JPS6131873Y2 - - Google Patents

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JPS6131873Y2
JPS6131873Y2 JP7620480U JP7620480U JPS6131873Y2 JP S6131873 Y2 JPS6131873 Y2 JP S6131873Y2 JP 7620480 U JP7620480 U JP 7620480U JP 7620480 U JP7620480 U JP 7620480U JP S6131873 Y2 JPS6131873 Y2 JP S6131873Y2
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curtains
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バン型自動車の運転席後方の車室内
を前後に仕切るカーテンに関する。
バン型自動車は運転室と客室(もしくは荷室)
とが一体の室として形成されており、客席に乗客
が居ない状態で、運転室の乗員のために空調(冷
暖房)を行なう場合、車室全体を空調することは
きわめて効率が悪く、無駄なエネルギーを消費す
ることになるため、従来、運転室と客室を仕切る
通常の非透視状のカーテンを張設することがあつ
た。
このようなカーテンは、運転席からの直接又は
車内後視鏡を介しての後方視界を妨げるため好ま
しいものとは云えなかつた。
本考案は上記問題を解決するためになされたも
のであつて、バン型自動車の運転席後方の車室内
を前後に仕切るカーテンにおいて、前記カーテン
を左右に分割するとともに、左右のカーテンの少
なくとも一方の巾方向の長さは車室巾の半分より
も長く形成し、それら左右のカーテンのいずれか
一方は内端部の所要個所を透視可能なシートとし
残部を非透視状のシートとし、他方のカーテンは
全面を非透視状のシートとし、かつ左右のカーテ
ンをともに張設した状態では前記透視可能なシー
トと他方の非透視状シートとが重なり合うように
構成したバン型自動車の仕切りカーテンを提供す
ることを目的とする。
以下、本考案の一実施例について図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図において、1はバン型自動車であつて、
その車室内の運転室1aには運転席2が設けられ
該運転室1aの後方の客室1bには客席3,4が
設けてある。前記運転室1aと客室1bを仕切る
ために運転席2の直後にカーテン5,50が設け
られてある。
まず、第1の実施例について、第2図によつて
説明する。
カーテン5は右カーテン51(運転席から見
て)と左カーテン52とからなる。該右カーテン
51は織布によつて形成した外側の非透視部51
aと、内側(閉合端側)の透明な塩化ビニールに
よつて形成した透視部51bとを嵌合してなり、
左カーテン52は織布によつて非透視状に形成さ
れており、該右カーテン51および左カーテン5
2は室内天井付近に設けたレール6にフツク7,
7……により吊掛られる。
前記右カーテン51の全巾は車室巾の半分より
も長く形成し、該右カーテン51を正規のほぼ平
面状に張設した場合に、透視部51bが車室の巾
方向のほぼ中央の所定範囲に形成されるように設
定してある。一方、左カーテン52の長さは、正
規に張設した場合に前記の張設した右カーテン5
1の閉合端よりもほぼ透視部51b分だけ右側に
余裕があり、右カーテン51の透視部51bに非
透視状の左カーテン52が重なり合うようになつ
ている。
前記右カーテン51の非透視部51aの透視部
51bとの接合部付近には上下所定間隔でバンド
9,9……の一端を固着し、該バンド9の他端に
フアスナヒメール12を設け、前記透視部51b
の閉合端には上下所定間隔でフアスナメール1
3,13……を設けている。前記左カーテン52
の閉合端からほぼ前記した延在部分だけ隔てた位
置に上下所定間隔でフアスナメール10,10…
…を設け、該フアスナメール10に近接してバン
ド8,8……の一端を固着している。該バンド8
の他端にはフアスナヒメール11を設けている。
次第3図ないし第5図によつて、第2の実施例
について説明する。
第3図は運転室1aから見たカーテン50の全
体平面を示し、該カーテン50の右カーテン50
2は非透視状の織布からなり、左カーテン501
は、透明な塩化ビニールシートによつて所定の巾
に形成した内側の透視部501bと、右カーテン
50と同様な織布によつて形成した外側の非透視
部501aとを一体に接合し、該右カーテン50
2と左カーテン501はフツクホルダ507,5
07……に係合した適宜のフツクによりレールに
吊掛けるようになつている。
前記カーテン50は、第4図イ,ロに示すよう
に、巾方向一定間隔で方向を交互にしてミシンに
よつてつまみ縫いした重合縁511,513が設
けてあり、これによつてカーテン50の開放時の
折重ねおよび、張設を容易にするものである。
前記右カーテン502、左カーテン501の閉
合端には、先端にワイヤ505a,505bを包
