JPS6134900B2 - - Google Patents

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JPS6134900B2
JPS6134900B2 JP53121136A JP12113678A JPS6134900B2 JP S6134900 B2 JPS6134900 B2 JP S6134900B2 JP 53121136 A JP53121136 A JP 53121136A JP 12113678 A JP12113678 A JP 12113678A JP S6134900 B2 JPS6134900 B2 JP S6134900B2
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JP
Japan
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casting
dam
edge
block
edge dam
Prior art date
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Application number
JP53121136A
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English (en)
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JPS5461036A (en
Inventor
Uiriamu Heizuretsuto Robaato
Furederitsuku Barii Utsudo Jon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HEIZURETSUTO SUTORITSUPU KAASUTEINGU CORP
Original Assignee
HEIZURETSUTO SUTORITSUPU KAASUTEINGU CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HEIZURETSUTO SUTORITSUPU KAASUTEINGU CORP filed Critical HEIZURETSUTO SUTORITSUPU KAASUTEINGU CORP
Publication of JPS5461036A publication Critical patent/JPS5461036A/ja
Publication of JPS6134900B2 publication Critical patent/JPS6134900B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0648Casting surfaces
    • B22D11/066Side dams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D25/00Special casting characterised by the nature of the product
    • B22D25/02Special casting characterised by the nature of the product by its peculiarity of shape; of works of art
    • B22D25/04Casting metal electric battery plates or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 従来、例えば、米国特許第3860057号明細書
(特公昭53−32338号公報)に於いて、上方と下方
の可撓性ベルトの間に配置され且つ実質的に同一
速度で移動する可動エツジダムを備えた上方と下
方の可撓性ベルトを有する連続鋳造装置を使用し
てアノードの帯片を製造することが開示された。
エツジダムはアノード上にラグを一体的に鋳造す
るためにエツジダムの全深さに伸長する隔置され
た凹部を提供する一連のブロツクによつて成形さ
れる。
このような装置の欠点は、ブロツクが端部と端
部を突き合わせた関係で引締められる連続状可撓
性金属製帯片がそれぞれのエツジダムの中心線か
ら極端にオフセツトされた位置までブロツクの外
側方向に移動させられることである。この偏心的
に配置された帯片はブロツクの内側と比較して外
側に沿つて逐次のブロツクを互いに更に厳密に結
合する。内側に沿うブロツクは全深さの凹部の位
置の中間のブロツクの長手方向孔を貫通する可撓
性撚ケーブルの一連の別々の長さによつて互いに
結合される。各々のこのようなケーブル長さは全
深さの凹部から下流で始まり且つエツジダムの次
に続く全深さの凹部から上流で終る。各々の長さ
のケーブルの始めと終りはソケツト止めネジによ
つてそれぞれのブロツクに固定される。従つて、
溶融鋳造環境に於けるエツジダムは、撚ケーブル
の別々の長さを利用する内側が連続状金属製帯片
を配置した外側に比較して多くゆるむ傾向があ
る。各々のエツジダムの内側と外側に沿うこれら
のゆるみの差の作動結果は第1図に示されてい
る。このようなエツジダムブロツク組立体の構
造、処理及び作動は必然的に複雑になり且つ時間
の浪費となり、更に、種々の作動問題がこれらの
複雑さによつて製造環境に生じる。
更に、米国特許第3860057号明細書に於いて、
鋳造機の入口端部で鋳造機の幅を横切つて伸長し
且つ鋳造機の両側付近で一対の適当な軸受に支持
される回転自在な軸を設けることによつて2つの
エツジダムの走行を同期することが開示されてい
る。一対の歯付きホイールは軸の両端部に固着さ
れる。これらのホイールの歯はそれぞれのエツジ
ダムの外側に沿つて隔置されたブロツクの凹部に
同期するように係合する。
このような装置の欠点は、軸受及び歯付きホイ
ールを備えた回転自在な軸が鋳造機の入力に於け
る機構の複雑さを増大させ且つ溶融金属を導入す
る装置を利用する室を制限する傾向にあり、従つ
て作動が困難になるということである。前記装置
の別の欠点は、一方のエツジダムが他方のエツジ
ダムに遅れ又は先行する時にはいつでも歯付きホ
イールがそれぞれのダムブロツクを引張り、それ
らの相対的位置を移動させるが、逐次のブロツク
の間のスペースを開放し、それからブロツクの間
のスペースに溶融金属が流入することが生じると
いうことである。
米国特許第3504429号明細書に於いて、金属製
プレートを連続的に鋳造し、そのプレートをアノ
ード長さに切断し、それからプレスを利用して
各々のアノードに切欠きを形成することによつて
アノードを製造することが開示された。次いでこ
のアノードはこれらの切欠きに係合する再使用可
能なハンガーによつて懸架される。
このような装置の欠点は、一たんアノードが使
用されるならば、ハンガーが新しいアノードに使
用するために鋳造装置に戻されなければならない
ということである。このハンガーの処理と切欠き
を形成するためにプレスを使用することは更に労
力及び機械設備を必要とし、その結果高価なもの
となり、しかもこの製造シーケンスはアノードを
処理するのに全体的に複雑さを増大する。
米国特許第3776017号明細書に於いて、銅製プ
レートの一連の帯片が全体的にT型の一連のアノ
ードに切断される銅製アノードの連続製造システ
ムが開示されている。これらT型のアノードは帯
片の横方向に伸長し、各々の逐次のアノードはそ
れが帯片から空になる時に付近から所定位置に逆
転される。
このシステムの欠点は、アノードを成形する強
力な板貫プレスを必要とし、更に切断されたアノ
ードを異なつた方向に分かれさせ且つそれらアノ
ードを分類し検査する関連の器具を必要とするこ
とである。更に、T型アノードの突出ラグはアノ
