JPS6130971B2 - - Google Patents

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JPS6130971B2
JPS6130971B2 JP12790780A JP12790780A JPS6130971B2 JP S6130971 B2 JPS6130971 B2 JP S6130971B2 JP 12790780 A JP12790780 A JP 12790780A JP 12790780 A JP12790780 A JP 12790780A JP S6130971 B2 JPS6130971 B2 JP S6130971B2
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JP
Japan
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jelly
wafer
jelly confectionery
confectionery
water
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Application number
JP12790780A
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English (en)
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JPS5755809A (en
Inventor
Toshihisa Matsui
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HOTSUKEI KOGYO KK
KANESHIRO SEIKA KK
Original Assignee
HOTSUKEI KOGYO KK
KANESHIRO SEIKA KK
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Publication date
Application filed by HOTSUKEI KOGYO KK, KANESHIRO SEIKA KK filed Critical HOTSUKEI KOGYO KK
Priority to JP12790780A priority Critical patent/JPS5755809A/ja
Publication of JPS5755809A publication Critical patent/JPS5755809A/ja
Publication of JPS6130971B2 publication Critical patent/JPS6130971B2/ja
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ゼリー菓子等を自動的にオブラート
包装する装置に関し、この装置は更にそれに関連
する乾燥工程などの後工程のためにこれらのオブ
ラート包装されたゼリー菓子を特殊容器に配列収
納する装置と租み合わせて使用されることができ
る。
従来の技術 ゼリー菓子等の粘着性の小片をオブラートのよ
うな薄膜材料で包装する作業は、従前は人手に依
存して行われ片手を常に水で濡らし片手を常に乾
いた状態とするなど(作業の詳細は省略)のほ
か、包装の仕上りも均一性を欠き煩雑であるだけ
でなく作業の疲労も甚だしいものであつた。
発明が解決しようとする問題点 粘着性の大きいゼリー菓子等は、その製造工程
中に個々の小片に切断されても、その移動中に互
いに再び粘着するので従来は人手によつて個々に
つまみ上げて、乾燥したオブラートで包む作業を
行つているので、作業者は、片手を乾燥状態に、
片手を水に濡らしてゼリー菓子を包装することに
なり、作業能率が悪いばかりでなく包装の仕上が
りも均一性を欠く状態であつた。
