JPS6135060B2 - - Google Patents

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JPS6135060B2
JPS6135060B2 JP4967181A JP4967181A JPS6135060B2 JP S6135060 B2 JPS6135060 B2 JP S6135060B2 JP 4967181 A JP4967181 A JP 4967181A JP 4967181 A JP4967181 A JP 4967181A JP S6135060 B2 JPS6135060 B2 JP S6135060B2
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JP
Japan
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board
degrees
portions
pallet
group
Prior art date
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JP4967181A
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JPS57163645A (en
Inventor
Makoto Tanaka
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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Publication of JPS57163645A publication Critical patent/JPS57163645A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、上下に対向配置され、且つ、抜き穴
が多数形成された同一仕様の上下一対の盤面部分
の夫々と、それら盤面部分の表面側から裏面側へ
向かう方向に一連一体に突設された連結用筒脚と
を備える一対の盤状体どうしを、各々の裏面が向
かい合わせ姿勢となる重ね合わせ状態に連結した
合成樹脂製パレツトに関する。
上記パレツトの盤面部分に形成された抜き穴群
は、使用する合成樹脂の材料節減によるコストダ
ウンとともに、パレツト重量の軽量化により取り
扱い容易性の利点をもたらす他、飲食料品関係や
薬品関係等の載置物品の衛生面、清潔性を重視す
る物品を取り扱う場合には、パレツト頻繁に洗浄
する必要があるが、その洗浄の際に、上下両盤面
部分各々の外面だけでなくこの抜き穴を通つた洗
浄水により夫々の内面をも洗浄させることに利用
できるものである。
しかしながら、従来の合成樹脂パレツトは、第
12図イ,ロに示すように、その上下両盤面部分
1,1′が各々の抜き穴群3,3′の形状、大き
さ、配列パターン等を含め、上下方向で正確に対
称形に構成され、平面視で上側盤面部分1の上側
抜き穴3…群と下側盤面部分1′の下側抜き穴
3′…群とが完全に重なり合う状態となつてい
る。従つて、このようなパレツトにおいてその盤
面部分1,1′に対して洗浄水を噴射すると、手
前側の抜き穴3を通過した噴流はそのまま裏側の
抜き穴3′へと容易に抜ける確立が高い。つま
り、噴流の一部は裏側盤面部分1′の分面に衝突
するがその量は裏側の抜き穴へと抜ける量に比べ
て僅かであり、洗浄性が悪いものであつた。パレ
ツトを裏返して反対側の盤面部分を洗浄する場合
も同様である。
(実公昭54―31478号公報参照) 従つて、盤面部分の内外両面に亘つて所定の洗
浄効果を挙げるためには、外面のみの洗浄に必要
な時間ならびに洗浄水量に比し遥かに多い時間と
洗浄水量とを要するものであつた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、その目的は、パレツト内外面の洗浄性の著
しい向上を図り、ひいては洗浄に要する時間と洗
浄水量の節約による大きな経済効果を達成できる
ようにすることにある。
本発明による合成樹脂製パレツトの特徴構成
は、前記上側の盤面部分の上側抜き穴群と前記下
側の盤面部分の下側抜き穴群とを、両盤面部分の
向きを180度又は90度異にして連結した状態にお
いて、平面視において少なくともその一部分が互
いに重ならない状態に形成してある点にあり、そ
の作用ならびに効果は以下の通りである。
すなわち、一つの盤面部分に対して洗浄水を噴
視すると、その噴流はその盤面部分の外面(表
面)に衝突し、又、抜き穴を通つた噴流は反対側
の盤面部分の内面(裏面)に対して、容易に抜け
る確立が少ない状態で衝突することとなる。そし
て、このことが多数形成された抜き穴群の一つ一
つでおこなわれ、又、パレツトを裏返して反対側
の盤面部分を洗浄する場合にも同様に行われるこ
ととなる。
