JPS6134722B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6134722B2
JPS6134722B2 JP52145981A JP14598177A JPS6134722B2 JP S6134722 B2 JPS6134722 B2 JP S6134722B2 JP 52145981 A JP52145981 A JP 52145981A JP 14598177 A JP14598177 A JP 14598177A JP S6134722 B2 JPS6134722 B2 JP S6134722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
starch
polymer
graft
acrylonitrile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52145981A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5377296A (en
Inventor
Furederitsuku Fuanta Jooji
Aabin Sutauto Edowaado
Matsukii Don Uiriamu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS5377296A publication Critical patent/JPS5377296A/ja
Publication of JPS6134722B2 publication Critical patent/JPS6134722B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F251/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polysaccharides or derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/12Hydrolysis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S524/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S524/916Hydrogel compositions

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、その重量の数1000倍の重量の脱イオ
ン化水及び比較的大量の他の水性流体を吸収する
ポリヒドロキシポリマー(PHP)―ポリアクリ
ロニトリル(PAN)グラフトコポリマー組成物
に係る。本発明は、アクリロニトリルと澱粉即ち
ポリヒドロキシポリマーとのグラフトコポリマー
から成る吸収性組成物を改良合成方法で製造し、
アクリロニトリルとある特定の水溶性アクリルコ
モノマーとを混合することにより、ケン化時間を
短縮でき然もその重量の5000倍以上の脱イオン化
水を吸収し得る生成物を提供するものである。 水性流体吸収能力を有する重合物質は即に公知
になつている。例えば、米国特許第3669103号及
び同第3810468号には、種々のモノマーが架橋結
合を有して重合化されて該重合物質になることが
開示されている。この架橋結合反応は極めて重要
である。何故ならば、架橋結合を有しないポリマ
ーは、水に溶解し、なんら吸収剤としての有用性
を有しないからである。 ケン化された粒状澱粉―PANグラフトコポリ
マーの水吸収性アルカリ金属塩は、米国特許第
3661815号に開示されている。この特許明細書に
於いては、澱粉が粒子状にグラフト重合化され、
ケン化がアルコール含有媒体中で行なわれて粒状
の不溶性吸収剤が得られる旨開示されている。米
国特許第3932322号には、前記米国特許第3661815
号の組成物と発煙状シリカ又はアルミナとの混合
物が開示されている。この混合物は、流体吸収速
度の増大及びダスト性の減少を示している。 ケン化されたゲル化澱粉―PANグラフトコポ
リマーの水吸収性アルカリ金属は、米国特許第
3935099号に開示されている。この特許に於いて
は、澱粉がグラフト重合される前に水中で加熱さ
れることによりゲル化され、且つ、グラフトコポ
リマーが水中でケン化されて、高度に膨潤してい
るがしかし非常に不溶性の微小ゲル粒子から成る
高粘性の分散体が得られる旨開示されている。米
国特許第3661815号の吸収性組成物と対照に、米
国特許第3935099号の組成物は、水性流体に対し
非常に高度な吸収性を有する連続フイルム状に乾
燥することができる。更に、このフイルム形成能
から、種々の基体に吸収性組成物より成る薄いフ
イルムを被覆することが可能であり、また、この
ことは該基体の流体吸収性に顕著な増加をもたら
すことになる。 本発明の目的は、従来技術に於いて記載したコ
ポリマー吸収剤の製法よりも、より速く且つより
簡単な方法で製造され得る新規なPHPグラフト
コポリマー吸収剤を提供することにある。特に、
本発明の目的は、PAN―含有PHPグラフトコポ
リマーのケン化に要する時間を短縮することにあ
る。本発明の更に重要な別の目的は、従来技術に
於いて記載したいずれの吸収性重合物質よりも実
質的に吸収性の優れたPHPグラフトコポリマー
を製造することにある。 これらの目的を達成すべく研究したところ、ア
クリロニトリル以外の特定の水溶性アクリルコモ
ノマーを、グラフトコポリマーのPHP骨格に結
合しているPAN側鎖に含有させることにより、
コポリマーの生成が上記に於いて記載した点に於
いて簡単化され、然も、生成物は従来技術のグラ
フトコポリマーと同一又はそれより極めて優れた
吸収性を有するものであることが、知見された。
例えば、ゲル化澱粉―PANグラフトコポリマー
又は粒状澱粉―PANグラフトコポリマーのいず
れかのケン化時間は、1/7.5程度ほど減じられ得
た。他の具体例に於いては、アクリロニトリルと
2―アクリルアミド―2―メチルプロパンスルホ
ン酸の混合物をゲル化澱粉にグラフト重合化し、
アルカリで該生成物をケン化した場合、その重量
の5000倍以上の脱イオン化水を吸収するグラフト
コポリマー組成物が得られた。 本発明に於ける有用な出発物質は、当業者に公
知のポリヒドロキシポリマー(PHP)である。
特に、澱粉、セルロース、及び澱粉含有物質及び
セルロース含有物質のような天然のPHPが有利
である。例示的に、澱粉含有物質としては、黄色
穀粉、漂白ゲル化穀粉、軟質小麦粉、及び完全に
粉状にされたコーンミール等がある。しかし乍
ら、それらに限定されるものではない。木質パル
プはセルローズ含有物質として適当である。実質
的に純粋な澱が出発物質として好ましいが、しか
し乍ら、他のPHPが本発明に於いて実質的に前
記純粋澱粉と等価なものとして使用され得るなら
ば、これらのPHPも同様に出発物質として使用
される。 粒状未変性澱粉が、室温で水に不溶性であるこ
とは周知である。未変性粒状澱粉の水懸濁液を加
熱すれば、澱粉粒は可逆的に水を吸収して一定量
膨潤し、次いで或る一定の温度、典型的に70℃
で、粒状物は不可逆的に突然急速に膨潤すること
も周知である。温度が70℃をこえれば、粒状物は
更に膨潤し、破壊されて、殆んどの澱粉が溶解
し、約80〜100℃の温度でなめらかな高粘性の分
散体になる。このような形態にある澱粉又は澱粉
含有物質をゲル化されているという。 ポリアクリロニトリル含有澱粉のグラフトコポ
リマーは、従来技術に於いて公知である。これら
のグラフトコポリマーを合成する種々の方法が、
フアンタ著“ブロツク及びグラフト共重合”アー
ル.ジエイ.セレザ編集ジヨン ウイリー アン
ド サンズ1973年出版第1章(Fanta,Block
and Graft Copolimerization,R.J.Ceresa,ed.
