JPS6134060B2 - - Google Patents

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JPS6134060B2
JPS6134060B2 JP16803579A JP16803579A JPS6134060B2 JP S6134060 B2 JPS6134060 B2 JP S6134060B2 JP 16803579 A JP16803579 A JP 16803579A JP 16803579 A JP16803579 A JP 16803579A JP S6134060 B2 JPS6134060 B2 JP S6134060B2
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JP
Japan
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granules
hot air
rotating container
granule
container
Prior art date
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Application number
JP16803579A
Other languages
English (en)
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JPS5691176A (en
Inventor
Shimesu Motoyama
Taketsune Momyama
Akira Iwasaki
Kaoru Kurita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUROINTO SANGYO KK
Original Assignee
FUROINTO SANGYO KK
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Publication date
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Priority to JP16803579A priority Critical patent/JPS5691176A/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば各種形状に形成した医薬品や
食品類の粒体に糖衣やフイルムコーチングを施し
たり、この粒体を乾燥する等、各種粒体を乾燥さ
せる粒体乾燥装置に関し、更に詳しくは、粒体を
乾燥させるに際し、被乾燥物である粒体の量が増
減しても短時間で効果的に、換言すれば効率よく
粒体を乾燥できるように改良した粒体乾燥装置に
関するものである。
粒体、例えば、前述したように医薬品や食品類
の粒体には、その表面に糖衣やフイルムコーチン
グを施している。その中で、特に粒体が医薬品の
場合は、体内の適正部位で溶解させるように主薬
(粒体)が作られているので、主薬に若し空気中
の水分等が吸収されると分解反応を起すことにな
る。そこで、この反応を防止するためにフイルム
コーチングを主薬に施して品質を安定させたり、
あるいは、飲みやすくするために主薬に糖衣を施
したりする。
しかし、主薬にフイルムコーチングや糖衣を施
すためには、媒体として水を使用しなければなら
ない。即ち、例えば水を媒体とするフイルムコー
チング液をコーチングパン内に収容した主薬に噴
射して、この主薬の外周に被膜を形成した後、水
分を蒸発させるのであるが、本来水分を嫌うはず
の主薬に水を噴射することになるので、この噴射
後の乾燥速度が主薬を変質させるかいなかの重要
なポイントとなる。
従つて主薬にフイルムコーチングや糖衣を施す
コーチングパンにおいては、いかに効率よく乾燥
させるかが機械性能を大きく左右することにな
る。
このように、主薬にフイルムコーチングや糖衣
を施すコーチングパンは、現在まで多くの提案が
なされてきた。例えば本件出願人が提案したコー
チングパンには、特公昭49−22702号、特公昭50
−38713号、(米国特許第3834347号)特公昭54−
7747号及び特開昭52−46467号等がある。これら
の各提案は、コーチングパンの性能向上を計るべ
く改良された極めて実用的な提案である。一例を
挙げれば、特公昭50−38713号では、第1図に示
すように、横型ドラム状回転容器1の周壁数個所
を適当な広さの多抗板2で形成し、その各多孔板
2部分を容器外周面から吸引ダクト3で被覆し、
そのダクトの外端を容器後面の固定排気管4に容
器が特定位置に回転してきた時に流通するように
し、また、容器前面の開口部5に送風管口6を臨
ませるようにしている。そして、前記回転容器1
内に粒状の主薬を投入し、この回転容器1を回転
させながら主薬に図示しないコーチング溶剤噴射
機構により溶剤を噴射した後、送風管口6から第
1図矢印のように熱風を吹き付けて主薬を乾燥さ
せるようにしている。このコーチングパンは、大
量の粒体を収納することができ、主薬等の粒体を
反転撹拌するためのリブを回転容器1の内面に設
けやすい等の利点を有し、また熱風の粒体内通過
効率が回転容器全周に多孔を形成したコーチング
パンよりも良い有益な発明である。
しかし、上述したように回転容器1内に大量の
粒体を収納できるものであつても、特に粒体に糖
衣を施す場合は、作業始めと作業終了時では、粒