ードのボデイーと同一の厚さを有する。
本発明によれば、金属フラブを連続鋳造する方
法は、溶融金属を支持する無端回転鋳造ベルト及
び該ベルトと実質的に同一速度で鋳造ベルトを備
えた鋳造領域のエツジのいずれかに沿つて走行す
る一対の側方に隔置された無端回転エツジダムに
よつて鋳造領域を形成する工程、鋳造領域と連絡
し且つ鋳造領域の深さより以下の深さを有する部
分的な深さの鋳型ポケツトを各々のエツジダムに
設ける工程、鋳造領域に溶融金属を導入する工
程、並びに溶融金属を冷却して両エツジから伸長
する一体的な部分的な厚さのラグを有する鋳型ス
ラブを形成する工程から成る。
部分的な深さの鋳型ポケツトはエツジダムの残
りの幅より大きい距離だけ鋳造領域の中心から側
方に伸長する。部分的な深さの鋳型ポケツトの側
方伸長を達成するために、各々のエツジダムは下
部に沿つて均一な幅の多数のダムブロツクによつ
て提供され、各々のエツジダムの部分的な深さの
鋳型ポケツトはエツジダムの長手方向に沿つて隔
置された位置に特殊なダムブロツクを設けること
によつて均一な幅より大きい距離だけ鋳造領域の
中心から外向き側方に伸長させられる。これらの
特殊なダムブロツクは部分的な深さの鋳型ポケツ
トを形成する下部に関して片持梁関係で外向きに
突出する上部を有する。それから、エツジダムは
ダムブロツクの下方の均一な幅の部分に係合する
案内装置によつて鋳造領域の両側に沿つて案内さ
れる。
各々のエツジダムは無端ストラツプループに引
締められた多数のダムブロツクによつて成形され
る。例えば、本発明の特定の実施例によれば、無
端ストラツプループは互いにぴつたりとダムブロ
ツクを保持するためにエツジダムの内側と外側に
沿つてエツジダムのゆるみを均等化するようにエ
ツジダムの内側と外側との間の途中の各々のダム
ブロツクに通じる溝に伸長し、このような溝はエ
ツジダムの底部表面(又は逆に頂部表面)付近の
各々のダムブロツクを長手方向に貫通しており、
部分的な深さの鋳型ポケツトはエツジダムに沿う
隔置された位置の所定ダムブロツクに形成され、
部分的な深さの鋳型ポケツトはエツジダムの頂部
表面(又は逆に底部表面)に配置され、更に、無
端ストラツプは互いにぴつたりとダムブロツクを
保持するために部分的な深さの鋳型ポケツトのす
ぐ下方(又は逆にすぐ上方)の所定のダムブロツ
クを貫通する。
所望の強度を有すると共に、部分的な深さの鋳
型ポケツトを有する所定のダムブロツクを通過す
るように無端ストラツプのために隙間を設けるア
ノードに部分的な厚さのラグを提供するために、
前記鋳型ポケツト即ち本文で説明された部分的な
深さの鋳型ポケツトのすぐ下方(又は上方)を通
るストラツプはエツジダムの全高さの約50%の深
さを有する。
本発明による方法及び装置の多くの利点の内
で、強力な連続連結装置はエツジダムの内側と外
側に沿つて等しい効果を有する互いに適合する多
数のダムブロツクを保持するために設けられると
いうことである。
本発明の別の特徴にすれば、鋳造領域の両エツ
ジに沿うそれぞれのエツジダムの鋳型ポケツトの
走行を同期させる改良方法は、一方のエツジダム
が他方のエツジダムより遅れるか又は先行する時
にはいつでも測定するために一方のエツジダムの
鋳型ポケツトの走行を他方のエツジダムに関して
感知する工程、及び一方のエツジダムが他方より
遅れる傾向及びその逆の他方より先行する傾向を
解消するために走行速度をスピードアツプさせる
ように一方のエツジダムの長さを他方に関して相
対的に減少させるために少なくとも走行の一部分
にわたつて遅れているエツジダムの相対温度を他
方に関して低下させることによつて回転エツジダ
ムの相対温度を制御可能に変化させる工程から成
る。一方のエツジダムの鋳型ポケツトの走行を他
方に関して感知することはエツジダムの所定のダ
ムブロツクが所定の地点を通過することを感知す
ることを含んでいる。別の実施例として、一方の
エツジダムの走行を他方に関して感知すること
は、成形される連続状鋳造スラブの両エツジに生
じる合成鋳造ラグの相対的位置を感知することか
ら成る。
本発明の別の特徴によれば、鋳造スラブの両エ
ツジに鋳造される一体的な支持肩の間の所定関係
を維持するために2つのエツジダムの走行を同期
させる改良された方法は、エツジダムが各々回転
するに従つてそれぞれのエツジダムの側方の肩付
き部分の相対位置を感知する工程、走行の戻り通
路に沿う適当な位置に於ける各々のエツジダムを
個々に冷却する工程、並びに遅れているエツジダ
ムの長さを相対的に減少させるために一方のエツ
ジダムが他方より遅れる傾向にある時にいつでも
一方のエツジダムに与えられる冷却を他方に関し
て相対的に増強させ、それによつて2つのエツジ
ダムの走行を同期状態に維持するために遅れる傾
向を解消するように他方のエツジダムに関する回
転速度を相対的に増速させる工程、から成る。
本発明の特徴によれば、遅れているエツジダム
の冷却を他方に関して相対的に増強させること
は、先行するエツジダムに与えられる冷却を弱
め、それによつて先行する傾向を解消するために
回転速度を減速するようにエツジダムの長さを相
対的に増長させることによつて達成される。
本発明の別の特徴によれば、金属スラブを連続
的に鋳造する装置は、溶融金属を鋳造領域に支持
するために少なくとも1つの無端回転可撓性鋳造
ベルト、及び鋳造領域の両エツジに沿つて鋳造ベ
ルトと実質的に同一速度で走行する一対の側方に
隔置された無端回転エツジダムを有し、各々の前
記エツジダムは所定の高さを有し、しかも各々の
前記エツジダムは隔置された位置で多数の部分的
な深さの鋳型ポケツトを有することから成る。こ
れらの鋳型ポケツトは鋳造領域の溶融金属と連絡
し且つ両エツジから伸長する一体的な部分的な厚
さのラグを有する金属スラブを鋳造するためにエ
ツジダムの所定の高さより以下の深さである。
本発明の利点の中で、本発明は電極に切断する
ために使用される部分的な厚さのラグを有する金
属スラブを連続的に鋳造するために改良された走
行エツジダムを設けているということである。
本発明の更に別の特徴によれば、連続的な鋳造
電極に使用するために都合よく利点がある部分的
な深さの鋳型ポケツトを形成する特殊なダムブロ
ツクが設けられている。
本文で説明されるように、本発明のある実施例
の別の利点の内で、特殊なダムブロツクが部分的
な厚さのラグをエツジダムの残りの幅よりも長い
距離だけスラブのエツジから側方に突出する鋳造
スラブに一体的に形成できるということである。
本文で使用されるように、用語“スラブ”は、
本発明が一側面から又は両側面から突出する一体
的な部分的な厚さのラグを有する帯片又はバー
(スラグだけでない)を連続的に鋳造するためは
使用されるから、帯片又はバーを含むような広範
囲の意味を表わす。
図面に於いて、同一の番号は同一の機素又は同
一の機能を達成する機素を示すのに使用されてい
る。
第1図を参照すると、先行技術のエツジダム2
0が上部鋳造ベルト22と下部鋳造ベルト24と
の間に配置される。米国特許第3860057号明細書
に示すように、これらエツジダムは各々ループ状
態で回転し且つアノード上に十分な厚さのラグを
鋳造するために十分な深さの凹部26を有する。
ブロツクが端部と端部を突き合わせた関係で引き
締められる比較的に狭い連続状可撓性金属製帯片
28は、それぞれのエツジダム20の中心線から
外側側面の方向に思いきつたオフセツトされた位
置に移動される。この偏心的に配置された帯片
は、内側側面に比較されるように、外側側面に沿
つて更に密接に各々のエツジダムの連続状ダムブ
ロツクを互いに結合する。内側側面に沿うダムブ
ロツクが十分に深い凹部の中間ブロツク長手方向
孔を貫通する一連の分離状編組可撓性ケーブルに
よつて互いに結合されるけれども、溶融金属製鋳
造環境で先行技術のエツジダムは外側側面と比較
される場合に内側側面に沿つて更にゆるんだ状態
になる。