着した補強片509a,509bが設けられ、該
補強片509a,509bには上下方向の複数個
所にフアスナヒメール504が設けてある。
また、前記左カーテン501の非透視部501
aの透視部501b付近には上下複数個所に巾方
向所定間隔でフアスナメール503,503……
を設け、透視部501b寄りのフアスナメール5
03はバンド506aの一端をともに固着し、該
バンド506aの他端にはフアスナヒメール50
4を設ける。
前記右カーテン502の閉合端からほぼ前記透
視部501bの長さ分外側に隔てた位置の上下複
数個所には、巾方向所定間隔でフアスナメール5
03,503……を設け、閉合端寄りのフアスナ
メール503にはバンド506bの一端をともに
固着し、該バンド506bの他端にはフアスナヒ
メール504が設けてある。
前記フアスナメール503、フアスナヒメール
504の取付の方向は以下に述べるカーテン50
の使用状態が得られるようになつている。
カーテン50を張設して第3図に示すように透
視部501bを設ける場合は、第4図イに示すよ
うに、右カーテン502の閉合端側の延在部分を
折重ねて、バンド506bを該折重ね部に巻掛け
ると同時に該バンド506bのフアスナヒメール
504をフアスナメール503に嵌着することに
より該折重ね部を束縛する。さらに、左カーテン
501の閉合端のフアスナヒメール504を、右
カーテン502に前記バンド506bとともに設
けたフアスナメール503に嵌着して左カーテン
501と、右カーテン502とを閉合することに
よつてカーテン50は中央部が透視状に張設され
る。
次に、カーテン50を非透視部のみとする場合
は、第4図ロに示すように、左カーテン501の
透視部501bを折り重ねると同時にバンド50
6aのフアスナヒメール504をフアスナメール
503に嵌着して折重ね部を束縛し、さらに、右
カーテン502のフアスナヒメール504を左カ
ーテン501に前記バンド506aとともに設け
たフアスナメール503に嵌着して左カーテン5
01と右カーテン502とを閉合することによつ
てカーテン50は非透視状に張設される。
前記カーテン50の両側端は、第3図に示すよ
うに、ワイヤ505c,505dを包着するよう
に折り重ねてミシン縫されており、該両側端は、
第5図に示すように、ワイヤ505c,505d
部分を複数の止め具508を介してバンド506
c,506d,506e,506fとともに適宜
車室内のセンタピラインナにビスにより止着す
る。
前記バンド506c,506d,506e,5
06fはそれぞれの両端にフアスナメール50
3、フアスナヒメール504を固着し、カーテン
50を開放する場合は右カーテン502、左カー
テン501をそれぞれ両側端に引き寄せるととも
に折り重ねてバンド506c,506d,506
e,506fのフアスナヒメール504をフアス
ナメール503に嵌着して該折重ね部を束縛する
ことによりカーテン50は開放されることとな
る。
本考案は以上のように構成され、自動車1の客
席3,4に乗客が居ない状態で空調(冷暖房)を
行なう際は、第1の実施例では、第2図に示すよ
うに右カーテン51を正規に張設し、左カーテン
52のバンド8のフアスナヒメール11を右カー
テンのフアスナメール13に嵌着すれば左カーテ
ンの延在部分が折り重ねられて右カーテン51と
左カーテン52が閉合され、カーテン5により車
室内は運転室1aと客室1bが別個に仕切られ、
かつ運転席からの後方視界を確保できる状態に張
設される。第2の実施例では、第3図および第4
図イに示すように左カーテン501を正規に張設
する一方、右カーテン502は閉合端側の延在部
分を折り重ねてバンド506bによつて束縛する
とともに該左カーテン501の閉合端のフアスナ
ヒメール504を折重ね部に隣接したフアスナメ
ール503に嵌着して右カーテン502と左カー
テン501とを閉合すればよい。
該第2の実施例において、カーテン50を束縛
するために折り重ねする際は、ミシン縫いした重
合縁511,513によつて極めて円滑に折り重
ねることができる。
次に、自動車1をキヤンピングカーとして使用
する場合等においてカーテン5,50全体を非透
視状態にするには、前記と逆に、第1の実施例で
は左カーテン52を正規に張設し、右カーテン5
1のバンド9を左カーテン52のフアスナメール
10に嵌着すれば、右カーテン51の透視部51
bは折り重ねられると同時に右カーテン51と左
カーテン52とが閉合され、カーテン5は非透視
状態に張設される。
第2の実施例では、第4図ロに示すように右カ
ーテン502を正規に張設し、左カーテン501
の透視部501bをバンド506aによつて束縛
するとともに右カーテン502を左カーテン50
1に閉合すればよい。
このように、カーテン50全体を非透視状に張
設することにより、側部、後部のカーテンととも
にキヤンピング時に、非透視状の部屋を形成する
ことができる。
前記実施例においては、透視部を透明な塩化ビ
ニールシートによつて形成したが、後方視界を確
保可能な程度に透視できるものであれば模様入り
等であつてもよい。
また、前記実施例においては、透視部を上下全