発明の構成 本発明は、粘着性のゼリー菓子の包装工程にお
ける上記の問題点を解決し、人手によらずに能率
的にかつ仕上がりも良好なオブラート包装を自動
的に行なうことのできる装置を提供することがそ
の目的である。
作 用 本発明によるゼリー菓子等のオブラート包装装
置の作用を概説すると次の通りである。
ほぼ立方状の小片に形成された多数のゼリー菓
子を一列密接状態で前進させるための移動溝を形
成するように互いに対向する多数の断面L形の吸
水性多孔質ブロツクおよび前記対向する多数の断
面L形ブロツク間に介在して前記溝の一部を画成
する細長い固定受台を有する無端チエーン・コン
ベヤと、前記チエーン・コンベヤの表面を常に湿
潤状態に保つために前記チエーン・コンベヤの下
部走行部に接触する含水ローラおよび前記含水ロ
ーラに給水する水槽と、前記溝を形成する前記L
形ブロツクに担持されて前進する前記ゼリー菓子
の最前端の1個が常に湿潤状態に保たれたストツ
パに到達したときに、前記最前端の1個のゼリー
菓子に接触状態にて後続する第2個目のゼリー菓
子の上面を一時的に抑える湿潤状態にある吸水性
多孔質頭部を有する抑えレバーと、前記最前端の
1個のゼリー菓子のみを突上げるために前記固定
受台の前端部に隣接して前記無端チエーン・コン
ベヤの前記対向L形ブロツク間の間隙を貫通して
垂直に運動可能に設けられ常に湿潤状態にある吸
水性多孔質の突上棒と、前記突上棒の上方におい
てオブラートを水平に引張るオブラート把持器
と、更に前記引張られたオブラートの上方から前
記突上棒に向つて下降し、前記突上棒との間に前
記ゼリー菓子と前記オブラートとを挾持する協力
棒と、前記協力棒と前記突上棒とによつて前記ゼ
リー菓子と前記オブラートが挾持されているとき
に前記オブラートを所要の長さに切断するカツタ
と、前記突上棒と前記協力棒とが前記オブラート
を乗せた状態のゼリー菓子を上昇させたときに、
ゼリー菓子の両側のオブラートを折り下げ、かつ
ゼリー菓子の両側から把持する把持腕と、前記突
上棒の下降後に、前記折り下げられた一方のオブ
ラートを前記ゼリー菓子の底面に撫でつける湾曲
部を持つ揺動板と、次に前記把持腕が前記ゼリー
菓子を担持したまま相対的に側方に移動すること
によつてゼリー菓子折り下げられた他方のオブラ
ートを前記ゼリー菓子の底面に撫でつける湾曲面
を持つ平滑部材とを有するゼリー菓子等をオブラ
ートで包装する装置である。
実施例 以下、添付図面を参照して、本発明によるゼリ
ー菓子等の自動包装装置およびそれに関連する収
納装置の詳細を例示的に説明する。
第1図は、本発明装置の全体を説明するための
斜視図であつて、本発明の直接の要部を構成しな
い関連機構(各支持台、各駆動モータ、空気およ
び水の配管、電気的制御回路など)は省略または
必要程度に示してある。
第2図A,B,C,D、およびEは、第1図の
みでは説明困難と思われる機構、すなわちゼリー
菓子をオブラートで巻き包む機構を特に詳細に工
程順に示した説明図である。
以下の説明は、ゼリー菓子が順次送られて行く
過程に従つて、本発明装置の構成と動作とを同時
に説明する方が理解し易いのでそのような順序で
行なうことにする。
前に述べたように、図示しない適当なゼリー菓
子製造機械によつて個々の六面体の角片状に作ら
れたゼリー菓子1は、無端チエーン・コンベヤ2
の中央溝8の上に移される。無端チエーン・コン
ベヤ2は、チエーン4によつて矢符Aの方向に移
送される断面L形の両側の対向ブロツク5を有
し、両側ブロツクの段部間に前記中央溝3を形成
するようにされ、この中央溝3の中央部の対向ブ
ロツク間が直接対面する間隙部にはチエーン・コ
ンベヤ装置の静止支持枠に固定された細長い固定
受台6が両側ブロツクとほぼ同一面好ましくは僅
かに低い面を形成するように設けてある。この細
長受台6は、後に説明するようにゼリー菓子をオ
ブラートで包む場所まで延びていて下降した位置
にある突上棒23の上面と隣接する同高位置に終
つている。無端チエーン・コンベヤ2のL形ブロ
