JPS6132305B2 - - Google Patents
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- JPS6132305B2 JPS6132305B2 JP16138780A JP16138780A JPS6132305B2 JP S6132305 B2 JPS6132305 B2 JP S6132305B2 JP 16138780 A JP16138780 A JP 16138780A JP 16138780 A JP16138780 A JP 16138780A JP S6132305 B2 JPS6132305 B2 JP S6132305B2
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- Japan
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- acid
- mixture
- crystals
- room temperature
- amidinecarboxylic
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
この発明はN−アリールアミジンカルボン酸の
製法に関する。 ブルテイン・オブ・ケミカル・ソサイアテイ
ー・オブ・ジヤパン、44,3131(1971)には、エ
トキシノミノ酢酸エチルとp−トルイジンとを、
メタノール溶媒中で室温下に1時間反応させ、反
応生成混合物を濃縮した後、シロツプ状の残渣を
1規定塩酸中で65℃で処理し、ついでアルカリ性
化合物で中和したアミジンカルボン酸の合成を試
みたが、目的生成物はまつたく得られなかつたこ
とが記載されている。 さらに、ジヤーナル・オブ・オーガニツク・ケ
ミストリー、43,4485(1978)には、エトキシイ
ミノ酢酸エチルとp−トルイジンとを無溶媒下に
100℃で5時間反応させ、反応生成物混合物を6
規定塩酸中で100℃で2時間処理した後、炭酸カ
リウムで中和することによつて、N−(p−トリ
ル)アミジンカルボン酸が8%の収率で得られた
ことが開示されている。 上述したように、アルコキシイミノ酢酸エステ
ルと芳香族アミンとの反応では、N−アリールア
ミジンカルボン酸がまつたく得られないか、ごく
わずかの収率でしか得られないということが知ら
れていた。 この発明か、アルコキシイミノ酢酸エステルと
芳香族アミンとの反応によつて、 高収率でN−アリールアミジンカルボン酸を製
造することのできる方法を提供するものであり、
アルコキシイミノ酢酸エステルを芳香族アミンと
の反応により、N−アリールアミジンカルボン酸
の前駆体であるN−アリールアミジンカルボン酸
エステルが生成し、これを中性またはアルカリ性
条件下に加水分解すると、高収率でN−アリール
アミジンカルボン酸が生成するという知見に基づ
くものである。 すなわち、この発明は、 式 (式中、R1およびR2は、それぞれ、炭素数1
〜4のアルキル基を示す。)で表わされるアルコ
キシイミノ酢酸エステルと 式 (式中、R3は炭素数1〜4のアルキル基、炭
素数1〜4のフルオロアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシル基またはハロゲン原子を示し、n
は0,1,2または3である。)で表わされる芳
香族アミンとを、不活性有機溶媒の存在下または
不存在下に反応させ、得られた反応生成物を中性
またはアルカリ性条件下に加水分解することを特
徴とするN−アリールアミジンカルボン酸の製法
である。 この発明によれば、N−アリールアミジンカル
ボン酸を70%以上もの高収率で得ることができ
る。この発明で得られるN−アリールアミジンカ
ルボン酸は農園芸用の殺菌剤、殺虫剤として有用
である。 この発明においては、まずアルコキシイミノ酢
酸エステルと芳香族アミンとを反応させ、反応生
成物としてN−アリールアミジンカルボン酸エス
テルを得る。 式〔〕で表わされるアルコキシイミノ酢酸エ
ステルの具体例としては、メトキシイミノ酢酸メ
チル、メトキシイミノ酢酸エチル、メトキシイミ
ノ酢酸ブチル、エトキシイミノ酢酸メチル、エト
キシイミノ酢酸エチル、エトキシイミノ酢酸ブチ
ル、プロポキシイミノ酢酸プロピル、ブトキシイ
ミノ酢酸ブチルなどが挙げられる。 式〔〕で表わされる芳香族アミンの具体例と
しては、アニリル、トルイジン、キシリジン、ト
リフルオロトルイジン、アニシジン、クロロアニ
リン、ジクロロアニリン、クロロトルイジンなど
が挙げられる。芳香族アミンとアルコキシイミノ
酢酸エステルとは等モルで反応するので、一般に
は両者の約等モルで使用される。 アルコキシイミノ酢酸エステルと芳香族アミン
との反応は、不活性有機溶媒の存在下または不存
在下に行なうことができる。不活性有機溶媒の具
体例としては、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、ブタノールなどのアルコール、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、
塩化メチレン、塩化エチレン、クロロベンゼンな
