JPS6130585B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6130585B2
JPS6130585B2 JP52094265A JP9426577A JPS6130585B2 JP S6130585 B2 JPS6130585 B2 JP S6130585B2 JP 52094265 A JP52094265 A JP 52094265A JP 9426577 A JP9426577 A JP 9426577A JP S6130585 B2 JPS6130585 B2 JP S6130585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suture
elongation
gpd
denier
isotactic polypropylene
Prior art date
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Expired
Application number
JP52094265A
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English (en)
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JPS5324424A (en
Inventor
Daburyuu Kamingusu Junia Paashiparu
Eichi Gutsudoman Za Saado Jon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wyeth Holdings LLC
Original Assignee
American Cyanamid Co
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Filing date
Publication date
Application filed by American Cyanamid Co filed Critical American Cyanamid Co
Publication of JPS5324424A publication Critical patent/JPS5324424A/ja
Publication of JPS6130585B2 publication Critical patent/JPS6130585B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L17/00Materials for surgical sutures or for ligaturing blood vessels ; Materials for prostheses or catheters
    • A61L17/14Post-treatment to improve physical properties
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/02Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D01F6/04Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polyolefins
    • D01F6/06Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polyolefins from polypropylene

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
外科用縫合糸は二つの広い組に分類される。腸
線またはポリグリコール酸のような人体中に吸収
されるものおよび人体の組織および体液の作用に
よつてほとんど変化を受けずに残る非吸収性縫合
糸である。このような非吸収性縫合糸はしばしば
修理した組織が治癒した後に取り除かれる。しか
