JPS6134246A - 導体製織構造物およびその構造物よりなる電磁波シ−ルド材 - Google Patents

導体製織構造物およびその構造物よりなる電磁波シ−ルド材

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JPS6134246A
JPS6134246A JP15014384A JP15014384A JPS6134246A JP S6134246 A JPS6134246 A JP S6134246A JP 15014384 A JP15014384 A JP 15014384A JP 15014384 A JP15014384 A JP 15014384A JP S6134246 A JPS6134246 A JP S6134246A
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JP
Japan
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conductor
woven structure
weft
warp
electromagnetic wave
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Pending
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JP15014384A
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English (en)
Inventor
北村 温
原 寛治
緑 川村
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DAIICHI DENKO KK
Original Assignee
DAIICHI DENKO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、導体を製織して得られる構造物、およびその
構造物からなる電磁波シールド材に関するものである。
従来の技術 従来、電子電気機器の接続に用いられるフラットケーブ
ル(導体が並列に配置したケーブル)の電磁波シールド
は、銅やアルミニウムなどの金属の薄い平板に無数の傷
をつけた後、延伸して網体とし、この網体を並列に配置
した導体の周囲に巻きつけることによりなされていた。
第3図は、このようなフラットケーブルの一例を示した
模式断面図であり、(12)・・が導体、(13)がポ
リ塩化ビニルなどの絶縁体、(11)がシールドのため
の上述の網体、(10がポリ塩化ビニルなどでできたジ
ャケットである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、第3図に示した従来のフラットケーブル
は、電磁波シールド用に上記のような特。
定の金属網体(11)を用いているため本来製造コスト
が高くつく上、平板状の金属網体(11)を絶縁体(1
3)を介して並列配置の導体(12)の周りに巻きつけ
るとき、図のように網体(11)に相当の重ね部分(I
IA)を作らないとその重ね部分(11A)から電磁波
の漏洩を生ずることになり、従って、その重ね部分(I
IA)の面積の分だけ余分の消費を伴ない、コスト高に
なるという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決することを目
的になされたものである。
問題点を解決するための手段 一木発明は、導体を経糸または緯糸の少なくとも−・方
に用いて袋織りしてなる導体製織構造物、をその要旨と
するものであり、また、その導体製織構造物よりなる電
磁波シールド材、をその要旨とするものであり、このよ
うな特定の構成をとることにより上記従来法における問
題点を一挙に解決するに至った。
本発明における導体としては、銅、アルミニウム、スズ
メッキ銅をはじめとする各種の金属のほか、金Jよノー
2キ繊維、金属蒸着繊維、炭素繊維。
銅吸着繊維なども用いることができる。導体は裸線であ
っても被覆線であってもよく、また、単線であっても撚
り線であってもよい。
本発明においては、これらの導体を経糸または緯糸の少
なくとも一方に用いて袋織りすることにまり製織構造物
を得る。
袋織りとは、二重織りの一種であって、第1図に模式断
面図を示したように、奇数の経糸(1a)を配列して2
枚の重なった平織物を織れば、1本の緯糸(lb)が2
往復することによって一つの環状を形成し、結局緯糸(
1b)はらせん形に進んで+++n次筒形を形成し、両
縁で表裏が接結された筒型の製織構造物(1)が得られ
る。
導体は経糸または緯糸のどちらに用いてもよいが、経糸
および緯糸の双方に用いた方が導体密度が高まるので、
電磁波シールド材の目的にはより好ましい、また、導体
を経糸(または緯糸あるいはそれらの双方)に用いると
き、経糸(または緯糸あるいはそれらの双方)の全てを
導体とせず、経糸(または緯糸あるいはそれらの双方)
の一部に導体以外の糸を用いるようにすることもできる
上記のようにして得られる本発明の製織構造物は、筒状
の形状をしており、かつ導体で構成されているので、フ
ラットケーブル用の電磁波シールド材として特に有用で
あり、また、大型ケーブル用の電磁波シールド材として