どのハロゲン化炭化水素、アセトニトリル、プロ
ピオニトリルなどのニトリル、エチルエーテル、
ブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなどのエーテルが挙げられる。不活性有機溶媒
の使用量は、アルコキシイミノ酢酸エステル1モ
ル当り、通常、最高5である。 反応温度については特に制限はないが、過度に
低いと反応速度が低下し、過度に高いと目的生成
物の収率が低下するので、一般には20〜150℃の
範囲の温度が採用される。 反応時間は、原料の芳香族アミンの種類、不活
性有機溶媒の有無、さらには反応温度によつて種
種異なり一律に規定することはできない。一般的
に、芳香族アミンにおいて、R3が電子吸引基で
ある場合およびO−位に置換基を有する場合は、
反応速度が小さくなる。 この発明においては、よいで、アルコキシイミ
ノ酢酸エステルと芳香族アミンとの反応によつて
得られる反応生成物を、中性またはアルカリ性条
件下に加水分解して、目的生成物のN−アリール
アミジンカルボン酸を得る。以下に加水分解の条
件およびそれに引き続く目的生成物の単離方法に
ついて説明する。 (1) 中性条件下での加水分解および単離方法; 反応生成物混合物から、反応によつて副生る
アルコールを、さらには不活性有機溶媒を使用
した場合はこれを副生アルコールと共に、たと
えば蒸留によつて除去し、残渣に水を加えて加
熱することによつて、反応生成物を加水分解す
る。水の使用量は、使用したアルコキシイミノ
酢酸エステル1モル当り、通常0.5〜5であ
る。加水分解は、通常、加熱還流下に行なわれ
るが、これに限ることはなく70〜110℃の範囲
の温度で行なうことができる。加熱環流下での
加水分解は、一般に20分ないし2時間で完結す
る。 加水分解混合物を室温にまで冷却すると、目
的生成物は結晶として析出するので、混合物を
過することによつて、目的生成物を単離する
ことができる。 (2) アルカリ性条件下での加水分解および単離方
法; 反応生成物を、水、アルコールまたはそれら
の混合溶媒中でアルカリ性化合物の存在下に、
20〜30℃の範囲の温度で加水分解する。アルコ
キシイミノ酢酸エステルと芳香族アミンとの反
応を不活性有機溶媒の不存在下またはアルコー
ル溶媒中で行なつた場合は、反応生成混合物を
そのまま加水分解に供すことができる。上記両
者の反応をアルコール以外の不活性有機溶媒中
で行なつた場合は、反応生成混合物から不活性
有機溶媒を除去した後に加水分解に供すことが
好ましい。アルコールの具体例としては、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ルなどが挙げられる。アルカリ性化合物の具体
例としては、カリウム、ナトリウム、リチウム
などの水酸化物、炭酸塩などが挙げられる。ア
ルカリ性化合物の使用量は、使用したアルコキ
シイミノ酢酸エステルに対し通常1〜1.5化学
当量である。加水分解溶媒の水、アルコールま
たはこれらの混合溶媒の使用量は、使用したア
ルコキシイミノ酢酸エステル1モル当り通常1
〜10である。反応生成物の加水分解は通常10
分以内で完結する。 加水分解混合物に鉱酸を加え、析出する目的生
成物を集することによつて単離することができ
る。また、加水分解反応をアルコール中で行なつ
た場合は、目的生成物への鉱酸アルカリ金属塩の
混入を防止するために、加水分解混合物からアル
コールを留去し、残渣の結晶に水を加えた後、目
的生成物を集することが好ましい。 上記(1)および(2)の方法で集された目的生成物
中に、場合により、未反応の芳香族アミンが混入
することがあるが、この芳香族アミンは集物を
有機溶媒で洗浄することによつて簡単に除去する
こができる。 この発明で得られるN−アリールアミジンカル
ボン酸の具体例としては、 N−フエニルアミジンカルボン酸、 N−(p−トリル)アミジンカルボン酸、 N−(2,4−キシリル)アミジンカルボン酸、 N−(3,4−キシリル)アミジンカルボン酸、 N−(α,α,α−トリフルオロ−m−トリル)
アミジンカルボン酸、 N−(4−クロロ−O−トリル)アミジンカルボ
ン酸、 N−(3−クロロフエニル)アミジンカルボン
酸、 N−(4−クロロフエニル)アミジンカルボン
酸、 N−(2,4−ジクロロフエニル)アミジンカル
ボン酸、 N−(3,5−ジクロロフエニル)アミジンカル
ボン酸、 N−(p−アニシル)アミジンカルボン酸、 などが挙げられる。 つぎに実施例を示す。 実施例 1 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含エ
タノール30mlに、室温でp−トルイジン10.0ミリ
モルを加えて、室温で反応させた。反応混合物を
ガスクロマトグラフイーで分析すると時間ととも
に、エトキシイミノ酢酸エチルおよびp−トルイ
ジンの量が減少し、N−(p−トリル)アミジン
カルボン酸エチルの量が増加してくるのが認めら
れた。N−(p−トリル)アミジンカルボン酸エ
チル(分子量206.24)はマススペクトルにおい
て、親ピークがm/e206に観察されたことから確
認した。 室温で2日間反応させたのち、反応生成混合物
