JPS6135041B2 - - Google Patents
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- JPS6135041B2 JPS6135041B2 JP12142577A JP12142577A JPS6135041B2 JP S6135041 B2 JPS6135041 B2 JP S6135041B2 JP 12142577 A JP12142577 A JP 12142577A JP 12142577 A JP12142577 A JP 12142577A JP S6135041 B2 JPS6135041 B2 JP S6135041B2
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- powder
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Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、プラスチツクフイルム製などの包
装袋内に、セメントなどの粉体を圧縮脱気しなが
ら充填する粉体の圧縮脱気充填装置に関するもの
である。
装袋内に、セメントなどの粉体を圧縮脱気しなが
ら充填する粉体の圧縮脱気充填装置に関するもの
である。
従来より、プラスチツクフイルム製などの包装
袋内に、セメントなどの粉体を充填する場合は、
包装袋内に粉体を単に流し入れて行つていた。
袋内に、セメントなどの粉体を充填する場合は、
包装袋内に粉体を単に流し入れて行つていた。
また、中に筒を入れた紙や布製の袋を受皿の上
に乗せ、この袋の中に粉体を流し入れ、袋の中の
粉体をつきかため具によつて押圧し、その後、中
の筒を抜き取ることも行われていた。
に乗せ、この袋の中に粉体を流し入れ、袋の中の
粉体をつきかため具によつて押圧し、その後、中
の筒を抜き取ることも行われていた。
プラスチツクフイルム製などの包装体内に粉体
を単に流し入れて充填する方法においては、包装
袋内の粉体間に空気が残るので、包装袋が必要以
上にふくらみ、包装袋中の嵩比重が小さくなり、
これら粉体の入つた包装袋を積重ねた場合に多く
の場所をとるばかりでなく、不安定となり、危険
でもあつた。また、包装袋内に多くの空気が入つ
ているために、粉体の品質も低下することがあつ
た。
を単に流し入れて充填する方法においては、包装
袋内の粉体間に空気が残るので、包装袋が必要以
上にふくらみ、包装袋中の嵩比重が小さくなり、
これら粉体の入つた包装袋を積重ねた場合に多く
の場所をとるばかりでなく、不安定となり、危険
でもあつた。また、包装袋内に多くの空気が入つ
ているために、粉体の品質も低下することがあつ
た。
また、中に筒を入れた通気性のある紙や布製の
袋を受皿の上に乗せ、この袋の中に粉体を流し入
れ、袋の中の粉体をつきかため、その後、中の筒
を抜き取る方法においては、粉体をつきかためる
際に、中の空気が通気性のある紙や布製の袋を通
つて外部に抜けようとするので、袋の中に多くの
空気が残ることは少なかつた。しかし、袋の中の
空気の排出は、必ずしも常に充分に満足されるも
のではなかつた。しかも、袋として、空気が抜け
ないプラスチツクフイルム製の袋を用いた場合に
は、粉体を単につきかためただけでは、中の空気
の排出はほとんど行われず、前記したような不都
合が生じていた。
袋を受皿の上に乗せ、この袋の中に粉体を流し入
れ、袋の中の粉体をつきかため、その後、中の筒
を抜き取る方法においては、粉体をつきかためる
際に、中の空気が通気性のある紙や布製の袋を通
つて外部に抜けようとするので、袋の中に多くの
空気が残ることは少なかつた。しかし、袋の中の
空気の排出は、必ずしも常に充分に満足されるも
のではなかつた。しかも、袋として、空気が抜け
ないプラスチツクフイルム製の袋を用いた場合に
