JPS6132346Y2 - - Google Patents

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JPS6132346Y2
JPS6132346Y2 JP9564879U JP9564879U JPS6132346Y2 JP S6132346 Y2 JPS6132346 Y2 JP S6132346Y2 JP 9564879 U JP9564879 U JP 9564879U JP 9564879 U JP9564879 U JP 9564879U JP S6132346 Y2 JPS6132346 Y2 JP S6132346Y2
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JP
Japan
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throttle grip
throttle
spring
jig
grip
Prior art date
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JP9564879U
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JPS5614794U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、二輪自動車のベンチテストによるシ
ミユレート運転に際し、スロツトルグリツプとそ
の開度を制御する開度調整部材とを連結するため
の治具に関する。
B 考案の概要 二輪自動車のスロツトルグリツプとこれを駆動
回転させる開度調整部材とを連結する治具に前記
スロツトルグリツプを常に閉状態に戻すような一
定ばね力の定荷重ぜんまいを組み込み、スロツト
ルグリツプの機械的な遊びに基づく回転誤差を零
にしたものである。
C 従来の技術 我国の自動車業界の発展はめざましく、研究開
発や性能向上には常に最大限の努力が払われてい
る。例えば、自動車部品個々の性能はもちろんの
こと、更に燃料を含めた自動車全体としての総合
性能や耐久性能がいかに満足されているかを常に
把握しつつ品質及び性能の向上が進められてい
る。
そこで、自動車の総合性能を知るための従来で
は実際に路上走行を行なつてデータを集めていた
が、このデータは外部条件、即ち気象条件や路面
条件や或いは運転者の塾練度等により幅に変り、
従つて再現性に乏しく測定結果による比較や解析
が極めて困難であつた。
このようなことから、外部条件をできるだけ一
定にしたり或いは特定の条件を積極的に作り出し
たシヤシダイナモメータでのベンチテストが漸次
行なわれるようになつており、これによつて高精
度の各種測定及び現象の把握が可能となつた。し
かも、能率的且つ再現性の高いデータが得られる
ことから、信頼性のある性能向上のための資料と
解析資料とを手にすることができる。
原動機付自転車や自動二輪車のような二輪自動
車(三輪の原動機付自転車も含める)に対するシ
ヤシダイナモメータでのベンチテストによるシミ
ユレート運転に際しては、第1図に示すように昇
降装置1及び上下首振り装置2を内蔵する三脚3
上に装着された開度調整部材としての電動サーボ
アクチユエータ4を作動し、この電動サーボアク
チユエータ4からボールジヨイント5を介して突
出するスプライン筒6に前記電動サーボアクチユ
エータ4の回動力を伝達する一方、ハンドルバー
7の末端に回動自在に嵌合されたスロツトルグリ
ツプ8に対してこれと一体に固定した連結治具9
から突出し且つ前記スプライン筒6と嵌合するス
プライン軸10に前記電動サーボアクチユエータ
4の回動力を伝達することにより、スロツトルグ
リツプ8の開度を一定量に制御するようにしてい
る。
D 考案が解決しようとする問題点 第1図に示した従来の装置では、ボールジヨイ
ント5及びスプライン筒6とスプライン軸10と
の嵌合部分に遊び(バツクラツシユ)があるた
め、電動サーボアクチユエータ4の回動力に対応
した回動量が正確にスロツトルグリツプ8に伝達
せず、このスロツトルグリツプ8の開度の精度が
あまり良好とは言えなかつた。このような遊びを
少なくしたボールジヨイントやスプライン筒及び
スプライン軸もあるが、これらは完全に遊びが除
去されているわけではなく、しかも高価であつて
その取扱いにも一層の注意が必要である等の欠点
がある。
本考案はこのような観点から、二輪自動車のベ
ンチテストによるシミユレート運転に際し、スロ
ツトルグリツプの開度が高精度に制御されるよう
にこのスロツトルグリツプと開度調整部材とを連
結する治具を提供することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 本考案によるスロツトル操作用連結治具は、二
輪自動車のハンドルバー末端に回動自在に嵌合さ
れたスロツトルグリツプとこのスロツトルグリツ
プの開度を制御する開度調整部材とを連結するス
ロツトル操作用連結治具において、前記スロツト
ルグリツプに固定され且つ連結金具を介して前記
開度調整部材が連結される治具本体と、基端部が
前記ハンドルバーに固定され且つ先端部が前記治
具本体の近傍に位置決めされる補助部材と、一端
が前記治具本体と一体で前記スロツトルグリツプ
を貫通する環状のばね取り付け金具に取り付けら
れると共に他端が前記補助部材の先端部に設けた
ばね支持部材に取り付けられ且つ前記スロツトル
グリツプの開度が全閉となるような常に一定の回
動力をこのスロツトルグリツプに負荷する定荷重
ぜんまいとからなることを特徴とするものであ
る。
F 作用 スロツトルグリツプには開度調整部材からの回
転力が連結金具から治具本体を介して伝えられ、
スロツトルグリツプの開度が調整される。一方、
このスロツトルグリツプには、ハンドルバーに固
定された補助部材先端部のばね支持部材に一端が
取り付けられた定荷重ぜんまいの他端が、治具本
体と一体のばね取り付け金具を介して連結されて
おり、この定荷重ぜんまいは開度調整部材の回転
力よりも弱い常に一定のばね力をスロツトルグリ
ツプに負荷してこのスロツトルグリツプを閉じる
ようにしている。このため、スロツトルグリツプ
に遊びがなくなつて開度調整部材からの回動量と
正確に対応した回動量がスロツトルグリツプに伝
えられる。
G 実施例 本考案によるスロツトル操作用連結金具の一実
施例の外観を表わす第2図及びその断面形状を表
わす第3図に示すように、二輪自動車のハンドル
バー11の末端に回動自在に嵌合されたスロツト
