JPS6130547A - アリ−ルアセトアルデヒドの製法 - Google Patents
アリ−ルアセトアルデヒドの製法Info
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- JPS6130547A JPS6130547A JP59150317A JP15031784A JPS6130547A JP S6130547 A JPS6130547 A JP S6130547A JP 59150317 A JP59150317 A JP 59150317A JP 15031784 A JP15031784 A JP 15031784A JP S6130547 A JPS6130547 A JP S6130547A
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- solvent
- catalyst
- hydrogen
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は香料素材として、あるいは医薬、農薬およびア
ミノ酸の中間体として重要な物質であるアリールアセト
アルデヒドの合成法に関する。
ミノ酸の中間体として重要な物質であるアリールアセト
アルデヒドの合成法に関する。
アリールハロゲン化メチルを触媒の存在下に一酸化炭素
および水素と反応させてアリールアセトアルデヒドを合
成する方法は、ジ卑バルトオクタ春ルポタル触媒を用い
る方法としてアセトン溶媒中で行なう方法(ハンガリー
特許150412号公報ン、N−ジアルキ′)L/1f
換アミドアミド共存下う方法(特公昭55−31128
号公報)水および水に不混和な有機溶媒の二層中にて行
なう方法(特公昭55−4!1455号公報)及びアル
カリ金属またはアルカリ土類金属を用いて行なう方法(
特開昭56−115727号公報)がある。
および水素と反応させてアリールアセトアルデヒドを合
成する方法は、ジ卑バルトオクタ春ルポタル触媒を用い
る方法としてアセトン溶媒中で行なう方法(ハンガリー
特許150412号公報ン、N−ジアルキ′)L/1f
換アミドアミド共存下う方法(特公昭55−31128
号公報)水および水に不混和な有機溶媒の二層中にて行
なう方法(特公昭55−4!1455号公報)及びアル
カリ金属またはアルカリ土類金属を用いて行なう方法(
特開昭56−115727号公報)がある。
またコバルトテトラカルボニルアニオンを触媒としてア
ルコール中で反応を行ない、フェニル酢酸エステルと共
にフェニルアセトアルデヒドを得る方法(特開昭59−
95020号公報)が報告されている。
ルコール中で反応を行ない、フェニル酢酸エステルと共
にフェニルアセトアルデヒドを得る方法(特開昭59−
95020号公報)が報告されている。
従来の技術のうちジコバルトオクタカルボニルを触媒と
して用いる方法はすべて100〜200〜/ an”と
いう高圧下で反応を行なうため装置に負担がかかるほか
、触媒量が多いことや、ニトリルや酸アミドなと比較的
り価で特殊な試剤を用いるなどの欠点があった。韮だコ
バルトテトラカルボニルアニオンを用いるアルコール中
で反応を行なう方法は低圧下で反応が進むものの沸点の
近接したフェニル酢酸エステルを副生ずるため、それを
分離するための操作を必要としていた。
して用いる方法はすべて100〜200〜/ an”と
いう高圧下で反応を行なうため装置に負担がかかるほか
、触媒量が多いことや、ニトリルや酸アミドなと比較的
り価で特殊な試剤を用いるなどの欠点があった。韮だコ
バルトテトラカルボニルアニオンを用いるアルコール中
で反応を行なう方法は低圧下で反応が進むものの沸点の
近接したフェニル酢酸エステルを副生ずるため、それを
分離するための操作を必要としていた。
本発明者は、これらの問題点を解決するため鋭意研究の
結果、本発明に到達したものである。
結果、本発明に到達したものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち本発明は、アリールハロゲン化メチルを塩基性物質
