JPS6134243Y2 - - Google Patents

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JPS6134243Y2
JPS6134243Y2 JP7419381U JP7419381U JPS6134243Y2 JP S6134243 Y2 JPS6134243 Y2 JP S6134243Y2 JP 7419381 U JP7419381 U JP 7419381U JP 7419381 U JP7419381 U JP 7419381U JP S6134243 Y2 JPS6134243 Y2 JP S6134243Y2
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JP
Japan
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conveyor
lid
container
cam
advancing
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JP7419381U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、加熱によつて容器等と蓋等とは連
続シールする装置に関する。
例えば、容器入り即席麺の製造工程において
は、即席麺および添加物が入れられた容器に、蓋
をしてこれをシールする。このシールの方法とし
ては、蓋の裏面にコーテイングされた合成樹脂膜
を加熱し、且つ蓋を容器に押圧して溶着すること
により行なうことが公知となつている。ところ
が、従来の前記シールを行なうヒートシール装置
は、加熱体を、コンベヤ上面に載置した容器・蓋
に向つて垂直降下させることにより、その容器と
蓋とをシールし、シール終了後に加熱体を垂直上
昇させる構造になつていた。このため、コンベヤ
を間欠駆動させたうえ、その停止時に加熱体を下
降させることが行われた。コンベヤの間欠駆動
は、駆動と停止の繰返しであるため、動力の効率
が悪く、動力の浪費になるばかりか、駆動係統の
構造の複雑化をもたらし、さらに、停止の際にコ
ンベヤに作用する運動慣性によつて、また、加熱
体による熱も影響して、コンベヤに伸びを生じさ
せる不具合がある。
そこで、この考案は、かかる従来の不具合を解
決するためになされたものであり、その目的は、
コンベヤを連続運転させたまま、コンベヤにより
移送される品物のシールを行なうことにあり、ま
たその目的は、入力回転軸からの回転入力のみか
ら、加熱体を同時に昇降作動と前後進退作動させ
ることにより、構造が簡単なヒートシール装置を
得ることにあり、さらにその目的は、動力効率の
よいヒートシール装置を提供するにあり、またさ
らにその目的は、不具合が生じ難く耐久性のある
ヒートシール装置を提供するにある。
すなわち、この考案は、入力回転軸1に固定さ
れた円筒カム2および板カム3と、板カム3に係
合して上下方向に揺動する揺動アーム4と、円筒
カム2に係合して入力回転軸1と平行方向に進退
する進退材5と、進退材5に設けられて進退材5
と一体に進退する垂直ガイド6と、揺動アーム4
に連絡され且つ垂直ガイド6に係合して案内され
る昇降材7と、からなる昇降進退装置Aを、連続
移動するコンベヤ8の左右両側に対称に設置し、
両昇降進退装置Aの各昇降材7間に架設材9を渡
設し、この架設材9に、コンベヤ8で移送される
品物10をシールするための加熱体11を取付け
たことを特徴とする連続ヒートシール装置に関す
る。
以下、この考案を図示実施例にしたがつて説明
する。この実施例は、容器入り即席麺の製造ライ
ン中、第1図に示すように、容器10aに蓋10
bを供給してから、容器10aと蓋10bとをシ
ールする装置について適用した例である。而し
て、この考案の品物10は、この実施例では容器
10aおよび蓋10bをいう。
第1図において、8がコンベヤであり、このコ
ンベヤ8は、幅方向に長い板体を、移送方向にス
ラツトコンベヤ状に多数連続させ、板体には容器
10aを保持する穴を幅方向に複数開設して、容
器10aが複数の列をなして移送されるようにな
つている。このコンベヤ8には、すでに即席麺を
収納した容器10aが保持されて、図中右側から
左方に向けて連続移送される。そして、コンベヤ
8中途の蓋供給装置Bにより、各容器10a上面
に蓋10bが供給される。蓋供給装置Bは、積層
された蓋10bを1枚ごとに取出して、移送中の
各容器10aに個別に供給するものであつて、例
えば、特公昭55−26044号に記載されるような、
公知のものを用いる。
上面に蓋10bが供給された容器10aは、後
述する連続ヒートシール装置(第1図においてC
で示す。)で蓋10bがシールされて、次工程に
供給される。第1図の例では、容器10aはガイ
ド12により押上げられ、且つ転移装置13によ
り次工程に転移供給される。転移装置13は容器
10aの両側にベルト13aを係合してベルト1
3aの移動により移送するものであつて、例えば
実開昭50−26571号に示されるようなものを用い
る。
第2図ないし第4図に示すのが、連続ヒートシ
ール装置であり、第2図は、第1図と同一方向か
ら見た図であり、第3図は第2図の左側面図であ
