離壁49、分離壁46、更に円筒状分離壁
51等により電極52,59との対向部分が囲ま
れて絶縁性の優れたものが得られる。尚低圧用放
電空隙18は陰極線管ソケツト内に必ずしも設け
る必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による陰極線管ソケツトの一
例を示す平面図、第2図はその断面図、第3図は
第1図の平面図、第4図は前面ボデイの平面図、
第5図はその断面図、第6図は第4図の平面図、
第7図は中間ボデイの平面図、第8図は第7図の
断面図、第9図は第7図の底面図、第10図は背
面ボデイの平面図、第11図は第10図のAA線
断面図、第12図は第10図のB−B線断面図、
第13図は第10図の底面図である。 11:ボデイ、12:前面ボデイ、13:中間
ボデイ、14:背面ボデイ、16:低圧用コンタ
クト、18:低圧用放電空隙、15:中心孔、2
9:貫通孔、33:高圧用突出部、35:高圧用
コンタクト、31:案内片、41:高圧用放電空
隙室、49,51:分離壁、52,59:電極。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心孔を持つデイスク状前面ボデイに複数の低
    圧用コンタクトが上記中心孔を中心としてある角
    度範囲にわたつてほゞ等間隔に配列されて収容さ
    れ、 その前面ボデイの背面が中間ボデイで塞がれ、 その中間ボデイ及び上記前面ボデイの間より上
    記低圧用コンタクトが上記中心孔に対してほゞ放
    射状に外部に導出され、 上記中心孔に対し横方向にずらされ、かつ上記
    低圧用コンタクトの配列円中の低圧用コンタクト
    が配されていない位置において上記中間ボデイの
    前面に高圧収容突出部が一体に突出され、 その高圧収容突出部は上記前面ボデイに中心孔
    と連通して形成された貫通孔に位置され、 上記高圧収容突出部に高圧用コンタクトが収容
    され、 上記貫通孔の内周面に沿つて後方に向つて延長
    した案内片が上記前面ボデイに一体に形成され、 その案内片内にこれと接触することはなく上記
    高圧収容突出部が位置され、 上記案内片は上記中間ボデイの前面に形成され
    た凹部内に嵌合挿入され、 上記高圧収容突出部に対し中心孔と反対側にお
    いて、上記前面ボデイと一体にケースが形成さ
    れ、 上記中間ボデイの背面に背面ボデイが配され、 その背面ボデイにより上記ケースの背部が塞が
    れて高圧用放電空隙室が構成され、 その高圧用放電空隙室内において上記案内片と
    ほゞ対接された分離壁46が上記中間ボデイと一
    体に形成され、 その分離壁46の両側縁より上記案内片と反対
    側に一対の突片が一体に延長され、 上記分離壁46と共に一つの囲いを構成するよ
    うにU字状分離壁が上記背面ボデイに一体に形成
    され、 その分離壁46及びU字状分離壁内において高
    圧用放電空隙電極の一方が上記背面ボデイに配さ
    れ、 上記高圧用コンタクトの後方側の一部が後方に
    延長された後、上記高圧用放電空隙室側において
    横方向に折曲げ延長されて上記中間ボデイ及び背
    面ボデイ間を通り、上記高圧用放電空隙室導入さ
    れ、更に上記分離壁46及びU字状分離壁内に導
    入され、上記高圧用放電空隙電極の一方と一体に
    連結されてこの電極と上記高圧用コンタクトとが
    一体に構成され、 上記高圧用放電空隙電極の他方が上記高圧用放
    電空隙室内で上記背面ボデイに保持されている陰
    極線管ソケツト。
JP7516879U 1979-06-01 1979-06-01 Expired JPS6136072Y2 (ja)

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JP7516879U JPS6136072Y2 (ja) 1979-06-01 1979-06-01

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JPS55173886U JPS55173886U (ja) 1980-12-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60126992U (ja) * 1984-02-02 1985-08-26 ホシデン株式会社 陰極線管ソケツト

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JPS55173886U (ja) 1980-12-13

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