、触媒および溶媒の存在下、−酸化炭素および水素と反
応させてアリールアセトアルデヒドを合成するに際し、
触媒としてコバルトテトラカルボニルアニオンのアセト
ン溶液を、溶媒として芳香族炭化水素を、用いて、 該アリールハロゲン化メチルを反応系に分割添加するこ
とを特徴とするアリールアセトアルデヒドの合成法であ
る。
、触媒および溶媒の存在下、−酸化炭素および水素と反
応させてアリールアセトアルデヒドを合成するに際し、
触媒としてコバルトテトラカルボニルアニオンのアセト
ン溶液を、溶媒として芳香族炭化水素を、用いて、 該アリールハロゲン化メチルを反応系に分割添加するこ
とを特徴とするアリールアセトアルデヒドの合成法であ
る。
本発明に用いるアリールハロゲン化メチルは置換または
無置換ベンジルハライドである。このうちハロゲンか塩
素原子であるものが経済的であり好才しい。具体的には
ベンジルクロライド、0−2m−又はp−クロルペンシ
ルクロライド、0−2m−又はp−メチルベンジルクロ
ライド、0−9m−又はp−メトキシベンジルクロライ
ド、p−ターシャリブチルベンジルクロライド、o−、
m−又はp〜ヒドロキシベンジルクロライドなどである
。
無置換ベンジルハライドである。このうちハロゲンか塩
素原子であるものが経済的であり好才しい。具体的には
ベンジルクロライド、0−2m−又はp−クロルペンシ
ルクロライド、0−2m−又はp−メチルベンジルクロ
ライド、0−9m−又はp−メトキシベンジルクロライ
ド、p−ターシャリブチルベンジルクロライド、o−、
m−又はp〜ヒドロキシベンジルクロライドなどである
。
これらのアリールハロゲン化メチルを用いれは、生成物
としてそれぞれフェニルアセトアルデヒド、o−、m−
又はp−クロルフェニルアセトアルデヒド、o−、m−
又はp−メチルフェニルアセトアルデヒド、o−、m−
又はp−メトキシフェニルアセトアルデヒド、p−ター
シャリブチルフェニルアセトアルデヒド、o−、m−又
はp−ヒドロキシアセトアルデヒドなとが得られる。
としてそれぞれフェニルアセトアルデヒド、o−、m−
又はp−クロルフェニルアセトアルデヒド、o−、m−
又はp−メチルフェニルアセトアルデヒド、o−、m−
又はp−メトキシフェニルアセトアルデヒド、p−ター
シャリブチルフェニルアセトアルデヒド、o−、m−又
はp−ヒドロキシアセトアルデヒドなとが得られる。
塩基性物質としては、アルカリ又はアルカリ土類金属の
水酸化物、酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、アルカリ金蝿す
アルコラート、有機酸のアルカリ金属塩、アンモニウム
塩及びアンモニア、アミンか用いられる。これらのうち
、アルカリ又はアルカリ土類金属の炭酸塩、亜炭酸塩が
より好適に用いられる。具体的には炭酸ソーダ炭酸カリ
ウム、炭酸水素す) IJウム、炭酸水素カリウムなど
である。また、必要に応じて力性ソーダ、力性カリなど
のアルカリ金属水酸化物、ナトリウムメチラート、カリ
ウムメチラートなどのアルコラードがこれらと組合わせ
て用いられる。これら塩基性物質(7)使用量はアリー
ルハロゲン化メチルに対し、化学量論量の0.5〜1.
5倍、好ましくは0.8〜1.2倍である。
水酸化物、酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、アルカリ金蝿す
アルコラート、有機酸のアルカリ金属塩、アンモニウム
塩及びアンモニア、アミンか用いられる。これらのうち
、アルカリ又はアルカリ土類金属の炭酸塩、亜炭酸塩が
より好適に用いられる。具体的には炭酸ソーダ炭酸カリ
ウム、炭酸水素す) IJウム、炭酸水素カリウムなど
である。また、必要に応じて力性ソーダ、力性カリなど
のアルカリ金属水酸化物、ナトリウムメチラート、カリ
ウムメチラートなどのアルコラードがこれらと組合わせ
て用いられる。これら塩基性物質(7)使用量はアリー
ルハロゲン化メチルに対し、化学量論量の0.5〜1.