に水酸化カリウム10.1ミリモルを含むエタノール
10mlを加えた。室温で1時間加水分解を行なつた
のち、混合物に2N塩酸5mlを加えて、混合物を
減圧下に濃縮した。残渣にベンゼン30mlおよび水
10mlを加えて、過してN−(p−トリル)アミ
ジンカルボン酸の結晶1.73g(収率:97%)を得
た。この結晶をメタノールで再結晶して、融点
166〜167℃(分解)の無色プリズム状結晶を得
た。その元素分析値(単位、重量%、以下同じ)
をつぎに示す。 C H N 分析値 60.65 5.59 15.82 計算値 60.66 5.66 15.72 (C9H10N2O2として) 実施例 2 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに室温でアニリン10.0ミリモルを
加えたのち、室温で7日間反応させた。 反応生成混合物に、水酸化カリウム12.1ミリモ
ルを含むエタノール12mlを室温で加え、ついで25
分後に2N塩酸6mlを加えた。混合物を減圧下に
濃縮し、残渣にベンゼン30mlおよび水10mlを加え
て、過して、N−フエニルアミジンカルボン酸
の結晶0.57gを得た。液を分液し、水層を減圧
下に濃縮し、残渣をメタノール50mlで熱時抽出し
た。メタノール抽出液を減圧下に濃縮し、N−フ
エニルアミジンカルボン酸の結晶0.99gをさらに
得た(合計収率:95%)。両結晶を一緒にしてメ
タノールで再結晶して、無色針状結晶を得た。こ
の結晶の融点ははつきりせず、この結晶は143℃
で着色し、185℃で発泡分解するまで徐々に融け
た。この元素分析値をつぎに示す。 C H N 分析値 58.68 5.03 17.24 計算値 58.53 4.91 17.06 (C8H8N2O2として) 実施例 3 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに、室温2,4−キシリジン10.0
ミリモルを加えて、室温で17日間反応させた。 反応生成混合物に水酸化カリウム10.0ミリモル
を含むエタノール10mlを加え、室温で1時間加水
分解させた。混合物を2N塩酸で中和したのち、
減圧下に濃縮し、残渣にベンゼン30mlおよび水10
mlを加えて過して、N−(2,4−キシリル)
アミジンカルボン酸の結晶1.53g(収率:80%)
を得た。この結晶を水で再結晶して、融点158〜
160℃(分解)の無色塊状結晶を得た。その元素
分析値をつぎに示す。 C H N 分析値 62.58 6.31 14.43 計算値 62.48 6.29 14.57 (C10H12N2O2として) 実施例 4 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルに、室
温で2,4−キシリジン10.0ミリモルを加えたの
ち、室温で4日間反応させ、ついで反応生成混合
物にエタノール30mlを加えた。 この混合物を実施例3におけると同様に処理し
て、N−(2,4−キシリル)アミジンカルボン
酸の結晶1.90g(収率:99%)を得た。 実施例 5 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに、室温で3,4−キシリジン
10.0ミリモルを加えたのち、室温で2日間反応さ
せた。 反応生成混合物を減圧下に濃縮し、残渣に水20
mlを加え、混合物を15分間環流下に加熱して、加
水分解させた、混合物の温度を室温まで戻したの
ち、過し、集物をベンゼン30mlで洗つて、N
−(3,4−キシリル)アミジンカルボン酸の結
晶1.38g(収率:72%)を得た。この結晶をメタ
ノールで再結晶して、融点146〜148℃(分解)の
黄色微針状結晶を得た。その元素分析値をつぎに
示す。 C H N 分析値 62.40 6.37 14.73 計算値 62.49 6.29 14.57 (C10H12N2O2として) 実施例 6 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに室温でp−アニシジン10.0ミリ
モルを加えたのち、室温で1日反応させた。 反応生成混合物に、室温で水酸化カリウム15.2
ミリモルを含むエタノール15mlを加え、室温で25
分間加水分解させた。混合物を2N塩酸で中和し
たのち、減圧下に濃縮し、残渣にベンゼン3mlお
よび水10mlを加えて、過して、N−(p−アニ
シル)アミジンカルボン酸の結晶1.70g(収率:
88%)を得た。この結晶を水で再結晶して、融点
157〜158℃(分解)の無色プリズム状結晶を得
た。その元素分析値をつぎに示す。 C H N 分析値 55.84 5.29 14.60 計算値 55.67 5.19 14.43 (C9H10N2O3として) 実施例 7 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルに4−
クロロ−o−トルイジン10.0ミリモルを加えたの
ち、100℃で5時間反応させた。 反応生成混合物にエタノール30mlを加えたの
ち、室温で1N水酸化ナトリウム水溶液10mlを加
え、室温で30分間加水分解させた。混合物を2N
塩酸で中和したのち、減圧下に濃縮し、残渣にベ