,John Wiley and Sons,1973,Chapter 1)
に開示されている。フアンタの研究は、使用開剤
のタイプ、澱粉の前処理、使用重合媒体の種類、
使用モノマーの量、澱粉グラフトコポリマー組成
物合成に関する諸条件等による影響についてなさ
れている。アクリロニトリル(AN)本発明の基
本のグラフトコポリマーに使用される好ましいモ
ノマーであるが、メタクリロニトリルが特許請求
の範囲中に特定されているアクリロニトリルモノ
マーに等価なものであるということを理解された
い。 本発明の前記目的を達成するためにアクリロニ
トリルに有効に混合され得る特定のコモノマーは
水溶性アクリルモノマーである。このアクリルモ
ノマーの具体例としては、アクリル酸、メチルア
クリレート、及び2―アクリルアミド―2―メチ
ルプロパンスルホン酸(AASO3H)等を挙げ得
るが、これらの物質に限定されるものではない。
これらのコモノマーはアクリロニトリルと共に
PHP基質にグラフト共重合化される。生成ポリ
ヒドロキシポリマー―合成コポリマーを以後
PHP―SCと記載する。PHP:SCの好ましい重量
比は50:50〜40:60の範囲であるが、しかし乍ら
この範囲をこえる重量比即ち75:25のような高い
比及び25:75のような低い比も同様に吸収剤とし
ての機能を果し、程度の差はあれど本発明の請求
の範囲に記載されている所望の性質を有すること
も理解されたい。 更に詳細に説明すれば、本発明の好ましい水溶
性アクリルコモノマーは、下記式で示される。 式(1),(2)及び(3)の中のR′は水素又はメチルを
示し、式(2)中のR′はメチルを示す。式(1)に於け
るR″はH,Na,K,NH4又はメチル基若しくは
エチル基のような炭素原子数1〜4を有するアル
キル基を示す。式(1)に於いて、R′及びR″のいず
れかが水素で、他の一方がアルキル基であること
が好ましい。式(3)に於けるRはH,Na,K,
又はNH4である。 好ましい重合開始剤は、実施例に記載してある
ように、硝酸セリウムアンモニウム―硝酸及び硫
酸第一鉄―過酸化水素酸化還元系である。しかし
乍ら、他の適当な開始剤、例えばコバルト―60放
射又はオゾン等も当業界者には公知である。 PHP―SCのケン化は、アルカリ金属水酸化物
好ましくは水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリ
ウムの水溶液中で行なわれる。水酸化アンモニウ
ム好ましくは該水酸化アンモニウムとアルカリ金
属水酸化物とを共に使用し得ることも同様に自明
である。合成コポリマーのモノマー単位に対する
アルカリの好ましいモル比は0.6:1〜1:1の
範囲であるが、しかし乍ら、0.1:1〜7.2:1の
範囲内のモル比であつても同様にケン化反応が生
起することは自明である。ケン化は好ましくは水
中で行うが、しかし乍ら、水含有混合物例えばエ
タノール―水に於いてもケン化反応を行うことが
できる。グラフトコポリマーを90〜100℃の温度
でアルカリ金属水酸化物の水溶液と接触させる。
ケン化反応を圧力がま中で行えば、より高温をも
使用し得る。反応混合物は最初レツド―オレンジ
色に近いが、反応が終結するにつれてゆつくり変
色し、ライトイエロー色になる。ケン化反応の進
行段階は反応物の色によつて見分けることがで
き、ライトイエロー色になればケン化反応が完結
したことを示す。ケン化により、PANのニトリ
ル置換基がカルボキサミド及びアルカリ金属のカ
ルボキシレートに変る。カルボキサミドとアルカ
リ金属カルボキシレートとの比は典型的に1:2
であるが、しかし乍ら、反応条件により他の値に
変わり得る。ケン化PHP―SCはPH5〜12に於い
て水に実質的に不溶である。本明細書に於ける
“水可溶性”とは、明らかに溶液状態又は高分散
状態のことを示す。 米国特許第3935099号に於いては、PAN―含有
澱粉グラフトコポリマー中のPAN部分の水中で
のケン化反応時間は、90℃で典型的に1〜3時間
である。本発明に於いては、59%の合成ポリマー
含有のゲル化澱粉―PANグラフトコポリマーの
ケン化時間が95〜100℃で90分間であり、55%の
PAN含有粒状澱粉から製造されたグラフトコポ
リマーのケン化時間が75分間であつたことが判つ
た。PAN含有グラフトコポリマーのケン化に必
要な時間が約1/7.5程度減じられ、より少ない時
間を所望するには、グラフトコポリマーの製造時
に特定コモノマーの1〜30モル%をアクリロニト
リルに混合して、コモノマー:アクリロニトリル
のモル比を1:99〜30:70にすればよいことが知
見された。90〜100℃では、ケン化反応は10〜45
分程度の少ない時間で終結した。例えば、ゲル化
澱粉の場合、5モルパーセントのAASO3Hと95
モルパーセントのアクリロニトリルとを混合すれ
ば、ケン化時間は32分に短縮された。10モルパー
セントのアクリル酸を混合すればケン化時間は20
分、10モルパーセントのメチルアクリレートを混
合すればケン化時間は40分であつた。 明らかに、このような反応時間の短いことの利
点は、ケン化反応が、従来の通常ケン化時間に1
〜3時間かかつていたバツチ式方法にとつて代つ
て、連続方法で行なえるとというところにある。
勿論、反応時間を短くすればするほど、その製造
に於ける径経済的有利さも生じる。 このケン化反応時間が短縮される理由は現在の
ところ明らかでない。澱粉グラフトコポリマーの
ケン化時間を短縮する本発明のコモノマーは、非
常に高度な水可溶性であるが、しかし乍ら、この
高水可溶性は必要条件ではない。何故ならば、10
モルパーセントのメチルアクリレート(水に対す
る溶解度30℃で5.2%)を加えても1/2ほどしかケ
ン化時間が短縮しないからである。AASO3Hに
対比して、ビニル硫酸は高水可溶性で且つ
AASO3Hと同様のスルホン酸基を有するが、そ
の5モルパーセントをアクリロニトリルと混合し
てもケン化時間が短縮されることはない。これら
の例からケン化時間の原因は予測し難いものであ
り、またそれ故、ケン化時間に対するアクリルコ
モノマーの作用機構は不用である。 グラフト重合化段階及びケン化反応段階の温度
は臨界的でない。一般に、従来技術に於ける温度
条件も使用可能である。例えば、20〜40℃の温度
は重合化反応に対して有利に利用し得、また、ケ
ン化反応に対する80〜100℃の温度も同様であ
る。重合化反応はより低い温度例えば0℃付近で
も進行し、約60℃程度の温度でも進行する。60〜
150℃の温度に於いては、該重合反応は過圧下で
進行し、蒸発による反応物の損失はない。過圧力
を利用すれば、ケン化反応も同様に少なくとも
150℃の高温の温度に於いても進行し得る。 米国特許第3935099号は、ゲル化澱粉―PANグ
ラフトコポリマーのケン化から製造された吸収性
ポリマー組成物は、粒状澱粉から同様に製造され
た組成物に比べ、水性流体に対しより高い吸収性
を有すると教示している。これらの発見と一致し
て、本発明は、比較実験に於いて、ゲル化澱粉か
ら製造された吸収性ポリマー組成物が該ポリマー
1gにつき820gの水及び40gの合成尿を吸収す
るのに対し、粒状澱粉から同様に製造された吸収
性ポリマー組成物が該組成物1gにつき298gの
水と28gの合成尿を吸収することを知見した。合
成尿は、CaCl20.64g、MgSO47H201.14g,
NaCl8.20g及び尿素20.00gを水1000gに溶解さ
せることにより得られる。それ故、粉状澱粉グラ
フトコポリマーの製造の際少量の特定コモノマー
とアクリロニトリルとを混合すれば、粒状PAN
