JPS6133151B2 - - Google Patents
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- JPS6133151B2 JPS6133151B2 JP53123235A JP12323578A JPS6133151B2 JP S6133151 B2 JPS6133151 B2 JP S6133151B2 JP 53123235 A JP53123235 A JP 53123235A JP 12323578 A JP12323578 A JP 12323578A JP S6133151 B2 JPS6133151 B2 JP S6133151B2
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- JP
- Japan
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- alarm
- circuit
- time
- switching mechanism
- pulse signal
- Prior art date
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Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、指針表示式電子時計のアラーム装置
に関するものである。
に関するものである。
近年においては、時間標準器として水晶発振回
路を備えた指針表示式水晶腕時計およびデジタル
表示式水晶腕時計が、急速に普及されつつある。
路を備えた指針表示式水晶腕時計およびデジタル
表示式水晶腕時計が、急速に普及されつつある。
しかしデジタル表示式水晶腕時計の場合には、
付加機能としてアラームを備えた商品が既に実現
されているのに対して、指針表示式水晶腕時計の
場合には、アラーム装置を備えたものが全く実現
されていないのが現状である。この最大の原因と
しては、デジタル表示式水晶腕時計の場合には、
時および分等の単位の時刻計数回路を有してお
り、該時刻計数回路およびアラーム時刻記憶回
路、一致検出回路等の論理回路によつて、容易か
つ正確にアラームの動作時刻を制御できるのに比
較して、指針表示式水晶腕時計の場合には、アラ
ームの動作時刻を正確に制御することが非常に困
難であるということがあげられる。
付加機能としてアラームを備えた商品が既に実現
されているのに対して、指針表示式水晶腕時計の
場合には、アラーム装置を備えたものが全く実現
されていないのが現状である。この最大の原因と
しては、デジタル表示式水晶腕時計の場合には、
時および分等の単位の時刻計数回路を有してお
り、該時刻計数回路およびアラーム時刻記憶回
路、一致検出回路等の論理回路によつて、容易か
つ正確にアラームの動作時刻を制御できるのに比
較して、指針表示式水晶腕時計の場合には、アラ
ームの動作時刻を正確に制御することが非常に困
難であるということがあげられる。
これに対して、最近では指針表示式電子時計に
おいてもアラーム装置を装備することが提案され
始めており、例えば特開昭51−144270号や特開昭
53−52167号では、目安車等によつて構成される
輪列駆動型の目安スイツチング機構と、所定の周
期で基準パルス信号を発生する基準パルス信号形
成手段と、前記目安スイツチング機構からの出力
信号を一旦記憶するとともに、記憶後に送られて
くる前記基準パルス信号を受けて実際のアラーム
動作時刻を制御するアラーム時刻規正回路を設け
て成るアラーム装置も提案されている。このよう
なアラーム装置においては、アラーム時刻は上記
基準信号の周期に等しい時間間隔でセツトされる
ことになるが、アラーム動作時刻の精度は非常に
高いものとなる。
おいてもアラーム装置を装備することが提案され
始めており、例えば特開昭51−144270号や特開昭
53−52167号では、目安車等によつて構成される
輪列駆動型の目安スイツチング機構と、所定の周
期で基準パルス信号を発生する基準パルス信号形
成手段と、前記目安スイツチング機構からの出力
信号を一旦記憶するとともに、記憶後に送られて
くる前記基準パルス信号を受けて実際のアラーム
動作時刻を制御するアラーム時刻規正回路を設け
て成るアラーム装置も提案されている。このよう
なアラーム装置においては、アラーム時刻は上記
基準信号の周期に等しい時間間隔でセツトされる
ことになるが、アラーム動作時刻の精度は非常に
高いものとなる。
しかし上述のようなアラーム装置においては、
目安スイツチング機構からの出力信号を一旦記憶
しておいて、その記憶後に最初に送られてくる前
記基準パルス信号に応答してアラーム動作が引き
起こされるというシステムの性格上、アラームの
セツト時刻の修正操作に伴つて、以下のような付
随的な問題点が生ずることになる。
目安スイツチング機構からの出力信号を一旦記憶
しておいて、その記憶後に最初に送られてくる前
記基準パルス信号に応答してアラーム動作が引き
起こされるというシステムの性格上、アラームの
セツト時刻の修正操作に伴つて、以下のような付
随的な問題点が生ずることになる。
すなわちアラーム時刻の修正に伴つて、修正途
中で一旦目安スイツチング機構が閉じられて出力
信号を出してから再び開かれるようなことがあつ
た場合(言い替えれば目安針が修正途中で一旦指
針表示時刻と重なるようなことが合つた場合)に
おいても、記憶回路は上記の出力信号を記憶して
しまうために、アラーム装置は修正操作の終了後
等に最初に送られてくる前記基準パルス信号に応
答してアラーム動作を行なつてしまうことにな
る。そのような場合には、目安針によつて表示さ
れているアラームのセツト時刻とは全く無関係の
時刻にアラーム動作が行なわれることになるため
に、その時計の使用者は著しく困惑させられるこ
とになる。
中で一旦目安スイツチング機構が閉じられて出力
信号を出してから再び開かれるようなことがあつ
た場合(言い替えれば目安針が修正途中で一旦指
針表示時刻と重なるようなことが合つた場合)に
おいても、記憶回路は上記の出力信号を記憶して
しまうために、アラーム装置は修正操作の終了後
等に最初に送られてくる前記基準パルス信号に応
答してアラーム動作を行なつてしまうことにな
る。そのような場合には、目安針によつて表示さ
れているアラームのセツト時刻とは全く無関係の
時刻にアラーム動作が行なわれることになるため
に、その時計の使用者は著しく困惑させられるこ
とになる。
本発明は、上記のような従来のアラーム装置付
指針表示式電子時計の欠点を解消するものであ
り、本発明の目的は、所定の周期で基準パルス信
号を発生する基準パルス形成手段を用いることに
より、構造が比較的簡単で、しかもアラーム動作
時刻を容易に制御することが可能な指針表示式電
子時計のアラーム装置を提供するとともに、前記
のような基準パルス形成手段を用いた場合に附随
的に生ずる問題を解消することにある。
指針表示式電子時計の欠点を解消するものであ
り、本発明の目的は、所定の周期で基準パルス信
号を発生する基準パルス形成手段を用いることに
より、構造が比較的簡単で、しかもアラーム動作
時刻を容易に制御することが可能な指針表示式電
子時計のアラーム装置を提供するとともに、前記
のような基準パルス形成手段を用いた場合に附随
的に生ずる問題を解消することにある。
以下、図に従つて本発明の具体例についての説
明を行なう。
明を行なう。
第1図は、本発明の実施例によるアラーム付き
指針表示式電子時計の外観を示す平面図であり、
本例の時計は、時針1、分針2、秒針3よりなる
時刻表示用指針装置および日付け表示部材4の他
に、アラーム設定時刻を表示する目安針5を有し
ている。また外部操作部材としては、リユーズ6
の他に押しボタン型のアラーム制御用スイツチS1
およびアラーム設定用リユーズ16を備えてい
る。本例の時計は、リユーズ6が最も押し込まれ
ている通常位置6aにある場合には通常駆動状態
にあり、1段引きの位置6bにある場合には、リ
