JPS6130482A - 船舶の錨鎖からみ防止装置 - Google Patents
船舶の錨鎖からみ防止装置Info
- Publication number
- JPS6130482A JPS6130482A JP15249084A JP15249084A JPS6130482A JP S6130482 A JPS6130482 A JP S6130482A JP 15249084 A JP15249084 A JP 15249084A JP 15249084 A JP15249084 A JP 15249084A JP S6130482 A JPS6130482 A JP S6130482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ship
- anchor
- anchor chains
- sound wave
- angles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は船舶の錨鎖からみ防止装置に関するものである
。
。
従来技術
一般に、船舶の錨泊時には2本の錨が用いられるが、こ
うした双錨泊又は二錨泊時に潮流や風等による外力の向
きが変化すると、投錨時の船体と錨との相対位置が変化
し、自船の錨鎖同士のからみが起こるケースがある。
うした双錨泊又は二錨泊時に潮流や風等による外力の向
きが変化すると、投錨時の船体と錨との相対位置が変化
し、自船の錨鎖同士のからみが起こるケースがある。
こうした錨鎖同士のからみが一旦発生すると回復するこ
とが難しい上に、錨や錨鎖の把駐力が極端に低下し、走
錨する等の事故が生じることがあった。
とが難しい上に、錨や錨鎖の把駐力が極端に低下し、走
錨する等の事故が生じることがあった。
この発明が解決すべき問題点
このため、船舶の錨泊時には錨鎖からみを未然に防止す
ることが安全確保の点から必要なことではあるが、これ
まで錨鎖のからみが起こり得る状態を事前に検出する手
段が存在せず自船の錨鎖同士のからみを防止することが
できなかった。
ることが安全確保の点から必要なことではあるが、これ
まで錨鎖のからみが起こり得る状態を事前に検出する手
段が存在せず自船の錨鎖同士のからみを防止することが
できなかった。
そこで、本考案は船舶の錨泊時において、錨鎖のからみ
が起こり得る危険な状態を的確に検出して、錨鎖からみ
の発生を未然に防止して船舶の安全な錨泊を可能とする
船舶の錨鎖からみ防止装置を提供することを目的とする
。
が起こり得る危険な状態を的確に検出して、錨鎖からみ
の発生を未然に防止して船舶の安全な錨泊を可能とする
船舶の錨鎖からみ防止装置を提供することを目的とする
。
問題点を解決するための手段
本発明による船舶の錨鎖からみ防止装置は、双方の錨鎖
先端の錨付近に設置された計2個の音波発信器と、船舶
本体に装備きれた音波発信器と、この音波受信器で受診
された音波信号から船舶本体と前記2個の錨とで形成す
る角度を算出する演算制御部とを備え、算出された角度
から錨鎖からみの危険性があると判断した場合は主機関
等の船体制御装置を作動させ、未然に錨鎖からみを防止
する点に特徴がある。
先端の錨付近に設置された計2個の音波発信器と、船舶
本体に装備きれた音波発信器と、この音波受信器で受診
された音波信号から船舶本体と前記2個の錨とで形成す
る角度を算出する演算制御部とを備え、算出された角度
から錨鎖からみの危険性があると判断した場合は主機関
等の船体制御装置を作動させ、未然に錨鎖からみを防止
する点に特徴がある。
実施例
以下、図示する本発明の実施例により説明する。
第1図に本装置を採用した船舶の概略図、2図に制御ブ
ロック図を示した。
ロック図を示した。
船舶Sから繰り出された2本の錨鎖c、 c’ の先端
には各々錨A、A’が取付けられており、これら錨鎖c
、 c’ の錨A、A’取付部付近には音波発信器1,
1゛が設置されている。この音波発信器1.1゛は各々
異なる単一周波数の音波を発信するビン、ガー等の音波
発信器であり、ニッケルカドミウム電池等を電源として
海中に投入されると作動する。
には各々錨A、A’が取付けられており、これら錨鎖c
、 c’ の錨A、A’取付部付近には音波発信器1,
1゛が設置されている。この音波発信器1.1゛は各々
異なる単一周波数の音波を発信するビン、ガー等の音波
発信器であり、ニッケルカドミウム電池等を電源として
海中に投入されると作動する。
また、船舶Sの船底には受信波長に比べて充分に狭い間
隔で並べられた受波素子からなる受波器2が装備されて
いる。この受波器2は所定のタイミング毎に受波帯域を
フィルタ等で選別して前記音波発信器1.1′からの音
波を交互に受信する。
隔で並べられた受波素子からなる受波器2が装備されて
いる。この受波器2は所定のタイミング毎に受波帯域を
フィルタ等で選別して前記音波発信器1.1′からの音
波を交互に受信する。
受波器2の出力側には信号処理部3が接続されており、