し例えば心臓の修理又は心臓血管手術の場合のよ
うに組織が回復しても自己保持性になることはな
く縫合糸は引き続き欠くべからざる支持体でなけ
ればならぬ場合も多い。このような用途に用いら
れる縫合糸のいくつかの重要な特性の中に次のよ
うなものがある:(a)治療個所の破壊をもたらす可
能性のある連続応力下の縦方向ののび又はクリー
プに対する抵抗性、および(b)血液の流れから来る
連続脈動によつて大動脈のような容器中に生ずる
長期の連続する曲げに対する縫合糸の耐性又は心
臓治療部の心臓鼓動による連続的曲げ作用に対す
る耐性。良くできた縫合組み糸ならば屈曲とクリ
ープに対する抵抗力は固有のものであるが、多く
の用途では外科医は組み糸よりも単繊条糸を用い
ることを好む多くの理由がある。 本発明の縫合糸は下記のような調製法による繊
条から慣習的な方法で調製される。すなわち、繊
条は針に通されて捲かれ常法により包装され殺菌
される。後記の実施例に詳記されるようにこれら
縫合糸の屈曲に対する寿命とクリープ抵抗は特定
の太さの個々の縫合糸についてそれぞれ独特であ
る。 従来一般に非吸収性縫合糸として広く用いられ
たものは高密度の線状ポリエチレン縫合糸であ
る。しかしこのような縫合糸を心臓修理および心
臓血管の外科処理に用いた場合にその長期屈曲寿
命が良くないことによつて失敗したことが報告さ
れている。現在市販されているポリエチレン縫合
糸は本発明の新規縫合糸と比較すると屈曲寿命お
よびクリープ性で劣つていることが見出される。 我々の発見によると、適当な操作条件下で単繊
維を調製することによりこのアイソタクチツク
ポリプロピレンの縫合糸の持つ他の重要な特長を
傷けることなく極めてすぐれた長期間屈曲寿命お
よび改善されたクリープ抵抗性(この性質の故に
この縫合糸が傷の修理に好ましいものとするので
あるが)を持つポリプロピレン縫合糸が得られ
る。本発明によると平均分子量約350000(但しこ
れ以上又はこれ以下も可であるが)の本質的なア
イソタクチツクポリプロピレンを約218℃(425
〓)乃至約288℃(550〓)の温度で慣用されてい
る押出機を用いて押し出した後、約52℃(125
〓)乃至約79℃(175〓)の温度の液中に急冷す
る。形成された繊条を次ぎにゴデツト(godet)
装置を用いて先づ約1.0×乃至約5.0×に引張る。
第一ゴデツトからの撚糸は96.1℃(205〓)の熱
水を入れた6フイートのタンクを通り第二ゴデツ
トによつて延伸比約5.0×乃至約8.0×となるよう
に再び延伸される。この二回延伸撚糸を更に6フ
イートの149℃〜232℃(300〓〜450〓)の赤外線
室を通過させて延伸し最終延伸約0.95×乃至約
1.6×とする。次にこの繊条を集めて必要な長さ
に切断する。このようにして得た繊条の屈曲寿命
およびクリープ抵抗はポリエチレンおよび現在市
販されているポリプロピレン縫合糸に比してすぐ
れている。「実質的にアイソタクチツク」の意味
はこのポリプロピレンは約15%までのアタクチツ
クな立体配置を持つがこれは望みうる最高の完全
度のアイソタクチツク立体配置であることを意味
する。 本来の色又は銅フタロシアニンブルーで着色し
たような着色アイソタクチツク ポリプロピレン
の小粒を慣習的な樹脂押出機の供給ホツパー中に
入れ、水冷された押出機ホツパーののど中に重力
によつて流入される。ここで押出機バレン中を可
変速度推進単位によつて駆動される押出スクリユ
ーによつて押し進められる。バレルの温度はバレ
ルを取り巻く三個の電熱帯によつて約218℃〜287
℃(425〓〜550〓)に温度調節される。調節単位
はパネルボード中におかれる。溶融したポリマー
は押出機中で紡糸ヘツド中に押し流される。ヘツ
ドの温度は加熱体制御装置によつて調節される。
溶融ポリマーの流れは可変速度駆動によつて作動
する精密計量ポンプによつて調節される。このポ
ンプは正確に計量された量の溶融体を連続的に多
孔紡糸噴出孔を通して押し出す。溶融流は約52℃
〜79℃(125〓〜175〓)の温度制御された急冷却
浴中を通過し液中の二本のローラーおよびガイド