ユーズ6を左右いずれかの方向に回転することに
より、日付を修正できるように構成されている。
さらにリユーズ6が2段引きの位置6cにある場
合には、針合せが行なえるように構成されてお
り、この状態では後述の分周回路21の一部がリ
セツト状態となる。
指針表示式電子時計の外観を示す平面図であり、
本例の時計は、時針1、分針2、秒針3よりなる
時刻表示用指針装置および日付け表示部材4の他
に、アラーム設定時刻を表示する目安針5を有し
ている。また外部操作部材としては、リユーズ6
の他に押しボタン型のアラーム制御用スイツチS1
およびアラーム設定用リユーズ16を備えてい
る。本例の時計は、リユーズ6が最も押し込まれ
ている通常位置6aにある場合には通常駆動状態
にあり、1段引きの位置6bにある場合には、リ
ユーズ6を左右いずれかの方向に回転することに
より、日付を修正できるように構成されている。
さらにリユーズ6が2段引きの位置6cにある場
合には、針合せが行なえるように構成されてお
り、この状態では後述の分周回路21の一部がリ
セツト状態となる。
また前記アラーム設定用リユーズ16が通常位
置16aにある場合には、アラーム装置は通常状
態にあり、この状態では該リユーズ16を回転さ
せても目安針5によつて表示されるアラーム時刻
を変更することはできないように構成されてい
る。
置16aにある場合には、アラーム装置は通常状
態にあり、この状態では該リユーズ16を回転さ
せても目安針5によつて表示されるアラーム時刻
を変更することはできないように構成されてい
る。
次に第2図は、本例の時計におけるリセツトス
イツチ機構を示す平面図であり、本図において
は、リユーズ6が通常位置6aにある場合の状態
が示されている。すなわちリユーズ6には巻真7
が固着されており、該巻真7と係合するオシドリ
8および裏押え(図示しない)によつて、リユー
ズ6の引き出し位置を規制している。さらにオシ
ドリ8にはリセツトレバー9が係合しており、該
リセツトレバー9および端子ピン10,11によ
つて、リユーズ6の引き出し位置に連動するリセ
ツトスイツチ機構Srを構成している。なお日付
け修正機構、および小鉄車等により構成される針
合せ機構等は、図の簡素化のために省略されてお
り、18は針合せ状態においてリセツトレバー9
によりブレーキをかけられるように構成された四
番車である。
イツチ機構を示す平面図であり、本図において
は、リユーズ6が通常位置6aにある場合の状態
が示されている。すなわちリユーズ6には巻真7
が固着されており、該巻真7と係合するオシドリ
8および裏押え(図示しない)によつて、リユー
ズ6の引き出し位置を規制している。さらにオシ
ドリ8にはリセツトレバー9が係合しており、該
リセツトレバー9および端子ピン10,11によ
つて、リユーズ6の引き出し位置に連動するリセ
ツトスイツチ機構Srを構成している。なお日付
け修正機構、および小鉄車等により構成される針
合せ機構等は、図の簡素化のために省略されてお
り、18は針合せ状態においてリセツトレバー9
によりブレーキをかけられるように構成された四
番車である。
また第3図aおよびbは、本例の時計における
輪列駆動型の機械的目安スイツチング機構の構造
を概略的に示す断面図および平面図である。本例
の時計においては、目安車12および目安接点バ
ネ13、接点ピン14、筒車17等により目安ス
イツチング機構Mが構成されており、前記目安車
12には目安針5が装着されている。また該目安
車12の歯部12aは、躍制レバー15によつて
位置決めされており、第1図に示されるアラーム
設定用リユーズ16を1段引きの位置16bに引
き出した状態で回転させることにより目安車12
が駆動され、アラームの設定時刻を変更できるよ
うに構成されている。この場合、本実施例におい
ては前記目安車12の歯数が72枚となつているた
めに、該目安車12は1ピツチについて5゜ずつ
の単位で設定され、従つて時間間隔について言え
ば前記目安針5は10分ごとの単位で変更されるよ
うに構成されている。なお、上記の場合の目安車
12の駆動機構については、図示を省略してい
る。
輪列駆動型の機械的目安スイツチング機構の構造
を概略的に示す断面図および平面図である。本例
の時計においては、目安車12および目安接点バ
ネ13、接点ピン14、筒車17等により目安ス
イツチング機構Mが構成されており、前記目安車
12には目安針5が装着されている。また該目安
車12の歯部12aは、躍制レバー15によつて
位置決めされており、第1図に示されるアラーム
設定用リユーズ16を1段引きの位置16bに引
き出した状態で回転させることにより目安車12
が駆動され、アラームの設定時刻を変更できるよ
うに構成されている。この場合、本実施例におい
ては前記目安車12の歯数が72枚となつているた
めに、該目安車12は1ピツチについて5゜ずつ
の単位で設定され、従つて時間間隔について言え
ば前記目安針5は10分ごとの単位で変更されるよ
うに構成されている。なお、上記の場合の目安車
12の駆動機構については、図示を省略してい
る。
次に第4図は、本例の時計の回路構成を示す図
で、20は水晶発振回路、21は分周回路であ
り、該分周回路21からの出力信号は、波形変換
回路22でパルス幅を適当に変換された後、モー
タ駆動回路23に入力されて、ステツプモータ2
4を駆動するように構成されている。
で、20は水晶発振回路、21は分周回路であ
り、該分周回路21からの出力信号は、波形変換
回路22でパルス幅を適当に変換された後、モー
タ駆動回路23に入力されて、ステツプモータ2
4を駆動するように構成されている。
一方、第2図に示されるリセツトスイツチ機構
Srを構成する端子ピン10は、前記分周回路2
1のリセツト端子RおよびAND回路26、OR回
路30の一方の入力側に接続されており、端子ピ
ン11は、AND回路28の一方の入力側に接続
されている。
Srを構成する端子ピン10は、前記分周回路2
1のリセツト端子RおよびAND回路26、OR回
路30の一方の入力側に接続されており、端子ピ
ン11は、AND回路28の一方の入力側に接続
されている。
また前記の両端子ピン10,11は、NOR回
路25の入力側にも接続されており、該NOR回
路25の出力側は、AND回路27の一方の入力
側に接続されている。さらに前述のアラーム制御
用スイツチS1は、微分回路29に接続されてお
り、該微分回路29の出力側は、前記AND回路
26,27,28のもう一方の入力側に接続され
ている。一方、前述のアラーム設定用リユーズ1
6を1段引きの位置16bに引き出した場合にの
み、連動して閉じられるように構成された連動ス
イツチS2は、前記OR回路30のもう一方の入力
側に接続されており、該OR回路30の出力側
は、微分回路31、インバータ32の入力側およ
びINH回路35のINH端子に接続されている。ま
た前述の目安スイツチング機構Mを構成する接点
ピン14は、前記INH回路35およびAND回路
34の入力側に接続されている。
路25の入力側にも接続されており、該NOR回
路25の出力側は、AND回路27の一方の入力
側に接続されている。さらに前述のアラーム制御
用スイツチS1は、微分回路29に接続されてお
り、該微分回路29の出力側は、前記AND回路
26,27,28のもう一方の入力側に接続され
ている。一方、前述のアラーム設定用リユーズ1
6を1段引きの位置16bに引き出した場合にの
み、連動して閉じられるように構成された連動ス
イツチS2は、前記OR回路30のもう一方の入力
側に接続されており、該OR回路30の出力側
は、微分回路31、インバータ32の入力側およ
びINH回路35のINH端子に接続されている。ま
た前述の目安スイツチング機構Mを構成する接点
ピン14は、前記INH回路35およびAND回路
34の入力側に接続されている。
次に本例の時計におけるアラーム装置の動作に
ついて説明する。なお第4図に示される回路は正
論理で動作するものであり、単に〔H〕と記載さ
