JPS6132898B2 - - Google Patents

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JPS6132898B2
JPS6132898B2 JP53114512A JP11451278A JPS6132898B2 JP S6132898 B2 JPS6132898 B2 JP S6132898B2 JP 53114512 A JP53114512 A JP 53114512A JP 11451278 A JP11451278 A JP 11451278A JP S6132898 B2 JPS6132898 B2 JP S6132898B2
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Masayoshi Isaka
Hiroaki Ishikawa
Kyoshi Nakamura
Yoshimi Kurotaki
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサイリスタ変換装置に係り、特にこの
サイリスタ変換装置が不健全な点弧状態で運転さ
れないようにサイリスタ変換装置の点弧異常を確
実に検出する点弧異常検出装置に関する。
第1図はサイリタ変換装置の故障検出装置の従
来例で、サイクロコンバータでリニアモータを駆
動するシステムに適用した1相分のブロツク図で
あるが、サイリスタ変換装置2は電流パターン印
加端子10に与えられる電流パターンに基づいて
セクシヨン開閉器33を介してリニアモータコイ
ル34に通電する。
サイクロコンバータは逆並列接続されたサイリ
スタ変換器24,25より構成され、交流入力電
源6から変圧器26および交流しや断器27を介
してサイリスタ変換器24,25に与えられる。
そして、サイクロコンバータの出力電流制御は
電流パターンと電流検出器28の偏差信号を減算
器21で求め、電流制御装置22はこの偏差が小
さくなるようにゲート制御装置23に指令を与
え、ゲート制御装置23が所定の点弧角でサイリ
スタ変換器24,25を点弧することにより行な
われる。
サイリスタ変換装置の故障などによるシステム
異常にはサイクロコンバータの出力電流が平常時
とか相違するので、この相違でサイリスタ変換器
などの故障を検出しようとするのが第1図のブロ
ツク図であるが、ここで電流パターンが正弦波の
場合について第1図のブロツク図の動作を第2図
に示した動作波形図を用いて説明する。
平常時は、電流パターンの絶対値(絶対値回路
41の出力波形410)に対して出力電流の絶対
値(絶対値回路42の出力波形420)は図に実
線で示したごとくであるから減算器43の出力波
形は実線430のごとくになる。
ここで、リニアモータコイルが短絡した場合の
出力電流波形の例が第2図に破線で示したような
場合すなわち絶対値回路42の出力波形421で
あるとすると短絡により電流制御系が変化するか
ら図に示したように出力電流は振動的になる。
そして、減算器43の偏差信号431が設定値
△Ip以上になると比較器45が動作し(第2図
のt3の時点(出力波形450))、記憶回路46は
システムの異常を記録(出力波形460)する。
比較器45のレベルを−△Ipと負側に設けて
出力電流が電流パターンよりも△Ip以上の場合
に動作するようにしたのは第2図の平常時の減算
器43の出力波形430で知られるように、逆並
列接続されたサイリスタ変換器の順逆切換時など
で平常時でも偏差信号が△Ip以上(電流パター
ンが大になる第2図のt1―t2の間のような状態)
になる場合があるので、これを識別するためであ
る。
また、遅れ回路44は平常時の電流制御系の振
動による短時間のオーバシユートおよび電流パタ
ーンが矩形波の場合の順逆切換時に生じる短時間
の負の偏差信号を減衰させて誤検出を防止するた
めに設けたものである。
なお、故障検出が行なわれて記憶回路46が出
力をだすと、ゲート制御装置23へサイリスタ変
換器24,25の点弧パルスを停止する指令を出
すとともに電源しや断器27へしや断指令をだ
し、サイリスタ変換器の動作を停止する。
以上のように、第1図のブロツク図は電流パタ
ーンの大小の如何にかかわらず出力電流との偏差
でサイリスタ変換器などの故障を検出することが
できるとともにサイリスタ変換装置の動作を停止
することができるが、しかし次に述べるような欠
点がある。
すなわち、サイクロコンバータでリニアモータ
を駆動するシステムの場合、サイクロコンバータ
を構成するサイリスタ変換器のゲートパルスが平
常時よりも位相が進んだ時点に発生するような異
常たとえばノイスなどでサイリスタ素子が誤点弧
するような場合またはゲートパルスが正常でもサ
イリスタ素子が失弧するような異常が発生した場
合、サイクロコンバータの出力電流が電流パター
ンよりも必ず大きくなるとは限らないので前述し
た異常を検出することができないなどの欠点があ
る。
本発明の目的は、逆変列接続されたサイリスタ
変換器の点弧異常を確実に検出することができ、
かつサイリスタ変換器が不健全な点弧状態で運転
されることがない点弧異常検出装置を提供するこ
とにある。
本発明の特徴は、逆並列接続されたサイリスタ
変換器の電流切換制御回路の出力に基づいてサイ
リスタ変換器正常時に相当する出力波形を得る時
間設定回路の出力とサイリスタ変換器の出力電流