ンゼン30mlおよび水10mlを加えて、過して、N
−(4−クロロ−O−トリル)アミジンカルボン
酸の結晶1.67g(収率:78%)を得た。この結晶
を水で再結晶して、融点156(分解)の無色塊状
結晶を得た。この結晶は元素分析値より、N−
(4−クロロ−O−トリル)アミジンカルボン酸
の1水和物であつた。その元素分析値をつぎに示
す。
製法に関する。 ブルテイン・オブ・ケミカル・ソサイアテイ
ー・オブ・ジヤパン、44,3131(1971)には、エ
トキシノミノ酢酸エチルとp−トルイジンとを、
メタノール溶媒中で室温下に1時間反応させ、反
応生成混合物を濃縮した後、シロツプ状の残渣を
1規定塩酸中で65℃で処理し、ついでアルカリ性
化合物で中和したアミジンカルボン酸の合成を試
みたが、目的生成物はまつたく得られなかつたこ
とが記載されている。 さらに、ジヤーナル・オブ・オーガニツク・ケ
ミストリー、43,4485(1978)には、エトキシイ
ミノ酢酸エチルとp−トルイジンとを無溶媒下に
100℃で5時間反応させ、反応生成物混合物を6
規定塩酸中で100℃で2時間処理した後、炭酸カ
リウムで中和することによつて、N−(p−トリ
ル)アミジンカルボン酸が8%の収率で得られた
ことが開示されている。 上述したように、アルコキシイミノ酢酸エステ
ルと芳香族アミンとの反応では、N−アリールア
ミジンカルボン酸がまつたく得られないか、ごく
わずかの収率でしか得られないということが知ら
れていた。 この発明か、アルコキシイミノ酢酸エステルと
芳香族アミンとの反応によつて、 高収率でN−アリールアミジンカルボン酸を製
造することのできる方法を提供するものであり、
アルコキシイミノ酢酸エステルを芳香族アミンと
の反応により、N−アリールアミジンカルボン酸
の前駆体であるN−アリールアミジンカルボン酸
エステルが生成し、これを中性またはアルカリ性
条件下に加水分解すると、高収率でN−アリール
アミジンカルボン酸が生成するという知見に基づ
くものである。 すなわち、この発明は、 式 (式中、R1およびR2は、それぞれ、炭素数1
〜4のアルキル基を示す。)で表わされるアルコ
キシイミノ酢酸エステルと 式 (式中、R3は炭素数1〜4のアルキル基、炭
素数1〜4のフルオロアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシル基またはハロゲン原子を示し、n
は0,1,2または3である。)で表わされる芳
香族アミンとを、不活性有機溶媒の存在下または
不存在下に反応させ、得られた反応生成物を中性
またはアルカリ性条件下に加水分解することを特
徴とするN−アリールアミジンカルボン酸の製法
である。 この発明によれば、N−アリールアミジンカル
ボン酸を70%以上もの高収率で得ることができ
る。この発明で得られるN−アリールアミジンカ
ルボン酸は農園芸用の殺菌剤、殺虫剤として有用
である。 この発明においては、まずアルコキシイミノ酢
酸エステルと芳香族アミンとを反応させ、反応生
成物としてN−アリールアミジンカルボン酸エス
テルを得る。 式〔〕で表わされるアルコキシイミノ酢酸エ
ステルの具体例としては、メトキシイミノ酢酸メ
チル、メトキシイミノ酢酸エチル、メトキシイミ
ノ酢酸ブチル、エトキシイミノ酢酸メチル、エト
キシイミノ酢酸エチル、エトキシイミノ酢酸ブチ
ル、プロポキシイミノ酢酸プロピル、ブトキシイ
ミノ酢酸ブチルなどが挙げられる。 式〔〕で表わされる芳香族アミンの具体例と
しては、アニリル、トルイジン、キシリジン、ト
リフルオロトルイジン、アニシジン、クロロアニ
リン、ジクロロアニリン、クロロトルイジンなど
が挙げられる。芳香族アミンとアルコキシイミノ
酢酸エステルとは等モルで反応するので、一般に
は両者の約等モルで使用される。 アルコキシイミノ酢酸エステルと芳香族アミン
との反応は、不活性有機溶媒の存在下または不存
在下に行なうことができる。不活性有機溶媒の具
体例としては、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、ブタノールなどのアルコール、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、
塩化メチレン、塩化エチレン、クロロベンゼンな
どのハロゲン化炭化水素、アセトニトリル、プロ
ピオニトリルなどのニトリル、エチルエーテル、
ブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなどのエーテルが挙げられる。不活性有機溶媒
の使用量は、アルコキシイミノ酢酸エステル1モ
ル当り、通常、最高5である。 反応温度については特に制限はないが、過度に
低いと反応速度が低下し、過度に高いと目的生成
物の収率が低下するので、一般には20〜150℃の
範囲の温度が採用される。 反応時間は、原料の芳香族アミンの種類、不活
性有機溶媒の有無、さらには反応温度によつて種
種異なり一律に規定することはできない。一般的
に、芳香族アミンにおいて、R3が電子吸引基で
ある場合およびO−位に置換基を有する場合は、
反応速度が小さくなる。 この発明においては、よいで、アルコキシイミ
