JPS6133774A - 自動ア−ク溶接におけるワ−クの隙間検出方法 - Google Patents

自動ア−ク溶接におけるワ−クの隙間検出方法

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JPS6133774A
JPS6133774A JP15699684A JP15699684A JPS6133774A JP S6133774 A JPS6133774 A JP S6133774A JP 15699684 A JP15699684 A JP 15699684A JP 15699684 A JP15699684 A JP 15699684A JP S6133774 A JPS6133774 A JP S6133774A
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JP
Japan
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arc
gap
welding
scanning
workpiece
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Application number
JP15699684A
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English (en)
Inventor
Naoki Noda
直樹 野田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動アーク溶接にお(づるワークの隙間検出方
法に関する。
[背即技術] 従来より、例えばティーチングプレイバック方式を採用
し、予め所定の溶接ラインをコンピュータ等にティーチ
ングする自動アーク溶接方法が周知であり、この溶接方
法にJ:れば、設定されたティーチング溶接ラインに従
ってトーチを移動しワークの溶接を自動的に行うことが
できることがら、例えば自動中の溶接1稈及びその他の
人格生産ラインにおりる溶接に幅広く用いられ−Cいる
ところで、このようなティーチング溶接ラインに沿った
アーク溶接を良好に行うためには、溶接の対印どなるワ
ークを予め定められた溶接ラインに沿って正確にかつ隙
間なく位置決めすることが必要とされる。
しかし、実際上、ワークそのものの寸法誤差、アーク溶
接時の熱歪み、ワークを位置決めづ゛る冶具の誤差等に
起因してワーク説n位首の位置ずれ及び隙間が発生する
こと【、1避けられず、このようにして発生するワーク
の位置ずれ及び隙間等に起因lノで、溶接11/百のず
れ及び溶1&不良等の溶接欠陥が発生しづる1゜ このJ:う41ワークの溶接位置ヂれを検出しその11
7冒ずれを補正する方法どして、例えば従来よりライビ
ング法、レーザ光を用いる方法、及びその他の方法が開
発実用化されており、この結果ワークの位置ずれ起因す
る溶接欠陥の発生は有効に防止されている。
しかし、従来のワークの隙間を有効に検出する手段【、
1.河ら開発されておらず、そのためワークの隙間の発
生に起因する溶接不良を未然に防止することができず、
その有効な対策が望まれていた。
[発明の目的] 本発明は、このような従来の課題に鑑み為されたもので
あり、その目的は、な/υら特別イ1装首をもちいるこ
となくワークの隙間を正確に検出し、ワークの隙間に起
因する溶接不良の発生を未然に防止することの可能な自
動アーク溶接に71月:Jるワークの隙間検出方法を提
供することにある。
[発明の構成コ 前記目的を達成するため、本発明の方法Ej1互いに溶
接される2個のワークを所定の溶接ラインに治って位置
決めし、前記溶接ラインに治ってト一ブを移動し両ワー
クのアーク溶接を行う自動アーク溶接方法に43いて、 前記一方のワークの溶接ライン隣接面に並行にトーチを
移動し、溶接ラインと一方のワークとの所定区間をアー
ク走査する隙間検出アーク走査を行い、 この隙間検出アーク走査時におけるアーク電流の変化に
基づき両ワークの間に発生する隙間を検出することを特