ワイパー装置を経てゴデツトステイシヨンによつ
て引張られる。ゴデツトステイシヨンはスキユー
ドゴデツトより成り、これによつて繊条は約1.0
×乃至約5.0×に延ばされ引続いて固化される。
次に繊条は電気的に加熱され温度制御された6フ
イートの熱水延伸タンク中を第一ゴデツト装置よ
りも速い表面速度で回転する第二ゴデツト装置に
よつて引張られる。この速度差より約5.0×乃至
約8.0×の延伸が繊条に与えられて繊条を部分的
に方向性となし且つ直径を著しく減少すると共に
強度の増加を招来せしめる。第二のゴデツト装置
を出た繊条は第三ゴデツト装置により約149℃〜
232℃(300〓〜450〓)の赤外線室を通過して約
0.95〜1.6×の延伸比を以て延伸される。 次に繊条は分けられて周知の方法で巻きわくに
巻かれる。すなわち個々の繊条はガイドを通つて
分けられローラー、引張りアームおよび往復横ガ
イドを通過後最後に巻きわく上に巻き取られその
後の処理例えば切断、針通し、包装、殺菌等のた
めに保存される。 上記のように調製した実質的にアイソタクチツ
クなポリプロピレン繊条は上述のように本来の色
のまま又は着色して調製することができる。着色
はポリマー粒を押出機中に入れ例えば約1%また
はそれよりも少ない量の銅フタロシアニンブルー
のような顔料と機械的に混合することによつてお
こなわれる。望むならば慣習的な方法で可塑剤お
よび安定化剤を加えることもできる。 単一のストランド即ち単繊条が本発明の縫合糸
に適する。しかし当該技術において周知の撚糸又
は編み組の構造でも用いうる。縫合糸は断面が円
形、楕円形、平形、方形、三角形、又は他の形で
もよく、その特定の形は本発明の如何なる部分を
も構成しない。 本縫合糸は比較的安定なので真ちゆう管又は樹
脂包装中に乾燥包装される。しかし針が錆びるの
を防ぐためおよび無菌を確実にするために調整用
流体を用いることもできる。包装した縫合糸を酸
化エチレン又は他の殺菌用ガスで殺菌して密封す
るか、又は先ず密閉してから熱又は放射線で殺菌
することもできる。 すでに述べたように本発明の新規の縫合糸は現
在市販されているポリプロピレン縫合糸と比較し
て異例な長時間の屈曲寿命と著しく改善されたク
リープ抵抗を持つ。従つて本縫合糸は血液容器の
脈動などのような人体の運動から来る屈曲および
クリープに対してすぐれた抵抗を持つので生体内
で一層長期の有用な縫合糸の寿命を持つ。またそ
れらの縫合糸は外科用縫合糸として永久的又は半
永久的であるために必要とされる強度、非吸収
性、非毒性等の知られたポリプロピレン縫合糸の
他の属性を保持する。 上に簡単に述べたように本発明の縫合糸の独特
な性質は本質的にそれらの静クリープおよび疲労
又は屈曲寿命の数値によつてあらわされる。 さらに詳記すれば本縫合糸は主としてアイソタ
クチツクな縫合糸でその径は約0.0025乃至約
0.030インチ、約30乃至約3000デニールで次の諸
性質を持つ: 引張り強度 4.3〜7.5(gpd)(g/デニール) 結節強度 3.0〜5.0(gpd) 破断伸長率(伸度) 20〜30(%) ヤング率 5.4〜9.5×105psi 又は50〜80gpd 屈曲疲労抵抗(F)の定義 F=1.251×108×D-1.77 但しD=デニール 静クリープ(伸長率%) <8.0 インストロン引張試験 次表中にインストロン試験として報告される破
断伸張率(伸度)はインストロンテーブル型上で
一定延伸率引張り試験機上でおこなわれる。この
装置はインストロン・コーポレーシヨン(カント
ン・マサチユーセツツ州)の製品である。 試験方法はASTM D−2256 66T(1971版パー
ト24)にある。あご(ジヨー)部分での破断を防
ぐために撚糸および索状クランプを用いる。標準
寸法10インチの長さ(10″ゲージ長さ)と10イン
チ/分のクロスヘツド速度を用いると概略20秒の
破断時間となる。 静クリープ 静クリープ試験は使用環境条件下で応力のもと
に繊条が一定の長さを保持する能力を試験する設
計のものである。すなわち繊条を環境温度(36
℃)の水タンク中に保持しておこなう。約5イン