―含有澱粉グラフトコポリマーから製造した吸収
性ポリマー組成物の流体吸収率がゲル化澱粉―
PANから製造した組成物の吸収率に等しいかま
たはより大きなものとなるということを知見した
のは驚くべきことであつた。たとえば、粒状澱粉
をAASO3H:アクリロニトリル10:90モル比で
グラフト重合し、生成グラフトコポリマーを水酸
化ナトリウムでケン化すれば、得られる吸収性ポ
リマー組成物はそのポリマー1gにつき、968g
の水と47gの合成尿を吸収した。 このように、粒状澱粉からの本発明組成物に於
いて、吸収性を高めることができた、澱粉グラフ
トコポリマーの製造を非常に簡単化したことを示
すものである。何故ならば、高い吸収率を有する
ポリマー組成物を製造するために、もはや澱粉を
ゲル化する必要がないからである。時間の消費の
他に、澱粉のゲル化は熱の形態にあるエネルギー
を必要とし、高温ゲル化澱粉散体は、グラフト重
合されるまえに、より低い温度へ冷却されなけれ
ばならない。ゲル化澱粉を使用する場合、最終生
成コポリマーは部分的にコロイド状であるため、
ろ過または遠心分離しがたい。しかしながら、粒
状澱粉をグラフト重合する場合、最終生成コポリ
マーはコロイド状でなく粒子状であるため、アル
カリ水溶液でケン化する前、未反応モノマー及び
他の不純物から、ろ過または遠心分離により容易
に分離しうる。また、粒状澱粉からの目的組成物
はケン化する前に、長期間湿めつたフイルターケ
ーキとして分離及び貯蔵しうる。 従来技術に於ける公知のケン化吸収性澱分―
PANグラフトコポリマー組成物は、該ポリマー
1gにつき800〜1000g程度の脱イオン化水を吸
収する。本発明はこの吸収率の範囲を、ゲル化澱
粉から820の吸収率を有する組成物を製造するこ
とにより確認した。特別の技術を使用することに
より高吸収性が得られる。たとえば、米国特許第
3935099号には、単離、生成、及び乾燥されてカ
ルボン酸の形態で且つカラム中にルーズに充填さ
れたケン化澱粉―PANグラフトコポリマー組成
物が開示されている。アンモニアガスを前記カラ
ム中に通せば、前記組成物はアンモニウムカルボ
キシレートの形態になつた。そうすると該組成物
はそのポリマー1gにつき、1300gの水と80gの
合成尿を吸収した。また、前記米国特許第
3935099号には、ケン化澱粉―グラフトコポリマ
ー組成物を1%個体濃度で水中に分散せしめ、
20KHzで約1時間超音波処理してその粘度を
30000cp.から30cp.に下げ、最終的に、乾燥せし
めてフイルムを形成したことが開示されている。
該フイルムを真空オーブン中160℃で30分間加熱
すれば、得られる吸収性組成物は、そのポリマー
1gにつき2000gの脱イオン化水を吸収した。 これらの超高吸収性組成物の製造のために別の
技術開発研究において、本発明は、グラフトコポ
リマー製造の際少量の特定アクリルコモノマーと
アクリロニトリルとを混合すれば、ポリマー1g
につき1000g以上の脱イオン化水を吸収する組成
物が容易に得られたことを発見した。アクリルコ
モノマー:アクリロニトリルの好ましいモル比の
範囲は、1:99〜15:85である。たとえば、
AASO3Hとアクリロニトリルとをモル比で1:
99含有するモノマー混合物からケン化ゲル化澱粉
グラフトコポリマを製造すれば、ポリマー1gに
つき1320gの脱イオン化水を吸収し得た。モル比
が5:95及び10:90であれば、それぞれの吸収率
はポリマー1gにつき2880g及び5300gであつ
た。同様にゲル化澱粉をアクリル酸とアクリロニ
トリルとで(モル比10:90)グラフト重合すれ
ば、ケン化吸収性組成物はポリマー1gにつき、
1590gの水吸収性を有していた。特に、
AASO3Hとアクリロニトリルとから製造したグ
ラフトコポリマーを、ケン化する前に、単離、乾
燥して、スルホン酸ナトリウムの形態にするより
もむしろスルホン酸の形態にすれば、合成尿に対
する高吸収率が得られた。例えば、AASO3Hと
アクリロニトリル(モル比5:95)とからそのよ
うな吸収性組成物を製造すれば、ポリマー1gに
つき合成尿を87g吸収した。 例示的に挙げた殆んどの吸収性組成物は、透析
で単離され、続いて乾燥されて室温でフイルムを
形成するが、しかし乍ら、米国特許第3935099号
に開示されているような従来技術に於いて公知の
単離方法も使用し得る。この方法としては、例え
ばアルコール沈澱、ドラム乾燥、凍結乾燥、噴霧
乾燥及びフラツシユ乾燥等を挙げ得る。乾燥
PHP―SCは、水可溶性で、その水分含量が約1
〜15重量%であるのが好ましい。 本発明のPHP―SC吸収性組成物の重要な有用
性は、エマルジヨン、懸濁液、及び分散体の水成
分を減少することにある。例えば、9.9%固体含
有の脱脂乳のサンプルに後記の実施例3Bの吸収
剤を1重量%混合して30分間放置し、次いでスク
リーンして水―膨潤吸収性ポリマーを除去すれ
ば、未吸収液体の固体成分は11.8%に増加した。 その他の重要な有用性としては、種々の基体上
に被覆して該基体の水―吸収能力を増加させるこ
とにある。例えば、前記実施例3Bの1重量%の
吸収性ポリマーを砂上で乾燥させれば、該ポリマ
ーで被覆された砂サンプルの5gは5.18gの水を
吸収したのに対し、非被覆の砂5gは1.26gの水
しか吸収しなかつた。 更に、これらの吸収性ポリマーの他の有用性と
しては、下水スラツジ及び他の廃棄物を凝固し
て、処理の簡単化及び乾燥を早めることにある。
例えば、1.45%の固体を含有する都市下水に実施
例3Bの吸収性ポリマーを、該スラツジ100重量に
対し1.57重量部の濃度で添加すれば、該スラツジ
は適当な塊に凝結し、ポンプ輸送しなくともトラ
ツク輸送又は他の輸送手段で容易に運搬すること
ができる。 更に又、これらの吸収性組成物は、水性システ
ムに対する増粘剤としても有用である。これらの
吸収性組成物のフイルム又は粒子は、それらが膨
潤し水を吸収しても、元の状態を維持している
が、しかし乍ら、その重量の数100倍の水を吸収
しているフイルム又は粒子は充分な機械的強さを
有していないため、ささいな影響に対して破壊さ
れ、なめらかな高粘性分散体を生起し易いという
ことは明らかである。又、その重量の1000倍以上
の水を吸収しているフイルムがより小さな強度を
有し、そのためなめらかで且つ望ましい粒子非含
有の分散体により容易になりやすいということも
明らかなことである。このように、本発明の超高
級収性組成物は、増粘剤として極めて適するもの
である。更に、本発明の吸収性ポリマー組成物
は、事実上溶解することなく急速に膨潤するの
で、従来の増粘剤で生起しがちであつた表面―水
和塊即ち“ガムボール”を形成する望ましくない
性質を示さない。 従来技術(米国特許第3935099号)が酵素のイ
ントラツプ(entrapment)及び固定
(immobilization)に対するケン化澱粉―PANの
利用性を開示しているように、本発明の吸収性ポ
リマーが同様に前記酵素のイントラツプ及び固定
に対しても有用であることは明白である。本発明
のグラフトコポリマー吸収剤の他の有用性は、本
明細書に特に記載されていないが、他の種々の分
野に応用し得ることは当業者には明らかであろ
う。 本発明を更に詳説するために以下実施例を記載
するが、該実施例は本明細書の特許請求の範囲に
記載されている本発明の範囲を限定するものでは
ない。 実施例 1 500mlの樹脂フラスコ中に、10.0g(乾燥重
量)の未変性粒状コーン澱粉(水分含量14%)と
167mlの蒸留水とを入れた。スラリーを撹拌しな
がら、熱気浴中で30分間85℃で加熱した。その