検出回路の出力とを比較し、時間設定回路の出力
よりも電流検出回路の出力の時間幅が長くてもあ
るいは短かくてもサイリスタ変換器のゲートパル
スあるいはサイリスタ素子が異常になつたと判断
してサイリスタ変換装置の動作を停止するように
した点弧異常検出装置にある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例の動
作を詳細に説明する。
第3図はサイクロコンバータでリニアモータを
駆動するシステムに本発明を適用した実施例を示
すサイリスタ変換装置の点弧異常検出装置の1相
分のブロツク図で、第1図と同一記号は同一物を
意味するので説明は省略する。
1は入力端子10から与えられる電流パターン
と増幅器8の出力である負荷電流を比較して電流
を制御する電流制御装置、3はゲートパルスの位
相を調節する移相器、4および5はそれぞれ正側
変換器24および逆側変換器25のサイリスタの
ゲートにパルスを印加する正側パルス増幅器およ
び逆側パルス増幅器、281,282はそれぞれ
正側変換器24および逆側変換器25の電流を検
出する電流検出器、9は電流パターン10の極性
に応じて正側変換器24への通電指令Wpおよび
逆側変換器25への通電指令WNを発生する通電
指令回路で、第4図にその具体例を示したが、周
知のものである。
すなわち、交流波形パターンを電流パターン1
0として用いた場合の極性検出回路11,12
(11は正方向検出回路、12は負方向検出回
路)とサイクロンバータ起動停止指令90(起動
がレベル1で、停止がレベル0)から構成され、
電流パターン10が正方向で、かつ起動停止指令
90がレベル1の場合にのみアンドゲート91が
出力をだして正側変換器24への通電指令Wp
発生し、一方電流パターン10が負方向で、かつ
起動停止指令90がレベル1の場合にのみアンド
ゲート92が出力をだして逆側変換器25への通
電指令WNを発生する。
283,284は電流検出器281,282の
出力より電流零を検出するもので、完全な電流零
を検出することは不可能に近いため比較的小さい
電流を検出する電流零検出器である。
50は無循環電流切換制御回路で、正逆通電指
令WpおよびWNならびに正逆電流零検出信号Zp
およびZNを入力とし正逆変換器24,25への
ゲートパルスの分配信号ならびに強制的なゲート
パルスの位相しぼり信号を作成する回路である。
無循環電流制御回路50は、通電指令Wpと電
流零検出信号Zpとを入力とするノアゲートA1
A1の出力を入力とするノツト回路A2とA2の出力
を入力として第1の所定時間(t3―t1)だけ出力が
零になるタイマーA3とA1とA3の出力を入力とす
るナンドゲートA4とから構成されて正側変換器
24の電流零検出後第1の所定時間経過した時点
でレベルが0になる論理回路(以下A1〜A4で構
成成される回路を論理回路A1と称する)と、論
理回路A1と同様に通電指令WNと電流零検出信号
Nとを入力とするノアゲートB1、ノツト回路
B2、第1の所定時間(t3―t1)だけ出力が零にな
るタイマーB3、ナンドゲートB4から構成されて
逆側変換器25の電流零検出後第1の所定時間経
過した時点でレベルが0になる論理回路(以下
B1〜B4で構成される回路を論理回路B1と称す
る)と、それぞれ論理回路A1または論理回路B1
の出力が0になつた後第2の所定時間(t4―t3)だ
け出力が0になるタイマーCおよびDと、ナンド
ゲートA5とノツト回路A6とから構成され論理回
路A1の出力およびタイマーDの出力のいずれも
がレベルが1つで、かつ逆側変換器25にゲート
パルスが付勢されていないときにレベルが1にな
る論理回路(以下A5とA6で構成される回路を論
理回路A2と称する)と、論理回路A2と同様にナ
ンドB5とノツト回路B6とから構成され論理回路
B1の出力およびタイマーCの出力のいずれもが
レベルが1で、かつ正側変換器24にゲートパル
スが付勢されていないときにレベルが1になる論
理回路(以下B5とB6で構成される回路を論理回
路B2と称する)と、ノツト回路E1,E4,ノアゲ
ートE2,E5,オアゲートE3で構成され通電指令
pまたはWNがレベル0となつてからその通電指
令に対応した論理回路A1またはB1の出力レベル
0になるまでサイリスタ変換器のゲートパルスの
位相しぼり信号をだす論理回路(以下E1〜E5
構成される回路を論理回路Eと称する)とからな
る。
上記の無循環電流切換制御回路50の動作を第
5図の信号波形図を用いて説明する。
電流バターン10が図のように正側から負側に
変わる場合を例にとる。t0の時点で電流パターン
10の極性が変われると正側の通電指令Wpはレ
ベル0に、また逆側の通電指令WNはレベル1に
切換わる。
このとき正側変換器24には電流Ipが流れて
いるから電流零検出器283の出力信号Zpはレ
ベル1になつている。
したがつてノアゲートA1の出力信号は引き続
きレベル0であり、サンドゲートA4の出力もレ
ベル1を保つている。一方負エツジトリガのモノ
マルチで構成されるタイマーDの出力(インバー
ス出力端子で平常時レベル1、入力が1から0に
変化したときレベルが0になりモノマルチの回路
定数で定まる所定の時間経過後再びレベル1に戻
る)がレベル1、ナンドゲートB5の出力がレベ
ル1にあるからナンドゲートA5の出力がレベル
0を持続するので、ノツト回路A6の出力は引き