チの最初の距離を二つのシリコン球でしるし、こ
の球の間の距離の増加を5日間にわたつて毎日記
録する。 試験される縫合糸のゲージによつて約
0.625gpdの荷重による応力は変化する。その結
果を、原長を基準とする伸長率(%)で示す。 屈曲疲労抵抗 この試験の目的は血管移植又は類似の外科手術
において受けるような連続した応力変化および屈
曲に対する繊条の抵抗を明らかにするための速か
に行い得る手段を提供するにある。 本試験は毎分のサイクル数、屈曲角度および荷
重応力を変化させるように調節したTinius
Olsen MIT折たたみ耐久試験機を用いて行な
う。 この試験は175サイクル/分、270゜屈曲角およ
び次表に示すような約1.25gpdを用いておこなわ
れた。細い縫合糸については0.010ミルのクラン
プ、より太い縫合糸については0.020ミルのクラ
ンプを用いた。結果は破壊又は失格するサイクル
数を以て示す。 縫合糸の径 試験荷重(g) 7/0 44 6/0 75 5/0 175 4/0 300 3/0 500 2/0 850 1/0 1317.5 01 1808 02 2179 (ヤング)率 撚糸および索ジヨーおよび適当なセルを備えた
テーブル型インストロン引張り試験機を用いてヤ
ング率を測定する。20インチ/分のチヤート速度
を以て標準寸法10インチの長さクロスヘツド速度
10インチ/分を用いる。正統派的の応力−歪み曲
線のCE線の傾斜からヤング率を計算する。 結節強度 米国薬局方17巻291頁に記載される方法により
スコツトIP−4傾斜面試験機上で結節強度を測定
する。127mmの標準の長さ、適当な台車−重量の
組合わせと標準的外科用結節を用いて試験した。 下記の実施例は説明のみを目的として示され、
特に特許請求の範囲中に述べるものを除き本発明
に対する制限と解さるべきではない。例中のすべ
ての部および百分率は特にことわらない限り重量
に関する表示である。 実施例 1 平均分子量約352000のアイソタクチツクポリプ
ロピレンから大きさ2/0のポリプロピレン縫合糸
を次の如く調整する。 5%の銅フタロシアニンブルーを含有する449
部のマスターバツチと4540部のポリマー混合し小
さい鑵型回転機中で1/2〜1時間混合する。次に
混合物を押出機ホツパードライヤーにうつし71.1
℃(160〓)に15〜18時間乾燥する。 次いで3.3ポンド/時の速度で標準的混〓用ス
クリユー押出機を通して押出す。押出機のバレル
は232.7℃(451〓)、230℃(446〓)および249.4
℃(481〓)の三つの温度帯を持つ。ポンプと
過器を含むヘツド部分は229.4℃(445〓)、紡糸
噴出口の部分は279.4℃(535〓)に保たれる。紡
糸噴出口には径60ミルの毛細管の孔が四個ある。
孔を通過して押出された繊条は65.5℃(150〓)
に保たれた急冷水浴を通つてゴデツト装置によつ
て引き伸ばされる。該装置は36フイート/分の速
度で回転して第一次延伸率約2.5×を与える。撚
糸はこのゴデツトから出ると96.1℃(205〓)に
保たれた長さ6フイートの熱水浴を通過して
260.5フイート/分の速度で回転する第二ゴデツ
トによつて約7.2×比の延伸を受ける。次に250フ
イート/分の速度で回転する第三ゴデツトにより
204.4℃(400〓)に加熱された第二室を通過して
さらに0.96×の延伸比で引つ張られる。 かくして得た撚糸を4本の別々の繊条に分離し
糸捲き上に集めて個々の単繊条とされる。巻き取
りの最終にこれをほぐして適当な径のドラム上に
捲き取り縫合糸製造用の望む長さのストランドと
する。得た繊条の性質を上記のように測定する。
その結果を下記第1表に示す。 実施例 2 3/0の太さのポリプロピレン縫合糸を平均分子
量約352000のアイソタクチツクなポリプロピレン
から次のように調整する。 ポリマー中に5%のフタロシアニンブルー顔料
を含有するマスターバツチ449部とポリマー4540
部とを混合し、小型ドラム回転機中で1/2〜1時
間ひつくり返す。配合物を押出機ホツパー乾燥機
中に移し、71.1℃(160〓)に15〜18時間乾燥す
