JPS6132467Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6132467Y2 JPS6132467Y2 JP1980170179U JP17017980U JPS6132467Y2 JP S6132467 Y2 JPS6132467 Y2 JP S6132467Y2 JP 1980170179 U JP1980170179 U JP 1980170179U JP 17017980 U JP17017980 U JP 17017980U JP S6132467 Y2 JPS6132467 Y2 JP S6132467Y2
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- product
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- bending
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 34
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-N carbonic acid Chemical compound OC(O)=O BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 1
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Landscapes
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は走行部材により蛇行しながら上下方向
に延在して円筒商品を転動可能に収納する商品走
行路を形成した所謂サーペンタイン方式の商品収
納装置に関する。
に延在して円筒商品を転動可能に収納する商品走
行路を形成した所謂サーペンタイン方式の商品収
納装置に関する。
従来、サーペンタイン方式の商品収納装置は上
部の商品投入口から商品を商品走行路内へ投入す
ると、商品は商品走行路内を転動落下して該走行
路内の下部から順次一列に収納されるよう構成さ
れている。このため投入口から投入された商品は
商品走行路内を転動落下する際に加速されて、下
部の商品係止装置又は先に収納されている商品に
激しく衝突する状態と成り、罐飲料商品等では商
品の変形を来たすと共にその衝撃によつて炭酸等
を含んだ商品にあつては品質の低下を生じさせて
いた。またドリンク飲料等のビン入り商品の場合
は前記衝突による衝撃によつて破損を生じ易い欠
点を有していた。従つてこの種の欠点を解消する
ために、従来では商品走行路内へ出没する制動部
材を設け、この制動部材によつて商品走行路内を
転動落下する商品の転動落下速度を減速した構成
の商品収納棚が一般に知られている。例えば特公
昭36−12020号公報には、滑り通路内に施回可能
に支承された板が、可撓性の薄膜にてほぼ気密に
封鎖された中空室から成る空気クツシヨンの作用
を受けて、物品の加速度を低下させる構成の装置
が配載されている。また実開昭54−84998号公報
には、商品走行路内に出没自在に設けた緩衝部材
と、この緩衝部材を商品走行路内に突出する方向
に付勢するバネと、緩衝部材の商品走行路内への
出没動作に連動して可動するよう商品収納室に可
動自在に設けた可動部材とを備え、投入口から投
入された商品の転動落下速度を商品走行路内に突
出した緩衝部材によつて減速、あるいは一時停止
させる構成の商品収納装置が記載されている。
部の商品投入口から商品を商品走行路内へ投入す
ると、商品は商品走行路内を転動落下して該走行
路内の下部から順次一列に収納されるよう構成さ
れている。このため投入口から投入された商品は
商品走行路内を転動落下する際に加速されて、下
部の商品係止装置又は先に収納されている商品に
激しく衝突する状態と成り、罐飲料商品等では商
品の変形を来たすと共にその衝撃によつて炭酸等
を含んだ商品にあつては品質の低下を生じさせて
いた。またドリンク飲料等のビン入り商品の場合
は前記衝突による衝撃によつて破損を生じ易い欠
点を有していた。従つてこの種の欠点を解消する
ために、従来では商品走行路内へ出没する制動部
材を設け、この制動部材によつて商品走行路内を
転動落下する商品の転動落下速度を減速した構成
の商品収納棚が一般に知られている。例えば特公