間、窒素流をゆつくり通して分散体中で起泡させ
た。次いで、ゲル化澱粉の分散体を25℃に冷却
し、11.7g(0.0566モル)のAASO3Hと6.71g
(0.1264モル)のアクリロニトリルとを添加し
た。このモノマー混合物は、モル比率で31%の
AASO3H又は重量比率で63.5%のAASO3Hを含有
している。1硝酸3ml中硝酸セリウムアンモニ
ウム0.338gの溶液を加え、混合物を25〜29℃で
2時間撹拌する。その間、氷浴でその発熱反応を
制御した。この反応を200mlのエタノールを添加
して終結し、混合物を遠心分離した。膨張したゴ
ム状固体を先ずエタノール次いでアセトンで抽出
し、続いて、“テフロン”トレイ上に拡げて空気
乾燥した。空気乾燥グラフトコポリマーの収量は
22.0gであつた。これは、54.5%の増加量に相当
する。生成グラフトコポリマーを20―メツシユス
クリーンを介してウイリーミル(Wiley―mill)
した。 実施例 2―4 A 実施例1に記載したようにして、アクリロニ
トリルとAASO3Hとの混合物(全モル数
0.283)を、硝酸セリウムアンモニウムの開始
剤を使用して、ゲル化澱粉にグラフト重合化せ
しめた。2時間の反応時間後、反応混合物のPH
を、水酸化ナトリウム溶液を添加して、7.0に
調整した。エタノール(200ml)を加え、反応
生成物をロ過し、エタノールで洗浄して60℃の
真空オーブン中で乾燥した。各実施例の反応を
表1に掲載する。 B 生成グラフトコポリマーを水酸化ナトリウム
でケン化した。グラフトコポリマーの1gを計
つて125mlのエルレンマイヤーフラスコ中に入
れ、0.5水酸化ナトリウム溶液20mlを添加し
た。混合物を熱気浴上で加熱し、沈澱しない程
度に充分どろどろ状態にした(約10〜15分)。
次いで、生成スラリーを95〜100℃のオーブン
中で2時間加熱した。ケン化混合物を400mlの
水で希釈し、PHが中性付近になるまで(6.3〜
7.1)蒸留水で透析した。分散体をテフロンシ
ート上に注ぎ、通風オーブン内で約30℃で乾燥
し、もろいフイルム状の吸収性組成物を製造し
た。水酸化ナトリウムで加熱する際、グラフト
コポリマーは急速にレツド―オレンジ色になつ
た。次いで、反応が完結するにつれてライトイ
エロー色にゆつくり変色していつた。このよう
に、ケン化の進行段階は反応物の色で判じら
れ、ライトイエロー色がケン化反応の終結を示
す。表1の各ケン化間は、サンプルを95〜100
℃のオーブンに入れた後、該サンプルがライト
イエロー色に変色するまでにかかる時間であ
る。 C 水及び合成尿を使用しして吸収テストを行な
つた。結果を表1に示す。該吸収テストのため
に、20mgの吸収性組成物を正確に計量し、50ml
の水に加えた。混合物を30分間放置し、次いで
膨潤ポリマー粒子をスクリーニングにより未吸
収水と分離した。ふるい上の膨潤ポリマーを10
〜30分間(排水状態に応じて)排水(drain)
した。ふるいの重量を計つて、水―膨潤ゲルの
重量を求めた。次いで、吸収率を、吸収性組成
物のグラム当り吸収された水のグラム数として
計算した。吸収率2000g/g以上有する吸収性
組成物に対しては、1〜2mg程度の少量の吸収
性組成物を50mlの水に加えた。何故ならば、大
量の使用は過剰なゲル容積になるため、ふるい
上で充分な排水ができないためである。
【表】 実施例 5―7 500mlの樹脂フラスコ中に、10.0g(乾燥重
量)の未変性粒状コーン澱粉と167mlの蒸留水と
を入れた。スラリーに窒素流をゆつくり通しなが
ら、該スラリーを25℃で1時間撹拌した。アクリ
ロニトリルとAASO3Hとを加え(全モル数0.283
モル)、続いて、1硝酸3ml中硝酸セリウムア
ンモニウム0.338gの溶液を添加した。混合物を
25〜27℃で2時間撹拌し、次いで水酸化ナトリウ
ム溶液を加えてPH7.0とし、最終的に反応混合物
を200mlのエタノールで希釈した。生成グラフト
コポリマーをロ過によつて分離し、エタノールで
洗浄し、60℃の真空オーブン中で一晩乾燥した。
各実施例の反応を表2に掲載する。 グラフトコポリマーを実施例2B〜4Bのように
ケン化し、生成吸収性組成物の流体吸収率を実施
例2C〜4Cの如く求めた。
【表】 実施例 8―11 AASO3Hの代りにアクリルアミドを使用し
て、実施例2A―4Aの如くしてゲル化澱粉からグ
ラフトコポリマーを生成し、実施例5―7の如く
して粒状澱粉からグラフトコポリマーを生成し
た。各実施例の反応を表3に掲載する。 グラフトコポリマーを実施例2B〜4Bの如くし
てケン化し、生成吸収性組成物の流体吸収率を実
施例2C〜4Cの如くして求めた。 実施例 8―9 AASO3Hの代りにアクリル酸又はメチルアク
リレートのいずれを用いて、実施例2A〜4Aの如
くして、ゲル化澱粉からグラフトコポリマーを製
造した。各実施例の反応を表3に掲載する。 グラフトコポリマーを実施例2B〜4Bの如くし
てケン化し、生成吸収性組成物の流体吸収率を実
施例2C〜4Cの如くして求めた。
【表】 実施例 11 1500mlの蒸留水中粒状コーン澱粉180gの懸濁
液中に、30分間室温で窒素を起泡させた。この懸
濁液に水30ml中0.8gのFeSO4・7H2Oを添加し、
混合物を1時間撹拌後、160gのアクリロニトリ
ルと20gのアクリル酸とを添加する。混合物を更
に5分間撹拌し、次いで1.2%のH2O2溶液200ml
を20分間に亘り適下して加えた。混合物を3時間
窒素下で撹拌し、次いで、ロ過し、不溶性生成物
を水で2回洗浄する。 実施例 12 蒸気加熱されたシグマーブレードミキサー
(sigma―blade mixer)内で、実施例11の湿つた
フイルターケーキをKOH100g含有する2500mlの
水の中へ懸濁させた。混合物を90〜100℃で45分
間撹拌すれば、色がオレンジ色からイエロー色に
変化し、ケン化反応が完了したことが判つた。反
応混合物のPHを1H2SO4で8.5に調整し、生成
物の一部分を空気乾燥してフイルムを形成した。
該フイルムは、ポリマー1グラムにつき200mlの
水を吸収し、また、ポリマー1グラムにつき30ml
の合成尿を吸収した。これらのテストのために、
ポリマーフイルムの1gを1時間500mlの水又は
100mlの合成尿溶液中に浸しておいた。次いで、
懸濁液を60―メツシユふるい(直径23cm)でスク
リーンし、未吸収の水の容積を15〜30分の排水
(drain)後測つた。吸収された水の量を500mlか
ら未吸収水の容量をひいて求めた。 ケン化物の別の一部分をドラム乾燥して目的生
成物を得た。該生成物は、ポリマー1gにつき
200mlの水を吸収し、又、ポリマー1gにつき45
mlの合成尿を吸収した。 ケン化物の更に別の一部分を希釈し、蒸留水で
48時間透析した。次いで、空気乾燥してフイルム
を形成し、該フイルムは、ポリマー1gにつき
790mlの水又は40mlの合成尿を吸収した。 実施例 13 粒状澱粉(50g)、アクリロニトリル10g、ア
クリル酸50g、FeSO4・7H2O 0.2g、0.6%H2O2
100ml及び水500mlを、実施例15のように混合し
た。混合物の3時間撹拌後、ロ過と水による沈澱
物の洗浄を行ない、更にロ過とアセトンによる洗
浄を行ない、ロ過して空気乾燥した。グラフトコ
ポリマーの収量は62gであつた。 実施例 14 実施例13の生成物の1.0gをNaOHで中和し、
水で200gに希釈した。この懸濁液を95℃で10分
間加熱すれば、25℃、30r.p.m.でブロツクフイー
ルド(Brookfield)粘度4700cps.なめらかな分散