続きレベル1でゲート1でゲートパルスアンプ4
は正側変換器24を付勢し続ける。一方、ノツト
回路E1の出力はナンドゲートA4の出力がレベル
1であるからレベル0であり、したがつて正側通
電指令Wpがレベル0になるとノアゲートE2の出
力がレベル0からレベル1に変化する。そのた
め、この時点t0からオアゲートE3の出力はレベル
1になり、移相器3に強制的にゲートパルスの位
相しぼり指令が与えられる。
ゲートパルスの位相が強制的にしぼられるので
正側変換器24の電流Ipは急速に減少し、電流
零検出器283の比較レベルに達したt1の時点で
検出器283の出力信号Zpのレベルが1から0
に変化する。
このためノアゲートA1の出力レベルが0から
1に変化しインバータA2の出力レベルが0から
1に変化するから負エツジトリガのモノマルチで
構成されるタイマーA3(出力端子はインバース
端子)の出力レベルが1から0に変わる。
したがつてナンドゲートA4の出力は引き続き
レベルが1で後段のゲートの状態は変わらず引き
続きゲートシフト状態で正側変換器24が付勢さ
れている。タイマーA3の設定時間(第1の所定
時間)に達したt3の時点でA3の出力レベルが1に
戻るのでナンドゲートA4の出力レベルが1から
0は変化する。したがつてナンドゲートA5の出
力レベルは1に、またインバータA6の出力レベ
ルは0になり正側変換器24へのゲートパルスの
付勢が停止する。
また、ノツト回路E1の出力レベルが1になる
のでノアゲートE2の出力レベルは0に、オアゲ
ートE3の出力レベルが0になるから位相しぼり
もこのt3の時点で同時に解除される。
なお、このt3の時点でナンドゲートA4の出力レ
ベルが1から0に変化するので、負エツジトリガ
のモノマルチで構成されるタイマーCの出力レベ
ル(出力端子はインバース端子)が1から0に変
わる。
一方、逆側通電指令WNはt0の時点からレベル
1になつているからノアケートB1の出力レベル
は0に、またナンドゲートB4の出力レベルは1
になつている。しかし、t3の時点まではナンドゲ
ートA5の出力レベルが0であり、またt3からタイ
マーCの設定時間t4まではタイマーCの出力レベ
ルが0であるため、ナンドゲートB5の出力レベ
ルは引き続き1に、またノツト回路B6の出力レ
ベルは0であるから逆側変換器25のゲートは付
勢されず、正逆変換器ともゲートパルスは停止状
態にある。
そして、タイマーCの出力レベルが1に復帰す
るとナンドゲートB5の入力信号レベルはすべて
1となり、その出力レベルは0になる。
したがつてノツト回路B6の出力が1になりゲ
ートパルスアンプ5は逆側変換器25へゲートパ
ルスを与え逆側変換器25による通電が開始され
る。
Nは逆側変換器25の電流を示し、t3の時点
からt4の時点までの設定時間が第2の所定時間で
ある。
なお、上記無循環電流切換制御回路50で論理
素子B1〜B4は論理素子A1〜A4と、また論理素子
E4,E5は論理素子E1,E2と同じであり、逆側変
換器通電中に正側変換器に切換える場合も動作は
上述と同様であるから説明は省略する。
60は点弧異常検出回路で、無循環電流切換制
御回路50のタイマーCおよびDの出力とナンド
ゲートA4およびB4の出力を入力とする排他的オ
アゲートH1およびI1の出力と正逆変換器24,2
5の電流検出回路281,282のそれぞれの出
力を入力とするオアゲートLの出力とを入力とし
正逆変換器24,25のゲートパルスおよびサイ
リスタ素子の点弧状態のそれぞれが異常状態にな
つた場合のサイリスタ素子の点弧異常を検出する
回路である。
点弧異常検出回路60は、無循環電流切換制御
回路50のタイマーCの出力とナンドゲートA4
の出力を入力とする排他的オアゲートH1とH1
出力を入力とするノツト回路H2とH2の出力レベ
ルが0になつた後第3の所定時間(t5―t4で第1
および第2の所定時間よりも十分短かい)だけ出
力が0になるタイマーH3とタイマーA3,Cおよ
びH3のそれぞれの出力を入力とするアンドゲー
トH4から構成されて正側変換器24の電流零検
出した時点t1からt5の期間レベルが0になる論理
回路(以下H1〜H4で構成される回路を論理回路
Hと称する)と、論理回路Hと同様にタイマーD
の出力とナンドゲートB4の出力を入力とする排
他的オアゲートI1、ノツト回路I2、第3の所定時
間だけ出力が零になるタイマーI3およびアンドゲ
ートI4から構成されて逆側変換器25の電流零検
出した時点から第3の所定時間の期間レベルが0
になる論理回路(以下I1〜I4で構成される回路を
論理回路Iと称する)と、正逆変換器24,25
のそれぞれの電流検出器281,282の出力を
合成するオアゲートLと、Lの出力を入力とする
ノツト回路M1,N1と、論理回路Hの出力とノツ
ト回路M1の出力を入力とするアンドゲートM2
と、M2の出力を入力とする記憶回路M3と、論理
回路Iの出力とノツト回路N1の出力を入力とす
るアンドゲートN2と、N2の出力を入力とする記
憶回路N3と、記憶回路M3およびN3の出力を合成
するオアゲートPとからなる。
上記の点弧異常検出回路60の動作を第5図の
信号波形図を用いて説明する。
正側変換器24の電流検出器281の出力が零
になつてタイマーCの出力レベルが0から1に復
帰した時点でノツト回路H2の出力レベルが1か
ら0に変化したとき負エツジトリガのモノマルチ
で構成されるタイマーH3の出力(インバース出