も用いることができる。そのほか、導体の種類および配
列を選ぶことにより、静電気除去材、面状発熱体、アー
ス線など種々の用途に用いることができる。
次に実施例をあげて1本発明をさらに詳細に説明する。
実  施  例 実施例1 経糸(1a)および緯糸(1b)に銅線を用いて袋織−
リすることにより、第1図に模式断面図を示したような
筒状の製織構造物(1)を得た。
この製織構造物(1)を用いて第2図に断面図を示した
ようなフラットケーブルを作製した。第2図中、(2)
・・は並列に配置した導体、(3)はその導体を包む絶
縁体、(4)はジャケットである。得られたフラットケ
ーブルは、製織構造物(1)の存在によりすぐれた電磁
波シールド性を示し、コンピューター、事務機器、通信
機、端末機、その他各種の電子電気機器の内部または外
部配線用のケーブルとして適している。
なお、フラットケーブルの作製は、まず並列に配置した
導体(2)・・を絶縁体(3)で一体にラミネートした
ものを作り、これを上記で得た筒状の製織構造物(1)
中に挿入し、ついでその上からジャケット(4)を構成
する樹脂シートをラミネートすることにより行った。
実施例2 経糸(la)としてポリエステルm維製の糸とスズメッ
キ銅線を交互に走行させ、また緯糸(1b)にスズメッ
キ銅線を用いて袋織りすることにより、筒状の製織構造
物(1)を得、この製織構造物(1)を用いて実施例1
と同様にしてフラットケーブルを作製した。
実施例3 経糸(1a)に被覆銅線、緯糸(1b)にアクリル繊維
製の糸を用いて袋織りすることにより、筒状の製織構造
物(1)を得た。この製織構造物(1)は筒状電線とし
て用いることができる。
実施例4 経糸(la)にレーヨン/ポリエステル混紡糸。
緯糸(1b)に炭素繊維製の糸を用いて袋織りすること
により、筒状の製織構造物(1)を得た。この製織構造
物(1)は、これに適尚な端子を取付けて通電すること
により、筒状の発熱体として用いることができる。
発明の効果 本発明の構造物は、その製造が容易であり、生産性も高
く、コスト的にも有利であること、筒状で用いる用途に
は重ね代(しろ)を要しないので無駄がない上、全周に
渡って均一性が保たれることなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構造物の模式断面図、第2図は本発明
の製織構造物を用いて製作したフラットケーブルの模式
断面図、第3図は従来のフラットケーブルの模式断面図
である。 (−1)・・・製織構造物、(”la)・・・経糸、 
 (lb)・・・緯糸、(2)・・・導体、(3)・・
・絶縁体、(4)・・・ジャケット・ (11)・・・網体、  (IIA)・・・重ね部分、
(12)・・・導体、(13)・・・絶縁体、(14)
・・・ジャケット第1図    1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導体を経糸または緯糸の少なくとも一方に用いて袋
    織りしてなる導体製織構造物。 2、導体を経糸または緯糸の少なくとも一方に用いて袋
    織りした導体製織構造物よりなる電磁波シールド材。
JP15014384A 1984-07-19 1984-07-19 導体製織構造物およびその構造物よりなる電磁波シ−ルド材 Pending JPS6134246A (ja)

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JP15014384A JPS6134246A (ja) 1984-07-19 1984-07-19 導体製織構造物およびその構造物よりなる電磁波シ−ルド材

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JPS6134246A true JPS6134246A (ja) 1986-02-18

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5400832A (en) * 1990-11-10 1995-03-28 Kitamura; Atsushi Method for manufacture of extra-broad woven fabrics
JP2009144278A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Faibekkusu Kk 強化繊維シート、及び布基礎の補強方法
JP2010526218A (ja) * 2007-05-07 2010-07-29 フェデラル モーグル システムス プロテクション 布製の電磁保護シース
JP2011179162A (ja) * 2011-05-27 2011-09-15 Matsuyama Keori Kk 電磁波シールド織物、電磁波シールドシート、電磁波シールド材及び電磁波シールドケーシング

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4853055A (ja) * 1971-11-12 1973-07-25
JPS4928161B1 (ja) * 1968-11-20 1974-07-24

Patent Citations (2)

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