これらのゆるみの差の作動結果は、各々のエツ
ジダムの内側側面が各々のエツジダムの戻り行程
中に外側側面より更に下がつて見える状態で第1
図に示されている。従つて、エツジダムは戻り行
程中に捩られ且つ曲げられる。種々の作動問題は
先行技術のエツジダムの複雑さによつて製造環境
で発生する。先行技術のエツジダムブロツク組立
体の構造及び処理は必然的に複雑になり且つ時間
の浪費である。
第2図、第4図及び第5図に示すように、本発
明の第一実施例のシステムによれば、走行エツジ
ダム30はそれぞれのエツジダムの中心線に沿つ
て配置された無端可撓金属製ストラツプ34上で
端部と端部を突き合わせた関係で引き締められた
多数のダムブロツク32から成る。このストラツ
プ34は無端ループの形式であり、ストラツプ3
4はエツジダムの幅の少なくとも半分に等しい幅
を有することが好ましい。従つて、エツジダム3
0のダムブロツクは比較的に幅広い且つ全体的に
中心に配置された無端ストラツプ34によつて互
いに結合されており、エツジダムの内側と外側に
沿つてほぼ等しくゆるんだ状態になる。第1図に
示すように、金属製ストラツプ34の全体的に対
称的な配列によれば、エツジダム30は水平に配
置されたダムブロツクと共に下がり且つ捩られ且
つ曲げられるよりも確実に平行である通路に沿つ
て走行する。
各々のエツジダムの長手方向に沿う隔置された
位置に於いて、部分的に深い鋳型ポケツト38を
形成する特殊なダムブロツク36があり、即ち、
これらの鋳型ポケツトは上部鋳造ベルト22と下
部鋳造ベルト24の間に形成された鋳造領域C
(第2図)の高さより短かい深さを有する。第2
図に示された本発明の実施例に於いて、部分的に
深い鋳型ポケツト33は基準のダムブロツク32
の幅よりも長い距離によつて鋳造領域の中心から
側方に伸長する。これら広い幅の鋳型ポケツト3
8は、残りの基準のダムブロツク32と同じ幅を
有する下部42に関して片持梁関係で突出する特
殊なダムブロツク36の上部40によつて形成さ
れる。
各々の部分的な深さの鋳型ポケツト38は特殊
なダムブロツク36の単一ダムブロツクによつて
形成される。別のこととして、これらの鋳型ポケ
ツト38は多数の隣接した特殊なダムブロツク3
6によつて形成される。部分的な深さの鋳型ポケ
ツトについて種々の別のもの及び詳細な特徴は以
下の文中で更に詳しく説明される。
第2図及び第3図に於いて、走行エツジダム3
0と30Aを鋳造領域の両側に沿つそれぞれ案内
するための装置100と100Aが示されてい
る。この装置100と100Aは第10図と第1
1図に更に詳細に示され且つこれらの図面を説明
する時に下文で説明される。
第4図及び第5図に示されるように、各々のエ
ツジダム30は細長いループで回転し、鋳造ベル
ト22と24の間に鋳造領域Cを形成するため
に、エツジダム30はループの一部分に沿つて鋳
造ベルト22と24の間に配置され且つ鋳造ベル
ト22と24と共に走行する。上部鋳造ベルト2
2は上部フレーム45に取付けられた上流駆動ロ
ール43及び下流引張且つ操縦ロール44のまわ
りを回転する。同様に、下部鋳造ベルト24は下
部フレーム49に取付けられた上流駆動ロール4
7と下流引張且つ操縦ロール48のまわりを回転
する。溶融された金属は鋳造領域Cの入力端部5
0に導入され(第4図及び第5図)且つ鋳造領域
に充填される。この溶融金属は、鋳造領域と連絡
し且つ側方伸長部を形成する部分的深さの鋳型ポ
ケツト38に流入される。金属は鋳造ベルトの間
の下流に移送される時に金属は硬化され、対向し
た縁部に一体的に形成された部分的な厚さのラグ
54を有する連続状鋳造スラブ52は鋳造領域の
下流端部56から出てくる。鋳造ベルト22と2
4は当業者に公知のように液体冷却剤によつて鋳
造領域に沿つて冷却され、しかも冷却はスラブ5
2が鋳造領域から生じた後にスラブ52に直接行
なわれる。
例えば、銅製アノードプレートのような電極プ
レートを形成するために、銅製のスラブ52は適
当な切断装置(図示省略)によつて分離プレート
に切断される。このような切断装置はそれぞれの
ラグ54から上流であるがすぐ近くに配置された
横方向に伸長する切断ライン55に沿つてスラブ
52を切断するような配置されることが好まし
い。これらのラグ54は第5図及び第6図に示す
ようにスラブの両縁部に互いに直接対向して配置
されることが好ましく、各々のアノードプレート
Pのために一対又はそれ以上の支持ラグを形成で
きる(第12図、第13図及び第14図)。
鋳造領域の入口端部50に近づくことに於い
て、エツジダム30は第4図の番号58で全体的
に示された案内装置によつて案内される。このエ
ツジダム案内装置58は多数の回転自在なフラン
ジ付きローラ62を備えた弦月状支持ブラケツト
60を有し、ローラ62は凸状周囲に沿つて密封
状に隔置されて位置でスタツドボルト63に取付
けられる。
第8図に示すように、円筒状バレルを有するロ
ーラ62上のフランジ64は基準のダムブロツク
32の幅Wをまたがるのに十分に隔置される。従
つてガイドはエツジダム32に対して側方向に設
けられる。特殊なダムブロツク36の下部42が
基準のダムブロツク32と同一幅を有することに
よつて、これら部分42ははフランジ64の間に
嵌合し且つ別のダムブロツク32と同一方法でロ
ーラの円筒状バレルところがり接触状態に係合す
る。従つて、エツジダム30は、特殊なダムブロ
ツク上に片持梁上部を突出させるということにか
かわらずに案内装置58によつて全長に沿つて案
内される。これらの突出部分40はフランジ64
から離れるように十分な高さだけ特殊なブロツク
の底部上方に上昇させられる。
第8図は左側エツジダム30用の案内装置58
を示し、同様な案内装置が他方のエツジダムにも
設けられていることを理解されたい。
第4図に示すよう、同様な案内装置66は鋳造
領域の下流端部56から出た後に各々のエツジダ
ム30のため設けられる。案内装置66は周囲に
沿つて密接状態に隔置された位置に取付けられた
フランジローラ62を備えた弦月状支持体68を
有する。
第2図、第5図及び第8図に示され且つ下文で
説明される本発明による実施例に於いて基準のダ
ムブロツクの幅Wを越えて側方に伸長する部分的
な深さの鋳型ポケツト38を形成するため特殊な
ダムブロツクの突出部40が設けられ、本文で
は、それを“第一システム”の実施例と呼ぶ。
第3図、第6図及び第9図に示され且つ下文で
説明される本発明による実施例に於いて、部分的
な深さの鋳型ポケツトは残りのダムブロツクの幅
Wより小さいものであ、本文では“第二システ
ム”の実施例と呼ぶ。
第3図、第6図及び第9図を参照すると、第二
システムの実施例のエツジダム30Aは、それぞ
れのエツジダムの中心線に沿つて配置された無端
可撓性金属製ストラツプ34に下げられた多数の
ダムブロツク32から成る。このストラツプ34
は基準のダムブロツク32の幅Wの少なくとも半
分に等しい幅を有することが好ましい。各々のエ
ツジダム30Aに沿う隔置された位置に於いて、
部分的な深さの鋳型ポケツトを形成する特殊なダ
ムブロツク76が設けられている。これらの特殊
なダムブロツク76は基準のダムブロツク32と
同一の幅Wを有する。
エツジダム30Aの第二システムの実施例に関
する鋳造方法は上記と同じであり、即ち溶融金属
は鋳造領域の入口端部50(第4図及び第6図)
に導入される。部分的深さの鋳型ポケツト78は
鋳造領域の側方伸長部と連絡し且つそれを形成す
る。溶融金属がこれらの鋳型ポケツト78に側方
から流入され、溶融金属が鋳造ベルト22と24
の間の下流に移送されるに従つて、溶融金属は凝
固される。連続状のスラブ52は両側のエツジに
一体的に形成された部分的厚さのラグ54を有す
る鋳物である。
鋳造領域に沿う互いに密接にエツジダム30又
は30Aのダムブロツクを強圧するために、いわ
ゆる“バツクブレーカー”の案内装置70が各々