力端子で平常時はレベル1で、入力が1から0に
変化したときレベルが0になりモノマルチの回路
定数で定まる所定の時間経過後再びレベル1に戻
る)レベルが第3の所定時間だけ0になる。その
ため、タイマーA3,CおよびH3のそれぞれの出
力を入力とするとアンドゲートH4はt1〜t5の期間
出力レベルが0になる。一方、正逆変換器24,
25のそれぞれの電流検出器281,282の出
力を合成するオアゲートLの出力レベルはt2〜t4
の期間0になるからノツト回路M1の出力レベル
がt2〜t4の期間1になるため、アンドゲートH4
ノツト回路M1のそれぞれの出力レベルがt1〜t5
期間内でともに1になることがないのでアンドゲ
ートM2の出力レベルは0であるから記憶回路M3
は出力をださない。
以上は逆側変換器25ならびにそのゲートパル
スが正常な場合の第3図の回路の動作を説明した
が、正側変換器24ならびにそのゲートパルスが
正常な場合の論理回路I、アンドゲートI4,N2
よび記憶回路N3のそれぞれの動作は前述したと
同様な動作が行なわれる。
次に、たとえば逆側変換器25のゲートパルス
のスタート指令であるノツト回路B6の出力レベ
ルが1になつたのに逆側変換器25を構成するサ
イリスタ素子が遅れて点弧するような異常状態が
生じた場合の第3図の回路の動作を第6図の信号
波形図を用いて説明する。
電流パターン10が図のように正側から負側に
変わり、かつt4の時点で逆側変換器25にゲート
パルスが与えられてもt6の時点から電流が流れ始
めるような異常状態(たとえばt4〜t6の期間ゲー
トパルスが消滅したような場合あるいはt4〜t6
期間に点弧すべきサイリスタ素子が失弧などで点
弧しなかつた場合など)が発生した場合を例にと
つて点弧異常検出装置60のうちアンドゲート
H4およびオアゲートLのそれぞれの出力を入力
とするアンドゲートM2以降の動作を説明する。
アンドゲートH4はタイマーA3,CおよびH3
より第1〜第3の所定時間の間(t1〜t5の期間)
出力レベルが0になるように設定されているから
逆側変換器25を構成するサイリスタ素子がt3
時点以降どの時点で点弧しようともアンドゲート
H4の出力レベルはt1〜t5の期間0になつている。
逆側変換器25を構成するサイリスタ素子なら
びにそのゲートパルスが正常の場合にはt4の時点
で逆側変換器25のゲートパルスをスタートさせ
る指令がノツト回路B6より与えられているので
破線で示した電流が逆側変換器25に流れるが、
t4の時点で逆側変換器25にゲートパルスが与え
られてもt6の時点から電流が流れ始めるような異
常状態が発生した場合(実線で示した波形)には
正逆変換器24,25のそれぞれに流れる電流を
検出する電流検出器281,282のそれぞれの
出力を合成するオアゲートLの出力レベルがt2
t6の期間0であるからノツト回路M1の出力レベル
がt2〜t6の期間だけ1になるのでアンドゲートH4
の出力とはt5〜t6の期間ラツプするため、t5〜t6
期間アンドゲートM2の出力レベルが1になるの
で記憶回路M3の出力レベルが1になる。
記憶回路M3の出力レベルが1になるとオアゲ
ートPの出力レベルが1になるからオアゲートP
の指令により移相器3の出力をしぼり、かつゲー
トパルスアンプ4,5のそれぞれ動作を停止させ
るとともに交流しや断器27をしや断させて逆側
変換器25を構成するサイリスタ素子、あるいは
そのゲートパルスが異常状態のままで運転し続け
ることがないので安全である。
以上のように本実施例によれば正逆電流切換制
御が終了し、いままで通電していた側とは反対側
の変換器を通電しようとゲートパルスを与えたが
その変換器を構成するサイリスタ素子がある時間
遅れで点弧するような異常状態が発生した場合、
この異常状態をアンドゲートH4あるいはI4とノツ
ク回路M1あるいはN1のそれぞれの出力パルスの
時間幅を比較することにより検出して記憶回路
M3あるいはN3を動作させ、オアゲートPの出力
パルスで移相器3の出力をしぼり、かつゲートパ
ルスアンプ4,5の動作を停止させるとともに交
流しや断器27をしや断し、変換器を構成するサ
イリスタ素子が異常状態のままで運転し続けるこ
とがないなどの効果がある。
また、ゲートパルスよりもある時間遅れて点弧
するような異常状態が発生した場合、正側変換器
のそれぞれに流れる電流の時間幅が異なるために
推力が不足して安定な浮上力が得られなかつたり
するが、前述したような異常状態が発生した場合
にオアゲートPの出力パルスで移相器3の出力を
しぼり、かつゲートパルスアンプ4,5の動作を
停止させるとともに交流しや断器27をしや断
し、かつ正逆変換器24,25のうちどちらが異
常状態になつたかを記憶回路M3あるいはN3で速
やかに検出して異常状態になつた変換器側のサイ
リスタ素子を点検することができるから異常状態
になつた原因の究明を早く行なうことができるな
どの効果がある。
第7図は本発明の別の実施例で、平常時のゲー
トよりも時間的に前にノイズなどでサイリスタ素
子が点弧するような異常状態を検出するサイリス
タ変換装置の点弧異常検出装置の1相分のブロツ
ク図であるが、サイクロコンバータでリニアモー
タを駆動するシステムに本発明を適用した場合を
示したもので、第3図と同一記号は同一物を意味
するのでその説明は省略する。
FおよびGは第2の所定時間を設定するタイマ
ーCおよびDの出力を入力とするノツト回路であ