れている場合は論理的に〔H〕レベルにあること
を、また単に〔L〕と記載されている場合は論理
的に〔L〕レベルにあることを示すものとする。
ついて説明する。なお第4図に示される回路は正
論理で動作するものであり、単に〔H〕と記載さ
れている場合は論理的に〔H〕レベルにあること
を、また単に〔L〕と記載されている場合は論理
的に〔L〕レベルにあることを示すものとする。
最初に、第1図および第2図に示されるリユー
ズ6を2段引きの位置6cに引き出した状態にお
けるアラーム装置の動作について説明しておく。
ズ6を2段引きの位置6cに引き出した状態にお
けるアラーム装置の動作について説明しておく。
この状態では、リセツトスイツチ機構Srを構
成するリセツトレバー9は、前記端子ピン10お
よび11のうち、端子ピン10に対してのみ接触
している位置に規制され、分周回路21の一部は
リセツト状態に、またAND回路26はON状態に
保持される。従つて、前述の秒針3が文字板上の
12時マーク位置を示した瞬間にリユーズ6を2段
引きの位置6cに引き出すと、秒針3は零秒を示
した状態で停止することになる。この状態で前述
のアラーム制御用スイツチS1を閉じると、微分回
路29で形成される1個のパルス信号が、前記
AND回路26を介して、10進カウンターよりな
る1秒桁用カウンター37、6進カウンターより
なる10秒桁用カウンター38、および10進カウン
ターよりなる1分桁用カウンター39によつて構
成される一連の計数手段のリセツト端子Rに供給
されて、該一連の計数手段を零リセツトするよう
に構成されている。該一連の計数手段には、通常
駆動時には分周回路21からの1Hzの出力信号が
供給されており、前記1分桁用カウンター39の
内容が9から0に復帰する瞬間に、微分回路40
によつて1個の基準パルス信号が形成されるよう
に構成されている。従つて、時計の最初の針合わ
せを行なう際に、前述のような操作によつて一連
の計数手段を零リセツトすると、秒針3の指示内
容と1秒桁用カウンター37および10秒桁用カウ
ンター38の計数内容とが互いに同期されたこと
になり、次に時報等に従つてリユーズ6を2段引
きの位置6cから押し戻すと、それ以後において
は上記の両者は互いに同期された状態で、それぞ
れ駆動され続けることになる。
成するリセツトレバー9は、前記端子ピン10お
よび11のうち、端子ピン10に対してのみ接触
している位置に規制され、分周回路21の一部は
リセツト状態に、またAND回路26はON状態に
保持される。従つて、前述の秒針3が文字板上の
12時マーク位置を示した瞬間にリユーズ6を2段
引きの位置6cに引き出すと、秒針3は零秒を示
した状態で停止することになる。この状態で前述
のアラーム制御用スイツチS1を閉じると、微分回
路29で形成される1個のパルス信号が、前記
AND回路26を介して、10進カウンターよりな
る1秒桁用カウンター37、6進カウンターより
なる10秒桁用カウンター38、および10進カウン
ターよりなる1分桁用カウンター39によつて構
成される一連の計数手段のリセツト端子Rに供給
されて、該一連の計数手段を零リセツトするよう
に構成されている。該一連の計数手段には、通常
駆動時には分周回路21からの1Hzの出力信号が
供給されており、前記1分桁用カウンター39の
内容が9から0に復帰する瞬間に、微分回路40
によつて1個の基準パルス信号が形成されるよう
に構成されている。従つて、時計の最初の針合わ
せを行なう際に、前述のような操作によつて一連
の計数手段を零リセツトすると、秒針3の指示内
容と1秒桁用カウンター37および10秒桁用カウ
ンター38の計数内容とが互いに同期されたこと
になり、次に時報等に従つてリユーズ6を2段引
きの位置6cから押し戻すと、それ以後において
は上記の両者は互いに同期された状態で、それぞ
れ駆動され続けることになる。
上記の操作によつて、秒針3の表示内容に対す
る前記計数手段の同期化を行なつた後、次にリユ
ーズ6を1段引きの位置6bに設定する。この結
果、リセツトレバー9は端子ピン10,11のい
ずれにも接触していない中間位置に規制され、
NOR回路25の出力側は〔H〕レベルに、また
AND回路27はON状態となる。
る前記計数手段の同期化を行なつた後、次にリユ
ーズ6を1段引きの位置6bに設定する。この結
果、リセツトレバー9は端子ピン10,11のい
ずれにも接触していない中間位置に規制され、
NOR回路25の出力側は〔H〕レベルに、また
AND回路27はON状態となる。
この状態において、分針2が指示している分表
示値のうちの1分桁の値に対して、秒針3が指示
している秒表示値のうちの1秒桁の値が一致した
瞬間に、前記のアラーム制御用スイツチS1を閉じ
る操作を行なう。例えば分針2が29分を指示して
いるときには、分表示値のうち1分桁は9という
値を示しており、これに対しては秒針3が9、
19、29、39、49、59秒のいずれかを指示している
瞬間に、前記スイツチS1を閉じる操作を行なう。
この結果、前記スイツチS1を閉じた瞬間に微分回
路29で1個のパルス信号が形成され、該信号は
AND回路27を介してデータ転送ゲート群41
の制御信号入力端子41aに入力されることにな
る。前記データ転送ゲート群41には、前記1秒
桁用カウンター37の内容が入力されており、前
述のように制御信号入力端子41aにパルス信号
が入力されると、1秒桁用カウンター37の内容
をそのまま、1分桁用カウンター39に転送し、
両者の内容を同一にするように機能する。従つ
て、上記のような操作を行なえば、分針2が指示
する分表示値のうちの1分桁の値に対して、1分
桁用カウンター39の内容が同期されることにな
る。なお時計のユーザーが覚えるべき操作方法
を、できるだけ簡単なものにするという意味で
は、秒針3が分針2の位置に追いついたとき、ま
たは次に秒針3が1ステツプ駆動されたら秒針3
が分針2の位置を追い越してしまうという状態の
ときに、上記のようにアラーム制御用スイツチS1
を閉じればよい、というようにも表現できること
は明らかである。すなわち前述の例のように分針
2が29分という値を指示しているときには、秒針
3も29秒という値を指示した瞬間に、前述のよう
な操作を行なえばよいことは明らかであり、この
結果、1秒桁用カウンター37の内容と1分桁用
カウンター39の内容は、ともに9という値にな
り、一連の各カウンター37〜39の内容は、分
針2および秒針3の表示内容に対して同期された
ことになる。従つて、上記のような同期化を行な
つた以後においては、分針2および秒針3による
表示値が、ちようど0分、10分、20分……という
ように、各正十分の値を示すごとに一連の計数手
段の内容が零に戻るとともに、その瞬間ごとに微
分回路40から1個の基準パルス信号が形成され
るように、両者が同期して駆動され続けることに
なる。
示値のうちの1分桁の値に対して、秒針3が指示
している秒表示値のうちの1秒桁の値が一致した
瞬間に、前記のアラーム制御用スイツチS1を閉じ
る操作を行なう。例えば分針2が29分を指示して
いるときには、分表示値のうち1分桁は9という
値を示しており、これに対しては秒針3が9、
19、29、39、49、59秒のいずれかを指示している
瞬間に、前記スイツチS1を閉じる操作を行なう。
この結果、前記スイツチS1を閉じた瞬間に微分回
路29で1個のパルス信号が形成され、該信号は
AND回路27を介してデータ転送ゲート群41
の制御信号入力端子41aに入力されることにな
る。前記データ転送ゲート群41には、前記1秒
桁用カウンター37の内容が入力されており、前
述のように制御信号入力端子41aにパルス信号
が入力されると、1秒桁用カウンター37の内容
をそのまま、1分桁用カウンター39に転送し、
両者の内容を同一にするように機能する。従つ
て、上記のような操作を行なえば、分針2が指示
する分表示値のうちの1分桁の値に対して、1分
桁用カウンター39の内容が同期されることにな
る。なお時計のユーザーが覚えるべき操作方法