は、粉体を単につきかためただけでは、中の空気
の排出はほとんど行われず、前記したような不都
合が生じていた。
この発明は、このような問題点を解決するため
に行つたものであり、かつ、粉体の包装を比較的
に簡単な装置を用いて、確実容易に行えるように
したものであり、特に、袋として通気性が極めて
悪いプラスチツクフイルム製の袋を用いた場合で
も、粉体充填時に、内部の空気を充分に抜きうる
ようにしたものである。
に行つたものであり、かつ、粉体の包装を比較的
に簡単な装置を用いて、確実容易に行えるように
したものであり、特に、袋として通気性が極めて
悪いプラスチツクフイルム製の袋を用いた場合で
も、粉体充填時に、内部の空気を充分に抜きうる
ようにしたものである。
そのために、この発明においては、粉体の圧縮
脱気充填装置を用い、 一方の側面と上面の全面にわたつて袋取出用の
開口部を有し、他方の側面の一部に袋押出用の開
口部を有し、かつ、底面を有する外箱と、上下に
開口部を有する筒状の中子との間に、袋をそう入
しうる間隔を設けた状態で、中子を外箱内に上方
向から出し入れ可能に設け、 フレームの一方の側面に、外箱および粉体を入
れた袋と中子からなる一体物そう入用の上ブラケ
ツトを設け、フレームの他方の側面で上ブラケツ
トの位置よりも下の位置に、内部の粉体を押圧し
た後の袋と外箱取出用の下ブラケツトを設け、上
ブラケツトと下ブラケツトの間のフレーム内に、
外箱支持用の支持台を上下動自在に設け、 中子内に粉体押圧用のピストン箱を上方向から
出し入れ可能に設け、ピストン箱の底面に脱気用
の穴を設け、この穴部にフイルタを配設し、 フレーム内に昇降自在に設けた移動フレーム
に、ピストン箱による粉体への押圧力を一定にす
るための吊具でピストン箱を吊して設け、 かつ、中子内の下降位置にあるときのピストン
箱の一部で中子の一部を取りはずし可能に保持し
うる取付け具を、ピストン箱と中子の間に設けた
構造の粉体の圧縮脱気充填装置を用いた。
脱気充填装置を用い、 一方の側面と上面の全面にわたつて袋取出用の
開口部を有し、他方の側面の一部に袋押出用の開
口部を有し、かつ、底面を有する外箱と、上下に
開口部を有する筒状の中子との間に、袋をそう入
しうる間隔を設けた状態で、中子を外箱内に上方
向から出し入れ可能に設け、 フレームの一方の側面に、外箱および粉体を入
れた袋と中子からなる一体物そう入用の上ブラケ
ツトを設け、フレームの他方の側面で上ブラケツ
トの位置よりも下の位置に、内部の粉体を押圧し
た後の袋と外箱取出用の下ブラケツトを設け、上
ブラケツトと下ブラケツトの間のフレーム内に、
外箱支持用の支持台を上下動自在に設け、 中子内に粉体押圧用のピストン箱を上方向から
出し入れ可能に設け、ピストン箱の底面に脱気用
の穴を設け、この穴部にフイルタを配設し、 フレーム内に昇降自在に設けた移動フレーム
に、ピストン箱による粉体への押圧力を一定にす
るための吊具でピストン箱を吊して設け、 かつ、中子内の下降位置にあるときのピストン
箱の一部で中子の一部を取りはずし可能に保持し
うる取付け具を、ピストン箱と中子の間に設けた
構造の粉体の圧縮脱気充填装置を用いた。
袋の中に粉体を圧縮脱気充填する場合は、ま
ず、この装置の外で、下から袋をかぶせた中子を
外箱の中に入れた状態で、中子の中にほぼいつぱ
いの粉体を入れる。この外箱、袋、中子を一体に
組み込んで粉体を入れたものを、上ブラケツト部
からフレーム中の所定の位置に入れ、上昇限にあ
る支持台の上に乗せたら、移動フレームとピスト
ン箱を一体にして下降させ、中子内にある粉体を
押圧して圧縮させる。そうすれば、粉体中の邪魔
な空気はピストン箱の下面の脱気用のフイルタと
穴を通つてピストン箱の上方へ逃げる。そして、
粉体は外箱の高さよりやや低い位置まで圧縮され
る。このとき、ピストン箱は、粉体への押圧力を
一定にするための吊具部の作用によつて毎回一定
の力で粉体を圧縮する。