る。
次に、第7図の点弧異常検出回路60の動作を
第8図の信号波形図を用いて説明する。
たとえば、正側変換器24の電流検出器281
の出力が零になり、t3の時点でタイマーCの出力
レベルが1から0に変化したときノツト回路Fの
出力レベルが0から1に変わる時点より動作を説
明する。
t3の時点からタイマーCで設定される第2の所
定時間であるt4の時点までタイマーCの出力レベ
ルが0になるからノツト回路Fの出力レベルが1
になる。一方、正逆変換器24,25のそれぞれ
の電流検出器281,282の出力を合成するオ
アゲートLの出力レベルがt2〜t4の期間0になる
ので、ノツト回路FとオアゲートLのそれぞれの
出力レベルがt2〜t4の期間内でともに1になるこ
とがないため、アンドゲートM2の出力レベルは
0であるからオアゲートPは出力をださない。
以上は逆側変換器25ならびにそのゲートパル
スが正常な場合の第7図の回路の動作を説明した
が、正側変換器24ならびにそのゲートパルスが
正常な場合のノツト回路G、アンドゲートN2
よび記憶回路N3のそれぞれの動作は前述したと
同様な動作が行なわれる。
次に、たとえば正側変換器24の電流検出器2
81の出力が零になり、t4の時点からノツト回路
B6の出力パルスにより逆側変換器25にゲート
パルスを与えようにする前にノイズなどで逆側変
換器25を構成するサイリスタ素子が誤点弧する
ような異常状態が発生した場合の第7図の回路の
動作を第9図の信号波形図を用いて説明する。
電流パターン10が図のように正側から負側に
変わり、かつ逆側変換器25に正規のゲートパル
スがt4の時点から与えられる前にゲート回路にノ
イズなどが発生して逆側変換器25がt33の時点
から点弧するような異常状態が生じた場合を例に
とつて点弧異常検出装置60のうちタイマーCの
出力を符号反転するノツト回路Fおよびオアゲー
トLのそれぞれの出力を入力とするアンドゲート
M2以降の動作を説明する。
ノツト回路FはタイマーCにより設定された第
2の所定時間の間(t3〜t4の期間)だけ出力レベ
ルが1になつている。
逆側変換器25へのゲートパルスが正常の場合
は破線で示した電流がt4の時点から逆側変換器2
5に流れるが、t33の時点で逆側変換器25のゲ
ート回路にノイズなどが発生してこの時点から逆
側変換器25に電流が流れるような異常状態が発
生した場合(実線で示した波形)、正逆変換器2
4,25のそれぞれに流れる電流を検出する電流
検出器281,282のそれぞれの出力を合成す
るオアゲートLの出力レベルがt2〜t33の期間だけ
0になるので、ノツト回路Fの出力とはt33〜t4
期間ラツプするため、t33〜t4の期間アンドゲート
M2の出力レベルが1になるので記憶回路M3の出
力レベルが1になる。
記憶回路M3の出力レベルが1になるとオアゲ
ートPの出力レベルが1になるからオアゲートP
の指令により移相器3の出力をしぼり、かつゲー
トパルスアンプ4,5のそれぞれ動作を停止させ
るとともに交流しや断器27をしや断させて逆側
変換器25がノイズなどで異常状態のまま運転し
続けることがないから安全である。
第10図は本発明の別の実施例で、平常時のゲ
ートパルスが与えられる前あるいは与えられた後
にサイリスタ素子が点弧するような異常状態を検
出するサイリスタ変換装置の点弧異常検出装置の
1相分のブロツク図であるが、サイクロコンバー
タでリニアモータを駆動するシステムに本発明を
通用した場合を示したもので、第3図および第7
図と同一記号は同一物を意味するのでその説明は
省略する。
M21およびN21は第3図のブロツク図のアンド
ゲートM2およびN2と同様な動作を行なうアンド
ゲート、M22およびN22は第7図のブロツク図の
アンドゲートM2およびN2と同様な動作を行なう
アンドゲート、d1〜d4は逆流阻止用ダイオードで
ある。
次に、第10図の点弧異常検出装置60の動作
を第5図および第8図の信号波形図を用いて説明
するが、正逆変換器24,25のそれぞれを構成
するサイリスタ素子が正規のゲートパルスで点弧
する正常時には第3図および第7図のそれぞれの
ブロツク図の点弧異常検出装置60と同様な動作
が行なわれるから正常時の動作の説明は省略す
る。
次に、たとえば正側変換器24の電流検出器2
81の出力が零になり、t4の時点からノツト回路
B6の出力パルスにより逆側変換器25にゲート
パルスを与えたのに逆側変換器25を構成するサ
イリスタ素子が遅れて点弧するような異常状態が
生じた場合あるいはt4の時点からノツト回路B6
出力パルスにより逆側変換器25にゲートパルス
を与えようとする前にノイズなどで逆側変換器2
5を構成するサイリスタ素子が誤点弧するような
異常状態が生じた場合の第10図の回路の動作を
第6図および第9図の信号波形図を用いて説明す
るが、前者(t4の時点よりも遅れて逆側変換器2
5に電流が流れる状態)は第3図のブロツク図の
点弧異常検出装置60と同様な動作が行なわれ、
また後者(t4の時点よりも前に逆側変換器25に
電流が流れる状態)は第7図のブロツク図の点弧
異常検出装置60と同様な動作が行なわれるので
前者および後者のそれぞれの異常状態が発生した
場合の第10図の点弧異常検出装置60の動作も
正常時と同様に省略する。
ただし、前者または後者の異常状態が発生した
場合ダイオードd1〜d4により高位優先で記憶回路