5倍、好ましくは0.8〜1.2倍である。
触媒はコバルトテトラカルボニルアニオンのアセトン溶
液が用いられる。これは例えは、コバルトテトラカルボ
ニルアニオンを存在させたアセトン溶媒中でコバルト塩
、−酸化炭素および水素を反応させる公知の技術により
生成させることができる(特公昭57−32007号公
報、特開昭55−27845号公@)。この形態の触媒
を用いることにより大幅な圧力の緩和が可能となる。
液が用いられる。これは例えは、コバルトテトラカルボ
ニルアニオンを存在させたアセトン溶媒中でコバルト塩
、−酸化炭素および水素を反応させる公知の技術により
生成させることができる(特公昭57−32007号公
報、特開昭55−27845号公@)。この形態の触媒
を用いることにより大幅な圧力の緩和が可能となる。
触媒の使用量は原料のアリール/’%ロデン化メチルに
対してl/s〜V100のモル比か好才しい。
対してl/s〜V100のモル比か好才しい。
溶媒は芳・香族炭化水素を使用する。このうち、生成す
るアリールアセトアルデヒドき沸点差の大きく分離性の
良いものが好ましい。具体的にはベンゼン、トルエン、
キシレン、エチルベンゼン、クメンジチルベンゼンなど
である。溶媒の使用量はアリールハロゲン化メチルに対
して0.5倍モル引上、奸才しくけ0.8〜5倍モル、
さらに好ましくは1.0〜2.5倍モルである。丈た初
期に溶媒中に含まれる水分が少ない場合はあまり問題は
無いが、多量であると反応速度および生産性の低下を招
くため溶・媒に対して10鍬量%より少ない景が好まし
い。芳香族炭化水素が反応に有利に働く理由は例えはア
リールアセトアルデヒドの生成に必要な水素め゛浴解度
が増すなどの効果によるものと思われる。
るアリールアセトアルデヒドき沸点差の大きく分離性の
良いものが好ましい。具体的にはベンゼン、トルエン、
キシレン、エチルベンゼン、クメンジチルベンゼンなど
である。溶媒の使用量はアリールハロゲン化メチルに対
して0.5倍モル引上、奸才しくけ0.8〜5倍モル、
さらに好ましくは1.0〜2.5倍モルである。丈た初
期に溶媒中に含まれる水分が少ない場合はあまり問題は
無いが、多量であると反応速度および生産性の低下を招
くため溶・媒に対して10鍬量%より少ない景が好まし
い。芳香族炭化水素が反応に有利に働く理由は例えはア
リールアセトアルデヒドの生成に必要な水素め゛浴解度
が増すなどの効果によるものと思われる。
反応の方法は原料のアリールハロゲン化メチルを反応系
に分割添加する方法が用いられる。この方法を用いるこ
とにより反応系の定常状態におけるPHを6〜8に維持
し、低すぎる−による触媒の失格および高すぎるPHに
よる生成アリールアセトアルデヒドの縮合、継合などの
副反応を抑制するこさかできる。さらに反応熱による発
熱を制御できるという操作上の利点も有する。この方法
は上記pH範囲を維持するならば埋続的あるいは1@続
的いずれの方式を用いてもかまわないか、例えば連続的
に分館する。鴨合は、全・才を連続分添しても\あらか
じめ全体のl/4計程度を仕込んでおき残りを分添して
もよい。分添時間は6〜8時間が反応速度およびアリー
ルアセトアルデヒドの安定性の点から好ましく、分添終
了後さらに2〜6時間反応を継続して熟成させる。また
補助的に力性ソーダ、アルコラードなどの強塩基を少量
ずつ添加してpHをコントロールしながら行なっても良
い。
に分割添加する方法が用いられる。この方法を用いるこ
とにより反応系の定常状態におけるPHを6〜8に維持
し、低すぎる−による触媒の失格および高すぎるPHに
よる生成アリールアセトアルデヒドの縮合、継合などの
副反応を抑制するこさかできる。さらに反応熱による発
熱を制御できるという操作上の利点も有する。この方法
は上記pH範囲を維持するならば埋続的あるいは1@続
的いずれの方式を用いてもかまわないか、例えば連続的