徴とする。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づぎ説明する。
第2図には本実施例において用いられる自動アーク溶接
装冒が示されており、実施例の装置は、先端から溶接ワ
イA710が送給されるトーチ12を有し、該トーチ1
2を溶接ロボツ]〜14のアーム16に取fJけて三次
元的に移動し、ワーク18のアーク溶接を行っている。
このアーク溶接は、まず冶具20等を用い予め−4一 定められた所定の溶接ラインに従って第1のワーク18
aに対lノて第2のワーク18bを位置決めし、その後
溶接電源22からワーク18及び溶接ワイヤ10間に所
定の溶接電圧を印加し、トーチ12とどもに溶接ワイV
10を予め定められた所定の溶接ラインに従って移動す
ることにより進められる。
このJ:うにしてアーク溶接を行うと、溶接ワイヤ10
の先端は順次消耗して行くためその消耗量に対応した長
さの溶接ワイヤ10を順次補給する必要がある。このた
め、実施例の装置においては、溶接ワイヤ10が予め所
定量ドラム2/Iに巻装されており、このJ:うにして
巻装された溶接ワイヤ10がワイー7送給モータ2Gに
より消耗mに応じて順次トーチ12に向け連続的に供給
される。
更に、実施例の装置においては、ガスシールド用ボンベ
28内に封入されたシールドガスがトープ12を介して
溶接ワイヤ10の先端方向に向り吹出され、ワーク18
の溶接を良好なものとしている。
また、本実施例の装置は、前記アーク溶接に先立ってワ
ーク18の溶接ラインがロボッ1−制御盤30内のメし
りに予めティーチングされる5、そして、ロボット制御
盤30は、冶具20によりワーク18が設置される毎に
、溶接[コボット14等を制御し前記ディーヂング溶接
ラインに沿って該ワーク18の溶接を行う。
従って、本実施例の装置によれば、例えば第3図に示す
ごとく、予め定められた所定のティーヂング溶接ライン
ΔBに従って第1のワーク113aに対して第2のワー
ク18bを位置決めすることにより、これらワーク18
a、18bをディーヂング溶接ラインA I3に沿って
正確にアーク溶接することが可能とtする。
ここにおいて、第4Δ図に示すごとく、両ワーク18a
、18bがなんら隙間のない状態で正確に位置決めされ
ている場合には、溶接「ノイ1710の先端と各ワーク
18a、18bとの間に発生するアークにより両ワーク
18a、18bに跨がって溶接部32が形成され、両ワ
ーク18a、18bは互いに確実に溶接されることにな
る。
しかし、第4B図に示すごとく、両ワーク18a、 1
8bがその間に隙間100の存在する状態で位置決めさ
れている場合には、トーチ12をディーチング溶接うイ
ンへBに治って直線的に移動するのみでは、その隙間1
00が存在する領域においてそのいずれか一方のワーク
のみしか溶接することができず、溶接部32により両ワ
ーク18a、18bが互いに良好に溶接されず、また仮
に両ワーク18a、18bが溶1とされたとしでも充分
な溶接強電が得られず溶接欠陥が発う卜するどいつ問題
がある。
本発明の特徴的事項は、このJ:うな両ワーク18a、
18bの間に発生する隙間100をなんら特別の装置を
用いることなく正確に検出することを可能としたことに
ある。これによりワーク18a、18bをアーク溶接す
るに際し、両ワーク18a、18bの間に隙間100が
存在することに起因する溶接欠陥の発生を未然に防11
:することを可能とする。
このため、本発明の方法は、溶接ラインABに治って並
行にトープ12を移動し溶接ラインΔBと第2のワーク
18bの所定位置nとの間をアーク走査する隙間検出ア
ーク走査を行っている。
第1図にはこのような本発明の基本原理が示されており
、本発明に係る方法は、いずれか一方のワーク、ここに
おいてはワーク18bの溶接ライン隣接面200に対し
並行にトーチ12を移動し溶接ラインABと一方のワー
ク18bとの所定区jii1mn間をアーク走査する隙
間検出アーク走査を行う。そして、この隙間検出アーク
走査を行った際に生ずるアーク電流の変化に基づぎ、互
いにアーク溶接されるワーク18a、18b間に発生す
る隙間100を検出する。