M3またはN3が出力をだす回路構成にした。
以上説明したように、第10図の実施例によれ
ば、たとえばt4の時点よりも前または後でサイリ
スタ変換装置に電流が流れるような異常状態が発
生した場合、アンドゲートM21またはN21および
アンドゲートM22またはN22のいずれかが出力を
だすため、記憶回路M3またはN3が出力をだすの
でオアゲートPが出力をだして移相器3の出力を
しぼり、かつゲートパルスアンプ4,5の動作を
停止させるとともに交流しや断器27をしや断
し、正逆側変換器24,25のそれぞれを構成す
るサイリスタ素子が異常状態のままで運転し続け
ることがないなどの効果がある。
第3図の実施例では第3の所定時間を設定する
回路がタイマーCまたはDの出力を使用している
が、第3の所定時間を設定する回路としてノツト
回路A6またはB6の出力を使用した本発明の別の
実施例を第11図に示す。
第11図の記号は第3図と同一記号で示したの
で省略するとともにノツト回路H2またはI2の入力
が第3図のブロツク図と異なるだけで第11図の
回路動作は第3図のブロツク図と同様であるから
動作説明も省略する。
第3図、第7図、第10図および第11図のそ
れぞれの本発明の実施例では、異常状態が1発し
か発生しなかつた場合でも検出して交流しや断器
27をしや断するなどするため、過保護になるな
どの問題がある。
第12図A〜Cはその問題を解決できるように
した本発明の別の実施例を示すものである。
Aは第3図の点弧異常検出装置60のアンドゲ
ートM2またはN2以降の回路にカウンタ回路など
を追加した回路であり、Bは第7図の点弧異常検
出装置60のアンドゲートM2またはN2以降の回
路にカウンタ回路などを追加した回路であり、C
は第11図の点弧異常検出装置60のアンドゲー
トM2またN2以降の回路にカウンタ回路などを追
加した回路である。
第12図A〜Cの回路において、C1,C2はカ
ウンタ回路で、アンドゲートM2またはN2が出力
をだした場合、その出力パルス数を数えるととも
にその出力パルスがある数を超えた場合に出力を
だすものである。
他の記号は第3図および第7図のそれぞれのブ
ロツク図の点弧異常検出装置60と同一記号であ
るからその説明は省略する。
まず、第12図Aの回路の動作を説明するが、
たとえば正側変換器24の電流検出器281の出
力が零になり、t4の時点から正規のゲートパルス
が逆側変換器25に与えられた後ある時間経過し
た時点から逆側変換器25に電流が流れるような
異常状態が発生した場合について述べると、この
異常状態が1発しか発生しない場合にはカウンタ
回路C1は出力をださず異常状態が完了した時点
で平常状態に復帰するので平常状態で運転し続け
るから問題がなく、一方この異常状態が続発する
場合にはアンドゲートM2からの出力パルス数を
数えるとともにその出力パルスがある数を超えた
場合にカウンタ回路C1が出力をだす。
カウンタ回路C1が出力をだすと、この出力を
記憶回路M2で記憶して異常状態の原因追求を早
めるとともに出力をだし、この出力によりオアゲ
ートPが出力をだすからこの出力で移相器3の出
力をしぼり、かつゲートパルスアンプ4,5の動
作を停止させるとともに交流しや断器27をしや
断し、正逆側変換器24,25を構成するそれぞ
れのサイリスタ素子が異常状態のままで運転し続
けることがないので安全である。
すなわち、第12図Aの回路は前述した異常状
態が続発した場合にのみカウンタ回路C1が出力
をだすため、過保護にはならず適切な点弧異常検
出装置であるなどの効果がある。
第12図Cの回路は第12図Aの回路と同様に
t4の時点よりある時間経過した時点から逆側変換
器25に電流が流れるような異常状態が発生した
場合にその異常状態を検出するとともにその異常
状態が続発した場合にカウンタ回路C1が出力を
だしてサイリスタ素子などを保護するもので、こ
の回路の動作は第12図Aの回路と同様であるか
ら動作説明は省略するが、第12図Aの回路より
も使用部品数が少なくなるなどの効果がある。
次に、第12図Bの回路の動作を説明するが、
たとえば正側変換器24の電流検出器281の出
力が零になり、t4の時点から正規のゲートパルス
が逆側変換器25に与られる前にノイズなどで逆
側変換器25に電流が流れるような異常状態が発
生した場合について述べると、この異常状態が1
発しか発生しない場合にはカウンタ回路C1は出
力をださず異常状態が完了した時点で平常状態に
復帰するので平常状態で運転し続けるから問題が
なく、この異常状態が続発する場合にはアンドゲ
ートM2からの出力パルス数を数えるとともにそ
の出力パルスがある数を超えた場合にカウンタ回
路C1が出力をだす。
カウンタ回路C1が出力をだしたのちのカウン
タ回路C1以降の回路の動作は第12図Aの回路
と同様であるから動作の説明は省略するが、第1
2図Bの回路は第12図Aの回路と同様に前述し
た異常状態が続発した場合にのみ動作するため、
適切な点弧異常検出装置であるなどの効果があ
る。
以上詳細に説明したように、本発明はいままで
通電していた側の変換器の動作が停止し、正規の
ゲートパルスが与えられてからある時間遅れた時
点からいままで通電していた側とは反対側の変換
器に電流が流れるような異常状態が発生した場合
あるいは正規のゲートパルスが与えられる前にノ
イズなどでいままで通電していた側とは反対側の
変換器に電流が流れるような異常状態が発生した