のエツジダムのために設けられる。この案内装置
70は戻り通路の一部分に於いてエツジダムに係
合し且つエツジダム30又は30Aをループの内
部方向に向いた凸状の通路セグメントに沿つて走
行させることができる。ガイド70は特殊なダム
ブロツク36の突出部40(第2図、第5図及び
第8図)のために隙間を提供するようにローラ6
2よりさらに幅広く隔置されたフランジを備えた
多数のローラ74及び支持体72を有する。特殊
なダムブロツク76が基準のダムブロツク32と
同一の幅Wである第二システムの実施例に於い
て、ローラ74はローラ62と同様である。案内
装置70の構造及び作動についての説明は、米国
特許第3865176号及び第3955615号明細書を参照さ
れたい。
鋳造領域の入口端部50に再度はいる前にエツ
ジダム30又は30Aを冷却するために、冷却装
置80が設けられる。この冷却装置はエツジダム
30又は30Aに流体冷却剤82のジエツトを方
向づけるために配置される。冷却装置80は冷却
流体82をエツジダムに噴射するノズル88を有
する導管86に圧力冷却流体を送るために供給ラ
イン84を有する。冷却流体82はエツジダム3
0又は30Aに高速度で噴射される冷却空気又は
エツジダム30又は30Aに噴霧される液体冷却
剤から成る。例えば、制御可能な弁のような流体
制御装置90は、以下で説明される理由でそれぞ
れのエツジダム30又は30Aに与えられる冷却
程度を調節するために供給ライン84に配置され
る。
冷却装置80はエツジダム30又は30Aの戻
り走行通路に沿う普通の位置に配置されることを
理解されたい。流体冷却剤82が液体である時、
例えば好ましい水である時に、冷却装置80は、
エツジダムが溶融金属に遭遇する前に、エツジダ
ムを乾燥させるために入口50から鋳造領域まで
十分に離れるように配置される。冷却装置80及
びバツクブレーカー案内装置70は所定位置で逆
転され、従つてエツジダムは案内装置70を通過
する前に冷却される。冷却空気の流れ82が冷却
に使用される場合に、この冷却はエツジダム30
又は30Aの走行通路に沿う一位置以上の地点で
行なわれる。
更に、バツクブレーカー案内装置70と冷却装
置80は一方と他方とが密接関係で配置されてい
る。例えば、バツクブレーカー装置70は2つの
部分に長手方向に分離されており、冷却剤として
水を使用している冷却装置はバツクブレーカーの
2つの部分の間に配置される。この方法に於い
て、バツクブレーカーは冷却装置の通過の前後で
エツジダムを案内する。例えば、米国特許第
3865176号明細書、米国特許第3955615号明細書に
示すように、適当な囲い及び排気ダクトを、発生
する水蒸気を除去するために設けることもでき
る。
上記米国特許第3865176号明細書及び米国特許
第3955615号明細書は戻り走行中にエツジダムを
冷却するために液体噴霧冷却装置の使用を開示し
ているが、これらは回転するエツジダムの走行を
同期させる本発明による技術は開示されていな
い。
鋳造領域の両側エツジに沿う部分的深さの鋳型
ポケツト38又は78の走行を延長期間の作動中
に同期させるために、一方のエツジダムの走行は
他方に関して感知される。エツジダムの走行を感
知することはいろいろの方法で達成される。例え
ば、第4図、第5図及び第6図に示すように、感
知装置92は各々のラグ54の通過に応答するた
めに鋳造スラブの両エツジ付付に配置される。こ
のような感知装置は、各々のラグ54の通過が光
電池に達する光線の強度を変えるように配置され
た光源及び光電池から成る。別の実施例として、
感知装置92は各々のラグ54の通過によつて掛
け外しされる。アクチユエータフインガーを備え
た電気スイツチから成る。ラグ54の通過に応答
するための別の感知装置92も使用される。
エツジダムの走行感知が第4図、第5図及び第
6図に示されるように達成される別の方法は、
各々のエツジダム30又は30Aの走行通路に沿
つて所定の位置に感知装置92′又は92″を配置
することである。上記所定位置は鋳造領域Cのエ
ツジ付近又はエツジダム30又は30Aの戻り走
行通路付近である。感知装置92′又は92″は、
感知装置92がラグ54の通過に応答するのと同
じ方法で、本発明の第一システム実施例に於ける
特殊なダムブロツク36の突出部分40の通過に
応答する感知装置92と同一である。
別の実施例として、特殊なダムブロツク36又
は76は残りの基準のダムブロツク32から異な
る特性を有する機素を有し、従つてこれらダムブ
ロツクは感知装置92′又は92″とは区別され
る。このような異なつた特徴は光学的、機械的、
電磁的等に関して存在する。例えば、特殊なダム
ブロツク36又は76の外側端部は光電池又はマ
イクロ波に応答する挿入部品又は電気スイツチの
フインガーを掛け外しする切欠き等を有する。そ
の結果として、特殊なダムブロツク36又は76
は、コード付きダムブロツクが感知装置を通過す
るに従つて、適当な感知装置92′又は92″と共
働するように適当にマーク付け又はコード付けさ
れている。
特殊なダムブロツク36又は76のコード付け
の代りに、所定の基準のダムブロツクをコード付
けされ、例えば、感知装置の応答に作用するよう
に20個のダムブロツクのすべてにコード付けす
る。
感知装置92又は92′又は92″の特性及び位
置にかかわらず及び鋳造スラブ上のラグが感知さ
れるか又は所定のダムブロツクが所定位置を通過
することを感知するかにかかわらずに、2つのエ
ツジダムの走行相対速度はいずれかのエツジダム
が他方より遅れる(先行する)傾向にあるかどう
かを決定するために感知されることになる。それ
ぞれ左右のエツジダム用の感知装置92又は9
2′又は92″は、エツジダムの一方が他方に遅れ
る(又は先行する)傾向にあるかどうかを自動的
に決定する制御装置94に電線XとYによつて連
結する。
鋳造領域Cの両エツジに沿う部分的深さの鋳型
ポケツト38又は78の走行を同期させるように
2つの回動するエツジダムの走行同期を維持する
ために、制御装置94は電線96によつて流量制
御装置90に連結される。従つて、冷却の程度は
エツジダムのいずれかが所定の作動の時に遅れる
(又は逆に先行する)傾向である場合に相対的に
増強(又は逆に減少)できる。
2つのエツジダムの走行同期を達成する好まし
い方法は、比較のために基準又は標準として左右
のいずれかのエツジダムを予め選定することであ
り、基準のエツジダムに関して他方のエツジダム
の回転速度を制御することである。制御されたエ
ツジダムが基準エツジダムより遅れる又は先行す
ることを感知装置92,92′又は92″が示す時
に、制御されたエツジダムの温度が遅れ傾向又は
先行傾向に打勝つために走行通路の少なくとも一
部分に対して適当に変化させられる。
各々のエツジダムから成るダムブロツク及びス
トラツプ34は正の温度膨張係数を有する。例え
ば、ストラツプ34は無端ループを形成するよう
に溶接されたステンレススチール材で作られるこ
とが好ましく、ダムブロツクはスチール、アルミ
ニウム又は青銅で作られる。その結果として、一
方のダムブロツクの走行の少なくとも一部分に与
えられる冷却程度を相対的に増強することは、他
方のダムブロツクに関する長手方向に於いて相対
的にわずかに減少させることになる。相対的長さ
に於けるこの減少は回転速度を増速させることに
なり、その結果としてエツジダムの遅れ傾向を解
消できる。
エツジダムのステンレススチール製のストラツ
プ34を使用する利点として、温度膨張係数が銅
製スラブを鋳造するのに好ましい青銅製ダムブロ
ツクの温度膨張係数にごく等しいということから
生じる。
2つのエツジダムから成る多数のダムブロツク
の累積長さを常温でほとんど同様に変化させるこ
と及び2つの無端可撓性ストラツプ34の長さを
常温でほとんど同様に変化させることは、本発明
を実施するのに最も好ましいことである。従つ