昭36−12020号公報には、滑り通路内に施回可能
に支承された板が、可撓性の薄膜にてほぼ気密に
封鎖された中空室から成る空気クツシヨンの作用
を受けて、物品の加速度を低下させる構成の装置
が配載されている。また実開昭54−84998号公報
には、商品走行路内に出没自在に設けた緩衝部材
と、この緩衝部材を商品走行路内に突出する方向
に付勢するバネと、緩衝部材の商品走行路内への
出没動作に連動して可動するよう商品収納室に可
動自在に設けた可動部材とを備え、投入口から投
入された商品の転動落下速度を商品走行路内に突
出した緩衝部材によつて減速、あるいは一時停止
させる構成の商品収納装置が記載されている。
しかしながら、前者の従来技術は空気クツシヨ
ンの作用により、滑り通路内を摺動する物品の加
速度を低下させる構成であるから、構成が複雑と
なりかつ空気クツシヨン設置のためのスペースが
必要となり、販売機の商品収納棚のように小さな
スペースに、より多くの商品を収納させるものに
あつては都合の悪いものであつた。また空気クツ
シヨンは、物品が当接する板の押圧によつて圧縮
されるものであるから、板が上方の通路壁に向つ
て押される際、上方の通路壁側に押されるにした
がつて物品を制御する抵抗がきわめて大きくなる
傾向にある。したがつて商品を転動させて収納す
る販売機の商品収納棚に採用した場合は、商品の
転動抵抗が大きく変動するため、商品が円滑に転
動できない欠点を有していた。
ンの作用により、滑り通路内を摺動する物品の加
速度を低下させる構成であるから、構成が複雑と
なりかつ空気クツシヨン設置のためのスペースが
必要となり、販売機の商品収納棚のように小さな
スペースに、より多くの商品を収納させるものに
あつては都合の悪いものであつた。また空気クツ
シヨンは、物品が当接する板の押圧によつて圧縮
されるものであるから、板が上方の通路壁に向つ
て押される際、上方の通路壁側に押されるにした
がつて物品を制御する抵抗がきわめて大きくなる
傾向にある。したがつて商品を転動させて収納す
る販売機の商品収納棚に採用した場合は、商品の
転動抵抗が大きく変動するため、商品が円滑に転
動できない欠点を有していた。
また後者の従来技術は、緩衝部材が設けられた
部分でしか制動力が与えられず、しかも機体前面
に設けた扉を開扉したときだけ緩衝部材が商品走
行路内へ突出する構成であるから、商品走行路内
へ投入された商品の転動落下速度を充分に減速す
ることができないとともに、充分に減速させるべ
く構成すると、緩衝部材と当接したときの衝撃に
よつて商品に損傷を生じる欠点があつた。また扉
を閉扉した状態では商品走行路内の商品に制動力
が与えられないため、商品走行路の最下位の商品
が販売送出されるたびに、商品走行路内の商品は
大きな荷重を伴つて転動落下するため、商品が互
いにぶつかり合つて損傷を生じる欠点があつた。
部分でしか制動力が与えられず、しかも機体前面
に設けた扉を開扉したときだけ緩衝部材が商品走
行路内へ突出する構成であるから、商品走行路内
へ投入された商品の転動落下速度を充分に減速す
ることができないとともに、充分に減速させるべ
く構成すると、緩衝部材と当接したときの衝撃に
よつて商品に損傷を生じる欠点があつた。また扉
を閉扉した状態では商品走行路内の商品に制動力
が与えられないため、商品走行路の最下位の商品
が販売送出されるたびに、商品走行路内の商品は
大きな荷重を伴つて転動落下するため、商品が互
いにぶつかり合つて損傷を生じる欠点があつた。
本考案は上記のようなことから、商品走行路内
の商品が円滑に転動落下でき、かつ大きな衝撃を
受けることなく収納されるようにした販売機の商
品収納装置を提供するものである。
の商品が円滑に転動落下でき、かつ大きな衝撃を
受けることなく収納されるようにした販売機の商
品収納装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。1は販売機本体、2は本体1の前面に設け
た扉で、商品取出口3及び図示していないが硬貨
投入口、商品選択ボタン等を設けている。4は垂
直に並設した側板5,5′間に両端を夫々固定し
た固定杆で、側板5,5′間を所定間隔に保持し
て成ると共に、該側板5,5′間の前後で且つ上
方から下方に所定間隔を有して配設して成り、後
述する走行部材を支持する支持部材として構成し
ている。本実施例における走行部材は直線走行部