ず、この装置の外で、下から袋をかぶせた中子を
外箱の中に入れた状態で、中子の中にほぼいつぱ
いの粉体を入れる。この外箱、袋、中子を一体に
組み込んで粉体を入れたものを、上ブラケツト部
からフレーム中の所定の位置に入れ、上昇限にあ
る支持台の上に乗せたら、移動フレームとピスト
ン箱を一体にして下降させ、中子内にある粉体を
押圧して圧縮させる。そうすれば、粉体中の邪魔
な空気はピストン箱の下面の脱気用のフイルタと
穴を通つてピストン箱の上方へ逃げる。そして、
粉体は外箱の高さよりやや低い位置まで圧縮され
る。このとき、ピストン箱は、粉体への押圧力を
一定にするための吊具部の作用によつて毎回一定
の力で粉体を圧縮する。
ピストン箱が下降限部まで来たら、ピストン箱
の取付け具で中子の一部を保持するので、移動フ
レームとピストン箱を上昇させるとともに、中子
を持上げる。中子とピストン箱が所定の位置まで
上昇したら、外箱支持用の支持台を下げて外箱を
下降させる。そうすると、中子は袋と粉体間を上
昇し、外箱の上へ完全に抜けて、外箱内には粉体
が入つた袋だけが残る。これを、下フランジ部に
取出し、外箱の袋押出用の開口部から袋を押し
て、粉体入りの袋を袋取出用の開口部から外箱の
外へ取出す。
の取付け具で中子の一部を保持するので、移動フ
レームとピストン箱を上昇させるとともに、中子
を持上げる。中子とピストン箱が所定の位置まで
上昇したら、外箱支持用の支持台を下げて外箱を
下降させる。そうすると、中子は袋と粉体間を上
昇し、外箱の上へ完全に抜けて、外箱内には粉体
が入つた袋だけが残る。これを、下フランジ部に
取出し、外箱の袋押出用の開口部から袋を押し
て、粉体入りの袋を袋取出用の開口部から外箱の
外へ取出す。
外へ取出した袋は上部開口部をテーパシールや
熱シールなどによつて密封する。
熱シールなどによつて密封する。
つぎに図面に示した1実施例によつて、この発
明をさらに詳細に説明する。
明をさらに詳細に説明する。
1は底面1aを有する外箱、2は上下に開口部
2a,2bを有する角筒状の中子、3はポリエチ
レンフイルム製などの袋、4は外周面が中子2の
内周面にほぼ接する粉体押圧用のピストン箱であ
り、外箱1と中子2との間に袋3をそう入しうる
間隔を設けて、中子2を外箱1内に上下方向に出
し入れ可能に設け、中子2内に押圧用のピストン
箱4を上下方向に出し入れ可能に設けた。中子2
とピストン箱4との間の摺動性を良くするため
に、中子2の内壁には例えばフツ素樹脂加工等の
特殊加工をほどこした。また、中子2の内面は圧
縮充填した粉体が抜けやすいように下側が広くな
るように傾斜させた。
2a,2bを有する角筒状の中子、3はポリエチ
レンフイルム製などの袋、4は外周面が中子2の
内周面にほぼ接する粉体押圧用のピストン箱であ
り、外箱1と中子2との間に袋3をそう入しうる
間隔を設けて、中子2を外箱1内に上下方向に出
し入れ可能に設け、中子2内に押圧用のピストン
箱4を上下方向に出し入れ可能に設けた。中子2
とピストン箱4との間の摺動性を良くするため
に、中子2の内壁には例えばフツ素樹脂加工等の
特殊加工をほどこした。また、中子2の内面は圧
縮充填した粉体が抜けやすいように下側が広くな
るように傾斜させた。
外箱1には、第3図における左側面と上面に全
面にわたつた開口部1b,1cを設け、右側面の
1部に開口部1dを設けた。第1,2図に示すよ
うに、外箱1は角状のフレーム5の下方内部に位
置させるようにした。フレーム5の下端付近に
は、第2図における右側に上ブラケツト6を設
け、第2図における左側に上ブラケツト6と段差
を設けて下ブラケツト7を設け、フレーム5内の
上ブラケツト6と同一水平面と下ブラケツト7と
同一水平面との間に支持台8を水平状態で上下動
自在に設けた。支持台8の下部には2個1組のロ
ーラ9を設け、フレーム5内の下端部に回動自在
に設けた軸10に偏心輪11を取付け、偏心輪1
