JPS6134982Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6134982Y2
JPS6134982Y2 JP3486482U JP3486482U JPS6134982Y2 JP S6134982 Y2 JPS6134982 Y2 JP S6134982Y2 JP 3486482 U JP3486482 U JP 3486482U JP 3486482 U JP3486482 U JP 3486482U JP S6134982 Y2 JPS6134982 Y2 JP S6134982Y2
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JP
Japan
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blade
cutting
bottom plate
machine frame
plate
Prior art date
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JP3486482U
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JPS58137019U (ja
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、櫛状の上刃、下刃を重合、往復動さ
せて茶葉を刈取る、所謂バリカン式茶葉摘採機に
関するものである。
従来、バリカン式茶葉摘採機にあつては茶葉の
切断作用をなす上刃、下刃の左右端末aには、第
1図に示す如く、刃部が形成されていなかつた。
これは、機枠の両隅に於て上刃bと下刃cとが交
差することは不可能なので、刃部を形成する必要
がなかつたからであるが、この為、必然的に機枠
前部開口の両隅Aには刈取の行なわれない刈取死
角が生じていた。
この刈取死角を解消する一つの方法に、葉寄せ
部材dなる傾斜遮蔽板を添設して、該域の茶葉を
内側の刈取範囲内へ寄せて刈取る方法があるが、
これには次の欠点がある。
すなわち、該域の茶葉は内側へ寄せられるので
あるが、該域の隣りの刃部には隣りの刈取るべき
茶葉があるので、過剰の茶葉が隣りの刃部に集中
し、上下刃の谷底への喰い込みが悪くなり、結
局、それらの茶葉は前方へ押し倒されて切口は斜
めとなり、みかけの刈取深さが一定でも、元の直
な状態に復元した時は、中央部に比し両隅の茶葉
が突出して刈跡が悪くなる。
このことは、茶畝の半面づつの往復刈りに於て
往路と復路の刈取深さを一致させることが困難で
あることを意味し、次の摘採作業にも影響し極め
て深刻な問題である。
また、機枠の幅からするみかけの刈幅程実際刈
取られないことは、刈取効率の面から問題であつ
た。
本考案は斯る現状に鑑みなされたもので、上
刃、下刃の端末にも刃部を形成し、側板の内壁に
は該刃部と係合する固定刃を装設することによつ
て、機枠の前部開口両隅の刈取死角をなくし、上
述の諸欠点を解消しようとするものである。
次に本考案を一人用可搬型に施用したものにつ
いて説明する。
1,1は側板、2は上板、3は底板でこれらが
一体となつて前後を開口した機枠を形成する。
尚、3′は底板3に延設される安定板である。
4は底板3に設けた櫛状の上刃であり、5は下
刃で相互に枢着6しているものである。尚、上刃
4、下刃5には従来と異なりその左右端末にも刃
部7,8が形成してある。
9は機枠前方上辺に設けたフアンであり、10
はその吹出口である。11はモータ12の回転を
減速し、上刃4、下刃5とを相互に摺動させるク
ランク機構を内蔵する駆動部、13は該駆動部か
ら伝動を受けてカサ歯車14により、プーリ1
5,16、ベルト17を介してフアン9を回転さ
せる伝動部。18はプーリ15,16とベルト1
7を覆設する安全カバー、19は茶葉の収容袋2
0を支える枠、21は前把手、22は後把手であ
る。
23,23′は、側板1,1に装設され、前記
上刃4、下刃5の端末の刃部7,8と係合する固
定刃で、先端は尖鋭な刃先としてある。
そこで、モータ12を作動させれば、駆動部1
1によつて上刃4、下刃5が往復摺動し、伝動部
13によつてフアン9が回転し、その圧風が吹出
口10から収容袋20へ向つて吐出する。
次に把手21,22を持ち、底板3を茶畝上面
に合わせて進行すれば、上刃4と下刃5の谷底間
に入つた茶葉はその切断作用を受けて切断され、
続いて吹出口10から吐出する圧風によつて後方
に飛ばされ収容袋20に収容されるのである。
この際、機枠の前部開口両隅Aに於て、側板に
添設した固定刃23,23′と上刃4、下刃5の
端末の刃部7,8も交差し、切断作用をなしてい
るので、従来の刈取死角にある茶葉であつても、
中央へ倒し寄せられれることなく、樹生している
直のままで切断され、収容される。
尚、上述の実施例では、固定刃23,23を先
端尖鋭な刃先としたものを施用したが、本考案の
固定刃はこれに限らず、第5図に示す如く、樹脂
材等からなり、刃部7,8が若干喰い込んで挾断
作用をなすもの23′であつても同様に施用でき
る。
尚、樹脂材とするのは、側板1には露がつき易
く固定刃23に錆が発生し易いからである。
また、本考案は図示実施例の一人用に限らず、
機枠に櫛状の上刃、下刃を装設したものであれ
ば、二人用可搬式、自走式、半自走式であつても
同様に施用し得るものである。
本考案は、側板、上板、底板からなり前後を開
口した機枠の底板前縁には、端末にも刃部を形成
した上刃、下刃を左右摺動自在に装設するととも
に、側板の内壁には該刃部と係合する固定刃を装
設したので、従来、機枠の前部開口両隅に生じて
いた刈取死角を一掃でき、これによつて、刈跡も
整然とでき、次の刈取作業が容易に行な得るとと
もに、実際に刈取られる刈幅をひかけの刈幅に一
致させて収穫量をあげる効果も奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の刈取死角のある構造を示す要部
拡大平面図、第2図乃至第5図は本考案の実施例
で、第2図は平面図、第3図は縦断側面図、第4
図は要部拡大平面図、第5図は他の実施例を示す
要部拡大側面図である。 1,1……側板、2……上板、3……底板、4
……上刃、5……下刃、7,8……端末の刃部、
23,23′……固定刃、A……前部開口両隅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側板、上板、底板からなり前後を開口した機枠
    の底板前縁には、端末にも刃部を形成した上刃、
    下刃を左右摺動自在に装設するとともに、側板の
    内壁には該刃部と係合する固定刃を装設した、前
    部開口両隅の刈取死角をなくしたバリカン式茶葉
    摘採機。
JP3486482U 1982-03-11 1982-03-11 前部開口両隅の刈取死角をなくしたバリカン式茶葉摘採機 Granted JPS58137019U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3486482U JPS58137019U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 前部開口両隅の刈取死角をなくしたバリカン式茶葉摘採機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3486482U JPS58137019U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 前部開口両隅の刈取死角をなくしたバリカン式茶葉摘採機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58137019U JPS58137019U (ja) 1983-09-14
JPS6134982Y2 true JPS6134982Y2 (ja) 1986-10-11

Family

ID=30046359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3486482U Granted JPS58137019U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 前部開口両隅の刈取死角をなくしたバリカン式茶葉摘採機

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JP (1) JPS58137019U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646266Y2 (ja) * 1988-03-10 1994-11-30 三菱農機株式会社 刈刃機構における分草ガイド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58137019U (ja) 1983-09-14

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