に分館する。鴨合は、全・才を連続分添しても\あらか
じめ全体のl/4計程度を仕込んでおき残りを分添して
もよい。分添時間は6〜8時間が反応速度およびアリー
ルアセトアルデヒドの安定性の点から好ましく、分添終
了後さらに2〜6時間反応を継続して熟成させる。また
補助的に力性ソーダ、アルコラードなどの強塩基を少量
ずつ添加してpHをコントロールしながら行なっても良
い。
ると反応が迅速に進まないため、60〜80°C1好ま
しくは45〜70℃が適切である。
しくは45〜70℃が適切である。
反応圧力は本発明の触媒と溶媒の癌択により、2〜50
〜/cIIL2の緩和さ・れた範囲で十分であるが、好
ましくは2〜30 )Cy / cm2であり特に奸才
しくは5〜151C!l / c1/L2である。さら
lこ9.5 kg/61r12以下でも反応が進むため
、装置上非常に有利である。
〜/cIIL2の緩和さ・れた範囲で十分であるが、好
ましくは2〜30 )Cy / cm2であり特に奸才
しくは5〜151C!l / c1/L2である。さら
lこ9.5 kg/61r12以下でも反応が進むため
、装置上非常に有利である。
れるが金敷の不活性ガスを含んでいても差しつかえない
。−酸化炭素/水素のモル比は20/1〜1/1o1好
ましくは10/1〜l/8である。さらに本発明は炭酸
ガスを発生する塩基を、多くの場合に、用いるので混合
ガスを流通し、−酸化炭素および水素の分圧を低下させ
ない様tこする。
。−酸化炭素/水素のモル比は20/1〜1/1o1好
ましくは10/1〜l/8である。さらに本発明は炭酸
ガスを発生する塩基を、多くの場合に、用いるので混合
ガスを流通し、−酸化炭素および水素の分圧を低下させ
ない様tこする。
反応終了後は空気酸化等により触媒分解を行ない、抽出
蒸留などの一般的方法で目的生成物を得ることかできる
。
蒸留などの一般的方法で目的生成物を得ることかできる
。
以下、実施例−こよりさらに具体的に本発明を説明する
。
。
実施例1
54I’)攪拌器及びPHメーター付のステンレススチ
ール製オートクレーブにトルエン552I(6,0モル
)、炭酸ソーダ214 、F (2,0モル)及びコバ
ルトテトラカルボニルアニオンのアセト−〇〇 ン浴液34 (3ml (Co(得)+ 54.7 ’
!l含有)を仕込み、−酸化炭素/水素=1/1の混合
ガスで反応器内を置換した後、外温60℃、圧力9.5
#/crtt2で混合ガスを401/I−]rの流速で
f流通させながら、ベンジルクロライド506 ! (
4,”0モル)を4時間のうちに連に%’r的に分割添
加し、その後6時間反応させた。反応開始時の…は9.
5であり1゜4.7時間後のPHはそれぞれ6.3、b
、6.4.2であった。反応終了後、反応液を抜き出し
たところスラリーを含む均−液であった。ガスクロマト
グラフにて分析したところ、ペンシルクロライドが89
.4%反応しており、フェニルアセトアルデヒドが2.
81モル、選択率78.6%生成していることを認めた
。
ール製オートクレーブにトルエン552I(6,0モル
)、炭酸ソーダ214 、F (2,0モル)及びコバ
ルトテトラカルボニルアニオンのアセト−〇〇 ン浴液34 (3ml (Co(得)+ 54.7 ’
!l含有)を仕込み、−酸化炭素/水素=1/1の混合
ガスで反応器内を置換した後、外温60℃、圧力9.5
#/crtt2で混合ガスを401/I−]rの流速で
f流通させながら、ベンジルクロライド506 ! (
4,”0モル)を4時間のうちに連に%’r的に分割添
加し、その後6時間反応させた。反応開始時の…は9.
5であり1゜4.7時間後のPHはそれぞれ6.3、b
、6.4.2であった。反応終了後、反応液を抜き出し
たところスラリーを含む均−液であった。ガスクロマト
グラフにて分析したところ、ペンシルクロライドが89
.4%反応しており、フェニルアセトアルデヒドが2.