材6と屈曲走行部材7とを有し、直線走行部材6
は前後に位置した前記固定杆4に前後端部を夫々
固定せしめた略平板状の走行部材で、上方から下
方へ交互に前端部または後端部が下方へ低く傾斜
して位置するよう設けている。また、屈曲走行部
材7は円弧状に湾曲形成した板体から成る走行部
材で、円弧状の内面7′が前記直線走行部材6の
低く位置した側の端部である下端部8に相対向位
置するよう前記固定杆4に上端を回動自在で且つ
着脱可能に装着して下端を揺動自在に垂下し、通
常時に該屈曲走行部材7の内面7′と相対向する
直線走行部材6の下端部8との間隔Aが、転動収
納される商品Bの直径Cよりも小さく形成される
よう構成している。即ち該屈曲走行部材7は転動
収納される商品Bの自重によつて外方へ押圧回動
可能に成し、また商品Bが該屈曲走行部材7の内
面7′と直線走行部材6の下端部8との間を通過
するに充分な間隔まで該屈曲走行部材7を回動す
ると、屈曲走行部材7はその下部に対応位置した
阻止部材9に当接するよう成して所定以上の回動
が阻止されるようにしている。そしてこの屈曲走
行部としての屈曲走行部材7と直線走行部として
の前記直線走行部材6とにより前記側板5,5′
間に蛇行しながら上下方向に延在する商品走行路
10を形成している。11は下端を前記屈曲走行
部材7の下部所定位置に回動自在に軸支した制御
部材で、L字状に折曲形成した当接部12として
の上端を屈曲走行部材7の内面7′から商品走行
路10内へ出没自在に成し、該制御部材11の当
接部12が商品走行路10内へ突出した時に該制
御部材11に当接する規制部13によつて当接部
12が屈曲走行部材7の内面7′から所定寸法突
出するよう構成し、また当接部12が当接受部1
4に当接して成る場合には該制御部材11の内面
11′と屈曲走行部材7の内面7′とが略同一面と
成るよう構成している。そして屈曲走行部材7が
自重に垂下して成る通常時には、制御部材11の
当接部12は当接受部14に自重により当接保持
し、また屈曲走行部材7の内面7′と直線走行部
材6の下端8との間隔が少なくとも商品Bの径と
略同等の寸法状態に屈曲走行部材7が回動位置し
て成る場合には、制御部材11の当接部12は商
品走行路10内へ自重により突出するよう構成し
ている。即ち屈曲走行部材7が自重にて垂下した
通常時には、制御部材11は当接部12が軸支部
より外方に位置した状態となるので当接部12が
当接受部14に当接する方向に重心を有し、また
屈曲走行部材7が商品Bにより外方へ回動された
時には、制御部材11の重心がその軸支部より内
方に移動して当接部12が商品走行路10内へ突
出するようにしている。15は商品走行路10の
上端に開口した商品投入口であり、16は商品走
行路10の下端の排出口17に設けた商品送出装
置である。
する。1は販売機本体、2は本体1の前面に設け
た扉で、商品取出口3及び図示していないが硬貨
投入口、商品選択ボタン等を設けている。4は垂
直に並設した側板5,5′間に両端を夫々固定し
た固定杆で、側板5,5′間を所定間隔に保持し
て成ると共に、該側板5,5′間の前後で且つ上
方から下方に所定間隔を有して配設して成り、後
述する走行部材を支持する支持部材として構成し
ている。本実施例における走行部材は直線走行部
材6と屈曲走行部材7とを有し、直線走行部材6
は前後に位置した前記固定杆4に前後端部を夫々
固定せしめた略平板状の走行部材で、上方から下
方へ交互に前端部または後端部が下方へ低く傾斜
して位置するよう設けている。また、屈曲走行部
材7は円弧状に湾曲形成した板体から成る走行部
材で、円弧状の内面7′が前記直線走行部材6の
低く位置した側の端部である下端部8に相対向位
置するよう前記固定杆4に上端を回動自在で且つ
着脱可能に装着して下端を揺動自在に垂下し、通
常時に該屈曲走行部材7の内面7′と相対向する
直線走行部材6の下端部8との間隔Aが、転動収
納される商品Bの直径Cよりも小さく形成される
よう構成している。即ち該屈曲走行部材7は転動
収納される商品Bの自重によつて外方へ押圧回動
可能に成し、また商品Bが該屈曲走行部材7の内
面7′と直線走行部材6の下端部8との間を通過
するに充分な間隔まで該屈曲走行部材7を回動す
ると、屈曲走行部材7はその下部に対応位置した
阻止部材9に当接するよう成して所定以上の回動
が阻止されるようにしている。そしてこの屈曲走
行部としての屈曲走行部材7と直線走行部として