1の上部にローラ9を乗せ、偏心輪11を回動さ
せることによつて、支持台8を上下ブラケツト
6,7位置間で上下動させうるようにした。12
はフレーム5に取付けた垂直ガイド、13は支持
台8の両面に取付けたガイド輪である。外箱1は
上ブラケツト6部からフレーム5内に入れ、外箱
1を取出すときは、外箱1を1段下にさげた後、
下ブラケツト7上に取出しうるようにした。外箱
1の出入れを容易にするために、外箱1の下面
に、3〜4個の球状のコロ14を回転自在に取付
けるとともに、ガイド輪15を2個水平に取付
け、上ブラケツト6と下ブラケツト7の上面にガ
イド輪15を案内する帯状のレール16,17を
それぞれ設けた。
面にわたつた開口部1b,1cを設け、右側面の
1部に開口部1dを設けた。第1,2図に示すよ
うに、外箱1は角状のフレーム5の下方内部に位
置させるようにした。フレーム5の下端付近に
は、第2図における右側に上ブラケツト6を設
け、第2図における左側に上ブラケツト6と段差
を設けて下ブラケツト7を設け、フレーム5内の
上ブラケツト6と同一水平面と下ブラケツト7と
同一水平面との間に支持台8を水平状態で上下動
自在に設けた。支持台8の下部には2個1組のロ
ーラ9を設け、フレーム5内の下端部に回動自在
に設けた軸10に偏心輪11を取付け、偏心輪1
1の上部にローラ9を乗せ、偏心輪11を回動さ
せることによつて、支持台8を上下ブラケツト
6,7位置間で上下動させうるようにした。12
はフレーム5に取付けた垂直ガイド、13は支持
台8の両面に取付けたガイド輪である。外箱1は
上ブラケツト6部からフレーム5内に入れ、外箱
1を取出すときは、外箱1を1段下にさげた後、
下ブラケツト7上に取出しうるようにした。外箱
1の出入れを容易にするために、外箱1の下面
に、3〜4個の球状のコロ14を回転自在に取付
けるとともに、ガイド輪15を2個水平に取付
け、上ブラケツト6と下ブラケツト7の上面にガ
イド輪15を案内する帯状のレール16,17を
それぞれ設けた。
フレーム5内にある角筒状の中子2に出し入れ
可能に設け、かつ、上下動自在に設けた押圧用ピ
ストン箱4は、押圧力を一定にするために、圧縮
ばね付きのボルトなどの吊具18で移動フレーム
19に吊し、移動フレーム19はフレーム5の上
部に取付けた減速機付きのブレーキモータ20で
上下動させるようにした。ブレーキモータ20を
用いたのは、停止制御がやりやすいからである。
フレーム5の上部と比較的下部にはブレーキモー
タ20と連結した軸21と軸22を回動自在に取
付け、各軸21,22にはそれぞれ上スプロケツ
ト23と下スプロケツト24を取付け、上下スプ
ロケツト23,24に巻掛けたチエン25の両端
をそれぞれ移動フレーム19の上面と下面とに固
定した。26はフレーム5の両側に設けた垂直ガ
イド、27は移動フレーム19の両面に取付けた
ガイド輪である。
可能に設け、かつ、上下動自在に設けた押圧用ピ
ストン箱4は、押圧力を一定にするために、圧縮
ばね付きのボルトなどの吊具18で移動フレーム
19に吊し、移動フレーム19はフレーム5の上
部に取付けた減速機付きのブレーキモータ20で
上下動させるようにした。ブレーキモータ20を
用いたのは、停止制御がやりやすいからである。
フレーム5の上部と比較的下部にはブレーキモー
タ20と連結した軸21と軸22を回動自在に取
付け、各軸21,22にはそれぞれ上スプロケツ
ト23と下スプロケツト24を取付け、上下スプ
ロケツト23,24に巻掛けたチエン25の両端
をそれぞれ移動フレーム19の上面と下面とに固
定した。26はフレーム5の両側に設けた垂直ガ
イド、27は移動フレーム19の両面に取付けた
ガイド輪である。
押圧用ピストン箱4の底面4aに脱気用の多数
の穴28をあけ、ピストン箱4の底面全体に布製
などのフイルタ29を取付けた。フイルタ29は
剥離性が良く、通気性の良いものを用いた。な