ルグリツプ12に対して固定される治具本体13
には、前記スロツトルグリツプ12の開度を制御
する図示しない電動サーボアクチユエータ等の開
度調整部材に連結される連結金具14と、後述す
る定荷重ぜんまい15の一端部がビス16により
固定されるばね取り付け金具17とが一体に形成
されている。前記治具本体13は、第3図中の
−矢視断面を表わす第5図に示すように、蝶番
18によりスロツトルグリツプ12に対し着脱自
在となつており、この着脱作業は蝶ボルト19の
操作により行なうようになつている。
一方、基端部に設けられたブラケツト20の蝶
ボルト21の操作によりハンドルバー11の任意
の位置に固定可能となる棒状の第一補助部材22
の先端部には、本実施例ではばね取り付け金具1
7の下方に先端部が位置決めされる棒状の第二補
助部材23の基端部を支持する中間ブラケツト2
4が蝶ナツト25により固定されている。この中
間ブラケツト24は第一補助部材22に対して任
意の位置に固定することが可能であり、又、第二
補助部材23は蝶ナツト25の軸回りの任意の位
置に固定することが可能であるから、ハンドルバ
ー11がどのような形状でも第二補助部材23の
先端部をばね取り付け金具17の近傍直下へ確実
に位置決めすることができる。この第二補助部材
23の先端部とばね取り付け金具17との間に
は、第3図中の−矢視断面を表わす第4図に
示すようにスロツトルグリツプ12の開度が全閉
となるような常に一定の回動力をこのスロツトル
グリツプ12に負荷するつる巻き状をなす定荷重
ぜんまい15が介装されており、前記開度調整部
材はこの定荷重ぜんまい15のばね力に抗してス
ロツトルグリツプ12の開度を制御するようにな
つている。
従つて、スロツトルグリツプ12を第4図中、
矢印方向にしてその開度を変化させても、定荷重
ぜんまい15による常に一定の大きさの回動力が
第4図中の矢印と反対方向に負荷しているため、
開度調整部材に対する負荷が全く変化せず、開度
調整部材の駆動源を小形軽量化することができ
る。なお、第3図中の符号27はポテンシヨメー
タである。
H 考案の効果 本考案のスロツトル操作用連結治具によると、
スロツトルグリツプを常に全閉とするような所定
の負荷を定荷重ぜんまいによつてこのスロツトル
グリツプに作用させたので、スロツトルグリツプ
と開度調整部材との間に介在するボールジヨイン
トやスプライン嵌合部の遊びがスロツトルグリツ
プの全閉方向に寄せられて実質的に遊びが解除さ
れた状態となり、開度調整部材の回動力に対応し
た回動量が直接的にスロツトルグリツプに伝達さ
れるため、その開度を極めて高精度に制御するこ
とができる。又、定荷重ぜんまいはばね取り付け
金具とばね支持部材とに巻き付けた状態でこれら
に連結することができるため、スペースの点で有
利な上にアクセルグリツプに対してその開度に関
係なく常に一定のばね力が負荷し、干渉等の機構
的な不具合が発生し難い。更に、治具本体と連結
金具とばね取り付け金具とを一直線状に一体的に
形成すると共にばね取り付け金具をスロツトルグ
リツプが貫通するような環状にしたので、全体が
コンパクトになり、駆動能力の小さな開度調整部
材の使用が可能なことと相埃つて、治具のコンパ
クト化及び高信頼化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の連結治具を使用してスロツトル
グリツプと開度調整部材との連結状態を表わす概
念図、第2図は本考案による連結治具を二輪自動
車に装着した状態を表わす外観斜視図、第3図は
その断面図であり、第4図及び第5図はそれぞれ
第3図中の−矢視断面図及び−矢視断面
図である。 図面中、11はハンドルバー、12はスロツト
ルグリツプ、13は治具本体、14は連結金具、
15は定荷重ぜんまい、17はばね取り付け金
具、22は第一補助部材、23は第二補助部材、
24は中間ブラケツト、26はばね支持部材であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二輪自動車のハンドルバー末端に回動自在に嵌
    合されたスロツトルグリツプとこのスロツトルグ
    リツプの開度を制御する開度調整部材とを連結す
    るスロツトル操作用連結治具において、前記スロ
    ツトルグリツプに固定され且つ連結金具を介して
    前記開度調整部材が連結される治具本体と、基端
    部が前記ハンドルバーに固定され且つ先端部が前
    記治具本体の近傍に位置決めされる補助部材と、
    一端が前記治具本体と一体で前記スロツトルグリ
    ツプを貫通する環状のばね取り付け金具に取り付
    けられると共に他端が前記補助部材の先端部に設
    けたばね支持部材に取り付けられ且つ前記スロツ
    トルグリツプの開度が全閉となるような常に一定
    の回動力をこのスロツトルグリツプに負荷する定
    荷重ぜんまいとからなることを特徴とするスロツ
    トル操作用連結治具。
JP9564879U 1979-07-13 1979-07-13 Expired JPS6132346Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9564879U JPS6132346Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9564879U JPS6132346Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5614794U JPS5614794U (ja) 1981-02-07
JPS6132346Y2 true JPS6132346Y2 (ja) 1986-09-20

Family

ID=29328495

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JP9564879U Expired JPS6132346Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5228535B2 (ja) * 2008-02-28 2013-07-03 日産自動車株式会社 ブレーキ性能評価試験装置

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JPS5614794U (ja) 1981-02-07

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