の前記直線走行部材6とにより前記側板5,5′
間に蛇行しながら上下方向に延在する商品走行路
10を形成している。11は下端を前記屈曲走行
部材7の下部所定位置に回動自在に軸支した制御
部材で、L字状に折曲形成した当接部12として
の上端を屈曲走行部材7の内面7′から商品走行
路10内へ出没自在に成し、該制御部材11の当
接部12が商品走行路10内へ突出した時に該制
御部材11に当接する規制部13によつて当接部
12が屈曲走行部材7の内面7′から所定寸法突
出するよう構成し、また当接部12が当接受部1
4に当接して成る場合には該制御部材11の内面
11′と屈曲走行部材7の内面7′とが略同一面と
成るよう構成している。そして屈曲走行部材7が
自重に垂下して成る通常時には、制御部材11の
当接部12は当接受部14に自重により当接保持
し、また屈曲走行部材7の内面7′と直線走行部
材6の下端8との間隔が少なくとも商品Bの径と
略同等の寸法状態に屈曲走行部材7が回動位置し
て成る場合には、制御部材11の当接部12は商
品走行路10内へ自重により突出するよう構成し
ている。即ち屈曲走行部材7が自重にて垂下した
通常時には、制御部材11は当接部12が軸支部
より外方に位置した状態となるので当接部12が
当接受部14に当接する方向に重心を有し、また
屈曲走行部材7が商品Bにより外方へ回動された
時には、制御部材11の重心がその軸支部より内
方に移動して当接部12が商品走行路10内へ突
出するようにしている。15は商品走行路10の
上端に開口した商品投入口であり、16は商品走
行路10の下端の排出口17に設けた商品送出装
置である。
上記の構成において商品投入口15から商品走
行路10内へ商品Bが投入されると、商品Bは直
線走行部材6上を下端部8方向へ自重にて加速し
ながら転動する。そして下端部8へ到達すると屈
曲走行部材7の内面7′上部に当接して屈曲走行
部材7を外方へ押圧回動する。この回動により商
品Bと屈曲走行部材7との当接による衝撃が緩和
され且つ転動速度が減速される。そして商品Bの
自重によつて屈曲走行部材7が更に外方へ押圧回
動されて所定回動すると商品Bは屈曲走行部材7
の内面7′と直線走行部材6の下端部8との間を
通過し次に位置した直線走行部材6へ転動する。
一方、制御部材11は商品Bが屈曲走行部材7の
内面7′と直線走行部材6の下端部8との間を通
過しているときに重心が内方へ移動し当接部12
が商品走行路10内へ突出しようとするが該商品
Bに内面11′が当接しているうちは突出せず、
商品Bが屈曲走行部材7の下端へ転動して制御部
材11から離脱すると商品走行路10内へ突出す
る。そして商品Bが屈曲走行部材7の下端から離
脱して直線走行部材6へ転動すると、屈曲走行部
材7は自重によつて内方へ回動復帰する。この回
動時の慣性により屈曲走行部材7は通常時の垂下
位置よりも大きく内方へ回動するため、商品走行
路10内へ突出している制御部材11の内面1
1′が直線走行部材6の下端部8に当接する。従
つて制御部材11は外方へ回動した状態となつ
て、重心が軸支部の外方へ移動するため当接部1
2が当接受部14に当接して保持状態となる。そ
して屈曲走行部材7は自重により再び外方へオー
バーしただけ回動し、何度か揺れながら通常時に
復帰する。この動作状態を第4図に示す。また上
記動作時に制御部材11の当接部12が商品走行
路10内へ突出した状態のままで屈曲走行部材7
が通常の垂下状態に復帰してしまつた場合であつ
ても、第5図に示すように上方から転動して来た
商品Bは直線走行部材6の下端部8付近から商品
走行路10内へ突出した制御部材11の当接部1
2に当接して該制御部材11を軸支部を中心に外
方へ回動するため、以後前記動作と同様に動作す
ることができる。
行路10内へ商品Bが投入されると、商品Bは直
線走行部材6上を下端部8方向へ自重にて加速し
ながら転動する。そして下端部8へ到達すると屈
曲走行部材7の内面7′上部に当接して屈曲走行
部材7を外方へ押圧回動する。この回動により商
品Bと屈曲走行部材7との当接による衝撃が緩和
され且つ転動速度が減速される。そして商品Bの
自重によつて屈曲走行部材7が更に外方へ押圧回
動されて所定回動すると商品Bは屈曲走行部材7
の内面7′と直線走行部材6の下端部8との間を
通過し次に位置した直線走行部材6へ転動する。
一方、制御部材11は商品Bが屈曲走行部材7の