お、ピストン箱4は、上面を全面開口部にしても
良いし、密閉した上面に減圧脱気装置に連結した
強制脱気用の穴を設けてもよい。30はピストン
箱4の外側面の周囲に取付けたパツキンである。
の穴28をあけ、ピストン箱4の底面全体に布製
などのフイルタ29を取付けた。フイルタ29は
剥離性が良く、通気性の良いものを用いた。な
お、ピストン箱4は、上面を全面開口部にしても
良いし、密閉した上面に減圧脱気装置に連結した
強制脱気用の穴を設けてもよい。30はピストン
箱4の外側面の周囲に取付けたパツキンである。
ピストン箱4の上部両側面には、一方に1本、
他方に2本の位置決め用の棒31を固定して垂直
に吊下げるとともに、かぎ形のクラツチレバー3
2を下方に向けて回動自在に取付けた。クラツチ
レバー32とピストン箱4の側面との間には圧縮
ばね33を設け、通常はクラツチレバー32の下
端クラツチ部がピストン箱4の側面方向に引張ら
れており、クラツチレバー32の下端クラツチ部
に下方から外力が作用したとき、クラツチレバー
32が外に開くようにした。
他方に2本の位置決め用の棒31を固定して垂直
に吊下げるとともに、かぎ形のクラツチレバー3
2を下方に向けて回動自在に取付けた。クラツチ
レバー32とピストン箱4の側面との間には圧縮
ばね33を設け、通常はクラツチレバー32の下
端クラツチ部がピストン箱4の側面方向に引張ら
れており、クラツチレバー32の下端クラツチ部
に下方から外力が作用したとき、クラツチレバー
32が外に開くようにした。
ピストン箱4のクラツチレバー32や棒31の
位置にあわせて、中子2の上端側面部にはフラン
ジ34を設け、フランジ34には棒31がはいる
穴35を設けた。そして、ピストン箱4が下降し
たとき、棒31が穴35中にはいつて、中子2と
ピストン箱4間の水平方向の位置決めがなされる
ようにした。また、ピストン箱4が下降限部に来
たとき、フランジ34がクラツチレバー32で保
持されるようにし、中子2とピストン箱4を互い
に一体に取り付け取りはずし可能に設けた。な
お、クラツチレバー32をフランジ34部からは
ずすときは、電気的または機械的な操作で自動的
にはずしうるようにした。
位置にあわせて、中子2の上端側面部にはフラン
ジ34を設け、フランジ34には棒31がはいる
穴35を設けた。そして、ピストン箱4が下降し
たとき、棒31が穴35中にはいつて、中子2と
ピストン箱4間の水平方向の位置決めがなされる
ようにした。また、ピストン箱4が下降限部に来
たとき、フランジ34がクラツチレバー32で保
持されるようにし、中子2とピストン箱4を互い
に一体に取り付け取りはずし可能に設けた。な
お、クラツチレバー32をフランジ34部からは
ずすときは、電気的または機械的な操作で自動的
にはずしうるようにした。
袋3の中に粉体を圧縮脱気充填する場合は、ま
ず、この装置の外で、下から1重または2重の袋
3をかぶせた中子2を外箱1の中に入れた状態
で、中子2の中にほぼいつぱいの粉体を入れる。
ず、この装置の外で、下から1重または2重の袋
3をかぶせた中子2を外箱1の中に入れた状態
で、中子2の中にほぼいつぱいの粉体を入れる。
この外箱1、袋3、中子2を一体に組み込んで
粉体を入れたものを、上ブラケツト16部からフ
レーム5中の所定の位置に入れ、上昇限にある支
持台8の上に乗せたら、ブレーキモータ20を作
動させて移動フレーム19とピストン箱4を一体
にして下降させ、中子2内にある粉体を押圧して
圧縮させる。この場合、例えばセメントの場合、
嵩比重が1.2以下のものを1.6以上に圧縮して、セ
メント粉体中の邪魔な空気をとりのぞく。粉体を
ピストン箱で下方に押圧すれば、粉体中の空気は
ピストン箱4の下面の脱気用のフイルタ29と穴
28を通つてピストン箱4の上方へ逃げる。そし
て、粉体は外箱1の高さよりやや低い位置まで圧
縮される。このとき、ピストン箱4は粉体への押
