JPS6131492A - 減煙剤組成物 - Google Patents
減煙剤組成物Info
- Publication number
- JPS6131492A JPS6131492A JP15132784A JP15132784A JPS6131492A JP S6131492 A JPS6131492 A JP S6131492A JP 15132784 A JP15132784 A JP 15132784A JP 15132784 A JP15132784 A JP 15132784A JP S6131492 A JPS6131492 A JP S6131492A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke
- aliphatic hydrocarbon
- composition
- molecular weight
- reducing agent
- Prior art date
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は減煙剤組成物に関し、詳しくは合成樹脂、燃料
油等を燃焼させた際に可及的に煙の発生を低減させるこ
とのできる可燃性物質の滅煙剤Ｎ１■成物に関する。
油等を燃焼させた際に可及的に煙の発生を低減させるこ
とのできる可燃性物質の滅煙剤Ｎ１■成物に関する。
従来、滅煙剤としてビス（シクロペンタジェニル）鉄（
ＩＩ）（一般にフェロセンと指称されている。）が広く
使用されている。しかしながら、フェロセンは昇華性を
有する結晶性固体であるため、合成樹脂に配合した場合
に分散性が悪く、また時間の経過に伴ない昇華連敗する
などの欠点があった。
ＩＩ）（一般にフェロセンと指称されている。）が広く
使用されている。しかしながら、フェロセンは昇華性を
有する結晶性固体であるため、合成樹脂に配合した場合
に分散性が悪く、また時間の経過に伴ない昇華連敗する
などの欠点があった。
この欠点を改善するため、フェロセン単体に代えてｎ−
ブチルフェロセンの如き液状フェロセン誘導体を使用す
ることが提案されている。この誘導体は分散性は改善さ
れるが、昇華性はそのままであり、揮散するという不都
合は解決されなかった。
ブチルフェロセンの如き液状フェロセン誘導体を使用す
ることが提案されている。この誘導体は分散性は改善さ
れるが、昇華性はそのままであり、揮散するという不都
合は解決されなかった。
また、フェロセンに液状ポリブタジェンなどを反応させ
たものなどが提案されているが、減煙効果が十分なもの
ではなかった。
たものなどが提案されているが、減煙効果が十分なもの
ではなかった。
そこで、本発明者らはこれらの欠点を解消し、優れた滅
煙効果を有し、合成樹脂等への分散性が良好で、昇華揮
散しない減煙剤組成物を開発すべく鋭意検討した結果、
フェロセンムこ特定の化合物を配合することにより−に
記目的を達成し・）ることを見出し、この知見に基いて
本発明を完成した。
煙効果を有し、合成樹脂等への分散性が良好で、昇華揮
散しない減煙剤組成物を開発すべく鋭意検討した結果、
フェロセンムこ特定の化合物を配合することにより−に
記目的を達成し・）ることを見出し、この知見に基いて
本発明を完成した。
すなわち本発明は、ヒス（シクロペンタジェニル）鉄（
Ｉｌｌ）および実質的に分子ＩＩ、１０以上の成分から
なる液状脂肪族炭化水素よりなる滅煙剤組エニル）鉄（
ｆｆ）は一般にフェロセンと指称される化合物であり、
２個のシクロペンタジェン環の間に鉄原子（ｎ）が挿入
された構造を有する有機鉄化合物である。しかし、この
フェロセンは昇華性であるため、本発明では、次の如き
化合物と配合−りしめ、かかる欠点の解消を図るもので
ある。
Ｉｌｌ）および実質的に分子ＩＩ、１０以上の成分から
なる液状脂肪族炭化水素よりなる滅煙剤組エニル）鉄（
ｆｆ）は一般にフェロセンと指称される化合物であり、
２個のシクロペンタジェン環の間に鉄原子（ｎ）が挿入
された構造を有する有機鉄化合物である。しかし、この
フェロセンは昇華性であるため、本発明では、次の如き
化合物と配合−りしめ、かかる欠点の解消を図るもので
ある。
次に、実質的に分子量が１４０以上の成分からなる液状
脂肪族炭化水素と番Ｊ、分子量１４０未満のものが少量
含まれていても良いが、大部分が分子量１４０以上の液
状脂肪族炭化水素であるものをいう。
脂肪族炭化水素と番Ｊ、分子量１４０未満のものが少量
含まれていても良いが、大部分が分子量１４０以上の液
状脂肪族炭化水素であるものをいう。
この成分を配合することにより、フェロセンの滅煙効果
を減少することなく昇華性を改善し得るのである。分子
量の上限は特に制限はないが、液状であることから通常
１４０〜２５００程度のものが好適に用いられる。
を減少することなく昇華性を改善し得るのである。分子
量の上限は特に制限はないが、液状であることから通常
１４０〜２５００程度のものが好適に用いられる。
具体的には数平均分子量が１４０〜２５００程度のイソ
ブテンオリゴマー、ドデカン、トリデカン、ポリブテン
あるいはこれらの混合物などが挙げられる。特にインブ
テンオリゴマーは熱により解重合を生じ、非常に清浄な
排ガスとなるため、好ましい。
ブテンオリゴマー、ドデカン、トリデカン、ポリブテン
あるいはこれらの混合物などが挙げられる。特にインブ
テンオリゴマーは熱により解重合を生じ、非常に清浄な