体が得られた。 実施例 15 水400ml中実施例13のサンプル28gに、水100ml
中KOH10gの溶液を加えた。混合物を蒸気加熱
型シグマーブレードミキサー(steamheated
sigma―bladc mixer)内で撹拌した。15分後、
ライトイエロー透明ゲルになり、これを室温に冷
却した。 該ゲル100gを水300mlで希釈し、H2SO4:H2O
(1:1)の1mlを加えてPH8.3とした。生成分散
体を空気乾燥してフイルムを形成した。該フイル
ムは、実施例2C―4Cの方法に従つてテストする
と、ポリマー1gにつき160gの水を吸収した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天然ポリヒドロキシポリマーにアクリロニト
    リルとメタクリロニトリルとから選択されたアク
    リロニトリルモノマーをグラフト重合させ、生成
    グラフトポリマーをケン化してカルボキサミド基
    及びカルボキシレート基を形成する水に不溶の水
    性流体吸収性組成物の製法において、少なくとも
    一つの他の水溶性アクリルモノマー(アクリルア
    ミドを除く)の存在下でグラフト重合を行ない、
    コモノマーより成りポリヒドロキシポリマーに結
    合したコポリマーグラフトを形成し、アクリロニ
    トリルモノマーに対する前記水溶性アクリルモノ
    マーのモル比が1:99〜30:70であり、コポリマ
    ーグラフトに対するポリヒドロキシポリマーの重
    量比が75:25乃至25:75であることを特徴とする
    方法。 2 アクリロニトリルモノマーに対する他の水溶
    性アクリルモノマーのモル比が1:99〜15:85で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。
JP14598177A 1976-12-06 1977-12-05 Waterrbased liquid absorbing composite and producing process thereof Granted JPS5377296A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/748,032 US4134863A (en) 1976-12-06 1976-12-06 Highly absorbent graft copolymers of polyhydroxy polymers, acrylonitrile, and acrylic comonomers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5377296A JPS5377296A (en) 1978-07-08
JPS6134722B2 true JPS6134722B2 (ja) 1986-08-09

Family

ID=25007691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14598177A Granted JPS5377296A (en) 1976-12-06 1977-12-05 Waterrbased liquid absorbing composite and producing process thereof

Country Status (18)

Country Link
US (1) US4134863A (ja)
JP (1) JPS5377296A (ja)
AU (1) AU511614B2 (ja)
BE (1) BE861400A (ja)
BR (1) BR7708027A (ja)
CA (1) CA1109052A (ja)
CH (1) CH625136A5 (ja)
DE (1) DE2753214A1 (ja)
ES (1) ES464767A1 (ja)
FR (1) FR2372849A1 (ja)
GB (1) GB1569481A (ja)
IL (1) IL53538A (ja)
IN (1) IN147644B (ja)
IT (1) IT1112105B (ja)
NL (1) NL7713471A (ja)
PH (1) PH13721A (ja)
SE (1) SE432104B (ja)
ZA (1) ZA776986B (ja)

Families Citing this family (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4194998A (en) * 1976-12-06 1980-03-25 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Highly absorbent polyhydroxy polymer graft copolymers without saponification
US4242242A (en) * 1977-06-10 1980-12-30 Akzona Incorporated Highly absorbent fibers of rayon with sulfonic acid polymer incorporated
US4224156A (en) * 1978-11-09 1980-09-23 Nalco Chemical Company Weir skimmer
US4221684A (en) * 1978-12-18 1980-09-09 Illinois Cereal Mills Absorbent polymeric compositions derived from corn flour and starch
US4377167A (en) * 1979-10-22 1983-03-22 Kimberly-Clark Corporation Easily removable tampon
US4300561A (en) * 1979-10-22 1981-11-17 Kimberly-Clark Corporation Easily removable tampon
US4323487A (en) * 1979-10-22 1982-04-06 Henkel Corporation Absorbent starch graft polymer and method of its preparation
GR75732B (ja) * 1980-08-25 1984-08-02 Johnson & Johnson
US4410571A (en) * 1980-08-25 1983-10-18 Johnson & Johnson Absorbent products, process and compositions for immobilization of particulate absorbents
US4454055A (en) * 1980-08-25 1984-06-12 National Starch And Chemical Corporation Absorbent composition of matter, process for preparing same and article prepared therefrom
US4374647A (en) * 1981-06-25 1983-02-22 Chevron Research Company Oxygenated fuel dehydration