すなわち、隙間検出アーク走査は、一方のワーク18b
の溶接ライン隣接面200に沿って並行にトーチ12を
移動して行なわれるため、ワーク18bの溶接ライン隣
接面200上をアーク走査している間はトーチ12どワ
ーク18bとの距離が一定どなり、この結東アーク電流
も一定の値どなる。
従って、第1Δ図に示寸ごとく両ワ〜り18a。
18b間になんら隙間100が存在しない場合には、m
n区間を隙間検出アーク走査しても、そのアーク電流は
常にほぼ一定の値Icとなる。
これに対し、第1B図に示すごとく、両ワーク18a、
18b間に隙間100が存在している場合にmn区間を
隙間検出アーク走査すると、隙間100の存在する領域
ではアーク走査がラインmqに沿って行なわれ、q点に
近付くに従ってアーク長が増大しアーク電流が減少する
。゛従って、例えばm−+n方向に隙間検出アーク走査
を行った場合には、そのアーク電流は隙間100が存在
する区間、すなわちmからqに向けて走査が行なわれる
に従って減少する。そして、その箋アーク走査位置がp
点に移りワーク18bの溶接ライン隣接面200の走査
を開始すると同時に、すなわちpn区間の走査を開始す
ると同時にその電流値は一定の値Icとなる。
これとは逆に、n−>m方向に隙間検出アーク走杏を行
うと、rl「)区間においてはアーク電流は一定の値J
cとなり、アーク走査位胃がpがら6点に移ると同時に
アーク電流は急激に減少し、その後アーク走査がq→m
方向に向け行われるに従ってアーク電流は徐々に増加す
る。
このように、mn区間を隙間検出アーク走査すると、ワ
ーク18bの検出ライン隣接面200の走査時に発生す
るアーク電流rcより小さな電流が隙間100の領域を
走査する際に発生し、しかも、アーク走査が溶接ライン
隣接面200と隙間100との間を切替わるpq点にお
いて大きな電流変化dl(t) /dtが発生する。例
えば第1B図からも明らかなように、m−+n方向にア
ーク走査する場合にはql)点においその電流変化がd
i(t) / dt= + ■となり、これどは逆にn
−+m方向にアーク走査する場合にはpQ点においてそ
の電流変化はdl(t) /dt=−■どイTる。
従って、このJ:うな隙間検出アーク走査114におい
て生ずるアーク電流の変化を検出寸れば、ワーク18a
、18b間に存在する隙間100を確実= 11− に検出し、しかも必要に応じてその隙間の大きさをも検
出することが可能どなる。
このような電流変化に基づいて隙間1oOの有無を検出
する手段として各種方法が採用可能である。
例えば、隙間100が存在する場合にそのアーク電流I
(t)がlcより小さな値となることに着目し、アーク
電流1(t)を次式に基づき積分し、 P−f  (1,(t)−1c ) dt−(1)この
積分値Pが0以上の場合には隙間100が存在しないと
判別し、積分値Pが0未満である場合には隙間100が
存在するど判別することができる。
また、同様の理由から、隙間検出アーク走査時における
アーク電流1(t)をmn区間において所定時間間隔で
リンブリングし、この1ノンブリング電流Iiを次式に
基づき演算し、 P Σ  (Ii−Ic)・・・ (2)i・1 (但し、N l;1. m n区間でのサンプリング回
数)この演算値Phく′0以上である場合には隙間10
0が存在しないと判別し、演算値Pが0未満である場合
には隙間100が存在すると判別することがで゛きる。
′また、前記(1)、(2)式の演算値を利用して隙間
100の大きさの判別を行うことも可能である。この場
合には、予め隙間100の大きさに対応した負の基準レ
ベルを複数個設定しておき、該基準レベルと前、記(1
)、(・2)式の演算値とを比較することにより隙間1
00の大きさを判別ずればよい。
また、これ以外にも隙間・100が存在する場合に、隙
間100の境界部分p、q点で電流値 ■(,4’)が
急激に変動しl dl(t)/dt 1−閃となること
を利用し隙間100の有無を検出することも可能である
。例えばmn区間においてアーク電流1’ (t )’
を所定時間間隔でサンプリングし、相連続してサンプリ
ングされる2つの電流値 ■、。