排ガスとなるため、好ましい。
本発明においてフェロセンと実質的に分子量１４０以上
の成分からなる液状脂肪族炭化水素との配合量について
は特に制限はなく、種々の割合にて配合し得るものであ
る。通常はフェロセン／液状脂肪族炭化水素（重量比）
＝０．１〜５００である。特に本発明の組成分は可燃
性物質に広く用いられるが、対象物質により好適な配合
割合は異なる。例えば合成樹脂等に使用する場合フェロ
セン／液状脂肪族炭化水素（重量比’） ＝０．０１〜
５００、好ましくは０．１〜１００であり、燃料油等に
使用する場合ばフェロセン／液状脂肪族炭化水素（重量
比）−〇、０１〜２５０、好ましくは（１，０５〜１０
０である。その理由は、合成樹脂等に配合する場合は粘
性組成物とすることが好ましく、燃料油に加える場合は
非粘性組成物とすることが好ましいからである。
の成分からなる液状脂肪族炭化水素との配合量について
は特に制限はなく、種々の割合にて配合し得るものであ
る。通常はフェロセン／液状脂肪族炭化水素（重量比）
＝０．１〜５００である。特に本発明の組成分は可燃
性物質に広く用いられるが、対象物質により好適な配合
割合は異なる。例えば合成樹脂等に使用する場合フェロ
セン／液状脂肪族炭化水素（重量比’） ＝０．０１〜
５００、好ましくは０．１〜１００であり、燃料油等に
使用する場合ばフェロセン／液状脂肪族炭化水素（重量
比）−〇、０１〜２５０、好ましくは（１，０５〜１０
０である。その理由は、合成樹脂等に配合する場合は粘
性組成物とすることが好ましく、燃料油に加える場合は
非粘性組成物とすることが好ましいからである。
本発明の減煙剤組成物は、−上記二成分を配合すること
により得られる。
により得られる。
このようにして得られた減煙剤組成物は種々の可燃性物
質、例えば合成樹脂のほか、灯油、軽油等の燃料油など
に使用するミとができる。
質、例えば合成樹脂のほか、灯油、軽油等の燃料油など
に使用するミとができる。
本発明の組成物は上記の如き可燃性物質に対して１〜１
１０００ｐｐ添加すれば良く、その結果、可燃性物質の
燃焼の際に煙の発生量を低減することができる。
１０００ｐｐ添加すれば良く、その結果、可燃性物質の
燃焼の際に煙の発生量を低減することができる。
また、合成樹脂などの可燃性物質に配合した場合、本発
明の組成物は分散性が良く、昇華揮散を生じないため、
城煙効果が持続する。
明の組成物は分散性が良く、昇華揮散を生じないため、
城煙効果が持続する。
このように、本発明の減煙剤組成物は可燃性物質、特に
有害な煙を生ずる合成樹脂、燃料油などに対して有効に
使用することができる。
有害な煙を生ずる合成樹脂、燃料油などに対して有効に
使用することができる。
次に、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例１〜３
第１表に示す各成分を所定量配合し、減煙剤組成物を得
た。得られた組成物を第１表に示す可燃性物質に所定濃
度となるように添加し、減煙効果を測定した。結果を第
１表に示す。
た。得られた組成物を第１表に示す可燃性物質に所定濃
度となるように添加し、減煙効果を測定した。結果を第
１表に示す。
比較例１
フェロセンにテトラエチルベンゼンを所定量配合して組
成物を得た。この組成物について実施例Ｉと同様に滅煙
効果を測定した。結果を第１表に示す。
成物を得た。この組成物について実施例Ｉと同様に滅煙
効果を測定した。結果を第１表に示す。
比較例２
フェロセンにキシレンを所定量配合して組成物を得た。
この組成物についで実施例３と同様に減煙効果を測定し
た。結果を第１表に示す。キシレンは蒸気圧が低いため
、樹脂へ混練中に揮散し、そのためフェロセンの分散が
不十分であった。
た。結果を第１表に示す。キシレンは蒸気圧が低いため
、樹脂へ混練中に揮散し、そのためフェロセンの分散が
不十分であった。
比較例３
減煙剤としてｎ−ブチルフェロセンを用いたこと以外は
実施例３と同様に減煙効果を測定した。
実施例３と同様に減煙効果を測定した。
結果を第１表に示す。ｎ−ブチルフェロセンは揮発性が
あり、十分な城煙効果が得られなかった。
あり、十分な城煙効果が得られなかった。
／′
＊１・・−数平均分子量２２０．蒸気圧１０ｍｍｔ１ｇ
、 ／Ｍ度１３５．８℃、商品名ｒ Ｉ Ｐ −２０２
８Ｊ 。
、 ／Ｍ度１３５．８℃、商品名ｒ Ｉ Ｐ −２０２
８Ｊ 。
出光石油化学（株）製
＊２・・・蒸気圧１０ｍｍ１１ｇ、温度９１．６℃＊３
・・・数平均分子量２０００．商品名ｒ２０００ＨＪ＊
４・・・蒸気圧１０ｍｍＨｇ、 温度１１１．６℃＊５
・・・蒸気圧１０ｍｍ１１ｇ、温度２７〜３２℃＊６・
・・ジェット燃料（ｒＪＥＴ Ａ−ＩＪ。
・・・数平均分子量２０００．商品名ｒ２０００ＨＪ＊
４・・・蒸気圧１０ｍｍＨｇ、 温度１１１．６℃＊５
・・・蒸気圧１０ｍｍ１１ｇ、温度２７〜３２℃＊６・
・・ジェット燃料（ｒＪＥＴ Ａ−ＩＪ。
煙点２４．５）についてＪ Ｉ Ｓ Ｋ２５３７に準
拠して測定 ＊７・・・ポリ塩化ビニル樹脂についてＪＩＳ Ａ１
３２１に準拠して測定
拠して測定 ＊７・・・ポリ塩化ビニル樹脂についてＪＩＳ Ａ１
３２１に準拠して測定
Claims (3)
- （１）ビス（シクロペンタジエニル）鉄（II）および実
質的に分子量１４０以上の成分からなる液状脂肪族炭化
水素よりなる減煙剤組成物。 - （２）実質的に分子量１４０以上の成分からなる液状脂