ツク5は、ゼリー菓子1を載せて移動する際に、
これに粘着しないようにするためチエーン・コン
ベヤの下部走行部の適当箇所において流水水槽7
に浸された適当な含水ローラ8によつて常に表面
を湿潤状態に保たれる。従つてこれらのブロツク
5および受台6は水分を含浸する性質の適当な連
続多孔質の個体材料を用いることが必要である。
チエーン・コンベヤ自身およびその駆動モータに
ついては説明は省略する。次に、ゼリー菓子を包
むためのオブラート紙9は、適当の制動器、例え
ば制動錘10を持つたスプール11から供給され
るが、その送り出しは次に第2図を参照して説明
するゼリー菓子包装工程においてオブラートを引
き出す把持器12によつて行なわれる。オブラー
トの通路には、中央ローラ軸13を中心として回
動する前後のローラ14,14を含むテンシヨ
ン・ローラ装置と、ガイド・ローラ15と、オブ
ラートの送給量を検出するパルス発生器16と、
オブラート引出把持器12の作動杆17と連動
(第1図にカム18を示す)して把持器12がオ
ブラート9を引き出している間以外はオブラート
表面を抑えるようにしたゴム板19と、オブラー
ト案内枠20とが配列されているが、それらの各
詳細も説明を要しないであろう。
次に、最初に説明したようにチエーン・コンベ
ヤ2によつて相互にほぼ密接状態で送り込まれる
ゼリー菓子1を、スプール11から送り出される
オブラート9で包む機構および工程について説明
する。
この工程部分は、第1図の全体斜視図では現わ
しきれないので、第2図A,B,C,D、および
Eを参照して説明する。
チエーン・コンベヤの対向L形ブロツク5間の
溝3上に乗つて進んで来るゼリー菓子1(後続部
分を省略)の真下には溝の中心線の位置に細長い
固定受台6があるが、第2図に示すオブラート包
装機構の中央部でこの固定受台は終わつている。
この固定受台6の終端部22に隣接してその上端
面が受台の上面と一致する位置にある突上棒23
(第2図A)は、最前端のゼリー菓子を適時に突
き上げるようにL形ブロツク間の間隙内を上下す
るように動作する。そおのためには、この突上棒
23より更に前方(第2図右方)に給水管24′
によつて常に湿潤されているストツパ24に先頭
のゼリー菓子が到達する直前を検知する光電監視
器25によつて突上棒が制御される。また、先頭
のゼリー菓子だけを突き上げるために、その後続
のゼリー菓子をその間だけ抑える必要があるので
突上棒23と同期的に上下運動をする協力棒26
と関連してカム動作する抑えレバー27を持つて
いる。この抑えレバー27および協力棒26は、
第1図にも示してあるのでチエーン・コンベヤ2
との空間的関係位置も理解されるであろう。抑え
レバーは、給水管28′によつて常に湿潤状態に
ある抑え頭部28と、枢軸29、引張ばね30、
カムローラ31を持ち、このカムローラ31は、
上下動する協力棒26に設けたカム溝32によつ
て動作する。
一方、スプール11から供給されるオブラート
9は、第1図に示すようにテンシヨン・ローラ、
ガイド・ローラ15、パルス発生器16、抑えゴ
ム板19を経て案内枠20内を通つてオブラート
引出器12によつて引き出されることは前に述べ
た通りであるが、第2図によつて更にこれを補足
して説明すると、図中21はオブラート案内枠2
0の底面を構成する送出台板を示し、その先端縁
部に隣接して断面のみを示す規制片33は、送出
台板21との間にオブラート9の先端部を一定位
置から排出させるようにするスリツトを形成する
とともに、オブラート把持器12がオブラートの
先端をつかみ易いようにするために好適にはオブ
ラート把持器の先端部と規制片33の先端部とが
少なくもその一部分において互いに指組状に形成
され、また把持器12の先端部は若干拡開されて
いる。カツタ34は、オブラート送出位置に近接
して設けられ、カム35および戻りばね36(第
1図)により通常態様に適時に動作する。以上の
説明までで、オブラート9が引出把持器12によ
