JPS6132715A - 無機質板の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は建材などに使用される無機質板の製造法に関す
る。

〔背景技術〕

従来より、水硬性物質とバンプなどの繊維を乾式混合す
る除に水を加え、この含水無機材料を成形して無機質板
が製造されているが、水硬性物質と繊維との比重差が大
きいため、繊維が均一に分散しなく所定の水を添加する
といわゆる「ダマ」が発生するため水の供給量が限られ
てしまい、また水が内部まで浸透せず硬化むらが発生し
て建材としでは致命的な強度差の発現する原因となって
いた。このため板厚の厚いものを成形する場合は薄いも
のを何枚か積層しなければならなく、それだけ装置が徐
雑になり、しかも積層面での界面剥離が発生しがちで性
能面で問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は上述した背景技術に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、水硬性物質と繊維の乾式混合物
に「ダマ」など発生させずに所定量の水を均一に供給で
き、硬化むらなど生じず。

板厚に間係なく均一な強度の無機質板を得ることができ
る無機質板の製造法を提供するにある。

〔発明の開示〕

本発明の無機質板の製造法は、水硬性物質と繊維を乾式
混合し、この混合物を一定量づつ落下させながら水を霧
状に吹き付けると同時に超音波を発振させて含水無機材
料を成形することを特徴とする。

以下１本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する
。

本発明で用いる水硬性物質としてはボｌレトランドセメ
ンド、４Ｆセメント、シリカセメント、プライア・ソシ
ュセメント、Ｈｆスラグなどの水硬性セメント等の各種
の水硬性物質を採用できる。繊維は無機質繊維として石
綿、岩綿、ガラス、錦、鉱滓綿、有機質繊維として木く
ず、おがくず、わら、樹皮、麻くず、紙くず、パＭプ、
合成繊維、羊毛、生毛などを採用できる。ｔず水硬性物
質に繊維をミキサーなどで乾式混合分散させる。この繊
維は予めミキサーなどで解繊しておいてもよい。

またこの場合必要に応じて骨材、セメント分散材、けい
そう±のようなセメント混和材などを添加しておいても
よい、この水硬性物質と繊維の混合物１を供給機２に投
入してスパイクロールのような分散装置３１こ上り再度
混合分散させる。次いでこの混合物１を一定量供給装置
４を介してベルトコンベアｓ上に落下させてマツチング
を行う。この際にスプレーのような水供給装置６により
水を霧状に吹き付けると同時に超音波装Ｒ７でもって０
．１〜ＩＯＭＨ２の周波数の超音波を発振させこの水を
細Ｉ塾化して含水無機材料８を得る。仁のとき、セメン
ト粒径２０μ、けいそう土などのセメント混和材粒径５
μ、ミクロシリカ粒径１μとすると超音波の周波数２〜
３ＭＨｚ　　が水をＩｖｉＩＩｎ化して均一供給するの
に適切である。この後との含水無機材料８を一定厚さに
マツチングしてメチ−Ｖベルト９により挾み込んで所定
の板厚に成形する。このようにして得た成型物ｉｏを養
生して硬化させて無機質板を得る。

〔発明の効果） 本発明にあっては、水硬性物質と繊維の混合物を一定量
づつ落下させながら水を霧状に超音波装置を用いてａＳ
化した状態で含水無機材料を得、この含水無機材料を成
形するようにしているので、水硬性物質と繊維の乾式混
合物に「ダマ」など発生しなくなる。又、得られた無機
質板は水分が水硬性物質の粒子間に確実に浸入した状態
で硬化されるので硬化むらが発生することもない。又、
板厚に関係なく一層構造で成形するので、この水分散と
あいまって均一な強度を有する無機質板が得られる。

【図面の簡単な説明】

添付図は本発明の一実施例を実施するための装置龜の一
例を示すね、略図であって、１は混合物、７は超音波発
生装置ｔ、ｌｏは成形物である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）水硬性物質と繊維を乾式混合し、この混合物を一
   定量づつ落下させながら水を霧状に吹き付けると同時に
   超音波を発振させて含水無機材料を成形することを特徴
   とする無機質板の製造法。