従つて、上下の盤面部分の向きを180度又は90
度異にして連結した状態において、同一仕様の上
下の盤面部分に備えさせる上側抜き穴群と下側抜
き穴群とを、平面視において少なくともその一部
分が互いに重ならない状態で、形成するという比
較的単純な構造改良を施すだけでありながら、盤
面部分の内外両面の洗浄性を著しく向上でき、ひ
いては洗浄に要する時間と洗浄水量の節約による
大きな経済効果を達成することができるに至つ
た。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図に示すように、パレツトは、
互いに平行姿勢で上下に対向配置された同一仕様
の上下一対の盤面部分1,1′と、この盤面部分
1,1′夫々の周辺において周方向適宜間隔をお
いて外面(表面)から内面(裏面)側へ向かう方
向に一連一体に突設された閉ループ状の連結用筒
脚2,2′…とを主要部とする盤状体A,A′どう
しを各々の裏面が向かい合わせ状態となる状態に
重ね合わせ、対応する筒脚2,2′…どうしを熱
溶着することによつて、互いに連結してある。
前記上下の両盤面部分1,1′には夫々、全面
に亘つて抜き穴3,3′が多数形成されている。
そして、その形成に当たつて、上側盤面部分1の
上側抜き穴3…群と下側盤面部分1′の下側抜き
穴3…群とを、両盤面部分1,1′の向きを180度
向きを異にして連結した状態において、平面視
(盤面に対する垂直方向視)において互いに重な
らない部分があるように形成してある。尚、全く
重ならないように形成してもよい。
又、前記両盤面部分1,1′は、各々を構成す
る合成樹脂材で、夫々縦横格子状に連結した金属
製補強線材4,4′…を完全囲繞する状態に封入
して補強してある。
前記金属製補強線材4,4′…は、第5図に示
すように横方向の線材としてパイプaが用いら
れ、縦方向の線材としてフラツトバーbが用いら
れている。ちなみに、本実施例では5本のパイプ
aと4本のフラツトバーbを用いてあり、前記フ
ラツトバーbはパイプaに対して裏側に位置し、
両者の交絡点でフラツツトバーb側にパイプaを
両者の表面が面一となるまで落とし込む凹部が形
成されている。尚、前記両盤面部分1,1′は、
周辺の筒脚2,2′…以外に、前記パイプaとフ
ラツトバーbの交絡点でも閉ループ状の連結用筒
脚5,5′…を一連一体に有し、対応するものど
うしが前記同様に熱溶着されている。又、前記周
辺部の筒脚2,2′も前記パイプaとフラツトバ
ーbの交絡点に設けられている。
又、前記両盤面部分1,1′は、全面に亘つて
偏平で肉厚一定の平板状に形成されてあり、加え
てその内面(裏面)には、パレツトの縦辺および
横辺に対して傾斜し、かつ互いに格子状に交絡す
る断面縦長の斜め格子状のリブ状片6,6′…群
を一連一体に有している。このリブ状片6,6′
は、一つの格子をなす1グループについてみた場
合、その格子の対角2角部が前記パイプaを被覆
する樹脂部分cに連なるようなメツシユで設けら
れている。上記斜め格子状のリブ状片6,6′
は、周辺に位置する2本のパイプaと2本のフラ
ツトバーbとで囲まれた範囲内のものであり、そ
の範囲の外側においては、周辺のパイプa、フラ
ツトバーbの長手方向に対して直角な方向に沿う
リブ状片7,7′…が前記パイプaおよびフラツ
トバーbを被覆する部分c,dに連なるように多
数設けられている。又、各盤面部分1,1′の周
端辺にも内側に向かう一連の補強外周縁8,8′
が設けられている。
前記4本のフラツトバーbのうち、両外側2本
ずつに挾まれ、かつ上下両盤面部分1,1′に挾
まれた部分がフオーク差入れ用通路e,eとなつ
ている。この通路e,eに臨む格好でフオークに
対する滑り止め用のゴム9,9′が各盤面部分
1,1′の内面側で中央のパイプa,aを被覆す
る樹脂部分c,cの連なるように形成されたホル
ダー10,10′に嵌着されている。又、各盤面
部分1,1′の各角隈部近くには、複数のパレツ
トを積層したときの位置ずれ防止および傷付き防
止を図るためのゴム11,11′…が盤面に形成
の貫通孔に嵌着されている。
前記抜き穴3,3′…群は、パレツトの長辺方
向に沿つて、パレツトの対角線交点を通る中心
線、つまり、5本のパイプaのうち中央のパイプ
を境として左右対称となるW字形を、その複数個
の集合によつて形造り、かつこのW字形が前記長
辺方向に沿つて多数列現れるような状態に形成さ
れている。そして、上下の盤面部分1,1′で
は、夫々の抜き穴3,3′…群が形造るW字形が
互いに方向性を180度異にするように重合連結さ
れている。
前記抜き穴3,3′は、前記斜め格子状のリブ
状片6,6′…で仕切られる個々の平板区画1
2,12′夫々において2分の1以下の面積で形
成すること、つまり、物品載置支持面積を充分に
確保しながらも材料節減、軽量化および洗浄性ア
ツプを図れる条件範囲内で形成することが望まし
い。尚、図中13,13′は周辺のリブ状片7,