体の嵩が2倍近くにもなるため、第2図に示すよ
うに、吸引ダクト3が固定排気管4(第1図)と
連通するジスクバルブ7の連通長孔8に至ると、
次のような現象が生じる。
即ち、第2図において、粒体集積部Aのように
粒体の嵩が小さい場合は、回転容器1内に入つた
熱風が矢印のように吸引ダクト3内に抜けてしま
うため粒体集積部A内を通過する熱風は極めて少
なくなる。そして、粒体集積部Bのように嵩が大
きくなつて初めて熱風が強制的に粒体集積部B内
を通過することになる。これは、特に作業始めに
おいて回転容器1内の熱風が脇道にそれて通過す
るので粒体の乾燥効率が低下することを意味し好
ましくない。
一方、前記特開昭52−46567号おいては、外周
面の全面に多孔を有する回転容器を外板で覆うと
ともに、前記回転容器の外周面と接する特定位置
に排気用の通風管を位置させて、回転容器の特定
位置でのみ熱風を前記通風管へ排気するように
し、この排気位置に粒体集積部が位置するように
したコーチングパンを改良して、粒体集積部の背
面に相当する通気管の開口を固定的に配置した当
板で狭まくすることにより粒体集積部に強制的に
通風するようにした発明を提案した。しかし、こ
の場合は、粒体集積部の嵩が変動しても通風管の
開口が一定なので、粒体集積部の上面が通風管の
開口を丁度覆ぐところに位置した時には通風効率
が良く極めて有効であるが、粒体集積部の上面が
通風管の開口を覆いで更に上方に位置した時、換
言すれば、粒体集積部の嵩が大きくなつた時に
は、粒体集積部の上面積に比して通風管の開口が
小さすぎて通風効率が落るという問題が生じた。
前述したように、コーチングパンに於いては、
いかに効率よく主薬を乾燥させるかが機械性能を
大きく左右することから考えると、粒体集積部の
嵩が変動しても粒体の乾燥効率が悪くならないよ
うにしなければ、良質の薬品等を得ることはでき
ない。
そこで本発明は、粒体集積部の量及び又は嵩に
変化が生じても乾燥効率が一番良い状態で粒体を
乾燥できる粒体乾燥装置を提供することを目的と
する。
この目的を達成するための本発明は、回転容器
の内部に粒体を収納し、この粒体を回転容器内で
ころがしながら熱風により乾燥する粒体乾燥装置
であつて、前記熱風の通路を、回転容器内側又は
外側から粒体集積部を通過して回転容器外へ抜け
るように形成するとともに、前記通路に粒体集積
部の粒体量の増減及び又は嵩の変化に伴う前記粒
体集積部表面積に変化が生じた時に、積極的に該
表面に熱風流を集中させるべく粒体の集積量及び
又は嵩に対応して通路開口面積を調節する機構を
設けた粒体乾燥装置を特徴とするものである。
次に、第3図〜第10図により本発明の実施例
を説明する。
なお、第3図〜第7図に示す第1実施例に於い
ては、第1図に示すコーチングパンのジスクバル
ブ7の部分を改良して強制熱風方向調節装置を設
けたことにより、粒体量の増減及び又は嵩の変化
があつた時に1番乾燥効率が良い状態で粒体を乾
燥できるようにしたもので、以下、ジスクバルブ
7に関連のある構成部分を中心に説明し、符号も
第1図のものを流用する。
先ず、第1図において、回転容器1の後面に
は、この回転容器1周囲の数ケ所の多孔板2に対
応して設けた各吸引ダクト3の外端の連通孔9が
臨んでおり、これらの連通孔9は、回転容器1と
1体に形成したジスクバルブ7の回転ジスク10
に穿設されている。前記回転ジスク10のバルブ
面は固定ジスク11のバルブ面と気密に摺接して
形成されている。前記固定ジスク11には、強制
熱風方向調節装置12が設けられておりこれを第
3図〜第7図により説明すると、この固定ジスク
11のバルブ面11aには、前記連通孔9(第1
図)のピツチ円と同一ピツチ円上に位置する連通
長孔8が形成されている。この連通長孔8は、固
定ジスク11の背面に一体に形成した固定板13
を貫通して排気ダクト14に至つており、連通長
孔8は、その長手方向両端部が第4図に示すよう
に、粒体集積量Aのように一番嵩ばる状態の時に
丁度粒体集積上面の上端15と下端16近傍に位
置するように形成されている。また、前記連通長
孔8の長手方向両端部からは、前記ピツチ円に沿
つて有底溝17,18がそれぞれ延設されてい
る。これらの有底溝17,18には、第5図に示
すように、溝の外周縁に沿つて固定板13を貫通
する案内溝19が有底溝17から連通長孔8を越
えて有底溝18まで形成されている。このように
形成した固定ジスク11の有底溝17,18に
は、第6図に示すように断面逆L字状のシヤツタ
20,20がそれぞれ摺動自在に嵌合されてい
る。これらシヤツタ20,20のシヤツタ面22
は、固定ジスク11のバルブ面11aと同一高さ
になるように形成され、また、このシヤツタ面2
2を支持する支持片23は、前記案内溝19内を
摺動すべく嵌合され、その外端は、固定板13の
後方に至つている。前記支持片23の外端付近に
は作動機構例えばギヤ24が形成されており、こ
のギヤ24には、ウオーム25が噛合している。
おり、前記固定板13背面の案内溝19と対向す
る位置には、パツキン26が設けられており、シ
ヤツタ20,20の支持片23が位置しない案内
溝19を塞ぐようにしている。
いま、第1図に示す回転容器1内に多数の粒体
を収容し、この回転容器1を矢印方向に回転させ
ると粒体集積部は、第4図に示すように回転方向
側に傾斜したようにして位置し、回転容器1内
で、粒体がころがりながら撹拌される状態にな
る。この状態になつたら図示しないコーチング溶
剤噴射機構により粒体集積部にコーチング溶剤を