肪族炭化水素がイソブテンオリゴマー、ドデカン、トリ
デカンあるいはポリブテンである特許請求の範囲第１項
記載の組成物。 - （３）ビス（シクロペンタジエニル）鉄（II）および実
質的に分子量１４０以上の成分からなる液状脂肪族炭化
水素の配合割合がビス（シクロペンタジエニル）鉄（I
I）／実質的に分子量１４０以上の成分からなる液状脂
肪族炭化水素＝０．１〜５００（重量比）である特許請
求の範囲第１項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15132784A JPS6131492A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 減煙剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15132784A JPS6131492A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 減煙剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6131492A true JPS6131492A (ja) | 1986-02-13 |
| JPH039958B2 JPH039958B2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=15516179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15132784A Granted JPS6131492A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 減煙剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6131492A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03244692A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-10-31 | Taiho Ind Co Ltd | 燃料添加剤 |
| WO1997021790A1 (en) * | 1995-12-11 | 1997-06-19 | Exxon Chemical Patents Inc. | Low smoke composition and firefighter training process |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734317A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-24 | Hitachi Ltd | Clamping metal fittings for transformer iron core |
| JPS5840390A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | Chuo Kagaku Kenkyusho:Kk | ガソリン、デイ−ゼル用助燃剤 |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP15132784A patent/JPS6131492A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734317A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-24 | Hitachi Ltd | Clamping metal fittings for transformer iron core |
| JPS5840390A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | Chuo Kagaku Kenkyusho:Kk | ガソリン、デイ−ゼル用助燃剤 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03244692A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-10-31 | Taiho Ind Co Ltd | 燃料添加剤 |
| US5713964A (en) * | 1993-10-25 | 1998-02-03 | Exxon Chemical Patents Inc. | Low smoke composition and firefighter training process |
| WO1997021790A1 (en) * | 1995-12-11 | 1997-06-19 | Exxon Chemical Patents Inc. | Low smoke composition and firefighter training process |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH039958B2 (ja) | 1991-02-12 |
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