つてゼリー菓子1個分を包装する長さが引き出さ
れることが理解される。第2図Aは、その時期に
おける状態を示し、カツタ34は、まだ動作して
いない。第2図各図において、上方に示した1対
のゼリー菓子把持腕40は、その対面部44によ
つてゼリー菓子側方のオブラートを折り下げた
後、両腕間の引張ばね41によつてゼリー菓子1
を把持するようにされ、(第2図C参照)、腕40
の開閉動作は、これらの腕を支持する回転軸51
(第1図)と次に説明する静止した滑りテーブル
50とのカム運動によつて行われることができる
が、ここでは説明を省略する。滑りテーブル50
は、このオブラート包装装置の第2図の部分の中
心に向つて下向きに湾曲する旋回方向の湾曲部5
2を持ち、ゼリー菓子をオブラートに包む最終工
程(第2図D参照)において把持腕40の移動
(矢符B方向)につれてオブラート9をゼリー菓
子1の底面に折りつける作用をするために少なく
もオブラートの幅すなわち通り路にわたつて設け
られる。また、同様に少なくもオブラートの幅に
相当する長さを持つかまぼこ状頭部42を有する
揺動板43は、図示は省略したが、協力棒26の
上下運動と連動して、把持腕40に保持されてオ
ブラートで半ば包まれた状態にあるゼリー菓子の
下面をなでるように揺動(第2図CからDへ)す
るようにされている。
従つて、前に述べた第2図Aの状態の次には、
チエーン・コンベヤ上の先頭のゼリー菓子1だけ
が突上棒23によつて持ち上げられる一方、協力
棒26が下降して、展張状態にあるオブラート9
(第2図B)を押し下げつつ突上棒23上のゼリ
ー菓子1を迎えるように抑える。そのときカツタ
34は、オブラート9を切断し、把持器12は開
いてオブラートを解放するので、以後はゼリー菓
子1はオブラートで上面を被われた状態で、突上
棒23と協力棒26とで挾持されたまま上昇し
て、所定間隔に両腕間を開いて持つた把持腕40
の対面部44間に挿入されるので(第2図C参
照)ゼリー菓子1上面のオブラートは、その両側
が折り下げられる。ゼリー菓子1が引張ばね41
によつて把持された後、突上棒23は下降し、揺
動板43が反時計方向(第2図D)に揺動するこ
とによつて図に向つて右側のオブラート垂下部は
ゼリー菓子の底面に撫でつけられる。以後は、把
持腕40が第2図Dの矢符B方向にテーブル50
上を軸51により旋回することによつて、左側の
オブラート垂下部は、テーブル切込部の湾曲部5
2に接触摺動することによつて折りたまれてゼリ
ー菓子の底面に付着し、これでゼリー菓子1はそ
の全側面をオブラートで巻き包まれた状態とな
り、以後は把持腕40に把持されたまま滑りテー
ブル50上を円周軌道を画いて移動する。なお、
以上の動作中に、オブラートが切れたりした場合
にはパルス発生器16によつて直ちに検出されて
機械全体を停止することができる。またチエー
ン・コンベヤ上のゼリー菓子が突上棒23の真上
に進んだときに光電監視器25が作用してチエー
ン・コンベヤを停止することは前に述べた通りで
あるが、第2図について説明したゼリー菓子のオ
ブラート包装工程が終わつたときにチエーン・コ
ンベヤは再び前進するように制御される。
ここで、把持腕40がオブラートで包まれたゼ
リー菓子を挾む動作、滑りテーブル50上を回転
する動作および適当の旋回位置でゼリー菓子を離
す動作を例示的に説明する。第3図はその要部を
1対の把持腕40について略示する平面図であつ
て、両腕の根元45は回転軸ボス部46に枢支さ
れ、両根元間は歯車噛合47によつて対称動作す
るように構成される。一方の根元部から突出する
カム腕の先端に設けたカム・ローラ48は図示し
ないばねにより回転軸方向に引寄せられながら静
止カム周面49上を転動してほぼ半円周ごとに把
持腕40を開閉することができる。
把持腕40はこのようにして、オブラートで包
まれたゼリー菓子1を把持して、中心回転軸51
によつて全体として旋回し、滑りテーブル50上
を旋回する。そのとき、把持腕40に保持された