て、2つのエツジダムの全回転走行は最初にほと
んど同じであり、作動中の同期制御によつて要求
される修正処置の量だけ減少する。更に、各々の
エツジダムの各々の逐次の部分的深さの鋳型ポケ
ツトの間のダムブロツクの累積長さを常温でほと
んど同様に変化させることが最も好ましい。用語
“ほとんど同一”に関して、累積した長さに適度
で熱心な且つ注意深い配慮によつて得られる利点
を意味し、思いきつた何か他のものを必要とする
ものでないことを意味する。
遅れエツジダムに与えられる有効冷却を増大さ
せる代りの場合に於いて、制御装置94は先行エ
ツジダムに与えられる有効冷却を減少させるよう
に配置されることもできる。いずれかの場合でも
全体的な結果は、基準エツジダムに関して制御さ
れたエツジダムの走行の過度な速度になる傾向を
補償することである。その結果として、走行通路
の少なくとも一部分にわたつて一方の走行エツジ
ダムの温度を他方に関して変化させる種々の方法
は本明細書及び特許請求の範囲に於いて本文で説
明された同期のための均等手段として理解される
ことは明らかである。このエツジダム同期方法及
び装置は、ダムブロツクが鋳造領域にはいり込み
且つそれらが鋳造領域に沿つて走行する時に両エ
ツジダムのダムブロツクを一方が他方に対してぴ
つたりと当接されているからスラブ上の突出ラグ
を鋳造するのに有利に作動でき、従つて隣接ダム
ブロツクの間に力融金属の流出する傾向を最小限
にできる。
以下、第10図を参照すると、第10図は鋳造
領域Cの両エツジに沿つて第一システム実施例の
走行エツジダム30を案内させるため及び鋳造領
域に液体冷却剤がはいり込まないように密封する
ためのダムブロツク案内兼冷却剤密封装置100
を示す。第10図は“ニツプ”ロールと呼ばれる
上流ロール43の中心線を通つて描かれた拡大断
面図である。第10図に示された位置は、ダムブ
ロツクの案内及び整合のための臨界面である。な
ぜならばエツジダムが溶融金属に沿つて鋳造領域
にはいり込むからである。案内兼冷却剤シール装
置100は多数のゲージスペーサ104によつて
所定位置に保持される剛性の真直なエツジバー1
02を有する。これらゲージスペーサ104は下
方フレーム49から離れた上方フレーム45を正
確に隔置する拡大ヘツドを有し、従つて鋳造ベル
ト22と24の間の間隙を決定でき、それ故に鋳
造領域Cの高さを決定でき、これらのゲージスペ
ーサ104は下方フレーム49のソケツト106
に嵌合するシヤンクを有する。
例えば、独立気泡ネオプレンのような弾性パツ
ド108は、真直なエツジバー102の内側縁部
の上下に配置される。例えば、織物アスベストの
ような断熱性、高耐熱性及び耐摩耗性材断から成
る層110はバー102の内側エツジのまわりを
水平V型形状に包み込む。この断熱且つ耐摩耗層
110は弾性パツド108とそれれぞれの回転鋳
造ベルト22と24との間に伸長する。横断面L
型の案内部材112は、ダムブロツクを案内関係
で係合させるために低いレベルで内向きに伸長す
る真直なエツジ付き下部フランジ114で配置さ
れる。この下部フランジ114は特殊なダムブロ
ツク36の片持梁式上部部分40から離れるよう
に十分に低いレベルに配置される。
フランジ114はガイドのそばを通過するすべ
てのダムブロツクを案内させるために基準ダムブ
ロツクだけでなく特殊なダムブロツクの下方部分
に係合する。断熱且つ耐摩耗性の層110は下方
鋳造ベルトとの接触から離れてL型案内112を
支持するためにフランジ114の下に配置され
る。このガイド112の直立フランジはバー10
2の内側の真直なエツジを覆う断熱層110に対
して支持される。
弾性パツド108は上方と下方の鋳造ベルト2
2と24に対して断熱且つ耐摩耗性材の層110
を堅固に圧迫し、従つて液体冷却剤が鋳造領域C
に不注意にはいつてくるのを防止できる。層11
0の水分は鋳造領域付近の加熱状態によつて蒸発
される。
以下、第11図を参照すると、第二システムの
実施例に於ける走行エツジダム30Aのための案
内兼冷却シール装置100Aが示されている。こ
の装置100Aは、L型案内部材112が横断面
長方形の案内部分116によつて取換えられるこ
と以外については第10図に示された装置100
に全般的に同様である。断熱且つ耐摩耗性の層1
10が部材116の下に配置される。更に、弾性
パツド108は案内部材116の底部と層110
との間に挾持される。ガイド部材116は、基準
ブロツク32と特殊なブロツク76を含むダムブ
ロツクのすべてに案内部材116を通過する際に
係合する。
第12図、第13図及び第14図に示すよう
に、例えば電解精錬用の銅製アノードのような電
極プレートPは上記のようにカツト線55に沿つ
て鋳造スラブ52を切断することによつて都合よ
く成形される。部分的な厚さのラグ54は電解槽
121の側面レール120に電気的に連結させて
使用される。タンク122は電極プレートPが懸
架される電解液124を入れる。ラグ54は側面
レール120を越えて全体的に水平に突出し、そ
の場合にレール120の自由端部は新しい電極プ
レートを電解槽121の中へ都合よく下げてその
後に各々の消費された電極プレートの上部を都合
よく取除くために、クレーンフツク又はその他の
昇降装置と機械的に係合される。使いきつた電極
の上部はスラブ52と共に再溶融し且つ再鋳造す
ることによつて再循環される。
消費即ち精練された各々の電極プレートの比例
量を増大させ、且つ再循環される量を減少させる
ために、各々の電極が隣接部から切断されるカツ
ト線55′(第12図)は、カツト線が鋳造スラ
ブのエツジに交差する場所125から下流に配置
される中心部分を有する。この除去されるカツト
線は、ラグ54を電極Pの主ボデイーに固着する
のに十分な強度を有する肩126を提供するため
に鋳造スラブの各々のエツジから内向きの適当な
距離の下流にゆるやかに曲がる。
所望ならば、各々の電極プレートPを垂直にぶ
ら下げるために、ラグ54はスラブ52の厚さの
少なくとも半分の厚さを有するように鋳造され
る。鋳型ポケツト38又は78は下流(先導)壁
に沿つてアンダーカツトされ、従つて各々のラグ
54の最も下方の部分は鋳造スラブの中心面と整
合され且つ各々の下げられたプレートの中心面1
30(第13図)と整合された領域128に沿つ
て配置されるように決定される。ラグ54がしば
しばケースであるプレートの厚さの半分の厚さで
ある時に、最も下方の領域はラグのエツジに沿つ
て形成される。支持体128のこの領域が中心面
130と整合され即ちプレートの重心と整合され
るラインであるということによつて、各々のププ
レートは、垂直にぶら下げられる。その結果とし
て、下げられたプレートの配置方向にはほとんど
変動が生じなく、しかもそれらプレートは密封状
に隔置された状態で配置される。
第13図に示すように、プレートPは銅を電解
精錬するためにカソードスタータシート132と
密接状に隔置状態に下げられた銅製アノードであ
る。カソードスタータシート132は従来周知の
方法でハンガーバー(図示省略)によつて懸架さ
れる。下文で更に詳細に説明するように、側面レ
ール120の一部分が支持エツジ128を明らか
に示すために第13図で破断されて示されてお
り、各々のラグ54の下向きに傾斜した下部表面
134は鋳型ポケツトの先導壁のアンダーカツト
となる。
第15図、第16図及び第17図を参照する
と、第一システムの実施例によるエツジダム30
が示されている。すべての基準(標準)ダムブロ
ツク32は同一幅Wを有し、各々の特殊なダムブ
ロツク36の下方部分42は同一幅を有する。例
えば、第15図、第16図及び第17図に示すよ
うに好ましい実施例に於ける幅Wは7.62cm(3イ
ンチ)である。無端可撓性金属製ストラツプ34
は少なくとも前記幅Wの半分の幅であり、第15
図、第16図及び第17図のエツジダム30に於
いてこのストラツプは前記幅Wの半分より広い幅