を、できるだけ簡単なものにするという意味で
は、秒針3が分針2の位置に追いついたとき、ま
たは次に秒針3が1ステツプ駆動されたら秒針3
が分針2の位置を追い越してしまうという状態の
ときに、上記のようにアラーム制御用スイツチS1
を閉じればよい、というようにも表現できること
は明らかである。すなわち前述の例のように分針
2が29分という値を指示しているときには、秒針
3も29秒という値を指示した瞬間に、前述のよう
な操作を行なえばよいことは明らかであり、この
結果、1秒桁用カウンター37の内容と1分桁用
カウンター39の内容は、ともに9という値にな
り、一連の各カウンター37〜39の内容は、分
針2および秒針3の表示内容に対して同期された
ことになる。従つて、上記のような同期化を行な
つた以後においては、分針2および秒針3による
表示値が、ちようど0分、10分、20分……という
ように、各正十分の値を示すごとに一連の計数手
段の内容が零に戻るとともに、その瞬間ごとに微
分回路40から1個の基準パルス信号が形成され
るように、両者が同期して駆動され続けることに
なる。
次に目安スイツチング機構Mに設定されたアラ
ーム時刻が到達したときの動作について説明す
る。なお前記目安車12に装着された目安針5
は、前述のように10分間ごとの時間間隔でセツト
されるように構成されているが、前記目安針5を
装着するときに、目安針5が示している時刻より
も数分〜数十秒間手前の時刻で主目安スイツチン
グ機構Mが閉じられるように、目安針5と目安車
12との位置関係を定めておく。さらに時計の通
常携帯時には、リユーズ6およびアラーム設定用
リユーズ16は、通常位置6aおよび16aにあ
り、従つてOR回路30の出力側は〔L〕レベル
に、またINH回路35はON状態にある。
ーム時刻が到達したときの動作について説明す
る。なお前記目安車12に装着された目安針5
は、前述のように10分間ごとの時間間隔でセツト
されるように構成されているが、前記目安針5を
装着するときに、目安針5が示している時刻より
も数分〜数十秒間手前の時刻で主目安スイツチン
グ機構Mが閉じられるように、目安針5と目安車
12との位置関係を定めておく。さらに時計の通
常携帯時には、リユーズ6およびアラーム設定用
リユーズ16は、通常位置6aおよび16aにあ
り、従つてOR回路30の出力側は〔L〕レベル
に、またINH回路35はON状態にある。
以上の状態において目安スイツチング機構Mが
閉じられると、その瞬間に微分回路36によつて
1個のパルス信号が形成され、該信号はFF42
をセツト状態に反転させ、その結果、AND回路
43はON状態となる。すなわち、微分回路36
によつて目安スイツチング機構MのOFF状態か
らON状態への変化を検出し、その検出結果をFF
42で記憶保持しておくことになる。一方、前述
のように分針2および秒針3の表示が、ちようど
正十分を指示する瞬間ごとに微分回路40によつ
て1個の基準パルス信号が形成されており、上記
のようにAND回路43がON状態となつていると
きには、前記基準パルス信号はAND回路43を
介してFF45のセツト端子Sに入力されること
になる。この結果FF45はセツト状態となり、
ブザー駆動回路46によつてアラーム用ブザー4
7が駆動され始めることになる。なお前記のよう
にFF45がセツト状態になるとともに、AND回
路48,49がON状態に、またインバータ50
の出力側が〔L〕レベルとなるために、タイマー
回路51がリセツト状態から解除される。この結
果、前記AND回路49を介して分周回路21か
らの1Hzの出力信号が前記タイマー回路51に入
力されることになり、該タイマー回路51によつ
て所定の個数のパルスが計数されると(即ち所定
の時間が経過すると)、該タイマー回路51の出
力側T0が〔H〕レベルとなる。従つてOR回路5
2の出力側も〔H〕レベルとなり、前記FF42
および45をリセツト状態に復帰させ、この結果
ブザー47の駆動は自動的に停止されることにな
る。また前記タイマー回路51の出力側T0が
〔H〕レベルとなる以前においても、前述のアラ
ーム制御用スイツチS1を閉じれば、微分回路29
で形成されたパルス信号がAND回路28および
48を介してOR回路52に入力されるために、
上記の場合と同様にブザー47の駆動を強制的に
停止させることができる。なお上記のいずれの場
合においても、目安スイツチング機構Mの動作結
果を記憶していたFF42が、その記憶を解除さ
れて通常状態に復帰することになるために、再び
目安スイツチング機構Mが閉じる時刻に至れば、
上述と同様にしてブザー47が駆動されることは
明らかである。
閉じられると、その瞬間に微分回路36によつて
1個のパルス信号が形成され、該信号はFF42
をセツト状態に反転させ、その結果、AND回路
43はON状態となる。すなわち、微分回路36
によつて目安スイツチング機構MのOFF状態か
らON状態への変化を検出し、その検出結果をFF
42で記憶保持しておくことになる。一方、前述
のように分針2および秒針3の表示が、ちようど
正十分を指示する瞬間ごとに微分回路40によつ
て1個の基準パルス信号が形成されており、上記
のようにAND回路43がON状態となつていると
きには、前記基準パルス信号はAND回路43を
介してFF45のセツト端子Sに入力されること
になる。この結果FF45はセツト状態となり、
ブザー駆動回路46によつてアラーム用ブザー4
7が駆動され始めることになる。なお前記のよう
にFF45がセツト状態になるとともに、AND回
路48,49がON状態に、またインバータ50
の出力側が〔L〕レベルとなるために、タイマー
回路51がリセツト状態から解除される。この結
果、前記AND回路49を介して分周回路21か
らの1Hzの出力信号が前記タイマー回路51に入
力されることになり、該タイマー回路51によつ
て所定の個数のパルスが計数されると(即ち所定
の時間が経過すると)、該タイマー回路51の出
力側T0が〔H〕レベルとなる。従つてOR回路5
2の出力側も〔H〕レベルとなり、前記FF42
および45をリセツト状態に復帰させ、この結果
ブザー47の駆動は自動的に停止されることにな
る。また前記タイマー回路51の出力側T0が
〔H〕レベルとなる以前においても、前述のアラ
ーム制御用スイツチS1を閉じれば、微分回路29
で形成されたパルス信号がAND回路28および
48を介してOR回路52に入力されるために、
上記の場合と同様にブザー47の駆動を強制的に
停止させることができる。なお上記のいずれの場
合においても、目安スイツチング機構Mの動作結
果を記憶していたFF42が、その記憶を解除さ
れて通常状態に復帰することになるために、再び
目安スイツチング機構Mが閉じる時刻に至れば、
上述と同様にしてブザー47が駆動されることは
明らかである。
すなわち上記のタイマー回路51等やアラーム
制御用スイツチS1等は、アラーム動作の実行に伴
つて、FF42の記憶を解除するための記憶解除
手段として設けられているものであるが、このよ
うなアラーム動作の実行に伴つてFF42の記憶
を解除する記憶解除手段が欠けている場合には、
目安スイツチング機構Mが閉じ続けている間に渡
つて、基準パルス信号が送られてくる毎にアラー
ム動作の実行を繰り返すという不都合が生ずるこ
とになる。
制御用スイツチS1等は、アラーム動作の実行に伴
つて、FF42の記憶を解除するための記憶解除
手段として設けられているものであるが、このよ
うなアラーム動作の実行に伴つてFF42の記憶
を解除する記憶解除手段が欠けている場合には、
目安スイツチング機構Mが閉じ続けている間に渡
つて、基準パルス信号が送られてくる毎にアラー
ム動作の実行を繰り返すという不都合が生ずるこ
とになる。
従つて上記のような構成によれば、目安スイツ
チング機構Mの開閉時刻の精度は高くないのにも
かかわらず、前記基準パルス信号とFF42,4
5AND回路43等により、実際のアラーム動作
時刻を十分単位ごとの間隔で正確に規正すること
