JPS6131205Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6131205Y2 JPS6131205Y2 JP1981132376U JP13237681U JPS6131205Y2 JP S6131205 Y2 JPS6131205 Y2 JP S6131205Y2 JP 1981132376 U JP1981132376 U JP 1981132376U JP 13237681 U JP13237681 U JP 13237681U JP S6131205 Y2 JPS6131205 Y2 JP S6131205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- diameter
- grommet
- screw
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 241000289690 Xenarthra Species 0.000 description 1
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Dowels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はグロメツト用タツピンねじの改良に関
するものである。
するものである。
（従来の技術）
合成樹脂製のグロメツトにタツピンねじを螺挿
して該グロメツトの上端鍔部とねじ締付によつて
膨出される中間胴部とをもつて薄板を挟持させる
ようにしたグロメツト式緊締装置は、ボルト、ナ
ツト式緊締装置に代わるものとして米国特許第
3313083号明細書等によつて公知であるが、この
種グロメツト式緊締装置に用いられている従来の
グロメツト用タツピンねじは、ねじ山角度が略45
度で先端をテーパ状のさぐり用ねじ部とした通常
の先尖りねじを使用している。
して該グロメツトの上端鍔部とねじ締付によつて
膨出される中間胴部とをもつて薄板を挟持させる
ようにしたグロメツト式緊締装置は、ボルト、ナ
ツト式緊締装置に代わるものとして米国特許第
3313083号明細書等によつて公知であるが、この
種グロメツト式緊締装置に用いられている従来の
グロメツト用タツピンねじは、ねじ山角度が略45
度で先端をテーパ状のさぐり用ねじ部とした通常
の先尖りねじを使用している。
（考案が解決しようとする問題点）
ところが、このような先尖りねじはグロメツト
に螺挿する際にテーパ状のさぐり用ねじ部によつ
てタツピンねじがグロメツトに対して軸線を一致
させた状態で螺入し難く、また、この軸線の不一
致とねじ山角度が大きいことによつてグロメツト
を破損させ易いうえに締付後における保持力が不
充分で使用中に緊締が解ける場合がある等種々の
問題点が残されている。
に螺挿する際にテーパ状のさぐり用ねじ部によつ
てタツピンねじがグロメツトに対して軸線を一致
させた状態で螺入し難く、また、この軸線の不一
致とねじ山角度が大きいことによつてグロメツト
を破損させ易いうえに締付後における保持力が不
充分で使用中に緊締が解ける場合がある等種々の
問題点が残されている。
（問題点を解決するための手段）
本考案は前記のような問題点を解決したグロメ
ツト用タツピンねじを目的として完成されたもの
で、上方のねじ径が等しい締付用ねじ部と下方に
向かうに従い徐々にねじ径が小さくなる中間の案
内用ねじ部と該案内用ねじ部よりも長くてねじ径
が等しい下方の小径のさぐり用ねじ部とよりなる
ねじ山角度約30度の一連のねじ部を頭部に続く軸
部に形成したことを特徴とするものである。
ツト用タツピンねじを目的として完成されたもの
で、上方のねじ径が等しい締付用ねじ部と下方に
向かうに従い徐々にねじ径が小さくなる中間の案
内用ねじ部と該案内用ねじ部よりも長くてねじ径
が等しい下方の小径のさぐり用ねじ部とよりなる
ねじ山角度約30度の一連のねじ部を頭部に続く軸
部に形成したことを特徴とするものである。
（実施例）
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すれば、１は直径９mmの頭部２の座面に続かせ
た長さ21mm、直径3.6mmの炭素鋼よりなる軸部
で、該軸部１にはねじ径をいずれも5.3mmと等し
くした４山の締付用ねじ部３ａと、上方のねじ径
は5.1mmであるが下方のねじ径は4.9mmと下方に向
かうに従い徐々にねじ径が小さくなる２山の中間
の案内用ねじ部３ｂと、該案内用ねじ部３ｂより
も長くてねじ径をいずれも4.7mmと等しくした３
山のさぐり用ねじ部３ｃとよりなるねじ山角度約
30度の一連のねじ部３を形成してある。なお、図
中４は頭部２の頂部に形成される十字穴である。
明すれば、１は直径９mmの頭部２の座面に続かせ
た長さ21mm、直径3.6mmの炭素鋼よりなる軸部
で、該軸部１にはねじ径をいずれも5.3mmと等し
くした４山の締付用ねじ部３ａと、上方のねじ径
は5.1mmであるが下方のねじ径は4.9mmと下方に向
かうに従い徐々にねじ径が小さくなる２山の中間
の案内用ねじ部３ｂと、該案内用ねじ部３ｂより
も長くてねじ径をいずれも4.7mmと等しくした３
山のさぐり用ねじ部３ｃとよりなるねじ山角度約
30度の一連のねじ部３を形成してある。なお、図
中４は頭部２の頂部に形成される十字穴である。
（作用および考案の効果）
このように構成されたものは、薄板イの透孔ロ
に公知のグロメツトＡをその筒状主体Ｂの上端に
形成されている鍔部Ｃの下面が、薄板イに当接す
るよう嵌合させた後ワツシヤハを前記鍔部Ｃ上に