である。図示のように、ストラツプ34は5.08cm
(2インチ)即ち前記幅Wの2/3の幅である。この
比較的に広い幅のストラツプ34は各々のダムブ
ロツクのT型スロツト136を通り、第16図及
び第17図に明らかに示すように各々のブロツク
の底面から密接状に隔置されている。第16図に
示すように、ストラツプ34は鋳造・ポケツト3
8の下の特殊なダムブロツクを貫通する。
部分的な深さの鋳型ポケツト38は第一ブロツ
ク36−1から下流の別の特殊なダムブロツク3
6−2にすぐ隣接したダムブロツク36−1によ
つて形成される。ポケツト38を含むダムブロツ
ク36−1は同一の上流−下流長さLを有するす
べての他のダムブロツクより上流−下流方向に幾
分か長くなつている。例えば、この実施例に於い
て、すべてのダムブロツクの長さLは3.81cm
(1.5インチ)であるが、特殊なダムブロツク36
−1の長さは5.08cm(2インチ)である。
所望ならば、別の特定のブロツク36−3は第
一ブロツク36−1から上流に配置される。特殊
なブロツク36−3は基準ダムブロツク32によ
つて取換えることで省略される。同様に、第15
図の下方右側に一点鎖線で示されるように、特殊
なダムブロツクはブロツク36−2から下流に配
置される。補助の特殊なダムブロツク36−3を
設けるかどうかは、特殊なダムブロツクのクラス
ターの所望な上流−下流の範囲による。
ポケツト38はブロツク36−1の平らな底部
138を有する。上流壁140は下文で説明され
る理由のために合成テーパ状に形成される。本文
で使用される用語“合成テーパ状”は、上流壁1
40がポケツトの底部138の方向に下流に傾斜
し且つポケツトの外端部壁142の方向に下流に
傾斜することを意味する。この外側端部壁142
は平らであり且つエツジダム30の走行方向に平
行に方向づけられる。
鋳型ポケツト38の下流壁144にアンダーカ
ツトを与えることを所望するならば、このアンダ
ーカツトは第16図に示すように約4゜〜6゜の
値が好ましい。壁144のアンダーカツトは下流
ブロツク36−2の隣接表面によつて成形され
る。
所望ならば、ポケツト38の下流壁はアンダー
カツトなしに成形され、即ち番号144′で示さ
れるように平らである。
この実施例に於いて、部分的な深さの鋳型ポケ
ツト38は、例えばダムブロツクの全高さHの約
半分の深さである。例えば、図示のような鋳型ポ
ケツト2.22cm(0.875インチ)の深さであり、ダ
ムブロツクの高さHは4.45cm(1.75インチ)であ
る。外側端部壁142は、鋳造スラブのエツジか
ら距離Dだけ突出するラグを鋳造するためにダム
ブロツク36−1の内側側面から10.5cm(4.13イ
ンチ)の距離Dだけ隔置される。
第15図に示すように、鋳造領域に開放する鋳
型ポケツト38の口145に於いて、上流と下流
の壁表面140と144(又は144′)は適当
な半径で朝顔形に開いている。鋳型ポケツトの朝
顔形に開いた口の形状は、ラグ54と鋳造物の比
較的に厚い主ボデイーとの間の連結部を補強する
ために第14図で番号146,148及び149
で示すように3つの曲状隅肉を有する。コーナ半
径が第16図及び第17図で示されるように設け
られており、この場合に底部壁表面138はそれ
ぞれの壁表面140と142に遭遇し、更に壁表
面140と142が互いに遭遇する。
特殊なダムブロツク36−1,36−2,36
−3の片持梁の上部40はダムブツクの底部から
距離Eだけ隔置される。この距離Eは、鋳型ポケ
ツト38の外端部の下の片持梁領域150で十分
な厚さを残すためにダムブロツクの高さHの3/8
以下である。この実施例に於いて、図示のよう
に、距離Eはダムブロツクの高さHの2/7であ
り、この距離は案内フランジ114(第10図)
のために十分な隙間を提供する。
以下、第18図、第19図及び第17図を参照
すると、鋳型ポケツト38は、それが2つの隣接
した特殊なブロツク36−4と36−5の部分に
かけられた平らな底部138を有することを除い
ては第15図、第16図及び第17図に示す鋳型
ポケツトと全般的に同じである。2つのブロツク
にかけることによつて、ポケツト38は上流−下
流の方向に長くなつており(第18図を第15図
と比較して見ると)、各々の特殊なダムブロツク
36−4と36−5は基準ダムブロツク32の長
さLと同一の上流−下両長さを有する。
所望ならば、第18図に示すように、別の特殊
なダムブロツク36−3がブロツク36−4から
上流及び/又はブロツク36−5から下流に配置
される。このような特殊なブロツク36−3は基
準のダムブロツク32に取換えることによつて省
略される。
第20図、第21図及び第17図を参照する
と、部分的な深さの鋳型ポケツト38は特殊なダ
ムブロツク36−6の上流−下流の全長にかかる
平らな底部138を有する。その下流壁(番号1
44で示されるアンダーカツト又は番号144′
で示される平らな面)は下流の特殊なダムブロツ
ク36−2の隣接面によつて形成される。上流壁
140′は隣接の上流の特殊なブロツク36−7
によつて形成される。この壁140′はブロツク
の高さの方向にのみテーパ状になつているか又は
傾斜しており、この壁は走行方向を横切つて伸長
する。
第20図に於いて一点鎖線36−3で示すよう
に、特殊なダムブロツクはブロツク36−7から
上流に及び/又はブロツク36−2から下流に配
置される。
第22図、第23図及び第24図はエツジダム
30Aの第二システムの実施例によるエツジダム
30Aを示す。すべての基準ダムブロツク32及
び特殊なダムブロツク76は、例えば第22図〜
第28図に於いて10.2cm(4インチ)のような同
一の幅Wを有する。ストラツプ34は上記値の1/
2の幅であり且つ第23図及び第24図に示すよ
うに各々のダムブロツクの底部から密接に隔置さ
れた各々のブロツクのT型スロツト136を貫通
する。
部分的な深さの鋳型ポケツト78は下流の特殊
なダムブロツク76−2に隣接した特殊なダムブ
ロツク76−1によつて形成される。ポケツト7
8を含むダムブロツク76−1は、長さLを有す
るすべての他のブロツクより上流−下流方向に幾
分か長くなつている。例えば、図示の実施例に於
いて、長さLは3.82cm(1.5インチ)であり且つ
ブロツク76−1の長さは上流−下流の方向に
5.08cm(2インチ)である。ポケツト78はブロ
ツク76−1の平らな底部158を有する。上流
壁160は合成テーパ状に形成される。外側壁1
62は平らであり且つ走行方向に平行に方向づけ
られる。下流の壁164はアンダーカツトされて
おり、別の実施例では番号164′で示すように
下流壁164は平らである。鋳型ポケツトの口1
45は、第22図に示すように、壁160と16
4(又は164′)の内側領域で適当な半径によ
つて及び第22図に示すように丸味の隅肉14
6,148及び149(第14図)を提供するた
めに底部158の内側領域で同様な半径によつて
朝顔形に開かれている。
第二システムのエツジダム30Aの実施例に於
いて、第22図〜第28図に示すように、ダムブ
ロツクの全高さHは例えば3.82cm(1.5インチ)
であり、鋳型ポケツト78の深さは例えば上記値
の1/2である。
鋳型ポケツト78は、鋳造物の主ボデイーから
所定の値だけ突出するラグを鋳造するために第2
2図、第25図及び第27図に、例えば、8.57cm
(3.37インチ)の距離Dだけエツジダム30Aを
横切つて伸長する。これらの口145は上記のよ
うな理由のために朝顔形に開いている。
第25図、第26図及び第24図に於いて、鋳
型ポケツト78はそれが2つの隣接した特殊なダ
ムブロツク76−3と76−4の部分にかかつて
いる平らな底部を有していることを除いては第2
2図、第23図及び第24図の鋳型ポケツトと全
般的に同様である。従つて、第25図のポケツト
78は第22図のポケツト78より上流−下流方