内面7′と直線走行部材6の下端部8との間を通
過しているときに重心が内方へ移動し当接部12
が商品走行路10内へ突出しようとするが該商品
Bに内面11′が当接しているうちは突出せず、
商品Bが屈曲走行部材7の下端へ転動して制御部
材11から離脱すると商品走行路10内へ突出す
る。そして商品Bが屈曲走行部材7の下端から離
脱して直線走行部材6へ転動すると、屈曲走行部
材7は自重によつて内方へ回動復帰する。この回
動時の慣性により屈曲走行部材7は通常時の垂下
位置よりも大きく内方へ回動するため、商品走行
路10内へ突出している制御部材11の内面1
1′が直線走行部材6の下端部8に当接する。従
つて制御部材11は外方へ回動した状態となつ
て、重心が軸支部の外方へ移動するため当接部1
2が当接受部14に当接して保持状態となる。そ
して屈曲走行部材7は自重により再び外方へオー
バーしただけ回動し、何度か揺れながら通常時に
復帰する。この動作状態を第4図に示す。また上
記動作時に制御部材11の当接部12が商品走行
路10内へ突出した状態のままで屈曲走行部材7
が通常の垂下状態に復帰してしまつた場合であつ
ても、第5図に示すように上方から転動して来た
商品Bは直線走行部材6の下端部8付近から商品
走行路10内へ突出した制御部材11の当接部1
2に当接して該制御部材11を軸支部を中心に外
方へ回動するため、以後前記動作と同様に動作す
ることができる。
次に第6図に示すように商品Bが商品走行路1
0内へ順次収納され、屈曲走行部材7の下部に商
品B′が係合している状態、即ち屈曲走行部材7の
内面7′と直線走行部材6の下端部8との間隔が
商品通過可能な所定間隔に屈曲走行部材7が外方
へ回動して成る状態での動作を説明する。屈曲走
行部材7の下部は阻止部材9に当接していると共
に、制御部材11の当接部12は商品走行路10
内へ突出した状態にある。従つて上方から転動し
て来た商品Bは直線走行部材6上を転動した慣性
により該直線走行部材6の延長線方向に転動力を
有した状態にて先ず制御部材11の当接部12に
衝突する。この衝突により商品Bが減速されると
共に制御部材11は軸支部を中心に当接部12が
外方へ回動を始めて衝突による衝撃が緩和され
る。そして当接部12に衝突した商品Bはその衝
突により慣性を失い、自重にて制御部材11を外
方へ押圧回動させながら屈曲走行部材11の内面
11′と直線走行部材6の下端部8との間を通過
し前収納部品B′上に収納される。
0内へ順次収納され、屈曲走行部材7の下部に商
品B′が係合している状態、即ち屈曲走行部材7の
内面7′と直線走行部材6の下端部8との間隔が
商品通過可能な所定間隔に屈曲走行部材7が外方
へ回動して成る状態での動作を説明する。屈曲走
行部材7の下部は阻止部材9に当接していると共
に、制御部材11の当接部12は商品走行路10
内へ突出した状態にある。従つて上方から転動し
て来た商品Bは直線走行部材6上を転動した慣性
により該直線走行部材6の延長線方向に転動力を
有した状態にて先ず制御部材11の当接部12に
衝突する。この衝突により商品Bが減速されると
共に制御部材11は軸支部を中心に当接部12が
外方へ回動を始めて衝突による衝撃が緩和され
る。そして当接部12に衝突した商品Bはその衝
突により慣性を失い、自重にて制御部材11を外
方へ押圧回動させながら屈曲走行部材11の内面
11′と直線走行部材6の下端部8との間を通過
し前収納部品B′上に収納される。
本考案は上記したように、湾曲形成した走行部
材を上端部で回動自在に支持して垂下するととも
に、該走行部材の外面に当接して回動を規制する
阻止部材を設け、かつ走行部材には内面の中間部
から商品走行路内へ回動出没自在に制御部材を設
け、商品走行路内に投入された商品が走行部材を
阻止部材に向けて押圧回動させるとともに、制御
部材を走行部材の内面に押しのけながら転動落下
するように構成したものであるから、投入口から
投入された商品は走行部材及び制御部材を押しの
けることにより、落下速度が遅く制限されて加速
されることがなくなり、商品走行路内に積上げ収
納される際の衝撃による商品の損傷を防止するこ
とができる。また、湾曲した走行部材自らが商品
の制動作用を生じ、かつ該走行部材に設けた制御
部材でも商品の制動作用を生じるから、該走行部
材上を転動落下中の商品は常に充分な制動力を得
ることができるとともに円滑に転動落下でき、か