が可能になる。すなわちアラームを使用する場合
には、1分桁の単位まで正確にアラーム時刻を設
定する必要があるケースは非常にまれであり、上
述の実施例のように10分間隔の時刻で(すなわち
正十分となる時刻に)アラームを正確に動作させ
ることができれば、アラーム装置付き時計の好適
な形態の一つとして充分な商品となる。
チング機構Mの開閉時刻の精度は高くないのにも
かかわらず、前記基準パルス信号とFF42,4
5AND回路43等により、実際のアラーム動作
時刻を十分単位ごとの間隔で正確に規正すること
が可能になる。すなわちアラームを使用する場合
には、1分桁の単位まで正確にアラーム時刻を設
定する必要があるケースは非常にまれであり、上
述の実施例のように10分間隔の時刻で(すなわち
正十分となる時刻に)アラームを正確に動作させ
ることができれば、アラーム装置付き時計の好適
な形態の一つとして充分な商品となる。
ここで上述のような構成によつてアラームの動
作時刻を規正しようとする場合に附随的に生ずる
問題点と、前述の実施例における前記問題点の解
決手段について説明する。上述のようなアラーム
時刻の規正手段においては、目安スイツチング機
構の動作を一旦、電気的に記憶しておくように構
成されているために、アラーム時刻を変更する操
作に伴なつて、次のような問題点が生ずる。これ
を前記の実施例の場合を参照しながら説明する。
すなわち、アラーム時刻の変更のためにアラーム
設定用リユーズ16によつて目安車12を駆動し
ている間に、筒車17に対する目安車12の位置
関係が目安スイツチング機構Mを閉じさせる領域
を通過した場合においても、前記目安スイツチン
グ機構Mが閉じる動作を行なつたことをFF42
が記憶してしまうと、目安針5が表示しているア
ラーム時刻とは全く無関係の時刻にブザー47が
駆動される危険が生ずることになる。なぜなら
ば、アラーム時刻の変更操作が終了して、目安針
5によつて指示されるアラーム時刻が時針1等の
指針装置による表示時刻とは全く異なる値に設定
された場合においても、上記のようにしてFF4
2がセツト状態となつていれば、次の基準パルス
信号でブザー47が駆動されることは明らかであ
り、このような現象が生ずれば時計の使用者は著
しく混乱させられることになる。前述の第4図に
示されるINH回路35は、このような問題を解消
するために設けられたものである。本例において
はアラーム時刻を変更するためにアラーム設定用
リユーズ16を1段引きの位置16bに引き出す
と、これに連動して前述の連動スイツチS2が閉じ
られた状態となつてOR回路30の出力側が
〔H〕となることにより、前記INH回路35は
OFF状態に保持される。従つて、アラーム時刻
の変更操作中においては、目安スイツチング機構
Mが閉じてもFF42には影響を与えることはな
く、上述のような問題は全く解消されることにな
る。また本例においては、前記スイツチS2が閉じ
られた瞬間に微分回路31によつてパルス信号が
形成され、該信号がOR回路52を介してFF4
2,45のリセツト端子に供給されるように構成
されているために、FF42が既にセツト状態に
なつているときにアラーム時刻を変更したとして
も、変更操作に伴なつてFF42の記憶が解除さ
れることになり、上記の場合と同様に不都合な時
刻にブザー47が動作するようなことはない。さ
らに本例においては、目安スイツチング機構Mが
閉じている状態でアラーム設定用リユーズ16を
1段引きの位置16bから通常位置16aに復帰
させると、その瞬間にスイツチS2が開いてインバ
ータ32の出力側が〔H〕レベルに反転するため
に、微分回路33によつて1個のパルス信号が形
成される。この場合、目安スイツチング機構Mが
閉じているためにAND回路34はON状態にあ
り、この結果、前記のパルス信号はAND回路3
4およびOR回路44を介して、直接FF45のセ
ツト端子に入力されることになる。従つて、上記
のような場合には、直ちにブザー47が駆動され
ることになるが、これは目安スイツチング機構M
が閉じている時間幅が比較的長い場合に対する配
慮である。
作時刻を規正しようとする場合に附随的に生ずる
問題点と、前述の実施例における前記問題点の解
決手段について説明する。上述のようなアラーム
時刻の規正手段においては、目安スイツチング機
構の動作を一旦、電気的に記憶しておくように構
成されているために、アラーム時刻を変更する操
作に伴なつて、次のような問題点が生ずる。これ
を前記の実施例の場合を参照しながら説明する。
すなわち、アラーム時刻の変更のためにアラーム
設定用リユーズ16によつて目安車12を駆動し
ている間に、筒車17に対する目安車12の位置
関係が目安スイツチング機構Mを閉じさせる領域
を通過した場合においても、前記目安スイツチン
グ機構Mが閉じる動作を行なつたことをFF42
が記憶してしまうと、目安針5が表示しているア
ラーム時刻とは全く無関係の時刻にブザー47が
駆動される危険が生ずることになる。なぜなら
ば、アラーム時刻の変更操作が終了して、目安針
5によつて指示されるアラーム時刻が時針1等の
指針装置による表示時刻とは全く異なる値に設定
された場合においても、上記のようにしてFF4
2がセツト状態となつていれば、次の基準パルス
信号でブザー47が駆動されることは明らかであ
り、このような現象が生ずれば時計の使用者は著
しく混乱させられることになる。前述の第4図に
示されるINH回路35は、このような問題を解消
するために設けられたものである。本例において
はアラーム時刻を変更するためにアラーム設定用
リユーズ16を1段引きの位置16bに引き出す
と、これに連動して前述の連動スイツチS2が閉じ
られた状態となつてOR回路30の出力側が
〔H〕となることにより、前記INH回路35は
OFF状態に保持される。従つて、アラーム時刻
の変更操作中においては、目安スイツチング機構
Mが閉じてもFF42には影響を与えることはな
く、上述のような問題は全く解消されることにな
る。また本例においては、前記スイツチS2が閉じ
られた瞬間に微分回路31によつてパルス信号が
形成され、該信号がOR回路52を介してFF4
2,45のリセツト端子に供給されるように構成
されているために、FF42が既にセツト状態に
なつているときにアラーム時刻を変更したとして
も、変更操作に伴なつてFF42の記憶が解除さ
れることになり、上記の場合と同様に不都合な時
刻にブザー47が動作するようなことはない。さ
らに本例においては、目安スイツチング機構Mが
閉じている状態でアラーム設定用リユーズ16を
1段引きの位置16bから通常位置16aに復帰
させると、その瞬間にスイツチS2が開いてインバ
ータ32の出力側が〔H〕レベルに反転するため
に、微分回路33によつて1個のパルス信号が形
成される。この場合、目安スイツチング機構Mが
閉じているためにAND回路34はON状態にあ
り、この結果、前記のパルス信号はAND回路3
4およびOR回路44を介して、直接FF45のセ
ツト端子に入力されることになる。従つて、上記
のような場合には、直ちにブザー47が駆動され
ることになるが、これは目安スイツチング機構M
が閉じている時間幅が比較的長い場合に対する配
慮である。
なお本例の場合には、アラーム設定用リユーズ
16を1段引きの位置16bに引き出したままで
放置しておけば、アラームは全く動作することが
無いために、アラームを使用する必要が無い場合
には、前記リユーズ16をアラーム機能のOFF
スイツチとしても利用できる。
16を1段引きの位置16bに引き出したままで
放置しておけば、アラームは全く動作することが
無いために、アラームを使用する必要が無い場合
には、前記リユーズ16をアラーム機能のOFF
スイツチとしても利用できる。
次に第5図は、本発明の第2の実施例によるア
ラーム装置を備えた指針表示式電子時計の回路構
成を示すブロツク線図である。なお第5図におい
て前述の第4図と同一番号は、同一機能を果たし
ている同一要素を示すものである。本例において