る。 次いで標準の混〓用スクリユー押出機を通して
3.6ポンド/時の割合でポリマーを押出す。押出
機には232.7℃(451〓)、230℃(446〓)および
249.4(481〓)に保つた三つのバレル帯がある。
ポンプおよび過器を含むヘツド部は229.4℃
(445〓)におよび紡糸噴出孔は279.4℃(535〓)
にそれぞれ保たれる。紡糸噴出口には径35ミルの
毛細管を有する8個の孔がある。噴出孔から押出
された繊条は65.5℃(150〓)に保たれた急冷水
浴中を通過して38フイート/分で回転するゴデツ
ト装置によつて引張られて約1.65×の第一延伸率
を与える。撚糸はこのゴデツトを通過後96.1℃
(205〓)に加熱された長さ6フイートの熱水延伸
タンクを通つて260.5フイート/分で回転する第
二ゴデツトによつて引張られ、約6.9×の延伸比
が与えられる。延伸された撚糸はさらに250フイ
ート/分で回転する第三ゴデツトにより204.4℃
(400〓)に加熱された第二室を通つて引張られ約
0.96×の延伸比が与えられる。 次に撚糸は8本の別々の繊条に分離され別々の
単繊条として捲き枠上に集められる。捕集の終り
に単繊条は適当な大きさのドラム上に再び捲き取
られ、縫合糸製造のために望まれる長さのストラ
ンドに切断される。これらの繊条の性質を下記第
1表に示す。 実施例 3 平均分子量約352000のアイソタクチツクのポリ
プロピレンから4/0の大きさのポリプロピレン縫
合糸を次のようにして調整する。 ポリマー中5%の銅フタロシアニンブルー顔料
をマスターバツチ449部を4540部のポリマーと混
合し、小型ドラム回転機中で1/2〜1時間ひつく
り返す。配合物を押出機のホツパー乾燥器に入れ
71.1℃(160〓)に15〜18時間乾燥する。 ポリマーを標準の混〓用スクリユー押出機を通
して22ポンド/時の割合で押し出す。押出機は
232.7℃(451〓)、230℃(446〓)および249.4℃
(481〓)に保たれた三つのバレル帯を持つ。ポン
プと過器を含むヘツドは229.4℃(445〓)に、
および紡糸噴出口は279.4℃(535〓)にそれぞれ
保たれる。噴出口には径35ミルの毛細管の孔が8
個ある。紡糸孔を通つて押し出された繊条は65.5
℃(150〓)に保たれた急冷水浴を通過し38フイ
ート/分の速度で回転するゴデツト装置によつて
引から約2.5×の第一延伸を受ける。このゴデツ
トから撚糸は260.5フイート/分の速度で回転す
る第二ゴデツトにより引かれ96.1℃(205〓)に
加熱された6フイートの長さの熱水タンク中を通
過して約6.9×の延伸比を受ける。延伸撚糸は第
二ゴデツトから232.2℃(450〓)の第二室を通過
して250フイート/分の速度で回転する第三ゴデ
ツトによつてさらに約0.96×の延伸比を受ける。 次に撚糸を別々の8本の単繊条に分離し別々の
単繊条として捲枠上に集める。 捕集の終りに単繊条は適当な大きさのドラム上
に再び捲き取り、縫合糸製造のために望まれる長
さのストランドに切断する。これらの繊条の性質
を測定した結果を第1表に示す。 実施例 4 太さ5/0のポリプロピレン縫合糸を平均分子量
約352000のアイソタクチツクのポリプロピレンか
ら次のように調製する: ポリマー中に5%の銅フタロシアニンブルー顔
料を含有するマスターバツチ449部と4540部のポ
リマーを混合し小型ドラム回転機中で1/2〜1時
間ひつくり返す。配合物を押出機のホツパー乾燥
器に入れ71.1℃(160〓)に15〜18時間乾燥す
る。 このポリマーを標準の混〓用スクリユー押出機
を通して1.3ポンド/時の割合で押し出す。押出
機には232.7℃(451〓)、230℃(446〓)および
249.4℃(481.〓)に保持された三つのバレル帯
がある。ポンプおよび過器を含むヘツドは
229.4℃(445〓)に保たれ紡糸噴出口は279.4℃
(535〓)に保たれる。噴出口には径35ミルの毛細
管の8個の孔がある。噴出孔を通つて押し出され
た繊条は65.5℃(150〓)に保たれた急冷水浴を
通つて35フイート/分の速度で回転するゴデツト
