JPS6130410Y2 - - Google Patents

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JPS6130410Y2
JPS6130410Y2 JP1979121513U JP12151379U JPS6130410Y2 JP S6130410 Y2 JPS6130410 Y2 JP S6130410Y2 JP 1979121513 U JP1979121513 U JP 1979121513U JP 12151379 U JP12151379 U JP 12151379U JP S6130410 Y2 JPS6130410 Y2 JP S6130410Y2
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Japan
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JP1979121513U
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JPS55176035U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電流感動素子により線路に流れる電
流が断となつたことを検出して線路開放出力を送
出する線路開放監視回路に関するものである。
従来、不使用線路による誤出力を防止するため
には、一般にセンサ数に合わせて内部回路を変更
するという手段が採られていた。
しかしながら、このような手段においては、セ
ンサ数に合わせて内部回路を変更する必要がある
ので構成が複雑になり経済的でないという欠点が
あつた。
本考案は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的は簡単な構成によつて経済的に有
効である線路開放監視回路を提供することにあ
る。
このような目的を達成するため、本考案は線路
を使用しない場合に線路に流れる電流が断となつ
たことを検出する電流感動素子に対して強制的に
電流を供給するスイツチ手段を備え、このスイツ
チ手段を切換えることにより誤出力の送出を阻止
するようにしたもので、以下、図面に基づき本考
案の実施例を詳細に説明する。
図は本考案による線路開放監視回路の一実施例
を示す回路図で、本考案を非常通報装置に適用し
た場合の一例を示すものである。
まず、本考案の理解を容易にするため、この図
に示す線路開放監視回路を用いた非常通報装置に
ついて説明する。
図において、S1,S2,S3は異常検出用センサと
して所定の窓、ドア、金庫等に配置されたスイツ
チ部で、これら各スイツチ部S1〜S3はそれぞれ定
電圧ダイオードZD1a,ZD1b,ZD1cとスイツチS
a,Sb,Scとの直列回路と、この直列回路にそ
れぞれ並列に接続された定電圧ダイオード
ZD2a,ZD2b,ZD2cとから構成されている。そし
て、この各スイツチ部S1,S2,S3の一端にはそれ
ぞれ線路L1,L2,L3と端子台TERを介して10V
の電源電圧Vcpが供給されるように構成され、他
端はそれぞれ線路L1,L2,L3と端子台TERおよ
び分圧用の抵抗R1,R2,R3を介して接地され、
電源電圧Vcpをそれぞれ分圧する抵抗R1〜R3
定電圧回路とからなる直列回路を構成している。
ここで定電圧ダイオードZD1a〜ZD1cのツエナー
電圧VZ1は3.2V、定電圧ダイオードZD2a〜ZD2c
ツエナー電圧VZ2は6.8Vで、VZ1<VZ2となるよう
に設定される。そして、前記定電圧ダイオード
ZD1aとスイツチSa,ZD1bとSb,ZD1eとSeとの
直列回路は定電圧回路の定電圧降下分を切換える
スイツチング手段を構成している。
CMP1,CMP2は基準電圧と入力電圧を比較す
る比較器で、これらは前記電源電圧Vcpを分圧す
る抵抗R1〜R3と定電圧回路とからなる直列回路
による分圧電圧が前記スイツチング手段が作動し
たときの電圧であるときに通報出力を送出する電
圧比較部COMPを構成している。TM1,TM2
タイマ回路、G1は比較器CMP1の出力とタイマ
TM2より出力を入力とするノアゲート回路、G2
は比較器CMP2の出力とノアゲート回路G3の出力
を入力とするナンドゲート回路である。
OUT1は発報出力を送出する出力端子で、この
出力端子OUT1に得られる発報出力は、例えば自
動ダイヤル装置を起動し、電話回線を利用して特
定の個所、すなわちセンサー側または警察などへ
予め録音されたメツセージを送出するように構成
されている。また、OUT2は線路障害出力を送出
する出力端子で、この出力端子OUT2に得られる
線路障害出力はブザー等を鳴動させて線路障害で
あることを報知するように構成されている。な
お、VDDは電源で、この電源DDの電圧は12Vに設
定されている。
さて、本考案は次のように実施される。
K1,K2,K3はスイツチ、Tr1,Tr2,Tr3はト
ランジスタで、これらは前記ノアゲート回路G3
と共に、前記線路L1〜L3に流れる電流を常時監
視し電流断となつたときに線路開放出力を送出す
る線路開放監視回路Supを構成している。ここ
で、スイツチK1〜K3はロツクタイプのもので、
このスイツチK1〜K3は端子台TERから余分なス
イツチ部S1〜S3を抜いて除外したとき、線路障害
出力を誤送出しないようにスイツチ部S1〜S3にそ
れぞれ対応するトランジスタTr1〜Tr3に強制的
にベース電流を流し、そのトランジスタをオン状
態に移行せしめるために設けたものである。そし
て、この線路開放監視回路Supは線路L1〜L3が断
線事故を起こすと、この線路系にそれぞれ接続さ
れたトランジスタTr1〜Tr3がオン状態からオフ
状態に移行するように構成されている。
すなわち、この線路開放監視回路Supは、線路
を使用しない場合に電流感動素子であるトランジ
スタTr1〜Tr3に対して強制的に電流を供給する
スイツチ手段を備え、このスイツチ手段を切換え