ゼリー菓子1は、テーブル50上面に設けた低電
圧電極リング53の上に沿つて摺動するので、も
しゼリー菓子の底面のオブラート9(第2図のよ
うに最終的に折りたたまれるオブラート)が、正
しい包装状態にない場合或いは破れている場合に
はゼリー菓子が直接に電極リングに接触すること
により電極間の抵抗を変化するのでこれを検出し
て各駆動部の運転を中断することができる。この
滑りテーブル50は、このようにゼリー菓子のオ
ブラート包装状態を検査すると同時に、次の工程
すなわち特殊容器内にゼリー菓子を配列する装置
の溝状コンベヤへ等間隔一列状態で送り出す作用
をする。
第1図に60で示す溝状コンベヤの底面を進行
する無端チエーン・コンベヤ61は、その両端に
ゼネバ・ギヤ62を示したように断続的に運動し
て、それから突出した横棒63がゼリー菓子を1
個づつ押すようにされる。溝コンベヤ60の底面
は、第1図においてゼリー菓子1が現に乗つてい
るところまでには存在するが、それより先には存
在しない。この底面のない部分は次の工程(特殊
容器への移送)において可動底板をだるま落し式
動作で1挙に移動することによつて所定個数のオ
ブラート包装ずみゼリー菓子を容器内に落下させ
るためであるが、それらの関連装置は後に説明す
る。そこで、前記のようにテーブル50上を摺動
して来たゼリー菓子1(以下、オブラートで包ま
れていることは必要時以外は省略する。)を溝状
コンベヤ60に送り込むための装置を説明する。
第1図を見る限りでは、ゼリー菓子1を把持した
把持腕40は溝60の入口64の前方に到着して
示され、そのゼリー菓子を上方から押し下げる押
下げレバー54が見える。第1図では見えない部
分すなわちテーブル50上から溝60内へゼリー
菓子を移動する機構を第4図に略示する。ゼリー
菓子1、それを保持する把持腕40、適時にゼリ
ー菓子を押し下げる押下げレバー54、滑りテー
ブル50、溝底60の相互関係位置で分かるよう
に、ゼリー菓子1はテーブル50上を摺動して矢
符Cの方向に送られる途中でテーブル50と溝底
60との間の受渡しをするために上下動する受台
55の上昇位置55′に達して一時停止(前述の
オブラート包装工程と同時)する。受台55が下
降すると同時に押下げレバー54がゼリー菓子1
を押し下げることにより、ゼリー菓子は比較的弱
いばね41の把持力から離脱して受台55の下降
にともなつて1′のように溝底60のレベルに下
降する。押下げレバーが上昇した後に、間欠送り
チエーン61が前進して受台上のゼリー菓子を推
進横棒63で押しながら、溝60の中に入つて行
く。受台棒56および押下げレバー54の運動に
ついては、図示しない周知適当の連動カム装置、
リング装置等によるけれども説明は省略する。
以上の説明で、ゼリー菓子は等間隔一列状態で
溝60内を間欠的に送られることが分かる。参考
までにこの間欠送り速度を述べると、現状におい
ては1秒に一送りであつて、熟練した人手による
送り速度の約2倍であるので、労力の節約と製品
の均一および衛生的にも格段の利益をもたらすこ
とができる。
次に、溝内を等間隔一列状態に送られるゼリー
菓子を次の工程(この場合は、ゼリー菓子を乾燥
および熟成する工程)に送るための特殊容器70
に移送する装置について説明する。
大体の配置を理解するために、第1図の空容器
70と、ゼリー菓子を収納した容器71と、ゼリ
ー菓子を配列中の容器73と容器送り用チエー
ン・コンベヤ74との関係位置を示す側面略図を
第5図に示した。第5図の75,76は、第1図
では省略されている容器案内枠を示し、77は、
ゼリー菓子を受容する位置にある容器73を所要
の距離だけ順次押し進める(矢符D)のためチエ
ーン・コンベヤ74に付着したプツシヤである。
前に述べたようにゼリー菓子1(前記のように
オブラートで包装ずみのもの)は、溝60の中を
等間隔一列に運ばれて来る。溝60の前方の容器
73の真上の部分には溝の底が存在せず、その部
分には瞬間的に取り払うことのできる底板65が