受波器2で受信された音波発信器1.1”からの受信波
の位相差を計測して各々の音源方向、音波発信器1.1
”の方向を探知する。
受波器2で受信された音波発信器1.1”からの受信波
の位相差を計測して各々の音源方向、音波発信器1.1
”の方向を探知する。
さらに、信号処理部3は船舶の船体中心線C11、と各
音波発信器1.1’、すなわち錨A、A″位置方向との
なす角θp、θSを算出して演算装置4に出力する。
音波発信器1.1’、すなわち錨A、A″位置方向との
なす角θp、θSを算出して演算装置4に出力する。
演算装置4には表示部5と船体制御装置制御部6とが接
続されており、前記算出した角度θp、θSを表示部5
に表示する。さらに、演算装置4は予め設定された゛予
知判断基準角度に対して角度θp。
続されており、前記算出した角度θp、θSを表示部5
に表示する。さらに、演算装置4は予め設定された゛予
知判断基準角度に対して角度θp。
θSを比較し、予知判断基準角度を超えると錨鎖からみ
の危険があると判断して表示部5に警報表示を行う。こ
れと同時に、演算装置4は船体制御装置制御部6に制御
信号を出力して主機関等を調整し、錨鎖からみの危険が
ない角度θp、θSまで船舶S位置を移動させる。
の危険があると判断して表示部5に警報表示を行う。こ
れと同時に、演算装置4は船体制御装置制御部6に制御
信号を出力して主機関等を調整し、錨鎖からみの危険が
ない角度θp、θSまで船舶S位置を移動させる。
これら信号処理部3、演算装置4、表示部5及び船体制
御装置制御部6はワン・ユニットとして船舶S上に設置
され、又錨鎖からみの予知判断基準としてθp或いはと
θSの角度を180°とし、それの近傍になると錨鎖C
1C″がからまない様船体を制御する。
御装置制御部6はワン・ユニットとして船舶S上に設置
され、又錨鎖からみの予知判断基準としてθp或いはと
θSの角度を180°とし、それの近傍になると錨鎖C
1C″がからまない様船体を制御する。
以上の構成において、船舶Sが錨A、 A″を投錨して
寄鍋状態に入ると受波器2は音波発信器1゜1゛からの
音波を受信する。信号処理部3は受波器2で受信した音
波の位相差から音源方向を探知して、幅位置方向から角
度θp、θS検出して演算装置4に出力する。
寄鍋状態に入ると受波器2は音波発信器1゜1゛からの
音波を受信する。信号処理部3は受波器2で受信した音
波の位相差から音源方向を探知して、幅位置方向から角
度θp、θS検出して演算装置4に出力する。
演算装置4は角度θp、θSの値を表示部5に表示する
と共に錨鎖からみが起こるかどうかを判断し、もしから
みの危険性がある場合には船体制御方法を演算する。こ
の演算装置4での演算結果は船体制御装置制御部6に入
力され、船体制御装置制御部6は主機関等に信号を出力
して錨鎖からみ未然に防止するよう船体運動を制御する
。
と共に錨鎖からみが起こるかどうかを判断し、もしから
みの危険性がある場合には船体制御方法を演算する。こ
の演算装置4での演算結果は船体制御装置制御部6に入
力され、船体制御装置制御部6は主機関等に信号を出力
して錨鎖からみ未然に防止するよう船体運動を制御する
。
発明の効果
本発明による船舶の錨鎖からみ防止装置実施例は以上の
通りであり次に述べる効果を挙げることができる。
通りであり次に述べる効果を挙げることができる。
船舶の錨泊時において、錨鎖のからみが起こり得る危険
な状態を的確に検出して、錨鎖からみの発生を未然に防
止して船舶の安全な錨泊を可能とする。
な状態を的確に検出して、錨鎖からみの発生を未然に防
止して船舶の安全な錨泊を可能とする。
第1図は本発明の実施例を示す船舶の概略図、第2図は
制御ブロック図である。 1.1″・・・音波発信器、2・・・受波器、3・・・
信号処理部、4・・・演算装置、5・・・表示部、6、
・・・船体制御装置制御部、A、 A’ ・・・錨、c
、 c’ ・・・錨鎖、S・・・船舶、C01,・・・
船体中心線。
制御ブロック図である。 1.1″・・・音波発信器、2・・・受波器、3・・・
信号処理部、4・・・演算装置、5・・・表示部、6、
・・・船体制御装置制御部、A、 A’ ・・・錨、c
、 c’ ・・・錨鎖、S・・・船舶、C01,・・・
船体中心線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 船舶から繰り出される2本の錨鎖先端の錨付近に取付け
られて音波を発信する計2個の音波発信器と、 船舶本体に装備されて前記2個の音波発信器からの音波
を受信する受波器と、 当該受波器で受波された前記2個の音波発信器からの音
波信号から前記2個の錨と船舶との角度を算出し、当該
角度が所定値を超えると船舶の駆動部に制御信号を出力
して船体位置を修正する演算制御部とを備えたことを特