81モル、選択率78.6%生成していることを認めた
。
比較例1
実施例1と同様であるが
触媒としてジコバルトオクタカルボニルC02(Co)
Eを57.4.9用いて反応を行なった。反応終了後、
反応液を分析したところベンジルクロ、ライドの皮包 応串は55.2%、フェニルアセトアルデヒドの選択率
は8.0%であった。
Eを57.4.9用いて反応を行なった。反応終了後、
反応液を分析したところベンジルクロ、ライドの皮包 応串は55.2%、フェニルアセトアルデヒドの選択率
は8.0%であった。
実施例2
実施例1と同様であるが、反応中に炭酸ソーダえ
に加4カセイソーダの水溶液(60%カセイソーダ溶液
)を分添しpl(を6.1〜6.5に維持し反応を行な
った。反応終了後、反応液を抜出したところスラリーを
含む均−液であり、分析したところベンジルクロライド
の反応率は95.1%、フェニルアセトアルデヒドの選
択率は79.0%であった。
)を分添しpl(を6.1〜6.5に維持し反応を行な
った。反応終了後、反応液を抜出したところスラリーを
含む均−液であり、分析したところベンジルクロライド
の反応率は95.1%、フェニルアセトアルデヒドの選
択率は79.0%であった。
実施例6
実施例1と同様であるが、塩基として炭酸水素す) I
Jウム269 g(3,2モル)を用い、反応中に炭酸
水素ナトリウムに加えカセイソーダの水浴液を分添し、
PHを4.6〜4.6に維持し反応を行なった。反応終
了後、反応液を分析したところベンジルクロライドの反
応率は88.7%、フェニルアセトアルデヒドの選択率
は77.7%であった。
Jウム269 g(3,2モル)を用い、反応中に炭酸
水素ナトリウムに加えカセイソーダの水浴液を分添し、
PHを4.6〜4.6に維持し反応を行なった。反応終
了後、反応液を分析したところベンジルクロライドの反
応率は88.7%、フェニルアセトアルデヒドの選択率
は77.7%であった。
比較例2
実施例1と同様であるか、塩基として炭酸水素ナトリウ
ム202g(24モル)を用いて反応を行なった。反応
液の−は反応開始時は4.8であったが1時間後には2
.6に低下し、反応終了時は1.8であった。反応液を
抜出して分析したところベンジルクロライドの反応率は
45.7%、フェニルアセトアルデヒドの選択率は26
.7%であった。
ム202g(24モル)を用いて反応を行なった。反応
液の−は反応開始時は4.8であったが1時間後には2
.6に低下し、反応終了時は1.8であった。反応液を
抜出して分析したところベンジルクロライドの反応率は
45.7%、フェニルアセトアルデヒドの選択率は26
.7%であった。
比較例6
実施例1と同様であるが、ベンジルクロライドを分割添
加せず、初期に一括して仕込み、55°Cにて反応を行
なった。反応系の声は反応開始は5.6であったが、2
時間後に2.5、反応終了時には2.0を示した。反応
液を分析したところベンジルクロライドの反応率は60
.6%、フェニルアセトアルデヒドの選択率は64.5
%だった。
加せず、初期に一括して仕込み、55°Cにて反応を行
なった。反応系の声は反応開始は5.6であったが、2
時間後に2.5、反応終了時には2.0を示した。反応
液を分析したところベンジルクロライドの反応率は60
.6%、フェニルアセトアルデヒドの選択率は64.5
%だった。
実施例4
実施例1と同様であるが、畠媒としてキシレン552
# (5,2モル)を用いて反応を行なった。
# (5,2モル)を用いて反応を行なった。
反応液を分析したと仁ろ、ベンジルクロライドの反応’
4は85.0%、フェニルアルデヒドの選択率は74.
5%だった〇 比較例4 実施例1と同様であるが、溶媒としてアセトン552
、f (9,5モル)を用いて反応を行なった。
4は85.0%、フェニルアルデヒドの選択率は74.
5%だった〇 比較例4 実施例1と同様であるが、溶媒としてアセトン552
、f (9,5モル)を用いて反応を行なった。
反応液を分析したところ、ベンジルクロライドの反応率
は78.9%、フェニルアセトアルデヒドの選択率は6
4.9%だった。
は78.9%、フェニルアセトアルデヒドの選択率は6
4.9%だった。
比較例5
実施例1と同様であるが、溶媒としてn−ヘキサン55
2 # (6,4モル)を用いて反応を行なった。反応
液を分析したところベンジルクロライドの反応率は85
.7%、フェニルアセトアルデヒドの選択率は46.4
%だった。
2 # (6,4モル)を用いて反応を行なった。反応
液を分析したところベンジルクロライドの反応率は85
.7%、フェニルアセトアルデヒドの選択率は46.4
%だった。
実施例5
実施例1と同様であるが、初期反応系に水分濃度が4%
になる様に水を添加して反応を行なった。
になる様に水を添加して反応を行なった。
反応終了後反応液を分析したところ、ベンジルクロライ
ドの反応率は86.6%、フェニルアセトアルデヒドの
選択率は70.2%だった。
ドの反応率は86.6%、フェニルアセトアルデヒドの
選択率は70.2%だった。
実施例6
実施例1と同様であるが、圧力25〜/cIIL2で混
合ガスを20 l / Hrの流速で流通させながら反
応を行なった。ベンジルクロライドの反応率は96.6
%、フェニルアセトアルデヒrの選択率は82.4%で
あった。
合ガスを20 l / Hrの流速で流通させながら反
応を行なった。ベンジルクロライドの反応率は96.6
%、フェニルアセトアルデヒrの選択率は82.4%で
あった。
実施例7
実施例1と同様であるが、混合ガスとして一酸化炭素が
素=1/6のガスを用いて反応を行なった。ベンジルク
ロライドの反応率は96.1%、フェニルアセトアルデ
ヒドの選択率は80.1%であった。