は、第4図における1分桁用カウンター39が省
略されており、微分回路40は60秒間隔で基準パ
ルス信号を発生することになる。従つて、秒針3
が文字板上の12時マーク位置を示す時間にブザー
47が駆動され始めるように構成されており、分
針2と電子的計数手段との同期化のための操作が
不要となるために、第4図における端子ピン1
1、NOR回路25、AND回路27、データ転送
ゲート群41等も不要となる。また本例において
は、目安スイツチング機構Mがパルス立ち上がり
検出型の微分回路36に直接的に接続されてお
り、該微分回路36の出力側がINH回路35の入
力側に接続されている。従つて、アラーム時刻の
変更操作中に目安スイツチング機構Mが閉じる動
作を行ない、かつ閉じている状態においてアラー
ム設定用リユーズ16を通常位置16aに戻した
場合には、次に再びアラーム時刻が到達するまで
はブザー47は駆動されないように構成されてい
る。すなわち本例においては、INH回路35が
ON、OFFのいずれの状態にあつても、目安スイ
ツチング機構Mが閉じた瞬間に微分回路36で1
個のパルス信号が形成されるとともに、該パルス
信号は前記INH回路35がON状態にあるときに
おいてのみFF42のセツト端子Sに入力される
ように構成されている。なおアラーム時刻の変更
操作中に目安スイツチング機構Mが閉じた場合に
は、ブザー47を微小時間だけ鳴らすように構成
することも可能である。
ラーム装置を備えた指針表示式電子時計の回路構
成を示すブロツク線図である。なお第5図におい
て前述の第4図と同一番号は、同一機能を果たし
ている同一要素を示すものである。本例において
は、第4図における1分桁用カウンター39が省
略されており、微分回路40は60秒間隔で基準パ
ルス信号を発生することになる。従つて、秒針3
が文字板上の12時マーク位置を示す時間にブザー
47が駆動され始めるように構成されており、分
針2と電子的計数手段との同期化のための操作が
不要となるために、第4図における端子ピン1
1、NOR回路25、AND回路27、データ転送
ゲート群41等も不要となる。また本例において
は、目安スイツチング機構Mがパルス立ち上がり
検出型の微分回路36に直接的に接続されてお
り、該微分回路36の出力側がINH回路35の入
力側に接続されている。従つて、アラーム時刻の
変更操作中に目安スイツチング機構Mが閉じる動
作を行ない、かつ閉じている状態においてアラー
ム設定用リユーズ16を通常位置16aに戻した
場合には、次に再びアラーム時刻が到達するまで
はブザー47は駆動されないように構成されてい
る。すなわち本例においては、INH回路35が
ON、OFFのいずれの状態にあつても、目安スイ
ツチング機構Mが閉じた瞬間に微分回路36で1
個のパルス信号が形成されるとともに、該パルス
信号は前記INH回路35がON状態にあるときに
おいてのみFF42のセツト端子Sに入力される
ように構成されている。なおアラーム時刻の変更
操作中に目安スイツチング機構Mが閉じた場合に
は、ブザー47を微小時間だけ鳴らすように構成
することも可能である。
さらに第6図は、本発明による第3の実施例を
示すブロツク線図である。本例は構成的には前記
第5図の場合の変形例に相当するものであり、第
6図において第5図と同一番号は、同一機能を果
たしている同一要素を示すものである。本例にお
いては、アラーム設定用リユーズ16が1段引き
の位置16bに引き出されて連動スイツチS2が閉
じられると、OR回路30、52の出力側が
〔H〕レベルとなり、FF42および45をリセツ
ト状態に強制的に保持するように構成されてい
る。従つて、この状態では目安スイツチング機構
Mが閉じて微分回路36よりパルス信号が出力さ
れても、FF42は目安スイツチング機構Mが閉
じたことを記憶することはできないように構成さ
れている。また上記の状態において微分回路36
によりパルス信号が形成され、該信号がFF42
のセツト端子Sに入力された瞬間にはFF42は
セツト状態に反転する可能性はあるが、この状態
ではINH回路60がOFF状態にあるために、微
分回路40からの基準パルス信号がFF45のセ
ツト端子に入力されることはない。従つて実質的
にはFF42が、目安スイツチング機構Mの閉じ
たことを記憶することはなく、アラーム時刻の変
更操作に伴なう不都合は解消される。
示すブロツク線図である。本例は構成的には前記
第5図の場合の変形例に相当するものであり、第
6図において第5図と同一番号は、同一機能を果
たしている同一要素を示すものである。本例にお
いては、アラーム設定用リユーズ16が1段引き
の位置16bに引き出されて連動スイツチS2が閉
じられると、OR回路30、52の出力側が
〔H〕レベルとなり、FF42および45をリセツ
ト状態に強制的に保持するように構成されてい
る。従つて、この状態では目安スイツチング機構
Mが閉じて微分回路36よりパルス信号が出力さ
れても、FF42は目安スイツチング機構Mが閉
じたことを記憶することはできないように構成さ
れている。また上記の状態において微分回路36
によりパルス信号が形成され、該信号がFF42
のセツト端子Sに入力された瞬間にはFF42は
セツト状態に反転する可能性はあるが、この状態
ではINH回路60がOFF状態にあるために、微
分回路40からの基準パルス信号がFF45のセ
ツト端子に入力されることはない。従つて実質的
にはFF42が、目安スイツチング機構Mの閉じ
たことを記憶することはなく、アラーム時刻の変
更操作に伴なう不都合は解消される。
さらに第7図は、本発明による第4の実施例を
示すブロツク線図である。本例も第5図に示され
る実施例の変形例に相当するもので、本例におい
てはアラーム設定用リユーズ16を1段引きの位
置16bから通常位置16aに復帰させると、そ
の瞬間にFF42の記憶を解除するように構成さ
れている。すなわち上記のような操作を行なつた
瞬間に、スイツチ機構S2が開くとともにインバー
タ70の出力側が〔H〕レベルとなつて、微分回
路71によつて1個のパルス信号が形成され、該
信号がOR回路52を介してFF42のリセツト端
子Rに供給され、この結果FF42がセツト状態
にあつても強制的にリセツト状態に反転させるこ
とにより、記憶を消去するように構成されてい
る。またアラーム設定用リユーズ16が1段引き
の位置16bにあり、連動スイツチS2が閉じられ
ている状態では、INH回路60がOFF状態とな
つているために、微分回路40からの基準パルス
信号がFF45のセツト端子に供給されることは
なく、従つてブザー47が駆動されることもな
い。すなわち本例においても、アラーム設定用の
外部操作部材によつてアラーム時刻を変更してい
る間に、目安スイツチング機構Mより出力された
信号は、実質的にはFF42によつて記憶されな
いのと等価な構成となつている。
示すブロツク線図である。本例も第5図に示され
る実施例の変形例に相当するもので、本例におい
てはアラーム設定用リユーズ16を1段引きの位
置16bから通常位置16aに復帰させると、そ
の瞬間にFF42の記憶を解除するように構成さ
れている。すなわち上記のような操作を行なつた
瞬間に、スイツチ機構S2が開くとともにインバー
タ70の出力側が〔H〕レベルとなつて、微分回
路71によつて1個のパルス信号が形成され、該
信号がOR回路52を介してFF42のリセツト端
子Rに供給され、この結果FF42がセツト状態
にあつても強制的にリセツト状態に反転させるこ
とにより、記憶を消去するように構成されてい
る。またアラーム設定用リユーズ16が1段引き
の位置16bにあり、連動スイツチS2が閉じられ
ている状態では、INH回路60がOFF状態とな
つているために、微分回路40からの基準パルス
信号がFF45のセツト端子に供給されることは
なく、従つてブザー47が駆動されることもな
い。すなわち本例においても、アラーム設定用の
外部操作部材によつてアラーム時刻を変更してい
る間に、目安スイツチング機構Mより出力された