ることにより誤出力の送出を阻止するように構成
されている。なお、このスイツチK1〜K3をノン
ロツクタイプのスイツチで構成し、サイリスタを
トリガしたり、RSラツチを反転させてその出力
により半導体スイツチング素子を導通させるよう
にしてもよい。
つぎにこの図に示す実施例の動作を説明する。
まず、定常状態においては線路L1〜L3にそれぞ
れ定電圧ダイオードZD2a〜ZD2eが挿入している
ため、分割電圧V1〜V3は V1〜V3=Vcp−VZ2 (3.2V=10V−6.8V) で、3.2Vなる値を示している。そして、比較器
CMP1は V1〜V3>Vcp−VZ2 にならない限り、オン(出力が“0”)にならな
いように設定されているので、オフ状態、すなわ
ち出力が“1”に保たれている。また比較器
CMP2は V1〜V3>Vcp−VZ1 にならない限り、オン(出力が“0”)にならな
い電圧値に調節されているので、オフ状態、すな
わち出力が“1”状態を保持している。
一方、タイマTM1は誤つてスイツチ部S1〜S3
動作したときに発報することを防止するために設
けたものであり、その時定数は例えば1Sに設定
され、ある一定時間(この実施例においては1
S)以上スイツチ部S1〜S3が動作しないと出力端
子OUT1に得られる発報出力が“1”にならな
い。また、タイマTM2は線路L1〜L3の瞬断やノ
イズによつて線路障害信号が出ないように保護し
ているもので、タイマTM1の時定数より小さ
く、この実施例においては300msに設定されてい
る。
つぎに、スイツチ部S1〜S3のいずれかが動作す
ると、この動作したスイツチ部のスイツチの閉成
とツエナー電圧VZ1の定電圧ダイオードの直列回
路が形成され、分割電圧V1〜V3、例えば分割電
圧V1は V1=Vcp−VZ1(6.8V=10V−3.2V)になり、
VZ1<VZ2の関係から比較器CMP1はオンの状態に
移行し、その出力は“1”から“0”となり、こ
の比較器CMP1の出力を入力とするノアゲートG1
の一方の入力は“1”から“0”になるため、そ
の出力は“0”から“1”になり、したがつて、
発報出力はタイマTM1の時定数に定まる一定時
間後に“0”から“1”に変わる。この場合、ノ
アゲートG1の他方の入力は“0”である。この
ようにして得られた発報出力は出力端子OUT1
り外部に送出され、例えば自動ダイヤル装置を起
動してセンター側または警察へ予め録音されたメ
ツセージを送出する。
つぎに、線路L1〜L3の1つが断線すると、断
線した線路系の分圧電圧は零になるので、線路開
放監視回路SUPのこれに対応するトランジスタT
r1〜Tr3のうち1つがオン状態からオフ状態に移
行し、ノアゲート回路G3の出力は“1”から
“0”に変わるので、このノアゲートG3の出力を
入力とするナンドゲートG2の他方の入力は
“1”から“0”になるためその出力は“0”か
ら“1”に変わり、そのナンドゲートG2の出力
はタイマTM2に入力し、タイマTM2の出力はそ
の時定数に定まる一定時間後に“0”から“1”
に変わり、出力端子OUT2に得られる線路障害出
力は“0”から“1”になる。
このように、線路が断線した場合には、一旦ス
イツチK1〜K3を閉じ、順次開けていくことによ
り断線した線路がどの線路であるかを確認するこ
とができる。そして、線路L1〜L3の1つが短絡
した場合には、短絡した線路系の分割電圧V1
V3、例えば分割電圧V1は V1≒Vcp になるため、比較器CMP2はオン条件、すなわち
V1>Vcp−VZ1を満足し、その出力は“1”から
“0”になり、その比較器CMP2の出力を入力と
するナンドゲートG2の一方の入力は“1”から
“0”になるため、その出力は“0”から“1”
になる。そして、このナンドゲートG2の出力は
タイマTM2に入力し、タイマTM2の出力はその
時定数に定まる一定時間後に“0”から“1”に
変わり、線路障害出力が“0”から“1”に変わ
る。このようにして得られた線路の断線または短
絡による線路障害出力は出力端子OUT2より外部
に送出され、ブザー等を鳴動させて線路障害であ
ることを報知する。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、センサ数に合わせて内部回路を変更するなど
の複雑な手段を用いることなく線路を使用する場
合に電流感動素子に対して強制的に電流を供給す
るスイツチ手段を切換えるようにした簡単な構成
によつて、線路を使用しない場合において誤出力
の送出を阻止することができるので、実用上の効
果は極めて大である。また、構成の簡素化にとも
なつて経済的に有用であるという点において極め
て有効である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による線路開放監視回路の一実施例
を示す回路図である。 L1〜L3……線路、Tr1〜Tr3……トランジス
タ、K1〜K3……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電流感動素子により線路に流れる電流が断とな
    つたことを検出して線路開放出力を送出する線路
    開放監視回路において、前記線路を使用しない場
    合に前記電流感動素子に対して強制的に電流を供
    給するスイツチ手段を備え、このスイツチ手段を
    切換えることにより誤出力の送出を阻止するよう
    にしたことを特徴とする線路開放監視回路。
JP1979121513U 1979-06-04 1979-09-03 Expired JPS6130410Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979075614U JPS5940709Y2 (ja) 1979-06-04 1979-06-04 通報回路
JP1979121513U JPS6130410Y2 (ja) 1979-06-04 1979-09-03