■ ’(i−1)の差の絶対値が予め定められた所定の値k
を上回ることをもって、隙間100が存在すると判断す
ればよい。
このように、本発明の方法によれば、単に隙間検出アー
ク走査を行うのみで、なんら特別の検出装置を用いるこ
となく、ワーク18a、18b間に発生する隙間100
を確実に検出することが可能となり、アーク溶接に用い
る装置の椙造を簡単かつ安価なものとすることが可能ど
/−、る。゛第2実施例 ところで、前記第1実施例で示す方法によれば、例えば
第5図に示すごとく、ワーク18bがティーヂング溶接
ラインABに対し、図中鎖線で示すごとく前方に所定の
ずれ幅dをもっで位置決めされた場合には、隙間100
を正確に検出することができない場゛合がある。
すなわち、溶接ラインABに沿って正しく位置決めされ
たワーク18bの溶接ライン隣接面200上の点nとテ
ィーチング溶接ラインΔB上の点mどのnm区間を甲に
隙間検出アーク走査しても、ワーク18bが鎖線で示す
ごとく所定のずれ幅dをもって位置決めされた場合には
、隙間100がワーク18bの位置ずれにより覆われて
しまい、隙間100を検出することはできない。
従って、このようなワーク18bの位置ずれが予想され
る場合にはティーヂング溶接うインAB上のm点より少
し平曲側、すなわちワーク18a側の位置とワーク18
bJ=の点nとの間で前記隙間検出アーク走査を行えば
よい。
第6図にはこのような隙間検出アーク走査の好適な実施
例が示されており、実施例の隙間検出アーク走査は、テ
ィーヂング溶接うインAB上の点mを111心として、
トーチ12を一方のワーク18a及び使方のワーク18
b側にそれぞれ所定の振幅で往復走査し、この際発生す
る電流変化に基づきワーク188.18b間に存在する
隙間100を検出1ノでいる。
すなわち、ワーク18bの溶接ライン隣接面200と並
行にトーチ12をm点を中心としてワーク18a側に所
定の振幅1!、ワーク18b側に振幅12をもって往復
走査する。
このようにして隙間検出アーク走査を行うと、第6A図
に示すごとく両ワーク18a、18b間に隙間100が
存在しない場合には、アーク走査はm→o −> m 
−> n→mの順序で行なわれる。
この際、アーク走査がm−→0に向け行われると、1・
−ヂ12とワーク18aとの距離が次第に短くなりアー
ク電流回路内の抵抗が減少し、アーク電流は次第に増加
する。次にアーク走査がO→mに向け行なわれると、前
とは逆にアーク電流が次第に減少する。
そして、これに続いてアーク走査がm→n−→mと行な
われると、アーク電流は前記第1A図に示す場合と同様
に−・定の値ICとなる。
これに対し、第6B図に示すごとく、両ワーク18a、
18b間に隙間100が存在する場合には、アーク走査
はm+O−+m−+q→p→n→p→q〜)mの順序で
行われる。従って第5図に示ずごとく、ワーク18bに
位置ずれがあっても 0→q = −> p ′→n′
のアーク走査により前記第1B図に示す電流変化と同様
な電流変化を得ることができ、この結果、ワーク18b
の位置ずれに係わりなくワーク18a、18b間に存在
する隙間100を確実に検出することが可能となる。
なお、本発明においては、前述したワーク18a、 1
3bの隙間100の検出を、ワーク18a。
18bのアーク溶接に先立って行い、隙間100が検出
された場合には、ワークの溶接条件の変更、又は溶接の
中ILを行い、隙間100の存在に起因する溶接欠陥の
発生を未然に防止することが可能となる。
また、本発明の方法に係る隙間検出を、ワーク18a、
18bのティーチング溶接ラインABに沿ったアーク溶
接と同時に行うことも可能である。
この場合には、アーク18a、1.8bのティーチング
溶接ライン八Bに沿った直線的な走査と第1図又は第6
図に示す隙間検出アーク走査とをベクトル的に組みあわ
せて1−−チ12をジグザグ状に走査することが心髄と
なり、この結果、アーク溶接に要する時間自体は長くな
るが、この反面ティーチング溶接ラインABのいずれの
個所に存在する隙間100をも確実に検出しアークの溶
接条件を最適な条件に設定することが可能となる。
また、これ以外にも、予めティーチング溶接ラインAB