場合、一定時間を設定するための時間設定回路の
出力と正逆側変換器の電流検出器のそれぞれの出
力の和のそれぞれの時間幅を比較して前述したそ
れぞれの異常状態を検出するとともに比較回路の
出力で移相器の出力しぼり、かつゲートパルスア
ンプの動作を停止させるとともに交流しや断器を
しや断し、正逆側変換器のそれぞれを構成するサ
イリスタ素子が異常状態のままで運転し続けるこ
とがないなどの効果がある。
また、前述したような異常状態が1発しか発生
ない場合には動作せず、前述したような異常状態
が続発した場合にアンドゲートM2あるいはN2
らの出力パルス数を数えるとともにその出力パル
スがある数を超えたときにカウンタ回路C1ある
いはC2が出力をだして移相器の出力をしぼるな
ど行ない、正逆側変換器のそれぞれを構成するサ
イリスタ素子が異常状態のままで運転し続けるこ
とがなく、また前述した異常状態が持続した場合
にのみ動作するため、適切な点弧異常検出装置で
あるなどの効果がある。
以上の説明は、サイリスタ変換装置として逆並
列接続されたサイリスタ変換器をサイリスタ変換
器をサイクロコンバータとして使用した場合で、
かつ1相分の点弧異常検出装置の動作について行
なつたが、3相分の点弧異常検出装置も同様な動
作が行なわれることは云うまでもなく、かつサイ
リスタ変換装置を使用してサイリスタ変換器の出
力電流の正逆を無循環切換回路で行なう場合の静
止レオナード、インバータなどにも本発明が適用
できることは云うまでもない。
本発明によれば、正規のゲートパルスが与えら
れてからある時間遅れた時点よりサイリスタ変換
器に電流が流れるような異常状態ならびに正規の
ゲートパルスが与えられる前にノイズなどにより
サイリスタ変換器に電流が流れるような異常状態
(逆並列接続されたサイリスタ変換器の場合には
逆並列短絡を生じるような異常状態)のそれぞれ
を確実に検出することができ、かつサイリスタ変
換装置が不健全な状態で運転し続けることがない
ようにするとともに1発の異常状態発生時には動
作せず異常状態が続発した場合に動作するように
異常状態の発生状況を判別する回路を設けて異常
状態検出後のサイリスタ変換装置の保護が過保護
にならないようにした点弧異常検出装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイスタ変換装置の故障検出装置の従
来例、第2図は第1図の従来例の動作例を示す動
作波形図、第3図は本発明の一実施例を示すブロ
ツク図、第4図は第3図における極性判別回路、
第5図、第6図は第3図の動作を説明するための
信号波形図、第7図は本発明の他の一実施例を示
すブロツク図、第8図、第9図は第7図の動作を
説明するための信号波形図、第10図、第11図
および第12図A〜Cはそれぞれ本発明の他の実
施例を示すブロツク図である。 3……移相器、4,5……ゲートパルスアン
プ、6……交流入力電源、9……通電指令回路、
27……交流しや断器、50……無循環電流切換
制御回路、60……点弧異常検出回路、281,
282……電流検出器、283,284……電流
零検出器、A1,B1,E2,E5……ノアゲート、
A2,A6,B2,B6,E1,E4,FG,H2,I2,J1
J2,K1,K2,M1,N1……ノツト回路、A3,B3
C,D,H3,I3……タイマー回路、A4,A5
B4,B5……ナンドゲート、E3,L,P……オア
ゲート、H1,I1……排他的オアゲート、H4,I4
M2,M21,M22,N2,N21,N22……アンドゲー
ト、M3,N3……記憶回路、C1,C2……カウンタ
回路、Wp,WN……通電指令、Zp,ZN……電流
零検出信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通電指令に応じて負荷に所定方向の電流を流
    す正側変換器と、これに逆並列接続され通電指令
    に応じて負荷に前記方向とは反対方向に電流を流
    す逆側変換器とで構成されるサイリスタ変換器に
    おいて、サイリスタ変換器の通電電流の零電流を
    検出する回路と、通電指令の切換と同時に変換器
    のゲートパルスの位相しぼりを開始し、通電指令
    が切換つてから通電電流のほぼ零電流を前記零電
    流検出回路で検出したのち第1の所定時間経過し
    た時点でそれまで通電していた側の変換器のゲー
    トパルスをオフし、さらにそれより第2の所定時
    間経過した時点で反対側の変換器のゲートパルス
    をオンさせ、前記通電していた側の変換器のゲー
    トパルスのオフよりも前に前記通電していた側の
    ゲートパルスの位相しぼりを解除する電流切換制
    御回路と、前記第2の所定時間経過した時点から
    第3の所定時間を設定し、前記第1の所定時間か
    ら前記第3の所定時間までを論理積回路で合成す
    る回路と、前記正側変換器により負荷に流れる電
    流を検出する第1の電流検出回路と、前記逆側変
    換器により負荷に流れる電流を検出する第2の電
    流検出回路と、前記第1の電流検出回路の出力と
    前記第2の電流検出回路を論理和回路で合成する
    回路と、前記論理和回路の出力の符号を反転する
    インバータ回路と、前記論理積回路の出力と前記
    インバータ回路の出力の時間幅を比較する回路