US5720832A (en) * 1981-11-24 1998-02-24 Kimberly-Clark Ltd. Method of making a meltblown nonwoven web containing absorbent particles
US4410679A (en) * 1981-12-28 1983-10-18 Ford Motor Company Coating composition comprising chain-extendable crosslinkable polyol and diblocked diisocyanate diurethane oligomer
US4623560A (en) * 1982-09-02 1986-11-18 Central Illinois Manufacturing Co. Method of making water removing filter media
US4604205A (en) * 1982-09-02 1986-08-05 Central Illinois Manufacturing Company Water removing filter media
AU580548B2 (en) * 1983-02-14 1989-01-19 Cuno Incorporated Polymer modified polysaccharide
US4663163A (en) * 1983-02-14 1987-05-05 Hou Kenneth C Modified polysaccharide supports
GB8415188D0 (en) * 1984-06-14 1984-07-18 Geistlich Soehne Ag Absorbent polymer material
US4679571A (en) * 1984-08-31 1987-07-14 Becton, Dickinson And Company Blood sample needle assembly with vein indicator
JPS61231548A (ja) * 1985-04-05 1986-10-15 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 写真廃液の処理方法及び写真自動現像機
US4511477A (en) * 1985-04-15 1985-04-16 The Dow Chemical Company Process of using water-absorbent agents for low pH applications
AU590515B2 (en) * 1985-04-15 1989-11-09 Dow Chemical Company, The A process for absorbing water having a ph less than four
DE3613207A1 (de) * 1986-04-18 1987-10-22 Akzo Gmbh Mit wasser quellbare zusammensetzung, ihre herstellung und verwendung
US4983389A (en) * 1987-04-01 1991-01-08 Lee County Mosquito Control District Herbicidal delivery compositions and methods for controlling plant populations in aquatic and wetland environments
US4818534A (en) * 1987-04-01 1989-04-04 Lee County Mosquito Control District Insecticidal delivery compositions and methods for controlling a population of insects in an aquatic environment
US4983390A (en) * 1987-04-01 1991-01-08 Lee County Mosquito Control District Terrestrial delivery compositions and methods for controlling insect and habitat-associated pest populations in terrestrial environments
US4985251A (en) * 1987-04-01 1991-01-15 Lee County Mosquito Control District Flowable insecticidal delivery compositions and methods for controlling insect populations in an aquatic environment
US4845035A (en) * 1987-10-06 1989-07-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Enzyme immobilization with a hydrolyzed polysaccharide graft copolymer
US5258429A (en) * 1989-09-05 1993-11-02 Wolff Walsrode Ag Cellulose ether compositions for aqueous media
US5505718A (en) * 1990-04-02 1996-04-09 The Procter & Gamble Company Absorbent structures containing specific particle size distributions of superabsorbent hydrogel-forming materials
US5422169A (en) * 1991-04-12 1995-06-06 The Procter & Gamble Company Absorbent structures containing specific particle size distributions of superabsorbent hydrogel-forming materials in relatively high concentrations
US5419956A (en) * 1991-04-12 1995-05-30 The Procter & Gamble Company Absorbent structures containing specific particle size distributions of superabsorbent hydrogel-forming materials mixed with inorganic powders
US5274018A (en) * 1991-05-24 1993-12-28 Massachusetts Institute Of Technology Salt tolerant super absorbents
JP3382632B2 (ja) * 1992-03-13 2003-03-04 オリンパス光学工業株式会社 生体関連物質の測定方法およびそれに用いる反応容器
FI95917C (fi) * 1992-04-16 1996-04-10 Raision Tehtaat Oy Ab Paksuntava dispersio ja sen käyttö