向で長くなつている。しかしながら、2つの隣接
した特殊なブロツクをこの方法で使用することに
よつて、これらのブロツクは基準ダムブロツクの
長さLと同じ長さである。
第27図、第28図及び第24図に於いて、鋳
型ポケツト78は特殊なダムブロツク76−5の
上流−下流の全長に伸長する平らな底部を有す
る。下流壁(番号164で示されるアンダーカツ
ト又は番号164′で示される平らな部分とな
る)は下流の特殊なブロツク76−2の隣接表面
によつて形成される。上流壁160′は上流の特
殊なブロツク76−6の隣接表面によつて形成さ
れ、この表面160′はブロツクの高さ方向にの
みテーパ状になるか又は傾斜している。
第15図〜第28図に示されている種々のエツ
ジダム30と30Aに於いて、種々の部分的な深
さの鋳型ポケツト38と78は少なくとも2つの
隣接した特殊なダムブロツクの部分によつて形成
される。第20図と第21図及び第27図と第2
8図に示されるようにある図示の実施例に於い
て、鋳型ポケツトは3つの隣接した特殊なダムブ
ロツクの部分によつて形成される。
鋳型ポケツト38又は78は上流−下流の方向
のポケツトの長さによつて1つのダムブロツクに
よつてのみ形成されることを理解されたい。この
実用上の限定は、たいていの設備は於いて上流−
下流の方向に於ける長さが6.45cm(2.5インチ)
を越えるような特殊なダムブロツクの長さは好ま
しくない。
各々の部分的な深さの鋳型ポケツト38又は7
8の下流又は先導壁144又は144′,164
又は164′は、それぞれのラグ54の下流又は
先導表面によつて提供されるような鋳造スラブの
両エツジに沿つて隔置された位置で一体的な支持
肩を鋳造するためにそれぞれのエツジダムの側方
の肩付き部分として考えられることを理解された
い。
合成テーパを備えた鋳型ポケツトの上流壁を設
ける利点は、以下で説明される。溶融金属が第4
図、第5図及び第6図の下流に動く時に、溶融金
属は熱がさめるに従つて溶融塊の外側からその内
部へと漸次に凝固される。言い返えると、最初に
中実金属のシエルが溶融コアを入れるような構造
になる。このシエルは製品が鋳造領域から下流に
動くに従つて漸次に厚くなる。
この凝固中に、スラブ52はそれが形成される
に従つて長手方向、横方向及び厚さに関して収縮
する。鋳型壁140又は160の合成テーパはこ
の収縮を新しく成形する上流のラグに過度なスト
レスを残すことなしに生じさせることができる。
各々の場合に、比較的に長い期間で凝固したそれ
ぞれの下流のラグは新しく形成された上流のラグ
より強力であることを理解されたい。合成テーパ
によつて、横方向又は厚さのいずれかの一方の収
縮は新しく鋳造されたラグを鋳型壁140又は1
60からわずかに離れるように引込めさせ、それ
によつて凝固するスラブの長手方向の収縮に適合
するために長手方向に隙間を提供することができ
る。更に、このような合成テーパは鋳造ラグ54
を部分的な深さの鋳型ポケツトから更に半径方向
に移動させることができる。
第4図及び第7図に示すように、鋳造ラグを部
分的に深い鋳型ポケツトから自由にするために、
走行するエツジダム30又は30Aは鋳造領域C
の面に適当な角度で走行するように下向きに偏向
される。第4図に示すように、偏向されたエツジ
ダム30又は30Aは案内ローラ62及び支持体
68を通過できる。別の実施例として、第7図に
示されるように、偏向されたエツジダム30又は
30Aに大きなフランジ付き案内プーリ170の
まわりを通過し、そのフランジはそれぞれのエツ
ジダムの幅Wをローラフランジ64(第8図と第
9図)と寸法即ち幅Wとの間の関係と同様に受入
れるように適当に隔置されている。
エツジダム30又は30Aが鋳造領域の下流端
部56から出て行く時に、エツジダムを偏向させ
るのを助けるために、フレーム部材174に回転
自在に取付けられた多数のローラ172(第7
図)が設けられている。これらのローラ172は
走行エツジダムの上部表面に押圧される。更に、
丸味のついた先端178を有するフレーム部材1
74に取付けられたフインガ機素176が設けら
れている。このフインガ機素は上流に伸長し且つ
鋳造領域の出口近くのダムブロツクの頂部表面に
係合する。従つて、第7図に示されるように、走
行エツジダム30又は30Aは逐次のラグ54か
ら取り去られる。
ストラツプ34が走行エツジダム30又は30
Aの底部付近に配置されることによつて、ダムブ
ロツクは、走行エツジダムが方向を変える局部的
領域Rでダムブロツクの間に生じる楔形スペース
S(第7図)を備えた上部頂部の方向に直ちに扇
形に広がる。領域Rに於けるこの簡単な扇形の広
がりは各々の部分的に深い鋳型ポケツトの頂部に
開放し、それぞれのラグ54を鋳型ポケツトから
解放することを助けることができる。
第4図に示されるように、下方ベルト24のま
わりを、走行する走行エツジダム30又は30A
を有することが好ましいけれども、第29図に示
されるように、これらエツジダムを逆転すること
ができる。即ち、走行エツジダム30又は30A
は上方鋳造ベルト22のまわりを回転させられ
る。この逆転配列を達成するために、曲状支持体
180が設けられており、支持体180はそれに
取付けられた多数の回転自在なフランジ付き案内
ローラ62を有する。この支持体180上のロー
ラ62は戻り通路の主部分に沿つてそれぞれの走
行エツジダムを支持する。鋳造領域の上流と下流
端部に於いて、同様なローラ62が取付けられた
弓形支持体182が設けられる。第4図に示すよ
うに、“バツクブレーカー”案内装置70′は案内
装置70に対して機能に関し同様である。曲状支
持体180はピボツト186で枢着され且つ機械
的又は空気的なバネ装置188によつて上方に押
圧される。このバネ装置188の目的は、エツジ
ダム30又は30Aに対して、エツジダムの下に
ぶら下がつた部分に作用する第4図の重力の影響
で張力を与えることができる。
走行エツジダム30又は30Aの逆転配列の結
果として、部分的に深い鋳型ポケツトは特殊なダ
ムブロツクの下方部分に配置されている。従つ
て、鋳造ラグ54は、第29図に示すように、ス
ラブ52の下方表面に隣接して形成される。
従つて、特許請求の範囲の記載に於いて、第2
9図に示すように、エツジダムの種々の部品の物
理的関係は逆転させることを理解されたい。用語
“上方”及び“頂部”は均等用語“下方”及び
“底部”を網羅するものであり、従つて逆も成り
立つものである。第4図に示すように、エツジダ
ムが右側にあると考えられる配列が好ましい実施
例であるという点で、特許請求の範囲は好ましい
配列を意中に置いて記載されたものであり、この
好ましい配置に限定されるものでない。
第29図に示すような装置はそれぞれのエツジ
ダムの同期走行を維持するために制御装置94及
び制御可能冷却装置80を備えた感知装置92又
は92′を有することを理解されたい。この装置
は図面を明確にするために第29図から省略され
ている。
所望ならば、制御装置94は、エツジダムが他
方のエツジダムより遅れ又は先行する時に、オペ
レータに指示するために読取可能インジケータ装
置(図示省略)を備えた制御パネルを有する。こ
のインジケータ装置は、一方のエツジダムの走行
を他方のエツジダムの走行に関する相対的偏差又
はこのような相対的偏差及びその量を示すための
数値的読取り表示を示すために逐次に照らされる
一グループの光を含む。更に、流量制御装置90
は走行エツジダムに与えられた冷却程度を制御す
るための手動弁を含む。
従つて、2つのエツジダムの走行を同期させる
ことは、一方のエツジダムが他方のエツジダムに
遅れ又は先行する傾向を解消するために、鋳造作
動中に時々制御パネルを視覚的に監視し且つ温度
制御装置90を手動で調節するオペレータによつ
て達成される。温度制御装置90のこの手動調節
弁は、必要性が生じたならば、自動制御作用を補