ある。この可動底板65は、第1図では適当のL
状の板体として示し溝に対してその長さ方向に移
動するように空気シリンダ66によつて動かされ
るように例示されているが、溝に対して横断方向
に移動する板体であつても差支えなく、いづれに
しても、これらの可動板はなるべく急速に取り払
われる所謂だるま落し作用(矢符E)をすること
が望ましい。このように容器73内に落下したゼ
リー菓子は、本工程の場合には特に容器70内に
波形の受面78を設け、この受面を好ましくは通
気性の板体によつて構成したので、ゼリー菓子1
を収容した後にその下面側にも適当な乾燥および
通気を確保することができる。
容器71には、ゼリー菓子1を10行4段に示し
てあるが、その数はもちろん任意に設計され、そ
の段数に応じて容器73を断続的に送ることはも
ちろんである。最後に、空容器70を案内枠75
に沿つてレール80上に降し、以後ゼリー菓子を
収容しながらプツシヤ77によつて断続的に前進
した後、ゼリー菓子収納ずみの容器71を順次に
案内枠76に沿つて押し上げるためには、四隅を
支持レバー81で支持されて、積み重なつている
空容器70の底面、第1図では底縁部79を、支
持バー82で下方から押し上げた後、支持レバー
81をそれぞれ前方に傾けて容器から離し、支持
バー82を下降して適時に支持レバー81を垂直
位置に戻せば、支持レバー81は最下段から2番
目の空容器70を支持する位置に挿入される。各
容器の四隅の切欠部83はこのような場合に支持
レバー81の先端部が挿入されるために設けてあ
る。そして第2段以上の容器重量が全部支持レバ
ー81によつて支えられた状態となれば、支持バ
ー82を更に下げることによつてその容器70は
案内レール80の上に載ることができる。
レール80上を断続的に進行する容器73は、
ゼリー菓子を載せている可動底板65を瞬時に水
平動させることによつて所定個数(第1図では10
個)を溝内から受取り、最終的に満載状態71
(第1図では40個)となる。次に、ゼリー菓子を
満載した容器71を逐次下から重ねて案内枠76
に沿つて押し上げる動作は、空容器70を案内枠
75に沿つて逐次下降する前述の動作を逆行すれ
ばよいので、繰り返し説明することは省略し、関
係部品の符号81,82,83およびストツパ8
4を示すに止める。
なお、上記の説明中においてもその都度触れて
置いたように、ゼリー菓子1にオブラート9を巻
つけるるまでの工程中にゼリー菓子に直接接触す
る機械部分はその表面を常に水(或いは少量の糖
分を含むことは任意)で湿潤させていることが必
要であるので、それらの部品5,23,24,2
8を多孔性または含水性の材質とし、水タンク7
含水ローラ8給水管23′,24′,28′によつ
てそれぞれ湿潤されていることが特に必要であ
る。
効 果 以上、本発明によるゼリー菓子オブラート包装
および収納装置の構想および動作を全体的に説明
したことによつて、本発明のゼリー菓子等をオブ
ラートで包装する装置は、特に粘着性の強いゼリ
ー菓子等の包装に適し、互いに接触状態で連続し
て送られる多数のゼリー菓子を1個づつ取り外し
つつ、かつゼリー菓子に粘着しないように常に水
(少量の糖分を混入してもよい)で湿潤状態に保
たれた表面を持つ装置で取扱うとともに、オブラ
ートで包装した後は、もちろん乾燥した表面の装
置で取扱つているので、従来の人手による包装作
業の問題点はすべて解消され、能率的かつ正確な
包装が得られることが理解されるであろう。ま
た、別記の特許請求の範囲に記載の要旨内におい
て部品の変更、相対配置の変化等多くの変形を行
うことができることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の全体を示す斜視図であ
つて、通常の付属装置(動力機構、電気的制御回
路、各部支持機構等)は省略して示し、第2図A
乃至Eは、ゼリー菓子をオブラートで包装する工
程の説明図、第3図は、ゼリー菓子をオブラート