上に複数の隙間検出ティーチングポイントを設定してお
き、アーク走査がこの隙間検出ティーチングポイントに
到達した際、アーク溶接を一時的に中断し本発明に係る
隙間検出を行うことも可能である。
この場合、任意の隙間検出ティーヂングポイントで隙間
100が検出された場合には、次のテイーブングポイン
トまでの間、ワーク18a、’18bをライビング溶接
するように溶接条件を切替ることより、隙間100の存
在の有無に係わりなくワーク18a、18bのアーク溶
接を確実なものとすることが可能となる。
また本発明の方法によれば、前記第3図に示すワーク1
8a、18bのみならず、例えば第10図に示すように
位置決めされたワーク18a、18bに対しても同様に
して隙間検出アーク走査を行うことが可能であり、この
場合においても、この隙間検出アーク走査時におけるア
ーク電流の変化に基づぎ、両ワークが、第11A図に示
ずごどく、隙間100が存在しない状態で位置決めされ
ているか否かあるいは第11B図に示すごとく、隙間1
00が存在する状態で位置決めされているか否かを正確
に検出することが可能どなる。
口の ゛を用いた装置の実施例 (第1実施例) 第7図にはこのような本発明に係るワークの隙間検出方
法が適用されるは自動アーク溶接装置の好適な実施例が
示され、実施例の装置は、ティーヂング溶接うインへB
に沿った走査と第6図に示寸隙間検出アーク走査とをム
ク1〜ル的に合成して第8図に示すようなジグザグ状の
ライン300を形成し、該ライン300に治ってアーク
溶接を行い、この際発生するアーク電流の変化に基づぎ
ワーク18a、18b間の隙間100検出をも同時に行
なっている。
すなわち、実施例の装置は、第8図に示すライン300
が予め設定されたライン出力回路40を含み、このライ
ン出力回路40から第8図に示すライン300の位■信
号が位置制御系42に向り供給される。
この位置制御系42は供給された信号が減算器44、増
幅回路46を介して入ノjされるアクチュエータ48を
含み、アクチュエータ48はその入力信号に基づき溶接
トーチ12の位置制御を行う。
この際、アクチュエータ48の出力はフィードバック回
路50を介して減算器44にフィードバックされるため
、アクブ」エータ48は減算器/14の出力信号が0と
なるように、すなわちライン出力回路40から出力され
る位置信号どアクチュエータ48によって制御される溶
接トーチ12の位置どが一致するよう溶接トープ12の
位置制御を行う。
従って、実施例の装置においては、溶接1〜−チ12が
、ライン出力回路40から出力される信号に従って第8
図に示すライン300に沿って移動=  19 − 制御されることになる。
なお、このような溶接トーチ12の位置制御系42は通
常溶接ロボットに複数個設けられているが、実施例にお
いては説明を筒単にするために、その内の1個のみを図
示し説明じている。
また、このようなライン300に沿ったトーチ12の位
置制御開始と同時に、溶接電源22は、溶接ワイヤ10
及びワーク18間に所定の溶接電圧を印加し、溶接ワイ
ヤ10とワーク18との間にアークを発生させる。
従って、ワーク18a、18bは溶接ラインABに沿っ
て確実にアーク溶接されることになり、これと同時にラ
イン300の溶接ラインABに直交する方向に向け、本
発明の隙間検出アーク走査が実質的に行われることにな
る。
従って、このライン300に沿ったアーク電流I(t)
の変化を検出することにより、ワーク188.18b間
に存在する隙間10.0を検出することが可能となる。
本実施例の特徴的事項は、アーク電流I(t)を微分し
ワーク18a、18b間の隙間100を検出する隙間検
出微分回路52を設けたことにある。
実施例において、この隙間検出微分回路52は、電流検
出回路54によりアーク電流I(t)の値を検出し、そ
の検出信号をグーi・回路56を介して微分回路58に
入力し、アーク電流1(t)の微分値dI(t) /d
tを判別回路60に供給している。
判別回路60は、このようにして供給される微分値dI
(t) /diを絶対値変換し、変換された値l’dr
