JPS6133109B2 - - Google Patents

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JPS6133109B2
JPS6133109B2 JP54037081A JP3708179A JPS6133109B2 JP S6133109 B2 JPS6133109 B2 JP S6133109B2 JP 54037081 A JP54037081 A JP 54037081A JP 3708179 A JP3708179 A JP 3708179A JP S6133109 B2 JPS6133109 B2 JP S6133109B2
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JP
Japan
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JP54037081A
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English (en)
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JPS55129557A (en
Inventor
Hiromitsu Naka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKA GIJUTSU KENKYUSHO
Original Assignee
NAKA GIJUTSU KENKYUSHO
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、天井内部あるいか壁層間に設けら
れる配線、配管あるいはエアーダクト等の諸設備
の点検や修理をするために設置される点検口に関
するものである。
一般に、この種の点検口は、点検用開口内に嵌
挿固定される方形状の外わくと、この外わく内に
開閉連結具を介して連結され、該外わく内で回動
状に移動して外わくの開口部を開閉すべく嵌合さ
れる内わくを有する蓋体とで構成されているが、
上記内わく内で回動させるためには、該外わくの
内壁と内わくの外壁との間に隙間を形成すること
が必要である。
しかし、このように外わくと内わくとの間に隙
間を形成すると、その隙間が点検口の設置後に外
部から見えて美観を損ねる等の問題点があるため
に、内わくと外わくとの間には、隙間を形成せ
ず、可能な限り外わく内に内わくを接近した状態
で嵌合することが望ましい。
そして従来、このような点を考慮してものとし
ては、全体として略細長矩形状に連結されるリン
クを外わくと内わくとの開閉連結具として使用
し、内わくとの回動動作に先立つて、内わくを外
わくの外方に一旦引き出し、それから内わくを回
動させるように構成して内わくの回動のさめの隙
間を不要としてものが提案されている(特開昭52
−5924号公報)。
しかし、この従来例においては、内わくを外わ
くの外方に引き出すためのリンクとして各リンク
を略平行とした四節回転リンクが採用されている
が、このリンク機構は、本来的に直線運動のリン
ク機構でないため、実際に点検口に採用する場合
には、内わくとこのリンクとの連結点において略
直線運動をするように、各リンクの長さあるいは
位置関係等を決定する必要がある上に、製造上の
寸法精度も求められるという問題点を有してい
た。
本発明は、このような事情に対処してなされた
ものであつて、開閉連結具として厳正直線運動機
構を基本としたリンク装置を使用することによ
り、設計上の複雑さを解消した点検口を提供する
ことを目的とする。
以下、本発明を実施例に対応する第1図および
第2図を用いて説明すると、点検口は、点検用開
口A内に固定される外わく1とこの外わく1内に
嵌合される内わく7内に蓋体5′を張設してなる
蓋板6とから構成され、蓋板6の内わく7は、外
わく1内で回動状に移動して該外わく1の開口部
を開閉するために開閉連結具10を介して外わく
1に連結されている。
この開閉連結具10は、略等長とされた駆動リ
ンク12と、従動リンク14とから構成され、こ
れら中間部近傍において正面視略X字状に枢着し
て形成されている。
上記従動リンク14は、その一端が蓋体6の下
端縁近傍における内わくの外側壁に支軸13をも
つて枢着されるとともに、他端が外わく1の上端
縁近傍における内側壁に横設した案内溝16内に
可動支軸17を用いて摺動及び回動可能に連結さ
れている。
一方、駆動リンク12の一端は、上記支軸13
の装着位置の上方でかつ案内溝16の側方におけ
る外わく1の内側壁に支軸11をもつて枢着され
ている。
したがつて、本発明における開閉連結具10の
従動リンク14と駆動リンク12は、可動支軸1
7をスライダリンクとするとともに、支軸11を
回動中心とし、支軸13を動作点とするスコツト
ラツセルの厳正直線運動機構を構成することとな
り、支軸13は、第2図に示す内わく7の嵌合位
置から垂直下方に厳正直線を描いて下降すること
となり、その下降行程途上において内わく7が外
わく1に衝接することが確実に防止されるのであ
る。
そして、この発明による開閉連結具のリンク機
構は、上述のように、少なくとも、可動支軸17
から支軸13までの距離が支軸15,11間の距
離にほぼ倍であること、及び案内溝16の延長線
と支軸13から立てた鉛直線との交点近傍の位置
に支軸11を設定するという条件のみを満足させ
るだけで内わく7の垂直下方への移動を保証する
ことができ、設計上において、従来の如く支軸1
3の軌跡を詳細に検討する必要がなくなるのであ
る。