素=1/6のガスを用いて反応を行なった。ベンジルク
ロライドの反応率は96.1%、フェニルアセトアルデ
ヒドの選択率は80.1%であった。
実施例8
2.0ノの攪拌器付ステンレススチール製オートクレー
ブにトルエン530 g (5,8モル)、炭酸ソーダ
i 07 gc i、oモル)及びコバルトテトラカル
ボニルアニオンのアセトン溶Q174mO (Co−(和)427.59含有)を仕込み、−酸化炭
素/水素=1/1の混合ガスで反応器内を置換した後、
外温60℃、圧力9.5皓/cIIL2で混合ガスを3
01 / arの流速で流通させながら、ベンジルブロ
マイド34211(2,0モル)を4時間のうちに連続
的に分割添加し、その後3時間反応させた。反応終了後
、反応液を分析したところベンジルブロマイド90.1
%反応しており、フェニルアセトアルデヒドが2.78
モル(選択率77.1%)生成していた。
ブにトルエン530 g (5,8モル)、炭酸ソーダ
i 07 gc i、oモル)及びコバルトテトラカル
ボニルアニオンのアセトン溶Q174mO (Co−(和)427.59含有)を仕込み、−酸化炭
素/水素=1/1の混合ガスで反応器内を置換した後、
外温60℃、圧力9.5皓/cIIL2で混合ガスを3
01 / arの流速で流通させながら、ベンジルブロ
マイド34211(2,0モル)を4時間のうちに連続
的に分割添加し、その後3時間反応させた。反応終了後
、反応液を分析したところベンジルブロマイド90.1
%反応しており、フェニルアセトアルデヒドが2.78
モル(選択率77.1%)生成していた。
実施例9
実施例8と同様であるが、原料としてp−メトキシベン
ジルクロライド313 g (2,0モル)を用′いて
反応を行なった。反応終了後、反応液を分析したところ
、p−メトキシベンジルクロライドの反応率は81.3
%でありp−メトキシフェニルアセトアルデヒドが74
.7%選択率で生成していた。
ジルクロライド313 g (2,0モル)を用′いて
反応を行なった。反応終了後、反応液を分析したところ
、p−メトキシベンジルクロライドの反応率は81.3
%でありp−メトキシフェニルアセトアルデヒドが74
.7%選択率で生成していた。
実施例10
実施例8と同様であるが、原料として0−クロルベンジ
ルクロライド322 g (2,0モル)ヲ用いて反応
を行なった。反応終了後、反応液を分析したところ、0
−クロルベンジルクロライドの反応率は8586%であ
り、0−クロルフェニルアセトアルデヒドが69.5%
の選択率で生成していた。
ルクロライド322 g (2,0モル)ヲ用いて反応
を行なった。反応終了後、反応液を分析したところ、0
−クロルベンジルクロライドの反応率は8586%であ
り、0−クロルフェニルアセトアルデヒドが69.5%
の選択率で生成していた。
本発明によれば極めて温和な条件でしかも収率良くアリ
ールアセトアルデヒドが得られる。
ールアセトアルデヒドが得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 アリールハロゲン化メチルを塩基性物質、触媒および溶
媒の存在下、一酸化炭素および水素と反応させてアリー
ルアセトアルデヒドを合成するに際し触媒として コバルトテトラカルボニルアニオンのアセトン溶液を、
溶媒として芳香族炭化水素を、用いて該アリールハロゲ
ン化メチルを反応系に分割添加することを特徴とするア
リールアセトアルデヒドの合成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59150317A JPS6130547A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | アリ−ルアセトアルデヒドの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59150317A JPS6130547A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | アリ−ルアセトアルデヒドの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6130547A true JPS6130547A (ja) | 1986-02-12 |
Family
ID=15494378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59150317A Pending JPS6130547A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | アリ−ルアセトアルデヒドの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6130547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010168320A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | モノスルホン酸エステルの製造方法 |
-
1984
- 1984-07-19 JP JP59150317A patent/JPS6130547A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010168320A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | モノスルホン酸エステルの製造方法 |
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