(’t) /dtlと基準レベル出力回路62から供給
される基準レベル信号にとを比較し、絶対値信号1 d
I(t) /dt lが基準レベルKを上回った際ワー
ク18a、18b間に隙間100が存在するど判別し隙
間検出信号Sを出ノ〕する。
また、実施例の装置は、溶接電源22をオンした際にお
けるアーク電流の立上がりにより、判別回路60が誤っ
て検出信号Sを出力することがないよう遅延回路64に
よりゲート回路56を制御し、溶接電源22がオンされ
た後所定時間粁過した後グー1〜回路56をオンしてい
る。
以上の構成とすることにJ:り本実施例の装置によれば
、例えば第6図に示すごとくm→0→m→n−)mの順
序で隙間検出アーク走査を行いながらティーチング溶接
ライン△Bに沿ったアーク溶接を行うことができ、この
結果ワーク18a、18b間に隙間100が存在する場
合にq点からp点あるいはp点からq点へ向けた隙間検
出アーク走査が行われる瞬間に発生ずるアーク電流の変
化l dl(t) /dN−ωを確実に検出し、隙間1
00の検出信号Sを出力することが可能となる。
従って、本実施例の装置によれば、このJ:うにして隙
間検出信舅Sが出力された場合には溶接の停止あるいは
溶接条件の変更制御を行い、ワーク18の溶接欠陥の発
生を未然に防止することが可能となる。
また本実施例の装置を用いて隙間検出アーク走査を行う
場合に、その走査振幅が大ぎいと第6図に示すごとくア
ーク走査が一方のワーク18bの板厚を越えてその表面
側の点rまで達する場合がある。
このような場合、隙間検出アーク走査がワーク18bの
角部Uにさしかかるど比較的大ぎなアーク電流変化が発
生し、誤って隙間検1:j信号Sを出力してしまうこと
が考えられる。しかし、本実施例の装置によれば、基準
レベル出ノJ回路62から出力される基準信号Kを、こ
のような(」点において発生する電流変化より大ぎくか
つDq点点間おいて発生する電流変化より小さな値に設
定することにより、(1点における電流変化にかかわり
なく隙間100を正確に検出することができる。
また、本実施例の装置においては、隙間100が存在す
る場合に隙間検出アーク走査を行った際発生するpq点
点間お(Jる電流変化(II(t) /dtの値を隙間
100の大きさに応じて予め複数個に+ 。
K1・・・を測定し、このに1.に2・・・を基準信号
どlノて基準レベル出力回路62に設定しておくことに
より、判別回路60は微分回路58からの信号と基準レ
ベル出力回路62からの信号とを比較しワーク18a、
18b間に発住寸−る隙間100の大きさをも検出する
ことが可能となる。
(第2実施例) 第9図には本発明に係る方法が適用される自動アーク溶
接装置の他の実施例が示されており、11r(2第7図
に示す実施例と対応する部材には同一符号をイ」シその
説明は省略する。
本実施例の装置は、ライン出力回路40から出力される
信号に基づきトーチ12が第8図に示すライン300に
従って移動制御され、ワーク18a、18bのティーチ
ング溶接ラインABに沿ったアーク溶接を行うとともに
、前記第6図に示す隙間検出アーク走査を行う。
本実施例の装置の特徴的事項は、このような隙間検出ア
ーク走査時におりるアーク電流を前記第(2)式に基づ
き積分し、その演粋粘采に基づき隙間100の有無を検
出する隙間検出積分回路78を段(プたことにある。
この隙間検出積分回路78は、電流検出回路54の出力
する検出電流を切替回路80を用いてメモリ82又は減
算器84へ切替供給している。
すなわち、切替回路80は、ライン出ツノ回′1871
Oからの指令により、まずメモリ80側に切替わり、電
流検出回路54の検出する定常電流1cをメモリ82内
に出込記憶する。
そして、この1込記憶動作が終了した後、切替回路80
は減算器84側に切昌わり、その後の隙間検出アーク走
査を行うことにより発生するアーク電流T(t)を減゛
算器84に供給Jる。従って減算器84からは、次式に
示す演算値が出力され、I(t)−Tc・・・(3) 積分回路86は、その演算値を、前記第(1)式に′基
づき演算する。
判別回路64は、このようにして積分回路86から出力