り、第4図は第2図の平面図で、いずれも構成の
一部を切欠いている。
図中Aが昇降進退装置であつて、コンベヤ8の
移動方向に沿つた位置に2つの機枠14,14が
立設され、両機枠14,14間に保持棒14aを
渡設固定し、且つ両機枠14,14に入力回転軸
1を、コンベヤ8の移動方向と平行に渡設し、こ
れを回転自在に支承する。入力回転軸1には、ス
プロケツト1aと円筒カム2を固定するととも
に、円筒カム2の両端面に接する位置に、入力回
転軸1を中心とし、且つこれを駆動軸とする板カ
ム3,3を各固定して、円筒カム2と板カム3,
3とが入力回転軸1により一体に回転するように
構成する。円筒カム2のカム溝2aには、係合子
5aが摺動自在に係合しており、この係合子5a
は進退材5に固定してあり、進退材5は、機枠1
4,14間に、入力回転軸1と平行に渡設された
進退ガイド15に、摺動自材に外嵌してある。而
して、進退材5は、円筒カム2の回転により、そ
のカム溝2aに案内されて進退ガイド15に沿つ
て進退するように構成してある。第5図は、円筒
カム2の展開図である。また、進退材5には、こ
れと一体に進退する柱16と垂直ガイド6とが立
設され、柱16と垂直ガイド6には、昇降材7を
昇降自在に係合する。昇降材7と垂直ガイド6と
の間には、昇降材7側に固定されたブツシユ17
が介在して、昇降材7の昇降を円滑ならしめる。
昇降材7と柱16との間には隙間を設けている。
18は、機枠14,14間に渡設された回動自
在の支軸であり、これに揺動アーム4の基端が固
定される。揺動アーム4の中途には、板カム3の
周面上側に載せられるローラ19が回転自在に取
付けられ、且つ揺動アーム4の先端には、後述の
昇降レール20を押上げるローラ21が、昇降レ
ール20下面に接する状態で回転自在に取付けら
れる。昇降レール20は、入力回転軸1と平行を
なし、機枠14,14に各設置された垂直軸22
に係合し、この垂直軸22に案内される。23
は、垂直軸22に対する昇降レール20の摺動を
円滑ならしめるブツシユである。昇降レール20
には案内溝20aが長手方向に形成してあり、こ
れに昇降材7の係合子7aを係合して、昇降材7
を昇降レール20により昇降させるように構成す
る。而して、昇降材7は、進退材5により入力回
転軸1の軸方向に進退し、且つ揺動アーム4によ
り昇降するように構成され、その昇降および進退
の軌道およびタイミングは、円筒カム2のカム溝
2aの形状および板カム3,3の形状により決定
される。この実施例では、下降した状態でコンベ
ヤ8と同方向に同一速度で移動し、ついで、上昇
しながらコンベヤ8と逆方向に移動し、そして、
逆方向に移動しながら再度下降して、下降し終え
たところでコンベヤ8と同方向に再び移動するよ
うな軌道とタイミングとをもつように設定してあ
る。
かくして構成された昇降進退装置Aを、コンベ
ヤ8の左右両側に対称に設置する(第3図におい
ては、コンベヤ8の進行方向に対して左半分が示
される。)。コンベヤ8は、第2図および第4図に
おいて左方へ、第3図において図に垂直方向に進
行するように設置される。コンベヤ8は、幅方向
に長い板体8aをスラツトコンベヤ状に進行方向
に多数並べ、これを板体8aの端部においてチエ
ン8bで連結してなり、板体8aには穴を開設し
て、この穴に容器10aを嵌合保持させる。容器
10aの周囲には、板体8aに設けた出没自在の
突起8cを配し、この突起8cにより容器10a
の蓋10bが容器10a上面に的確に供給される
ようになつている。かかるコンベヤ8は、公知で
あり、例えば実公昭52−41014号に記載されてい
るようなものを用いる。第3図中、24は、チエ
ン8bのレール、25は、レール24の支持ブラ
ケツト、26は、コンベヤ8の機台である。
コンベヤ8両側の前記昇降進退装置A,A間に
は、昇降部材7,7間に架設材9を架設する。架
設材9は、上板9aと下板9bとこれらを結合す
る縦板9cとからなり、下板9bには加熱体11
をボルト27とナツト28とで一定ストロークを
昇降自在に支持し、且つスプリング29で下方に
付勢する。加熱体は、下面が蓋10bよりも広い
金属からなり、内部に電気的熱源を備えていて、
電源とは図示しない配線により連結される。ま
た、昇降進退装置A,A間には、補強材30と上
部連結材31とが架設してある。32は、上部連
結材31下側に固定された舌片であり、上板9a
上面に舌片32を挟むように固定された摺接材3
3に摺接する。
次に、前記連続ヒートシール装置の作動を説明
する。
両昇降進退装置A,Aを、入力回転軸1,1の
スプロケツト1a,1a間に駆動チエン(図示し
ない)を掛渡して連動する。駆動チエンおよびス
プロケツト1a,1aに代えて、入力回転軸1,
1間を、回転軸およびギヤにより連結してもよ
い。そして、入力回転軸1,1の駆動源は、コン
ベヤ8の駆動源と共通にすれば、連続ヒートシー
ル装置とコンベヤ8との同期作動は容易になる。
入力回転軸1が回転すると、円筒カム2および
板カム3が一体に回転する。円筒カム2の回転に
より、そのカム溝2aに係合子5aを係合した進
退材5は、進退ガイド15にガイドされて、進態
ガイド15の軸方向に進退する。この進退材5の
進退によつて、垂直ガイド6、柱16、上部連結
材31、舌片32も一体に進退する。また、板カ
