JPS6134581Y2 - - Google Patents

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JPS6134581Y2
JPS6134581Y2 JP18312878U JP18312878U JPS6134581Y2 JP S6134581 Y2 JPS6134581 Y2 JP S6134581Y2 JP 18312878 U JP18312878 U JP 18312878U JP 18312878 U JP18312878 U JP 18312878U JP S6134581 Y2 JPS6134581 Y2 JP S6134581Y2
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JP
Japan
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magnetic head
gap
head
spring
paper
Prior art date
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JP18312878U
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JPS55103881U (ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
この考案は例えば紙弊鑑別機等における磁気ヘ
ツドとヘツドローラとの間に設けられる紙弊搬送
と鑑別処理上必要な小間隙の調整機構に関する。
【従来技術とその問題点】
紙弊鑑別機の機構を概略説明すると、第1図に
見るごとく持ち運び可能な箱体からなる紙弊鑑別
機40に位置し上下に対向配置された紙弊搬送用
ガイド1,2とその中間に紙弊の磁性シグナルを
検知するための磁気ヘツド4と磁気ヘツド4に紙
弊を押圧するようにして回転するヘツドローラ3
とが対向配置されている。鑑別に際しては図示し
てないが客により挿入される紙弊または重ねて一
括収納された紙弊を1枚づつ繰り出す装置を介し
て送り出された紙弊が、図面右手矢印の方向から
紙弊搬送用ガイド1,2に送り込まれると紙弊は
ヘツドローラ3によつて磁気ヘツド4に押圧さ
れ、密着してその磁気的特性を検知される。この
場合紙弊搬送時の紙弊詰りを防止するため、ヘツ
ドローラ3には搬送速度と同程度の周速回転を与
えている。また紙弊が磁気ヘツド4を通過中は致
し方ないとしても、紙弊が無い状態で鑑別機を運
転した時にヘツドローラ3が回転しており磁気ヘ
ツド4の表面を擦ることによる摩耗の増加が起
る。そこで、これを防止するため磁気ヘツド4と
ヘツドローラ3との間にわずかなギヤツプGを設
けている。尚ヘツドローラ3側が固定され、ギヤ
ツプGはその設定値よりやや厚い紙弊の通過を容
易にするため磁気ヘツド4側がばね14で可動に
構成されている。 次に磁気ヘツド4の支持機構について説明す
る。磁気ヘツド4の説定に当つてはヘツドローラ
3とのギヤツプGの均一化および正確な位置決め
が必要であり、そのため上下方向の調整をはじ
め、左右および傾斜角の調整を行つたうえで紙弊
の通過を容易にするためばね14を介して可動に
するとともばね14に抗して動く以外は強固に固
定されている。例えば第1図の図面上方(平面)
から見て紙弊の進行方向に対し直角な軸10に回
動自在に支持された支持体ブロツク(以下ブロツ
クと称す)9が設けられ、磁気ヘツド4を調整自
在に装設した調節ユニツト5が支持軸8を介して
ブロツク9にローリング方向に回動自在にして取
付けられ、調整後は強固に締付けられる。図示6
が水平方向のねじれを調整するねじ7が傾斜を調
整するねじ11がローリング方向の調整ねじであ
り、ギヤツプGの調整には調節機構としての調節
ねじ13で行なうようにしている。ブロツク9に
はヘツドの中心と異なる中心軸10の上方に引張
りばね14が設けられ軸の下側部分を常に押し上
げるように作用している。従つてブロツク9と一
体に締付けられた磁気ヘツド4がヘツドローラ3
側に引き上げられるか又は第4図に示すようにば
ね29で押し上げるようにしている。しかしてヘ
ツドローラ3と磁気ヘツド4との間のギヤツプG
を調整するためばね力に抗してブロツク9を反対
側から押し返すようにしてギヤツプGを調整し、
ブロツク9を停止せしめるストツパ兼調節ねじ1
3が支柱12に取付けられている。 以上のごとく構成し、磁気ヘツド4とヘツドロ
ーラ3との間に所要のギヤツプGを設けて紙弊詰
りを防止するとともに一定の押圧がかかるように
して磁気ヘツド4に紙弊を密着させ磁気的特徴を
常に明確に検出しうるようにしている。 ところで磁気ヘツド4の摩擦面の摩耗は紙弊と
の接触で避けられず、ギヤツプGは次第に大きく
なる。ギヤツプGが拡大すると紙弊の搬送に支障
を来たすばかりでなく紙弊と磁気ヘツド4とが密
着しなくなり磁気的特徴の検出ミスが生じる。こ
の場合調節ねじ13でギヤツプGを再調整するこ
とができるが検出不能になる前の発見は困難であ
り、中期的処理は頻度も多くなり厄介で、できれ
ば保守周期を長くすることが望まれていた。
【考案の目的】
本考案はかかる観点から上述の欠点を除去し、
保守周期を長くすることを目的としてなされたも
のである。
【考案の要点】
このような目的を達成するために、本考案は、
紙葉類の搬送速度と同程度の周速回転するヘツド
ローラと、このヘツドローラに対して所要のギヤ
ツプを介して対向配置され紙葉類の磁気的特徴を
検知する磁気ヘツドと、磁気ヘツドを支持し磁気
ヘツドをヘツドローラから離反する方向に移動自
在な支持体を前記ギヤツプの縮小方向に押圧する
ばねと、前記磁気ヘツドの支持体と当接してギヤ
ツプを保持し該ばねに抗してギヤツプの縮小を阻
止ならびに拡大縮小自在に調節する調節機構とを
備え、前記ギヤツプよりも厚い紙葉類が通過する
とき磁気ヘツドがばねに抗して押し下げられる構
造のものにおいて、前記調節機構と磁気ヘツドの
支持体との当接する個所に、その調節機構または
支持体の一方に固定されてその他方と衝突して摩
耗する摩耗度が磁気ヘツドの摩耗度と同程度の摩
耗度を有する補償部材を備えたことを特徴とす
る。
【考案の実施例】