圧力を一定にするための吊具18部の圧縮ばねの
作用によつて毎回一定の力で粉体を圧縮する。勿
論、この圧縮ばねを調節して圧縮力を加減するこ
ともできる。
粉体を入れたものを、上ブラケツト16部からフ
レーム5中の所定の位置に入れ、上昇限にある支
持台8の上に乗せたら、ブレーキモータ20を作
動させて移動フレーム19とピストン箱4を一体
にして下降させ、中子2内にある粉体を押圧して
圧縮させる。この場合、例えばセメントの場合、
嵩比重が1.2以下のものを1.6以上に圧縮して、セ
メント粉体中の邪魔な空気をとりのぞく。粉体を
ピストン箱で下方に押圧すれば、粉体中の空気は
ピストン箱4の下面の脱気用のフイルタ29と穴
28を通つてピストン箱4の上方へ逃げる。そし
て、粉体は外箱1の高さよりやや低い位置まで圧
縮される。このとき、ピストン箱4は粉体への押
圧力を一定にするための吊具18部の圧縮ばねの
作用によつて毎回一定の力で粉体を圧縮する。勿
論、この圧縮ばねを調節して圧縮力を加減するこ
ともできる。
ピストン箱4が下降限部まで来たら、ピストン
箱4のクラツチレバー32で中子2のフランジ3
4を保持するので、ブレーキモータ20を反転さ
せて移動フレーム19とピストン箱4を上昇させ
るとともに中子2を持上げる。このとき、ピスト
ン箱4をちよつと停止させた状態で、中子2だけ
を先に少し持上げるようにすれば、中子2が抜け
やすい。中子2とピストン箱4が所定の位置まで
上昇したら、偏心輪11を回動させて支持台8や
外箱1を下降させる。そうすると、中子2は袋3
と粉体間を上昇し、外箱1の上へ完全に抜けて、
外箱1内には粉体が入つた袋だけが残る。これを
下フランジ7部に取出し、外箱1の袋押出用の開
口部1dから袋3を押して、粉体入りの袋3を袋
取出用の開口部1bから外箱1の外へ取出す。
箱4のクラツチレバー32で中子2のフランジ3
4を保持するので、ブレーキモータ20を反転さ
せて移動フレーム19とピストン箱4を上昇させ
るとともに中子2を持上げる。このとき、ピスト
ン箱4をちよつと停止させた状態で、中子2だけ
を先に少し持上げるようにすれば、中子2が抜け
やすい。中子2とピストン箱4が所定の位置まで
上昇したら、偏心輪11を回動させて支持台8や
外箱1を下降させる。そうすると、中子2は袋3
と粉体間を上昇し、外箱1の上へ完全に抜けて、
外箱1内には粉体が入つた袋だけが残る。これを
下フランジ7部に取出し、外箱1の袋押出用の開
口部1dから袋3を押して、粉体入りの袋3を袋
取出用の開口部1bから外箱1の外へ取出す。
外へ取出した袋3は上部開口部を従来のテープ
シールや熱シールなどによつて密封する。シール
強度が弱い場合は、これらのシールとミシン縫い
シールの両方を行う。
シールや熱シールなどによつて密封する。シール
強度が弱い場合は、これらのシールとミシン縫い
シールの両方を行う。
なお、フイルタ29につまつた粉体はパルスジ
エツト方式で一定時間ごとに払い落として、フイ
ルタ29の目ずまりを防ぐ。
エツト方式で一定時間ごとに払い落として、フイ
ルタ29の目ずまりを防ぐ。
なお、袋3として、防湿性やシール性の良いポ
リエチレンフイルムなどのプラスチツクフイルム
製の袋、織物であるクロスやクラフト紙に防湿性
のプラスチツクレジンをラミネートしたクロスラ
ミーやクラフトラミー、クラフト紙に防水性の物
質を含浸させたクーポリン紙およびシートを用い
た袋を使用すれば、セメントなどの粉体は完全に
密封された袋の中に包装されるので、粉体の品質
の安定性も極めて良く、屋外に放置して雨にあつ
ても、粉体は固化せず、品質は長期間充分に良好
に保たれる。
リエチレンフイルムなどのプラスチツクフイルム
製の袋、織物であるクロスやクラフト紙に防湿性
のプラスチツクレジンをラミネートしたクロスラ
ミーやクラフトラミー、クラフト紙に防水性の物
質を含浸させたクーポリン紙およびシートを用い
た袋を使用すれば、セメントなどの粉体は完全に