ム3の回転により、これにローラ19が転がり接
触しつつ昇降する。これによつて揺動アーム4が
支軸18を中心として上下に揺動する。このた
め、ローラ21が昇降することにより、昇降レー
ル20を昇降させ、その案内溝20aに係合する
係合子7aを介して昇降材7を昇降させる。昇降
材7は、昇降作動する一方、進退する垂直ガイド
6,柱16に係合しているため、同時に進退作動
する。かくして、昇降材7は、垂直ガイド6に案
内されて昇降し、且つ案内溝20aに案内されて
進退する。したがつて、架設材9および加熱体1
1も昇降材7と一体に昇降し且つ進退する。
また、コンベヤ8は、容器10aを保持し、且
つ容器10a上面に蓋10bを載置した状態で常
時同一速度で進行する。そして、加熱体11は、
前記動作により、進退ストロークの後退端におい
て下降して蓋10b上面に至り、蓋10bを押圧
しつつコンベヤ8と同速で前進する。この前進中
に、加熱体11は蓋10bに圧力と熱とを加えて
蓋10bを容器10a口縁部に溶着する。加熱体
11の下降時に、架設材9の下降距離は過大に設
定してあつて、スプリング27が圧縮されて、架
設材9と加熱体11との下降距離の差を吸収し、
且つ加熱体11を蓋10b上面に押圧する。加熱
体11は、加設材9に、進退方向に2つ設置され
ているため、コンベヤ8の容器10aの前後2つ
に同時に蓋10bを溶着する。
かくして、進退ストロークの前進端に至つせ加
熱体11は、後退と上昇とを開始して、後続の前
後2つの容器10aおよび蓋10b上面に下降し
て前記作動を繰返す。また、コンベヤ8には幅方
向に複数の容器10aと蓋10bの組が保持され
ており、且つ加熱体11も同数が幅方向に設置さ
れているから、幅方向の数の2倍の数について、
1動作で溶着することになる。そして、加熱体1
1の進体ストロークは、前後2つの容器10a分
の長さに等しいことになる。
以上の説明のように、この考案によれば、同期
回転する2つの入力回転軸の回転のみによつて、
円筒カムと板カムとが一体回転し、もつて、加熱
体を、円筒カムによりコンベヤの長手方向に進退
し、且つ板カムにより昇降させることができる。
したがつて、加熱体は、連続移動されるコンベヤ
の品物に向けて下降し、同期進行して熱溶着した
のち後退して、後続の品物を同様に熱溶着する。
このため、コンベヤを間欠駆動させる必要がなく
なつたから、間欠駆動により生じる動力の浪費が
なくなるばかりか、コンベヤの間欠停止の際に作
用するコンベヤの運動慣性によつて、コンベヤに
伸びを生じることもなくなる。また、この考案
は、入力回転軸の回転力のみによつて駆動される
ため、運転に際して各部品間の作動タイミングを
調整する手間を省くこともでき、且つ構造が筒単
になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の装置とコンベヤとの関係
を示す説明図、第2図は、この考案の一実施例を
示す一部切欠正面図、第3図は、第2図の一部切
欠左側面図、第4図は、第2図の一部切欠平面
図、第5図は円筒カムの展開図で、円筒カムの長
手方向が図の上下方向に表われる。 図中Aは昇降進退装置、1は入力回転軸、2は
円筒カム、3は板カム、4は揺動アーム、5は進
退材、6は垂直ガイド、7は昇降材、8はコンベ
ヤ、9は架設材、10は品物、11は加熱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力回転軸に固定された円筒カムおよび板カム
    と、板カムに係合して上下方向に揺動する揺動ア
    ームと、円筒カムに係合して入力回転軸と平行方
    向に進退する進退材と、進退材に設けられて進退
    材と一体に進退する垂直ガイドと、揺動アームに
    連絡され且つ垂直ガイドに係合して案内される昇
    降材と、からなる昇降進退装置を、連続移動する
    コンベヤの左右両側に対称に設置し、両昇降進退
    装置の各昇降材間に架設材を渡設し、この架設材
    に、コンベヤで移送される品物をシールするため
    の加熱体を取付けたことを特徴とする連続ヒート
    シール装置。
JP7419381U 1981-05-22 1981-05-22 Expired JPS6134243Y2 (ja)

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JP7419381U JPS6134243Y2 (ja) 1981-05-22 1981-05-22

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JP7419381U JPS6134243Y2 (ja) 1981-05-22 1981-05-22

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Publication Number Publication Date
JPS57186308U JPS57186308U (ja) 1982-11-26
JPS6134243Y2 true JPS6134243Y2 (ja) 1986-10-06

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