体にわたつて設けたが、上下方向において部分的
に設けてもよい。
以上のように、本考案は、運転席後方の車室内
を前後に仕切るカーテンにおいて、該カーテンを
左右に分割するともに、左右のカーテンのいずれ
か一方は内端部の所要個所を透視可能なシートと
し残部を非透視状のシートとし、他方のカーテン
は全面を非透視状のシートとし、かつ左右のカー
テンをともに張設した状態では前記透視可能なシ
ートと他方の非透視状シートが重なり合うように
構成したことにより、運転席からの後方視界を確
保できる状態と全面的に非透視の状態ならびに開
放状態に転換張設可能とした仕切りカーテンであ
つて、空調を行なうに際して、客席に乗客が居な
い場合は透視可能な状態にカーテンを張設して、
運転室と客室(または荷室)を仕切るため、空調
は運転室のみ区分して行なわれ、従来のような車
室内全体の空調を行なうことによる無駄なエネル
ギーの消費を防止しかつ空調効率を向上させ、し
かも、運転上の安全は十分に確保できる。
また、自動車をキヤンピングカーとして利用す
るときは、カーテンを非透視状態に張設すること
により適用できる。
さらに、客席に乗客が居る場合の空調(または
荷物のための空調)を必要とする場合、カーテン
を開放することによつて適用できる。このように
本考案の仕切カーテンは自動車の乗車状況、使用
目的に応じて極めて容易に、即座に転換利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はバン型
自動車の概略側面図、第2図は本考案の仕切りカ
ーテンの第1の実施例を示す全体平面図、第3図
ないし第5図は第2の実施例を示し、第3図は全
体平面図、第4図イは第3図の−線に沿
う拡大断面図で透視部を形成した状態を示し、第
4図ロは全体を非透視状に形成した状態を示す第
4図イと同様の断面図、第5図は第3図の−
線に沿う拡大断面図である。 1……バン型自動車、1a……運転室、1b…
…客室、2……運転席、3,4……客席、5,5
0……カーテン、51……右カーテン、51a…
…非透視部、51b……透視部、52……左カー
テン、6……レール、7……フツク、8,9……
バンド、10,13……フアスナメール、11,
12……フアスナヒメール、501……左カーテ
ン、501a……非透視部、501b……透視
部、502……右カーテン、503……フアスナ
メール、504……フアスナヒメール、505
a,505b,505c,505d……ワイヤ、
505c,506d,506e,506f……バ
ンド、507……フツクホルダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バン型自動車の運転席後方の車室内を前後に仕
    切るカーテンにおいて、前記カーテンを左右に分
    割するとともに、左右のカーテンの少なくとも一
    方の巾方向の長さは車室巾の半分よりも長く形成
    し、それら左右のカーテンのいずれか一方は内端
    部の所要個所を透視可能なシートとし残部を非透
    視状のシートとし、他方のカーテンは全面を非透
    視状のシートとし、かつ左右のカーテンをともに
    張設した状態では前記透視可能なシートと他方の
    非透視状シートとが重なり合うように構成したこ
    とを特徴とするバン型自動車の仕切りカーテン。
JP7620480U 1980-05-30 1980-05-30 Expired JPS6131873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7620480U JPS6131873Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7620480U JPS6131873Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30

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JPS57419U JPS57419U (ja) 1982-01-05
JPS6131873Y2 true JPS6131873Y2 (ja) 1986-09-17

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ID=29438856

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JP7620480U Expired JPS6131873Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4565007B2 (ja) * 2008-01-09 2010-10-20 株式会社ホンダアクセス 車両用カーテン

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JPS57419U (ja) 1982-01-05

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