載置し、挿込孔Ｄに本考案に係るタツピンねじを
ねじ込めば、頭部２に続かせた軸部１に形成され
ているねじ部３は全てねじ山角度約30度であるう
えにその下方部が上方の締付用ねじ部３ａや中間
の案内用ねじ部３ｂと比較して小径で該案内用ね
じ部３ｂより長くてねじ径が等しいさぐり用ねじ
部３ｃに形成されているから、軸部１がグロメツ
トＡに軸線を一致させた状態で挿入されたうえ小
さなねじ込みトルクで筒状主体Ｂの挿込孔Ｄに浅
いねじ溝を刻設しながら真つ直ぐに容易に螺挿さ
れる。次いで、ねじ込み操作を続ければ、グロメ
ツトＡに対し軸線を一致させて螺入されている小
径のさぐり用ねじ部３ｃの上方には下方に向かう
に従い徐々にねじ径が小さくなる案内用ねじ部３
ｂが一連に形成されているから、さぐり用ねじ部
３ｃにより刻設された浅いねじ溝は案内用ねじ部
３ｂにより案内されて破損されることなく小さな
ねじ込みトルクで容易に順次深い溝となり、この
間も前記さぐり用ねじ部３ｃが案内用ねじ部３ｂ
より長いので軸線が不一致になることがない。そ
して、さらに続けられるねじ込みによつて軸部１
の先端を挿込孔Ｄの下端開口から突出させつつ前
記案内用ねじ部３ｂの上方に一連に続かせた大径
の締付用ねじ部３ａが筒状主体Ｂの挿込孔Ｄに無
理なく螺入されてグロメツトＡは破損されること
なく、頭部２の座面がワツシヤハに当接すること
となる。なお、ねじ部３のねじ山角度を約30度と
したことはねじ込み操作及び締結状態の保持力の
点から好ましく、例えば、25度以下では緊締後の
保持力不足が生ずるおそれがあり、35度以上では
ねじ込み作業が悪くて使用上問題がある。このよ
うにして頭部２の座面がワツシヤハに当接したの
ちさらにねじ込み操作を続ければ、グロメツトＡ
の筒状主体Ｂは軸部１に形成されているねじ部３
のうち上方にあるねじ山角度約30度のねじ径が等
しい大径の締付用ねじ部３ａの大きなフランクに
より保持されて上方に持ち上げられることとなる
から、鍔部Ｃの下面と筒状主体Ｂとを連結して鍔
部Ｃの下面に続かせた胴部のうち対向位置にある
帯板部Ｅが外方に彎曲膨出してこれと前記鍔部Ｃ
との間に薄板イが挟持緊締されることとなるが、
緊締後においてグロメツトＡは軸部１の先方部に
形成された小径のさぐり用ねじ部３ｃにおいて浅
い溝が形成された後中間の案内用ねじ部３ｂの案
内下にねじ込まれたねじ径が等しいねじ山角度約
30度の大きな受圧面積の締付用ねじ部３ａのねじ
山で保持されているから、締結状態の保持力は大
きく、薄板イの緊締が解けるおそれがない。しか
して、このようなグロメツト用タツピンねじを製
造するには、頭部の座面に等径の上方軸部と、先
細テーパ状の中間軸部と、等径で前記上方軸部よ
り小径の下方軸部とよりなる軸部が形成されたね
じフランクを常法により圧造後転造ダイスをもつ
てねじ切りを行うことによつて容易に得られるか
ら、量産が容易で安価に提供できる利点もある。
に公知のグロメツトＡをその筒状主体Ｂの上端に
形成されている鍔部Ｃの下面が、薄板イに当接す
るよう嵌合させた後ワツシヤハを前記鍔部Ｃ上に
載置し、挿込孔Ｄに本考案に係るタツピンねじを
ねじ込めば、頭部２に続かせた軸部１に形成され
ているねじ部３は全てねじ山角度約30度であるう
えにその下方部が上方の締付用ねじ部３ａや中間
の案内用ねじ部３ｂと比較して小径で該案内用ね
じ部３ｂより長くてねじ径が等しいさぐり用ねじ
部３ｃに形成されているから、軸部１がグロメツ
トＡに軸線を一致させた状態で挿入されたうえ小
さなねじ込みトルクで筒状主体Ｂの挿込孔Ｄに浅
いねじ溝を刻設しながら真つ直ぐに容易に螺挿さ
れる。次いで、ねじ込み操作を続ければ、グロメ
ツトＡに対し軸線を一致させて螺入されている小
径のさぐり用ねじ部３ｃの上方には下方に向かう
に従い徐々にねじ径が小さくなる案内用ねじ部３
ｂが一連に形成されているから、さぐり用ねじ部
３ｃにより刻設された浅いねじ溝は案内用ねじ部
３ｂにより案内されて破損されることなく小さな
ねじ込みトルクで容易に順次深い溝となり、この
間も前記さぐり用ねじ部３ｃが案内用ねじ部３ｂ
より長いので軸線が不一致になることがない。そ
して、さらに続けられるねじ込みによつて軸部１
の先端を挿込孔Ｄの下端開口から突出させつつ前
記案内用ねじ部３ｂの上方に一連に続かせた大径
の締付用ねじ部３ａが筒状主体Ｂの挿込孔Ｄに無
理なく螺入されてグロメツトＡは破損されること
なく、頭部２の座面がワツシヤハに当接すること
となる。なお、ねじ部３のねじ山角度を約30度と
したことはねじ込み操作及び締結状態の保持力の
点から好ましく、例えば、25度以下では緊締後の
保持力不足が生ずるおそれがあり、35度以上では
ねじ込み作業が悪くて使用上問題がある。このよ
うにして頭部２の座面がワツシヤハに当接したの
ちさらにねじ込み操作を続ければ、グロメツトＡ
の筒状主体Ｂは軸部１に形成されているねじ部３
のうち上方にあるねじ山角度約30度のねじ径が等
しい大径の締付用ねじ部３ａの大きなフランクに
より保持されて上方に持ち上げられることとなる
から、鍔部Ｃの下面と筒状主体Ｂとを連結して鍔
部Ｃの下面に続かせた胴部のうち対向位置にある
帯板部Ｅが外方に彎曲膨出してこれと前記鍔部Ｃ
との間に薄板イが挟持緊締されることとなるが、
緊締後においてグロメツトＡは軸部１の先方部に
形成された小径のさぐり用ねじ部３ｃにおいて浅
い溝が形成された後中間の案内用ねじ部３ｂの案
内下にねじ込まれたねじ径が等しいねじ山角度約
30度の大きな受圧面積の締付用ねじ部３ａのねじ
山で保持されているから、締結状態の保持力は大
きく、薄板イの緊締が解けるおそれがない。しか