US5677374A (en) * 1992-04-16 1997-10-14 Raisio Chemicals Oy Thickening agent comprising aqueous dispersion of graft-copolymerized starch
US5258123A (en) * 1992-07-02 1993-11-02 Exxon Production Research Company Process for dewatering an aqueous solution containing solids using water-absorbent substances
US5679364A (en) * 1995-06-07 1997-10-21 Lee County Mosquito Control District Compositions and methods for reducing the amount of contaminants in aquatic and terrestrial environments
US5885602A (en) * 1997-05-27 1999-03-23 Lee County Mosquito Control District Process for the persistence control of chemicals released into the environment
US5916122A (en) * 1997-08-26 1999-06-29 Na Industries, Inc. Solidification of aqueous waste
US20040120990A1 (en) * 2002-08-12 2004-06-24 Cushman John C. Absorbent proteins and methods for using same
US6800712B2 (en) * 2002-10-07 2004-10-05 Steven William Doane Starch graft copolymers and method of making and using starch graft copolymers for agriculture
NZ543235A (en) * 2003-12-15 2009-04-30 Absorbent Technologies Inc A superabsorbent starch graft copolymer based product including a bioactive, growth-promoting additive
US7425595B2 (en) * 2003-12-15 2008-09-16 Absorbent Technologies, Inc. Superabsorbent polymer products including a beneficial additive and methods of making and application
CN101432309B (zh) * 2004-08-27 2012-10-10 吸收剂技术公司 在农业应用中的超吸收性聚合物
US7607259B2 (en) 2006-01-17 2009-10-27 Absorbent Technologies, Inc. Superabsorbent polymer root dip
US20070163172A1 (en) * 2006-01-17 2007-07-19 Savich Milan H Biodegradable mat containing superabsorbent polymers
US20070167327A1 (en) * 2006-01-17 2007-07-19 Savich Milan H Biodegradable bag containing superabsorbent polymers
US20070167330A1 (en) * 2006-01-17 2007-07-19 Savich Milan H Superabsorbent polymer applicator
US20100181254A1 (en) * 2007-05-25 2010-07-22 Merck Patent Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung Graft copolymer for cation- exchange chromatography
US9596801B2 (en) 2010-10-25 2017-03-21 Vjs Investments Limited Superabsorbent polymer seed coatings and associated methods
WO2013106086A1 (en) 2012-01-10 2013-07-18 Sorbent Therapeutics, Inc. Compositions comprising crosslinked cation-binding polymers and uses thereof
WO2013106072A1 (en) 2012-01-10 2013-07-18 Sorbent Therapeutics, Inc. Compositions comprising crosslinked cation-binding polymers and uses thereof

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3455853A (en) * 1964-03-09 1969-07-15 Union Oil Co Method for preparing polysaccharide graft copolymers
US3457198A (en) * 1967-03-15 1969-07-22 Itt Rayonier Inc Graft polymerization of acrylic acidester mixtures to cellulose
JPS5247044B1 (ja) * 1970-12-26 1977-11-30
US3770673A (en) * 1971-11-04 1973-11-06 R Slagel Chitosan graft copolymer for making paper products of improved dry strength
US3826767A (en) * 1972-01-26 1974-07-30 Calgon Corp Anionic dextran graft copolymers
DE2309368C3 (de) * 1973-02-24 1984-09-27 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Kontinuierliches Verfahren zur Herstellung von Copolymerisat-Dispersionen
US3889678A (en) * 1973-12-07 1975-06-17 Personal Products Co Cellulose graft copolymer containing non-ionic and ionic polymer moieties as absorbent media in absorbent dressings