装置によつて引張られ約4.3×の第一延伸を受け
る。このゴデツトから撚糸は260.5フイート/分
の速度で回転する第二ゴデツトによつて96.1℃
(205〓)に加熱された6フイートの長さの熱水延
伸タンクを通過して約6.9×の延伸を受ける。こ
の延伸された撚糸は第二ゴデツトから、250フイ
ート/分の速度で回転する第三ゴデツトによつて
232.2℃(450〓)に加熱された第二室を通つて約
0.96×の延伸を受ける。 次に撚糸は8本の個々の繊条に分離され取枠上
に集められて別々の単糸となる。終わりに単繊条
は適当な大きさのドラム上に再び捲き取られ縫合
糸製造のための望まれる長さのストランドに切断
される。これら繊条の性質を下記第1表に示す。 実施例 5 平均分子量約352000のアイソタクチツクのポリ
プロピレンから6/0サイズのポリプロピレン縫合
糸を調製する。 4540部のポリマーを、ポリマー中5%の銅フタ
ロシアニンブルー顔料を含むマスターバツチ449
部と混合し小型ドラム回転機中で1/2〜1時間ひ
つくり返す。配合物を押出機ポツパー乾燥器に入
れ71.7℃(160〓)に15〜18時間乾燥する。 次にポリマーを標準の混〓用スクリユー押出機
を通して0.5ポンド/時の割合で押出す。押出機
には232.7℃(451〓)、230℃(446〓)および
249.4℃(481〓)に保たれた三つのバレン帯があ
る。紡糸噴出口には直径20ミルの毛細管の8個の
孔がある。噴出口から押出された繊条は65.5℃
(150〓)に保たれた急冷水浴中を通過し30.5フイ
ート/分の速度で回転するゴデツト装置によつて
引張られ約2.8×の第一延伸を受ける。このゴデ
ツトから撚糸は185フイート/分の速度で回転す
る第二ゴデツトによつて引つぱられ96.1℃(205
〓)に加熱された長さ6フイートの熱水を通つて
約6.1の延伸比で延伸される。この引張られた撚
糸はさらに第二ゴデツトから250フイート/分で
回転する第三ゴデツトによつて引かれ173.8℃
(345〓)に加熱された第二室を通過し延伸比1.35
×の付加的延伸を受ける。 撚糸は次いで個々の8本の繊条に分離され別々
の単繊条として取枠上に集められる。最後に適当
な大きさのドラム上に巻き取られ縫合糸製造のた
めに望まれる長さのストランドに切断される。こ
れら繊条の性質を下記第1表に示す。 実施例 6 平均分子量約352000のアイソタクチツクのポリ
プロピレンからサイズ7/0のポリプロピレン縫合
糸を次のように調製する: 4540部のポリマーを、ポリマー中5%の銅フタ
ロシアニンブルー顔料を含有するマスターバツチ
449部と混合し小型ドラム回転機中で30分間ひつ
くり返す。配合物を押出機ホツパー乾燥器に入れ
15〜18時間71.1℃(160〓)に乾燥する。 このポリマーを標準の混〓用スクリユー押出機
を通して0.3ポンド/時の速度で押し出す。押出
機には232.7℃(451〓)、230℃(446〓)および
249.4℃(481〓)に保たれた三つのバレル帯があ
る。ポンプと過器を含むヘツド部分は229.4℃
(445〓)に、および紡糸噴出口は279.4℃(535
〓)にそれぞれ保たれる。紡糸噴出口は径20ミル
の毛細管の8個の孔を有する。紡糸孔を押し出さ
れた繊条は65.5℃(150〓)に保たれる急冷水浴
中を通り30.5フイート/分の速度で回転するゴデ
ツト装置によつて引張られ、約4.8×の第一延伸
を受ける。このゴデツトから撚糸は161フイー
ト/分の速度で回転する第二ゴデツトにより96.1
℃(205〓)に保たれた長さ6フイートの熱水延
伸タンクを通過して約5.3×の延伸比の延伸を受
ける。引かれた撚糸は第二ゴデツトから250フイ
ート/分の速度で回転する第三ゴデツトにより
154.4℃(310〓)に加熱された第二室中を通過し
約1.55×の付加的延伸を受ける。 かくして得た撚糸は次に個々の8本の繊条に分
離され別々の単繊条として取り枠上に集められ
る。その最終時点で適当な大きさのドラム上に捲
かれ、縫合糸製造のために望ましい長さのストラ
ンドに切断される。これらの繊条の性質を検した