以下にこの発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図ないし第3図はこの発明の実施例を示す
もので、図中、1は点検用開口A内に嵌装固定さ
れる方形状の外わくで、垂直方向に伸びる主縁部
2の開放方向がわと反対がわ部に内向きフランジ
部3を突設するとともに、主縁部2の開放方向が
わ端部には外向きフランジ部4を突設して外わく
1周囲の天井5を受止している。
6は外わく1の開口部を閉塞する蓋体であつ
て、外わく1内に嵌合され、かつ、上軌外わく1
の主縁部2の高さより若干低く形成された方形状
の内わく7の開放方向がわ端部の外側にわく1の
外向きフランジ部4を被覆する横向きフランジ部
8を突設するとともに、開放方向がわ端部内側に
は支持突片9を突設して内わく7内に張設される
天井板5′を受止している。
10は開閉連結具であつて、従動リンク14
と、この従動リンク14と略等しい長さの駆動リ
ンク12とを、各々中間部近傍において互いに支
軸15をもつて枢着することにより、正面視略X
字状に連結されて形成されている。
そして、上記従動リンク14の一端を蓋体6の
下端縁近傍における内わく7の外側壁に支軸13
をもつて枢着するとともに、他端を外わく1の内
側壁に横設した案内溝16内に摺動及び回転可能
に嵌装される可動支軸17をもつて枢着し、かつ
駆動リンク12の一端を上記従動リンク14の一
端の支軸13による枢着位置より上方でかつ上記
案内溝16の側方における外わく1の内側壁に支
軸11をもつて枢着することにより、該開閉連結
具10は外わく1および内わく7に装着され、内
わく7を外わく1に回転可能に支持している。
この場合、案内溝16は、外わく1に直接形成
してもよいが、第7図および第8図に示すような
案内溝16を有する案内板18を外わく1の内側
に装着てもよい。また、可動支軸17の材質には
一般にスチールが使用されるが、可動距離が長い
ため摩耗の心配があるので、自己潤滑性のある樹
脂(例えば、ナイロン)等を使用する。この場
合、案内溝16の周辺と可動支軸17の廻りにナ
イロンをコーテイング、あるいは、案内板18を
ナイロンで形成し、可動支軸17をナイロンでコ
ーテイングするなどの手段が考えられる。
開閉連結具10をこのように構成することによ
り、蓋体6の閉止位置から開放位置への移動に伴
つて従動リンク14が移動する際に、該従動リン
ク14の一端即ち支軸13側の端部と駆動リンク
12の自由端部とは、常に略水平一直線上に互い
に位置することとなり、蓋体6の内わく7の外周
に突設された横向きフランジ部8に上記駆動リン
ク12の自由端部を接触係合さてている限り、該
蓋体6は、外わく1に対し平行状態を保つて移動
するのである。
一方この実施例において、外わく1と蓋体6と
の間には点検口内外の空気の流通をしや断するた
めの気密機構が施されている。すなわち、外わく
1の外向きフランジ部4と、この外向きフランジ
部4を被覆する蓋体6の横向きフランジ部8との
間にパツキング等の気密部材19を介在して、外
わく1と蓋体6とのすき間をしや断する。この場
合、気密部材19にはゴム、合成樹脂やこれらの
発泡体から成る弾性を有したものが使用され、蓋
体6の横向きフランジ部8の裏面に接着されて成
る。勿論、気密部材19を外わく1の外向きフラ
ンジ部4の下面に接着することもできる。
なお、20は開閉連結具10と反対がわに設け
られた施錠装置であつて、蓋体6を外わく1に係
止するものであり、また、21は外わく1を天井
5に取り付けるための係止具である。
次に、この発明の作動態様について説明する。
まず、蓋体6を開放するには施錠装置20の係
止を解くと、蓋体6は自重により落下しようとす
る力が働き、その力に応動して駆動リンク12は
支軸11を中心として下方(反時計方向)へ回動
する。このとき、この駆動リンク12の回動に応
動して従動リンク14の上端は案内溝16に沿つ
て図において右方向へ移動するとともに、可動支
軸17を中心として時計方向に回動し、この従動
リンク14の移動ならびに回動動作に伴つて従動
リンク14下端の支軸13によつて枢着された部
分は下方へ移動する。したがつて、蓋体6は従動
リンク14の下端の支軸13と、駆動リンク12
の下端の下方動作により、ほぼ水平に保持されな
がら垂直降下する。そして可動支軸17が案内溝
16の右端部に衝接したところで蓋体6の降下は
停止され、その後、蓋体6を、この蓋体6と従動
リンク13とを連結した支軸13を中心として回
動させることによつて開放動作は完了する。
次に蓋体6を閉塞する場合には、まず、垂下さ
れている蓋体6を時計方向に回動させて、駆動リ
ンク12の下端を蓋体6の横向きフランジ部8の
裏面に衝接し、蓋体6をほぼ水平状態に復帰した
後、この状態で蓋体6を押し上げると、駆動リン
ク12は、開放時の動作とは逆の動作を行つて垂
直方向に移動し、外わく1内に嵌入される。
第4図は、上記第1図ないし第3図に示した実
施例の変形例を示すもので、外わく1の内向きフ
ランジ部3と蓋体6の内わく上端との間に気密部
材19を介在させた場合である。
なお、この変形例においては、蓋体6の横向し
フランジ部8′を外わく1の開放方向がわ端部に
近接させて外わく1と蓋体6とのすき間を可及的
に少なくしてある。この変形例において、その他
の構造およびその動作は上記実施例を同一である
ので、同一の符号を付してその説明は省略する。
また、第5図および第6図はこの発明のその他
の変形例であつて、外わく1の外向きフランジ部
4と、蓋体6の横向きフランジ部8とを除去し、
外わく1と蓋体6の内わく7とをほぼ垂直状態で