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。 尚説明には第1図と同一部分を割愛し、異なる
部分および要部関連部分についてのみ記す。 第2図の実施例はブロツク9が引張りばね14
で張られている構造の磁気ヘツドであり、摩耗補
償のために調節ねじ13に当接する部分のブロツ
ク9側に補償部材20を設け、この補償部材20
は磁気ヘツド4の摩耗と、ねじ13が衝突して生
じる補償部材20の摩耗が同程度である金属板か
らなる。また、ヘツドローラ3の温度変化に対す
るローラの膨縮を補償するためヘツドローラ3と
近似の線膨張率をもつゴムストツパ21を補償部
材20と抱き合せてブロツク9に接着して一体化
している。このような補償機構を備えたものにお
いて、ギヤツプGより厚い紙弊がギヤツプGを通
過した際磁気ヘツド4とともにブロツク9が押し
下げられ、その分調節ねじ13の先端から補償部
材20が離反し、紙弊がギヤツプGを通過した後
は元に戻るので補償部材20と調節ねじ13の先
端部とが衝突し、これをくり返すうちに補償部材
20が摩耗する。この摩耗度が磁気ヘツド4の摩
耗度と同程度にされているので磁気ヘツド4が摩
耗してギヤツプGを拡大する方向に作用するが同
時に補償部材20が同程度に摩耗してギヤツプG
を縮小する方向に作用するので相殺されギヤツプ
Gは自動的に調整され、常に所定の間隙を維持す
ることができる。従つて極端に摩耗して取替える
ようになるまでの間長期的にギヤツプGの調節の
必要がない。またゴムストツパ21を抱き合せて
いるのでヘツドローラ3の温度変化による膨縮に
も追従できるので常に安定したギヤツプGが維持
でき、検出ミスは皆無となる。 第3図の異なる実施例は図示のごとくばね29
を押しばねとし、ブロツク9をばね29で押し上
げるようにしているがブロツク9の動作そのもの
は第2図に示した実施例の場合と同様である。た
だこの場合の調節機構としての調節ねじは支柱1
2に螺合するねじを有する長手のロツド25が用
いられ、ロツド25はブロツク9の垂下部を自由
に貫通し、ブロツク9を押し上げるようにしたば
ね29が同心配置さればね29はワツシヤ30を
介してナツト31で締付けられている。ばね29
とは反対側のブロツク9に当接する補償部材28
およびゴムストツパ27が鍔26を介してロツド
25に一体に接着されている。補償部材28には
先端が摩耗し易いように、円周上に突起を有し、
これを第4図に示している。すなわち第4図にお
いて補償部材28はロツド25の回りを囲むよう
な円周上に突起32を有する。この場合も第2図
の実施例のものと同様の効果を奏する。
【考案の効果】 以上に述べた本考案によれば磁気ヘツド4と同
程度の摩耗度を有する補償部材20,28をブロ
ツク9あるいは調節ねじ25に取付け、磁気ヘツ
ド4が摩耗してギヤツプGを拡大する方向に作用
するのを相殺するように作用させ、磁気ヘツド4
とヘツドローラ3との間のギヤツプGを自動的に
調整し、常に所定のギヤツプGを維持することが
できるので従来のように調節ねじによるギヤツプ
Gの再調整が不要となり、保守周期の長期化が達
成でき、保守が容易となり製品の総原価が安価と
なる。 尚説明には紙弊鑑別機について述べたがその他
カードリーダ等広く紙葉類の磁気的特徴を検知す
る装置に適応しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は説明のための従来形紙弊鑑別機の概略
構成図、第2図は本考案の一実施例における磁気
ヘツド支持構造図、第3図は本考案の異なる実施
例の磁気ヘツド支持構造の要部断面図、第4図は
第3図の要部拡大図。第1図乃至第4図において
同一部分は同一符号で記す。 3:ヘツドローラ、4:磁気ヘツド、9:ブロ
ツク、10:軸、12:支柱、13,13′,2
5:調節ねじ、14,29:ばね、20,24,
28:当て板、21,23,27:ゴムストツ
パ、32:突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙葉類の搬送速度と同程度の周速回転するヘツ
    ドローラと、このヘツドローラに対して所要のギ
    ヤツプを介して対向配置され紙葉類の磁気的特徴
    を検知する磁気ヘツドと、磁気ヘツドを支持し磁
    気ヘツドをヘツドローラから離反する方向に移動
    自在な支持体を前記ギヤツプの縮小方向に押圧す
    るばねと、前記磁気ヘツドの支持体と当接してギ
    ヤツプを保持し該ばねに抗してギヤツプの縮小を
    阻止ならびに拡大縮小自在に調節する調節機構と
    を備え、前記ギヤツプよりも厚い紙葉類が通過す
    るとき磁気ヘツドがばねに抗して押し下げられる
    構造のものにおいて、前記調節機構と磁気ヘツド
    の支持体との当接する個所に、その調節機構また
    は支持体の一方に固定されてその他方と衝突して
    摩耗する摩耗度が磁気ヘツドの摩耗度と同程度の
    摩耗度を有する補償部材を備えたことを特徴とす
    る磁気ヘツド摩耗補償機構。
JP18312878U 1978-12-28 1978-12-28 Expired JPS6134581Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18312878U JPS6134581Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28

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JP18312878U JPS6134581Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55103881U JPS55103881U (ja) 1980-07-19
JPS6134581Y2 true JPS6134581Y2 (ja) 1986-10-08

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ID=29194788

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