信号は、実質的にはFF42によつて記憶されな
いのと等価な構成となつている。
なお以上の第5〜7図の実施例においては、第
4図の実施例の場合と同様に、既に目安スイツチ
ング機構Mが閉じてFF42がセツト状態になつ
ており、従つて次に微分回路40から送られてく
る基準パルス信号によつてブザー47が駆動され
るような状態になつているときに、アラーム時刻
の変更操作を行なつたとしても、アラーム設定用
リユーズ16の操作を連動型スイツチS2で検出し
て、必ずFF42をリセツト状態に強制するよう
に構成されているために、アラーム設定用リユー
ズ16を通常位置16aに戻した後に、不都合な
時刻にブザー47が駆動されることは無いように
構成されている。
4図の実施例の場合と同様に、既に目安スイツチ
ング機構Mが閉じてFF42がセツト状態になつ
ており、従つて次に微分回路40から送られてく
る基準パルス信号によつてブザー47が駆動され
るような状態になつているときに、アラーム時刻
の変更操作を行なつたとしても、アラーム設定用
リユーズ16の操作を連動型スイツチS2で検出し
て、必ずFF42をリセツト状態に強制するよう
に構成されているために、アラーム設定用リユー
ズ16を通常位置16aに戻した後に、不都合な
時刻にブザー47が駆動されることは無いように
構成されている。
次に第8図は、本発明による第5の実施例を示
すブロツク線図であり、本例も前述の第5図に示
される実施例の変形例に相当するものである。
すブロツク線図であり、本例も前述の第5図に示
される実施例の変形例に相当するものである。
なお本例においては、連動スイツチS′2はアラ
ーム設定用リユーズ16を1段引きの位置16b
に引き出すと開いた状態になり、通常位置16a
にあるときは図示のように閉じているように構成
されているものであり、目安スイツチング機構M
と直列的に接続されている。従つて本例において
は、アラーム設定用リユーズ16が1段引きの位
置16bに引き出されて、アラーム時刻の修正を
行なつているときには、運動型スイツチS′2が開
かれているために、目安スイツチング機構Mの出
力がFF42に送られることは無いように構成さ
れている。
ーム設定用リユーズ16を1段引きの位置16b
に引き出すと開いた状態になり、通常位置16a
にあるときは図示のように閉じているように構成
されているものであり、目安スイツチング機構M
と直列的に接続されている。従つて本例において
は、アラーム設定用リユーズ16が1段引きの位
置16bに引き出されて、アラーム時刻の修正を
行なつているときには、運動型スイツチS′2が開
かれているために、目安スイツチング機構Mの出
力がFF42に送られることは無いように構成さ
れている。
ただし本例においては、既にFF42がセツト
状態となつているときにアラーム時刻の変更を行
なつた場合には、FF42の記憶すなわちセツト
状態を解除する手段が設けられないために、アラ
ーム時刻の変更操作中あるいは操作終了後に微分
回路40から送られてくる基準パルス信号によ
り、ブザー47が駆動されてしまうことになる。
従つて本例の構成は、上記のような場合には目安
針5によつて指示されているアラーム時刻とは無
関係な不都合な時刻にブザー47が駆動されてし
まうという点で、第4〜7図の場合の実施例と比
較して、やや好適さに欠けるものとなる。
状態となつているときにアラーム時刻の変更を行
なつた場合には、FF42の記憶すなわちセツト
状態を解除する手段が設けられないために、アラ
ーム時刻の変更操作中あるいは操作終了後に微分
回路40から送られてくる基準パルス信号によ
り、ブザー47が駆動されてしまうことになる。
従つて本例の構成は、上記のような場合には目安
針5によつて指示されているアラーム時刻とは無
関係な不都合な時刻にブザー47が駆動されてし
まうという点で、第4〜7図の場合の実施例と比
較して、やや好適さに欠けるものとなる。
以上述べたように本発明の要旨は、目安車等に
よつて構成される輪列駆動型の目安スイツチング
機構と、所定の周期で基準パルス信号を発生する
基準パルス形成手段と、前記目安スイツチング機
構からの出力信号を一旦記憶するとともに、記憶
後に送られてくる前記基準パルス信号を受けて実
際のアラーム動作時刻を制御するアラーム時刻規
正回路を備えた指針表示式電子時計のアラーム装
置において、前記目安車を時計外部から駆動する
ためのアラーム設定用外部操作部材と、該外部操
作部材に連動するスイツチ機構とを設け、該スイ
ツチ機構によつて前記アラーム設定用外部操作部
材に所定の操作が加えられたことを検出するとと
もに、検出結果に従つて、前記目安スイツチング
機構からの出力信号を前記アラーム時刻規正回路
が記憶することを禁止するか、または一旦行なわ
れた記憶を強制的に解除するための制御手段を設
けることにある。
よつて構成される輪列駆動型の目安スイツチング
機構と、所定の周期で基準パルス信号を発生する
基準パルス形成手段と、前記目安スイツチング機
構からの出力信号を一旦記憶するとともに、記憶
後に送られてくる前記基準パルス信号を受けて実
際のアラーム動作時刻を制御するアラーム時刻規
正回路を備えた指針表示式電子時計のアラーム装
置において、前記目安車を時計外部から駆動する
ためのアラーム設定用外部操作部材と、該外部操
作部材に連動するスイツチ機構とを設け、該スイ
ツチ機構によつて前記アラーム設定用外部操作部
材に所定の操作が加えられたことを検出するとと
もに、検出結果に従つて、前記目安スイツチング
機構からの出力信号を前記アラーム時刻規正回路
が記憶することを禁止するか、または一旦行なわ
れた記憶を強制的に解除するための制御手段を設
けることにある。
従つて本発明によれば、アラーム設定時刻の読
み取りが容易な目安針等を使用できる輪列駆動型
の機械的目安スイツチング機構を使用しながら、
アラームの動作時刻を上記アラーム時刻規正回路
によつて正確に制御できるとともに、前記アラー
ム時刻規正回路を用いた場合に付随的に発生する
前述のような問題も解消することができる。
み取りが容易な目安針等を使用できる輪列駆動型
の機械的目安スイツチング機構を使用しながら、
アラームの動作時刻を上記アラーム時刻規正回路
によつて正確に制御できるとともに、前記アラー
ム時刻規正回路を用いた場合に付随的に発生する
前述のような問題も解消することができる。
なお前述の第5〜8図のいずれの実施例におい
ても、リセツトスイツチ機構Srを構成する端子
ピン10は、NOR回路30を介してか、または
直接的にINH回路35のINH端子に接続されてい
るが、これはリユーズ6が2段引きの位置6eに
引き出されて針合わせが行なわれる状態では、目
安スイツチング機構Mからの出力をFF42が記
憶することを禁止するための構成である。すなわ
ち針合わせ操作中においても、目安車12に対す
る筒車17の位置関係が目安スイツチング機構M
を閉じさせる領域を通過する場合があり得るため
に、その場合の目安スイツチング機構Mからの出
力信号をFF42が記憶してしまうと、針合わせ
操作が終了した後に次の基準パルス信号によりブ
ザーが駆動されるという不都合が生ずる。これに
対して、前述の実施例においては、リユーズ6が
2段引きの位置6cに引き出されると端子ピン1
0が〔H〕レベルとなつてINH回路35をOFF
状態とし、針合せ状態での目安スイツチング機構
Mの出力がFF42に送られることを防止してい
る。従つて、このような構成によれば、針合せ操
作中あるいは操作終了後にアラーム設定時刻とは
無関係にブザーが駆動されるようなことは無くな
る。すなわち前述の実施例のように、アラーム時
刻の変更操作中および針合わせ操作中のいずれに
おいても、目安スイツチング機構Mからの出力を
アラーム時刻規正回路が記憶することを禁止する
か、または一旦記憶してしまつたとしても、その
記憶を解除できるように構成することが望まし
い。
ても、リセツトスイツチ機構Srを構成する端子
ピン10は、NOR回路30を介してか、または