つ制動力を得るための別部材を必要としないた
め、構成が簡単であり余計な設置スペースを必要
としない等の効果を奏するものである。
材を上端部で回動自在に支持して垂下するととも
に、該走行部材の外面に当接して回動を規制する
阻止部材を設け、かつ走行部材には内面の中間部
から商品走行路内へ回動出没自在に制御部材を設
け、商品走行路内に投入された商品が走行部材を
阻止部材に向けて押圧回動させるとともに、制御
部材を走行部材の内面に押しのけながら転動落下
するように構成したものであるから、投入口から
投入された商品は走行部材及び制御部材を押しの
けることにより、落下速度が遅く制限されて加速
されることがなくなり、商品走行路内に積上げ収
納される際の衝撃による商品の損傷を防止するこ
とができる。また、湾曲した走行部材自らが商品
の制動作用を生じ、かつ該走行部材に設けた制御
部材でも商品の制動作用を生じるから、該走行部
材上を転動落下中の商品は常に充分な制動力を得
ることができるとともに円滑に転動落下でき、か
つ制動力を得るための別部材を必要としないた
め、構成が簡単であり余計な設置スペースを必要
としない等の効果を奏するものである。
第1図は本考案の実施例を示す販売機の概略側
断面図、第2図は同様の要部の側断面図、第3図
は本考案の実施例による屈曲走行部材の斜視図、
第4図と第5図及び第6図は動作説明図である。 7……屈曲走行部材、10……商品走行路、1
1……制御部材、12……当接部。
断面図、第2図は同様の要部の側断面図、第3図
は本考案の実施例による屈曲走行部材の斜視図、
第4図と第5図及び第6図は動作説明図である。 7……屈曲走行部材、10……商品走行路、1
1……制御部材、12……当接部。
Claims (1)
- 走行部材により蛇行しながら上下方向に延在し
て商品を転動可能に収納する商品走行路を形成し
た販売機の商品収納装置において、湾曲形成した
前記走行部材を上端部で回動自在に支持して垂下
するとともに、該走行部材が前記商品走行路を転
動する商品により商品の通過可能な位置に押圧回
動されたときに外面に当接して回動を規制する阻
止部材を設け、かつ該走行部材には内面の中間部
から前記商品走行路内へ回動出没自在に制御部材
を設けて成り、前記商品走行路に投入された商品
が前記走行部材を阻止部材に向けて押圧回動させ
るとともに、前記制御部材を前記走行部材の内面
に押しのけながら転動落下するように構成したこ
とを特徴とする販売機の商品収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980170179U JPS6132467Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980170179U JPS6132467Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5792282U JPS5792282U (ja) | 1982-06-07 |
JPS6132467Y2 true JPS6132467Y2 (ja) | 1986-09-20 |
Family
ID=29528637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980170179U Expired JPS6132467Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132467Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5832580U (ja) * | 1981-08-25 | 1983-03-03 | 富士電機株式会社 | 自動販売機の商品棚 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722296Y2 (ja) * | 1977-11-28 | 1982-05-14 |
-
1980
- 1980-11-26 JP JP1980170179U patent/JPS6132467Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5792282U (ja) | 1982-06-07 |
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