される演算値がO又は正である場合には隙間100が存
在しないと判断し、またその演算値が負の値である場合
にはワーク18a、18f)間に隙間100が存在する
と判断し、陣門検出信号Sを出力する。
このJ:うに、本実施例の装置によれば、隙間検出アー
ク走査時にお【プるアーク電流の変化に1Jづき隙間1
00を正確に検出することが可能となり、更に積分回路
86の出力する積分値の値にJ:り隙間100の大ぎさ
し測定することが可能となる。
[発明の効宋] 以上説明したように、本発明によれば、何等特別な装置
を用いることなく単に隙間検出アーク走査を行うのみで
、ワークの隙間を確実に検出することが可能となり、こ
の結果ワークの隙間に起因する溶接欠陥の発生を未然に
防止することが可能どなる。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図は本発明に係る方法の好適4T第1
実施例を示す説明図、 第2図は本実施例に用いられるアーク1B接装置の説明
図、 第3図はティーヂング溶接ラインに沿って位n決めされ
たワークの説明図、 第4A図、第4B図はワークの溶接状態を示す説明図、 第5図はワーク設置位置がずれた場合にお【づる説明図
、 第6A図、第6B図は本発明に係る方法の好適な第2実
施例を示す説明図、 第7図は本発明に係る方法が適用された隙間検出回路の
好適な実施例を示すブロック図、第8図は第7図に示す
回路の溶接ラインを示す説明図、 第9図は本発明に係る方法が適用される隙間検出回路の
他の実施例を示すブロック図、第10図はティーヂング
溶接ラインに沿って位置決めされた他のワークの説明図
、 第11Δ図、第11B図は第10図に示すワークの溶接
状態を示す説明図である。 12 ・・・ 1・−チ、 18a、18b  ・・・ ’)−’y、100 ・・
・ 隙間、 200  ・・・ 溶接ライン隣接面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに溶接される2個のワークを所定の溶接ライ
    ンに従って位置決めし、前記溶接ラインに沿ってトーチ
    を移動し両ワークのアーク溶接を行う自動アーク溶接方
    法において、 前記一方のワークの溶接ライン隣接面と並行にトーチを
    移動し、溶接ラインと該一方のワークとの所定区間をア
    ーク走査する隙間検出アーク走査を行い、 この隙間検出アーク走査時におけるアーク電流の変化に
    基づき両ワークの間に発生する隙間を検出することを特
    徴とする自動アーク溶接におけるワークの隙間検出方法
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の方法において、ワー
    クのアーク溶接に先立つて、前記隙間検出アーク走査を
    行い両ワークの間の発生する隙間を検出することを特徴
    とする自動アーク溶接における隙間検出方法。
  3. (3)特許請求の範囲(1)記載の方法において、ワー
    クのアーク溶接と、隙間検出アーク走査とを同時に行う
    ことを特徴とする自動アーク溶接におけるワークの隙間
    検出方法。
  4. (4)特許請求の範囲(1)〜(4)のいずれかに記載
    の方法において、 隙間検出アーク走査は、溶接ラインを中心としてトーチ
    を所定の振幅で両方のワークに向け往復走査することを
    特徴とする自動アーク溶接におけるワークの隙間検出方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62289374A (ja) * 1986-06-09 1987-12-16 Hitachi Ltd 溶接位置制御方法
JPS6340677A (ja) * 1986-08-01 1988-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd センサ付溶接ロボツト
JPS6348752U (ja) * 1986-09-17 1988-04-02

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