US3997484A (en) * 1974-04-03 1976-12-14 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Highly-absorbent starch-containing polymeric compositions
CA1035483A (en) * 1974-06-26 1978-07-25 Pierre Lepoutre Process for drying polymer-modified cellulose fibres
JPS51125468A (en) * 1975-03-27 1976-11-01 Sanyo Chem Ind Ltd Method of preparing resins of high water absorbency
US3984361A (en) * 1975-05-30 1976-10-05 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Preparation of graft polymer latexes by sonification
US4028290A (en) * 1975-10-23 1977-06-07 Hercules Incorporated Highly absorbent modified polysaccharides
US4072640A (en) * 1976-01-29 1978-02-07 Instituto Venezolano De Investigaciones Cientificas Copolymerization of vinyl monomers with cellulose and starch in copper ammonium solutions

Also Published As

Publication number Publication date
NL7713471A (nl) 1978-06-08
FR2372849B1 (ja) 1983-10-07
DE2753214A1 (de) 1978-06-08
AU511614B2 (en) 1980-08-28
BE861400A (fr) 1978-03-31
SE7713665L (sv) 1978-06-07
US4134863A (en) 1979-01-16
BR7708027A (pt) 1979-01-02
CH625136A5 (ja) 1981-09-15
IN147644B (ja) 1980-05-17
AU3123777A (en) 1979-06-21
IL53538A0 (en) 1978-03-10
SE432104B (sv) 1984-03-19
PH13721A (en) 1980-09-09
FR2372849A1 (fr) 1978-06-30
JPS5377296A (en) 1978-07-08
IT1112105B (it) 1986-01-13
ES464767A1 (es) 1978-09-01
IL53538A (en) 1980-11-30
ZA776986B (en) 1978-09-27
GB1569481A (en) 1980-06-18
CA1109052A (en) 1981-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6134722B2 (ja)
US4060506A (en) Starch acrylamides and the method for preparing the same
CA1075233A (en) Highly absorbent modified polysaccharides
US4045387A (en) Highly absorbent polymeric compositions derived from flour
US4131576A (en) Process for the preparation of graft copolymers of a water soluble monomer and polysaccharide employing a two-phase reaction system
EP0005000B1 (en) Method for preparing a water-absorbent starch product
Mohamadnia et al. Tragacanth gum-graft-polyacrylonitrile: synthesis, characterization and hydrolysis
Athawale et al. Graft copolymerization onto starch. 3: Grafting of acrylamide using ceric ion initiation and preparation of its hydrogels
US4194998A (en) Highly absorbent polyhydroxy polymer graft copolymers without saponification
JPS6018690B2 (ja) 吸水性樹脂の吸水性改良方法
CA2873361A1 (en) Compounded surface treated carboxyalkylated starch polycrylate composites
US4777232A (en) Method of manufacturing polysaccharide graft polymers which absorb water and are capable of swelling
JPS61211305A (ja) 高吸水性ポリマ−の製造法
US9683070B2 (en) Bio-based superabsorbents prepared via the macromonomer approach
US4116899A (en) Increasing absorbency of polymeric compositions by curing
KR920001039B1 (ko) 산화환원 개시제 시스템의 성분으로서 티오황산나트륨을 사용하는, 수-팽윤성 중합체의 제조방법
Kejun et al. Synthesis and water absorbility of base‐hydrolyzed starch‐g‐poly (acrylonitrile‐co‐sodium allylsulfonate)
Thimma et al. Synthesis and characterization of guar gum‐graft‐polyacrylonitrile
EP0000247B1 (en) Water-absorbent starch copolymerisates and method for their preparation.
US4221684A (en) Absorbent polymeric compositions derived from corn flour and starch
JPS58154708A (ja) 高吸水性樹脂の製造方法
JP3092225B2 (ja) 高吸水性セルロース材料の製造方法
JPS63193910A (ja) 吸水性澱粉の製造法
Rånby et al. Water vapor absorption and aqueous retention of hydrolyzed starch polyacrylonitrile graft copolymers—“Superabsorbent starch”
JPS6295308A (ja) ビ−ズ状高吸水性ポリマ−の製造方法