ノ酢酸エステルと芳香族アミンとの反応によつて
得られる反応生成物を、中性またはアルカリ性条
件下に加水分解して、目的生成物のN−アリール
アミジンカルボン酸を得る。以下に加水分解の条
件およびそれに引き続く目的生成物の単離方法に
ついて説明する。 (1) 中性条件下での加水分解および単離方法; 反応生成物混合物から、反応によつて副生る
アルコールを、さらには不活性有機溶媒を使用
した場合はこれを副生アルコールと共に、たと
えば蒸留によつて除去し、残渣に水を加えて加
熱することによつて、反応生成物を加水分解す
る。水の使用量は、使用したアルコキシイミノ
酢酸エステル1モル当り、通常0.5〜5であ
る。加水分解は、通常、加熱還流下に行なわれ
るが、これに限ることはなく70〜110℃の範囲
の温度で行なうことができる。加熱環流下での
加水分解は、一般に20分ないし2時間で完結す
る。 加水分解混合物を室温にまで冷却すると、目
的生成物は結晶として析出するので、混合物を
過することによつて、目的生成物を単離する
ことができる。 (2) アルカリ性条件下での加水分解および単離方
法; 反応生成物を、水、アルコールまたはそれら
の混合溶媒中でアルカリ性化合物の存在下に、
20〜30℃の範囲の温度で加水分解する。アルコ
キシイミノ酢酸エステルと芳香族アミンとの反
応を不活性有機溶媒の不存在下またはアルコー
ル溶媒中で行なつた場合は、反応生成混合物を
そのまま加水分解に供すことができる。上記両
者の反応をアルコール以外の不活性有機溶媒中
で行なつた場合は、反応生成混合物から不活性
有機溶媒を除去した後に加水分解に供すことが
好ましい。アルコールの具体例としては、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ルなどが挙げられる。アルカリ性化合物の具体
例としては、カリウム、ナトリウム、リチウム
などの水酸化物、炭酸塩などが挙げられる。ア
ルカリ性化合物の使用量は、使用したアルコキ
シイミノ酢酸エステルに対し通常1〜1.5化学
当量である。加水分解溶媒の水、アルコールま
たはこれらの混合溶媒の使用量は、使用したア
ルコキシイミノ酢酸エステル1モル当り通常1
〜10である。反応生成物の加水分解は通常10
分以内で完結する。 加水分解混合物に鉱酸を加え、析出する目的生
成物を集することによつて単離することができ
る。また、加水分解反応をアルコール中で行なつ
た場合は、目的生成物への鉱酸アルカリ金属塩の
混入を防止するために、加水分解混合物からアル
コールを留去し、残渣の結晶に水を加えた後、目
的生成物を集することが好ましい。 上記(1)および(2)の方法で集された目的生成物
中に、場合により、未反応の芳香族アミンが混入
することがあるが、この芳香族アミンは集物を
有機溶媒で洗浄することによつて簡単に除去する
こができる。 この発明で得られるN−アリールアミジンカル
ボン酸の具体例としては、 N−フエニルアミジンカルボン酸、 N−(p−トリル)アミジンカルボン酸、 N−(2,4−キシリル)アミジンカルボン酸、 N−(3,4−キシリル)アミジンカルボン酸、 N−(α,α,α−トリフルオロ−m−トリル)
アミジンカルボン酸、 N−(4−クロロ−O−トリル)アミジンカルボ
ン酸、 N−(3−クロロフエニル)アミジンカルボン
酸、 N−(4−クロロフエニル)アミジンカルボン
酸、 N−(2,4−ジクロロフエニル)アミジンカル
ボン酸、 N−(3,5−ジクロロフエニル)アミジンカル
ボン酸、 N−(p−アニシル)アミジンカルボン酸、 などが挙げられる。 つぎに実施例を示す。 実施例 1 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含エ
タノール30mlに、室温でp−トルイジン10.0ミリ
モルを加えて、室温で反応させた。反応混合物を
ガスクロマトグラフイーで分析すると時間ととも
に、エトキシイミノ酢酸エチルおよびp−トルイ
ジンの量が減少し、N−(p−トリル)アミジン
カルボン酸エチルの量が増加してくるのが認めら
れた。N−(p−トリル)アミジンカルボン酸エ
チル(分子量206.24)はマススペクトルにおい
て、親ピークがm/e206に観察されたことから確
認した。 室温で2日間反応させたのち、反応生成混合物
に水酸化カリウム10.1ミリモルを含むエタノール
10mlを加えた。室温で1時間加水分解を行なつた
のち、混合物に2N塩酸5mlを加えて、混合物を
減圧下に濃縮した。残渣にベンゼン30mlおよび水
10mlを加えて、過してN−(p−トリル)アミ
ジンカルボン酸の結晶1.73g(収率:97%)を得
た。この結晶をメタノールで再結晶して、融点
166〜167℃(分解)の無色プリズム状結晶を得
た。その元素分析値(単位、重量%、以下同じ)
をつぎに示す。 C H N 分析値 60.65 5.59 15.82 計算値 60.66 5.66 15.72 (C9H10N2O2として) 実施例 2 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに室温でアニリン10.0ミリモルを
加えたのち、室温で7日間反応させた。 反応生成混合物に、水酸化カリウム12.1ミリモ