    と、この比較回路の出力を記憶する記憶回路とを
    備え、前記記憶回路の出力により前記正逆側のサ
    イリスタ変換器の点弧異常を検出することを特徴
    とするサイリスタ変換装置の点弧異常検出装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    前記比較回路から出力パルスが発生した場合、こ
    の出力パルス数を数えるとともにそのパルス数が
    ある数を超えたときに出力をだすカウンタ回路
    と、このカウンタ回路の出力を記憶する記憶回路
    とを備え、前記記憶回路の出力により、前記正逆
    側のサイリスタ変換器の点弧異常を検出すること
    を特徴とするサイリスタ変換装置の点弧異常検出
    装置。 3 通電指令に応じて負荷に所定方向の電流を流
    す正側変換器と、これに逆並列接続され通電指令
    に応じて負荷に前記方向とは反対方向に電流を流
    す逆側変換器とで構成されるサイリスタ変換器に
    おいて、サイリスタ変換器の通電電流の零電流を
    検出する回路と、通電指令の切換と同時に変換器
    のゲートパルスの位相しぼりを開始し、通電指令
    が切換つてから通電電流のほぼ零電流を前記零電
    流検出回路で検出したのち第1の所定時間経過し
    た時点でそれまで通電していた側の変換器のゲー
    トパルスをオフし、さらにそれより第2の所定時
    間経過した時点で反対側の変換器のゲートパルス
    をオンさせ、前記通電していた側の変換器のゲー
    トパルスのオフよりも後で前記反対側の変換器の
    ゲートパルスのオンよりも前に前記通電していた
    側のゲートパルスの位相しぼりを解除する電流切
    換制御回路と、前記正側変換器により負荷に流れ
    る電流を検出する第1の電流検出回路と、前記逆
    側変換器により負荷に流れる電流を検出する第2
    の電流検出回路と、前記第1の電流検出回路の出
    力と前記第2の電流検出回路の出力を論理和回路
    で合成する回路と、記第2の所定時間出力が零に
    なるモノマルチの出力を符号反転するインバータ
    回路と、前記論理和回路の出力と前記インバータ
    回路の出力の時間幅を比較する回路と、この比較
    回路の出力を記憶する記憶回路とを備え、前記記
    憶回路の出力により前記正逆側のサイリスタ変換
    器の点弧異常を検出することを特徴とするサイリ
    スタ変換装置の点弧異常検出装置。 4 特許請求の範囲第2項記載の装置において、
    前記比較回路から出力パルス発生した場合、この
    出力パルス数を数えるとともにそのパルス数があ
    る数を超えたときに出力をだすカウンタ回路と、
    このカウンタ回路の出力を記憶する記憶回路とを
    備え、前記記憶回路の出力により、前記正逆側の
    サイリスタ変換器の点弧異常を検出することを特
    徴とするサイリスタ変換装置の点弧異常検出装
    置。 5 通電指令に応じて負荷に所定方向の電流を流
    す正側変換器と、これに逆並列接続され通電指令
    に応じて負荷に前記方向とは反対方向に電流を流
    す逆側変換器とで構成されるサイリスタ変換器に
    おいて、サイリスタ変換器の通電電流の零電流を
    検出する回路と、通電指令の切換と同時に変換器
    のゲートパルスの位相しぼりを開始し、通電指令
    が切換つてから通電電流のほぼ零電流を前記零電
    流検出回路で検出したのち第1の所定時間経過し
    た時点でそれまで通電していた側の変換器のゲー
    トパルスをオフし、さらにそれより第2の所定時
    間経過した時点で反対側の変換器のゲートパルス
    をオンさせ、前記通電していた側の変換器のゲー
    トパルスのオフよりも後で前記反対側の変換器の
    ゲートパルスのオンよりも前に通電していた側の
    ゲートパルスの位相しぼりを解除する電流切換制
    御回路と、前記第2の所定時間経過した時点から
    第3の所定時間を設定し、前記第1の所定時間か
    ら前記第3の所定時間までを論理積回路で合成す
    る回路と、前記論理積回路の出力の符号を反転す
    るインバータ回路と、前記正側変換器により負荷
    に流れる電流を検出する第1の電流検出回路と、
    前記逆側変換器により負荷に流れる電流を検出す
    る第2の電流検出回路と、前記第1の電流検出回
    路の出力と前記第2の電流検出回路の出力を論理
    和回路で合成する回路と、前記インバータ回路の
    出力と前記論理和回路の出力との時間幅を比較す
    る第1の比較回路と、前記第2の所定時間出力が
    零になるモノマルチの出力を符号反転する第2の
    インバータ回路の出力と前記第1の論理和回路の
    出力の時間幅を比較する第2の比較回路と、前記
    第1の比較回路の出力と第2の比較回路の出力と
    を合成する第2の論理和回路とを備え、前記第2
    の論理和回路の出力により前記正逆側のイリスタ
    変換器の点弧異常を検出することを特徴とするサ
    イリスタ変換装置の点弧異常検出装置。
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