徴とする船舶の錨鎖からみ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15249084A JPH0229558B2 (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | Senpakunobyosakaramiboshisochi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15249084A JPH0229558B2 (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | Senpakunobyosakaramiboshisochi |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6130482A true JPS6130482A (ja) | 1986-02-12 |
JPH0229558B2 JPH0229558B2 (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=15541609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15249084A Expired - Lifetime JPH0229558B2 (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | Senpakunobyosakaramiboshisochi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0229558B2 (ja) |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP15249084A patent/JPH0229558B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0229558B2 (ja) | 1990-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3973518B1 (en) | Anchor monitor | |
EP3889028B1 (en) | Mooring line monitoring system, mooring management system, mooring line monitoring method, and mooring management method | |
US10155569B2 (en) | Swivel for mooring arrangement having an electric power generator which converts relative rotation between two elements into electric power | |
US9460607B2 (en) | System for detecting tensile force of guy rope in pneumatic fender and pneumatic fender | |
EP0174189B1 (en) | Automatic anchor watching control system | |
US3956742A (en) | Mooring load sensor | |
JPS6130482A (ja) | 船舶の錨鎖からみ防止装置 | |
GB2610328A (en) | Anchor monitor | |
JP4798346B2 (ja) | 係船管理支援システム | |
KR20110035326A (ko) | Fsru와 lngc 간의 안전 정박 유지 제어 시스템 | |
US12103648B2 (en) | Boat anchor monitoring system | |
JPS60161575A (ja) | 走錨検知法 | |
JPH0256279B2 (ja) | ||
JPH0420838B2 (ja) | ||
WO2017085661A1 (en) | A security system | |
JPH06115485A (ja) | ケーソン監視装置 | |
JPH1116066A (ja) | 監視システム | |
JPS6239711B2 (ja) | ||
KR20050080824A (ko) | 부두에 계류된 선박의 계류 안전성 경보시스템 및 그제어방법 | |
JP2500234B2 (ja) | 荒天航法援助装置 | |
CN110609307B (zh) | 平台相对位置参考系统测试方式 | |
JP2000326891A (ja) | 船舶における報知装置 | |
JPS59221613A (ja) | 船位測定装置 | |
JPH069998B2 (ja) | 乗船者の監視装置 | |
JPH02221815A (ja) | 水中センサの位置検知方法 |