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JP1979075614U JPS5940709Y2 (ja) 1979-06-04 1979-06-04 通報回路
JP1979121513U JPS6130410Y2 (ja) 1979-06-04 1979-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55176035U JPS55176035U (ja) 1980-12-17
JPS6130410Y2 true JPS6130410Y2 (ja) 1986-09-05

Family

ID=59410625

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979075614U Expired JPS5940709Y2 (ja) 1979-06-04 1979-06-04 通報回路
JP1979121513U Expired JPS6130410Y2 (ja) 1979-06-04 1979-09-03

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979075614U Expired JPS5940709Y2 (ja) 1979-06-04 1979-06-04 通報回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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USD793860S1 (en) 2016-02-01 2017-08-08 Pfizer Inc. Container

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146400A (en) * 1981-03-05 1982-09-09 Nohmi Bosai Kogyo Co Ltd Relay for leaked gas fire alarm system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4996183A (ja) * 1973-01-25 1974-09-11
JPS5390934U (ja) * 1976-12-27 1978-07-25
JPS53124677U (ja) * 1977-03-11 1978-10-04

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USD793860S1 (en) 2016-02-01 2017-08-08 Pfizer Inc. Container

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Publication number Publication date
JPS55176035U (ja) 1980-12-17
JPS55178794U (ja) 1980-12-22
JPS5940709Y2 (ja) 1984-11-19

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