ルを含むエタノール12mlを室温で加え、ついで25
分後に2N塩酸6mlを加えた。混合物を減圧下に
濃縮し、残渣にベンゼン30mlおよび水10mlを加え
て、過して、N−フエニルアミジンカルボン酸
の結晶0.57gを得た。液を分液し、水層を減圧
下に濃縮し、残渣をメタノール50mlで熱時抽出し
た。メタノール抽出液を減圧下に濃縮し、N−フ
エニルアミジンカルボン酸の結晶0.99gをさらに
得た(合計収率:95%)。両結晶を一緒にしてメ
タノールで再結晶して、無色針状結晶を得た。こ
の結晶の融点ははつきりせず、この結晶は143℃
で着色し、185℃で発泡分解するまで徐々に融け
た。この元素分析値をつぎに示す。 C H N 分析値 58.68 5.03 17.24 計算値 58.53 4.91 17.06 (C8H8N2O2として) 実施例 3 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに、室温2,4−キシリジン10.0
ミリモルを加えて、室温で17日間反応させた。 反応生成混合物に水酸化カリウム10.0ミリモル
を含むエタノール10mlを加え、室温で1時間加水
分解させた。混合物を2N塩酸で中和したのち、
減圧下に濃縮し、残渣にベンゼン30mlおよび水10
mlを加えて過して、N−(2,4−キシリル)
アミジンカルボン酸の結晶1.53g(収率:80%)
を得た。この結晶を水で再結晶して、融点158〜
160℃(分解)の無色塊状結晶を得た。その元素
分析値をつぎに示す。 C H N 分析値 62.58 6.31 14.43 計算値 62.48 6.29 14.57 (C10H12N2O2として) 実施例 4 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルに、室
温で2,4−キシリジン10.0ミリモルを加えたの
ち、室温で4日間反応させ、ついで反応生成混合
物にエタノール30mlを加えた。 この混合物を実施例3におけると同様に処理し
て、N−(2,4−キシリル)アミジンカルボン
酸の結晶1.90g(収率:99%)を得た。 実施例 5 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに、室温で3,4−キシリジン
10.0ミリモルを加えたのち、室温で2日間反応さ
せた。 反応生成混合物を減圧下に濃縮し、残渣に水20
mlを加え、混合物を15分間環流下に加熱して、加
水分解させた、混合物の温度を室温まで戻したの
ち、過し、集物をベンゼン30mlで洗つて、N
−(3,4−キシリル)アミジンカルボン酸の結
晶1.38g(収率:72%)を得た。この結晶をメタ
ノールで再結晶して、融点146〜148℃(分解)の
黄色微針状結晶を得た。その元素分析値をつぎに
示す。 C H N 分析値 62.40 6.37 14.73 計算値 62.49 6.29 14.57 (C10H12N2O2として) 実施例 6 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに室温でp−アニシジン10.0ミリ
モルを加えたのち、室温で1日反応させた。 反応生成混合物に、室温で水酸化カリウム15.2
ミリモルを含むエタノール15mlを加え、室温で25
分間加水分解させた。混合物を2N塩酸で中和し
たのち、減圧下に濃縮し、残渣にベンゼン3mlお
よび水10mlを加えて、過して、N−(p−アニ
シル)アミジンカルボン酸の結晶1.70g(収率:
88%)を得た。この結晶を水で再結晶して、融点
157〜158℃(分解)の無色プリズム状結晶を得
た。その元素分析値をつぎに示す。 C H N 分析値 55.84 5.29 14.60 計算値 55.67 5.19 14.43 (C9H10N2O3として) 実施例 7 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルに4−
クロロ−o−トルイジン10.0ミリモルを加えたの
ち、100℃で5時間反応させた。 反応生成混合物にエタノール30mlを加えたの
ち、室温で1N水酸化ナトリウム水溶液10mlを加
え、室温で30分間加水分解させた。混合物を2N
塩酸で中和したのち、減圧下に濃縮し、残渣にベ
ンゼン30mlおよび水10mlを加えて、過して、N
−(4−クロロ−O−トリル)アミジンカルボン
酸の結晶1.67g(収率:78%)を得た。この結晶
を水で再結晶して、融点156(分解)の無色塊状
結晶を得た。この結晶は元素分析値より、N−
(4−クロロ−O−トリル)アミジンカルボン酸
の1水和物であつた。その元素分析値をつぎに示
す。
【表】
実施例 8
エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに、室温でm−クロロアニリン
10.0ミリモルを加えたのち、室温で16日間反応さ
せた。 反応生成混合物に、水酸化カリウム12.1ミリモ
ルを含むエタノール12mlを加え、室温で30分間加
水分解させた。混合物を2N塩酸で中和したの
ち、減圧下に濃縮し、残渣にベンゼン30mlおよび
水10mlを加えて過して、N−(3−クロロフエ