正し又は無効にするために予備機器として設けら
れる。このような制御装置90の手動作動の好ま
しい様式は自動的に同期させるために上記のよう
な制御装置の作動と同様な方法である。即ち、一
方のエツジダムが基準エツジダムとして予め選定
され、他方のエツジダムが制御されるエツジダム
として予め選定されることである。それから、オ
ペレータが基準エツジダムの走行に厳密に同期し
て走行するように制御されるエツジダムを維持さ
せる方法で制御装置90を調節することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は下流方向から見た先行技術の連続鋳造
装置の正面断面図、第2図は一体的なラグを鋳造
するための部分的な深さの鋳造ポケツトを形成す
る特殊なダムブロツクが走行エツジダムから成る
残りの基準ダムブロツクより広い幅である本発明
の第一システムの実施例を組込んだ連続鋳造装置
を下流から見た部分的正面断面図、第3図は部分
的な深さの鋳型ポケツトを形成する特殊なダムブ
ロツクが走行エツジダムから成る残りの基準ダム
ブロツクと同じ幅である本発明の第二システムの
実施例を組込んでいる連続鋳造装置を示す第2図
と同様な部分的正面断面図、第4図は部分的な厚
さのラグをエツジに有する金属製スラグを連続的
に製造する第2図又は第3図の鋳造方法及びその
装置を示す側面図、第5図は第4図の線5−5に
於ける鋳造面から見下ろした時の第2図の第一シ
ステムの比較的に幅広い特殊なダムブロツクを組
込んでいる第4図の鋳造装置についての平面図、
第6図は基準のダムブロツクと同じ幅である第二
システムの特殊なダムブロツクを組込んでいる鋳
造装置を示す第5図と同様の平面図、第7図は部
分的な厚さの鋳造ラグから移動させられる鋳型ポ
ケツトを形成する特殊なダムブロツクを示す第4
図に示された鋳造装置の下流端部についての拡大
正面断面図、第8図は比較的に幅広い特殊なダム
ブロツクを含む走行エツジダムと共働するフラン
ジ付き案内ローラを下流から見た第4図の線8−
8に於ける拡大横断面図、第9図は基準のダムブ
ロツクと同一幅である第二システムの特殊なダム
ブロツクを含んでいる一方のエツジダムと共働す
るフランジ付き案内ローラを下流から見た第4図
の線9−9に於ける第8図と同様な拡大横断面
図、第10図は第一システムの走行エツジダムの
側方案内と整合のための水密且つ真直なエツジ案
内組立体を示し且つ下流から見た上方ニツププー
リロールの中心線を通る第4図の線10−10に
於ける拡大横断面図、第11図は第二システムの
走行エツジダムの側方案内と整合のための水密且
つ真直なエツジ案内組立体を示している第4図の
線11−11に於ける第10図と同様の拡大横断
面図、第12図は電解槽の側面レールに支持され
た部分的な厚さのラグを有する電極プレートを示
す第13図の面12−12に於ける電解槽の横断
面図、第13図は電解槽の一方の側面レールと関
連したエツジ正面に於いて多数の電極を示す第1
2図の線13−13に於ける第12図の電解槽に
ついての正面図、第14図は電極プレートの一部
分の側面エツジから突出する部分的な厚さのラグ
を示す拡大斜視図、第15図は第一システムの特
殊なダムブロツクによつて形成された部分的な厚
さのラグ鋳型ポケツトを有する走行エツジダムの
一部分の全サイズの約60%のスケールの平面図、
各々の第15図〜第28図は正味サイズの約60%
とほぼ同一のスケールの平面図、第16図は鋳造
領域の方向に見た第15図の線16−16に於け
る側面図、第17図は所定の場合としてで第15
図の線17−17又は第18図の線17−17又
は第20図の線17−17に於ける横断面図、第
18図は第一システムの特殊なダムブロツクの第
二実施例を組込んでいる走行エツジダムの一部分
についての第15図と同様な平面図、第19図は
鋳造領域の方向に見た第18図の方向19−19
から見た側面図、第20図は第一システムの特殊
なダムブロツクの第三実施例を組込んでいる走行
エツジダムの一部分についての第15図及び第1
8図と同様な平面図、第21図は鋳造領域の方向
に見た第20図の方向21−21から見た側面
図、第22図は第二システムの特殊なダムブロツ
クによつて形成された部分的な厚さのラグ鋳型ポ
ケツトを有する走行エツジダムの一部分について
の平面図、第23図は鋳造領域の方向に見た第2
2図の方向23−23から見た側面図、第24図
は所定の場合としてで第22図の線24−24又
は第25図の線24−24又は第27図の線24
−24に於ける横断面図、第25図は第二システ
ムの特殊なダムブロツクの第二実施例を組込んで
いる走行エツジダムの一部分についての第22図
と同様な平面図、第26図は鋳造領域の方向に見
た第25図の方向26−26から見た側面図、第
27図は第二システムの特殊なダムブロツクの第
三実施例を示す第22図及び第25図と同様な平
面図、第28図は鋳造領域の方向に見た第27図
の方向28−28から見た側面図、並びに第29
図はエツジに部分的な厚さのラグを有する金属製
スラグを連続的に製造する鋳造方法及びその装置
を示し且つ走行エツジダムが上方鋳造ベルトを囲
んでいる第4図と同様な側面図である。 30,30A……エツジダム、38,78……
鋳造ポケツト、52……鋳造スラブ、54……ラ
グ、C……鋳造領域、H……高さ、22,24…
…鋳造ベルト、43,44……ロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの無端鋳造ベルトがロールの
    まわりを回転し且つ入口端部から出口端部まで鋳
    造領域に沿つて通過し、更に一対の側方に隔置さ
    れた無端回転エツジダムが鋳造ベルトと実質的に
    同一速度で鋳造領域のいずれかのエツジに沿つて
    走行する鋳造機によつて溶融金属を鋳造する方法
    に於いて、 前記鋳造領域Cと連絡し且つ前記鋳造領域Cの
    深さH以下の深さを有する部分的な深さの鋳型ポ
    ケツト38又は78を前記エツジダム30又は3
    0Aに設け、鋳造領域Cの前記深さHは鋳造領域
    の全長に亘つて実質的に一定であり、溶融金属を
    前記部分的な深さの鋳型ポケツト38又は78に
    流入させ、かつ鋳型ポケツト38又は78内の溶
    融金属を冷却して一体的な部分的な厚さのラグ5
    4が両エツジから伸長している厚さHの鋳造スラ
    ブ52を形成することを特徴とする溶融金属鋳造
    方法。 2 少なくとも1つの無端鋳造ベルトがロールの
    まわりを回転し且つ入口端部から出口端部まで鋳
    造領域に沿つて通過し、更に一対の側方に隔置さ
    れた無端回転エツジダムが鋳造ベルトと実質的に
    同一速度で鋳造領域のいずれかのエツジに沿つて
    走行する溶融金属鋳造装置に於いて、 各々の前記エツジダム30又は30Aは所定の
    高さHを有し、前記エツジダム30又は30Aは
    互に完全に分離しており、各々の前記エツジダム
    は前記エツジダム30又は30Aに沿う隔置位置
    に多数の部分的な深さの鋳型ポケツト38又は7
    8を有し、該鋳型ポケツト38又は78は前記鋳
    造領域Cで溶融金属と連絡していて、前記エツジ
    ダム30又は30Aの所定の高さH以下の深さを
    有し、全長に亘つて厚さHの寸法を有しかつ両エ
    ツジから伸長している一体的な部分的な厚さのラ
    グ54を備えた金属スラブ52を鋳造する溶融金
    属鋳造装置。
JP12113678A 1977-09-30 1978-09-29 Method and apparatus for continuously casting metal slab Granted JPS5461036A (en)

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