で包装し、かつ移動するための把持腕の動作説明
図、第4図は、オブラート包装ずみのゼリー菓子
を等間隔一列状態に送り出す工程の説明図、第5
図は、オブラート包装ずみのゼリー菓子を容器内
に配列収納する工程の説明図である。 1……ゼリー菓子、2……無端チエーン・コン
ベヤ、3……中央溝、5……L形ブロツク、6…
…固定受台、7……水槽、8……含水ローラ、9
……オブラート、12……オブラート把持器、1
6……パルス発生器(オブラート送給監視)、1
9……オブラート抑え板、20……オブラート案
内枠、23……突上棒、24……ストツパ、25
……光電監視器、26……協力棒、27……抑え
レバー、28……抑え頭部、33……オブラート
規制片、34……カツタ、40……ゼリー菓子把
持腕、41……引張りばね、42……揺動板湾曲
部、43……揺動板、44……把持腕の対面部、
45……把持腕根元部、46……回転軸ボス部、
47……歯車噛合、48……カム・ローラ、49
……カム周面、50……滑りテーブル、51……
回転軸、52……テーブル湾曲部、53……低電
圧リング、54……押し下げレバー、55……上
下動受台、60……ゼリー菓子送出溝、61……
間欠送りチエーン、62……ゼネバ・ギヤ、63
……ゼリー菓子推進横棒、65……可動底板、6
6……空気シリンダ、70……特殊容器、71…
…ゼリー菓子を満載した特殊容器、73……ゼリ
ー菓子を配列中の特殊容器(第1図点線)、74
……容器送りチエーン、77……プツシヤ、78
……波形受面、80……容器案内レール、81…
…容器支持レバー、82……容器支持バー、83
……容器切欠部、84……ストツパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに接触一列状態で無端チエーン・コンベ
    ヤにより連続的に進行する粘着性の多数のゼリー
    菓子を1個づつ取り外してオブラートで包装する
    装置であつて、前記無端チエーン・コンベヤ2
    は、互いに対向する多数の断面L形の吸水性多孔
    質ブロツク5と、前記対向する多数の断面L形ブ
    ロツク間に介在し前記多数のゼリー菓子を摺動可
    能に支持する細長い固定受台6と、前記チエー
    ン・コンベヤの下部走行部に接触する含水ローラ
    8および前記含水ローラに給水する水槽とを有
    し、前記ゼリー菓子を摺動可能に支持する前記細
    長い固定受台6の先端において前記ゼリー菓子を
    1個づつ取り外してオブラートで包装する装置
    は、最前端のゼリー菓子を受止める湿潤状態のス
    トツパ24と、前記ストツパ24と前記固定受台
    の先端との間隙に垂直運動可能に設けられた湿潤
    状態にある吸水性多孔質の突上棒23と、前記最
    前端の1個のゼリー菓子が前記突上棒23の上に
    あるときに、後続する第2個目のゼリー菓子の上
    面を一時的に抑える湿潤状態の抑えレバー27
    と、前記突上棒23の上方にオブラート9を水平
    に引張るオブラート把持器12と、前記引張られ
    たオブラートを前記突上棒23と協力して前記最
    前端のゼリー菓子の上面に付着させる協力棒26
    と、前記オブラートを所定長さに切断するカツタ
    34と、前記ゼリー菓子の両側のオブラートを折
    り下げ、かつ把持する1対の把持腕40と、前記
    ゼリー菓子の折り下げられたオブラートの一方を
    前記ゼリー菓子の底面に撫でつける揺動板43
    と、前記把持腕40に保持されて側方に移動する
    ときに前記折り下げられたオブラートの他方が前
    記ゼリー菓子の底面に撫でつけられるように配置
    された湾曲部を持つテーブルとを有することを特
    徴とするゼリー菓子等をオブラートで包装する装
    置。
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