して、このようなグロメツト用タツピンねじを製
造するには、頭部の座面に等径の上方軸部と、先
細テーパ状の中間軸部と、等径で前記上方軸部よ
り小径の下方軸部とよりなる軸部が形成されたね
じフランクを常法により圧造後転造ダイスをもつ
てねじ切りを行うことによつて容易に得られるか
ら、量産が容易で安価に提供できる利点もある。
従つて、本考案は螺挿時においてグロメツトを
破損させることがないうえ使用中に緊締が解ける
おそれのないグロメツト用タツピンねじとして実
用的価値極めて大なものである。
破損させることがないうえ使用中に緊締が解ける
おそれのないグロメツト用タツピンねじとして実
用的価値極めて大なものである。
第１図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第２図、第３図はねじ込み過程を示す一部切
欠正面図、第４図、第５図は同じく一部切欠側面
図である。 １：軸部、２：頭部、３：ねじ部、３ａ：締付
用ねじ部、３ｂ：案内用ねじ部、３ｃ：さぐり用
ねじ部。
図、第２図、第３図はねじ込み過程を示す一部切
欠正面図、第４図、第５図は同じく一部切欠側面
図である。 １：軸部、２：頭部、３：ねじ部、３ａ：締付
用ねじ部、３ｂ：案内用ねじ部、３ｃ：さぐり用
ねじ部。
Claims (1)
- 上方のねじ径が等しい締付用ねじ部３ａと下方
に向かうに従い徐々にねじ径が小さくなる中間の
案内用ねじ部３ｂと該案内用ねじ部３ｂよりも長
くてねじ径が等しい下方の小径のさぐり用ねじ部
３ｃとよりなるねじ山角度約30度の一連のねじ部
３を頭部２に続く軸部１に形成したことを特徴と
するグロメツト用タツピンねじ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13237681U JPS5838022U (ja) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | グロメツト用タツピンねじ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13237681U JPS5838022U (ja) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | グロメツト用タツピンねじ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5838022U JPS5838022U (ja) | 1983-03-12 |
| JPS6131205Y2 true JPS6131205Y2 (ja) | 1986-09-11 |
Family
ID=29925910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13237681U Granted JPS5838022U (ja) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | グロメツト用タツピンねじ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838022U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6073914A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-26 | Umezawa Eng:Kk | 土留装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4843317U (ja) * | 1971-09-24 | 1973-06-05 | ||
| JPS5014053U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-14 | ||
| JPS52109459A (en) * | 1976-03-10 | 1977-09-13 | Res Eng & Mfg | Fastener for forming screw with double rope form and method of producing same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51151861U (ja) * | 1975-05-29 | 1976-12-04 |
-
1981
- 1981-09-05 JP JP13237681U patent/JPS5838022U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4843317U (ja) * | 1971-09-24 | 1973-06-05 | ||
| JPS5014053U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-14 | ||
| JPS52109459A (en) * | 1976-03-10 | 1977-09-13 | Res Eng & Mfg | Fastener for forming screw with double rope form and method of producing same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5838022U (ja) | 1983-03-12 |
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