噴射し、送風管口6(第1図)から回転容器1内
に熱風を送る。この時、粒体集積部の量が少ない
時には、ウオーム25を回してシヤツタ20,2
0を互いに寄る方向へ移動させて熱風が一番効率
のよい状態で粒体集積部を通過するように調節す
る。そして作業が進むにつれて粒体集積部の集積
量が増加したり嵩ばつてきた場合には、それに伴
つてシヤツタ20,20が離間する方向へウオー
ム25を回転させれば熱風を一番効率のよう状態
で粒体集積部を通過させることがきる。このよう
に粒体集積量の増減及び又は嵩の変化に合せて熱
風を最も効果的に粒体の乾燥に利用できるので、
粒体が薬品の場合でも良品質に上げることができ
る。
なお、第8図に示すように、回転容器1aの外
周全面に多孔2aを有する場合には、通風路3a
の開口部にシヤツタ20a,20aを粒体の増減
に合せて調節自在に配置すればよい。
また、第9図に示すように、回転容器1bの外
周全面に多孔2bを形成するとともに、粒体集積
部の背面及び熱風入口のみを開口して他を仕切板
27,27で覆うようにした場合でも粒体集積部
の背面の開口を粒体の増減に合せて調節するよう
にシヤツタ20b,20bを配置すればよい。
更に、第10図に示すように、回転容器1cを
コンベア状に形成した場合にも、通風路3cの開
口部にシヤツタ20c,20cを粒体の増減に合
せて調節自在に配置すればよい。
なお、各実施例ともシヤツタの調節は自動でも
手動でもよく、またその作動機構は、前記ウオー
ム方式の他に、歯車とラツクの組合せあるいは、
エアシリンダ等のアクチユエーターを使用しても
い。
また、前述した実施例では、熱風を回転容器の
内側から粒体集積部を通過して回転容器外へ抜け
るように熱風通路を形成して説明したが、各図に
破線矢印で示すように熱風を回転容器の外側から
粒体集積部を通過して回転容器内部に至らしめ、
これを通つて回転容器外へ抜けるように熱風通路
を形成してもよい。なお、この場合、熱風が粒体
集積部に至る手前にヘパフイルタ等を設けて、熱
風中に含有する汚染物を除外するようにするのが
好ましい。
以上のように本発明によれば、粒体集積部の粒
体量及び又は嵩に変化が生じても乾燥効率が一番
良い状態で粒体を乾燥できるので、例えば薬品等
即乾燥をしなければならない場合等に特に有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来装置を一部切り欠いた斜視図、
第2図は、その作用説明図、第3図は本発明の一
実施例を示すジスクバルブの斜視図、第4図はそ
の作用説明図、第5図は、第4図V−V線の断面
図、第6図は第4図−線の断面図、第7図
は、第4図−線の断面図、第8図〜第10図
は、それぞれ他の実施例を示す説明図である。 1,1a,1b,1c……回転容器、3……吸
引ダクト、3a,3c……通風路、12……強制
熱風方向調節装置、20,20a,20b,20
c……シヤツタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転容器の内部に粒体を収納し、この粒体を
    回転容器内でころがしながら熱風により乾燥する
    粒体乾燥装置であつて、前記熱風の通路を、回転
    容器内側又は外側から粒体集積部を通過して回転
    容器外へ抜けるように形成するとともに、前記通
    路に、粒体集積部の粒体量の増減及び又は嵩の変
    化に伴う前記粒体集積部表面積に変化が生じた時
    に積極的に該表面に熱風流を集中させるべく粒体
    の集積量及び又は嵩に対応して通路開口面積を調
    節する機構を設けたことを特徴とする粒体乾燥装
    置。
JP16803579A 1979-12-24 1979-12-24 Granular body dryer Granted JPS5691176A (en)

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JP16803579A JPS5691176A (en) 1979-12-24 1979-12-24 Granular body dryer

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Publication Number Publication Date
JPS5691176A JPS5691176A (en) 1981-07-23
JPS6134060B2 true JPS6134060B2 (ja) 1986-08-05

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ID=15860603

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JP16803579A Granted JPS5691176A (en) 1979-12-24 1979-12-24 Granular body dryer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5490935B2 (ja) * 2013-03-06 2014-05-14 月島機械株式会社 被処理物の処理装置

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JPS5691176A (en) 1981-07-23

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