結果を実施例1〜6中に示された方法によつて調
製されたサイズ1/10,01および02の縫合糸の性質
に加えて下記第1表中に示す。 さらに同じサイズの市販アイソタクチツク ポ
リプロピレン縫合糸の対応する性質を下記第2表
に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の特性をもつことを特徴とする30乃至
    3000デニールの本質的にアイソタクチツク構造を
    持つポリプロピレン縫合糸: 引張り強度(gpd) 4.3〜7.5 結節強度(gpd) 3.0〜5.0 破断伸長率(%) 20.0〜30.0 ヤング率(psi) 5.4×105〜9.5×105 屈曲疲労抵抗(F)(破壊サイクル)は次式に
    よつて表わされる。 F=1.251×108×D-1.77 但しD=デニール 静クリープ(伸長率%) <8.0 2 外科用針に装着された本質的にアイソタクチ
    ツク構造のポリプロピレン縫合糸より成り、該針
    および縫合糸は殺菌され該ポリプロピレンは下記
    の特性を有する30乃至3000デニールの本質的にア
    イソタクチツク構造を持つポリプロピレン縫合
    糸: 引張り強度(gpd) 4.3〜7.5 結節強度(gpd) 3.0〜5.0 破断伸長率(%) 20.0〜30.0 ヤング率(psi) 5.4×105〜9.5×105 屈曲疲労抵抗(F)(破壊サイクル)は次式に
    よつて表わされる。 F=1.251×108×D-1.77 但しD=デニール 静クリープ(伸長率%) <8.0 であることを特徴とする針に装着された外科用縫
    合糸。 3 下記の特性を有する30乃至3000デニールの本
    質的にアイソタクチツク構造を持つポリプロピレ
    ン縫合糸 引張り強度(gpd) 4.3〜7.5 結節強度(gpd) 3.0〜5.0 破断伸長率(%) 20.0〜30.0 ヤング率(psi) 5.4×105〜9.5×105 屈曲疲労抵抗(F)(破壊サイクル)は次式に
    よつて表わされる。 F=1.251×108×D-1.77 但しD=デニール 静クリープ(伸長率%) <8.0 を外科用針に装着したる殺菌された針着き外科用
    縫合糸を無菌状態で内包する外科用縫合糸パツケ
    ージ。 4 単繊条の形の特許請求の範囲第1項記載の縫
    合糸。 5 次の(a)乃至(e)の工程 (a) 232℃(450〓)乃至287℃(550〓)の温度範
    囲において本質的アイソタクチツクポリプロピ
    レンを押出して一つの繊条を成形し; (b) 該繊条を1.0乃至5.0×に延伸しつつ51.6℃
    (125〓)乃至79.4℃(175〓)の範囲の温度の
    液中に急冷し; (c) 前記の急冷および延伸処理した繊条を96℃
    (205〓)の温度の加熱帯および延伸帯を通過せ
    しめて5.0×乃至8.0×の延伸を施こし; (d) 前記によつて得たる繊条を149℃(300〓)乃
    至232℃(450〓)の第二加熱および延伸帯を通
    過せしめて0.95×乃至1.6×の最終延伸を施こ
    し; (e) 得たる縫合糸を回収する。 より成ることを特徴とする 下記の特性を有する30乃至3000デニールの本質
    的にアイソタクチツク構造を持つポリプロピレン
    縫合糸: 引張り強度(gpd) 4.3〜7.5 結節強度(gpd) 3.0〜5.0 破断伸長率(%) 20.0〜30.0 ヤング率(psi) 5.4×105〜9.5×105 屈曲疲労抵抗(F)(破壊サイクル)は次式に
    よつて表わされる。 F=1.251×108×D-1.77 但しD=デニール 静クリープ(伸長率%) <8.0 の調製法:
JP9426577A 1976-08-10 1977-08-08 Seamed polypropylene yarn of isotactic structhre Granted JPS5324424A (en)

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