密封された袋の中に包装されるので、粉体の品質
の安定性も極めて良く、屋外に放置して雨にあつ
ても、粉体は固化せず、品質は長期間充分に良好
に保たれる。
なお、外箱1は粉体を圧縮充填するときに、袋
3の底が粉体に押されて下方に抜けないようにす
るのが第1の目的であるので、この発明では中子
2と袋3の底面を支えておくものであれば、仮に
単なる1枚の板だけからなるものであつても、側
面に開口部1b,1dがあるのと同様な効果を有
するので、一方の側面と上面の全面にわたつて開
口部を有し、他方の側面の一部に開口部を有し、
かつ、底面を有する外箱1の1種とみなす。外箱
1の底面は、粉体圧縮時等に中子2の底面で袋3
の底がやぶれたり、傷つかないようにするため
に、比較的に固いクツシヨン材にするか、または
上面にクツシヨン材をはりつけたものにすること
も有効である。
3の底が粉体に押されて下方に抜けないようにす
るのが第1の目的であるので、この発明では中子
2と袋3の底面を支えておくものであれば、仮に
単なる1枚の板だけからなるものであつても、側
面に開口部1b,1dがあるのと同様な効果を有
するので、一方の側面と上面の全面にわたつて開
口部を有し、他方の側面の一部に開口部を有し、
かつ、底面を有する外箱1の1種とみなす。外箱
1の底面は、粉体圧縮時等に中子2の底面で袋3
の底がやぶれたり、傷つかないようにするため
に、比較的に固いクツシヨン材にするか、または
上面にクツシヨン材をはりつけたものにすること
も有効である。
このように、この発明においては、特許請求の
範囲に記載したような装置にし、特に中子を用
い、かつ、粉体を圧縮脱気して袋内に充填するよ
うにしたので、比較的に簡単な装置で、粉体の包
装が確実容易に行える。
範囲に記載したような装置にし、特に中子を用
い、かつ、粉体を圧縮脱気して袋内に充填するよ
うにしたので、比較的に簡単な装置で、粉体の包
装が確実容易に行える。
そして、粉体押圧用のピストン箱の下面に設け
た脱気用のフイルタと穴を通して、押圧時に袋の
中の空気を外部に充分に逃がしうるようにしたの
で、袋としてプラスチツクフイルム製の袋を用い
た場合でも、粉体を封入した袋の中に過剰の空気
が含まれることはなく、袋の中の粉体の嵩比重も
大きく、粉体入りの袋の積重ね保存時に場所をと
らず、かつ、安定性も極めて良く、10段以上の積
重ねも可能となる。勿論、圧縮脱気しながら粉体
を充填するので粉体の品質の保存性も極めて良
く、そのうえ、あらかじめ中子を入れた袋中に粉
体をそう入する時、粉体とともに多量の空気が入
いりすぎることを気にかける必要はなく、全体の
作業性も極めて良くなる。
た脱気用のフイルタと穴を通して、押圧時に袋の
中の空気を外部に充分に逃がしうるようにしたの
で、袋としてプラスチツクフイルム製の袋を用い
た場合でも、粉体を封入した袋の中に過剰の空気
が含まれることはなく、袋の中の粉体の嵩比重も
大きく、粉体入りの袋の積重ね保存時に場所をと
らず、かつ、安定性も極めて良く、10段以上の積
重ねも可能となる。勿論、圧縮脱気しながら粉体
を充填するので粉体の品質の保存性も極めて良
く、そのうえ、あらかじめ中子を入れた袋中に粉
体をそう入する時、粉体とともに多量の空気が入
いりすぎることを気にかける必要はなく、全体の
作業性も極めて良くなる。
図面はこの発明の1実施例を示すもので、第1
図は正面図、第2図は左側面図、第3図は主要部
の縦断面図である。 1……外箱、2……中子、3……袋、4……ピ
ストン箱、5……フレーム、8……支持台、11
……偏心輪、19……移動フレーム、20……ブ
レーキモータ、25……チエン、28……穴、2
9……フイルタ。
図は正面図、第2図は左側面図、第3図は主要部
の縦断面図である。 1……外箱、2……中子、3……袋、4……ピ
ストン箱、5……フレーム、8……支持台、11
……偏心輪、19……移動フレーム、20……ブ