7′…において形成された抜き穴である。
ところで、前記線接触式の物品mの好例とし
て、例えば飲料缶の蓋を多数集合させてこれを包
装したものがある。参考までにこれを説明する
と、第6図イに示すように、穴あけ用の引上げレ
バー14aを付設したアルミ製の缶蓋14を、例
えば200個積層して包装したものを1ユニツトと
してある。このユニツトの長さの約3分の1の巾
を有するスネークペーパー15を仕切りとしなが
ら、第6図ロに示すように、並列ユニツト群を多
段に積み上げるようにして、パレツトP上に載置
するのである。
尚、パレツトを構成する合成樹脂としては、ポ
リエチレンが最適であるがその他のものを利用し
てもよく、その趣旨の範囲で適宜に変更できる。
又、前記2枚の盤状体A,A′を連結するに、
上述実施例では溶着により行つているが、ボルト
アツプにより連結してもよい。
又、上記実施例ではパレツトを長方形に構成し
てあるが正方形に構成してもよい。
又、上記実施例ではフオーク二方差し式に構成
してあるが、四方差し式に構成してもよい。
又、金属製補強線材4,4′として、パイプa
とフラツトバーbとを組合わせて形成してある
が、パイプaどうし、フラツトバーbどうしの組
合わせでもよい。
又、上記金属製補強線材4,4′を封入するの
でなく、上下両盤面部分1,1′を構成する樹脂
を肉厚化する等の手段により必要強度を確保し
て、補強線材4,4′を省略してもよい。
又、上下両側の抜き穴3,3′…群どうしの非
重合状態を形成するに、両者の間で互いに向きを
異ならせる他、大きさを異ならせて形成してもよ
い。
例えば、第7図に示すように、形、大きさを同
じに同一仕様に形成して90度向きを異ならせて連
結してもよく、第8図に示すように、大きさを異
ならせて形成して180度向きを異ならせて重合連
結してもよい。
そして、このように同一仕様のものを、互いに
向きを異ならせて連結する場合には、一品種(少
品種)多量生産方式の採用ならびに射出成形装置
の構造簡略化、設備投資低減等によるパレツト製
造コストの低廉化を促すことが可能である。
以下、上記同一仕様形式の場合における前記抜
き穴3,3′…群の形成手法の原理を説明する。
例えば、第9図に示すように、横方向中心線X
に関して非対称とする、或いは、第10図に示す
ように、縦方向中心線Yに関して非対称とする、
更には、第11図に示すように、縦横各中心線
X,Yに関して共に非対称とする手法がある。そ
して、第9図に示す手法では縦方向中心線に対し
て、第10図に示す手法では横方向中心線Xに対
して、第11図に示す手法では対角交点0に対し
て、夫々対称性をもつものに形成すると、体裁が
良くなるという効果がある。
更に、正方形に形成した場合には、表裏反転さ
せた後、90度回転させて重合連結することで、同
一仕様の盤状体を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る合成樹脂パレツトの実施例
を示し、第1図はパレツト全体の正面図、第2図
はその平面図、第3図は横断平面図、第4図は縦
断正面図、第5図は部分断面図、第6図イは載置
物品の一例を示す一部切欠正面図、同図ロは物品
群載置状態の説明図、第7図及び第8図は夫々応
用例の切欠平面図、第9図乃至第11図は他の応
用例を理解する上で有用な原理図である。そし
て、第12図イ,ロは従来例を示す図面である。 1,1′……盤面部分、3,3′……抜き穴、
4,4′……補強線材、A,A′……盤状体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下に対向配置され、且つ、抜き穴3,3′
    が多数形成された同一仕様の上下一対の盤面部分
    1,1′の夫々と、それら盤面部分1,1′の表面
    側から裏面側へ向かう方向に一連一体に突設され
    た連結用筒脚2,2′とを備える一対の盤状体
    A,A′どうしを、各々の裏面が向かい合わせ姿
    勢となる重ね合わせ状態に連結した合成樹脂製パ
    レツトであつて、前記上側の盤面部分1の上側抜
    き穴3…群と前記下側の盤面部分1′の下側抜き
    穴3′…群とを、両盤面部分1,1′の向きを180
    度又は90度異にして連結した状態において、平面
    視において少なくともその一部分が互いに重なら
    ない状態に形成してある合成樹脂製パレツト。 2 前記両盤面部分1,1′は夫々、縦横格子状
    に連結した金属製補強線材4,4′…を封入した
    ものに構成されている特許請求の範囲第1項に記
    載の合成樹脂製パレツト。
JP4967181A 1981-04-01 1981-04-01 Pallet made of synthetic resin Granted JPS57163645A (en)

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