直接的にINH回路35のINH端子に接続されてい
るが、これはリユーズ6が2段引きの位置6eに
引き出されて針合わせが行なわれる状態では、目
安スイツチング機構Mからの出力をFF42が記
憶することを禁止するための構成である。すなわ
ち針合わせ操作中においても、目安車12に対す
る筒車17の位置関係が目安スイツチング機構M
を閉じさせる領域を通過する場合があり得るため
に、その場合の目安スイツチング機構Mからの出
力信号をFF42が記憶してしまうと、針合わせ
操作が終了した後に次の基準パルス信号によりブ
ザーが駆動されるという不都合が生ずる。これに
対して、前述の実施例においては、リユーズ6が
2段引きの位置6cに引き出されると端子ピン1
0が〔H〕レベルとなつてINH回路35をOFF
状態とし、針合せ状態での目安スイツチング機構
Mの出力がFF42に送られることを防止してい
る。従つて、このような構成によれば、針合せ操
作中あるいは操作終了後にアラーム設定時刻とは
無関係にブザーが駆動されるようなことは無くな
る。すなわち前述の実施例のように、アラーム時
刻の変更操作中および針合わせ操作中のいずれに
おいても、目安スイツチング機構Mからの出力を
アラーム時刻規正回路が記憶することを禁止する
か、または一旦記憶してしまつたとしても、その
記憶を解除できるように構成することが望まし
い。
第1図は、本発明の第1実施例によるアラーム
付き指針表示式電子時計の外観を示す平面図、第
2図は、そのリセツトスイツチ機構を示す平面
図、第3図aおよびbは、目安スイツチング機構
の構造を示す断面図および平面図、第4図は回路
構成を示すブロツク線図、第5〜8図は、それぞ
れ本発明の他の実施例を示す回路のブロツク線図
である。 1……時計、2……分針、3……秒針、5……
目安針、6……リユーズ、6a……通常位置、6
b……1段引きの位置、6c……2段引きの位
置、9……リセツトレバー、10,11……接点
ピン、12……目安車、13……目安接点バネ、
14……端子ピン、16……アラーム設定用リユ
ーズ、16a……通常位置、16b……1段引き
の位置、17……筒車、20……水晶発振回路、
21……分周回路、24……ステツプモータ、3
7……1秒桁用カウンター、38……10秒桁用カ
ウンター、39……1分桁用カウンター、41…
…データ転送ゲート群、41a……制御信号入力
端子、46……ブザー駆動回路、47……ブザ
ー、Sr……リセツトスイツチ機構、S1……アラ
ーム制御用スイツチ、S2,S′2……連動スイツ
チ、M……目安スイツチング機構。
付き指針表示式電子時計の外観を示す平面図、第
2図は、そのリセツトスイツチ機構を示す平面
図、第3図aおよびbは、目安スイツチング機構
の構造を示す断面図および平面図、第4図は回路
構成を示すブロツク線図、第5〜8図は、それぞ
れ本発明の他の実施例を示す回路のブロツク線図
である。 1……時計、2……分針、3……秒針、5……
目安針、6……リユーズ、6a……通常位置、6
b……1段引きの位置、6c……2段引きの位
置、9……リセツトレバー、10,11……接点
ピン、12……目安車、13……目安接点バネ、
14……端子ピン、16……アラーム設定用リユ
ーズ、16a……通常位置、16b……1段引き
の位置、17……筒車、20……水晶発振回路、
21……分周回路、24……ステツプモータ、3
7……1秒桁用カウンター、38……10秒桁用カ
ウンター、39……1分桁用カウンター、41…
…データ転送ゲート群、41a……制御信号入力
端子、46……ブザー駆動回路、47……ブザ
ー、Sr……リセツトスイツチ機構、S1……アラ
ーム制御用スイツチ、S2,S′2……連動スイツ
チ、M……目安スイツチング機構。
Claims (1)
- 1 目安車等によつて構成される輪列駆動型の目
安スイツチング機構と、所定の周期で基準パルス
信号を発生する基準パルス形成手段と、前記目安
スイツチング機構のOFF状態からON状態への変
化を検出して一旦記憶するとともに、記憶後に送
られてくる前記基準パルス信号を受けて実際のア
ラーム動作時刻を制御するアラーム時刻規正回路
を備えた指針表示式電子時計のアラーム装置にお
いて、アラーム動作の実行に伴つて前記記憶を解
除するための記憶解除手段と、前記目安車を時計
外部から駆動するためのアラーム時刻設定用外部
操作部材と、該外部操作部材に連動するスイツチ
機構とを設け、該スイツチ機構によつて前記アラ
ーム設定用外部操作部材に所定の操作が加えられ
たことを検出するとともに、検出結果に従つて、
前記目安スイツチング機構からの出力信号を前記
アラーム時刻規正回路が記憶することを禁止する
制御手段、または一旦行なわれた記憶を強制的に
解除する制御手段を設けたことを特徴とする指針
表示式電子時計のアラーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12323578A JPS5550189A (en) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Alarm device for electronic timepiece with hands |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12323578A JPS5550189A (en) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Alarm device for electronic timepiece with hands |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5550189A JPS5550189A (en) | 1980-04-11 |
JPS6133151B2 true JPS6133151B2 (ja) | 1986-07-31 |
Family
ID=14855539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12323578A Granted JPS5550189A (en) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | Alarm device for electronic timepiece with hands |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5550189A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5372663A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-28 | Seikosha Kk | Timepiece device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5817278Y2 (ja) * | 1976-03-08 | 1983-04-07 | 三洋電機株式会社 | 警報付時刻表示装置 |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP12323578A patent/JPS5550189A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5372663A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-28 | Seikosha Kk | Timepiece device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5550189A (en) | 1980-04-11 |
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