レーキモータ、25……チエン、28……穴、2
9……フイルタ。
Claims (1)
- 1 一方の側面と上面の全面にわたつて袋取出用
の開口部を有し、他方の側面の一部に袋押出用の
開口部を有し、かつ、底面を有する外箱と、上下
に開口部を有する筒状の中子との間に、袋をそう
入しうる間隔を設けた状態で、中子を外箱内に上
方向から出し入れ可能に設け、フレームの一方の
側面に、外箱および粉体を入れた袋と中子からな
る一体物そう入用の上ブラケツトを設け、フレー
ムの他方の側面で上ブラケツトの位置よりも下の
位置に、内部の粉体を押圧した後の袋と外箱取出
用の下ブラケツトを設け、上ブラケツトと下ブラ
ケツトの間のフレーム内に、外箱支持用の支持台
を上下動自在に設け、中子内に粉体押圧用のピス
トン箱を上方向から出し入れ可能に設け、ピスト
ン箱の底面に脱気用の穴を設け、この穴部にフイ
ルタを配設し、フレーム内に昇降自在に設けた移
動フレームに、ピストン箱による粉体への押圧力
を一定にするための吊具でピストン箱を吊して設
け、かつ、中子内の下降限位置にあるときのピス
トン箱の一部で中子の一部を取付け取りはずし可
能に保持しうる取付け具を、ピストン箱と中子の
間に設けた粉体の圧縮脱気充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12142577A JPS5456595A (en) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | Filling apparatus for compression and dearation of fine particles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12142577A JPS5456595A (en) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | Filling apparatus for compression and dearation of fine particles |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5456595A JPS5456595A (en) | 1979-05-07 |
JPS6135041B2 true JPS6135041B2 (ja) | 1986-08-11 |
Family
ID=14810819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12142577A Granted JPS5456595A (en) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | Filling apparatus for compression and dearation of fine particles |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5456595A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4863081B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-01-25 | 大日本印刷株式会社 | 食品直詰め容器 |
-
1977
- 1977-10-12 JP JP12142577A patent/JPS5456595A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5456595A (en) | 1979-05-07 |
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