ニル)アミジンカルボン酸の結晶1.52g(収率:
77%)を得た。この結晶を水で再結晶して、融点
148℃(分解)の無色結晶を得た。その元素分析
値をつぎに示す。
エタノール30mlに、室温でm−クロロアニリン
10.0ミリモルを加えたのち、室温で16日間反応さ
せた。 反応生成混合物に、水酸化カリウム12.1ミリモ
ルを含むエタノール12mlを加え、室温で30分間加
水分解させた。混合物を2N塩酸で中和したの
ち、減圧下に濃縮し、残渣にベンゼン30mlおよび
水10mlを加えて過して、N−(3−クロロフエ
ニル)アミジンカルボン酸の結晶1.52g(収率:
77%)を得た。この結晶を水で再結晶して、融点
148℃(分解)の無色結晶を得た。その元素分析
値をつぎに示す。
【表】
実施例 9
エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
ベンゼン30mlに室温でm−クロロアニリン10.0ミ
リモルを加えて、環流下に29時間反応させた。 反応生成混合物を減圧下に濃縮したのち、残渣
にエタノール25mlを加え、ついで1N水酸化ナト
リウム水溶液10mlを加え、室温で1時間加水分解
させた。混合物を2N塩酸で中和したのち、減圧
下に濃縮し、残渣にベンゼン30mlおよび水10mlを
加えて、過して、N−(3−クロロフエニル)
アミジンカルボン酸の結晶1.58g(収率:80%)
を得た。 実施例 10 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに室温で、P−クロロアニリン
10.0ミリモルを加えて、室温で12日間反応させ
た。 反応生成混合物に、室温で水酸化カリウム12.1
ミリモルを含むエタノール12mlに加えたのち、室
温で1時間加水分解させた。混合物を2N酸塩で
中和したのち、減圧下に濃縮し、残渣にベンゼン
30mlおよび水10mlに加えて過して、N−(4−
クロロフエニル)アミジンカルボン酸の結晶1.74
g(収率:88%)を得た。この結晶を水で再結晶
して、融点155℃(分解)の微黄橙色結晶を得
た。その元素分析値をつぎに示す。
ベンゼン30mlに室温でm−クロロアニリン10.0ミ
リモルを加えて、環流下に29時間反応させた。 反応生成混合物を減圧下に濃縮したのち、残渣
にエタノール25mlを加え、ついで1N水酸化ナト
リウム水溶液10mlを加え、室温で1時間加水分解
させた。混合物を2N塩酸で中和したのち、減圧
下に濃縮し、残渣にベンゼン30mlおよび水10mlを
加えて、過して、N−(3−クロロフエニル)
アミジンカルボン酸の結晶1.58g(収率:80%)
を得た。 実施例 10 エトキシイミノ酢酸エチル10.0ミリモルを含む
エタノール30mlに室温で、P−クロロアニリン
10.0ミリモルを加えて、室温で12日間反応させ
た。 反応生成混合物に、室温で水酸化カリウム12.1
ミリモルを含むエタノール12mlに加えたのち、室
温で1時間加水分解させた。混合物を2N酸塩で
中和したのち、減圧下に濃縮し、残渣にベンゼン
30mlおよび水10mlに加えて過して、N−(4−
クロロフエニル)アミジンカルボン酸の結晶1.74
g(収率:88%)を得た。この結晶を水で再結晶
して、融点155℃(分解)の微黄橙色結晶を得
た。その元素分析値をつぎに示す。
【表】
実施例 11
エトキシイミノ酢酸エチルとp−クロロアニリ
ンとの反応を環流下に18時間行なつた以外は実施
例10を繰返して、N−(4−クロロフエニル)ア
ミジンカルボン酸の結晶1.73g(収率:87%)を
得た。 実施例 12 4−クロロ−O−トルイジンの代わりに、2.4
−ジタロロアニリン10.0ミリモルを使用した以外
は、実施例7を繰返して、N−(2,4−ジクロ
ロフエニル)アミジンカルボン酸の結晶1.65g
(収率:71%)を得た。この結晶を水で再結晶し
て、融点136〜137℃(分解)の無色花弁状結晶を
得た。この結晶はN−(2,4−ジクロロフエニ
ル)アミジンカルボン酸の1.5水和物であつた。
その元素分析値をつぎに示す。
ンとの反応を環流下に18時間行なつた以外は実施
例10を繰返して、N−(4−クロロフエニル)ア
ミジンカルボン酸の結晶1.73g(収率:87%)を
得た。 実施例 12 4−クロロ−O−トルイジンの代わりに、2.4
−ジタロロアニリン10.0ミリモルを使用した以外
は、実施例7を繰返して、N−(2,4−ジクロ
ロフエニル)アミジンカルボン酸の結晶1.65g
(収率:71%)を得た。この結晶を水で再結晶し
て、融点136〜137℃(分解)の無色花弁状結晶を
得た。この結晶はN−(2,4−ジクロロフエニ
ル)アミジンカルボン酸の1.5水和物であつた。
その元素分析値をつぎに示す。
【表】
実施例 13
4−クロロ−O−トルイジンの代わりに、3,
5−ジクロロアニリン10.0ミリモルを使用した以
外は、実施例7を繰返して、N−(3,5−ジク
ロロフエニル)アミジンカルボン酸の結晶2.17g
(収率:93%)を得た。この結晶をメタノールで
再結晶して、融点137.5℃(分解)の微黄色針状
結晶を得た。この結晶はN−(3,5−ジクロロ