互いに近接させた、いわゆる「目地タイプ」と称
する点検口の場合であ。この場合蓋体6の内わく
7の上部を内方に折曲させて段部22を形成し、
この段部22と外わく1とで構成される空間23
内に開閉連結具10を前述の実施例と同様に取り
付けてあり、蓋体6の内わく7の下部を可及的に
外わく1に近接させている。また、気密部材19
は外わく1の内向きフランジ部3と蓋体6の内わ
く上端との間に介在されてなるもので、気密部材
19により外わく1と蓋体6との間からの空気の
流通がしや断されるため、点検口の開口周辺の汚
れを防止することができるのである。なお、この
変形例において、その他の構造およびその動作は
前述の実施例を同一であるので、同一の符号を付
してその説明は省略する。
なお、この発明の点検口は、天井に装着されて
使用される天井点検口以外に、例えば壁に装着さ
れる壁点検口としても使用されることができるも
ので、この場合には、天井点検口とは異なり蓋体
の初期の回転力を自重で作動させることができな
いため、例えば、ばね等の弾性手段を駆動リンク
の開放動作方向に負荷させるようにしておけばよ
く、その効果は前述の天井点検口と同様であるこ
とは勿論である。
以上の説明から明らかなように、本発明による
点検口によれば、内わくを外わくに連結する開閉
連結具を正面視略X字状に連結して従動リンクと
から、全体が相互の長さ及び位置関係における制
限が比較的簡単なスコツトラツセルの厳正直線運
動機構を形成するように構成したので、従来のよ
うに、内わくの移動軌跡を詳細に検討して各リン
クの長さあるいはその枢着位置等を決定する必要
がなく、設計時の工数を省くことができる。
さらに、上記機構は、そのリンク間における相
互の位置関係のずれよる動作点の厳正直線からの
ずれが比較的少ないために、製造時に高い精度を
要求されることがない上に、構成が簡単なので、
製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の点検口を天井に取り付けた
場合に平面図、第2図および第3図はこの発明の
実施例を示す閉蓋時の要部側断面図、および開蓋
時の要部側断面図第4図はこの発明の変形例を示
す要部側断面図、第5図および第6図はそれぞれ
この発明のその他の変形例による点検口の閉蓋時
及び開蓋時の要部側断面図、第7図はこの発明に
おける案内溝の別の変形例を示す要部側断面図、
第8図は第7図の―線に沿う断面図である。 1……外わく、2……主縁部、3……内向きフ
ランジ部、4……外向きフランジ部、6……蓋
体、8,8′……横向きフランジ部、10……開
閉連結具、11,13,15……支軸、12……
駆動リンク、14……従動リンク、16……案内
溝、17……可動支軸、19……気密部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 点検用開口内に固定される外わくと、この外
    わく内に嵌合される内わく内に蓋板を張設してな
    る蓋体と、この蓋体の内わくを外わくに回動状に
    移動可能に連結する開閉連結具とを有してなる点
    検口において、 上記開閉連結具を略等長とされた駆動リンクと
    従動リンクとを各々の中間部近傍において正面視
    略X字状に枢着して形成するとともに、 上記従動リンクの一端を蓋体の下端縁近傍にお
    ける内わくの外側壁に枢着するとともに、他端を
    上記外わくの上端縁近傍における内側壁に横設し
    た案内溝内に摺動及び回動可能に連結し、 上記駆動リンクの一端を上記従動リンクの一端
    と内わくとの枢着位置の上方でかつ上記案内溝の
    側方における外わくの内側壁に枢着したことを特
    徴とする点検口。
JP3708179A 1979-03-30 1979-03-30 Checking hole Granted JPS55129557A (en)

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JP3708179A JPS55129557A (en) 1979-03-30 1979-03-30 Checking hole

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JP3708179A JPS55129557A (en) 1979-03-30 1979-03-30 Checking hole

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JPS55129557A JPS55129557A (en) 1980-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4749837B2 (ja) * 2005-11-07 2011-08-17 城東テクノ株式会社 天井点検口

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525924A (en) * 1975-07-02 1977-01-18 Hiromitsu Naka Turning gear for inspection port

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JPS525924A (en) * 1975-07-02 1977-01-18 Hiromitsu Naka Turning gear for inspection port

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