フエニル)アミジンカルボン酸とメタノールとの
1:1付加物であつた。その元素分析値をつぎに
示す。
5−ジクロロアニリン10.0ミリモルを使用した以
外は、実施例7を繰返して、N−(3,5−ジク
ロロフエニル)アミジンカルボン酸の結晶2.17g
(収率:93%)を得た。この結晶をメタノールで
再結晶して、融点137.5℃(分解)の微黄色針状
結晶を得た。この結晶はN−(3,5−ジクロロ
フエニル)アミジンカルボン酸とメタノールとの
1:1付加物であつた。その元素分析値をつぎに
示す。
【表】
実施例 14
4−クロロ−o−トルイジンの代わりに、m−
(α,α,α−トリフルオロ)トルイジン10.0ミ
リモルを使用した以外は、実施例7を繰り返し
て、N−(α,α,α−トリフルオロ−m−トリ
ル)アミジンカルボン酸の結晶1.80g(収率:78
%)を得た。この結晶をエタノールで再結晶し
て、融点138.5℃(分解)の無色針状結晶を得
た。その元素分析値をつぎに示す。 C H N 分析値 46.24 3.32 11.78 計算値 46.56 3.04 12.07 (C9H7F3N2O2として)
(α,α,α−トリフルオロ)トルイジン10.0ミ
リモルを使用した以外は、実施例7を繰り返し
て、N−(α,α,α−トリフルオロ−m−トリ
ル)アミジンカルボン酸の結晶1.80g(収率:78
%)を得た。この結晶をエタノールで再結晶し
て、融点138.5℃(分解)の無色針状結晶を得
た。その元素分析値をつぎに示す。 C H N 分析値 46.24 3.32 11.78 計算値 46.56 3.04 12.07 (C9H7F3N2O2として)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 (式中、R1およびR2は、それぞれ、炭素数1
〜4のアルキル基を示す。)で表わされるアルコ
キシイミノ酢酸エステルと 式 (式中、R3は炭素数1〜4のアルキル基、炭
素数1〜4のフルオロアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシル基またはハロゲン原子を示し、n
は0,1,2または3である。)で表わされる芳
香族アミンとを、不活性有機溶媒の存在下または
不存在下に反応させ、得られた反応生成物を中性
またはアルカリ性条件下に加水分解することを特
徴とするN−アリールアミジンカルボン酸の製
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16138780A JPS5785352A (en) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | Preparation of n-arylamidinecarboxylic acid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16138780A JPS5785352A (en) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | Preparation of n-arylamidinecarboxylic acid |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5785352A JPS5785352A (en) | 1982-05-28 |
| JPS6132305B2 true JPS6132305B2 (ja) | 1986-07-25 |
Family
ID=15734118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16138780A Granted JPS5785352A (en) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | Preparation of n-arylamidinecarboxylic acid |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5785352A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4660034A (en) * | 1984-12-03 | 1987-04-21 | Toshinobu Futagawa | Information input machine |
| DE69013077T2 (de) * | 1989-07-03 | 1995-01-26 | Sumitomo Chemical Co | Zusammensetzung zur Regulation des Pflanzenwachstums. |
-
1980
- 1980-11-18 JP JP16138780A patent/JPS5785352A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5785352A (en) | 1982-05-28 |
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